死生観

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Q:こんばんは。
死生観についてYouTubeで拝見いたしました。

 (【死は怖いもの?】健全な死生観を育む方法)
 

三つの段階があるということがわかりました。

自殺については、
どう捉えたらいいのでしょうか。

死ねば楽になるという考えで自死を選ぶ人が
増えることになりはしないだろうか。

生まれた目的を果たさずに自死したら
また人間に生まれることが
できるのでしょうか?

その辺りを教えて頂きたいです。
言葉足らずで申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。

【ヤギちゃん・50代・女性・公務員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ヤギちゃんの周りに、自死について
課題のある(あるいはあった)方がいらっしゃるのか、
一般論としての関心かが分かりませんが、
私なりの回答をさせていただきますね。

死生観については概ね3つの段階、
すなわち今から死に至るまで、
死の瞬間そのもの、
そして死後の段階に分けることができ、

さらに死後に関しては3つの考え方、

すなわち、
死後も意識や魂や霊とよばれるような存在の
本質的な部分は存続し
好ましい状態で存続するというもの、

意識は死とともに消えてなくなり
魂などというものは存在しないというもの、
そして死後も意識や魂は存続し、
好ましくない状態で存続するというもの
があると説きました。

おそらくヤギちゃんは、
もしひとつめの死後も好ましい状態で
意識や魂が存続するなら、
それは暗に自死を促すのではないかという
疑問をお持ちということかと思います。

死後についてはエビデンスがとれませんので、
その人の死生観、宗教観、人生哲学、
またスピリチュアリティなどに依存しますし、
私たちが信じたいことを信じる自由があります。

ここで、私が提案しているのは、
そうであれば、今日この日をより良く生きるための
死生観を採用してはどうかというものです。

死を急ぐための提案ではなく、
「今日この日をより良く生きるために役立つか?」
ということはとても大切なポイントになります。

経験上、今日この日を穏やかにより良く生きるためには、
ひとつめの、死後も魂は好ましい状態で存続する
という死生観を採用する人が多く、
世の中にもそのような教えが多いということを説明しました。

自死に関しては、それは大きな罪であり、
してはならないことであり、したなら地獄へ落ちるという
戒律を定めた宗教も複数あります。

これは、3つめの
私たちの存在が好ましくない状態で存続する
という死生観ですが、

これを信じることが今日この日を
より良く生きることに繋がるかというと、
自死の抑止力になるかもしれませんが、
人によっては単なるプレッシャーとなり、
八方塞がり状態に苛まれるだけでしょう。

では、好ましい状態なら死んだほうがマシでは?
と考えられたのかと思いますが、
ここで「好ましさ」について改めて触れたいと思います。

ヤギちゃんは次のケースでは、
いずれが好ましいと思いますか?

ケース1:
子どもが夕食前にお菓子を食べたいというので
親は子どもにお菓子を存分に与え
子どもは満足したが、夕食は食べなかった

ケース2:
子どもが夕食前にお菓子を食べたいというが、
親は夕食前なのでお菓子を我慢させたので
子どもは不満だったが、夕食は残さず食べた

賢い親や祖父母なら、
我が子に強く賢い子になってほしいと
望むと思います。それは愛からです。

好ましさとは必ずしもエゴを満たしてくれる
状況をいうのではなく、
その子がその子の課題に向き合うことを意味します。

私たちはより良くなりたい、
成長したいという本質を持っています。

自死も、苦しみからそれらを
諦めてしまう姿勢かと思いますが、
死んだらそのような課題が
なくなるのかというとそうとも限りません。

たとえば、輪廻転生の教えでは、
私たちは課題をもって何度も生まれ変わるとありますが、
これは自我を満たしてくれるように
生まれ変わるということではありません。

ポイントは課題に向き合うということでしょう。

そのチャンスは途中で投げ出したのなら
また別なかたちで向き合うことになるということです。

死後も私たちのライフレッスンは、
適切な助けとともに継続されると
とらえることができます。

そうであれば、投げ出さずに、
その課題により楽に向き合う方法がないか、
さまざまな助けを得ながら模索していくことは
より好ましいということになるのではないでしょうか。

