夫婦関係

20150617_FB_kawabata

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【Q】主人に大切な人ができてしまって…

こんにちわ 私は結婚16年、子ども二人の4人家族です。
今 夫には私よりも大切に思う人がいて
私とは老後まで二人で過ごすことが想像できないと思われています。

これまで私自身も子育てと体調不良で自分のことで精いっぱいでした。
なんとか毎日を過ごしここまで来ましたが、
正直、早く人生を全うしたいという気持ちで流していました。

今、唯一出来る仕事をしていますが、これも主人がいるからこそ
成り立ってます。
主人に夫婦関係が難しいと言われれば、唯一出来るはずのその仕事も
手に付かず、子どもの世話や家事さえできなくなる精神状態に陥ります。

将来が不安です。
この年齢から独りで生きていくことができません。
何一つ自分の足であるけません。
出来れば朝、心臓が止っていればいいのにと思ってしまいます。

今は、夫婦でいることさえできればと思っていますが 
何かを消化しないと同じ事が繰り返されることも、
どこかで解っています。

すみません。
変な文章だと思います。
不安の中、ここまで書いてみました。
返信頂けたら幸いです。

【48歳 レストラン勤務 こころ様】

――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

【A】
妻が子育てに追われている間に夫が別な女性と関係を持ち始める
というケースは多く存在します。
こころさんのケースはご自身の体調のこともあったとのことで、
本当に大変な状況を乗り越えながら
ここまで頑張ってこられたのではないかと思います。

家族のためにがんばっていたのに…
頼りにしていた人に裏切られることほど辛い経験はないかと思います。

ただ、このような経験も決していたずらに襲いかかってくるわけでは
なく、某かの因果律が働いて起こっている、
すなわち、こころさんの人生に意味あることが起こっているはずです。

『何かを消化しないと同じ事が繰り返されることも、
 どこかで解っています。』

こころさんご自身、心の底では大切な成長の機会であることも
気づかれている様子。

この「どこかで」分かっている感覚を大事にされてください。
不運な出来事ではなく、困難な出来事ではあるけれども、
これを乗り越えることで私自身がぐーんと成長できる、
辛くも豊かな出来事となると信じて前進してみてください。

こころさんのお悩みをお聞きする限り、恐らく
経済的な基盤となっていたご主人と別れると、生活がままならない
ことが大きな不安でいらっしゃることと思います。

『この年齢から独りで生きていくことができません。』

これは明らかに事実でしょうか?
仕事を手に入れるための努力をしてみましたか?
私はまだ48歳で、働く意力満々です!
という意志を相手に伝える努力はしましたか?

20歳に比べて48歳が職に就くのは
難しいというのは事実かもしれませんね。
ところが、イコール「仕事が無い」ではありませんし、
イコール「生活が出来ない」ではありません。

