結婚・離婚

200706

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、幸さん(40代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めて相談させて頂きます。
2児を抱えるシングルマザー、48歳です。

今は子供達に反対されるので婚活していませんが、あと5年辛抱すれば、
次女が高校を卒業します。子供が自立した後、残りの人生、
再婚できるならしたいのですが、もう二度と失敗したくもありません。

夫の不倫が原因で離婚して10年、別れた夫は、時々、子供に会いにきます。
離婚する前から、夫は不倫相手と同棲していましたが、二人は10年経った
今でも、結婚こそしていませんが、幸せに暮らしているようです。

二人には随分ひどいことをされました。裁判には、時間もお金もたくさん
費やしましたし、心も病みました。

今でこそ、母娘3人、どうにか落ち着いて暮らしていますが、先のことを
考えると不安しかありません。不倫した人達が幸せに暮らしているのに、
捨てられた私だけがいつまでも不幸なままでいるのが、悔しいです。

再婚イコール幸せ、ではないかもしれませんが、見返してやるためにも
再婚したいです。

相手が見つからないことにはどうにもなりませんが、再婚よりもまずは、
私の心の中にあり続けるこの悔しさ、怒り、といったようなものと、
どう決着、折り合いをつければいいのか、アドバイス頂けないでしょうか。
 
よろしくお願い致します。
~~~~~~~~~~~
 
幸さん、一生懸命、娘さん二人を育ててこられたんですね。

女手一つで頑張ってきたのに、その苦労が、前夫には全然伝わらず、
なんで私ばっかりこんな思いをしなきゃいけないのかという悔しさや怒りが
とてもよく伝わってくるご相談内容です。

幸さんには本当に幸せになっていただきたいですし、
私なりのアドバイスをさせていただきたいのですが、
まず大事なのは、その不倫相手と自分とを比較して優劣や勝ち負けに
意識を向けたり、夫を見返してやりたいと思うする気持ちに焦点を当てて
しまうと、自分軸ではなく他人軸の人生になってしまうということ。

とても難しいのですけれどね。

心理学用語でアンカリングと言いますが、そこを中心に物事の良し悪しや
勝ち負けを決めてしまうと、真の癒し、心の平穏はやってこないということ
なんです。

幸さんが本当に得たいのは、一時的な優越感や達成感、爽快感などではなく、
いからなる状況からでも人生を切り開いていける自信や自己効力感、
そしてそれらのベースになる心の中の穏やかさではありませんか?
 

続きは、ビデオでお話しします……

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200615

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ドンパルさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めて相談させていただきます。

現在、50歳パート勤務(扶養内)中1の娘がおります。

去年の6月から旦那と別居しております。なのに毎朝来てはコーヒーを
入れ、私の嫌いな水素水で氷を作り、ゴミ出しまでして会社へ行きます。
生活費をもらっていて家に住まわせてもらっているので、
来ないでくれと言えず困ってます。

私も旦那も、お互いにもう愛情はありません。
旦那は自由な身で快適だと言っています。

私は体力もなく、正社員で働く自信がありません。
でも、早くスッキリして自立したいとも思います。

娘も反抗期で困っています。
せめて高校受験までは離婚しないほうがいいのかと思い、悩んでいます。

周りに相談すると、このまま生活費をもらって別居していればいいと
言われます。

自分でどうしたらいいのか、決められません。強い信念と行動力が
持てればいいのですが…。

アドバイスよろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

さらっとシンプルに書いてありますけれども、
もう、ドンパルさんご自身の課題にはお気づきのようですね。
強い信念と行動力、これがドンパルさんの課題なんですね。

今まできっと、周りの人に左右されて、あるいは人の顔色を伺ったり、
相手がよければそれでいいというようなところで生きてきたりしたけれど、
今ここにきて、それでいいのかと思い始めてしまったのかなと想像します。

まず、ご主人はきっと、ドンパルさんのことをすごく気にかけて
いらっしゃるんでしょうね。コーヒーを入れに来たり、ゴミ出しをして
くれたり、生活費を入れたりすることで、ドンパルさんと娘さんへの
愛情表現をなさっているのだと思います。

もうお互いに愛情はないと言っていらっしゃいますが、
もちろん、男女の恋愛的な感情、愛情や情熱のようなものは
長く一緒にいるとフェードアウトしていく傾向はありますけれども、
それがどのように家族愛や人間愛に変わっていくかというのも
私たちが結婚をしたり家庭を持ったりするときの課題なのでしょうね。

今、ドンパルさんはおそらく、ご主人に対して
そのような家族愛や人間愛が持てない状況なのだと思います。

そして、それはご主人だけが理由なのかもよくわかりません。
 
もしかしたら、ドンパルさん自身が課題を持っていて、
その課題に向き合うことを避けているので
ご主人の良さが見えてきていないということもあるかもしれないし、
あるいはもう本当に、ご主人もドンパルさんも惰性でここまできて
なんとなくつながっているだけなので、
お互いに決着をつけるということが課題なのかもしれません。

離婚について、ドンパルさんの強い動機がどこにあるのかということが
詳述されていないので、私の方ではなんとも言えませんが、
これまでの、そして現時点での、夫婦関係におけるドンパルさんの
ニーズがどういったものなのかを、今一度自分自身に問い直してみる
タイミングかもしれません。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、にしこさん(50代・専業主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。いつもメルマガを楽しみにしています。今54歳です。

自分のことがいちばんわかってないと思うので、
アドバイスをお願いしたいなと思いメールを送らせてもらいました。

私には愛があるのか?とよく思います。息子を3人育ててきました。
夫の単身赴任が3年間ありました。

近所の方から「よく男の子3人育てたね、がんばったね」と言われた
ときには、ただただビックリしました。これは当たり前だと思って
いたからです。

面倒臭いと思うことばかりで、嫌々やっていたことが多かったです。

夫とは、好きで結婚したわけではなく、条件で結婚したようなものです。
職業、母親との同居、生年月日との相性で。だから、好きで結婚したの
ではないからうまくいかないと、ずっと思っています。

仕事が終わって帰宅した夫に笑顔で「おかえりー」と言った際、
「何、気持ち悪い。なんか企んでるの?」と言われた時は、
二度とおかえりと言うのをやめようと思った瞬間でした。

気にくわないことがあると、ドアをドーンと言わせたり物に当たったり、
役立たずと言われたり、死ねと言われたり。こういうことがあると、
とてもじゃないけど、優しく接しようとは思えず、この先ずっとこの人
と一緒にいる自信がなくなります。

よく「真面目に働いているのだし、お金はくれるし、酒タバコ女借金が
あるわけではないから、いいじゃない。感謝の気持ちがないのよ!」と
年配の方に言われます。心の中で「そういうんじゃない!」と叫びます。

私自身は働いていないので生活の不安がありますが、かと言って
働く勇気もなく、矛盾している自分が嫌になります。

自分の実家に住んでいるので、夫に出て行ってと言っても出ていかないん
です。こんな方、多いですよね。私の心が変わってくれるといいのですが、
どんなふうにしたら変わるのでしょうか? 

子供たちが離婚はしないでと言うから、困ります。
長男は27歳で、三男は今年20歳になります。
~~~~~~~~~~~

