仕事・職場

160323_FB_kawabata

Q:28年間同じ職場で保育士の仕事をしています。
今までは年功序列で主任に昇格できていました。

12月に一人が退職したので、次は私が昇格出来るかな!と思っていましたが、
私の次の人が4月から昇格することになりました。

彼女の部署は7名の保育士がいます。
私の部署は3名なので仕方がないかな!とも思うのですが、やはりショックです。

あと二年で定年退職なので 気にせず今までどおりに仕事をすれば良い!と
自分で言い聞かせているのですが、やはりどうして?
そんなに評価されない仕事ぶりではないと思っています。

自分ですっきりする気持ちの持ち方を教えてください。

【のりまき・50代・病棟保育士】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

病棟保育士として28年間、これまで熱心にそして誠実にお仕事をされてきていることと思います。
また、そのことで、多くのお子さんと保護者が、のりまきさんに救われていることと思います。

これまで順調に昇格してきたのに、今回は思いもよらない展開となって
腑に落ちないのですね。

年功序列で昇格してきたとのことですので、今回もそのように期待していたけれど、
そうではなく、のりまきさんより年下の人が昇進してしまったということかと推測します。

すっきりするためには、何より上司に確認をすることをおすすめします。
不平をいうのではなく、あくまでも確認です。

「仕事のことで、確認をさせていただきたいことがあるのですが、数分お時間をいただけますか」
と依頼をした上で、昇格できなかった理由を尋ねてみてはいかがでしょうか。

もし、年功序列のシステムが原則であるにもかかわらず、年下の人が昇格したのなら、
理由は何か。

これまで年功序列だったけれども、評価法が能力による判断にシフトされていないかどうか。

もし、仕事の能力による昇格ならば、そのフィードバックを素直に受け止めて、
一体自分は今から退職するまで、どこをどのように改善して仕事に取り組めば良いか、
爽やかにアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。

納得のいかないことは、さらに掘り下げて確認をしてみたら良いでしょう。

単に昇格できなかったことに対する不平不満ではなく、
きちんと理由を確認して、今後に違いを作ろうとする仕事熱心で誠実な姿勢は、
上司や組織からも歓迎されることと思います。

組織の方も職員がどのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを確認する良い機会となり、
今後に役立つのではないでしょうか。

組織運営の視点からも、職員が何を考えているか分からない、
良かれと思ってしていることが職員から裏で反感を買っている、
という状態は好ましくありませんので。

定年退職を2年後に控えていても、真摯に仕事に向き合うのりまきさんの姿勢は、
ご自身だけでなく周囲にも清々しい空気を提供することと思います。

ぜひ、上司の方とにこやかに確認をしてみてください。

ーーーーーー

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160210_FB_kawabata

Q:私は仕事が長く続きません。
長くて2年です。

人間関係が嫌で辞めるのと、仕事が
出来ずに辞めるかのどちらかです。

逃げてはダメだと一般的に言われますが、
体調を崩したりと生活面でも問題が
出てくる為、辞めてしまうのです。

注意されたり、叱られたりすると、
ものすごく萎縮してしまい、ますます
空回りしてミスしたり悪循環に陥ります。

そして、自分は本当に何をやっても
ダメな奴だ。仕事も恋も何もかもうまく
いきません。生きてる価値が無いと
つくづく思います。

今も涙をこらえながら、職場にいますが
自分から負のオーラが出てるのがわかります。

周りも気付いてると思います。
私なんか辞めて、もっと仕事の出来る人に
入って貰った方が、会社の為にもなりますよね?

こんな私はお荷物でしかない気がして
毎日辛いです。

【匿名希望・40代女性・パート】

―――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

仕事が長く続かずお辛いのですね。
ひと所に定着することが正しい、
逃げてはダメ!という価値を採用したなら
そうなってしまうのも仕方ありませんね。

ところが、もうひとつ、
別の視点からみるとどうでしょう。

「職場はそれぞれ数ヶ月から2年のスパンで、
仕事自体はずっと続いている」

のではないのでしょうか?