私も過去に50歳から初めて仕事をし始めている人を
何人もみていますし、この女性たちも贅沢こそしていませんが、
きちんと生活を機能させています。

たとえ、ご主人と別れることになったとしても、
養育費や生活費の補償もあるのでしょうし、
この辺は予め法律家など専門家ときちんと話をしておくべきです。

このことで、「なるほど、生活には問題なさそうだな」
と知ることで、安心して前進できるかもしれませんね。

もちろん人生に助け合いは必要ですが
誰か1人にどっぷり依存しなくても、なんとか自立して歩める
という感覚は、本当に尊いものです。

こころさんの魂は、この尊さをこの人生で経験したい
と思っているかもしれません。

その自分の内から湧き起こる感覚に耳を傾け、
その声を信頼して、勇気をもって前進してみてください。

ご主人のことでは、
「まさかこんな大変なことが私の人生に起こるなんて予想もしなかった」
と嘆いたかもしれません。

しかし、まったく同じように、
「まさかこんな素敵なことが私の人生に起こるとは 予想もしなかった!」
という素晴らしい未来が展開する可能性だって十分あるのです。

そんな未来を想像しながら、可能性を信じて前進してみてください。
自分と自分の人生を信じて歩むことができたのなら、
体調も良くなるかもしれません。

男性側からみても、誰かにぶら下がられていると思うと、
重たく感じるかもしれませんが、
生き生きと軽やかに輝いている人には惹き付けられるものです。

ぜひ、そのような機会であることも意識してみてください。
大丈夫、こころさんにもできますよ。

Purple Lavender and Yellow Flowers

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【Q】非協力的な夫に限界です

夫・娘二人の四人家族です。
娘たちはそれぞれ精神疾患を抱えています。

夫は子育ては全て私任せで
不登校になったときも、学校はおろか、
カウンセリングに一緒に行ったこともありません。

自分の親のためなら会社を休んでも、
私が大怪我をしたときも、娘たちが大変だったときも、
一回も会社を休みませんでした。

今も、病院に同行するのも家族に会に行くのも
病気の勉強会に行くのも私だけです。

何の話だったのか聞きもしません。
むしろ聞きたくないと言われました。
自分は自分で勉強しているそうです。

一緒にいても孤独感しか感じません。
いっそのこと何もかも投げ出したくなります。

最近は、昔に言われた嫌なことを次から次に思い出し、
怒りで爆発することもしばしばです。

娘たちの病気のために悪いことは分かっているのですが、
夫を許せないと思う気持ちが続きます。
我ながらしつこいなと思います。

夫は私より忍耐強く子どもには接しています。
それは以前より変わってきたと思います。

夫が変わるよう働きかけるのにはもう疲れました。
私が変わるしかないのでしょうか・・・。

でもどうすればよいでしょうか?

川畑先生 よろしくお願い致します。

【60代 パート 匿名希望】

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FROM 川畑のぶこ

【A】結婚観の摺合せのないまま結婚し、
その後数十年共に暮らす。

その間お互いに、あるいは片方がずっと忍耐を続け、
ある時点でその忍耐も限界に達してすべてを投げ出し
たくなるというのは珍しいケースではありません。

とくに、大きな病気や怪我、また事件や事故などの、
人生でも比較的大きな出来事において、
このような問題は浮き彫りになりやすいですね。

このようなときに、夫婦が直面することを避けること
なく、意を決してフォーマルな話し合いの場を持ったり、
夫婦カウンセリングをするなどして、価値観の摺合せ
をしてみると、それはお互いの勘違いや理解不足で
起こっていると気づくことも多いものです。

妻の思い通りのかたちで、夫は家族のことを理解したり
協力したりしていないにせよ、
夫なりに(時として妻の好まない形で)家族のことを
理解していたり、協力していたりすることがあります。

それでも、「彼なりに思いはあったんだ」ということ
が確認できると、安心感につながるものです。

男性は女性に比べ、問題を解決するときに、
人に頼らずに自分自身で解決に挑むという人が多く、
相手が問題を抱えているときにも、自分がして欲しいように、
すなわち、自己解決するのに任せる、という姿勢をもつ人
が多いものです。

それはある種、尊重の姿勢でもあるのです。

一方、女性は率先して周囲と相談したり助け合ったり
しながら問題解決することを好む人が多く、
相手にとってもそれが良いと思っていることが多いため、
相手の「任せている」姿勢を「放棄」ととらえてしまう
ことがあります。

それぞれの問題解決のパターンや、コミュニケーション
スタイルの好みを把握しておくことは、
すれ違いを減らしたり無くしたりするために大切な
プロセスとなってきます。

まずは、頭にきた時の流れからではなく、普段の冷静な
とき、またできれば比較的互いの機嫌が良い時に
フォーマルな話し合いの時間を設定することをおすすめします。

できれば、話し合いの時間もあまり長すぎず、
20-30分の時間で設定し、話し合いの要点をまとめておく
ことをおすすめします。

もちろん、本当に相手が家族関係や夫婦関係を放棄している
場合もあるでしょうし、そうであれば、見過せる問題では
ありませんので、夫婦関係を継続するのか否かを含めて
検討していくことが大切になってくるかと思います。

相手が「いかなる状況下においても」話し合い自体をしたく
ない、という姿勢を決めているときは、夫婦関係そのもの
について考え直す機会でもあるかもしれません。

ただし、まずは、自分自身のエネルギーを整えたうえで、
機嫌よく話し合いの提案や、話し合いそのものをすること
を心掛けてみてください。

自分のエネルギーを高めるためのポイントとしては、
夫と別居や離婚となったなら、
どのように自分自身を満たしていけるか?
という問いに対する答えを、今日から始めることです。

夫が居ても居なくても、自分自身のニーズを満たせることが
わかると、問題解決も楽になってくるはずです。
中には忍耐や無理をやめて、自分を満たす生き方をしはじめたら、
離婚する必要すら無くなったというケースも多々あります。