私の個人的な体験として、
友人が自死した日に不思議な夢を見ました。

美しく黒い大きな羽をもった、
男性的でトレーナー的な存在の天使が
友人を迎えに来るのです。

私は天使というのは可愛らしい赤ちゃんに
白い羽が生えているイメージだったので
とても不思議だったのですが、
目覚めて共通の友人から
彼の自死を知らされました。

そのとき仕事を一緒にしていた師であるサイモントン博士に、
「西洋にはデス・エンジェル(死の天使)という概念があるのか?」
と尋ねるとあると教えてくれました。

それを知って、彼の死に悲しみはあるものの、
私はさっきのエンジェルが大きな助けとなって
彼の課題に伴走してくれると直感しました。

ですので、悲しみと同時に、
「辛かったね。でも、こんどは助けを求めながら
 投げ出さずに向き合おう」
と勇気づけの言葉が浮かびました。

自死を選ぶ人は、自分の人生に助けはないと
信じている人が多いです。

よって、私たちの課題は助けを求め、
必要な人には助けの手を差し伸べるということでしょう。

この人生の成長モデルは個人だけでなく、
社会全体の課題でもあります。

日頃から思いやりある関わり合いを
実践することは、私たちの苦しみの解消に
つながることと思います。

 
ーーー

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FROM 川畑のぶこ

今日は、レモンさん(60代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】91歳になる義母と69歳になる年金暮らしの夫と、
3人で住んでいます。

義母は要介護3の認知症で車椅子です。

私は、義母が痰をいつもゴロゴロさせて
ペッと吐くのがとても嫌です。

お皿や洗濯機の中に吐かれたこともあり、
いくら言っても、認知症なので
忘れて同じことを繰り返します。

おとなしい人ですが、痰や唾を吐き続ける行為を見ると
嫌悪感でいっぱいになります。

週に3日ショートステイに行くと本当にほっとします。

夫は自宅介護にこだわり、身体介護は夫がやっています。
私はできるだけ義母と顔を合わせない、
見ないように過ごしています。

この家は義母の家なので、
私が出ていくことも考えましたが、

もう64歳の私が今から出て行くのもしんどいし、
夫との間にもますます亀裂が入るのでは?と思うと、
この家に住むしかないのかなぁと思います。

義母が早く死ねば良いのにとLINEを友達に送ったときに、
誤送信で夫に送信してしまい、
私がお酒を飲んでいたからだと激怒して、以来、
夫はお酒を憎むようになりました。

今ではお酒は一人で少量を飲みますが、
夫の前では飲めません。

義母が家にいるときは、私は2階で一人で食事をとります。

目の前で食べ物を吐き出し、痰をゴロゴロさせたり
唾を吐いたりするのを見ると、
とても一緒に食事はできません。

夫は平気なようで、母に対する愛情が
異常に強い人だと私には思えます。

もともとは義母の家ではありますが、
私が住む家でもあります。
自分の家に、自分の居場所が欲しいです。

【A】レモンさん、本当によく頑張って
お義母様のサポートをしていらっしゃいますね。

私たちは高齢になると
できないことが増えてきますね。

「生老病死」という仏教の言葉があります。

生まれてくること、老いること、病むこと、死ぬことは、
私たち誰もが免れないこと、
全員がそれを体験するようになっていますが、

それらにどうやってしなやかに向き合っていくか、
あるいは乗り越えていくかということが、
私たちが人生で問われている
1つの課題ではないかなと思います。

人間がいつも理性的で健康的で
健全な生き方ができれば
それにこしたことはありません。

健全でミスがなくて、自分のことは
自分でできて、頭脳も明晰で、、、。

それが私たちが望むものだし目指すもの、
チャレンジするものであるのはいいのですが、
それが当たり前だと思うと、苦しみが訪れます。

そして、その苦しみを回避するには、
執着を手放すということが大切になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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Life,After,Death,And,Cosmic,Universe