「私は仕事が長く続かない」のではなく、
「私は複数の職場に関わりながら、
長く仕事をし続けてきている」
というのが現実ではないでしょうか?

仕事をする一義的な価値として、
生活するためというものがあるかと思いますが、
それはクリアできているのなら、
まずはそこを評価してあげてください。

職を転々としながらずっと仕事を継続
している人は世の中に万とおり、
それを楽しんでいる人もいます。

「職場を変わること」が自分を苦しめて
いるのではなく、イコール
「逃げてばかりのダメな人間」という
無意識な方程式が自分を苦しめている
ということに気づいてあげてください。

働き方はそれぞれ、私の個性だと。
おおらかに受け止めてあげては
どうでしょうか。

職場での辛さに関しては、
人間関係や仕事の内容そのものと、
いくつか次元があると思います。

もし、仕事の内容そのものが
匿名さんに合っておらず、
努力が報われないことが確か
(たとえば手先が不器用な人に手先の
器用さを即時に求められる仕事など)
ならば、これは潔く諦め転職が正解です。

これは敗北でなく善処です。
そして誰にでも起こりうることです。

仕事内容はまあまあ適応できているけれども、
人間関係が苦しく、仕事自体が重い
ということに関しては、匿名さんの場合は
課題でなく問題に焦点を当てすぎる傾向が
あるように思われますので、

まず職場や自分自身にとって
「好ましいこと」や「ありがたいこと」
に注意を向ける努力をしてみることを
おすすめします。

「私はショートサイクルで働くスタイル。
この職場も人々も限りある時間のご縁。
やがては離れるのだからいまのうちにできる
大切なことに取り組もう」

という姿勢で、職場や人々との関わり合いで
好ましい点に注意を向けてみてください。

嫌な部分に注意がいってしまうことも
当然のことながらあるでしょう。
それでもその度に「あ、またやってるな」
と気づいてあげて、ひと呼吸おき、
また好ましいことやありがたいことに
注意を向け直してみてください。

気分がガラっと変わってくると思います。

また、仕事以外の場で、
自分がリフレッシュできたり、
楽しめたりする時間をリストアップして、
積極的に日常生活に取り入れるように
してみてください。

これは「人生の仕事」と位置づけて
取組んでみてください。

全てを仕事や職場で完結する必要はありません。
また、全ては連動しあっています。
清々しい時間や楽しい時間というのは、
私たちをよりクリエイティブにしてくれて、
自然に前向きな気持ちにしてくれるものです。

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150824

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

5月の終わりから 6月にかけて、無料のオンラインセミナー3回講座をしました。
(受講くださった皆さん、ありがとうございました!)

手前味噌ながら(笑)かなり充実した内容をお届けすることができました。
お陰様でとても大きな反響があり、「もっと知りたい」「これについてはどうなの?」
とたくさんのお声をいただきました。

これは本当にうれしいことで、そうであれば、
もっと教育的な内容で講座の製品を作ろう!という話になりました。

そして、それならば、実際に皆さんが抱えている悩み、リアルな事例を
ケーススタディとして盛り込もうということで、
3回講座をご受講くださった方の中からご自身の事例を提示してもよいという
20余名の方に、計6回にわたって、お話を聞かせていただくことになりました。

今日はその第1回目。
今まではオンラインやメルマガでしかつながっていなかった皆さんに、
実際にお目にかかれるうれしさと、皆さんのご好意に感謝する気持ちでいっぱいです。

今回の製品企画については、後日あらためて事務局から案内させていただきますので、
ご興味のある方はぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

さて、本日のご相談者は、
「職場で毎日イライラする自分が嫌です」という50代の女性会社員の方です。

「構造設計の職場で20人程度。経理、総務の仕事と雑用を全部任されています。
社内の人は、朝あいつさしても声が小さく、あいさつしない人もいます。
若い社員の掃除当番はありますが、無視する人もいて、お願いしても反応がありません。
社内で報告連絡、整理整頓、気の利く人は2〜3人くらいです。
この自分と違う感覚が受け入れられずに病んでいます。
どうしたら毎日ご機嫌に暮らせますか。」

