仕事・職場

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FROM 川畑のぶこ

今日は、りんごさん(30代・女性・教員)
のご相談にお答えします。

【Q】私は38歳、夫と子ども3人
(小学生2人、保育園児1人)と
暮らしています。
仕事を今後どうしようか悩んでいます。
 
 
現在は、養護教諭として
小学校で働いています。
  
下の子が小さいので
育短制度を利用させてもらい、
平日5日間、午前中勤務をしています。

 
仕事はやりがいはあるのですが、
健康診断や集団に対しての
保健指導といった行事前になると
強いストレスを感じ、
 
ウツっぽい気持ちや
イライラした気持ち、
行きたくない気持ちを、

いつも大量のチョコやコーヒーで
紛らわして乗り越えています。

いざやってみると、楽しさも感じます。
 
また、臨機応変に対応することが苦手、
あいまいな状態を判断するのも苦手で、

昔は、救急処置も非常に苦痛でしたが、
今はだいぶ慣れてきました。

職場の人間関係は良好で
公務員で安定もしてるので、

いつかフルタイムに戻れば
経済的にも安心だと思っています。

ですが、辞めたい気持ちがあります。

今の職場は、3人目の育休から
復帰する際に異動した所なのですが、

前の学校でフルタイムで働いていた時、
仕事内容の事や、今よりも人間関係が
良くなかったということもあり、
心身消耗という診断で
2ヶ月休みをもらいました。

そして、それより少し前に
実家に帰った時、
仕事が辛いとたまたま父に話したら、

絶対辞めるな、
子どもが可愛くないのかと言われ、
パニックになり、自分で手首を切って
13針縫うことになった事もあります。
 
 
父自身は長年、市役所に勤め、
慎重すぎる性格で仕事のスピードが
遅すぎて、さばききれず
精神的な理由で3度休んだ経験のある人です。

私は小さい頃から、父に性格タイプが
そっくりだと母に言われ続け、育ちました。
母は教育熱心な人でした。

私は小さい頃から
勉強はできたのですが、友達作りが苦手。

それでも、毎年1人か2人
深く関われる友人は作れていたので、
何とか乗りこえられてはいました。

リーダーシップがなく、
それがコンプレックスでした。

なので、仕事は、絶対に人から必要と
される健康分野の仕事で、でも、
病院以外の場所で働こうと思っていました。

子どもと関わるのも好きだったので、
最初はスクールカウンセラーを
考えたのですが、

常勤の採用が少ないという理由で
両親に反対され、養護教諭にしようと
高校生の時に決めました。

養護教諭になるなら
看護師資格もあった方が良いと思い、
大学は看護学部にしたのですが、

そこでは座学はよかったのですが、
実技の練習や実習は苦手でした。

緊張するし、手際も悪いし、
手技のポイントがピンとこないことが多く、
正直、あまり興味ももてなかったです。

精神科に通院しながら卒業し、その後、
赤ちゃんに魅了され、進路変更し、
助産師養成の専門学校に入学したものの、

校風が合わず、リストカットが始まり、
体重も激減、引きこもりになりました。

学校は辞め、その後アルバイトを経て、
勉強し直し、養護教諭になりました。

夫は、子どもたちへの影響を考えると、
絶対にフルタイムに戻って欲しくない
と言っていますが、

安定した公務員の仕事を捨てて
この年齢で仕事をどうするのか考えると
決断できません。

このことで
もう5年ほど悩み続けています。
何かアドバイス頂けるとうれしいです。

【A】とっても真面目で
誠実に生きてこられたりんごさん
なのだなということが窺えます。
 
また、ご両親、
特にお父様の影響があって、
 
何でもコツコツ真面目に
初志貫徹で行うというポリシーが
りんごさんの中に定着されているので、

新しいことに対する変化に
大きな抵抗や不安、恐怖が
あるのかもしれませんね。

私がすごいなと思ったのは、
りんごさん、高校生の時にはもう
養護教諭になると決めていた
ということで、

自分の未来というか、
ミッションがパッと見えることって
私自身もそうですし、
私の周りにもなかなかいなかったので、

りんごさん、すごくしっかりされた方
なんだなというのを感じました。

同時に、しっかりしているからこそ、
ずれたり、曲がったりということに
抵抗がある、嫌だ、ということが
あるのかもしれませんね。

そして、そこが、りんごさんの
人生の課題にもなってくるのかも
しれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、草もちさん(40代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】新卒で今の会社に入って
26年が経ちました。

最近、仕事のやりがいを
感じられなくなってきました。

自分に自信が持てず、
将来の不安に押しつぶされそうです。

同じようなことを続ける毎日に、
何か変化を求めている自分も
いるのですが、
どこに進んでいいのか分かりません。
 
新しい挑戦をする勇気もなく、
自分の能力や価値を
見出せないでいます。

周囲と比べて、自分は何もできない
と感じてしまいます。
 

こんな私でも、新しい道を
切り開くことができるのでしょうか?