Q:「死」への恐怖心があります。

死んだらどうなるんだろうと考えると
怖すぎて動けなくなります。

物心ついた頃からこの思いはずっとあります。
生き続けたい。

毎日が充実していないということでもないのですが…

普段は考えないようにしていますが、
年齢を重ねるごとに恐怖が増しています。

【ヒロ・50代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

動物の生存本能からして、
死を避けようとするのは当然のことです。

生き物の人間として、
「死にたくない」「生き続けたい」
という気持ちがあるのは自然なことで
ヒロさんだけではありません。

ただ、私たちは努力さえすれば
死を永遠に避けられるのかというと
そうではありません。

私たちの生涯死亡率は100%です。

死は不可避であり、タイミングの差こそあれ、
私たちひとりひとりにいつか必ず平等に訪れます。

ですので、ニュースなどで
どこそこの街で犠牲者が出た
というようなものを耳にしたときに

「私の街でなくてよかった」
といった他人事反応は不適切なのです。

いつかかならず訪れる死を否定し続けることは、
苦しみを生み出します。

苦しみは抵抗により生まれるものです。

私たちが死を受容できない理由には、
動物の本能以外にも、
死に対する「信念」が影響しています。

おそらく多くの人は、無意識のうちに
次のような死に対する信念を
抱いているのではないでしょうか。

「死は最悪の出来事で、苦しみを伴うものだ。」

「死んだらすべての終わりだ。」

「死んだら無価値になってしまうのだ。」

「闇に葬られ、忘れ去られてしまうのだ。」

etc.

私たちは一般的に「死とはなにか」とか
「死とどのように向きあうか」といった教育は
受けてきていませんし、
死は基本的に忌避されるトピックです。

この忌避がさらに「触れてはならぬほど最悪のこと」
という無意識な刷り込みを生じさせます。

でも、私たちが少し意識を広げてみると、
世の中には死にまつわる豊かな教えが
多く存在することに気づきます。

それらの多くで共通しているのは、
死は肉体の終わりであるが、
私たち存在そのものの終わりではないというものです。

存在の本質を魂というのか、霊というのか、
エネルギーというのか呼称は色々あるでしょうが、

いずれにせよ、目に見えない本質的な部分は
生まれる前からも、そして死後も存続する
というものが多いのです。

そうであれば、
この人生は長い旅のひとつの過程にすぎません。

私自身は、個人的に
「人生は期間限定地球の旅」と信じており、
肉体は「地球服」ととらえています。

宇宙旅行をするときに宇宙服を着なければいけないように、
地球を旅するときは肉体をまとわないとその旅ができません。

そして、旅の目的は旅を終わらせないことではなく、
その旅をたのしむこと。

旅の長さではなく質です。

いかに死なないかではなく、
いかに生きるかに集中することです。

地球服としての身体をメンテナンスしながら、
喜怒哀楽いろいろ体験し、経験値を高め、
魂を成長させていくことだと思っています。

このように、生存本能自体を消すことはできませんし、
無論、その必要もないわけですが、
死に対する信念を健全なものにすることによって、

過度な恐れを解消して、
恐れのエネルギーを今日この日を精一杯生きることに
使えるようになるでしょう。

また、死ぬ瞬間のプロセスに関しても、
数々の臨死体験者の報告では、
死に至るまでの過程がどうであれ、

死のプロセスそのものは
安らぎに満ちたプロセスであり、
光に導かれるようなプロセスともいわれています。

果たして個人的な死がどのようなものであるかは、
実際のところ死んでみないことには分かりませんが、

実証できない以上、
私たちが何を信じて生きるかは自由です。

ぜひヒロさんが安心して今日この日を過ごせる
死生観を育んでみてください。

後悔のないあるいは少ない人は、死の受容もしやすく、
死のプロセスも穏やかだといわれています。

人生に多くのやり残したことがあり
それらに執着している人というのは、
死に向かうプロセスも苦しみの多いものになるようです。

もし、旅が期間限定なら、
そして懐かしい我が家に帰る日が来るなら、
それまでの残された時間を
どのように過ごしたいでしょうか。

もし、その旅の期限が

今年なら…

今月なら…

今週なら…

今日なら…

ヒロさんはその時間をどのように過ごしたいでしょうか。

そこに今この瞬間をいかに生きるかの
ヒントがあるかもしれません。

ーーー

★死別と悲嘆のためのマインドフルネス

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(川畑のぶこ登壇)

