夫婦関係

shutterstock_759005119

Q:4歳の子どもがいる20代の女です。
働きながらワンオペ育児をしています。
初めて相談させていただきます。

産後から旦那のことを嫌いになる一方です。

原因は結婚してすぐの数回の浮気、
出産のとき、30時間を超える陣痛と闘う私の横で寝ていた。

育児をするのは家の外だけ。
子どもの運動会などの行事を見に行こうとしない。

一度だけですが、飼ってるペットへの虐待、

私が知らないうちにスマホを見られる。

なぜかスマホのロック番号も知られてて気持ちが悪い。

子どもがいる時にしか冷暖房を付けてないのに、
冷暖房をつけてるのを見るとすぐに消してくる。

お風呂の換気扇や食器乾燥機も消されます。

先日はストーブも片付けられました。
そんなことの積み重ねで冷めてしまい、
最近円形脱毛症になりました。
(これが原因とは言い切れないかもしれませんが。)

ある日、いきなり『夜ご飯と弁当はしばらくいらない』と言われ、
いるようになったら言ってねとは何回か言いましたが
何も言ってこないので作ってません。

自分で好きなものを買ってきて食べてる感じです。

それ以来、旦那は私を避けているのか、
私と子どもがリビングにいてる時は自分の部屋に篭って、
私たちが買い物などに出かけてる隙にお風呂など、
リビングに入らないとできない用事を済ませ、
私たちが帰るまでに自分の部屋に戻ります。

子どものために今の状況を変えないといけないと思い、
話しかけたのですが、完全無視です。

何回か声をかけましたが完全無視。
LINEなら答えるかなと思いましたが、そちらも完全無視。

私だけの気持ちで言えば、
もう旦那に対する気持ちは一切ないし離婚したいです。
でも子どもは時々、パパのこと好きじゃない!とか言うこともありますが、
少しでもパパと喋ったりしたときは嬉しそうだし、
そんな姿を見ていると離婚に踏みだせず、解決しなければと思ってます。

この状況を変えるいい方法ないでしょうか。

【にこ・20代・ホテル従業員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

お仕事をしながら4歳のお子さんの育児と家事を
ワンオペで担っていらっしゃるとのことで、
にこさんの消耗度がうかがわれます。

夫が協力しないこともですが、感謝を感じられないことが、
にこさんをさらに辛くさせているのではないでしょうか。

厚生労働省の平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告では、
母子世帯の約40%が、末子が0ー2歳の間に離婚をしており、
次に多いのが3歳から5歳の間で約20%となっています。

この統計からも、母子世帯の実に60%近くが
末子が5歳になるまでに離婚をして、
平均年齢は4.4歳となっています。

理由は「性格の不一致」がトップに挙げられますが、
曖昧なカテゴリーで、実際にはにこさんが体験している通り、
育児や家事への協力不足や無理解は無関係ではないでしょう。

にこさんのように4歳の子どもを育てる親にとっては、
育児と家事だけでも精一杯ですが、
そこに仕事も加わるわけですから、
物理的にも精神的にも限界なのは想像に容易いです。

そこに理解や協力がなく、愛も思いやりもリスペクトもないのであれば、
離婚したいと思うのも無理ないでしょう。

もちろん、ご主人側の声を聞いているわけではありませんし、
ご主人なりの理由があることと思います。

もし、にこさんが、本当はご主人と仲良くやりなおしたいと
思っているのではなく、もうこれ以上の我慢は限界で、
早く離婚したいけれど子どもが可哀想でできないと思っている
のであれば、子どもにとってのベストが本当に父母の婚姻関係
が維持されることなのか、
それがどれくらい大きな意味を持つのかを、
もう一度深く考え直してみることをお勧めします。

その際、たとえ離婚しても、子どもと父親が望むなら、
定期的に時間を共にすることが可能なことも覚えておいてください。

離婚した母親の中には、離婚してからの方が、
父親が子どもと限られた時間の中で、より精一杯向き合ってくれて
関係が改善していると報告する人たちもいます。

父母の仲が破綻しているのに、無理に一緒にいつづけることは、
子どもが好ましくない夫婦のモデルを学習するリスクもあるので
注意が必要です。

「夫婦とは愛がなくても、互いの思いやりがなくても、
敬意や誠実さがなくても、ときとしてハラスメントを受けても、
 精神的苦痛に耐えて一緒にい続けるもの。」
と学ぶ可能性もあるのです。

そのリスクを回避しようとしたのであれば、
子どもをないがしろにしたのではなく、子どもを思うからこそ
苦渋の決断をしたという考え方もできるわけです。

ぜひそんな視点も考慮してみると良いのではないでしょうか。

人生に困難は付き物ですが、
辛い試練を乗り越えて、お母さんが前向きに
そして基本的に機嫌よく、愛する我が子と向き合うことができるのなら、
子供は大きな愛を学ぶでしょう。
これは形式的な愛に勝るのではないでしょうか。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

maxresdefault

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、そらさん(30代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫が怖いです。夫はすぐに機嫌を悪くするので、
毎日地雷を踏んでしまわないかビクビクしています。
洗いものを先にやったら怒られるかな、
お風呂に先に入ったら怒られるかな。など。

子供たちにいうことを聞かせるには暴力が一番だという考えを持っている
人で、それは違うよ。という話をしても全く聞く耳を持ちません。

「お前が子供たちに言うことを聞かせられないので、俺が仕方なく殴って
いる。お前は俺に子供たちを殴らせたいんだろ?だから片付けも宿題も
やらせないんだろ?食事中に何度も注意をしなきゃならないんだろ?」と。