どうしたら自己肯定感を高めて、
前向きに未来を見ることが
できるでしょうか?
 
自分の強みや可能性を見つけるために
どんな方法があるのか、
また、他の人と比べずに、
自分のペースで進むコツはあるのか…

自信が持てない自分を変える方法や、
ポジティブな考え方を身につける
コツがあれば、知りたいです。
 
よろしくお願いいたします。

【A】草もちさん、向上心が高くて
素晴らしいですね!

向上心がないと、このような
お悩みは出てこないと思います。

ただ、これも諸刃の刃で、
常に「向上せねば」とやっていると
疲れてしまって、

今の草もちさんのように、
こんな自分には価値がないのでは?
と自己批判するように
なってしまうのですね。

「こんな私でも新しい道を切り開く
 ことができるのでしょうか」

ということに関しては、
答えは「イエス」です。

これは草もちさん次第でも
ありますが、

意識をちょっと変えることで
目の前の現実も
ずいぶん変わってくると思います。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、サクラさん(50代・
女性・デパートのインフォメーション)
のご相談にお答えします。

【Q】いつもメールや動画で励まして頂いております。
ありがとうございます。

私は52才、
8年間勤めたパートを今年に入って辞めて
新たな職場で2ヶ月が経ち、
仕事に慣れてはきたのですが、

先日、40才の先輩Aさんの間違いを
私のせいにされてしまい、
サポートの先輩であるBさんに怒られました。

そのとき、先輩Aさんは震えているように見えたので、
理不尽な出来事だったのにもかかわらず、
私は反論しないで、穏便にしてしまいました。

ですが、気持ちがモヤモヤしてしまったので、
私ではないことをB先輩に伝えました。

すると、理解してはくれましたが、
次の日からそのA先輩の態度が冷たく、
周りの先輩もAさんをかばってばかりで、

サポートの先輩Bさんは
「なんだか嫌な感じ、お祓いお祓い」
と掃除を始めました。

私は、自分は悪くないので平常にして
いますが、モヤモヤが消えません。

どう気持ちを切り換えれば良いか、
教えて頂けましたら幸いです。

【A】デパートのインフォメーションをされている
ということで、女性が多い職場なのでしょうか。

人間関係が複雑で、スカッとしない、爽やかでない、
モヤモヤした状況なのが伝わってきます。

 
サクラさんご自身、新しい職場で
まだ2ヵ月とのこと、

学んできたこと、覚えてきたことを
すんなりできるようになっていくのはこれからで、
まだプレッシャーも多い時期かと思います。

一方、サポートのB先輩にも
「ちゃんと教えなきゃ」という気負いのようなもの
もあると思うんですね。

新しい人が入ってくるというのは、
入った本人はもちろんですが迎える側にも
プレッシャーやストレスがかかることであり、
全体的に人々がイライラしやすい状況ではある
と思います。

そのような状況下で起きた今回のトラブル。
サクラさんにとっては理不尽なことでしたよね。

事態の捉え方はいろいろありますが、
今日は一つ「ネガティブ・ケイパビリティ」という
概念をご紹介します。

答えがすぐに出ないことには
敢えて「モヤモヤする」力のことです。

続きは、ビデオでお話しします……

*動画の中でご紹介した書籍はこちらです。
ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力
(帚木 蓬生 著/朝日選書)
https://amzn.asia/d/efQII7V

 

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Q:今、50代です。
40代から自分の人生のつまづきに気づいていました。
気を紛らわしやり過ごしてきました。