相手そのものの問題ではなく、相手に対する期待や依存心が
強いことがストレスの原因のこともあるのです。

まずは、相手が思い通りになることで満たされるという姿勢
を手放し、相手がどうであれ、自分を満たすための時間や場
を出来る限り確保することから始めてみてください。

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【Q】夫の眉間のしわ

川畑のぶこ先生
いつもメルマガを楽しみにしています。

ご相談したいことは、「夫の眉間のしわ」についてです。

3年前に結婚しました。
結婚する前は、車で出かけたり一緒に歩いたり、と横に並ぶ
ことが多かったためなのか、付き合っている楽しさからなのか、
眉間のしわはあったもののそれほど気に留めていませんでした。

ところが、結婚して食卓で向き合って座るようになってから、
「表情によって時々眉間にしわをよせる」のではなくて、
つねに気難しい表情に見えて、夫の穏やかな性格は
十分わかっているのに「何か怒っているのかな?」
と思っている自分がいます。

私が容姿を直すように誰かから指摘されたらショックだし、
容姿や身体的状態を指摘するのは嫌だし、しません。

眉間のしわは年齢を共に深くなるとは思いますが、
30才代で深いしわがあるのは、頻繁に眉間によせている
(不快のことがある)からなのか…
などと原因を考えてしまいます。

整形してとれるものかもしれませんが
「顔が怖いから整形してしわをとって。」とは言えません。

夫自身はしわを気にしていないでしょうから、
思っていることをはっきり言うことが怖いです。
どう反応するか想像がつきません。
しかし、怖い顔を見ると私は緊張します。

どのような心がけがよいのかアドバイスをお願いしたいです。
ちなみに私以外の人が見ても、怖い表情に見えるようです。

【38歳 女性 匿名希望】

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【A】FROM 川畑のぶこ

結婚して3年が経たれたとのこと、夫婦関係もすこしゆとりが
出てきて、また違った視点からお互いをみれるようになる時期
でもあるのかもしれませんね。

ご主人の眉間のシワが気になるとのことですが、
眉間のシワは必ずしも怒ってばかりとか不快ばかり感じている人
に生じるとは限りません。

パーソナリティーに関していえば、物事の本質に真摯に向かい
合ったり、深く洞察したりする人、また、高い志や強い信念を
持っている人などの傾向としても生じることが
臨床心理学的な研究からも詳らかにされています。

ガンジーやマザーテレサを見てみてください。彼らの深い眉間
のシワを見ても、決して怖いとは思わないのではないでしょうか。

実際のところ、眉間のシワそのものよりも、それを怖いと捉えて
しまうご自身の心理背景に何がしかの大切な課題が存在するの
ではないかと思います。

たとえば、幼少期に、自分のことよりも親の顔色を伺って過ごし
て来た人、すなわち「いい子」を演じてきた人は
「相手の気分を害してはいけない」と過剰反応する傾向が
強くなります。

また、「自分のせいでこうなった」とか「自分さえ我慢すれば」
とかといった自責の念や抑圧的な感情を抱きがちです。

これはどこから来るのかというと、相手(親)の機嫌をとることで、
自分を愛してもらうとか、認めてもらうとかといった気持ちからです。
そのことに成功しなければ、自分は愛されず、認められず、
無価値な人間になってしまう、それは受け入れ難いので努力せねば
という心理が私たちを駆り立てていきます。

私たちはこの課題がクリアできなかった場合に、自分のパートナー
や近しい人間を親に置き換えてその課題に再チャレンジすることが
あります。

過去に充分に満たされた感覚が得られなかったり、自己受容が
うまくできていないと、己の価値を確かめるべく、
さらなる努力をしてそれを達成しようとするのです。
実に健気ですね。

ところが、相手に合わせる努力をすればするほど緊張感の多い日々
となってしまい、いつか疲れて精神的に破綻してしまうことも
ありますし、良くしようと思っていた相手に対して
逆に恨みの気持ちすら抱いてしまうこともあります。

相手のシワがそうさせているのではなく、「いい子でいなければ」
と決めてしまった姿勢によることが多いのです。

父親がよく眉間にシワをつくって自分のことを怒っていて、
認めてくれることは少なかった、というようなケースでは、
自分にとっては“眉間ジワ=怒り”のサインとなるので、
そこに敏感になりそのサインを取り除きたくなるでしょう。

