仕事・職場

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Q. 川畑先生、いつもメルマガ拝見し
温かいコメントに癒されています。

今、私は仕事を辞め専業主婦をしております。
以前は透析クリニックで看護師として働いておりました。

長期療養で治る見込みのない患者さんと
ずっと付き合っていました。
長い方では20年近くご縁のある方もいました。

私なりに誠意をもってやってきたと自負しています。

患者さんの我儘も仕方がないと
多少拒否をされたとしても、受け入れてきました。

ある時、どうしても受け入れがたいことがありました。
「お前ウザイ、担当変えて、二度と俺のところにくるな。」と
怒鳴られたことがありました。

よく攻撃的なモノ言いをする方ではあったのですが、
そこまで拒否をされることはなかったのでとても驚きました。

それからというもの、その方の無視する態度は続き、
上司に相談しても
暴力は振るわれていないのだから対処できない。
その時は退職を決めていた私に対して、
上司は取り合う態度は見受けることはできませんでした。

夫に相談したとしても、
「その人の琴線に触れることを私が言ったのだろう」というだけで
親身に聞いてはくれませんでした。

そんなことで夫との関係も距離が離れていたと思います。

同じ想いを抱えた同僚は親身に相談に乗ってくれたことは
今でも感謝しています。

今でも、そのことを思い出すと、怒り、悲しみ、苦しみが出てきます。
仕事をしたい、でも怖いという思いが手放せずにいます。

この気持ちを手放すためには、どうすればよいのでしょうか。

【eri・50代・女性・専業主婦(看護師)】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

看護臨床の現場でのパラドックスのひとつは、
eriさんのように真摯に患者さんと向き合う看護師であればあるほど、
患者さんの一つひとつの反応に丁寧に向き合うことで消耗してしまい、
精神的に辛くなって臨床を去ってしまうこともあるということだと思います。

命や健康を預かる場であるが故に、当然のことながら、
日々患者さんと真剣に向き合うことは必要とされるのですが、
真剣を通り越して深刻に捉えてしまうと、
心身ともにもたなくなってしまうことがあります。

かといって、鈍感力高く、
患者のクレームをいちいち気にしない医療者ばかりが増えてしまっても、
看護の質の低下という問題が起きてしまいます。

この辺のバランスは、患者さんからの暴言や無視などで、
精神的な攻撃(や暴力)を受けている場にずっと身を置き続けるのは、
いうまでもなく不健全で、対処が必要です。

その対処法として場を去るというのもひとつですが、
別な視点を育み対処することも可能です。

今回のeriさんのような出来事も、視点を少し変えてみると、
受け止め方や感じ方は変わってくるかもしれません。

もし、この患者さんのいる現場が、腎内科ではなく、
精神科や認知症病棟であったならどうでしょうか?

暴力的な言動は病理やパーソナリティーの障害などによるもので、
医療者の多くは、真剣に対応しつつも、
暴言の内容をパーソナルなこととして深刻に悩み
引きずることは少ないのではないでしょうか。

透析患者さんの中には、腎疾患のみならず、
精神や神経系の問題を抱えている患者さんもおり、
他人への攻撃的な態度など、
病的なふるまいをする人もいます。

もし、eriさんが20年働いている現場で、
そのような態度を取られることがこの患者さんしかなく、身に覚えが無い、
同僚と確認してもeriさんに対する改善の指摘が無いのであれば、
これはeriさんの問題ではなく、
患者さん側の問題ということが考えられます。

患者さんの病理や攻撃的なパーソナリティがそうさせているのであれば、
eriさんがそのことをパーソナルに受け止めて悩むのは的外れであること
をお分かりいただけると思います。

いじめっ子は、憂さ晴らしをするのに、いじめやすい子
(反発せず真剣に受け止めて悩みやすいなど、
いじめっ子が意図する反応がある人)
をターゲットにすることを想像してみると
理解が深まるかもしれません。

いじめは、いじめられる側ではなく、
いじめる側の問題であることを考えてみます。

いじめられっ子がいじめっ子の態度を、自分のどこが悪いのかと、
自己否定的に深刻に受け止めてしまうことで、
さらにいじめっこの態度が正当化されるという悪循環が
おきてしまいます。

また、いじめっこ自身も自分自身の未解決な問題で苦しんでいて、
その苦しみに気づいていません。

誰かをターゲットに憂さ晴らしし、問題を誰かのせいにしている間は、
自分の大きな課題に取り組まなくていいので都合が良いのです。

未解決な問題を抱えている患者さんの中には、
そんないじめっこのような未熟な精神状態におかれていることも多く、
そのようなダイナミズムを
俯瞰的な視点で理解しておくことは大切です。

eriさんはサイコネフロロジーというのはご存知でしょうか?