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ひまわりさん(60代・女性・音楽講師)
のご相談にお答えします。

【Q】8年前、最愛の夫が急死しました。

やっと前を向いて行けると思った昨年、
最愛の母も亡くなり、大きな支えがなくなりました。

その間、子ども達と孫の成長が私を慰め、
励ましてくれました。

そして、これからと思った時、
自分は何がしたいのか、もう歳だし……と、
目標が見出せずにいます。

贅沢な悩みだとは思うのですが、
これからひとりで生きていく事を考えると不安になります。

子ども達に迷惑をかけずに、
天に帰るその時まで元気で過ごすには
どのような心持ちでいたらよいのでしょうか。

アドバイスをお願いいたします。
 

【A】最愛のご主人、
そしてお母様も天に召されたとのこと。
お辛いですね。

喪に服する期間というのは、みんな違います。
人それぞれです。

1年経っても、まだまだ愛する者のことが忘れられず、
辛い気持ちが湧いてくる。

最愛の存在を亡くしたのであれば、
もうこれは当然です。

一方でそれは、ひまわりさんがそれだけ豊かな人間関係を
ご主人ともお母様とも構築されてきたという証だと思います。

失ってそれだけ苦しくなるほど愛おしい人が、
この人生に、この世に存在したという
豊かさの裏返しでもあるわけです。

ですので、悲しみや落ち込みがあるのは当然で、
ひまわりさんにはひまわりさんなりの
癒しのペースがあるんだということを、
まずは受け入れていただきたいと思います。

今、何か目標を持って頑張ろうと思えなくても当然なんだと、
現在の状態そのものを批判せずに受け入れてあげてください。

そして「死生観」についても思いを向けてみると、
新たな視点が得られるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、ラベンダーさん(40代・女性・無職)
のご相談にお答えします。

 
【Q】川畑先生こんにちは。
ご相談させてください。

78歳になる父がいます。
とても元気だったのですが、先日急に倒れて
今は脳梗塞で入院しています。

コロナ禍で面会はできません。
電話で聞いたところ、片目が見えなくて、
右半身が不自由な状態とのことです。

今まで私は、親の病気や死から目をそらして
考えないようにしてきましたが、

現実を見なくてはいけなくなり、
毎朝起きた時とても沈んだ気持ちになります。

川畑先生の死生観についてのYouTubeを
拝見して、とても勇気づけられました。

病気や死に対する不健全な信念を手放し、
あるがままを受け入れられる
健全な信念を持ちたいと思っていますが、
具体的にどうしたらいいのか悩んでいます。

アドバイスいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

 
【A】お父様が脳梗塞で急に倒れたのこと、
ものすごく大きな衝撃が
あったのではないでしょうか。

徐々に体調を崩していくのと違って、
こういった血管性のものは突然来ますから
本当にびっくりしてしまいますよね。

ただ、ラベンダーさんもおっしゃるように
親というのは、多くの場合
私たちより先に旅立って行きますから、
どこかで心の準備はしておかなければいけませんね。

私たちは、死というと、忌み嫌って、避けてしまって、
見ないように見ないように、
日常から切り離してしまいがちです。

切り離すことによって、
本当に死が訪れないようにできるのなら
それも良い対処法かもしれませんが、

私たちは死を免れない存在ですから、
見ないようにする、避けるというのは、
あまり賢い方法ではありません。

いつでもその準備ができているということの方が
むしろ、とても健全なことなんですよね。

ラベンダーさんには、ぜひ、
お父様との<見える>繋がり、
<見えない>繋がりをイメージすることで、

ご自身の死生観をより健全なものに
育んでいただけたらと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210719

