仕事・職場

200713

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、あざみさん(40代・介護職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
職場で人に誉めてもらいたい。そんな思いになります。
同僚が上司から頼られている姿を目にして、
「私も頑張っているのに…頑張りが足りないのか」そんな思いになります。
そして同僚への嫉妬心、うらやましさを感じます。

一目置かれる存在の同僚を見ていると、自分は頼りにされる存在ではない
のだ、どうしたら認めてもらえるのだろうか。
どこまで頑張れば、誉めてもらえたり、認めてもらえるのか…
そんな思いになり、自分が辛くなります。

その同僚のような才能はないし、
頼りにされる存在ではない自分であることは分かっています。

気づいた事やできることを頑張ってすればいいんだ、と思える時は
よいのですが、いつも心穏やかではいられません。
何もかも嫌になってしまうのです。

「頑張ってるね、いつもありがとう」と上司に言われても、
認めてもらえた実感を感じることができません。

認めてもらえなくても、ただひたすら目の前のことに一生懸命
取り組むためには、どうしたらよいでしょうか?
~~~~~~~~~~~

介護職や医療の現場には、人の役に立ちたいという動機の強い人が
多いですね。

あずみさんは基本的に、認められたいという承認欲求が強いということを
ご自身で気づいていらっしゃるようですから、その課題にどうやって取り
組んだらよいか、どうやって向かい合ったらよいかというご相談ですね。

これは、結論から言うと、あざみさん自身があざみさんをどう思っているか、
ということです。相手がどうであれ、自分が自分をどう思ってるかという
部分が、いちばんのネックです。

あざみさんに最も近いのはあざみさん自身ですから、あざみさんが、
自分の事を、私どうせ大した人間じゃないのよ、と思っていたとしたら、
たとえ上司が、あざみさん、すばらしいですね。ありがとうございました、
今日の仕事は本当に助かりました、と言ってくれたとしても、
どうせ私は大したことなくて、同僚の誰々さんの方がよっぽどできて、、、
と自己評価しているわけなので、他人の評価や承認を素直に受け取ることが
できなくなってしまうのです。

現に、頑張ってるね、いつもありがとうって言われても、認められた実感が
ないとおっしゃっていますよね。

あざみさん、おそらく同僚からも、過去にねぎらいの言葉や感謝の言葉を
得たことはあると思うんですね。でも、あざみさん自身に、自分なんて大した
ことないのよという気持ちがあると、そういった賞賛・承認も拒否してしまっ
ていて、受け入れることができていないのではないかと思います。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:シフト勤務のある職場で働いていました。

ベテランスタッフの退職者数が異常に多いのに、
トップが直属の上司をかばうので、退職者が後を経ちません。

努力が評価されるのでなく、
トップや上司のお気に入りが昇格するあからさまな人事に、
このままいても未来は無いと判断し、私も退職することにしました。

無視や過重業務のパワハラもありましたが、トップに訴えても、
無視については「おしとやかだから声が小さいのよ」、
過重業務については「あなたしかできないのよ」、
と結局上司を庇うので、何の改善にもなりませんでした。
 
辞めたらすっきりするかと思っていたのに、
退職者の人数だけすぐに中途採用で欠員補充するので、
 
私(たち)が辞めても、痛くも痒くもないように見えて、
結局何のお咎めも反省もない上司に腹が立っています。
 
もうあの職場で、いいように使われてパワハラ受ける日々
から解放された!と嬉しかったのは1日だけで、
厚顔無恥でのうのうとのさばっている上司への
恨みの消化の仕方がわかりません。
 
時間ができたので、断捨離だ!と昼間は張り切っても、
ベッドに入ると思い出して、
あの人も苦しんでほしい!と憎しみが湧いてしまいます。
  
愚痴を言い合っていた元スタッフは、
気持ちの消化をがんばったのか、最近は感謝、感謝と言うので、
私だけ文句や愚痴が言いづらくなってしまいました。
 
せっかく解放されたのだから、
違う事にもっと集中すれば憎しみは消えるものなのでしょうか?
 
憎んだところで、苦しいのは私なので、
あんな人の為にもう苦しみたくないので、
次のステップに進む方法を教えていただきたいです。
   
【はなはな・40代・専門職】
 
―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

職場にパワハラや過労、不公平な人事があり、
それを伝えたにも関わらず改善されなかったのですね。
 
どのような場や状況で伝えたかにもよりますが、
 
もし、はなはなさんが、フォーマルに書面や面談などで、
すなわち、相手が正式なクレームとして受け取れるような
場や状況において報告がされたにもかかわらず、
トップや上司がなんの対策も講じないのであれば、
残念ながらそういう組織文化の会社ということでしょうから、
 
無駄にエネルギーを消耗せずに、退職するのは
賢明な判断であったと思います。
  
はなはなさんがその組織に忠誠心を持っており、
なんとしてでも良い組織にしたいという強いコミットメントがあるのなら、
 
あるいは、権利が著しく侵害され、ダメージが大きく
訴訟のエネルギーを費やすくらいの価値があるというのなら、
訴訟もひとつの選択肢となることと思いますが、
 
文面からも、そこまでエネルギーを費やしたい組織の対象には
なっていないことと思います。
  
確かに、退職者の人数だけ中途採用で補充すれば
痛くも痒くもないと思っているかもしれませんが、
そうであればなおさらそのような職場には、
はなはなさんはいない方が良いでしょう。
  
苦しみには、向き合って乗り越えるべきものもあれば、
ただただ離れた方が良いものもあります。
  
今回の状況は、すくなくともはなはなさんにとっては後者でしょう。
 
厚顔無恥でのうのうとのさばっている上司への恨みに関しては、
お咎めはないかもしれませんが、十分に罰は受けているように見えます。
  