腎疾患、腎不全、腎移植患者およびその家族の
精神・心理・社会的問題や、それらの医療現場に携わる
スタッフの精神衛生についての研究分野で
1990年に学会が設立されています。

これはネフロロジーの領域に留まることではありませんが、
精神科と各診療科の連携が構築されることで、
eriさんが体験したような問題に
より建設的に対処できることが可能となります。

このような連携はリエゾンと呼ばれます。

リエゾンが機能することで、
患者の精神・心理・社会面も専門的にケアされ、
攻撃のターゲットとなる医療者が個別に悩まずにすむ、
よりシステマティックに効果的に問題を解決していくことが
可能になることと思います。

医療者が、患者さんの状態を包括的に把握することで、
ネガティブな言動に巻き込まれず
(被害者意識にさいなまれることなく)、
冷静で客観的な目で患者さんを見守り、
慈しみの心で接することができるようになるでしょうし、
この姿勢は、自分を守ることにも繋がることと思います。

上司やご主人も、もしかしたら
eriさんがそこまで悩むことではなく、
ものごとを曲解してしまう患者さんの問題なので、
気にする必要はないと思っている可能性もありますね。

ご主人の言葉も、eriさんの悪意ない言動が、
その患者さんにとっては曲解と妄想のトリガーとなったという
文脈だった可能性もあるのではないでしょうか。

また、もしかしたらeriさんは、
ご主人に解決策を求めていたのではなく、
ただひたすら共感してほしかったのかもしれませんね。

そうであれば、ご主人に
「私は状況分析や解決法ではなく、
ただ、大変だったねとあなたに共感してほしい」
と伝えてみてはいかがでしょうか。

そのことで、ご主人はeriさんとの関係において
「共感という解決策」を見出すかもしれません。

eriさん自身のニーズを大切な相手に伝えることも怠らずに、
ご自身を大切にしてあげてください。

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Q.いつも気づきをいただくメルマガで
楽しみにしています。
 
職場での悩みです。
 
今の職場は、私は5年目になります。
周りの方とも適度な距離感がありながらも
お互いフォローしあい
雰囲気のとてもいい、大好きな職場です。
 
去年4月に新しい方がいらっしゃいました。
私よりもはるかに若く、控えめな感じの方です。
シフト上一緒に働く機会が多かったので
(彼女に特別に指導者はいません)
たくさん経験を積んでいただきたいと思い、
懇切丁寧に接してきたつもりでした。
 
ある時から急に避けられているような気がして
上司に相談、
私から「まだ(仕事を)覚えていないの?」と
きつく言われたとの言い分でした。
 
そんなことを全く思っていないし、
言った覚えもなく、正直腹がたちました。
ただ、私の方が歳も上だし、ここは謝り
丸く収めた方がいいかと考えました。
 
ところが、仕事に行こうとすると
動悸がしたり、行きたくない気持ちが
強くなってきていて驚いています。

彼女は私とすれちがうのさえ嫌らしく
用もないのに控室に入って
私が通り過ぎるのを中で待つような状態です。
 
謝ることができない自分は
人間として小さいのか?と気付くと
そのことばかり考えています。
 
周りの方も不自然さに気付く時が
くると思います。
 
今まで そんなトラブルもなく
平和な職場だったのにこんなことになり、
迷惑をかけていると思ったり、
自分は悪くないと思ったり
落ち着かない毎日です。
 
どう自分の気持ちを収めていけばいいのか
教えていただけたら幸いです。

【元気になりたい・50代・女性・大学図書館パート】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ

後輩への丁寧な指導の結果、
図らずも相手を傷つけてしまい、
そのことを詫びようと思っている
元気になりたいさんの誠実さと、
真摯に仕事やものごとに
取り組まれている姿勢が伝わってきます。
 
謝ることができないまま、
職場への足が重くなり、
動機もするようになってきたとのことで、
心身症の可能性がありそうですね。
 
病気は変化を促すメッセンジャーの役割
を果たしてくれますが、
このようなストレスフルな状況に
直面したときの対処法として、
問題を遠ざける(=回避)人もいれば、
問題に正面から向き合うことで
解決しようと試みる人もいるかと思います。
 
元気になりたいさんは、
自身が謝罪することで丸くおさめようと
思われたわけですが、だんだん気持ちが
重くなってしまったわけですね。
 
さて、元気になりたいさんは、心の底から、
自分が悪かったと思っているでしょうか?

もしかしたら、元気になりたいさんは
悪意なく、純粋に確認の意図で、
「もう覚えた?」とか
「まだ覚えられていない?」と
相手の置かれている段階を尋ねたかもしれません。
 
それを相手が己の劣等感から歪曲し、
厳しく批判されたと受け取った可能性はあります。
 
元気になりたいさんにとっては、
単なる確認で他意はないので、
その言葉すら覚えていない可能性も
あるかもしれません。
 
もし、相手がそのように誤解して受け止めて
しまうような物言いをした可能性があり、
そのことは申し訳なかったと思っているのであれば、
配慮不足を詫びるのは良いかもしれませんが、
 
本当は、後輩の受け止め方の問題で、
懇切丁寧な私の善意を踏みにじられたと
思っているのであれば、
自分の気持ちを飲み込んで謝ることで
とりあえずその場を丸く収めるのは
得策ではありません。
 