プライベートがうまくいかない。
お金の管理もうまくいかない。
仕事もうまくいかない。

ミスが重なって、仕事をクビにはなりませんでしたが、
今追い詰められています。
心の底から謝っているのですが、伝わらず
謝り方が悪いと言われます。

対人の仕事はこれ以上させられないとのことで、
職場が変わります。

こころの深さが、
むかしは丼ぐらいあったと思うのですが、
いまは小さい小皿のようです。

今のままでは転職もままならないと思います。
明るい方への出口を見つけたいです。

【犬が好き・50代・女性・事務職】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
40代から50代にかけていろいろとうまく行かなくなって
落ち込んでしまうことが増えてしまったのですね。

プライベートにお金に仕事に…ということですが、
それ以前はこれらのことはうまくいっていたのに
40代を過ぎてからうまくいかなくなったのか、

それとも、振り返ってみれば
状況はさほど変わっていないけれど、
それが40代を過ぎたころから気になるようになったのか、
どちらでしょうか?

40代から50代にかけて、女性は更年期に入り、
心身にさまざまな変化が生じます。

身体面では、ほてり、発汗、不眠、頭痛などを感じたり、
メンタル面ではそれまで気にならなかったことが
気になって不安になったり憂鬱になったりするなど
気分障害が出ることもあります。

犬が好きさんは、
仕事でミスを重ねるようになったとのことですが、
更年期にはブレインフォグといって、
あたまにモヤがかかったような状態になることもあります。

すると、集中力が低下して、
これまでのように計画や判断ができなくなったり、
物忘れが増えるなど、
認知機能の低下が生じることがあります。

それにより、仕事の作業効率も低下してしまいます。

これは、女性ホルモンのエストロゲンが
脳の記憶を司る海馬の活動と
深く関係があることによります。

もし、更年期障害として
さまざまな症状が出ているのなら、
女性外来を受診して、
ホルモン療法などの治療を受けることで
症状が改善することもありますから、
犬が好きさんが思い当たる場合は
受診をおすすめいたします。

さらに、ご自身で取り組めることとしては、
ヨガやストレッチや有酸素運動など、
適度に身体を動かしたり、
身の回りに起こっていることで
好ましいことに意識を向けたりすることは有効です。

たとえば、たとえ職場が変わったとしても、
仕事が与えられていること自体はありがたいことです。

苦手な部署から離れて、
より今の自分にふさわしい部署で働けることを、
ラッキーと受け止めることもできます。

そのように意識を切り替えてみてください。

また、過去や未来に彷徨う心を、今、この瞬間に戻して、
呼吸に丁寧に注意を向けるマインドフルネス瞑想も
有効であることが証明されています。

これらは更年期障害でなくとも、
うつ状態や不安の軽減に役立つことが
わかっていますので、ぜひ取り組んでみてください。

犬が好きさんが一緒にいて心地よく感じたり
リラックスできる人とのつながりも
ぜひ大切にしてください。

仕事でストレスがあるのなら、
職場以外の人との絆を育むことで、
人生に安心感をもたらすことができるでしょう。

職場以外の居場所をたくさんつくってみてください。

今そのような場所が思い浮かばなくても、
これからそれらを開拓していくことを
意図して、前進されると良いと思います。

始めるのに遅すぎることはありませんし、
宇宙には私たちを満たして止まないことが
たくさんあります。

まだ芽を出していないそれらの種に、
注意を注いで水やりをしてみてください。
素敵な変化が訪れることと思います。
     
  
              
ーーー

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Asian,Mother,And,The,Daughter

Q:現在もうすぐ小学1年生、
小学4年生になる子どもの母親です。

現在、私は内職でわずかばかりの収入を
得ながら生活しています。

主人は自営として働いてくれていますので、
何とか生活はしております。

下の子が年中の時から登園拒否気味が酷くなり、
年長になって半年程で仕事との兼ね合いも取れなくなり、
5年ほど何とかパートとして勤めていた職場を
内職に変えてもらい、現在に至ります。

何とか今現在は保育園に通いつつ、過ごしています。

「何で行かなあかんの?」なども聞きますが、
以前よりは前向きに、登園出来るようになったと思います。

入学も控えていたので、
とにかく子供が前向きに通えるようになる事を第一に
やってきたつもりです。

兼ね合いが取れなくなった事も、
仕事を続けられなかった理由の1つですが、
ここでずっと働いていくのか、
この仕事をずっとしていくのか、
という気持ちがあった事も否定出来ません。