FROM 川畑のぶこ

今日は、モスグリーンさん(60代・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
昨年6月に18才の雌犬が亡くなり、
そして今年1月に16才の雄犬が、
4月に18才の雌猫が亡くなりました。

短い期間なのに3匹も亡くなり、
立ち直れないでいます。

ペット達は老齢で、病気を抱えていました。
犬達は眠るように亡くなりましたが、
猫は、私の対応が悪く、
思いがけない状況で亡くなってしまいました。

3日ごとに病院通いをしていたなか、
亡くなった日はとても嫌がり
抵抗したのにもかかわらず、
私が無理に車に乗せてしまいました。

家を出てまもまく、
車の中で亡くなってしまいました。

自分の前からいなくなってしまった寂しさと、
かわいそうなことをしてしまったという
後悔の思いがなかなか消えません。

ペットロスの記事を何度も見ていますが、
自分の中で納得できる答えを出せず、苦しいです。

気持ちが楽になれるアドバイスを頂きたく、
どうぞよろしくお願いいたします。

 
【A】
長年、生活を共にした動物家族。
いつもごきげんで、
駆け寄ったりすり寄ったりしてきてくれた
アニマルコンパニオンが亡くなるというのは、
本当に辛いことですね。

しかも、モスグリーンさんの場合は、
1年足らずの間に立て続けに
3匹の犬猫ちゃんが亡くなってしまったということで、
とても落ち込んでいらっしゃることと思います。

仏教用語で「生老病死」という言葉があります。
生まれることに起因する苦しみ、
老いていくことに起因する苦しみ、
病気の苦しみ、そして死ぬ苦しみ。

決して計画どおりにはいかない、
この4つの苦しみにどのように向き合うのか。
そのことは、私たちのメンタルヘルスや人生の質に
大きく影響を及ぼします。

また、「死」というものををどう捉えるのか。
死生観についても、その持ちようが
私たちに苦しみをもたらすことがあります。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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20201228

FROM 川畑のぶこ

今日は、ほのかさん(50代・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
自ら命を絶ってしまう報道、
見るたびに心が苦しくなります。

私も過去、本気で死のうとした経験がありますが、
今は、あの時死ななくて良かったと思うことも
ありながら、今も、なんか疲れてしまった、
死にたいなぁと思ってしまうこともあります。

川畑先生をある雑誌で知り、
サイトで動画を観る生活をしている今、私は
生きることに対しての、たくさんの学びを得て、
生きることを楽しみたいという気持ちも、
最近ではふつふつ沸き始めています。

しかし、こういう報道や、
今年の8月は自ら命を絶たれた人が去年より多く
これはコロナの影響か、とか聞くと、
私もなんだか苦しくなり、
引きずられていきそうな気持ちにもなります。

気持ちの整理をしたくて、川畑先生が話される
死生観のことなどについて考えたりもしました。

自ら命を絶つと、あの世でも魂は楽にはなれず、
もっと今より苦しい状態になると、
スピリチュアル関係の本で読んだこともあります。

川畑先生、自ら命を絶たれてしまうことに対しての
川畑先生の思いを、そして死生観についてを、
もう一度学びたいです。

モヤモヤから抜け出せずにいます。

【A】
私自身も、自分の友人が自ら命を絶ってしまった
という経験があります。

そのような時、その命を絶った友人と、
どう折り合いをつけるのか、
どのように心を持ち直していったらいいのか
ということについて、
私の死生観を交えてお話しします。

ほのかさんのご参考になればと思います。

同時に、私たちがこのような情報や報道に触れる
場の一つとして、テレビやインターネットなどの
メディアというものがありますが、

そのメディアとの付き合い方も
今いちど見直してみると、
ネガティブな報道に翻弄されることが
少なくなります。

その点についても
アドバイスさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q.三浦春馬さんが亡くなった日から
虚しさがつのるばかりです。
 
特にファンだったわけでもないのですが、
最後のCDとDVDと彼の日本製という本を買い、
毎日彼についてのユーチューブを眺めながら
こんなに真っ直ぐな努力して才能を開花させてきた美しい人が
なぜ死ななければならなかったかと不思議で不安でたまりません。