このような自分の真の気持ちと、
とろうとしている行動との乖離が、
心身の不調としてあらわれている可能性
があります。

ここは、無理をせずに、きちんと
ご自身も大事にしてあげてください。
 
そのためにも、率直に思っていることを伝え、
相手と確認をすることです。
 
互いの齟齬を丁寧に確認し、
そのような言動があったとすれば、
それは悪意ではなく「丁寧な確認」という
善意からの言動であった旨を伝え、
また相手のどのような心理メカニズムが
歪んだ受け止め方をしてしまっているのか、
理解を深める努力をされてください。
 
謝罪により表面的な波風を抑えることは
できても、互いの理解なしに、
真の調和が訪れることはありません。

もちろん、今後さほど会うことのない
薄い人間関係であれば、
放っておくとか適当に謝って
その場を凌ぐというのも良いですが、
 
毎日顔を合わせる職場の人間関係であれば、
そのしこりはいつまでも引きずってしまう
可能性があります。

ここはひとつ、これまでにないパターンの
後輩や部下を管理するスキルを上げる、
新たな成長機会が訪れたと
受け止めてみてください。
 
そして、真剣に向き合いつつも、
深刻になりすぎず、さわやかに、
率直に対応することを心がけてください。

「お話したいことがあるので
10分ほどお時間いただけますか?」などと
にこやかに、対話の時間を取られてみてください。

必要であれば、第三者(部下が報告した上司など)
を交えて対話するのも良いでしょう。

これは、元気になりたいさんのみならず、
部下や組織全体を大切にする行動です。

このような変化を起こすことには
ストレスはかかりますが、その後
心がスッキリして調和がもたらされるなら
価値のあるチャレンジです。
 
ぜひ勇気を持ってチャレンジしてみてください。

 
ーーー
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20210315

FROM 川畑のぶこ

今日は、コ二さん(40代・女性・保育士)
のご相談にお答えします。

【Q】
私は昨年、離婚しました。
そして、次男が不登校。
這いつくばるような日々を過ごしてしました。

いろいろな方と話したり講演会を聞いたりする中で、
私自身は、ずいぶん楽になり、そして断捨離に出会い、
次男もいろいろと気持ちを話してくれるようになり、
最近はほとんど悩まなくなりました。

ただ、幸せに話をされる方がいると、
ちょっとイライラしてしまう自分がいます。

それは、ご主人の話だからとか、
子どもが学校で頑張っている話だからではありません。
むしろそれは平気です。

落ち着いて、優しくて、幸せオーラに包まれたその様子や雰囲気に、
イライラしている感じです。

なので、そんな人と意見が違った時、妙に反発する自分がいるのです。

違う意見は違う意見で受け止めて、
自分の意見を言うのですが、なんでしょう、
意見がまた理想的なことを言われるからか、
マイペースだからか、なんだか腹が立ってきます。

その方には何も悪いところはない、それは分かっているのですが…。

確かにその方々は、ご主人もいて、祖父母の協力も厚く、恵まれている方。
子どもさんもいい子達で、だけどやっぱりマイペース。

マイペースなことって、幸せの鍵なのかもしれませんね。

マイペースにいられて幸せで、
でも私は苦労してぐちゃぐちゃで、なんだか悔しくて。

もちろん、その方にも苦労もあるのかもしれません。
私も、以前より少しは持ち直してきましたし、
あまり考えないようにしてはいるのですが、
やっぱり吐き出したい自分がいます。

その方は家に帰り、私と意見が違うことを
きっとご主人に話すでしょう。

私は話す人がいなくて、しかも夜だったりすると
少し惨めな気持ちになります。
なので、こうやってここに書かせていただきました。

こんなふうに感じることなく、その方を素直に、
いい人、優しい人だと受け止めるにはどうしたらいいのでしょうか。
自分がすごく性格悪いみたいに感じてしまいます。

【A】
コ二さん、素敵ですね。
これを率直に出せてしまうところが、とっても素敵だなと思います。

人間は誰でも、自分ができるようになりたいと思うことを
簡単にできる人がいると、本当に悔しくなったり、
それこそイラッときたりします。嫉妬ですよね。

羨望が嫉妬心に変わって、とっても複雑な気持ちになる。

そして、それを讃えることができない、
相手を素直に褒めてあげられない、喜べない、
そんな自分がなんだかまた小さい人間に思えて
イライラしたりなんていうことは、もう本当によくあることです。

コ二さん一人が悩んでいるわけではありませんから、
そんな自分はダメだと否定せずに、
「ああ、嫉妬している自分がいるんだな」と受け止めてしまいましょう。

それも人間。それもひっくるめて私なんだと。

そして、自分だってマイペースに生きてよい、と
許可を与えることも大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

今日は、マミさん(40代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】
主人が開業してから、病院の受付および雑用の
手伝いを合間にしてきて、15年がたちました。

その間にいろいろな看護師さんが入れ替わり、
常に募集はしているのですが、
なかなか難しい状況です。

経営者としては、はじめにマニュアルを渡して
仕事の流れなどを説明しているのですが、
人によって様々であり、

何か言っても、何か不都合を指摘をしても、
現場を押さえない限り言い逃れをしてくるので、
一向に改善されず、でも辞められると困るので、
こちらが我慢するしかない状態がずっと続いています。

