夫婦関係

Upset,Woman,And,Man,Talking,In,Cafe,About,Problem,In

Q:川畑先生のメッセージには共感することも多く、
他の方の相談にも励まされています。

主人が双極性障がい(断定はされていないが
恐らくⅡ型)で、現在休職中です。

元々は鬱病と診断されていましたが、
10年以上経って診断名が変わりました。

出会った当初はとても優しい良い人で
「これ程良い人は今まで見たことがない」
と人柄に惹かれて結婚しました。

ところが子どもが生まれてしばらくした頃から
パチンコ依存が始まり、借金を重ね、
底を打って会社を退職に追い込まれました。

当時は、小さな子どもを抱え
私も非常に苦しみましたが、主人も反省し、
転職して、精神科にもつながり、
通院しながら小康状態が続いていました。

ですが、昨年、仕事上の過労が続いたことで、
「躁」状態が明らかになった次第です。

その後しばらくして抑鬱状態となり、
少し回復したものの現在も鬱傾向が続いています。

今も優しいところは変わらないのですが、
病気のせいで溌剌とした明るさは失われ、
イライラしていることもあります。

主人は優しく和を重んじ、
つい我慢を重ねてしまう人なので、
責めたり悪く思ったりしたくはないのですが
私も辛いです。

病気のせいだと分かっていますが、
生活リズムを整えたり、
少しずつ身体を動かしたりなど
良くなるためにできることを少しずつ
行動に移して欲しいのですが、
ただ時間が過ぎるだけで
もどかしく感じてしまいます。

私の思考もぐるぐると彷徨い、
前向きに頑張ろうと思える時もあるのですが
「なぜこの人と結婚した」
「あの時、別の人を選んでいれば」など、
考えても仕方ないことに
思考を奪われることも少なくありません。

今後どう考えていけば良いか、
私には何ができるのか、気づきとなる
メッセージをいただけますと幸いです。

【ちーと・50代・女性・パート】

   
―――――――――――――――――

  
A:FROM 川畑のぶこ
   
双極性障害は家族が振り回されてしまうことが多く、
ちーとさんのご苦労が伺われます。

そのような中で、長年ご主人の精神障害に
寄り添おうとするちーとさんの努力に
ご主人も救われていることと思います。

双極性障害は過去には躁うつ病と呼ばれ、
ハイになる躁状態と落ち込むうつ状態が繰り返される
精神障害で、性格に問題があるのではなく、
脳の異常によるものです。

誰が見ても異常と気づけるほどに
極端にハイテンションになるI型と異なり、
II型は躁状態のときが単に元気な人と
変わり映えしない軽躁のため、

周囲も本人もそれが躁状態と気づきにくく、
うつ状態のときだけがクローズアップされて
長年うつ病の診断がくだされていることは
よくあることです。

その間、医師が変わってしまうと、
なかなか気づかれにくく、
うつの治療が継続することも多いと思います。

治療がされずに悪化していくと、
ご主人のパターンのように、
躁状態のときにギャンブルや大きな買い物に
お金を浪費して
経済バランスや社会的なバランスを
崩してしまうことがあります。

双極性障害には薬物療法が効きますが、
うつの治療と双極性障害の
薬物療法は異なるので、
ご主人本人もうつの治療をしてきているのに
治らずに長年苦しい思いをされたことと思います。