5年ほど、パートで週5で働いて、
子供の行事や病気などでいっぱいいっぱいでした。

そもそもにして、人が怖い、という気持ちを持ったまま、
とにかく家計のために働かねば!ちゃんとせねば!
みたいな気持ちで、自分にハッパをかけて
働いてきたように思います。

若い頃にはうつ病も経験しており、
薬は服用しておりましたが、特に療法なども無く、
なぁなぁで病院に通うのも辞めてしまっていました。

休みが欲しかったのだと思います。

なので、今回のことは、そういう機会をもらったと
思うようにしているのですが、
今度は家計が厳しくなってきました。

ただ、入学、新しい生活も控えているので、
今はまだすぐに働きに出て、
という事も難しいかな、と感じております。

下の子は保育園でこんな状態だったので、
小学校もどうなっていくかは分からず、
出来れば私も余裕のある状態で
見てあげられれば…とは思っています。

とはいえ、
貯金を切り崩して生活していくことも長くは厳しいし、
なんせ気持ち的にその事が気になって、
何とか気持ちは保っているものの、
追い詰められたような気持ちになっております。

子供がスムーズに通えるようであれば、
少し、働きに出れた方が良いのかな、
とは考えているのですが、
そうすると次は仕事をどうするか、で考えてしまいます。

今まで勤めていた職場は席を残してくれているので、
また復帰しようと思えばできると思います。

ただ、また週5で通う事になると
また余裕が無くなるのでは、と怖くなります。

そして工場の検品なので、
とっても地味で職場自体も古く、全体的に割と適当です…

とはいえ、そのような感じだからこそ、
今も席を残してもらえているとは思いますし、
そこはありがたい事だと思っています。

ただ、仕事をしていた時から、
この仕事をずっとするのかな、
どこかで、もう少し環境の良い場所で、
週3くらいで働けたら…という気持ちはありました。

今の職場は週5ではありますが、
割と融通は効く所かとは思います。

家からも近く、子供の何かに対応するには
適しているのかな、とも思います。

ただ、もしまたパートに戻ったとして、
また色々な気持ちが湧いてくるのでは無いかと、
後悔するのでは無いかと、考えてしまう自分もいます。

仕事自体は慣れてはいるし…
でも将来、納期とかで大変そうにしている
おばちゃん達のように私もなるのかしら…
など失礼な事も考えてしまいます。

これからの仕事の事など、どのように考え、
行動してゆけば納得できるのでしょう。

若い頃に、職に対してしっかり考えなかった事、
現状で贅沢な事を言える立場か?とも思うのですが…

家族以外、人と深く関われず、
そんな自分にも自信を無くす時があります。

【ららら・40代・女性・内職】

 
―――――――――――――――――
     
     
A:FROM 川畑のぶこ
       
お二人のお子さんを育てられながら
お仕事もされているとのことで、
らららさんの勤勉さが伺えます。

登園拒否をきっかけに内職に切り替えて、
ご自身の内面に潜んでいた、
現職から少し距離をとりたい、
というニーズが満たされたとのこと。

お子さんの通学が安定しつつある今、
復職に向けて、本当にこの職場に戻ってよいのか
不安があるのですね。

らららさんは人と関わる職場環境よりも、
内職のように一人で黙々と取り組む仕事が
向いていることを確認されたのであれば、

そして今の内職では
経済バランスがとれないのであれば、
今後はあまり人と関わらなくて済む仕事で、
内職よりも収入が多いものを
探してみることが課題ではないでしょうか。

らららさんが、人と関われるようになりたい
というお気持ちは理解します。

しかしながら、基本的に人と関わることよりも
一人の時間が好きで必要なタイプの人が、
そしてむしろ一人で取り組む仕事のほうが
生産性も高くなるような人が、

苦手を克服するために、
あえて毎日人と関わる仕事につくことは、
ご自身もパフォーマンスの低下に
つながる可能性がありますし、

組織もそのような人に仕事をしてもらうのは
不本意なことです。

双方にとって
ストレスが溜まる環境ではないでしょうか。

仕事にはそれぞれの適性というものがあります。

今回のお子さんの登園拒否は、
らららさんご自身に
より合った仕事のスタイルを示唆してくれる
絶好の機会でもあったことと思います。

そうであれば、そのことをありがたく
受け止めてみてはいかがでしょうか。

私の知人にも、らららさんのように
人と交わることよりも、一人の時間を好む人がいます。

その人は、過去になかなか合う仕事が
見つけられなかったのですが、
水道の検針の仕事をパートで始めたところ、
人に関わる必要もなく、
時間も自分のペースで調整ができ、
とても自分に合っていたうえ、
収入も高くなり満足していました。