看護師の人間性?と諦めて、
このまま目をつぶるしかないのかと思うと、
毎日顔を合わせることが苦痛でなりません。

これが原因かは分かりませんが、
8年前には胃がんになり、
今年は腸重積で手術しました。

体力的に自信もなくなり、
医療以外のことについては無頓着な主人なので、
私が確認しない限り、
好き放題な状態になってしまうと思っています。

私は医療従事者の経験はないので、
今後、私は病院でどのように関わることが
患者さんはじめ病院のためになるのか分からず、
考えが行き詰まったまま流されている状態です。

こんなに人に振り回される人生はもうウンザリです。
心が元気になって、前向きな自分に戻りたいです!

【A】
マミさんのご苦労、切実な思いが伝わってきます。

看護師さんは、もう長いこと人手不足ですね。
人数そのものは増えてきてはいるようですが、
高齢化社会においては
需給バランスが合わない状態です。

また、看護師さんは離職率が高いことも
問題になっていますね。
売り手市場の世界ですので、
過酷な労働条件下では好条件の所に
どんどん流れてしまうのは仕方のないことです。

そのような状況を
マミさんがどうにかできるのかというと、
どうしようもないですよね。
これはもう社会全体の問題です。

また、今、マミさんがそこに積極的に取り組んで、
経営改革をしていきたい思いがあるのかというと、
それもまた違うのではないでしょうか。

職場のストレスが直接の原因かはわかりませんが、
病気になってしまった経緯もおありとのこと。

病気はメッセンジャーであると、私の師匠、
カール・サイモントン博士は言っています。

ここは一旦、今のお仕事が
本当に自分に合っているのかどうかを
一歩引いて見てみることをおすすめします。

職場の看護師さんやご主人との
コミュニケーションの取り方も
とても大切なポイントになってきますので、
同時に意識されるとよいでしょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210125

FROM 川畑のぶこ

今日は、りんごさん(40代・事務員)のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。私の職場は介護施設で、
管理職が介護経験者ではなく
病院勤務していた看護師が担っています。

そのため、医療知識や経験は豊富でありますが、
介護特有の言葉掛けや働きかけで
高齢者にやさしく労りながら接するというよりは、

体調管理面からも日常生活においても、
厳しく接し、時に怒鳴りつけ、
嫌味を言うことが多々あります。

周りが聞いていて不快感に陥る発言や態度で、
高齢者が精神的にも負担を感じるレベルです。

経営者が注意しても改善しないまま
毎日が過ぎていきます。

個人の人間性の問題と思い、
例えば「自分のしたことは自分にかえってくる」
と言われるように、
本人の成長のためにも気付きを得られるような
出来事が起これば…と考えますが、
そううまくはいかないものなのでしょうか。

この管理職のヒステリックな態度言動がなくなれば、
他の職員は穏やかな人ばかりで平和に過ごせるのに、
と思ってしまいます。

先生はどのように捉えられますか?
教えていただけると幸いです。
宜しくお願い致します。

【A】
りんごさんの誠実なお人柄、そして
介護のプロフェッショナルとして入所者の方々へ
しっかり寄り添おうとする姿勢が伺えます。

新しく入ってこられたその看護師さんは、
きっと医療現場の厳しい所で
テキパキやってこられたのでしょうね。

りんごさんもおっしゃっているように、
この方のパーソナリティゆえの厳しさなのかな
という気もします。

また、医療現場で働く人々の中には、
その忍耐力や献身性などが高いがために、
自らがストレス下に陥った際、
自分自身や相手に対して必要以上に
厳しくなってしまう傾向のある人もいます。

人として良い所もたくさんあるのに、
ストレス下に陥ると、その良い部分、
ゆとりのある部分が出てこなくなり、
厳しさばかりが前面に出てきてしまうことが
あるのです。

ただ、このことと、
介護従事者が現場でとるべき態度、
入所者の方々に対して向ける姿勢とは別ですし、
実際にどんなことが大事なのかは、
おそらくご本人も理解はしていると思うのです。
管理職であればなおさらですね。

りんごさんがいらっしゃるような職場では特に、
職員同士のコミュニケーションは
とても大事になってきますから、
その方に直接伝える機会を持てるのなら
伝えるに越したことはないと思いますし、

もしそれができない場合は、
人事担当者にもう一度話をして
経営者からきちんと指導してもらう必要があります。

それも、一度だけではなく、
何度か繰り返す必要があるかもしれませんね。

内集団バイアスと言って、身内にいると、
なんとなくなぁなぁになり、大丈夫大丈夫と
問題を先送りしてしまいがちですので、
そこは今いちど俯瞰的な視点を持って、
入所者の方々にとって最適な環境を用意するために
行動を起こすことが大切です。