というご相談です。

とても真面目な方で、いろいろなことに誠実に対応されているのだろうな
ということが伝わってきます。
きっと仕事のできる方なので、周りからもいろいろなことを依存されてしまう
のではないでしょうか。

お茶くみやゴミ拾いが苦痛ということですが、
もし、それらの仕事を低く見ていて、それをしている私は低い立場だ
というような信念が働いているのであれば、まずはそれを取り除くことです。

そして、これをする人もいればしない人もいるということに関しては、
ふさわしい方向性を「提案」してみてはいかがでしょう?

思ったことを飲み込まずに、また批判せず、不平不満を言わず、
健全に提案してみる。

キーワードは「健全なコミュニケーション」です。

また、あいさつに関しては「価値観」が関係してきます。
人それぞれ価値観が違う世の中、ある程度の割り切りも必要です。

続きは、ビデオでお話ししています。

https://youtu.be/b6w0C5LIcsQ

 

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「自分と違う他人の言動が気になってイライラしてしまう」
「常に気がかりなことがあって、機嫌よく暮らせない」、、、
そんな方には、こちらのプログラムが役立つかもしれません。

http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

 

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Sunny Close Up Of A Few Daisy Flowers On Flower Meadow

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――――――――――
【Q】一生懸命やってるのに、仕事が遅い?

いつも勉強させていただいています。

看護師と言う職業に就いてから、
気づけば15年以上が過ぎました。

周囲から見れば立派なベテランです。
管理職にこそ就いていませんが、
教育担当だしリーダー業務もします。

でも、上司から残業が多い、夜勤の終わる時間が遅い
と注意を受けます。

確かに仕事の速さは遅めかもしれません。
でもキチンと仕事をしようと思うと
ある程度の時間が必要です。

当初は残業代だけの指摘でした。

職場の人の夜勤の残業の程度を見ていると、
私と同じくらいの人もいて、
私だけが格別に遅いとも思えなかったため、
残業代を請求しない事で対応したら、
就業時間をチェックする指摘が入りました。

私としては自分は精一杯やっていて、
後はケアをしない事くらいしか思い浮かびません。

もちろんそんな事はしたくないから
残業代を請求せずにいたのに…という思いで一杯です。

上司からは、遅いのはあなただけじゃないのよ…
と言われましたが、一方でケアを提供しても
早く終われる人だっているとも言われました。

この問題は、正直もう自分ではお手上げです。

お忙しい所おそれいりますが、
アドバイスいただければうれしく思います。

よろしくお願いいたします。

【40代 看護師 匿名希望】

――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

【A】
上司から、夜勤の終わる時間が遅いので、
残業を無くすようにと言われているのですね。

ここで確認をしたいのは、
上司(=病院側)のニーズは、

1)職員の労働環境に配慮して
  残業をしないよう指示しているのか

2)不要な残業で病院への経済負担が大きいこと
  を指示しているのか

3)あなたの仕事が遅いからもっと仕事のスピード
 を速くするよう指示しているのか

ということです。

ご自身は2)がメインと解釈していらっしゃるようですね。

よって、残業代は請求していないのだから、
文句ないでしょうと、上司の対応が不可解なのかと思います。

もし上司が、過労死などの問題もからんで、
組織運営や職員の健全な労働環境の管理や法令遵守の立場から、
1)をメインで対応されている場合は、
単に経済的な問題ではありません。

また、1)の対応は組織として当然のことであって、
管理を怠ると罰則があります。

他の人も残業しているのだから私も…と、
職員の多くが残業をすると、
「無理は続かない」という自然界の法則に従って、
やがて職員は体調を崩し、パフォーマンスも低下、
組織自体が病んでいくことになります。

最悪のケースでは、過労死にもつながります。

残業が多い組織が仕事の生産性が高いかというと
決してそうではなく、
医療現場では、多忙や過労などによる、医療事故や
「ヒヤリ ハット」などは深刻な問題となっています。

このように上司は健全な組織運営に関心があるのであって、
あなたの個人的な能力の問題を指摘しているとは限りません。

逆に、ご自身が健全な医療機関の経営者だったらどうだろうか、
と考えてみてください。

医療者の多くが残業を強いられる組織にしたいでしょうか?