子供にも「クズ。目障り。」との言葉をかけるのでやめさせたいのですが、
どうしたら良いのかわかりません。
夫はたぶん変わりません。子供たちの心が心配です。
~~~~~~~~~~~

これはもう家庭内の暴力が行われているということが明らかですので、
夫を変えるというのはすごく難しいと思います。

もちろん、変えられないと決めつけることはできません。
が、DVで一番問題なのは、妻や子どもなど、被害者のほうが、自分たちが
変われば、夫は、お父さんは変わるんじゃないかと、全部問題を自分たち側
に還元してしまうことです。

夫が、お父さんがよくなるために、自分たちが変化を起こすという努力を
した結果、それが不毛に終わってしまうということが、DVの家庭内環境で
起こりがちな構図なのです。

そらさんのケースも、「私」がどのように変化したら夫が変わるか、と考える
よりは、暴力にどのように立ち向かったらよいかということを、冷静に考えて
いかなければいけません。

実際にもう殴っているわけですから、これは犯罪ですね。犯罪は許しては
いけないことですし、暴力はいかなる理由があっても許されることでは
ありません。

ですから、暴力にどうやったら耐えられるかとか、どうやったら相手を変えら
れるかではなく、どうやって自分たちを守るかを考えていく必要があるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

maxresdefault (1)

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ともっちさん(40代・派遣社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
元々私には結婚願望がなく、夫とも結婚する気はありませんでした。
しかし、夫の親からの圧力もあり結婚することになりました。

結婚後の2人での生活はそれなりに楽しかったです。
ですから子どもも欲しいと思うようになり、男女2人を授かりました。
そういう意味では、やはり夫とは御縁があったのだなぁと思っています。

しかし子どもが生まれてから義母の干渉が激しくなり、また夫も育児に
は無関心、家事も全くせず、自分の楽しみにお金を使い続け、転職を
繰り返したことなどもあり、莫大な借金を抱え自己破産まで経験しました。

夫のイライラは私や子ども達への暴力へと向かい、シェルターにも
お世話になりました。私が精神的に鬱状態になってしまったため、
夫の元へ戻り、心と体を癒しながら10年程が経ちました。
子ども達も大きくなり、やっと私自身も仕事を少しずつ始めることが
できるようになりました。

しかし、子どもたちの心の傷は大きく、私も今は夫が好きではないので
別れたいですが、まだまだ経済力のない状態で別れることは不安です。
一方でまだ夫の借金に追われて生活していることも釈然としません。

幾度となく別れを切り出しましたが、まだやり直せるのかもと思って
しまいます。そこには夫に対する依存があるのだと思います。
また結婚をすると決めたのは自分なので責任はあるし、生活できている
ことに感謝しなければならないという思いもあり、でもその感情は必要
なのだろうかと疑問にも感じています。

自分は愛がない自己中心的な人間だなぁと思います。
私の何から変われば納得のいく決断と行動ができるのか、
教えていただけませんでしょうか?よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

ご主人の暴力、借金、自己破産があって、その後10年かけてなんとか
心と体を癒しながら、お子さんたちもやっと育って大きくなったとのこと。
そして、ここに来て、ともっちさんは「自分は愛がない自己中心的な人間、
いったい私の何が変わればいいのか」と疑問に思っていらっしゃるのですね。

でも、これは、ともっちさんが変わるのではなくて、ご主人が変わる必要
があることなのです。

DVの加害者と被害者の典型的な構図で、暴力を加える側は、加えられて
いる側、被害者のほうが悪いのだという、罪悪感を植え付けるような言動
をします。

誰のおかげで食えているんだとか、あなたのこういうところが悪いから
こうなんだとか、子どもが引きこもったり、あるいは精神的に不安定に
なれば、お前の教育の仕方が悪いんだ等、すべて悪いことはあなたのせい
でこうなっている、自分の暴力だってそうだ、だからこの暴力は正当化
されるんだ、といったような働きかけをしてきます。

そして、被害者となる側というのは、どこかで違うとは思いつつも、
暴力は嫌だしいけないとわかりつつも、やっぱり私がいけないから
この人はこうなってしまっているのではないか、私さえ変われば、
夫も良くなるんじゃないか、家庭も良くなるんじゃないか、、、
このような思考に陥ってしますのです。

ところが、暴力は何があっても許されません。暴力が正当化されること
はありません。ですので、ともっちさんも「私のせいで、私に愛がない
せいで、暴力があるんだ。私にもっと愛があれば暴力はなくなるんだ」
と考えてはいけないのです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

shutterstock_582394888

Q:嫁いだ娘の事で悩んでいます。

5年になりますが子供に恵まれず、不妊治療を開始しました。

娘の子宮内膜症が原因で、
体外受精しか妊娠は望めないだろうと診断され、
正社員で働きながら治療を開始しました。

経済的にも身体的にも苦しい治療です。
胚移植をして妊娠はするのですが、
流産を繰り返し、かなり精神的にまいっている時、
会社の男性の同僚が話しを聞いてくれ、
優しく慰めてくれた事がきっかけに、
苦しさを聞いてもらうようになり、関係を持ってしまったのです。

その事が婿に知られてしまい、大変な事になっています。

娘は、悪かったと反省し謝るのですが婿の気持ちは治まらず、
離婚はしないが、自分に償えと毎日責め立てて、
無理難題を押し付けてきます。

娘は流産するたび、婿が優しく寄り添ってくれたら、
泣くなと叱るばかりだったといいます。

婿にも原因はあるのですが、不倫は許されないことです。

婿は、私にラインで胸中を打ちあけてきました。

兎に角苦しい、辛い、悔しい、でも娘の事は嫌いになれない、
これから疑い続ける生活に耐えられるかわからない。
どうしたらいいか解らないと。

2人が、元の仲良し夫婦に戻れるにはどうしたらいいか、
暫く冷却期間を持つ方が良いのか、御助言お願いします。

【くちなし・60代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

長期にわたる不妊と治療は、
肉体的にも精神的にも大きな負担が強いられます。
とりわけ母体である娘さんは
流産のたびに心身に大きなダメージを受けたことと思います。

人生における小さな死を体験されたのではないでしょうか。

そのように傷ついた妻を、もっとも身近な夫が
優しく包み込むことができたのなら、
結果はまた違うものになってきたでしょう。

このように大きなストレスが生じるときは、
当事者間の課題が浮き彫りになるときでもあります。

結婚とは、二人でどんな試練をも
乗り越えられるかが試される機会です。

不妊とその治療という強力なストレスのもと
落ち込む妻を包み込むことができず、
おそらく自身の問題もそのように対処してきたであろう、
強さを求めることで不器用に苦境を乗り越えようと努力した夫と、
それを無理解と受けとめ、孤独と寂しさに苛まれ、
他者の慰めを必要とした妻。

それがその時点での互いにできた最善であり、
どちらも犠牲者だったのではないでしょうか。

そして、このように互いの課題が浮き彫りになった今、
それをどのように乗り越えるか、
真の愛やコミットメントが試されているのだと思います。

不倫は社会的に許されない行為ですが、
では社会的ルールに則って人の感情が動くかといえば、
そうではありません。
人間とは弱さを備えた生き物です。

だからこそ、結婚という契約で、多くの証人までたてて、
互いを縛らなければならないのではないでしょうか。

これは人間の弱い部分の本質を私たちが
無意識に認めているが故の振る舞いでしょう。

ルールを犯した人間を弾糾したり
裁いたりすることはできるでしょうが、
それは真の癒しや平和をもたらしません。

愛の実践ではなく憎しみの実践になり、
さらなる亀裂で二人の溝は深まり、
幸せな結婚は長く続かないでしょう。

必要なことは裁きではなく、互いの理解です。

それも社会常識を適用した表面的な理解ではなく、
お互いの個性、ニーズ、背景、動機などを見据えた、
深い理解が必要でしょう。

どちらが正しいか争うのではなく、
互いの苦しみを理解する力が必要となるでしょう。

「ごめんなさい、あなたが正しく私が悪かった」
という詫びではなく、

「どうか私を助けてください」という
心の叫びをお互いに伝え合えることができれば、
そして、その叫びに耳を傾けることができれば、
道は開けてくるのかもしれません。

くちなしさんに出来ることは、
娘さんご夫婦が表面的に取り繕うことではなく、
この試練とそれぞれの課題に正面から向き合い、
時間をかけてでも乗り越えることを
優しく見守ることではないでしょうか。

全員に学びの機会が与えられていることだけは間違いないでしょう。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

180604

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ポン太さん(50代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫が不快で、不快で、たまりません。
家族は、夫62歳、私56歳、息子が2人で、22歳と20歳です。


夫は、一見おとなしく、優しいイメージ。
確かにおとなしく、仕事は真面目、酒も飲まず寄り道もせず、7時前には帰宅、
即効でテレビをつけてトドのようにテレビ鑑賞。
夕食時も家族の会話は無く、私だけ息子達に会話を投げかけるも、夫は無反応、
気の利いた言葉が言えないコミュニケーション障害です。
長男も軽い自閉症で、夫からの遺伝と言われました。

気にしないよう、夫も障害者なのだと認め、受け止めようと思っても、
3日も持ちません。相手に多くを求めても人は動かないと理解していても、
感情がある限り不快さは消えません。

不快の原因は、加齢臭、無反応、品性の低さ、とにかく自分の興味がある事
のみしか話さない。私とは味覚も笑いのツボも合わず、共通点がありません。

私も主婦、妻として夫に頼り甘えたいし、話を聞いて貰いたいと思うものの、
夫を感じるだけで素直になれず、動悸や身体的にもバランスが悪いのは、
更年期もあるが夫が原因なのだと思っています。離婚する勇気も無く、
毎日の生活の不快をどうしたら良いのか、アドバイスお願いします。
~~~~~~~~~~~