昨年双極性障害の診断が下ったとのことで、
治療が奏功して落ち着いてくることを願っております。

そのような中で、ちーとさんにできることとして、
まず家族会などに参加することをおすすめいたします。

現状、どうしても、家庭内の空気が煮詰まって
苦しくなってきてしまうと思いますが、

同じ課題を持っている第三者と気持ちを
グループの中でシェアしたり
情報交換をしたりすることで、
煮詰まった心に風穴が開くことがあります。

「自分だけではない」という
見えない絆を感じられることで、
前進する力が湧いてくることもあります。

そして、ちーとさん自身が
自分の時間をとることも大切です。

家族に手がかかる状態の人がいると、
どうしても自分のことは棚上げして
相手を優先してしまいがちですが、

現状、ちーとさんも第二の患者のようなものですから、
セルフケアを大切にしてください。

ちーとさんのエネルギーが枯渇してしまうと
ご主人もろともに家庭が沈んでしまいます。
それは避けなければなりません。

ご主人の状態が悪化して
手に負えない状態になってしまったのなら、
入院を検討することも大切かもしれません。

それは決して薄情なことではなく、
家庭が沈まないための善処です。

家族と適度な距離を保つことで
サポーターがエネルギーを
セーブできることもあります。

夫が苦しんでいるときに自分だけ
くつろいだり楽しんだりしてよいのかと
罪悪感が湧いてくるかもしれませんが、

そういうときだからこそ、ちーとさんが充電して
サポートのエネルギーを培う必要があります。

ご主人は優しくていい人なんだから
我慢しようという姿勢ではなく、
自分自身に対して優しくなってください。

すると、ご主人に対しても
自然と優しい気持ちになれるかもしれません。

ご主人は抑圧的になってしまうことが多いので、
その反動で爆発してしまうこともあるかと思いますが、

そこまで気持ちを抑圧しなくても
あなたを受け入れる人はいるよ
というメッセージが伝わる関わり合いを
構築するよう心がけてみてください。

良質なサポートのために、
サポーターのセルフケアは欠かせません。

その上で、このことが起こっていることの意味
というのもぜひ探求してみてください。

すなわち、この出来事から
なにか学べるものはあるだろうか?という視点です。

そのことでちーとさんもご主人も成長できるのであれば
それは価値のあることかもしれません。

もちろん、ときとして、家族にとっては
このような状況がオーバーキャパで消耗が激しいため、
患者さんに対してNOということが課題のこともあるでしょう。

すべてを背負い込む必要はありませんし、
これまでの努力をきちんとご自身で称えてあげてください。

セルフケアにきちんと取り組んだうえで、
最後はちーとさんの心の底の声に従って
人生の舵取りをしてみてください。

応援しています!
    
         
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、あじさいさん(40代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】夫とは恋愛結婚でしたが、
勢いだけで結婚してしまったと
結婚後すぐに後悔しました。

価値観や生き方や食の好みなど
かなりの面で合わないことが多く、

スキンシップも私は好きですが夫は苦手で、
すぐにセックスレスになりました。

ただ、子作りの相性は良かったようで
1回ですぐに妊娠、兄弟を作りたいと妊活して、
それも割とすぐに成功し、子供は3人授かりました。
いちばん下はまだ幼児です。

勢いとはいえ結婚して子供もできたのだからと、
相手を変えようとする努力はやめ、
自分が変わること、エゴを捨てることや
接し方を変えることなどいろいろと勉強し、

今は、ビジネスパートナーのようではありますが、
関係は良好です。
夫もそれなりに努力はしていると思います。

仕事も真面目で稼ぎも良く、客観的に見れば
夫として申し分ない人だと思います。

ただ、時々子どもを叩いたり暴言を吐いたりするので、
そのことで喧嘩になり、何度か
「別れる」という話はしたことがあります。

そのこともあり私のほうには愛はもうなく、
子どものため、と心を無にして生きています。
子どもが成人したら熟年離婚は必ずする、と決めています。

そんな時に、私が
運命の人と思える人と出会ってしまいました。

食事などをする中で、どうにも他人とは思えない、
価値観も何もかもがぴったり同じで、しっくりときて、
将来の夢も重なり、

この人と出会うために生きてきたのだと確信するほどで、
お互いに強く急速に惹かれ合いました。
そして、一線を超えてしまいました。

相手にも家庭があり、成人したお子さんがいます。

半年ほど関係を重ねてしまいましたが、
先日、このような、周りに嘘をつくような関係を続ける
ことはお互いのために良くない、

正々堂々と生きなければならない、
まだ今なら間に合うかもしれない、と思い直し、
私から別れを告げました。

お互い自営業で仕事で補い合える関係でもあるので、
ビジネスパートナーとしては続けていこうと思っています。

あまりに大事な人だからこそ、そうやって
一生続けていける関係の方が良いと思ったのです。

私は男女の付き合いを続けるなら、
お互いに離婚してけじめをつけてからだと思いました。

しかし、相手には離婚できない経済的な事情があり、
夫婦関係は冷め切っていて離婚は互いにしたいものの、
様々なしがらみがあり、難しいようです。

一生愛しているとお互いに伝え合い、
いつかどちらも離婚ができたら
一緒になりたいとは言っていますが…、
どうなるかはわかりません。
一生無理かもしれません。

自分で決めた別れですが、
身を引き裂かれるように辛く、苦しく、
彼と一緒に生きられないのなら生きている意味はない、
死にたい、消えてしまいたいとまで思ってしまいます。