もしご自身やご家族が病気になったときに、
医療者の残業時間が多い病棟に入院させたいと思いますか?

みんなたくさん残業して頑張っている立派な病院だ!
と快く思いますか?

それとも、時間内に仕事をこなし、
ワーク・ライフ・バランスが健全にとれた
ゆとりある職員の働く病棟に入院したいですか?

職員の多くがサービス残業を止めたのなら破綻してしまう組織は、
そもそも経営が脆弱な組織です。

あなたや他の職員が残業をやめたことで、
仕事がまわらないということが露呈されたのなら、
増員するなり仕事の内容やフローを考え直すなりの
対策をとられなければなりません。

職員が黙って耐えながら残業することは、
本来浮き彫りになるべきこれらの問題が包み隠されたまま
になることになり、
一生懸命働いて貢献しようと思っているのに、
図らずも、健全な組織運営を阻む一因となってしまう可能性
もあるのです。

ときどき経営者の視点でものごとを考えてみると
いろいろなバランスがとれてくると思います。

また、このような視点から、いったい何が問題で何が解決策
となるのかを、上司と冷静にコミュニケーションしてみると
良いかと思います。

相手を責めるのではなく、共に考える姿勢で
コミュニケーションすると良いでしょうし、
組織にとってもありがたいはずです。

万一、3)が理由であるとわかったのなら、
そして、これ以上自分の努力では解決できないということならば、
残念ながらプロフェッショナルとして、
仕事を変えることも考えなければいけません。

他の人はスピードが早く、自分だけが遅い場合は、
自分だけ倍の時間をかければいいということでは
問題解決にはなりません。

繰り返し、残業の多い人は
ミスの発生も病む確率も高くなります。

職員が無理をして向いていない環境に身を置くことは
職員自身、組織、サービスを利用する患者さんたちに
とって大きな負担となります。

もし、明らかにご自身の仕事のスピードが
他の人々に比べて劣り、上司もその能力を指摘している
のであれば、事実を受け容れる能力と潔さが必要です。

もっと自分に向いている環境を備えた仕事に就くための
チャンスと切り替えてみることをおすすめします。

これは敗北ではなく、あくまでも転機であり、
あなたにとって好機となり得るのです。

Clover background

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――――――――――
【Q】新人に困っています

上司と新人と3人でチームで仕事をしています。

この新人半年前に入社したのですが
情緒不安定が見られ、うつ病で薬を飲んでいて
週1の前職も休職していたことが発覚。

仕事は毎日コツコツやることはできるのですが
週1の仕事は今だにミスばかりで。
ミスを注意すると「あなたは私を病気に追い込むのか」
と逆切れ状態。

教えても教えても一向に仕事は覚えられず。
おまけに自称対人恐怖症で他の人と関わる仕事は全てパス。
しかし飲み会は大好きで仕事休んでも全て出席。

上司は状態を知ってますが
「心の病なんだから許してね・・・」と。

自分の負担が増えるため仕事を与えないと
上司に「与えて」と言われるは・・・。

チーム外では「ニコニコと愛想よく良い子ね。」と評判高く。
「今毎日が楽しくて、薬から卒業できたんです。ずっと続けます。」
と言い出し。

私の方が気がおかしくなりそうです。
どうやって対応したら良いのでしょうか。

【40代 医療事務職 匿名希望】

――――――――――――――――――――
【A】FROM 川畑のぶこ

日本のうつ病の罹患者は100万人を超えました。
昨今では匿名さんとその新人さんのみならず、
日本全体の社会問題でもありますね。

さて、匿名さんの同僚の新人さん、
病気だというのに飲み会は仕事を休んででも出席する。
実は新人さんは詐病で仕事をさぼっているだけではないか?
という思いが恐らくおありではないでしょうか。