「あれ?気のせいか、最近眉間のシワがなんだか濃くなった気
がするけど、ストレスとか抱えてない?」と気楽に
コミュニケーション出来ないのは、相手の心を読みすぎて、
過剰に合わせようとしてしまっているからではないでしょうか。

そうであれば、相手は必ずしも怒っているわけではないし、
たとえ怒っていたとしてもそれが私のせいというわけでもない。

感情はものごとの捉え方から生じるが故に、
相手の感情の責任は相手にしかとれないことを知って、
気楽にコミュニケーションしてみてはどうでしょうか。

物理的に整形などで眉間のシワをとることは可能でしょうが、
対症療法にすぎず、根本的な課題をのりこえていなければ
いずれは眉間ジワに替わる別なサインに目が向くようになるでしょう。

相手が怒らないことに注意を向けるより、相手と共に心軽やかに
日々をすごせるにはどうしたらよいか、眉間のシワが自然と伸びる
ような状況や場にするにはどうしたらよいかを振り返り、
行動にちがいを起こすことはとても大切です。

また、それを実行するにあたって、相手の状態に振り回されること
なくしなやかに日々を過ごすのに、自分をどのように満たして
いったら良いかということはさらに重要な課題となる でしょう。

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【Q】主人との関係と年下の男

川畑先生 こんにちは。

結婚20年目の主婦です。
結婚10年目ぐらいに主人の浮気が発覚して、
私はこんなショックなことがあるのか・・と言うほど傷つき、
二年間はだれにも言わず一人で陰で毎日泣き、
子供や主人の前では笑って明るく過ごしてきました。
帰ってきて欲しかったからです。

そんな風にしていると主人は私にきつく当りだして、
今度は言葉でも傷つけるようなことを言いだし、
私も我慢ができず、浮気をしている事を知っていたと、
言いますと、はっきりと認めました。

それでも謝ることはせず、私にも向き合ってくれず。
今は別居中。
私の感では、彼女の影は今はないようです。

そんな中、私に一回りも下の好きな人が出来、毎日毎日、
ときめき、こんな懐かしい気持ちを思い出させてくれた人。

彼の何を知っているわけではありませんが、パート先に
毎日3分程出入りする営業マンでバリバリと働く姿や誠実な態度
と空気感が好きで好きでどうしようもないこの気持ち。

私は今まで白黒はっきりとして生きてきました。私が今、
私の立場もわきまえず、こんな風に人を好きになってしまうなんて・・
思いもしませんでした。

人の気持ちはわからないものですね。
この人とどうこうとは思いませんが、仲良く話し相手になって
欲しいな・・とは思っています。

それよりも主人との事をきっちりとしたいと思っています。

今の私を保てているのは、今の好きな彼の存在。
これも依存?

その彼とは何通かのメールのやりとりはあり、
私のご飯の誘いは今の所忙しいとやんわり断ってきました。
メールの返事も来なくなりました。

でも毎日顔を合わすのでお互い何もなかったようにしています。
お互いに何も知らない仲です。
これからは爽やかに友達として付き合っていきたい人です。

私は罪なことをしていますか?

彼を思えばやる気が出るし笑っていられる・・心の励み。
彼と出会えた事と、彼の存在と、私が彼を思う気持ちは
大切にしていきたいと思っています。

【40代 女性 パート 匿名希望】

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【A】FROM 川畑のぶこ

永遠の愛を誓った相手の浮気を知るというのは
とても苦しい出来事ですね。
その後の努力も虚しく、夫の言葉の暴力を受けることになる。

なぜ私がこのような対偶を受けなければいけないのかと
叫びたい思いではないでしょうか。

私たちは人生で時として大きな試練を体験します。
病気であったり、事故やけがであったり、信頼していた相手
からの裏切りであったり…誠実に生きることが馬鹿らしく
思えてくるような出来事と遭遇することがあるものです。

ただし、このようなとき、覚えておいていただきたいのは、
「自分の器以上の問題は入ってこない」という姿勢を持ってみる
ということです。

そして、起きていることをただ罵るのではなく、
その問題や課題にきちんと向かい合い、取り組むことで、
私たちのたましいがより成長する機会が与えられているという
視点をもってみることをおすすめします。