この半年、起きた瞬間から寝る瞬間まで
心はずっと彼とともにあり、
気を抜くと彼を想ってしまい、涙が出ます。

気を紛らわせるためにお笑い番組を見たりしていますが、
切れた途端に思い出して胸が痛みます。

いま私にできることは、
自身の離婚に向けて経済的に自立し、
さまざまな準備をすることしかありません。
でもそのパワーが生まれません。

彼と離れていると魂がしぼむように枯れていき、
死にたくなります。
どんどん、うつのようになっていきます。

たとえ私が離婚できたとしても
彼のほうが無理なら意味もなく、
生きる目的が自立的でないことも、
パワーが出ない原因かと思います。

それでも、裏切りを重ねるよりは
ましな生き方だとは思っていますが、
心がもちそうにありません。

どうしたらこの苦しみがなくなるのでしょうか。
私はこの先、どう生きて行ったらいいのでしょうか。

重く不誠実な話で申し訳ありませんが、
よろしくお願いいたします。

【A】まさにロミオとジュリエットのような
恋愛の渦中にいる心理状態ではないでしょうか。

恋というのは計算しながらするものではないですね。
ある日突然、落ちてしまうものだと思うんです。

ただ、感情に任せて恋に落ちたから、
そのまま恋愛状態になって、
ずっと一緒にいて、というのは

ティーンエイジャーや結婚する前であれば、
もちろん大いにそんな恋愛を体験したら
いいのではないかなと思うのですけれども、
 
それぞれが結婚して家庭があるという状態では、
なかなかそうもいきませんね。

人間は社会的動物でもあるわけですが、
あじさいさんは非常に理性的に
対応されていて、素晴らしいと思います。
 
今は恋愛のお相手とのことで頭がいっぱいだと
思いますが、今後を考えるにあたり、
今のご主人との関係について
まだできることはありそうです。

それは、あじさいさんの今後の生き方にも
通じる部分です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:夫がパチンコをしていることが発覚しました。

夫は昔からゲームセンターが好きで、
コインでやるパチンコのようなゲームも
よくやっていたのですが、
私が「パチンコをする人とは結婚しない」
と言っていたこともあり、

(私の父がパチンコや麻雀などギャンブル好きで、
子どもの頃お金で大変苦労しました)

これまでパチンコには手を出さずに
いてくれていると思っていました。

が、家計の財布からしばしば不明金が出るようになり、
聞いてみると、少し前から
パチンコに行くようになっていたとのこと。

お金も毎月のお小遣いでは足りなくなり、
時々家計の財布から使ってしまったとのことでした。

結婚する条件に入れていたくらいですから
裏切られた気持ちですが、
起こってしまったことは仕方ないので、
受け入れようと思っています。

お小遣いの範囲で節度を持って楽しむ分には、
自由にしてくれて構わないと思います。

ただ、少し調べてみると、
パチンコはギャンブル依存症に移行してしまう
可能性が高いとのこと。

私はギャンブルはしないので、
とても怖いなと思ってしまいます。

ギャンブル依存症になってしまったらその時は離婚、
と伝えていますが、自制心を保って
お小遣いの範囲でパチンコを楽しむことは
できるものなのでしょうか?

本音を言えば、依存症になる前に
キッパリやめてほしいと思っていますが…。

【あかり・40代・女性・自営業】

   
―――――――――――――――――
  
A:FROM 川畑のぶこ
   
ご主人が結婚時の約束をやぶって
パチンコにハマり始めてしまったとのこと。

背景からも、
あかりさんのショックは大きいことと思います。

パチンコを小遣いの範囲で娯楽として
バランスをとりながら行う人も世には多くいます。

ただし、日本はパチンコが
ギャンブルの性質を有するにもかかわらず、
賭博場としてではなく娯楽施設として
駅前や住宅街の近所などにもパチンコがあり、

手軽に出入りできる環境であることからも
その人のパーソナリティーや
置かれている状況によっては

「ちょっとした時間つぶし」から
ギャンブル依存症に移行しやすいのも事実です。

ギャンブル依存症の特徴としては
以下のものが挙げられます。

●ギャンブルで負けた時、
 負けた分を取り戻すために、
 またギャンブルをしたことがある。

●自分に賭け事やギャンブルの問題が
 あると思ったことがあるか、
 その問題を人から指摘されたことがある。

●お金の使い方について、
 同居していた人と口論となった原因が、
 主に自分のギャンブルだったことがある。

●誰かからお金を借りたのに、
 ギャンブルのために返せなくなったことがある。

●ギャンブルのためか、ギャンブルによる
 借金を返すために、下記のいずれかから
 お金を借りたことがある。

①家計 
②サラ金・闇金 
③銀行・ローン会社 

以上のうち、2つ以上が当てはまる場合、
ギャンブル依存を疑います。

ギャンブル依存は、若い人や男性、また、
ストレスへの対処がうまくできない人、
ギャンブルが身近にある人などが
陥りやすいことが指摘されています。

あかりさんのご主人はすでに小遣いの範囲でなく、
家計に手を出していることや、

それを隠していたことで
夫婦関係にヒビが入り始めていることからも、
すでに依存の兆候があるようにみえます。

あかりさんが、
そのことを重く受け止めていることを伝え、
改善のための治療に取り組むことを
勧めてみることが良いと思います。

ギャンブルは脳の報酬系という
高揚感を感じる部位が活発になり、

それを再体験したい衝動に駆られて
泥沼にはまると、意志の力ではなかなか
克服できなくなってしまいます。

パチンコ店は興奮を煽るような大きな音で
音楽や効果音が流れているので、
高揚感が高まりやすい環境でもあります。

最初は「やめようと思えばいつでもやめられる」
と軽く思っているのですが、
やめたいと思ってもやめられなくなってしまいます。

その場合、きちんと
ギャンブル依存の治療に取り組むか、
ギャンブラーアノニマスという
自助グループが効果をあげているので、
それらに参加することをおすすめします。