自分に合っている仕事を見つけることができ
熱心に仕事に取り組んでいたところ、
会社から声がかかり、パートから正社員になり
さらに収入が安定しました。

もちろん、苦手を克服したいからと、
週に数日無理のない範囲で人と関わる仕事を
することができたかもしれませんが、

仕事は毎日のことですから、ストレスなく、
ご本人も満足のいくもので、
組織からもありがたがられるものに就くに
こしたことはありません。

そのようなオプションもあるのだと、
バックアップ体制を敷いたうえで、
いったん復職して様子をみるのもよいでしょうし、
 
もしかしたらそのほうがらららさんにとっては
よりハードルが低いかもしれませんね。
 
バックアップがあると、人はゆとりをもって
目の前の課題に向き合うことができるものです。

復職してみて、やはり違うなと思ったのであれば、
プランBを選択すればよいわけです。

ぜひ、ご自身のパーソナリティーやニーズを
きちんと受け入れ尊重して
お仕事とも向き合ってみてください。

応援しています!  
     
  
              
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FROM 川畑のぶこ

今日は、やしの木さん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】49歳の主婦です。
25歳で寿退社、結婚。
以来、ずっと専業主婦をしてきて、
今年で24年になります。

子育ても一段落したので
今年はパートに出ようかと考え始めました。

が、24年もの間、無職だっただけに、
社会復帰できるかがとにかく不安です。

そもそも、採用してもらえるのかも、、、考え出すと、
どうしてもネガティブ思考になってしまいます。

夫に相談すると、
「無理してまで働くことない。ゆっくり考えて、
時期が来たら動けばいいんじゃないか」
と言います。

でも、私の中ではなんとなく「50の大台に乗る前に」という
根拠のないリミッターがかかっているというか、

そうでもしないと、もともとマイペースでのんびり屋の
自分は動かないのではないか、という
自分ならではの勘のようなものも働いて、

自信のなさとは裏腹に、
今年がタイミングのようにも思っています。

何を頼りに、
どんな心持ちで進めていったら良いでしょう?
 
川畑さんのアドバイスを、ぜひいただきたいです。
よろしくお願いいたします。

【A】24年ぶりの再就職、すごいですね!
一念発起というところでしょうか。
 
確かに24年間、社会というか職場と関わっていない、
仕事をしていないと、気遅れしてしまうというのは
当然のことだと思います。
 
でも、ちょっと待ってくださいね。
本当に「社会と関わっていなかったのか」と言うと、
決してそうじゃないですよね。
  
「社会」を広義で捉えてみましょう。
 
専業主婦で家庭の中を切り盛りしたり
家族とのやり取りをしたり、
そのためのコミュニケーションを外でしたり、、、
 
お子さんの学校でPTAに参画なさったりも、
したのではないでしょうか。
 
社会と断絶されていたわけではありませんよね。

やしの木さんが一家の経済基盤を
作ってきたかどうかということに関しては
「NO」だったのかもしれませんが、
社会生活そのものは営んできているんですよね。
 
そこで培った経験は全て仕事で活用できます。 
やしの木さんだからこそできることもあるはずです。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:個人事業を始めて10年+α、
今、何をしたいかが見えなくなっています。

いろんな方の意見を聞きすぎて
迷っているような気もしています。

アドバイスいただけたら嬉しいです。

【粋香・50代・女性・自営】

  
       
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
個人事業を10年以上されているのは
素晴らしいことですね。