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shutterstock_1673172736

Q.いつもあたたかいメッセージありがとうございます。
 
職場の人間関係に傷ついています。
 
少し前に社内の配置替えがあり、私の部署ごと移動し、
今まで関わることのなかった人たちと隣になりました。
 
そこの主任の女性ともう一人の女性が、
私にだけとてもきつく当たり、とても傷ついてます。
 
私も同じ主任という立場なので、できれば仲良くしたい、
相談などもできればと思っていたのですが、
 
部署の雰囲気が正反対で、
私のところは和気あいあいとしているのに対し、
隣はとてもピリピリしています。
  
こっちが羨ましいから同じ主任同士だし、
嫉妬してるんじゃない?と同僚は慰めてくれますが、
どうしても心が傷つき、家に帰ってからも悲しくなります。
 
それでもできる限り明るく挨拶したり、
言われたことには「はい」「すみません」と、
失礼のないようにもしているつもりです。
 
一度上司にも相談しましたが、
それからさらにひどくなった気がします。
 
距離をとり、あまり関わらないようにはしていますが、
何かと文句を言ってきます。
 
関係の修復は無理としても、
何とか自分の心が少しでも傷つかない方法はないでしょうか?
 
よろしくお願いします。
 
 
【秋桜・50代・女性・会社員】
 
  
―――――――――――――――――
  
 
A:FROM 川畑のぶこ
  
これまで和気あいあいとやってきた職場が
そうでない部署と隣り合って
がらりと雰囲気が変わってしまったのですね。
 
出来る限り調和を保とうと努力する
秋桜さんの周囲への配慮が伝わってきます。
 
今までうまくいってきたことがうまくいかなくなったとき、
私たちは以前の状態に戻りたいと思うのは当然のことと思います。
 
これは、自分がこの状況に耐えられない
=新しい変化に適応できない、
という思いから湧いてくる態度でしょう。
 
でも、もしかしたら、秋桜さんに今起きている出来事は、
ご自身が次のステージに入って、
より大きな課題にチャレンジする器ができたので
起こっていることかもしれません。
 
職場では、仕事の内容レベルや地位が上がれば上がるほど、
責任も重くなりますが、人間関係も、ステージが上がるほどに、
多様な人々としなやかに付き合う試練が訪れるのだと思います。
 
そのような意味では、
慣れ親しんだ環境や人間だけと付き合えれば、
心地よいのは間違いありませんが、
様々な場面で多様な人々としなやかに向き合える自分になることで、
人生がさらに豊かになることもあります。
 
自分は、もしかしたらそんな次のステージにきたのかも、
と受け入れると楽になるかもしれません。
 
そして試練に向き合っている自分自身を
きちんと称えてあげてください。
 
秋桜さんはきっと自分が思っている以上に、
大きな課題に取り組める勇者なのですから。
 
ただし、相手の暴力にはきちんと立ち上がってください。
 
それが上司であれ同僚であれ、
いわれのない精神的暴力があるのであれば、
それは許してはいけません。
 
毅然とした態度で接してください。
 
例えば、隣の部署の主任が言っていることが、
明らかに職務を超えた私的な意地悪なのであれば、
なぜそのようなことを自分がされなければならないのか、
本人と直接対峙することです。
 
関係が悪化するのでは、と心配されているようですが、
すでに十分関係は悪い状態にあるということも
素直に受け容れてしまうことです。
 
その器をご自身が持っていることを信じて。
 
あってはいけないことが起きているわけではなく、
人生にあり得ることが起きているだけです。
 
謂れのないことに文句をつけられた場合、
ただ「すみません」とその場凌ぎに謝るだけでは何も解決しません。
 
それどころか、相手の正当性を認めることになり、
相手が態度を変えるどころか
エスカレートする可能性もあります。
 
謙遜は、相手側にもその美徳があって初めて成り立つものです。
 
相手が高慢なのに自分だけ下手下手に出ていると、
相手の高慢さを助長するだけです。
 
これは誰のためにも良くありません。
 
ここは、波風を立てないことにこだわらず、
人生ときとして波風立つものと悟り、
毅然とした態度で立ち向かうことを大切にしてみてください。
 
傷つかないためには
「私はあなたの言葉や態度に傷ついているのだ」
と訴えることが有効なこともあるのです。
 
自分や相手を大切にするために、遠回しでなく、
率直なコミュニケーションをすることこそ、
秋桜さんが新たなステージで取り組む課題なのかもしれませんね。
  
みんなに好かれ仲良くする必要はありません。
  
秋桜さんを理解できる人が理解してくれれば十分ですし、
何より秋桜さんご自身が自分を理解し、好きでいてあげてください。
  
そうすれば、周りのみんなが好意的であることで心を埋める必要が
無くなり、自家発電できるようになるでしょう。
  
   
〜〜〜〜〜〜〜〜
 
★人生の核となる信念との関係性を整え穏やかに生きる〜
「サイモントン療法オンラインプログラム」開催のお知らせ
 川畑のぶこ(進行)
 一般・インターン向け:https://simonton-ip-2021-01.peatix.com
 がん患者さん・サポーター向け:https://simonton-pt-2021-01.peatix.com