http://www.gajapan.jp/jicab-ga.html

また、ギャンブル依存の家族や友人のための
ギャマノンという自助グループもあります。

https://www.gam-anon.jp

このような自助グループでは当事者たちから
有用な情報を得られることがあります。

まずはご主人ときちんと向き合って、
あかりさんの思いを伝え、
治療や自助グループの参加を促してみてください。

あかりさんが一緒に参加するのも良いかもしれません。

もし、ご主人がストレスを抱えていて、
その結果ギャンブルに依存しているのであれば、
パチンコ以外でストレスを発散できるものを
模索するのも大切です。

頑張って家族内で完結させようとせず、
ぜひ、専門家のちからも借りて、
どんどんサポートの輪を広げてください。

応援しています。

     
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、おおみゃんさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】夫との考え方の違いに
悩んでいます。

現在、大学院生で、来年就職が
決まっている息子がいます。

今まで、子どもたちのしつけについて、
たまには父親として、子どもたちを
諭してくれるようお願いしても、
ほとんど子どもの言うことに同意する
だけで、何も言ってくれませんでした。

私は少し不満に思ってはいましたが、
仕事で忙しいのもあり、
面倒なのだろうと、我慢していました。

最近、院生の息子が2回目のコロナに
かかり、まだ病み上がりの状況で、
推し活でライブに行くと言い出しました。

私は、もしものことを考え、
来年、正社員になるまで待って、
推し活はまたその後に始めるよう
言いましたが、

もう申し込んだし、社会人になったら
行けないかもしれないと言い、
喧嘩になってしまいました。

コロナ禍の状況で、
このようなやりとりは2回目ですので、
今度こそ、主人に言ってもらおうと
お願いしたら、

「自分が考えたことだから
何も言わない」と言われました。

仮にそれで、せっかく掴んだ内定を
取り消されたとしても、
自分で選択したことだから、
仕方がないという考え方です。

私は、親は、人生や命に関わることには
意見すべきだと思いますし、
放っておいて全ては自己責任というのは
冷たいし、無責任とすら思います。

こんなに冷たい人だったのかと、
悲しくなりました。
私が甘やかしすぎなのでしょうか?

ちなみに、
子どもが高校生になって以降は、
普段はほとんど口出しはせずに来ました。

主人は50代で早期退職し、
特に仕事をすることなく、
ずっと家にいます。

私は、趣味でも仕事でも、何かしら
外と繋がっていてほしいと思っています。

お金の不自由はないのですが、
私とは考えが違いすぎるようで、
人間として、今後、一緒にいるのも
嫌になりそうです。

今後、どのように接していけばいいのか、
わからなくなりました。
どうか、アドバイスをお願いいたします。​​

【A】ご主人と、そして息子さんとも
意見が食い違っているとのこと。

おおみゃんとしては、今まで、
高校以降は子育てに関してはほとんど
口出ししてこなかったということで、
これは正しいですね。

そして、
人生や命や健康に関わることに関して、
ここ一番というときには
大切なことを伝えておきたいというのも
全くその通りだと思います。

なので、意見することには
何ら問題はないと思うんです。

ただ、おおみゃんさんの苦しみは
どこから来るかと言うと、

ご主人の意見が欲しいということでは
なくて、私の意見を通して欲しい、
となるから苦しいのだと思うんです。

ご主人は、意見がないのではなく、
「自分の考えたことは
自分で責任を取っていく」
という意見があるんですよね。

おおみゃんさんの中で、そこを少し
クリアにした方がいいかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:今年60歳になる夫の体調が
心配でたまりません。

夫が糖尿病になってしまい
生活改善が必要なのですが、
あまり積極的に改善しないことが気掛かりです。

私がもっと管理すべきとは思うのですが、
険悪になりそうであまり強く言うことができません。

夫がもっと病気と向き合い、
やる気がでるようにサポートしたいのですが
正直どうしたら良いのかわかりません。

これからも健康で長生きしてもらいたいと願うのも、
もしかしたら自分のエゴかなと思ってしまいます。

「どういう生活を選ぶのも夫の自由だ」
と自分に言い聞かせるものの、
そのくせ夫の生活から目を背けることもできず…

気持ちの整理がつきません。

【トリビー・50代・女性・医療事務】

 
―――――――――――――――――

 
A:FROM 川畑のぶこ

トリビーさんが夫に元気で長生きして欲しいと願うのは、
決してエゴからではなく、
愛情や思いやりからのことでしょう。

愛する者の幸せや健康を願うのは当然のことです。

糖尿病は放っておくと合併症として、
足の壊疽(ときとして切断)、腎不全や心臓病、
また失明などの重篤な状態につながることもあり、
そうなると生活の質が著しく低下してしまいます。