一つ屋根の下で一緒に暮らす夫だから、愛おしい相手でいたいし、
お互いに理解し合いたいし、コミュニケーションも仲良くとりたいと思うのは
当然のことだと思います。

ここでちょっと注目したいのは、時期の問題。
今、ご主人が62歳でご自身が56歳、上の息子さんは22歳ということですから、
もう22年以上は結婚生活があるのだと思いますが、昔からこうだったのか、
それともこの時期、最近それが気になるようになったのか。

ご主人は、過去にはコミュニケーションしていたけれども最近しなくなったのか。
それとも、もともと無口で真面目な人で、気の利いた言葉を言えない人だったのか、
ということなのです。

おそらく、昔からそうだったのではないでしょうか。その場合、ポン太さんが
昔はそんなに気にならなかったのに、なんでこの時期になったら急に
気になり出したのだろう、というところに注目してみるとよいと思います。

いくつかポイントがあると思います。

ポン太さんもご自身でご指摘されているように、更年期の問題というのはある
かもしれません。ホルモンのバランスが乱れてくると、これまでと違った状態に
なるとイライラしやすくなったり、たわいもないことで怒りっぽくなったり、
動悸が出てきたり。

もしポン太さんが受診していらっしゃらないのであれば、更年期障害の外来へ
きちんと通って治療するということも一つかもしれません。
ぜひ一度受診をしてみてください。

そして、ご夫婦間のコミュニケーションは以前から変わらないのに、、、
という場合、息子さんたちのことが影響しているかもしれませんね。
22歳と20歳ということで、手がかからなくなりましたね。これまでポン太さん
が一生懸命注意を向けてきた対象が巣立ち始めているわけですよね。

そこで、何となく今までエネルギーを注ぐ対象であった息子さんmたちが
巣立ち始めたので、今度はその対象が、家の中に限定すると、ご主人になって
しまうわけですよね。そこも、ポイントかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

shutterstock_726503221

Q:川畑先生のやわらかでおおらかなお答えに
お人柄がみてとれてほっとします。

夫65歳私62歳、関東在住で結婚35年になります。

四人の子供達も家を出て
これから夫婦二人の生活が始まるというときに、
夫が26歳年下の沖縄の水商売の女性と不倫を始め、
夫購入のマンションに住んでもう5年以上になります。

息子達が先に気付き内心
『お母さんだまされてんじゃねぇよ』と思っていたらしいです。

が、夫のうっかりからバレて長男(34歳)が、
うろたえた私の力になってくれました。

彼女のことは話題にせず、「お父さん話があるんだけど」
と二人で話し合いをしたようなのですが、
夫が逃げてそれ以来長男は
「補償がしっかりしてるから、jalの事故で死んでくれたらいいのに」
と言うまでになってしまいました。次男も同じです。