信頼という問題に関しては、「相手が自分の理想通りに生きる」
とか、「予め計画や約束していた通りに誠実に生きる」と信頼
するのではなく、「私の理想通りではないかもしれないけれど、
相手の人生で必要な課題に直面しながら、相手なりの人生を生きる」
と信頼してみると、狼狽することは減るかもしれません。

残念ながら、約束やルールというものは、常に裏切られる可能性
を秘めているものです。そうでなければ、そもそも契約やルール
をつくる必要がありません。

浮気や言葉の暴力というのはとてもショッキングですし、
注意が偏りがちな出来事ですが、もしかしたらそれらの事象は
あくまでも表面的なものに過ぎず、既に互いの中で何か大切な
バランスが崩れていたことの象徴に過ぎないかもしれません。

無論、中には最初から病的で不誠実な人もいるでしょうが、
稀なケースです。

もちろん、相手がもともと病的で不誠実な人だったのであれば、
そのような相手を選んだこと自体が間違いであったでしょうし、
離婚の検討は健全でしょう。

ショッキングな出来事に先立って、夫婦関係で違和感を覚えて
いたけれど、目をつむってきたことは無かったでしょうか。

意識的に、肯定的に大切な課題に直面する事を回避してきたので
あれば…内なる賢者とも言える、私たちの潜在意識やたましいが、
無意識的に否定的になってまでも、今回のような出来事を通じて、
それらに向かい合わざるを得ない状況を作り出していることも
考えられます。

大切な課題には、表面的なことや形式的なことよりも、
より本質的なものを大切にする心を持つことや、己に素直に正直に
なることの大切さも含まれるかもしれません。

ぜひ、これらの流れから何が学べたか、どのような姿勢を持てば
未来を豊かに生きることが出来るのか、俯瞰的視野からの今回の
出来事の意味を振り返り、探求されてみてください。

年下の彼に関しても、とても象徴的な出来事のように思います。
実際に彼との恋愛関係がどうこうということがポイントではなく、
純粋に「人間の心というのは移ろうもの」であり、どのような条件下
に置かれようが、「人というのは素敵な人に出会うと魅了されるもの」
ということを教えてくれているのではないでしょうか。

また、約束や契約で相手を繋ぎとめることよりも、
その人そのものがイキイキと輝きを放っていることで
人間関係は好ましいものになるということを学ぶ象徴でもある
のではないかと思います。

そうであれば、イキイキとした相手を繋ぎとめることで幸福感を
得ようと努めるよりも、自分自身がイキイキと輝いて生きるには
どうしたらよいかということに専念することが肝要となってくる
かと思います。

人の内面から放たれる輝きというものは、どんな契約よりも
強い力をもって、良好な人間関係を形成させることでしょう。

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【Q】支えになってくれない夫

現在難治病で通院中2年目です。ただ、私の悩みは
病気のことというよりは、夫との夫婦関係です。
病気も夫婦関係のストレスで生じたと思っています。

夫は私が困っているときに支えになってくれない人間です。
これまで、育児のことや姑との問題など、私が辛いことを
吐露しても、そんなの大したことないとか、放っておけ
といって取り合ってくれません。

私が病気になっても、さほど心配している様子はなく、
大丈夫だとか気力のせいだなどと言って
目を背けようとします。

私は家族としてサポートして欲しいと思い、そう伝えても、
通じません。

家事などをする頻度は増えたものの、常に仕事優先で、
帰宅する時間も毎日遅いです。

最近はこんな夫婦関係に終止符を打ちたいと考えることも
増えてきました。

私はいったいどうすればよいのでしょうか。

【女性・40代・S子さん】

――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ
A:
S子さんのようなお悩みはカウンセリングルームでは
頻繁に受けます。

始めは病気のことに対する悩みの相談をしていても、
話しているうちに夫婦関係などの人間関係に行きつくこと
がほとんどです。

臨床経験から、悩みの9割以上は人間関係という感があります。
(これは自分自身との関係を含みます)

「病気のことでなくてすみません」と詫びを入れて話をする
人もいますが、病気は心理的ストレスと密接であるため、
そのストレッサー(ストレスをつくりだすもの)を解消する
ことはとても大切な過程となります。

さて、S子さんはご主人がご自身のことを親身になって考えず、
サポートをしてくれないことに落胆していらっしゃるようですね。

辛いときに必要なサポートが得られないというのはとても辛い
経験だと思います。

人間は楽しいことや嬉しいことが共有できないことよりも、
辛いことが共有できないことにより苦しみを覚えると思います。
とくに、健康や命に関わる、人生でもとりわけ重要な課題において、
そのことが共有できないというのはさぞお辛いことと思います。