そのようなことが自分の人生のパートナーに
おこるのは耐え難いことでしょう。

糖尿病は生活習慣を変えること、
すなわち、食事や運動や薬物治療などによって
適切にコントロールすることが重要ですが、

ご主人もおそらくそのようなことは耳にタコ、
多くの糖尿病患者さんがそうであるように、
頭では分かっているのだけど、
なかなかできないので
困っているのではないでしょうか。

これまでの考え方や行動など、生活様式を
一気に変えるというのは簡単ではありません。

では、不可能かというと難しいけれども可能です。

トリビーさんのようにサポーターができることは
何かと考えたときに、

食事や運動や治療を徹底的にコントロールする
サポートをしようと考えると思います。

その際、注意するべきことは、
ご主人のできていないところに目を向けすぎて
万年監視状態に陥らないようにすることです。

また、夫のできていない行動を逐一批判するのもNGです。

人間が行動変容を起こすときは動機づけが必要ですが、
これらは逆にモチベーションを削いでしまいます。

それよりも、出来ていることがあれば
そこに着眼して喜ぶことをしてみてください。

たとえば、毎晩お酒を飲んでいる夫が
週2日飲まない日があったとします。

恐怖からの監視状態だと
「あー、まだ5日も飲んでいる!」と
目くじらをたてるかもしれません。

ときに「そんなこと続けていると死ぬわよ」と
脅しをかける気持ちになるかもしれませんし
程度の差こそあれ、
それを実際に無意識的に伝えていることも
あるかもしれませんね。

たしかに脅すことで、恐怖によって行動を
ある程度コントロールできるかもしれませんが、
それは喜びからはほど遠く、心を抑圧しているだけで、
いつか爆発するかもしれません。

その代わりに「あ、今週は2日休肝日ができたね♪」と
微笑みとともに喜ぶのです。

相手に喜んでもらえたり称賛されたりすることは
誰でも嬉しいことですし、モチベーションに繋がります。

さらには、食事や運動もダメ出しをするのではなく、
いいものを一緒に取り組むという二人三脚の姿勢を
育むことをおすすめします。

「散歩くらいしたら」というかわりに、
「一緒に散歩にいきたいんだけど、付き合ってくれない?」
ということができます。

食事をトリビーさんが作っているなら、
「一緒に健康食に取り組もう」とか
「付き合って」と伝えてみます。

付き合ってくれたら
(ときにサボることもあるかも しれませんが)
「ありがとう」と「嬉しい」ことを伝えます。

また、医療機関などでさまざまな糖尿病患者さんと
ご家族のためのピアサポートグループ
(当事者のサポートグループ)があるので、
そのようなところに一緒にいかないか、
あるいは付き合ってくれないかと誘ってみます。

いずれも「あなたがやりなさい」を
「一緒にやろう」または
「一緒にやってくれない?」という
姿勢に変えていきます。

必要だと分かっているけれど、
面倒なことは一人で克服するのは難しいですが、
仲間がいるときっかけができたり継続できたりします。

このように、ご主人の健康回復に付き合うことは、
トリビーさんの健康にも大いに貢献する可能性が
あるわけですから、ぜひ共にこの逆境を乗り越える
姿勢で向き合ってみてください。

根気よく続けているうちに、
ご主人もトリビーさんの深い愛に
感謝する日が訪れるかもしれません。

トリビーさんなりのベストを尽くしても変化がなければ、
それはご主人の人生と割り切って、執着を手放し、
それぞれの課題の分離をすることも
大事かもしれませんね。

多くの現代人が抱える課題に取り組むにあたって、
真剣に取り組めど、深刻になりすぎず、
どうか愛ある好奇心とクリエイティビティを
忘れないでください。
      
      
         
ーーー

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20230828

FROM 川畑のぶこ

今日は、あんこさん(50代・女性・専業主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】結婚して30年になる夫のことです。