普段彼女の話題さえ出さなければ普通に会話もあるし、
食事も一緒にとります。旅行に誘ってくれ行きます。
が、彼女のことやこれからの私たちのことになると、
ひたすらだんまりを通して話しになりません。

彼女のご主人(関西在住)が突撃してきたときも
同じような態度だったらしいです。
(私は居合わせませんでした)

夫は私と離婚するつもりはない、と言います。
それなら彼女と別れるのかというとだんまりです。

夫が沖縄に行っている(月に2回は行きます)ときには、
息子達は顔を見せてくれます。

なんとか食べるには困らない程度にまで生活費も減らされ、
息子達も寄り付かない生活なら、いっそキチンと離婚したいと
思っていますが、とにかくお話になりません。

なんとか話し合いを持ちたいです。
彼女のご主人から話し合いの手紙が来たときも
弁護士を代理人に立て話し合いはしませんでした。

今のままで、夫の妻として死んでいくのはイヤだなぁ、と思います。

支離滅裂な文章ですみません。
どうぞよろしくお願いいたします。

【傷心者・60代・アルバイト】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

傷心者さんにとっては何の予兆もなく
或る日突然ご主人の不倫が発覚したのですね。

それまで夫婦生活はそれなりに円満だったと思っていらっしゃったのなら、
ショックはさぞ大きかったことと思います。

まず、このことに関して、傷心者さんはうまくやり直したいが
その方法がわからないのではなく、きちんと離婚したいし、
今のまま夫の妻として死んでいくのは嫌だと思っていらっしゃるのですね。

ただし、夫が話し合いに応じないため、お困りなのですね。

4人の子どもを育てられ、みなさん立派に巣立っているとのことで、
本当に大変なお仕事をされたと思いますし、
そのお子さんたちが傷心者さんに寄り添ってくれているのは
傷心者さんの優しさと家族への献身さゆえでしょう。

ご主人とはやはりきちんと離婚したいと考えていらっしゃり、
当人同士でもまた、家族のほかのメンバー(お子さん)であっても
話し合いが成立しない場合、代理人(弁護士)を立てて、
話を進めることをお勧めします。

ご主人も相手の女性の夫との話し合いに代理人を立てていますね。
同じように対応するということです。

ですので、代理人同士で話し合いとなるかもしれませんが、
これでようやく核心に触れることができるのではないでしょうか。

そこまでしないと、いまの状態がルズルと続くことでしょう。

まずは、このようなケースに長けている弁護士に相談してみると良いです。
実際に依頼するかしないかも含めて、いちど相談してみると良いでしょう。

おそらく、ご主人としては、傷心者さんはこの状況に
それなりに耐えてきているし、今後も耐えられるだろうと
楽観視しているかもしれません。

もしかしたら、無意識のうちに、
傷心者さんの献身さを逆手にとってしまっているかもしれませんね。
そこには立ち上がらなければなりません。

離婚となれば、彼にとって物理的にも経済的にも不利益があり、
煩わしいものでしょう。

ですので、妻さえなんとか我慢できるなら、なぁなぁでごまかし通し、
自分のすべての欲求を満たすことを優先させる算段ではないでしょうか。

傷心者さんのことを彼なりに大切に思っている部分もあるでしょうし、
関係を維持したいと思っているでしょう。
ですのでコミュニケーションも旅行の提案もあるのだと思います。

その部分を分かってもらえれば
妻は耐えられると思っているのかもしれませんね。

同時に、妻とのあいだでは得られないものが相手の女性にはあり、
どちらも手に入れたいという状態なのでしょう。

傷心者さんご夫婦のケースでは、
どちらかを選ばねばどちらかが破綻するのだということに直面すれば、
彼の態度も変わってくるかもしれません。

代理人を立てて話し合いを進めるのは、このように彼に
きちんと直面させ、選択させるための機会となるでしょう。

傷心者さんの献身さや優しさが裏目にでないように、
ぜひ毅然と対応してみてください。
どうか、優しさを強さに変容させてみてください。
強さとは優しさでもあります。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

180521

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*今回、音声の状態が良くなく、ところどころ聴き取りづらい箇所がございます。
  申し訳ございません。
  全文を文字起こししましたものを後半に掲載いたしますので、
  併せてご覧いただければ幸いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ナオさん(50代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫の2年ほどの浮気が原因で別居中の56歳主婦です。
相手とは別れていますが許せず、夫は現在、実家に暮らしています。
マザコン夫で、実家暮らしも居心地が良さそうです。


最近、義父が倒れ入院しました。夫と義母と2人にするのは嫌で、
とりあえず帰って来ても良いと言うと、案の定
父が帰って来てから戻ってもよいか?と聞いて来ました。
普通、父が帰って来たら落ち着くまで実家に泊まって良いかと
言うならわかるのですが。

義母は75歳で元気な姑です。にもかかわらず1人は寂しい、怖い
と夫に甘えます。自営業のため、事務所のある実家に毎日
通っていました。夫が義母の主人になっている感じです。


結婚してからずっと、土日もだいたい実家に行きます。
普通のサラリーマンならどうするの?と思います。

浮気にマザコン。私は夫の何なのか? 
都合の良いときだけ頼ってきます。
家業の経理など手伝っているので、つい助けてしまいます。


こんな夫と離婚したいとも思いましたが、なかなかできません。
マザコン夫は世間でもよくある話です。
私のワガママなのかなあとも思いますが、これ以上我慢できません。
夫に実家よりこちらの家庭に目を向けてもらうには
どうしたら良いでしょうか? 
夫に振り回されるのも嫌ですし、放っておけない自分もイヤです。

よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

マザコン夫は世間でもよくある話と書いてありますが、
マザコン夫というと、ちょっと母子分離ができていないような
ネガティブな印象かもしれませんが、これはすごく難しいですね。