はなはなさんはじめ、先に辞めていった人々、またもしかしたら、
現在働いているひとたちの中にも同じように思っている人がいるかもしれませんが、
  
そのような軽蔑の眼差しで見られるような存在になっていること自体が
もうダメージなのです。
 
はなはなさんからみて、
表面的にはダメージがないように見えるかもしれませんが、
見えないエネルギーレベルでは、
人々からの負のエネルギーをたくさん集めていることでしょう。
  
より高い職位で働くことができたら幸せかもしれませんが、
どのような人間関係の中に自身が存在するか、
他者からどのように受け止められているかは、
さらにその人の幸せを決定づけるのに重要な要素ではないでしょうか。
 
ハラスメントや不正を働く人は、
安心して深いところで繋がり合える人間関係を形成するのは難しいでしょう。
 
これは人生における大きなロスです。
 
もう、彼ら彼女らは十分損をしているのです。
 
そのような人たちがギャフンというところを見たら
少しは清々するのかもしれませんが、
そのようなことに執着することもまた損です。
 
はなはなさんは、尊敬できない人々の経過を見守り続けることよりも、 
尊敬できる人々と関わり合うことに
時間とエネルギーを注いだ方が賢明です。
   
自分の大切にしている価値に関心のない相手の土俵で戦おうとしたり、
ましてや自分の土俵にそんな相手を引っ張り込もうとしたりしないことです。
 
はなはなさんの課題は、どちらが正しいか白黒決着をつけることではなく、
よりご自身にふさわしい場を見つけ、どんどん前進することなのかもしれません。
     
    
          
ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みいさん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
心機一転、人生をやり直したいアラフォーです。

毒親育ちでパニック障害になりながらも、何とか働いてきました。
傍目からは、浪人することなく有名大学に行き、小さな会社の法務職で
年収600万円と、普通の人生に見えるかもしれません。

しかしながら、意図せずして実家暮らしで、
パワハラ、セクハラ、サービス残業とボロボロです。
辞めたくても、自分に仕事がつき、辞めずにきてしまいました。

今から、資格取得、転職などで人生を変えたいと思っています。
日本では年齢的にアラフォーからのリスタートは困難というのは承知
していますが、今までの苦労が報われると信じ、人生を変えたいです。

私のような年齢から人生を大きく変えたい場合、
どうすれば良いでしょうか? 

アドバイスを頂けますと幸いです。よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~
 
みいさん、無意識ではすでに腹を決めていらっしゃるのでは
ないでしょうか。でも、きっと怯えがあるのですよね。

何年もずっと同じ会社でやってきて、仕事も慣れているし、
ハラスメントは絶対に耐えてはいけないものですが、
ただ、みいさん的には、それさえ我慢すれば
今までやってきたことを繰り返しているだけで、安泰というか
経済的にもきちんと守られているし、リスクを冒さなくていい。

今の仕事やしがらみから自由になることと、そこでのリスク。
自由にはリスクがもちろん伴いますから、
このせめぎ合いで苦しんでいらっしゃるのではないかとお察しします。

40代だと仕事がないのではないかという点について。

求人によっては、性別や年齢に制限があるものも多いですね。
本当にその年齢とか性別でなければその仕事ができないのか、
そうではないはずなのに、アンコンシャスバイアスと言って、
無意識な偏見というものが、これは世界中にどこでもありますけれど、
特に日本は、ジェンダーや年齢による偏見の問題がまだまだありますね。
 
では、みいさんも諦めたほうがいいのかというと、そうではありません。
みいさんがそういうところを打破する一助になるのだ、
と思って取り組んでみるのはいかがでしょう?

氷山の一角だってかまわないんです。
一角から始めないと、何も変わりませんからね。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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200525

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、よわよわママさん(30代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。よく悩み相談を読ませて頂いてます。

現在、コロナウィルスの関係で保育園が自粛要請となり、
仕事を休んで家で子どもをみています。

そのこと自体は仕方ないと思うのですが、
仕事を長期間休んでいることで、どうしても心が落ち込んでしまいます。

担当の方に伝えて、その方も「小中学校も休みになったから、そうかと
思っていたよ」と言って下さり、休みにはして頂いているのですが、
前々から短時間のパートで週3日というのも、周りで長く働いている方の中
ではなんとなく居づらかったり (周りはもっとお子さんが大きかったり、
条件は違うので気にしないで良いとは思うのですが)、

担当の方も優しい方なのですが、私の伝え方が良くなかったのか、
何だか冷たい印象も感じてしまって、次に仕事に行くのが怖く感じて
しまったりします。

前々から、別にいじめられているとか、そんなのではないのに、
すごく緊張したりして、上手く話せなかったりで、
なじめていないなぁと思ったりして、落ち込んだりしていました。

長く休むことになって、最初は「仕方ないし」という感じで
わりと楽しく子どもたちと過ごしていたのですが、自粛要請が長くなって、
そのことを伝えてからは「甘いなぁ」とか「ふざけてるの?」とすら
思われているのではないかと心が落ち着かず、
子どもたちとも楽しく過ごせません。

前々からこんなのだから、内職とかに変えた方が良いのかなという考え
にもなってきます。

子どもたちも急な休みなのだから、楽しく過ごさせてあげたいのに。
こんな弱弱な私に、何かアドバイスをいただけるとありがたいです。
~~~~~~~~~~~