家族に喜んでもらいたい思いが強いのか、
私や息子たちが欲しいと言っていないものを
買ってきます。

主人の言動には
「相手がして欲しいと思うこと」よりも
「自分が、誰かに、どうしたいのか?」のほうが
優っていると感じることが多いです。

旅行にも行けないコロナ禍に、
高価なスーツケースを私に、
欲しくはない・必要ないとハッキリと伝えましたが、
買ってきました。

また、筋肉作りのため食事制限している息子には
ビールサーバーのレンタルを。

外では音楽を聞かない私に、ワイヤレスイヤホンを。

国内出張の時は、毎回お菓子を買ってきます。
食べきれません。

「欲しいものがある時はお願いするから、
それ以外は買ってきてもらわなくてもいいよ」
と言っても、買ってきます。

買ってきてくれるだけなら良いのですが、
それを使わない、着ない、食べない、ということになると、
「せっかく買ってきてあげたのに」と機嫌が悪くなるばかりか、
ひどい時には「それならもう買ってこない!」と言い出します。

とてもありがたいですし、気持ちはとても嬉しいです。
喜ぶ顔が見たいのでしょう。

けれども、好みもありますし、
食べ物だって捨てるわけにはいきません。

頼んでいないものを買ってこられて、キレられても、
はっきり言って困りますし、どうしたら良いのかわかりません。

伝えてきたつもりですが、伝わっていないようです。

夫には、何かしらのココロのクセのようなものが
あるのかと思いますが、こういう夫に対して、
私はどうしたら良いのか悩んでいます。

やはり、主人に変わってもらうことを期待するより、
私の意識を変えるしかありませんか?

【A】いらないものがいっぱい入ってくるというのは、
ダンシャリアンとしてはとても辛い状態ですね。

ただ、断捨離というのは
相手に強要できるものでもありませんし、
相手には相手の物との関わり方があるので、

影響を与えることはできつつも
強要はできないというのがとても辛く、
歯がゆいところですね。
 
あんこさん、ご自身でも
気づいている部分があると思います。

「喜んでもらいたいから買ってくる」

ご主人は、物を相手に渡して、何かを与えて、
それで喜んでもらうということで
自分自身の存在価値を確認していらっしゃるん
じゃないかなと、私もお見受けしました。

ですから、物をもらって本当に喜んでもらえたら、
彼のニーズは満たされるわけですよね。

逆に言うと、そのニーズが満たされるまで
「いらない物を買ってくる」のは続くと
考えた方がよいでしょう。

それならば、どう対応するのがよいのでしょうか、、、。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、まるまるさん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】私49歳、夫44歳、結婚13年目。
子どもはおらず、2人暮らしです。

病気持ちの夫は自分に似た子どもは欲しくないと、
子どもを欲しがらずずっとセックスレスでした。

私は子どもが欲しいと何度も訴えましたが、
聞き入れてもらえませんでした。

子どもが欲しくないというなら
結婚前に言ってほしかった、という
騙されたような気さえします。

私が40半ばを過ぎた頃、
子どものいない人生を受け入れ、
今後を楽しく生きて行こう!と
前向きに生きてきました。

しかし、昨年、義弟夫婦に子どもが誕生すると、
自分に子どもがいないことが気になります。

また、子どもがいないのは夫のせいだ!と
怒りがくすぶり始め、感情をコントロールできません。

やり場のない怒りや、子どものいない寂しさが
とても辛いです。里子は考えていません。

自分ではどうしようもできなかった出来事を、
受け入れられるようになりたいです。

過ぎ去ったことを気にせず、
生きて行きていけるようになりたいです。

どうしたらよいでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いします。

【A】40代後半、子どもがいない人生、
今後どうなるんだろうという不安や
モヤモヤを抱えがちな時期ですね。

また、50歳ぐらいになってくると、更年期というか、
ホルモンバランスも変わってきますので、

怒りや不安、抑うつ感など、
今まではコントロールできていたものが
グラグラと揺らいで、表出してくることも
あるかもしれません。

心身ともに不安定になりがちな時期かもしれません
ので、まずは自分自身に厳しくならず、
優しくなることを心がけていただきたいと思います。

そして、どうにもならない状況を
どうやって受け入れたらいいのかということに関して、

これは「どうにもならないこと」はどうにかしようとしない、
それがポイントになってきます。

人生には楽しいこともあれば
苦しいこともある、痛みもありますね。

人生から苦しみや痛みを取り除くことは
残念ながらできません。

そこに「抵抗」しようとしたときに
苦しみや痛みがさらに大きくなるということを、
知っておくことは大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ゆらゆらさん(60代・女性・事務)
のご相談にお答えします。