どこまでがマザコンで、どこまでが自分を育ててくれた親に対する
思いやりなのかというのは、非常に難しい問題だと思います。

ここで何が問題になっているのか、見てみましょう。

おそらくナオさんは、すごく頑張りが利いて、我慢が利く人。
自分を律することができる人なのではないかなという像が、
お話を伺っていて見えてきました。

ですので、おそらく自分は甘えないように努力しているし、
多少不安があっても寂しさがあっても、それをちゃんとコントロール
して、周りに迷惑をかけないようにしているのに、なんで姑はそれを、
やれ寂しいだ、やれ不安だ、怖いだと言って、夫に甘えるんだ
というような怒りがあるのではないでしょうか。

そして、ナオさんにのその怒りですが、本当は怒りではなく
恐いのではないでしょうか。
怖くて寂しい、要は、義母さんと同じなのではないでしょうか。

ですので、まずはこの淋しさ、怖さ、不安というものを
素直に認めてしまうのがいいと思います。
 
続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*今回、音声の状態が良くなく、ところどころ聴き取りづらい箇所がございます。
  申し訳ございません。
  全文を文字起こししましたものを下記掲載いたしますので、
  併せてご覧いただければ幸いです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<以下、書き起こし文>

皆さんこんにちは。川畑のぶこです。
いつもメールマガジンをご視聴いただきましてありがとうございます。

今日も皆さんからいただいたご相談の中からお一人の方を選ばせていただきました。
今日は「ナオ」さん、50代の主婦の方からお便りをいただきました。
「浮気にマザコン。私は夫の何なのでしょう?」というご相談です。

「夫の2年ほどの浮気が原因で別居中の56歳、主婦です。
相手とは別れていますが許せず、夫は現在実家で暮らしています。
マザコン夫で実家暮らしも居心地が良さそうです。

最近義父が倒れ入院しました。夫と義母と2人にするのは嫌で、
『とりあえず帰って来ても良い』と言うと、案の定、
『父が帰って来てから戻っても良いか?』と聞いてきました。
『父が帰ってきたら落ち着くまで実家に泊まって良いか?』と言うなら分かるのですが。

義母は75歳で元気な姑です。にもかかわらず、『独りは寂しい、怖い』と夫に甘えます。
自営業のため、事務所のある実家に毎日通っていました。
夫は義母の主人になっている感じです。

結婚してからずっと、土日も大体実家に行きます。
普通のサラリーマンならどうするの?と思います。

浮気にマザコン、私は夫の何なのか。都合の良いときだけ頼ってきます。
家業の経理などを手伝っているのでつい助けてしまいます。

こんな夫と離婚したいとも思いましたが、なかなかできません。
マザコン夫は世間でもよくある話です。
私のワガママなのかな、とも思いますが、これ以上我慢できません。

夫に実家よりこちらの家庭に目を向けてもらうにはどうしたらよいでしょうか。
夫に振り回されるのも嫌ですし、放っておけない自分も嫌です。
よろしくお願いします。」というご相談です。

マザコン夫は世間でもよくある話、というふうに書いてありますけれども、
マザコン夫と言うと、母子分離ができていないようなネガティブな印象かもしれません
けれども、これはすごく難しいです。

どこまでがマザコンでどこまでが自分を育ててくれた親に対する思いやりなのか、
というのは非常に難しい問題だと思います。

ここは何が問題になっているのかと見てみると、
ナオさんはすごくしっかりしていて、家庭のいろんなことを本当に切り盛りして、
家族のために尽くしてこられたのではないかと思います。
そしておそらくナオさんはすごく頑張りがきいて、我慢がきく人、自分を律することが
できる人なのではないかという像が、お話を伺っていて見えてきました。

ですので、おそらく「自分は甘えないように努力をしているし、多少不安があっても
寂しさがあってもきちんとそれをコントロールして、周りに迷惑をかけないように
しているのに、何で姑はそれをやれ寂しいだ、やれ不安だ怖いだと言って
夫に甘えるのだ」というような怒りがあるのではないかというふうに思いました。

ですので、75歳で元気と言えど、年を取ってきている義理のお母さまは、
夫である義父が入院してしまっておそらく不安定な状態だと思うのです。

私たちはみんな「年を取ったらどうするのだろう」と不安になります。
おそらくナオさんも、何で怒りが出るかと言うと、本当は怒りではなく怖いのではないか。
怖くて寂しい、要は義母さん、姑さんと同じなのではないでしょうか。

ですのでこの寂しさ、怖さ、不安というのを素直に認めてしまう、
というのが良いと思います。
これを押し殺して抑圧して自分が感じないようにしていると、
それを素直に感じている人を見ると頭にきます。

義理のお母さんが寂しいからと言っても、「何で本来私に属するはずのものを
あなたは取っちゃうの?」という所有物の取り合いみたいな感じが
心理的に起こってしまっているのではないかと思います。

ご主人はお母さんの所有物でもないですし、ナオさんの所有物でもないです。
誰にも所有されるものではないです。

ナオさんも一緒です。
ナオさんもご主人に所有されるものでもないし、義理のお母さま、姑さんや
お舅さんに所有されるものでもないです。
それぞれが自由意思で、「困ったときはお互いさま」で助け合う。
思いやりを持って助け合うというのが、やはり家族の理想像だと思うのです。

ナオさんは「どうして私たちのことは」、それよりももしかたら「私のことは」かもしれない、
「どうして私のことは見てくれないの?」というのが多分メッセージの中核だと思います。

ですので、「もっと私のことを見てください。私は寂しいです。怖いです。
お母さんも寂しくて怖い、というは私には理解できます。なぜかと言うと、
私も同じだから」という気持ち、それを素直にご主人に伝えてみてはどうでしょうか。

今は怒りで「出ていって!」とやってしまったかもしれないですが、
そうではなくて本当は怖いのだ、寂しいのだということ。
甘えてはいけない、とやってきたところを、本当は甘えたいのだということ。
これを率直にご主人に伝えてみたらいいのではないでしょうか。