今粋香さんが何をしたいかが
見えなくなっているとのことですが、

これは、粋香さんがさらなる成長や発展を遂げるための
次の段階に差しかかっていることを
意味するのではないでしょうか。

過去10年は決して無駄だったのではなく、
すべて次の段階のために
必要なステップだったことでしょう。

私たちは、ひとつのステップをクリアすると
そこで満足するのではなく、
さらに次のステップへと進みたくなるものです。

とはいえ、変化に抵抗があるのもまた人間の性ですから、
そのような時に悩むのは当然のことでしょう。

慣れ親しんだ(時として生ぬるい?)池から飛び出すのは
不安が伴うものです。

これまで保ってきた生活の均衡が崩れるリスクが伴いますし、
決断を誤って大きな損失を被るのではないかと考えるから
躊躇してしまいますね。

この躊躇は決して悪いものではありませんし
状況を精査して安全な未来を予測するのに
賢明なプロセスでもあります。

ですから、このような時には様々な人の意見を聞いて
参考にするのは悪くないのです。

粋香さんが人の意見を聞きすぎて
判断ができなくなってきてしまっているのなら、
正解はたくさんあるんだなーと捉えてみることです。

そして、自分にとっての正解が
必ずしも万人と一致する必要はないことも
知っておいてください。

そして、たとえその選択が
失敗や損失を招いたとしても、
必ずしもそれで取り返しがつかなくなったり
すべての終わりというわけではないでしょうし、
そこからまた軌道修正して再出発もできます。

失敗もあくまでもマイルストーンであり、
私達は常に成長のプロセスの途中なのです。

成功の数より失敗の数が人を賢く大きく成長させる
ということも知って、過度に失敗を恐れないことです。

人の意見を聞いた上で、さんざん逡巡して、
何が正解か分からなくなった時は、
どの答えがもっとも心に躍動をもたらすかで
判断することもよいでしょう。

必ずしも理屈ではなく、いわゆる直感とか第六感など、
アタマよりも心の奥底の声に従うことで
人生が切り開けることは多いです。

少し寝かせてみて、ふと答えが湧いてくるというような
感覚が得られることもあるかもしれませんし
生活の中にいろいろなシンボルを見出すかもしれません。
また、夢の中で答えを見出すこともあるかもしれません。

いずれにせよ、アタマで考えすぎず、
すこし一呼吸おいて、リラックスして
感覚を研ぎ澄ませた状態を保っているなかで
答えへの近道が現れることもあることがあります。

粋香さんの中には、
そのようなすばらしい叡智が宿っていることを信頼して、
失敗も糧としながら新たな展開に
愛ある好奇心をもって向きあってみてください。

応援しています!
   
        
ーーー

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superhero

Q:都内の公立小学校教員です。
児童の悩みです。

基本的に、児童は教員を好き嫌いで判断し、
それが授業態度にも出ています。

また、嫌いであっても怖いと感じる教員には
卑屈なほど表面上は従順です。
教員を好き嫌いで差別し、態度を豹変させます。

好き嫌いの基準も幼く、
先生が嫌いだから言うこと聞かない等
平気で言いますし、
何でも人のせいにします。
(自己肯定感も低いように感じます)

都内の様々な地区に勤務しましたが、
こうした子ども達のタイプは初めてで、
疲れ、どう捉え、接したらよいか悩みます。

ちなみに、中学受験は多いです。


【imanori・50代・教員・女性】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
これまで勤務してきた学校とは異なり、
稚拙で好き嫌いの基準で教師を判断し、

不真面目な生徒が多い学校に
imanoriさんは今現在勤務しており、
苦労されているのですね。

おそらくimanoriさんは優しく真面目で、
生徒たちの好き勝手を制圧する
懲罰的な態度の教師には
なりきれないのだと思います。

もちろん、生徒の全員が
そのような姿勢ではないと思いますが、
想像するに、一部のそして強力な影響力をもつ
感情任せな子たちにクラスが牽引されている
状態ではないでしょうか。

そしてその子たちは面白くて
頻繁にクラスを沸かせるのではないでしょうか。

子どもは楽しいことや面白いことには
流されやすいものです。

「子どもらしい」とか
「子どもっぽい」という言葉を換言してみると、
素直であるとか稚拙であるとか
大人げないとか単純とかいったものになるでしょう。

脳科学的にも、理性を司る前頭葉が発達するのは
10代に入ってからと言われています。

前頭葉が優位になるまでは、
より原始的な情動や感情を司る脳が
仕事をしている状態ですね。

よって、imanoriさんが向き合っている生徒たちの
態度は、子どもとしてある意味自然なことといえます。

「差別だから」という説教に
真剣に耳を傾けるなら良いですが、
その子たちからすると
「つまんない」と返されて終わりということでしょう。

そのような生徒への対応は、
やはり教師側が子どもの特性を把握して、
一歩上手になって対応していくしかありません。

好き嫌いがはっきりしている子どもたちに
動機づけを与えるには、
「遊び心ある触れ合い」に限ります。

ここに、私が心理学のトレーニングを受けた
数ある師のひとりである、
アメリカの臨床心理学者で
パーソナリティー研究の第一人者である
ケーラー博士のエピソードを
シェアするのでぜひ参考にしてください。