共感している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

自分のせいや、自分の管理不足などではなく、社会的な情勢で
強制的にこのような状況になっているのだけれど、
働けている人は働けているし、そうではない人、子育てしている人などは
不本意ながら家にいなくてはならないというようなことがあって、
職場に迷惑をかけているのではないかという思いなのでしょう。

おそらく、よわよわママさんが今回挙げていらっしゃる課題というのは
今回、コロナだから出てきたことではなくて
もともと思っていた課題が、このコロナという究極の状況で
良くも悪くも、浮き彫りになっているだけだと思うんですね。

考え方によっては、これはチャンスです。自身の課題が浮き彫りになった
ということはそれに取り組むチャンスだということです。

コロナが図らずもくれたチャンスだと思って、
ぜひ向き合ってみていただきたいと思います。
ご自身のウォンツを明確にしてみることをお勧めします。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:はじめまして!こんにちは。
  
私は30代の主婦で、夫と4人の子どもと生活しています。
   
五月より、仕事をする予定でしたが、
コロナの影響で、学校も幼稚園も休校になり、
職場に相談して延期してもらっている状態です。
  
子どもと過ごす毎日ですが、充実しています。
  
コロナで延期にしてもらっている仕事ですが、
今の、私に必要な事は外で働くことではなく、
家の子どもたちと向き合うことなのではないかと思ってきています。
 
仕事をはじめるのは、経済的なこともありますが、
自分の時間が欲しいと、思う気持ちもあったからです。

自分の時間が欲しいのは、
子どもと向き合うことから逃げているのでは?と考えたりしています。
 
仕事は、自分のやりたい事、
でも今、やらないといけない事は、子育てなのではと、なやんでいます。
 
本当は、ゆっくり子どもと向き合いたい、
でも、家にいると思い通りにいかないことが多く
イライラしてしまう自分がいるので、外にも出たい。
 
こんな思いがグルグルしています。
 
こんな気持ちのまま、決められずにいます。
何か突破口が欲しいです。
 
よろしくお願いします。
 
【えるちゃん・30代・看護師】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
えるちゃんは4人のお子さんを育てられているのですね。
 