もしそうであれば、匿名さんがイライラするのも
いた仕方ないことであるかと思います。
とりわけ、仕事に真剣に誠実に取り組まれていらっしゃる
匿名さんのような方であればなおさらではないでしょうか。

匿名さんの認識には少し誤解があるようですので、
そこさえクリアできればかなりスッキリすると思います。

その罹患者数とはうらはらに、うつ病を患う人との
かかわり合い方(特に職場での)は人事や管理職の方は
ある程度教育されているところも多いですが、
一般社員には教育されていないところがほとんどでは
ないでしょうか。

匿名さんの上司が「病気だからね」とか
「仕事を与えてあげて」というのは新人さんの
病理に対する情報をもっていたり、かかわり合い方を
教育されているからではないでしょうか。

上司は職場では「起こりうること」と捉えているので
その状況はたしかに困難ではあっても毎度「イライラ」する
必要がないのかもしれません。

まず、この問題を乗り越えようと思うならば、
病気や新人さんのことをジャッジするのではなく、
「理解する」という思いやりの姿勢を大切にしてみてください。

匿名さん自身、忙しくてゆとりがなく、
とても思いやりや優しさまでは持てないかもしれませんが、
それでも客観的に理解することはできると思います。

このことは匿名さんのイライラ解消につながり
いたずらにエネルギーを消耗することを回避できると思います。

匿名さんは、うつ病とは、常に無気力、無関心、非活動的、
常に抑うつ的などといった、「大うつ病」をイメージされて
いるのではないかと思います。

なので、ふさぎ込んでいるわけでもないし暗いわけでもない
笑顔で挨拶する新人さんを理解出来ず、病人として対応するなど
気がおかしくなりそうなのではないでしょうか。

ところが、一口に「うつ」といえど、その種類は多岐にわたり、
上記の症状がさほどみられないようなケースも存在します。

最近では非定型うつ病というものが確認されており、
「新型うつ」などの名称で呼ばれたりします。

好きなことや楽しそうなことには活動的になる、
人間関係に過敏に反応する、
プライドが高く傷つきやすい、
などといった特徴をもっています。

単なる怠け者で忍耐や我慢が足りないだけと
思うかもしれませんが、実は本人は長きにわたり
自分自身を抑圧してきているケースが多いのです。

人に不快感を与えないようにいつも笑顔を絶やさず、
自分のニーズよりも他人のニーズに合わせる、
いわゆる「いい子」が多いともいわれています。

すなわち、他人からはそう見えなくても、
本人なりに、ものすごく頑張って
ものすごく耐えてきているのです。

それが仕事の場面で匿名さんの都合通りに
頑張ったり我慢したりしてはいないということですね。

このような人は、病気なので、投薬も必要ですし、
認知行動療法などのカウンセリングが必要とされる
場合もあります。

怠け者という批判的精神で接することは、
実際元気な人が怠けている場合には発破をかける意味で
効果があるかもしれませんが、
うつ病の人には症状の改善を促さないどころか
逆に悪化の原因となりますので注意が必要です。

できる仕事があるのであれば、そこからふり、
そこを大いに承認し、まずは信頼関係を形成してみてください。

「大人なんだから」「社会人なんだから」
という常識を振りかざして「注意」をするのではなく
病んだ者に思いやりを持って「育む」という
姿勢を大切にしてみてください。

時には「無理しないでね」という声かけも、
本人の緊張をやわらげ、安心感を与え、良いかもしれません。
すると、逆にパフォーマンスは向上することもあります。

信頼関係がまだ形成されていない、緊張関係にある相手
からの指示や注意は、本人は一生懸命聞いて頑張ろうと
するのですが、そうすればするほどパニクって、
ミスを繰り返すということも特徴です。

このような時は、「さあ、明確に状況を把握して
仕事を覚えよう」と思うゆとりは無く、
ただただ、「相手の感情を害してはいけない」
「はやくやり過ごさなきゃ」「相手にOKと思われなきゃ」
と、駆り立てられた状態に入っていることが多いです。