  
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20201207

FROM 川畑のぶこ

今日は、あおさん(30代・パート)のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。現在3歳と6歳の保育園児を育てながら、パートとして
働いております。悩みは、その職場で居づらさを感じることです。

子育てもしているので、週3日というお約束で、何とか1年3ヶ月ほど働いて
おりますが、そこで働いている人はほぼ週5日は出勤しており、長く勤めており、
ほとんどが年上です。

それに対して週3日というのが私の中ではネックで、たくさん休ませてもらって
いる、という負い目を感じながら最初から働いておりました。

せめて仕事はキッチリこなそうと思ってやっているので、働きぶりに何か
言われたことはありません。

ただ、同様に休み多めの働き方をしている他の方への対応も冷たい時などを
見ると、私もきっと休みの日は何か言われているんだろうなとか、でしゃば
れないな…と思って、かなり気を使ってしまいます。

もっとも、私と同じパート従業員には外国人の方も多く、コミュニケーション
を取りにくいことなども関係しての、冷たい態度なのかなとも思いますが。

私は別にいじめられているとかではないのですが、他の方が楽しそうに話して
いるところに入れないと、かなり悲しくなる時があります。あんまり話さない
変なやつと思われてるかな…とか。

一時期、仕事をちゃんとしていれば気にしなくていいや、というマインドにも
なったのですが、私と同年代の方が他の方と楽しそうに話しているのを見ると、
かなり落ち込んでしまうようになりました。

その方も、かつてはそんなに親しそうではなかったのに、ここ最近、他の方と
とても打ち解けてきた感じがあり、なおさらです。

いっそ辞めてしまいたくなる時もありますが、生活面のこともあり、急には
踏ん切れません。

この先、どのように考えながら仕事を続けていけばよいでしょうか。全ての人と
仲良くなれるわけもない、と頭では分かっているのですが、嫌われたかなと
感じ取ってしまうと、本当に自信がなくなって、仕事以外のコミュニケーション
にも自信がなくなってしまいます。

【A】
あおさんの、周りの目が気になるという心配、不安ですね。

まず、週3日ということに関して引け目を感じてしまうとのこと。
自分ばかりたくさん休ませてもらっている、他の人は休めてないというような
引け目を感じているわけなんですよね。

でも、これは裏を返すと、他の人はその分お給料をもらっているわけですよね。
働きたいから、3日でなく5日働いている人もいるわけですよね。

仕事は何のためにするかというと、経済的な理由がとても大きいですね。
であるとすれば、他の人たちは経済的な利益をきちんと被っていて、
自分は週3日である分、他の人ほどはもらっていないわけだから、これは
きちんとフェアなんだいうことを、自分自身で確認するということが大事です。

休むことを優先する人もいれば、お金を優先する人もいるわけですよね。
それは人それぞれですので、そこで引け目を感じることはないということ、
ちゃんと経済的なメリット・デメリットのバランスの上に私たちは成り立って
いるのだということを、まずは意識してください。

そして今度は、周囲とのコミュニケーションですね。

それについては、周りとの関係性の以前に、自分自身との関わりが
どのようなものになっているかを確認してみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201116

FROM 川畑のぶこ

今日は、がんばるんばさん(40代・専門職)のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。いつもメルマガを楽しみにしています。
参考にさせていただいたり、勇気をいただいたりしています。
ありがとうございます。

今日は職場での女性上司との人間関係について質問させてください。

この春に、女性上司のパワハラが理由で転職しました。新しい職場では、
私の経歴を見て、既に新しい業務を任せてもらえる準備も進んでいます。

今度こそ!と思っていたのに、また、女性上司の中に自分の母親を重ねて
しまっている自分に気づきました。母は支配的、過干渉で、私に選択権は
なく、命令、否定、責める、攻撃、無視の人なので、今でも電話やLINEが
くると「今度は何?」と不快で、母を思ったり、母と接して安心した事は
ほとんどありません。

今度の上司は、あまり表情を顔に出さず、入職してみると、他のスタッフ
からの評判が悪く、だから職員が定着しないそうです。ただ、私と一緒に
入った同期とは談笑しているし、壁を感じないので、私の受け取り方にも
問題があるのだろう、とは思っています。

母も弟をひいきしてきたので、そこも、上司と重ねてしまいます。今までも、
どこの職場でも女性上司に母を重ねてしまって、ひどく緊張して、嫌われて
いるのではないか、何か機嫌を損ねてしまったのではないかと、びくびく
していた自分がいました。

きっと、母も上司も優しい時もあるはずですが、私にはアンテナがあって、
冷たい言動や態度を敏感にキャッチしてしまうように思えますし、
上司にもアンテナがあって、攻撃しやすいのかしら?と思ったり、、、。

私に仕事を用意してくれているという時点で、前職とは明らかに違うので、
ここで頑張りたいです。ちなみに、母は同居はしていませんが、毎日、
私の子ども達か私にLINEか電話をしてきて、常にいる感じです。