喜びも多い反面、おっしゃる通り、
自分の時間も犠牲になることと思います。
 
子育てはままならなさのレッスンですからね。
 
まずは、4人育てているご自身を
「よくがんばっているぞ!私」と存分に褒めてあげてください。
 
  
さて、子育てと仕事(経済的なバランス)と自分自身の時間との
バランスに悩んでいらっしゃるのですね。
 
仕事や自分自身の時間を欲することは、
決して子どもと向き合うことから逃げているわけではありません。
 
子育てはエネルギーを使いますから、
そのためのエネルギーを充電する場や時間も必要です。
 
自分の時間を持つことは、
機嫌よく子育てをするうえで大切な要素です。
 
ガソリンが入っていない車は
どんなにアクセルを踏んだって前進しません。
 
適度に自分の時間や休息をとらないことは、
エネルギーが枯渇しているにもかかわらず、
仕事しようとしている人=無責任な人という考え方もできます。
 
食事や睡眠がきちんととれていないときに、
イライラせず育児ができますか?
 
生理的欲求と同じように、私たちには
満たす必要のある心理的欲求というものがあります。
 
えるちゃんも、自分のニーズを満たすことも大切な仕事のうち
としてとらえてみてください。
 
子育てか、仕事かと、どちらか白黒はっきり
させなければいけないのではなく、
配分を調整されれば問題は解決すると思います。
 
子育ても、自分の時間も適度に…ですね。
 
子育てとは必ずしも、常に子どもと一緒にいることではありません。
 
仕事を一生懸命頑張っている
お母さんの背中から学ぶことだって大きいのです。
 
お母さんがずっと家にいるわけではないとなれば、
お姉ちゃんやお兄ちゃんが妹や弟を思いやる機会や
兄弟姉妹が互いに協力し合う機会、
自分たちで考える機会も与えられます。
 
子どもを育てる究極の目標は自立ですから。
 
ひとつ気になったのは、えるちゃんは自分の時間が欲しくて
仕事に復帰することをお考えですが、
仕事が自己充足できる場となればそれは良いのですが、
 
もし、仕事もエネルギーを費やすことが多い場となった場合、
たとえ子どもたちから離れる時間ができたとしても、
満たされない可能性があるかもしれません。
 
その場合は、経済的なこともあり、仕事をするのなら、
仕事以外にも自己充電できる時間を持つことが大事になります。
 
経済的にゆとりがあったに越したことはないけれども、
もし、いますぐ働かなければいけないわけでもないし、
子どもたちとの時間を大切にしたいと思うのであれば、
仕事以外で自分の時間をつくることで
バランスをとることも考慮されてはいかがでしょうか。
 
もしかしたら、えるちゃんは
子どもがいるのに自分の時間をとることに罪悪感がある
ので「仕事」という合理的な理由を免罪符として
使おうとしているのではないかと気になりました。
 
繰り返し、仕事でなくても、自分自身の時間は
必要不可欠なもの、仕事と同じくらい大切なものです。
 
そのことを思い出して、ご自身をケアされてください。
 
子育てがんばってくださいね!
 
          
ーーー

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Q:いつも川畑先生のお言葉で
生きる力をいただき日々過ごしています。
ありがとうございます。
 
ドラッグストアに勤めていますが、
コロナの影響で本当に疲れてしまい、
もう辞めたいと思いだしています。
 
マスクはないの!本当にないの!
なんでドラッグストアなのに
マスクがないんだ!
マスク相変わらずないんですね!
 
ご家族様で、1つの購入となりますと話せば、
すごい不服な顔をされたり・・
申し訳ありません・・・と頭を下げながら、
「もう嫌だー」という心の叫び。
 
お客さんから「すみません・・」と声をかけられるのが、
苦痛になっています。
 
朝から、並ぶお客さん。
トイレットペーパーをめざし我先にと走るお客さん。
マスクのことで口論し、取り合いをしてるお客さん。
 
長蛇の列のレジ。
必死にレジをしている中、レジを止め、
マスクは今度はいつ入るの!と聞いてくるお客さん。
 
レジが止まり、次のお客さんに怒られる・・
レジに時間をとられ、発注やら棚がえやら、商品補充やら、
他の仕事もたくさんあるのに、なかなかできず、残業の日々。
 
店長をはじめ、社員もパートも自分の任されてる仕事に必死。
みんなイライラもつもり、人間関係の雰囲気も悪くなり・・・
 
川畑先生のお言葉をいつも思いだし、
良いことに目を向けようとしたり、ゆっくり家では休むことをしたり、
レジで焦ってしまう時は、メタ認知を心がけたり。
  
いろいろ思考の整理をしながらの日々ですが、
とうとう先日、めまいと吐き気で仕事を休んでしまいました。
 
オリンピックが一年延期になったということは、
コロナが落ち着くのは、まだ一年以上?!