仕事に集中しているのではなく、
相手の機嫌にエネルギーが奪われてしまっています。
なので、仕事は覚えようがありません。

そこに相手がうんざりしているのも
本人は敏感に感じ取り、さらに相手の機嫌に反応します。
もう、頭の中は真っ白です。

決して本人に仕事の能力が無いのではなく、
病理に関係性が掛け合わさった結果、
エネルギー低下を招き、このような状態に陥っています。

このように、いったい何が起こっているのか、
一歩引いた立場から、ひと呼吸おいて観察してみてください。

非定型うつを理解するために書籍等参考にされるのも
よいと思います。

↓こちらはわかりやすいかもしれません。

http://goo.gl/ZVbaBG

『非定型うつのことがよくわかる本』貝谷久宣監修(講談社)

いちど「きちんと理解したいから」とか、
「うつの人との適切な関わり方を学びたいから」という理由で、
上司や人事担当者と話し合いの時間をもつのも良いかもしれません。
上司は主治医からの指示なども参考にされているはずです。

総合的に理解を深めることが出来たのなら
これは匿名さんご自身の経験値を高めることにもつながり、
また大きな一歩、人間関係のエキスパートになれるのでは
ないでしょうか。

また、このときに、ご自身も仕事の負荷が増しており
物理的にも精神的にもつらいという報告もあげると良いと思います。

匿名さんも、とても努力家でいらっしゃると思います。
どうか仕事以外はリラックスして
ご自身が楽しめることに勤しまれてください。

職場が大変でも、それ以外が充実していれば、
バランスがとれて新人さんのことも
ゆとりをもって観察できることと思います。

* * * * * * * *
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【Q】長時間労働の職場が辛い。辞めたい。

中学校の教師をしています。
充実感と共にストレスも多く、拘束時間も長く、
キツイので、毎日、やめたいと思います。

しかし、それを抑え、出勤してしまうと、
一生懸命してしまい、仕事面は、はたから見れば、
好調だと思います。キャリアアップの話もあり、
それがまたキツイのですが。

うちに帰るとぐったりで、もう辞めたいと思うのです。

この時は本気なのです。
でも、いざ働き始めると、楽しかったりもします。

人間関係は好調です。
生徒と接するのは楽しいです。
37で独身で、それも悩みです。

お付き合いしている人はいます。
主婦になりたいなあとか、思います。
お給料は半分でいいから、労働時間を半分にしたいとも思います。

自分の本当の気持ちがわからず、感情の行ったり来たりがキツイです。

夜と、出勤前は、本当に辛いのです。
理解されがたいかもしれませんが…

―――――――――――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

【A】責任感・使命感が必要とされる職場での長時間労働は
大変なエネルギーを要することと思います。
本当にここまでよくがんばってきている
ご自身を、まずは称えてください。

そして、それと同時に、
自然界の法則=「無理は続かない」ということを理解して、
ご自身にやさしく接する姿勢を持ってみてください。

教師の方には信念が強く、辛いことがあっても
忍耐強く乗り越えようとする姿勢が多く見られます。

これは立派で尊敬に値することなのですが、
なんとか根性(=精神力)でがんばっても、
辞めたいほどストレスの強い仕事である場合は、
無理に続けていると、ある日突然心身に
破綻をきたすこともありますので、くれぐれも無理は禁物です。

己を鼓舞して、職場では100%(またはそれ以上)の
エネルギーを使う、ところがひとたび職場を離れると、
「キツイ、辛い」という感情が湧いてくる。

もう仕事以外のためのエネルギーは枯れてしまっているのですね。

これはすでに日常生活に支障をきたすレベルで心のバランスが
崩れてしまっている状態と言えます。

このようなときは、二つの面から仕事と自分との関わりを
問い直してみることをおすすめします。

まずひとつは、その仕事の本質そのものが
自分にあっているかどうかということ。

すなわち、適職がどうかの問題です。
もし本質的にその仕事が自分に合っていない場合は、
自分に合った仕事を見つけることが賢明かもしれません。

今の仕事はどこかのタイミングで辞めることを
視野に入れてみてはどうでしょうか。

たとえば、教員よりは研究職に向いていて、
そこに喜びが見出せるような場合などです。

研究職に就いたとたん、気分が楽になり、喜びがある。
多少ストレスがあってもバランスがとれる、
あるいは長時間働いても、好きなことなので
さほど疲れを感じないということもあります。