【Q】主人は高学歴で、今は自営業です。

仕事はしっかりやっていて、
私は、至らないところがたくさんありますが、
20年余り一緒にやってきました。

自営業を始めるにあたり引越し、子どもの転校、子育て、
家事、町内の仕事をほとんどを一人でやってきました。

子どもは3人、自営業を始めた時は、下の子は1歳でした。

主人は、毎日仕事が大変だからと思い、
また自分から家事をやることはない人で、
私が95%やってきました。

習い事や塾の送り迎えも全部やり、
目まぐるしい日々でした。

子ども達が巣立ち、2人の生活になった今、
小さな考え方の違いが気になっています。

彼の提案は、「日曜日の夜は、お互いに
勝手に夕食を食べよう。僕は僕の好きなものを、
果物も買ってきて一人で好きなだけ食べる」
というもの。

「ついでに、私の物も何でもいいから買ってきて」
と言っても、それは気持ちよくやってはくれません。

嫌そうに面倒くさそうにするので、
こちらも頼まなくなりました。

毎日、私が果物や美味しいお菓子を用意して
それを食べているのに、彼は自分の果物や
スイーツだけ買ってきて、一人で食べています。

自分の趣味の物をあちこち買い物に行きますが、
そのついでに家の日用品などは頼めない人です。

トライしたこともありますが、
イヤイヤやるので、もう頼みたくなくなります。

夏に1週間くらい休みがあるのですが、
今年はコロナも収まってきたし
旅行に行こうと言ってみたのですが、

それも嫌だそうで、自分は趣味のことをやるから、
友だちと行ってきたらと言います。

私も実際は、気の合った友だちと行く方が楽しいですが、
あまりに嫌われている気がしますし、
仕事を手伝わせるためだけに同居しているのかな
という気もしてきます。

お互いに歳をとり、
仕事ももう5年か10年くらいしかないとも思うので、
いっそ結婚は卒業して、仕事はしながら、
あとの時間はそれぞれ好きにしたらいいのかとも思います。

離婚も何回か考えましたが、時間がかかるし、
生きていく時間もそんなには長くないし、
毎日不自由なく、友人もいて、笑える時間もあるので、
残された時間、5年か10年、
これまでは仕事があってやれなかったことを
やればよいのかなとも思います。

仕事では主人を立ててきましたが、
職場の人たちは本当の姿を知りません。
でも言うわけにはいかず、一人で苦しいです。

諦めて、自分の小さな幸せを探して
日々過ごそうとは思っていますが、
本当に幸せではないかもしれません。

話しても、平行線です。
昔は同級生で友達だったのに、本当に悲しいです。

【A】ご主人と分かり合えない
という気持ちがおありなんですね。

自営業を盛り立てていくというのは、
物理的にも大変だったでしょうし、
経済的・心理的な不安も多かったことでしょう。

そんな中で、お子さん3人を
ほぼ一人で見てこられたとのこと、

スーパーマザーであり、
スーパーワイフであったことが窺えますね。

まず、ご自身でそのことを大称賛してあげてください。

おそらく、ゆらゆらさんは
ご主人よりも自分の方が頑張ってきた、
それを承認して欲しいし、
その不公平さを公平にしたいという思いが
おありなのではないでしょうか。

ご主人はご主人なりに、
ゆらゆらさんの頑張りを認めているし
感謝もしているとは思うのです。

ただ、その「伝え方」が、
ゆらゆらさんの望む形ではないのかもしれませんね。

であるとすれば、ご主人はどのような形で
思いを表現するタイプなのかを
確認してみることは大事になってきます。

また同時に「私はこういう形で表現してほしい」という
ゆらゆらさんのニーズを伝えることもとても有効です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Q:はじめまして。

難病をもつ身体障害認定の夫との今の関係と
これからの関わりについて悩んでいます。


今55歳の夫は既に身体年齢は
100歳くらいと言われており
余命も長くはないと告げられています。

病気が難しいものであり、
日常生活においても身体の自由がきかず
イライラ鬱状態で
私と娘達とも日頃の会話すらなくなり
介護どころか関わりすら薄れてきています。   


私と高校生の娘が2人、夫とは再婚です。


私は長年看護師をしており、
あれこれと夫の世話を焼き
少しでも安全に生活できるよう配慮してきたのですが、

夫がイライラを私にぶつけてくることが頻繁になり、
仕事に家事に子どもの世話に加えて
実母の通院、介護と私自身がパンク状態となり、
先日、離婚を夫に切り出してしまいました。