こんな状態が一年以上も続くのかと思ったら・・
コロナ情報ばかりのテレビも見れなくなり、
今、目の前のことをやるエネルギーもなくなってしまっています。
 
大好きな川畑先生のお言葉をもらいたく、気持ちを吐き出してみました。
よろしくお願いします。
  
【ほのか・50代・パート】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
医療現場の混乱もですが、
マスクやトイレットペーパーを扱うドラッグストアともなれば、
コロナパニックの最前線と言っても過言ではないでしょう。
 
ほのかさんの苦悩は察するに余りあります。
 
そんなパニックの中にも、
ドラッグストアが可能な限り正常に機能するよう、
私たちのためにオペレーションしてくれているのは
本当にありがたいことですし、ほのかさんたちのおかげです。
 
カスタマーサービスでは、クレームの対処がつきものですが、
その頻度が一気に高くなると、
対応する側も疲弊してしまうのは当然のことです。
 
ほのかさんのように、
誠実に対応しようとする人であればあるほど、
その消耗は激しいはずです。
 
まず、お客さんからクレームが来た場合、
自分の態度によるものであれば、
個人的に受け止めて対処する必要がありますが、
現在起こっている混乱は、
ドラッグストアの管理不備のせいでも、
ましてやほのかさん個人のせいでもないのは明らかです。
 
コロナウィルスの感染拡大で
世のニーズに製造や流通が追いついていけていないこともですが、
人々のパニックそのものが問題に拍車をかけているわけですから、
ほのかさんがクレームの対象となって
それを受け止める必要はまったくありません。
 
むしろ、このようなときは、丁寧に対応をしつつも、
相手の理不尽なもの言いは、受け流すすべを
身に付けることも身を守るのには大切です。
 
ほのかさんもご理解されているとおり、
相手の怒りは本来ほのかさんや
ドラッグストアに向けられたものではありません。
 
ほのかさんもドラッグストアも、
そして製造者も流通者も、怒りにも攻撃にも値しません。
 
怒っている人は、とても恐れていて、とても困っていて、
とても脆い状態にある人で、その感情のはけ口を求め、
とりあえずその恐怖と怒りが頂点に達しやすい
現場にいる店員さんに吐き出してしまっている、
残念ですが、極めていびつで、不器用な人だと理解してください。
 
人間は合理的な生き物のようでいて、
実はまったくそうではありません。
 
とくに強度のストレス下では、
理性よりも感情が全面に出てしまい、
子どもに退化したようなふるまいをします。
 
集団バイアス、ネガティブバイアス、メディアバイアス、
気づかぬうちにさまざまな偏見で行動をしてしまいます。
 
もし、ほのかさんの周りで今起こっていることが、
ドラッグストアでなく、保育園や幼稚園であれば、
きわめて通常のことです。
 
保育士さんたちは、子どもたちの喧嘩や罵声に
ショックで職場を離れるということはまずありません。
子どもが感情や本能むき出しなのは当然のことだからです。
 
ほのかさんはそんな職場に勤務するつもりはなかったかも
しれませんが、この時期、精神的に退化した大きな子どもたちが
出没しやすいゾーンにいると受け止めてみてください。
 
そして、目の前に流れる濁流に飛び込んだり
(こどもの身勝手な怒りを保母さんが
まともに受け止めて落ち込まないように)、
飲み込まれたりしないよう気をつけて、
その濁流を堤防から観察する傍観者の気持ちを忘れないでください。
 
また、相手は心情を受け止めてくれると収まることもあります。
 
「すみません」とまるで責任が私たちにあるかのごとく謝罪しつづける
姿勢は、ときとして相手の理不尽なクレームをエスカレートさせる
こともありますので、注意が必要です。
 
毅然と、でも丁寧に「本当に困りますよね。
私たちも本当に困っているんですよ。」とか
「私たちも早く入荷させてほしいんですがね。
早くコロナウィルスが収まるといいですね。」と、
ほんの一言、二言でもいいので、
「あなたの気持ちを理解していますよ。私もあなたと一緒ですよ。」
というメッセージが伝わるよう、
耳を傾け共感を表現してみてください。
 