ふたつめは、仕事への関わり方が適切かどうか
ということです。これは、時間や人間関係に対して
使うエネルギーが適量かどうかの問題です。

「人間関係は好調で生徒と接するのも好き」
ということですので、おそらく仕事の内容自体は
本質的に合っている、すなわち適職であるかと思われますので、
主な問題は、長時間拘束されていることではないでしょうか。

そうであれば、次なるオプションは、
今の職場で時短の交渉をする、あるいは労働時間が短い職場を
探して転職するということが問題解決法として現実的でしょう。

もしすでに何度か交渉をしているけれども
状況は変わらない場合は労働時間が短い職場への転職を
考えてみることもひとつです。

交渉をしたことがないのであれば、してみることです。
恐らく、このときに足かせとなるのは、
「みんな頑張っているのに、私だけそんな交渉をしたら
迷惑をかける。どんな目で見られるか!」という思考と、
それにともなう罪悪感ではないでしょうか。

罪悪感を打ち消すためには、「私は迷惑をかけようと
しているのではなく、健全な労働形態で人間的な生活を
送るという、極めて基本的な権利を主張している」と
捉えてみてはいかがでしょうか。

恐らくそのような職場では、ご自身だけでなく、
ほかの教職員も同じような悩みを抱えているかもしれません。
もしそうであれば、「勇気ある代表者としての声を出して
職場環境に違いをつくることに貢献する」とも考えられます。

職員がどんどん病んでしまったのであれば、
健全な教育現場を構築することはできません。

その悲痛な声が上がらず、現場のシステムが
改善されないままでいるほうが、教育者にとっても、
そしてなによりそのような現場で教育を受ける
生徒たちに悪影響が出るとことになりかねません。

弱い人間としてではなく、勇者としての意識を持って
ぜひ声をあげてみてください。

転職の場合は、フルタイムでなくてもOKという姿勢も
楽にしてくれるでしょう。人に何かを教えるという要素に
喜びを感じるのであれば、そこに焦点をあてて職場の
オプションを拡大することも良いかもしれません。

たとえば、いままでは学校で大人数に教えていたけれども、
小さな塾で少人数に教えるというのも、自分のニーズを
満たす要素は含まれているわけです。

ひとつ注意をしていただきたいのは、
「仕事がストレスだから辞めて主婦にでもなりたい」
という動機で結婚しようとする姿勢です。

辛い状態から逃げ出したい気持ちはよくわかります。
ただし、逃げ場として結婚が使われると、
夫婦関係は依存関係に陥って、長期的に健全な
夫婦関係の構築が難しくならないとも限りません。

まずは、自主性・自律性を大切にして、
目の前のストレス状態から脱却を目標に、
「今の自分が好き」という状態になってから、
一緒になる方がより健全なパートナーシップを築けるはずです。

もちろん、仕事のことを抜きにしても、
愛しているから一緒になりたいという場合は
この限りではありません。

もういちど、しずかに心の声に耳を傾けて、
何が正しいのかを尋ねてみてください。
そしてそれに即した行動をとってみてください。

変化を起こすことは勇気が要ります。
当然ストレスもあることでしょう。
ところが、それは一過性のストレスです。

変化を起こさないこともやはりストレスがあります。
そしてそれは継続的なストレスです。

どのみちストレスがかかるのであれば、
建設的なことに意識を向け、行動をしてみては
いかがでしょうか。

人間がストレスを我慢する意味があるときは唯一、
その先に自分にとってより大きな喜びや
望ましい結果が待ち受けているときです。

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