そうするとご主人も「ああ、ちゃんと自分も居場所があって必要とされているんだ」
という感覚が芽生えてくるのではないでしょうか。

実家が心地よいのは、そのままの自分をそのまま受け入れてくれるからですよね。
親というのは無条件で子どもを愛していますし、子どもも無条件で愛してくれる人
がいたら心地よいのは当たり前のことです。

さらに必要とされているというか、心配で何とかしてあげたい、というような出来事も
今ちょうど起こっています。
お父さまのご病気だとか、お母さまも高齢になってきているということもあり、
条件が整っているので実家にいる。

ご主人に「ナオさんはしっかりしているからきっと大丈夫だろう」と思われている
可能性もあります。ですので、「彼女は強くてしっかりしているから」というレッテルを
はがすために、「本当は彼女も寂しくて怖さもあって、甘えたくて僕を必要としている
人なんだ」ということが分かるということが大事ではないかと思います。

ここは勇気がいりますね。
素直になる、という勇気がいると思います。
どうしても私たちは素直に正直になるのが何となく面倒で、
仮面をつけたまま相手と接しようとしてしまいますし、怒りの方が簡単です。

怖いです、と言うより頭にきているという方がパワーがあるようで
自分が崩れてしまわないような感覚があると思いますから、そこに固執してしまう。

ここをちょっとナオさんが素直な気持ちで「本当は私は寂しいです」ということを
伝えてみてはいかがでしょうか。

もちろんそれでご主人が思い通りに、では実家を離れてナオさんだけを、
というふうには残念ながらならないと思います。
なぜならば、年老いた親をお世話する、というのはご主人の中にある思いやりだったり、
おそらく彼の大切な信念ではないかと思うのです。

なのでナオさんがそこを理解できるか。
どちらを取るか、という話ではないのだということを理解して、
「お父さんやお母さんを大事にするように私も大事にしてほしい」と伝えましょう。
両方大事にすることもできますしね。

あとはナオさん自身がお姑さんのその寂しさの部分を埋めてあげるような関係を
作るということも可能だと思います。
ご主人がお母さんにべったりになる代わりに、ナオさんが「お義母さん大丈夫ですか?
元気ですか?何かあったら言ってくださいね」とか、思いやりを交わすことによって
お母さんの不安とか寂しさが取れてきて、さほど、息子が常に自分の脇にいて
自分の面倒を見てくれる、ということに執着する必要もなくなってくるかもしれないです。

ですので、もう少し離れたところに自分を置いてみて、改めてご主人とお母さんの関係
を見てみて、奪い合いにならないように、それぞれの良さというものを認めてあげて。
そしてナオさんの良さも認めてほしいということを素直に伝えてあげる。
同時に寂しさと不安というのを伝えてみてはいかがでしょうか。

勇気を持ってぜひコミュニケーションしてみてください。

ありがとうございました。

また皆さんからのご質問、コメント、ご相談、お待ちしております。
共感してくださった方はシェアしていただけると嬉しいです、ありがとうございました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

PS
あなたから川畑のぶこへの
ご質問・ご相談をお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。
 ↓
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

―――お願い―――

この記事が少しでもご参考になったなら、また、共感していただけたなら、
ぜひお友達や周りの方にシェアしてください。
Facebookのアカウントをお持ちの方なら
ブログ記事の下にあるシェアボタンから、簡単にシェアすることができます。

引き続き、ご質問・ご相談もお待ちしています!
こちらのフォームからお送りください。


Facebookでも情報を発信しています。こちら↓
https://www.facebook.com/kawabatanobuko/


こちらからYouTubeチャンネルに登録すれば
新しいVideoを見逃すことなくご覧になれます。↓
https://www.youtube.com/user/kawabatanobuko

iTunesStoreでPodcast配信もしています!

https://itunes.apple.com/jp/podcast/xin-li-liao-fa-jia-chuan-tiannobukono/id1016723200?mt=2&ign-mpt=uo%3D4

 

shutterstock_386110306

Q:初めまして、いつもメルマガを拝見してます。

今回、私達夫婦のことでご相談したいことがあります。

私達は60代の夫婦です、
実は去年の9月に夫がクラブのホステスと2年あまり不倫をしていて
謝ったものの私自身の主人の裏切り行為が全く許せません、

毎日、また嘘をつかれているという不の連鎖で
私の精神と体がボロボロになって
どのようにこれから主人に接していけばいいかわかりません、

娘たちはお父さんが反省しているから
もう一度だけ信じてあげてといいます、

主人を嫌いではないのてすが
信頼関係が崩れてしまった今、
本当にどうしていけばいいかわかりません、

別れてしまったら簡単ですが
主人の父の介護もあるので
そう簡単に今の場所を去ることはできないです、

なにかいいアドバイスをいただけないでしようか?

【191・60代・専業主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

ご主人やご主人のご家族など、191さんがこれまで
いかに相手に誠実に向き合ってきたかということが伺えます。

おそらく、191さんは、これまでご自身のことよりも
相手のことを思いやり、優先してこられたのではないでしょうか。

きっとそのような191さんの優しさに
救われた人が多くいることと思います。

ご主人は逆に甘えてしまったのかもしれませんね。

今回の事件は191さんに大きな心の傷をもたらしましたし、
大きな怒りがあることと思いますが、
それでも191さんは心の底ではご主人とうまくやっていきたい
と思っていらっしゃるのだろうなと思いました。

義父の介護に関して、他の人の手でできると考えず、
191さんご自身がする必要があると考えているところに、
無意識は一緒にいるための条件を探していらっしゃるのだろうと。

信頼関係が崩れてしまった時は、
あらたにお互いを見直すいいチャンスでもあります。

夫婦であっても、価値観の相違はあるものですし、
最初はわずかだった違和感やわだかまりが、
時間の経過とともに増幅され、
不健全な現れ方をすることもあります。

心のそんな部分を別なかたちで満たそうとして、
不健全な行動に出ることもあるのが人間です。

抑圧したものはかならずはけ口を探します。

ご主人の浮気という行動自体は許せなくても、
そんな見えない心の働きを理解することは、
ご主人との関係を冷静に考えるのに役立つのでしょうし、
彼の存在自体を否定する必要がなくなると思います。