実際、ほのかさんたちは同じように困っているわけですから。
 
相手も、品切れがドラッグストアのせいでも
ほのかさんのせいでもないことは、頭では重々わかっています。
 
ですので、自分の不安やフラストレーションを
受け止めてくれた、わかってくれた、と感じるだけで
爆発した感情が収まることもありますし、
逆に受け止めてもらえたことで、冷静さをとりもどして
「あなたたちのせいじゃないしね」と
自己完結する人も出てくるかもしれません。
 
あとは、ドラッグストアの方針にもよりますが、
マスクが買えなかった人に、
手作りマスクのつくりかたなどのビラを
「どうぞ」と配布するのも良いかもしれませんよ。
 
そこに、「おちついて行動して
コロナウィルスに負けないようにしましょう(^_^)」というような、
啓発メッセージを入れても良いでしょう。
 
相手は、マスクそのものは手に入れられなかったかもしれませんが、
すくなくとも、安全安心を確保するための何かを
手に入れることができます。
 
試練のときというのは、私たちの智慧が試される時でもあります。
 
ほのかさんも、この非日常を、
クリエイティブに柔軟に対応してみてください。
 
応援しています!
 
          
ーーー

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200330

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、Yurieさん(50代・介護員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
人と深く関わる事ができません。
 

職場の同僚と仲良くなり、友達になりたいと思っても、同僚は、
あくまで同僚としての付き合いなので友達付き合いにはなりません。
 
家族の中でも、兄は同居していた頃、私や子供たちに話しかける事が
ほぼなく、無関心に思え寂しかったです。

 
人との距離感がつかめていないのか、私自身がアダルトチルドレンなのか? 
子供の頃からおとなしすぎて存在感のないタイプでした。
いつしか、自分に優しい人としか付き合えなくなってきた気がします。