アドバイスいただけますよう、どうかよろしくお願いいたします。

【A】
がんばるんばさんというニックネームどおり、頑張り屋さんのところが
伝わってくる、また、相手に対して誠実に、気分を害さないよう接しようと
しているお姿が思い浮かびます。

今日のテーマは「転移」ということになるのかなと思います。転移というのは、
がんなどで、原発巣からどこか体の別な所に転移してしまって、などという
ような表現がありますけど、その転移ではなくて、心理学的な転移です。

これは深層心理学でフロイトやユングなどが扱っていた領域で、
私たちが子どもの頃、最も影響を受けた人との関係から学んだやりとりを、
知らず知らずのうちに、無意識のうちに、今現在の大切な人との関係や
やりとりに投影してしまうという、このような状態のことを言います。

幼少期の大事な関係というのは親が多いですね、特に母親。母親との関係を
自分の今の大切な人、例えば上司に、また、父親との関係を、例えば夫に、
など、そのまま移してしまうことです。

もう、がんばるんばさんもご自身でお気づきの通り、女性上司に母親を重ね
合わせてしまうとおっしゃっていますよね。では、これをどう克服していく
ことができるのかということですね。

その際、がんばるんばさんが、お母さんに対してどう「したい」のか、
という気持ちがもっとも大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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20201109

FROM 川畑のぶこ

今日は、ごえもんさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

【Q】
私は子どものころから、よく自分と誰かを比較して気を揉んでいた
ように思います。対象は同性の同期や後輩です。

べつに自分がその環境下で一番にならないと気が済まないというわけでは
ないのですが、自分の理解を超えた態度や一見恵まれたように見える状況に
納得できず、言動が気になります。

今の職場に、昨年度より採用された方で、ご主人が会社経営者でご自身も
その会社の役員という身分の方がいます。応募者が少なかったこともあり、
資格があるだけで経験もないのに採用されたことも引っかかり、
それで仕事ができれば問題ないのですが、社会性に乏しく、連携が取れず、
浮いている状態。

素直にアドバイスを聴くことができず物事を大きくしてしまうなどで、
周りは当たり障りのない対応をしていますが、当人は気付いてないのか
マイウェイです。当初は慣れていないと思い、会釈等気遣っていましたが、
数回無視され、ここからが始まりだったと思います。

同じフロアですが、気付かなかったと善意に解釈して、今は普通に会話を
していますが、私のファッションなど意識して横目で見てきます。
夫婦共に発信することが好きで、裕福な生活状況や高級ブランドを身につけ
ての家族ショットなどが見られ、就職は経済的な理由でないのは明白で、
相手からすると私などは比較の対象にはならない存在です。
ただ、仕事の能力は別です。

いったい私は何に囚われているのか? 初期の態度で見下された感が強く
残っているからでしょうか。敗北感でしょうか。人それぞれで、比較は意味が
ないとも頭では理解していますし、つまらないこだわりだとも感じています。

自分に自信がないとは思っていませんが、確固たる軸がない気がしています。
このような時期なので、自宅で考える時間が多く、また、今後も同様なことが
起きるとも思われます。どうかアドバイスをお願いします。

【A】
ごえもんさんの、とっても素直で正直な心理状態が見てとれます。

でも、ごえもんさん、こうやって自分に素直になっている時点で、
もうかなり大きなステップを踏まれていると思いますよ。

内容を拝見する限り 「嫉妬」がキーワードになりそうですね。
嫉妬の心理がどこから来るのかということだと思います。

仕事をしっかりこなしているご自分と、そうでないお相手の女性を比較
してしまって、許せない気持ちになっているとのことですが、
今回のケースでは、ごえもんさんは、どうしたいでしょうか?
まず、そこに目を向けてみてください。

相手を正したいのか、そうではなく、そういうことが気にならない自分、
いちいち比較しない自分になりたいのか。どちらでしょう?

ここを区別して考えてみてください。
もしかしたら両方大事かもしれませんね。
その場合でも、しっかり分けて理解し、取り組んでいくことが必要です。
また、ごえもんさんご自身の「幸せの価値観」を明確にすることも大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1761488336

Q:職場での人間関係についての悩みです。
   
私と直接その方(Aさんとします)と関わって、
仕事をしなくてはいけないのですが、
Aさんが自己中心的で感情的。
   
自分の思い通りにならないとヒステリックになり、
些細な事でも私に対する言い方が、きつく当たってきます。
自分のことはさて置き、人の事ばかり、
細かいところが気になるようです。
   
いつも一方的で聞く耳を持たず、
私が言い返すこともできない状況です。
周囲の人達もAさんの性格を理解しているようですが、
直接的に関わる訳ではないので他人事。
  
なお、その人に対して気を使って接している感じです。

仕事でも頼みにくいことを、Aさんに頼みずらいからと、
私にお願いしますと、依頼されることも多く
負担になることもあります。
  
元々は、私とAさんと、もう1人の方(Bさんとします)と
3人で仕事を担当していました。
 
Aさんの態度で気に触ることがあっても、
Bさんと何とか乗り切っていましたが、
Bさんもさすがに耐えられないと、
それを理由に退職してしまいました。
現在、Aさんと2人になった為、
私に対する風当たりが強くなっています。
  