ただ一つ、少し一呼吸おいて観察していただきたいのは、
もしかしたらご主人は、S子さんの望む形ではないかもしれない
けれども、彼なりに心配していたり、サポートしていたりしないか、
ということです。

これも臨床経験からの傾向ですが、S子さんのような問題に直面
している夫婦(男女)には、「サポート」のとらえ方に差異が
あることが多いのです。

女性はサポートと言えば、情緒的なサポートを意味することが
多いのに対して、男性は物理的なサポートを意味することが
多いです。

女性はフィーリングに重きを置きますが、
男性は合理性に重きを置く傾向があります。

「体調が悪い」と訴えた際、女性は、背中を撫でて大丈夫かいと
眉をひそめて心配して欲しいと望み、それを真のサポートと
とらえることに対して、

男性は「病院へ行ったか?薬は飲んだのか?」といった合理的で
物理的な解決策を見つけようとします。

女性側は、これは「愛していない証拠」と鬼の首を取ったように
訴えるのですが、実は「合理的な解決法」は愛情表現であり
サポートなのです。

額に汗して仕事をして稼ぎ、家族が経済的に困ることなく生活や
医療サービスを受けられるようにするというのも、
合理的・物理的で立派なサポートです。

要するに、彼は愛していないのでも、サポートしてくれないの
でもなく、「彼なりに」愛しているし、サポートしている
ということです。

残念ながら、それが妻の求める愛し方やサポートの仕方でない
ということです。

問題解決法も、女性の多くは誰かと気持ちをシェアすることで
解消しようとするかもしれませんが、男性は独りでじっと考え、
自分のことは自分で解決しようとする傾向があります。

ですので、夫は妻が問題に直面しているのを見て
「何もしない」のではなく、自分がそうして欲しいように
「そっと、自己解決することを見守っている」のかもしれません。

どうでしょう、ご主人は何か問題があったときに、
あなたに解決策を求めるでしょうか?

求めない場合、それはあなたを信頼していないからではなく、
自分で解決することこそ能力と思っているからかもしれないのです。

私達はそれぞれに「自分のやり方」があります。
ところが「自分のやり方」にあまりにも固執することによって、
知らずして人間関係を損なってしまうことが少なくありません。

もし、やり方に問題があり、それを改善したいのであれば、
「私は物理的なサポートよりも、情緒的なサポートを求めている」
ということを明確に伝えることが大切となります。

そしてその際には具体的な例も提示することです。
たとえば、先述の「体調が悪い」と訴えたときのケースなど、
実際に背をさすりこのように声掛けをしてほしいなどを伝えるのです。

そんなこと、言わなければわからないのかと憤りを感じる女性も
多いですが、そこはぜひ、「言いさえすればわかる」という風に
切り替えてみてください。

多くの女性にとって「以心伝心」は生得的かもしれませんが、
多くの男性にとっては「どこの道場へ行けば学べるのだ?」
という感覚かもしれません。

私たちはみな完璧ではありませんから、学ぼうとする姿勢を称える
ことが大切であり、思いやりではないでしょうか。

これは単純に差異だと認識してみることをおすすめします。
無論、本当に愛情や思いやりがなく、非人間的な扱いを受けている
ケースであるならば、対応はこのような流れに限りませんが、

ぜひ、もういちど、一呼吸おいて、本当に関心や愛情がないから
生じている言動なのか、それとも単なる認識の差なのかを
観察してみてください。

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【Q】主人が浮気。どうすれば…

主人とのことです。
主人は小さな会社を経営していて、6年前に従業員の女性との
浮気が分かりました。14年前から一緒に働いていますが、
とても魅力的な女性(年上、夫、子持ち)で、
初めから気に入っていたようです。

初めは私と3人で一緒に働いていましたが、
私に黙って一緒に出かけたり、飲みに行くことがあり、
嫉妬からすごいけんかの日々でした。

主人の仕事を嫌々手伝っている私と比べ、心底、応援して、
主人が辛いときにずっとそばにいて励まし続けたのは、
彼女の方でした。私は彼女には適わないと思っていますが、
風俗へ行ってることも分かりました。
それでも離婚する決心はつきません。