こんなこと初めてです。
馬鹿だとお思いでしょうが
どうかアドバイスをいただきたいと思います。
彼の死を前向きな糧にする方法を教えて下さい。

【西村 道子・70代・無職】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

今年は相次ぐ著名人の自死に、
多くの人が心を痛めていることと思います。

私もそんな一人です。

華やかにテレビやモニターに映し出される部分とは裏腹な、
その人の繊細な「生」の人生というものに
心を寄せる人も多かったことでしょう。
 
人は表面では計り知れないのだということを、
深いレベルで理解する学びですね。
 
見た目で9割を判断してしまっていた
己を省みるときでもあるかもしれません。
 
いつも笑顔で元気、優しそうに見える人も、
もしかしたら、私には理解できていない
大変な苦労や悩みを抱えているのかもしれない…
 
私が気に入らない、相手のいびつな言動も、
そうならざるを得ない困難が背景にあるのかもしれない…
 
そんな想像力をもって相手と関わることができる人が増えたなら、
世の中はもっと生きやすくなるのかもしれません。
 
 
美学に訴える表面的なイメージだけを追いかけず、
その人の泥臭い人間的な部分まで
すべて含めて理解する力が私たちにあれば、
 
そして本人は、周囲の期待がどうであれ、
それに応えることや理想へのこだわりはほどほどに、
自分自身の泥臭い部分を、自分にもっとも近い
自分自身だけは受け入れることができていたなら、
息苦しさは和らいだのかもしれません。
 
 
「なぜこの人が?」というときに、
私たちは想像力がストップしてしまい、
自分のショックを埋めるための
安直な答えを得ようとしてしまいがちです。
 
何かとてつもない、自分の予想だにしないことが
起きているにちがいないと。
 
そしてときとして、そのようは性急な心理的穴埋め作業は、
陰謀論に発展することもあります。
  
残念ながら、それが一般人であれ、有名人であれ、
人間の心理というものに大きな差はありません。
 
人が傷ついたり、苦しんだりするのに、
日常では起こり得ないとてつもない事件が
起きる必要などないのです。
 
それは職業を問わず、洋の東西を問わず、
人間として、私たちは基本的に一緒なのだという
共感力と想像力があれば、
その人の苦しみを理解することができるでしょう。
 
今回、学ぶことがあるとすれば、極めてシンプルで、
私たちはみんな同じ人間であり、
弱く繊細で傷つきやすい部分がある、
ということではないでしょうか。
 
いうまでもなく、シンプルであることと、
簡単であることは同義ではありません。
 
シンプルだからこそ、蔑ろにしてしまい、
理解を難しくさせているのかもしれません。
 
優しさや思いやりからの働きかけは、
私たちが想う以上に大きなパワーを秘め、
相手や世の中を動かすのだと思います。
 
隣人の笑顔の裏には、
私の知らない苦労があるのかもしれない。
 
そんな想像力をはたらかせながら、
日々人々と関わり合うことが、
私たちにできる小さなステップであり、
大きな変化ではないでしょうか。
 
  
ーーー
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151123

皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

先日、伊豆高原に行ってきました。温泉旅行に行ったわけではなく(笑)、
日頃私が提唱しているサイモントン療法の6日間の滞在研修があったためです。

がん患者さんやそのご家族を始め、サイモントン療法を学んでセラピストを
目指しているインターンの方たち、スタッフ、総勢50名近くのメンバーが集まりました。

そして、私たちの人生を振り返って、不健全なところは健全に直し、
よりよい幸せな人生を送るため、健全な日々を送るためにどうしたらいいかと、
皆さんと一緒に約1週間のプログラムに取り組みました。

私たちはいつも、がん患者さんが教科書で、学ばされてばかりなのですが、
今回参加の20名近くの患者さんたちからも、本当に学ばされるものがありました。

1日目には痛みが辛く、1週間もの座学が心配された人たちの中にも、
だんだん痛みがなくなり、笑顔を取り戻し、
6日目には日常生活に支障ないレベルまで緩和された方や、
あるいは痛みが全くなくなったという方が複数名いらっしゃいました。