上司にも状況を説明しましたら、
上司が直接Aさんに言ってもいいが、
私が上司にAさんのことを、報告したとわかってしまうため、
尚、状況が悪くなる恐れがあるので、
言わない方がいいのでは、と言う結論になりました。
  
上司のいるところで、現場に直面したなら、
上司もその場で注意できるが、
Aさんも、その辺は要領が良く
上司の前では、そのような態度は見せません。
     
Aさんに対して、なるべく気にしないように、割り切らなければ
と思っても、嫌な感情を引きずって、いらだち
腹が立つことも度々あります。
 
自分自身の気持ちをしっかり持ち、
相手に巻き込まれないようにと思うのですが、
どうしたら良いでしょうか?
    
【はな・50代・会社員】
  

―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
職場の同僚のはなさんに対する態度が悪く、
巻き込まれたくないのに近い場所にいるので困っているのですね。
  
Aさんの言動の詳細がわからないのですが、
モラルハラスメントのレベルである場合、
上司も一緒に対応していかなければならないことだと思います。
 
はなさんとの関係が悪くなるとのことですが、
すでに関係は悪いのではないでしょうか?
維持しておきたい関係でしょうか?
  
もっと悪くなるよりはいまの悪いままの方が
ハラスメントであっても良いので我慢すべき
というロジックは成り立たないでしょう。
  
人間関係を悪化させないためではなく、
ハラスメントをやめさせるために動くということです。
    
そのことでハラスメントがさらに悪化するなら
会社はそのような社員を置いておいてはいけませんし、
それを放っておくような会社は、
はなさんのいるべき会社でもないでしょう。
  
Aさんは誰に対しても同じ態度をとりますか?
  
それとも、はなさんや、嫌なことがあれば
自ら身を引くであろうBさんのような人に対して
とくに強い態度に出るでしょうか。
  
もしそうであれば、はなさんが最初にできることは、
Aさんに屈しない態度、すなわち、
毅然とした態度で接する努力をすることです。
 
そのためには、はなさん自身が、
Aさんから発せられるネガティブな対応を受けるに
値しないことをしっかりと認識していることです。
  
たとえ、一部言っていることが正しかったとしても、
そのような言い方をされる筋合いはないということを
しっかりと認識していることです。
  
そして、すでに状況は悪いですが、
さらに悪くなることを解消する意図で、
Aさんに時間をとって話し合いをしてみることをおすすめします。
  
その際、職場をよりよくするため、
また、円滑に仕事を進めるために
はなさんにとって、「とても大切なこと」であること
を明確に伝えてからAさんと向き合ってください。
  
気がかりなことを話すのは気が引けますが、
遠回しに話をせず、あくまでもはなさんから見て、
どのように受け止めているかを率直に穏やかに伝えてください。
  
Aさんの言動の例を具体的にいくつかあげたうえで、
  
・自己中心的に見えてしまう
・感情的に感じる
・はなさんからみて、思い通りにならないと、
 ヒステリックになる傾向がある
・些細な事でも私に対する言い方が、きつく当たっているように感じる
・自分のことはさて置き、人の事ばかり、細かいところが気になるように見える
・一方的で聞く耳を持たず、相手が言い返すこともできない
・周りも気を使ってしまっている
・そのため、はなさんに仕事が集中している
   
ということを率直に、そして丁寧に伝えてみてください。
  
このことで、はなさんにとって、
職場が暗い場になってしまっていることを伝えてみてください。
  
繰り返し、職場をよりよく、Aさんとより良い関係でいたいために、
このことを伝えていること、あくまでも、はなさんが
そう感じているのだということを強調してください。
  
相手が遮って論破してくる可能性があるので、
いつでもAさんが読み返せるように、
紙にポイントを書いて渡して話すのも良いです。
  
また、相手の態度やコミュニケーション法に関しては
具体的にどのように伝えてもらえたら、受け入れられるのかも伝え、
そのようにしてもらえないかリクエストしてみてください。
  
二人だけで機能しないと思われる場合は、
上司も一緒に3者で話し合えば良いです。
 
そのことで、三角コミュニケーションは避けられ、
全員が当事者として向き合うことになりますし、
上司も目を瞑ったままというわけにはいかなくなります。
 
このようなコミュニケーションにはエネルギーを要しますが、
その対価は大きいはずです。
  
Aさんも、これまで力づくでものごとを思い通りに進めてきたけれども、
そのようなやり方はもう通用しないことを学ぶでしょう。
  
それだけでも大きな違いではないでしょうか。
  
また、はなさんはこれまで理不尽な言動に屈してきた自分を
脱却する儀式となるでしょうし、自己効力感も増すことでしょう。
  
この感覚は人生を切り開く上でとても大切な感覚です。
 
相手がどう変わるかではなく、
自分が相手に対する向き合い方をどのように変えることができるか
の方がより大きなインパクトがあり、自己効力感を高められます。
 
勇気をもって一歩前進してください。
  
          
ーーー

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