  
今は、合う合わないと好き嫌いは別だという事を理解し、
自分軸をしっかり持ちたいと思っています。周りの人たちのように
程よい人間関係を築くにはどうしたら良いでしょうか。
~~~~~~~~~~~
 
Yurieさんはとても優しくて、周りと調和し、輪の中にいることを
大事にされる方なのではないかとお察しします。

まず、職場の同僚に関しては、仕事は仕事、プライベートはプライベート
と割り切っている人も世の中には多いと思います。

あまり個人的な感情を持ちすぎてしまうと、仕事が仕事として機能しなく
なってしまうから、そこはドライに割り切る人もたくさんいて、おそらく
Yurieさんのご同僚もそのような感じなのかなとお見受けしました。

ですので、もちろん友達も同僚も全部ひとまとめにできたらいいかもしれ
ないけれど、ここはYurieさんも、もし相手がそのように割り切っているの
であれば、職場とプライベートは別々に考えてみるのもよいかもしれません。

もちろん、たまに食事に行ったり飲みに行ったりするぶんにはよいと思い
ますが、例えば夜遅くまでLINEをし合うなど、どっぷり深い仲でなくても
よいと思うのです。

同僚は同僚のサークル(人の輪)の中にいて、そして今後はYurieさんが
もっと他にもたくさんサークルを作っていくことが大事になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:仕事が行き詰まっています。
これまで何度も何度も転職してきました。
  
転職を繰り返し、少し心を病み、2年ぶりにパートで就職しました。  
今回は職業訓練で学んだことを活かしたいと思って
今の職場を選びました。
   
しかし、私には難しいことが多く、この年になって、
新しいことを覚えるのはしんどいことだとよくわかりました。
   
また転職しなければならないかと思うと、涙が出てきます。
   
今の職場で頑張るという選択も苦しくて、無理なのかなと感じています。
   
心が弱い私に、何ができるのか、どこに相談したらよいのかわからず、
夫や身内に相談しても責められるだろうと思うとできず、
先生にお尋ねしてしまいました。
  
毎回、選んだ仕事に行き詰まってしまう自分に、
悲しくてやりきれない思いです。
  
この年になっても、自分がわかりません。
  
うまくいかないと、どんどん落ち込んでしまって、
すぐに泣いてしまう自分も情けなくて仕方ありません。
  
この気持ちにどのように向き合えば良いでしょうか?
  
【ミドリ・50代・パート】
  
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
  
ミドリさんの、挫けてもなんどもチャレンジしようとする精神は
素晴らしいと思います。
  
ミドリさんは、同じところで働き続けたいにもかかわらず、
それがうまくいかずに転職を繰り返しているのですね。
  
転職の理由は、適職でないことが理由でしょうか、
それとも職場の人間関係が辛くなることが理由でしょうか。
  
もし、仕事の内容が自分の能力に適していない場合は、
職業の適性診断を受けることをお勧めします。
  
自分自身で「私にはこれがあっているのではないか?」
と思っているものと、客観的に診断して
ミドリさんに合っているものは異なることがあります。
  
また、資格や技術があれば就職しやすいということを理由に、
本来であれば苦手な分野や業種であるにもかかわらず、
苦手を克服して頑張ろうと果敢にチャレンジして、
結果的に無理が祟り続かなくなるケースもあります。
     
ミドリさんは職業訓練を受けたとのことですが、
その分野はミドリさんの関心や興味があったもの、
すなわち「したい」と思ったものでしょうか?
 
それとも興味や関心はないけれども、
(周囲の価値観から)やっておいたほうがいいと
思われるもの、すなわち「するべき」と思ったものでしょうか。
 
前者であれば、現場である程度の課題に直面しても
頑張って乗り越えようと、
モチベーションを維持できるかもしれませんが、
 
もし後者であれば、直面する課題が大きいほどに、
頑張る動機が薄れてしまい、
やめたい気持ちが先走ってしまうかもしれません。
 
人間がストレスを我慢する理由は、
そのことで命が守られるときか、
そのストレスを乗り越えることで
より大きな喜びを得られるときです。
 
ミドリさんは50代で新しいものを覚えるのは
しんどいことだとわかったとのことですが、
人間は興味があることに関してはさほどしんどいとは思わないか、
しんどさを厭わないかでしょう。
 
適職診断をすることで、ご自身の興味や関心、
そして持ち備えている技能を総合的に判断して、
無理なく取り組める仕事が明らかになれば、
これまでとは違ってくるかもしれません。
    
ですので、まず相談すべきは適職診断をしてくれる場所です。
   
キャリアコンサルタントやキャリアカウンセラーといった専門家が
適職診断をしてくれます。
  
ハローワークや人材紹介業者などはそのような専門家がおり、
無料でコンサルテーションしてくれるところも多いので、
いちど問合わせてみると良いでしょう。
  
また、ミドリさんが同じ組織でずっと働き続けることに
価値を置いている一方で、
世の中にはあえて転職を繰り返しながら、
自分に合っているものが何かを探している人もいることも
知っておいてください。
 
その度に、転職する先があるということも、
ある視点からはありがたいことかもしれません。
  
自分に何が合っているかが明確でないうちは、
あまり「ずっとそこで働き続ける」ということにこだわらずに、
いろいろ試して良いとご自身に許可を与えることも大切ではないでしょうか。
 
周りに合わせるのではなく、自分に合わせるということを
テーマに前進されますように。
 
これは仕事も人間関係も一緒ですね。
 
          
ーーー

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200203

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、いちさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑のぶこ先生、いつも心のこもったアドバイスありがとうございます。

今日は、ここ3年ほどずっと引っかかっていることを聞いていただきたい
と思います。

3年ほど前、勤めていた会社が親会社に吸収合併され、とても良い環境で
働いていた私たちは辛さもありましたが、社長と社員は全員続けて雇用
してもらえることになり、みんなで新たな気持ちで頑張ろうと前向きに
なっていました。

ところが社長が、自分はこの機会に辞めると言い出し、みんなの不安は