また、191さんが過剰に反応してしまっているのなら、
191さんご自身が抑圧しているものがあって、
その部分が今回のことで刺激されたために過剰反応して
いやしないか振り返ってみるのもいいかもしれません。

たとえば、「私は真面目に他者のために
自己犠牲を払ってこんなに尽くしているのに」という思い、

「あなたは人のことを振り返ることもなく、
自分の好きなことばかりしている」、
「彼女は人の苦労も知らないで、女を武器に軽率に人のものを奪う」
などという思いが過剰に繰り返されるのなら、
191さんに必要なのは、もしかしたら

「もっと自分の好きにいきたらいいよ」
「人のことより自分のことを考えていいよ」
「深刻さから離れて、軽やかに生きていいよ。」
というメッセージかもしれません。

もちろん、法を犯してまでそれらをしなさいということではなく、
日頃から適度にそれらをしなさいよということです。

自分のなかに確かにある欲求で、
それを見ないように抑圧して生きていると、
自分が生きていない部分の半面(影)として
相手に投影されてそれを見せつけることがあります。

もし191さんが過剰反応している場合、
相手に自分の影をみている可能性があります。

これは誰にでもあるものですが、それを頑なに否定(排除)
し続けるか、統合するかで人生のしなやかさが変わってきます。

このような事件や出来事は、喜ばしいものでないのは
言うまでもありませんが、同時に自分自身を振り返る
よいきっかけにもなります。

そのことで、今後同じループに入り込まず、
より賢く生きるために役立てることも可能です。

191さんとご主人が互いに満たしてきた部分もいっぱいあるでしょうし、
満たせなかった部分もあるでしょう。

今後ご主人とうまくやっていきたいのであれば
裁きのかわりに深い理解を育む姿勢を大切にされてください。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

shutterstock_390353695

Q:いつもいろいろな悩みとアドバイスを
参考にさせていただき人生の指針にしております。

今日は主人の仕事に関する相談をさせていただきます。

主人は56歳で結婚して20年になります。

私との結婚前に両親や弟のために建てた一軒家の住宅資金で
貯金を使い果たしていて、結婚式も新婚旅行もなく
有給休暇も年に3日位しか取らずに20年過ぎました。

定年退職した父親と弟は家を建てて2年も経たないうちに
祖父母から相続した家に引っ越したようで、
義母は一緒に行かず主人と二人で暮らしている所に同居しました。

翌日から朝は6時半頃出勤して帰りは夜の10時過ぎる事も多く
ずっと睡眠不足の毎日が続いていました。

転勤もある職場で以前は5年間単身赴任していて
戻って来てから義母といろいろあったので別居するようになりました。

以前の一軒家を出て二人で老後の生活に対応した平屋の家を建てて
2年でまた異動になってしまい、現在はアパートで一人暮らしをしています。

一応管理職ですが宿直や支店廻りも多く
東京を拠点に千葉、埼玉、神奈川を飛び回っているようです。

10年前は転職も口にしていましたが、何だかんだで勤続30年を過ぎました。

知り合った頃は筋肉質でしたが今は痩せてしまいました。

また主人は社員旅行で北海道や沖縄など何ヶ所か行っていますが
夫婦の旅行は本人が休暇を取らないのでいつも近場で済ませていて、
夫婦の旅は老後になってからなのかとちょっぴり切ない思いもあります。

住宅ローンもまだ22年あるので生涯現役で働きたいとは思いますが
年に一回くらいはのんびりと旅行もしたいし、何より主人の身体が心配です。

会社内には自殺した方や病気で亡くなられた方も何人かいるようです。

主人は仕事で達成感を得られるタイプだと思っていますが、
妻として何かアドバイスがありましたら宜しくお願いします。

【フクロウ・60代・介護師】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

身を粉にして働くご主人への心配とフクロウさんご自身、
ときにはリラックスした2人の時間を持ちたいという気持ちがおありなのですね。
これは当然の気持ちでしょう。

ご主人が頑張って働いているのだから、
自分も贅沢せずに我慢するのだと心に決めて今日この日まで頑張ってきた
けれど、その気持ちが続かなくなってきたのでしょうね。

昨今では働き方改革が耳目を集めていますが、
フクロウさんご自身はご主人の働き方に対して
心配であることを伝えたことはありますか?

もし遠慮して伝えていないのであれば、敬意と愛情をもって、
フクロウさんにとってご主人が大切な存在なので、
健康を維持できるような生活にしてほしいと
リクエストすることが良いかと思います。

その際、「あなたの働き方は間違っている」と伝えると、
否定されたような気持ちになるでしょうし、
仕事人間でプライドが高い人であればあるほど逆効果です。

あくまでも「愛している人が健康を害すことが辛い」
というフクロウさん自身のフィーリングを伝え、
働き方を改善してほしいことを伝えます。

その際、具体的に伝えた方が良いです。
たとえば残業の時間を夜7時や8時くらいにして
睡眠時間をきちんと確保してほしいとか
週休2日だけではなく、年に2~3回は有給も使って
たまにはのんびりする日を作ってほしいとかといった具合です。

さらに、ご主人の健康面の心配のみならず、
フクロウさん自身、ご主人とゆったりとした2人きりの時間が欲しいと
思っており、フクロウさんにとって大切な時間であることを伝えます。

ですので、一緒の時間を作って欲しいと伝えます。

北海道や沖縄に出かけているとうらやましいと思うこと、
自分も一緒に旅行に出かけたいと思っていることなどを
(一緒に行きたいば所があれば具体的に)伝え、リクエストしてみます。

これまでフクロウさんがそのことについて
何も伝えてこなかったのであれば、
ご主人はもしかしたらフクロウさんがそのようなニーズを
持っていると認識していないかもしれません。

ですので、ご自身のニーズを明確に伝えてみることをお勧めします。

経済的な問題は、住宅ローンが発生するために休む暇なく働かなくては
ならなくなっている場合、その家に今後もずっと住み続けるメリット・デメリット
を振り返り、生活の縮小ができないか再考してみるのも大事かもしれません。