一人で暮らしていくことへの不安、寂しさ、主人への未練。
私も主人を信頼せず、文句ばかり言ってきましたから、
今の状況は自業自得と思っています。

それでも、バレバレの嘘をついて、女性と旅行に行ったりされると、
私はどうしたいのか自分で分からなくなってきます。

前を向いて歩いていきたい。それだけです。

どうぞよろしくお願いいたします。

(40代女性 会社員)

―――――――――――――――――――――――――――――
FROM 川畑のぶこ

【A】信頼している相手からの裏切り行為というのは
不意にみぞおちにパンチをくらわされたような感覚をもたらし、
心にぽっかり穴の空いたような気分になりますね。

夫婦間の浮気を許すか許さないかは、それぞれの価値観や
これまでの関係性にもよると思いますので、
万人への画一的な正解はないでしょう。

ただ、相手の浮気の行為そのものはすぐに許せずとも、
「人間とは本質的に失敗を免れない存在である」ということを
許容することは、わたしたちの人生を楽にしてくれると思います。

悪事を憎み、人を憎まずの姿勢ですね。

人生の選択で失敗することもあれば、
仕事や人間関係で失敗することもある。

大切なのは、そこから何が学べるか
という姿勢ではないでしょうか。

許しに関しては、夫の前に、自分自身が自分を許せているのかを
振り返ってみるとよいかもしれません。

そして許せていないのであればそれをきちんと許してあげる。
「私も人間。失敗を免れない存在だ。
でもここから学ぶことができる。」と。

失敗を許さない姿勢というのは、自分をかたくなに
させてしまいますし、相手との関係もこう着させてしまいます。

どちらかが悪くてどちらかが正しいという白黒はっきりさせる姿勢は、
私達に大切な変化をもたらそうと、意味があって起こっている出来事や
人生の流れを把握するための目を曇らせてしまいます。

全ての出来事は関わり合いの中で生じています。

浮気もしかり。病的な人は別として、基本的には
どちらか一方だけの問題ではなく、(少なくとも今、この時点では)
互いの関係性が健全に機能していないから、一度じっくり生き方を
振り返ってみましょうよ、というサインといえます。

私達は誰でもより良くなりたいと願っていますし、
それぞれが自分を幸せにするという
人生の大切なミッションを持っています。
それを達成するために、相応しい相手と関わろうとします。

また、関わり合いの中で私たちは
目に見えないエネルギーのやりとりをしています。

自分のエネルギーを満たしたり、
相手を満たしたり、相手から満たされたり、
また逆に相手からエネルギーを奪われることもあれば、
自分が相手のエネルギーを奪うこともあります。

その人と一緒にいると、エネルギーが湧いてくる、
あるいはエネルギーが与えられている感覚になれる人というのは
一緒にいて心地よく感じるので、より一緒にいたいと思うのは自然です。

結婚相手との関わりもしかりです。
浮気相手との関わりもしかりです。

おそらく、結婚したときは互いにエネルギーを
与え合う関係だったのではないでしょうか。

いまでもその部分を互いにもっているでしょうか。

もし、持っていないのなら、それを取り戻すことは可能でしょうか。
そもそも、それをしたいでしょうか。

いったい人生の流れで何がおこっているのか、
「浮気という点」に焦点を当てすぎず、
流れ全体に目を向ける姿勢をもてたのなら、
この問題を前向きに乗り越えることが出来るかもしれません。

まずは、出来る限り相手(ご主人含む)に依存しない状態で
ご自身のエネルギーを高められること=自分に喜びを与える努力を
してみることをおすすめします。

自分からエネルギーを奪うものから離れることも大切です。

夫の支援といえども、嫌々仕事をしているのなら、
仕事の継続に関して再考の余地はあるかもしれません。

意識を切り替えて溌剌と仕事をすることは可能なのか、
今の職場でそれが無理なら、自分が張り合いを持ってできる仕事を
見つけることも大切かもしれません。

自分で自分を喜ばせることができるようになって
エネルギーが充電されると、機嫌も良くなり、
ものごとも楽観的に見られるようになってきます。
人生が生き生きとしてきて、輝きを放つようになります。

そのようなときに、自分からエネルギーがあふれて
勝手に周囲の人にも与えていくようになります。

周りにいる人は心地よいと感じるし、
そんな人には魅力を感じるでしょう。

自分のために、自分を満たし、自分のいのちが輝く努力をすること、
これは浮気問題の根本解決につながるはずです。

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