また、家では食事が喉を通らなかった、体重も落ちて困っていたという患者さんが、
もりもりとご飯を食べ始め、ふらついていた足取りもだんだんしっかりしてきて、
最終日には体重が数キロ増えてお帰りになったという姿も目にしました。

私たちが本当に真剣に自分自身をケアしよう、敬意と愛情を持って接しようと、
取り組み始めたとき、どうやら「心の治癒力」のスイッチが入るようです。
このスイッチは、常に私たちの生体とも連動しているようで、
それを患者さんたちが見せてくれました。

もちろん、私もサイモントン療法はよいと確信して進めていますが、
毎回このように患者さんから、まざまざと結果を見せつけられて、
やはり人間の可能性というのは底知れぬものがあるなと、
未知なる可能性にいつも心がときめいています。

さて、今日はちょうどこのタイミングで、
「病気やがんが怖くて夜も眠れません」という、46歳の女性、けびん様から
ご相談をいただきましたので、お答えします。

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現在、46歳、娘(11歳)がいます。
将来ガンや病気になることに、恐れを持っています。
時々「病気になったらどうしよう」と眠れない夜も多々あります。

具体的にどういうことが怖いのかといいますと、
「死」が怖いというよりも、今あるものがなくなる
(例えば手術で胸を切除するなどで、今まで送ってきた生活が変わってしまう)、
抗がん剤による苦しみなど、想像してしまうと本当に怖いのです。

2年前にマンモグラフィで要精密検査の結果が出た時に、
精密検査までの一週間の間、夜も眠れませんでした。

精密検査の結果は異常なしだったのですが、
常にいつガンができたらどうしよう・・・と考えてしまいます。

こんな気持ちではいつか本当にがんになってしまうのだろうなと思い、
この恐れを消してしまいたいと思っていますが、どうしていいのかわかりません。

病気だけは運命で、なったらなったで受け入れるしかないと
頭ではわかっているのですが。

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というご相談です。

私たちが「将来こういうことが起きたらどうしよう」と、危機感を持つのは
決して悪いことではありません。
病気になったらどうしようと想像するから、
今この瞬間きちんと健康管理をしようというマインドが働くからです。

ところが、けびんさんの場合は、
そのバランスがちょっと崩れてしまっているようですね。
過剰に心配し過ぎて、注意するということ自体が
恐怖や不安になってしまっているわけです。

まだ起きていないのに、あまりにも未来のことに重きが行ってしまうがゆえ、
しかもネガティブな思いで未来を埋めてしまうがゆえ、
「今この瞬間」が損なわれてしまうということが起きています。

病気は何かを失ったり、変化したりすることを伴います。
そして、そのことへの恐れは、多くの人が持つ苦しみです。

私たちの人生は無常ですから、一回手に入れたらそれがずっと続くということ
はありませんよね。生まれた以上は、老いたり、病んだり、死んだりしますから、
この無常さ、つまり常に変化するということに、いかにしなやかに適応していくか
ということが試されます。

キーワードは「信頼感」です。
冒頭で申し上げた「心の治癒力」にも、ぜひとも活躍してもらいたいところです。

そして、病気というのは、敗北の表れではないということを、ぜひ心に留めてください。
病気はメッセンジャーであり、道しるべ。
そのメッセージにしっかり耳を傾けながら歩んでいくと、恐れもなくなってくるでしょう。

自分が幸せに生きるにはどうしたらいいか。
より多くの喜びを感じて生きるにはどうしたらいいか。
それを常に意識し、時として方向転換すべきタイミングに、
そのきっかけをつくってくれるのが病気なのだ、と捉えられるようになると、
ずいぶん楽になれるはずです。

さあ、病気というものの受け止め方に、ぜひ変化を起こしてみてください。
けびんさんの免疫力や治癒力にもきっと変化が訪れますよ。

続きは、ビデオでお話ししています。
https://youtu.be/iRp9lgTZvvE

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