ケーラーは、ある州の学校から
問題児が多く学級崩壊がおきているので
なんとかして欲しいという依頼を受けたのですが、

その学校の教師たちの問題行動への対処は、
「罰を与える」ということでした。
生徒たちの休み時間を取り上げたのです。

ところが、それでは問題行動がなくならないどころか、
さらに悪化していきました。

この状況を見たケーラーは、
好き嫌いの激しい子どもたちが問題を起こしている
のなら、休み時間をむしろ多く与え、
遊ぶことを推奨して思いっきり遊ばせること

そして、授業にもゲームなど遊び心を刺激するものを
取り入れることを提案します。

教師たちはそんなことをすると
子どもたちはさらにつけあがり、
学級崩壊が進むと危惧しました。

それでも万策尽きてケーラーを呼んだわけですから、
仕方なくアドバイスに従ってみたところ、
嘘のように子どもたちの
問題行動がなくなっていったのです。

ケーラーの個人的なエピソードとしても
印象深かったものがあります。

彼の末っ子の息子さんが好き嫌いの激しい子で、
小学生のときに朝グズグズしてなかなか着替えず、
学校に遅刻しそうなときのことです。

ガミガミ言っても聞かないので、

「今からどっちが先に着替えて
 シーツのマントを被って(送迎の)車まで
 シーツマンになって高速で移動できるか
 競争するぞ!よーい、ドン!」

と言うと、息子さんは
目を輝かせて急いで着替えて
シーツを被って車に乗り込んだそうです。

私たちの問題行動は
ニーズが満たされていないことによって起きています。
そして、ニーズの満たし方は人それぞれです。

遊ぶ前に課題を終わらせてしまいたい子もいれば、
遊んでからでないと、あるいは
遊びの要素が課題に含まれていないと、
課題に集中するエネルギーが充電できない子もいます。

ぜひ好き嫌いの激しい子たちには、
遊び心を大切に接してみてください。

もちろん、それはimanoriさんにとって
エネルギーを要することかもしれませんから、

まずは自分自身のエネルギーをチャージするべく、
ニーズを満たすことを日常的に行い、
セルフケアを大切にしてください。

応援しています!

     
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Different,Age,Teammates,Working,Together,Seated,At,Shared,Desk,In

Q:これまで50代以上の2人だった部署に
30代の後輩が入ってきました。
仕事熱心で、すぐに仕事を覚え、積極的に働いています。
  
私から見ると仕事において先輩と後輩はよく似たタイプで、
細かいところまで追求・確認して記録していきます。

対して私は直感的で、全体で見て、
時間が経つことによって変わることもあるからと
細かいところは重視しないタイプです。
 
これまでは先輩と私のコンビで良いバランスだったのが、
後輩が入ってからそれが崩れ、
自分のアプローチが否定されている気がしています。
 
仕事を覚えてから後輩は、無意識なのか私の仕事まで
「経験を積みたい」と引き受けるようになり、
中堅の私としては後ろから突き上げられるような
焦燥感のようなものを感じるようになりました。

そんな自分が小さい人間のようで、卑屈になります。
どのように考えればこんな気持ちにならずに済むでしょうか。
   
【蒼井・50代・女性・会社員】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
職場に新たな若手の即戦力が加わり、
それを脅威に感じてしまっているのですね。
   
これまでは2人でバランスよく補完しながら
仕事ができていたとのことですので、
蒼井さんもご自身の長所を
よく理解されてきたことと思います。
   
私たちはみな個性があり、
その個性は状況や相手によって
ポジティブにもネガティブにもなるものです。
  
率先力のある人は時に強引になるかもしれませんし、
控えめで人の話をよく聞く人は時に
自己主張に欠けるかもしれません。
  
大切なのは、自分の特性を把握して、
ポジティブな面もネガティブな面も
両方を理解しておくことです。
  
すべての状況下において
常にポジティブであることは不可能でしょうし、
その必要もないでしょう。 
 
蒼井さんの仰るように、物事にはバランスがあるからです。
  
蒼井さんは今回、
1対1であればバランスが取れていたものが、
2対1となり多勢に無勢の状態に感じてしまったとのこと。
  
ただ、これも逆手にとって考えてみると、
細かい部分にこだわる人が増えたからこそ、
蒼井さんのように全体像を直感的に把握できる存在は
なおさら必要であると考えることもできるわけです。
  