大きくなりました。その時、私が中心で社長を引き止め、考え直した社長
も親会社の役員として残ることになり、みんなで喜びました。

しかし、その直後から社長の様子がおかしくなり、心療内科に通うように
なりました。うつと診断され、現在も薬を飲んでいるようです。

社長と歳も近く話しやすいこともあるかもしれませんが、会うと「眠れな
い」「辛い」と話してきます。私はただ聞いてあげることしかできず、
何と言ってあげたらいいかわかりません。また、自分が引き止めたことを
責められているようで、辛くなります。

私にできることは何でしょうか? アドバイスがあればよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~
 
いちさんの社長さんに対する思いやりが伝わってくるご相談内容です。

まず、いちさんが社長さんの話し相手になってあげているということ、
これだけでものすごく癒しの効果があるんだということを
知っておいていただきたいと思います。

「ただ聴いてあげることしかできない」「何と言ってあげたらいいかわか
らない」と書かれていますが、聴いてあげることしかできないということ
はもしかすると、いちさんは聴くことにあまり価値を見い出していらっし
ゃらず、何と言ってあげたらいいかわからない、すなわち、何か言って
あげなきゃいけないのに、と思っていらっしゃるかもしれませんね。

でも、実は、ただただ相手の言い分を受け止めてあげるだけ、耳を傾けて
「そうか、辛いのか」とそのことを受け止めて「そうですよね」と共感
するだけでも、相手にとってはものすごく救いになるのです。

傾聴と共感。相手の感じていることを一緒に感じてあげる。
要は、理解してあげようとする姿勢ですよね。

この傾聴と共感というのは、私も日頃行なっているカウンセリングでは
基本中の基本になることです。時として、カウンセリングは傾聴と共感だ
けでも成り立つくらいです。

カール・ロジャースという臨床心理学者は、クライエント中心主義、
来談者中心主義というものを唱えました。

私たち一人ひとりの中には、生まれながらにして、癒える力や、困難を
乗り越えて前進していく力、人生を切り開いていく力というのがきちんと
備わっていて、ただそこに寄り添っているだけで、その相手は自ら問題を
解決していったり、病気を克服していったりするようになる、
このような説を唱えました。

ですので、話し相手というのは必要なのですね。いちさんのように、
本当に親身になって耳を傾けてくれること自体、社長さんにとっては
セラピーですし、価値のあることなのだということを、ぜひもう一度
思い直していただきたいと思います。

そのうえで、どのように接していけばよいかということについて、
アドバイスさせていただきますね。
  

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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Q:川畑先生、いつもメルマガ読ませていただいてます。

過去のメルマガの質問の回答で
「自分がリフレッシュできる場所を!」というメッセージがあったのですが、
自分に置き換えるとなかなか難しく、自分を責めがちです。

私は独身で、仕事をしながら、心が枯渇しても
毎日生きていかなくてはいけないのが現状です。

職場では責任ある仕事を任されていると同時に、
後輩の指導や人間関係など、次から次へと問題が増え続け
頭がパンクしそうな毎日が続いています。

自分が休むと誰かが代わりに
業務に就かなくてはならないのを悪いと思ってしまいますし、
カラダがだるいなあと感じるような体調不良は
自分が悪いと思い、なかなか休むことができません。

休むことへの罪悪感から離れるには、どうしたら良いでしょうか?

川畑先生がお忙しい中、大切にされていることを
教えていただきたいです。

【美香・30代・会社員】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

美香さんの真面目で誠実なお人柄が伝わってくるご相談です。

きっと美香さんの周りにいる人は、
美香さんを頼りにして、助けられていることと思います。

同時に、美香さんご自身もそのように頼りにされることに
生きがいを感じていらっしゃるのではないのでしょうか。

そのこと自体は悪いことではありませんが、
度が過ぎるとやはり問題です。

「責任」に関しては、美香さんのおっしゃる通り、
健康管理も責任のうちです。

ただし、それは病気になってはいけないということではありません。

人間は、生きてる以上、老いたり、病んだり、死んだりします。
これは免れることが出来ませんし、
受け入れなければならない事実です。

これを否定して、徹底的にコントロールさえすれば、
常に健康で100%のパフォーマンスで働ける、
ということを前提にしているのであれば、
これは地に足のついていないポジティブシンキングです。

事実を受け入れないポジティブシンキングは、脆弱です。

休まずに働ける人などこの世には存在しません。

体調が悪いのは、休みが必要ですというシグナルです。

そのシグナルを無視することは、
ガソリンが無くなっているのに、あるいはオーバーヒートしているのに、
車を止めずにアクセルを踏み続けるような行為です。

これは責任ある行為と言えるでしょうか?

体調が悪いのに忍耐や根性で仕事をし続けるのは、
美しい精神に映るかもしれませんが、どこかで皺寄せが来ます。

ある日突然ダウンしてしまう危険があるのです。

その結果、周りに仕事を投げざるを得ない状況が生じます。

臨界点に達するギリギリまで頑張り、
自他が諦めざるを得ない破綻した状況で、
初めてボールをパスするのか、

それとも、どのみち周囲の助けが必要になるなら、
最初から意識的に、そして計画的に、
周囲と助け合い協力しながら仕事を配分するのか…

チームが勝つためには、「私」がボールを握り続け
シュートを決めないといけないのか、

それとも、必要なときにボールをリリースして
相手にもお手柄を立てさせ、全体で勝利を勝ち取るのか、
もういちど静かに振り返ってみてください。

パスをしないことによって
負けるゲームもあることを知ってください。

パスをすることで相手の能力が高まり、
成長する機会が与えられることも知ってください。

オーバーヒートしたら、クールダウンすることも仕事、
すなわち、休息も大切な仕事であり責任です。

ご自身に厳しさでなく、優しさをもって接してあげてください。
         
         
   

ーーー

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