イライラ不穏な状態に更に再発告知。


こうも情けも容赦もない出来事が
やって来るのかと無力感に襲われます。


少しでも希望を持ちつつ、
仲良く居心地のよい関係を築きたいと思ってきましたが、
最近は諦めてしまっている自分がいます。


何か明るい兆しを持ちたい、
心のあり様を変えたいのですが、
どう捉えて行けばよいのか、
何かアドバイスをいただければ嬉しいです。



【はなこ・40代・女性・看護師】

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A:FROM 川畑のぶこ

自分よりも相手のことを優先して尽くす
はなこさんの像が浮かびます。

ご家族含め、献身的なはなこさんに救われている人は、
きっとはなこさんが想像する以上に多いことと思いますし、

はなこさんが不在になってはじめて
その存在のありがたさに気づくことも
あるのではないでしょうか。

40代は人生の中でも、
いろいろな変化が生じる時期かと思います。

ちょうどお子さんも高校生にまで成長され、
精神的には大人となり、
手もかからない状態になってきていることと思います。

このような子どもの巣立ちの時期は、
夫婦関係がクローズアップされ
課題が浮き彫りになりやすくなる時期でもあります。

また親の介護も始まれば、
たとえはなこさんの健康状態が良くとも、
やはり体力は20−30代のそれとは異なりますし、

これまでのようなバイタリティーで
人のために尽くすことも難しくなってくることと思います。
キャパオーバーですね。

すると、相手に多くを求められることに
苛立ちを覚えることなど当然のことですし、
今回のようなご主人の態度に
離婚を叫びたくなる心情も十分理解できます。

ただ、はなこさんの場合、
その苛立ちは周囲に対してだけでなく、
周囲の要請に応えきれない
(みなを幸せにする理想像から離れた)ご自身にも、
もしかしたら向けられているのではないでしょうか。

はなこさんが献身的で、自分に厳しくあればあるほど、
離婚を切り出したはよいものの、
一抹の罪悪感や薄情さを感じて自己嫌悪することも
あるのではないかと思います。

そして、相手は意識的であれ、無意識的であれ、
はなこさんへの依存心から、

そんな頑張り屋のはなこさんの罪悪感を刺激して、
自分の思い通りにコントロールしようと
仕向ける可能性もあるわけです。

そのような意味で、はなこさんとご主人は
共依存的な関係でいたのかもしれませんね。

病気のこともあるでしょうが、
頑張らなければダメだというはなこさんと、
まだ頑張りが足りないからもっと頑張って私を満たせ
という夫の不健全な均衡です。

このような状態から脱却するには、
まずはなこさんが、
これまで周囲に向けてきた優しさや思いやりを
ご自身に向けてあげることです。

できないことにはNOを素直に、はっきりと伝えます。

すべての要請に応えなくてよい、
それでも私は良い人間であり、必要とされる人間であると、
ご自身を受け入れ許してあげることから始めてみてください。

ギリギリまで頑張って、
頑張れなくなったから終わりではなく、
最初からあまり頑張らずに、もっと手を抜いて、

相手や他の人に任せたらどうなるかを
観察してみてほしいと思います。

相手と仲良くなりたいと思ったら、
まずは自分と仲良くなってみてください。

人にはみなそれぞれの限界があります。

その限界はおなじ人でも
時間の経過とともに変わることもあります。

ご自身の限界を、そして相手の限界を尊重して、
自分にも相手にも思いやりをもって接してみてください。

とくに困難が続く時期は、
いつもの何倍もご自身に優しく接してあげてください。
優しさは弱さではなく強さです。
      
      
         
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FROM 川畑のぶこ

今日は、パムさん(60代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】お婿さんのことで相談させてください。

娘は現在36歳、同じ会社の2つ年下の人と
2年前に結婚しました。

それまでは友人として
6〜7年ほどの付き合いがあったので、
お互いある程度は分かりあえて、
納得した上で決めたことだと思いました。

しかし、結婚当初から喧嘩が絶えないらしいです。

そして娘から、お婿さんはADHDではないかと
相談がありました。

多動でじっとしていられない、衝動的、
片付けが苦手、忘れ物が多い、、、等々。

いつも鍵を探しているので
定位置に置くように決めても、できないそうです。

一方、ゲームには集中できたり、
仕事の評価も良いようです。

生活面ではギリギリ許容範囲らしいですが、
頑固なところがあり、
自分は正しいと思い込んでいて、
娘の考え方を受け入れられず、
大喧嘩になることが多いらしいです。

例えば、仕事以外のプライベートでは
いつも一緒にいるのが当たり前ということに
娘はかなり疲れています。

娘は友達も多いですが、
彼は親しい友人はいないようです。

このような状況ですが、
母として娘にアドバイスできることはあるのでしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。

【A】パムさんの親心溢れる、
娘さんへの愛情溢れるご相談ですね。

結婚というのは異文化交流だと思うんです。

娘さんとお婿さんは友人として
6〜7年のお付き合いがあったとのことですが、

外で友達としてお付き合いするのと
一つ屋根の下で暮らしていくのとでは
全く違うものがありますね。

二人の価値観を擦り合わせて
新しい旅が始まるのが結婚であり、
その旅には困難はつきものと考えるのがよいでしょう。

お婿さんがADHDではないかという点については、
ある程度の割り切りと受容というのも大事になってきます。

ご相談の中にあったカギの置き場については、
心理的な学習理論を用いて
比較的スムースに習慣化する方法もありますので、
一例をご紹介します。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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