決して「私など価値がない」と自己卑下することなく、
「今こそ私の価値が発揮されるとき」と、
ご自身の特性が仕事に活かされることを
堂々と示していけば良いわけです。
    
希少なものだからこそ価値を発揮することがあるのです。

後輩が蒼井さんのお仕事も学びたいという
高い向学心があることは良いことです。
  
仕事の作業的な内容だけでなく、
蒼井さんの姿勢や全体の中におけるバランスの大切さ
も教えてあげてはいかがでしょうか?

BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の
調査によると、
   
多様性の高いリーダーが存在する組織は
同一性の人材の組織よりも
イノベーションが起こりやすく、
業績が良いことが分かっています。
 
これまでバランス良く
仕事ができていたという事実があるのなら
なおさら、組織の求める結果に蒼井さんの存在が
貢献することを理解してください。

互いの特性と、その長所・短所の両方を認めつつ、
良いところは吸収しあいながら
発展していくことを目指してみてはいかがでしょうか?
  
応援しています!

     
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FROM 川畑のぶこ

今日は、ももさん(50代・女性・団体職員)
のご相談にお答えします。

【Q】はじめまして。
私は50代の主婦です。

昨年から一緒に働いていた、
職場の60代同僚男性のことでトラブルになっています。

仮にAさんとします。

Aさんは、
日頃からセクハラまがいの言動が見受けられましたが、
仕事熱心で優しかったので、私は頼りにしていました。
同じ係の女性職員にも好かれていました。

私はなんとなくAさんに好意を持たれているのを
感じていましたが、2人で外勤したときに
突然、抱きつかれてしまったのです。

Aさんは軽くハグしたつもりだったのかもしれませんが、
私は、Aさんに対して恋愛感情はなかったので
気持ち悪くなり、上司に相談しました。

その後、上司との面談でAさんは行為を認め、
私が嫌がっていることには気づかなかったと言い、
反省していたと聞いています。

そして、1週間の停職処分になり別の係に異動しました。
処分は公表していないので、
表向きは体調不良で休み、異動したことになっています。

それなのに、今になって
「セクハラ行為はなかった、証拠もないのに
私がAさんを陥れた」と言い出して、
職場に異議申し立てをしてきました。

さらに異議申し立てが却下されると
職場と私を相手に、民事訴訟を起こしてきたのです。

私はセクハラ被害を受けた上に、
不法行為で損害賠償請求までされて、
Aさんのことが許せません。

また、言いがかりをつけて
逆恨みされていることが怖いです。

Aさんだけでなく、職場の上司に対しても、
対応が悪かったのではないかという怒りを
感じてしまいます。

考えてもしかたないと分かっていても、
許せないという思いが沸き起こってきて
気持ちが収まりません。
このようなとき、どう考えればよいのでしょうか?

Aさんは現在、仕事を休んで
傷病手当を受給しているそうです。

【A】とてもヘビーな問題ですね。

セクハラというのは、
受けた側はそれだけでもショックで辛いのに、

さらにそれを逆手にとって
自分が陥れられたんだなどと言われると、
セカンドレイプのような気持ちに
なってしまうのではないかと思います。

Aさんだけではなく、職場の上司も
対応が悪かったのではないかという、
恨み、怒りが、ももさんの中に
出てきてしまっているとのこと。

恨みや怒りの念というのは
ものすごく消耗しますよね。

私たちの生活の質をグンと下げてしまいますし、
他にもっと建設的なことに
自分のエネルギーを使いたいのに、
こんなことに奪われてしまってと、

もう本当にやるせない思いが
おありなのではないでしょうか。

そんな中、こうやってももさんが立ち上がって、
声を上げてきちんと報告したというのは、
素晴らしい行動だったと思いますし、

ご自分を大切にされているももさんを
心から応援します。

そして、そのAさんの態度に関して、
どうしたらいいか、どう受け止めたらいいか
ということについて、

私が、師匠のサイモントン博士から
教わったエピソードを交えてお伝えします。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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