現状を維持するにはそのような働き方以外ないと考えているかもしれませんが、
本当に現状を維持しなければ生活や人生は成り立たないのか、
2~3人で住むのに本当にその家でなければならないのか。

命や健康を天秤にかけた時、なにが優先されるべきかを
再度話し合ってみることも大事ではないでしょうか。

家を買った時点ではそれがその時点でのベストであったことと思います。

ところが、年を経た今、この時点でそれは本当にベストなのかを振り返ります。

私たちは「だっていままでがそうだったから」と
現状を維持しようとする傾向があります。

面倒くさがりなのですね。

でもこれを放っておくと、あとで苦しい思いをすることもありますから
その苦しさを受け入れる準備があるのか、変化を起こした方がよいのか、
どちらもエネルギーを要することですから、
より健全な今と未来のために勇気をもって選択をしてみることをお勧めします。

頑張ってください!

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。

shutterstock_363352847

Q:夫が2年前から私と口を聞かなくなり、
自分の部屋にこもるようになってしまいました。

それまでも、そういうことはあったのですが、
1~2ヶ月位で治っていました。

もともと仕事への意欲や責任感の強い人で、
職場がそういう雰囲気でなかっり、
一人で仕事を抱え込んでギリギリの状態だった時に、
私が何気なく言った言葉で、
心が崩壊してしまったと最近聞きました。

本人は
「私の声を聞いたり、 顔を見たりするのが、すごくストレスで、
 子どもたちとは一緒にいたいけれど、
 自分のこの心の病気はもう治らないと思う。」
と言っています。

私も、そう言われて、辛いですが、
子どもたちは、今もお父さんが大好きで、
夫と子どもたちは話しもするし、
休みの日には遊びに行ったりもします。

彼が心の病だとしたら、
私は治るのを待つのがいいのか、
夫は何の病気なのか、考えてしまいます。

上の子は、はじめは「今までのようにそのうち治るから」
と言っていたのですが、
お父さんと離れて暮らすことになるかもと夫が言った時があり、
その頃から、学校を休むようになりました。

私は仕事以外の時間、なるべく一緒にいるようにし、
気持ちに寄り添うよう心がけ、今は大分落ち着いてきましたが、
今後、夫が家を出たり、離婚となれば、
また子どもたちは傷ついてしまうと思います。

両親の普通でない状態が、よくないのもわかっていますが、
子どもたちはそれでも、
私とも夫とも一緒に暮らしたいようです。

夫は、仕事は今も行っていますが、
夫の両親や兄弟とも、連絡を断っています。

こうなるまで、多少気難しいところはある人でしたが、
おだやかで優しく、子ども思いの夫でした。

普通のうつ病や引きこもりとはまた違うケースなので、
誰に相談したらよいかもわからず、
妻として、母として、私は、どんな風にこの事態に向かっていけばいいのか、
ぜひアドバイスが聞きたいです。

【きょうこ・40代・公務員】

―――――――――――――――――

A:

FROM:川畑のぶこ

きょうこさんの一言にご主人が傷つき、
それ以来ご主人が心を閉ざすようになって
しまったのですね。

ご主人は仕事への意欲や責任感が強いとのことで
完璧主義のところがあるかもしれませんね。

「かくあらねば」とか、「かくあるべき」という
理想や信念が強いのではないでしょうか。

完璧主義の人は、仕事の遂行という点で大きな
力を発揮しますし、信頼を得るでしょう。

ただし、ものごとが自分の思い通りにいかない
ことへの耐性が弱く、柔軟性に欠ける部分も
あります。

同僚や部下、そして、家族(妻)が自分の
理想通りでないと、絶望してしまうのは
そのような性向からかもしれません。

きょうこさんが今後ご主人とうまくやって
いきたいと思っており、ご主人にもまだ
心のどこかに同じ気持ちがあるのなら、
コミュニケーションを試みる価値はあると
思います。

その場合、会話がなりたたないのであれば、
きょうこさんから心のこもった手紙を出すことを
お勧めします。

たとえ、相手の気持ちが冷めていたとしても、
また、結果が同じであったとしても、
批判ではなく、愛情や敬意に溢れたメッセージに
接することは、綴るものの心理状態も、
読むものの心理状態も軟化させることでしょう。

手紙にはまずご主人のこれまでの努力、
(仕事に真剣に取り組む姿勢や
 家族のために一生懸命働いてくれていることなど)
に感謝や敬意を表してみてください。

ご主人は家庭で、とりわけ夫婦間において
存在価値が感じられないことが考えられますから、
自分は相手に認められているのだということ、
家庭に自分の居場所があることを実感することが
大事です。

そんなこと言わなくてもわかってくれて
いるはずと思っていても、あえて伝える
ことが大事です。

一度伝えてダメでも、伝え続けたら
よいでしょう。

妻が自分のことをケアしていることが
伝わったなら、たとえご主人が完璧でなくても
よいこと、存在自体に価値があると
感じられるコミュニケーションを心がけてみます。

また、完璧主義が本人を辛くしているように
見えるので、その苦しみを取り除くべく、
受診を促すのが良いでしょう。

本人に病識がなく、とくに問題の原因が
受診を勧める相手にあると思っている場合は
アドバイスにしたがって行動することは難しい
かもしれませんが、前述のステップを踏んだ
上でアプローチする場合、トライする価値は
あると思います。

お子さんのことに関しては、夫婦仲が悪くとも、
父と子の関係が良いのは素晴らしいことでは
ないでしょうか。

最善のコミュニケーションを心がけても
改善しない場合は、一旦別居などで距離をとって、
お互いの関係を考え直すのもひとつかもしれません。

その際、お子さんには親子関係が絶たれるわけでは
ないことを十分に伝えて、たとえお母さんと
お父さんがうまくいかず、別れることになっても
お父さんとあなたたちは仲良くやっていけることを
明確に伝えると良いでしょう。

ーーー
★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。