結婚観ですね。いったい自分がどういう結婚観を持っているのか
夫がどういう結婚観を持っているのか、どんな結婚観を持っている二人が
一緒になったのかというところから始まる課題、問題ですね。
 
にしこさんは自分自身がご主人を好きか嫌いかではなくて、仕事だとか
同居だとか、生年月日の相性で、条件が合うから結婚しようと思ったと
のこと。すなわち、当時のにしこさんにとっては、それが結婚観だった
ということです。

その当時は、それ以上もそれ以下も考えることができなかったし、
おそらく、好きだとか嫌いだとかで結婚はするもんじゃないという
確固たる信念、結婚観があってご結婚されたと思うんですよね。

おそらく、ご主人もそんなドライな感じで、むしろOKと思って
結婚されたかもしれませんね。

なので、にしこさんご夫婦は結婚というものを、恋愛の延長というよりは
社会的な枠組みの中で、家庭というプロジェクトを成し遂げていく一つの
ユニットとして、割とドライに、合理的に捉えたのかもしれません。

ところがここへきて、違うんじゃないかと思い始めたということですよね。

もちろん人間ですから、年月が経ってみなければ分からないことも
たくさんあります。やっぱりお互い愛を表現していくということが、
夫婦生活であったり、結婚生活、あるいは家庭には大事だと改めて思う
ようになってきたということだと思うのです。

「私には愛があるのか?」と疑問に思っていると書かれていますが、
にしこさん自身、どうでしょう。ご主人を愛しているでしょうか。
ここはとっても大事な部分だと思うんですね。

そして、その愛を今後も育みたい、夫と仲良くやっていきたい、愛ある
夫婦関係を育んでいきたいと思っているのかどうかということです。

もしそう思っているのであれば、それをきちんとご主人と
コミュニケーションしてみるということは大事です。

続きは、ビデオでお話しします……

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200323

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、レイコさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
結婚して30年。そのうち15年くらいは、夫の不貞に悩んでいます。
携帯電話やインターネットが普及してから、夫が出会い系にアクセス
したり女性と連絡を取り合っていることに気がつきました。

何度か喧嘩になりましたが、夫には「メールだけ、風俗に行った」と
ごかまかされ、私も離婚が怖くてうやむやにしてきました。しかし、
通勤カバンの中に隠されているバイアグラが減ったり、財布の中の
お金の具合から、不貞行為をしているのは確かです。

カバンや財布は見てしまうのに、夫のスマホはロックされていないので、
見ようと思えば見られますが、怖くて見る気になりません。
相手の顔ややりとり等、決定的な事実を知りたくないのです。

実家との関係も悪く、子供達には夫の素行を伝えていないので、
離婚して一人になるのが怖いです。でも、このまま、夫の不貞に目を
背けて暮らすのはおかしいのではないか、離婚してしまえば、もう
夫の行動に神経質になることもないのに、と思うときもあります。

経済的、肉体的な暴力はないので、このままの方が楽だ、というずるい
自分を否定したい、でも、楽な方がいい、という気持ちにひきずられて
います。 楽なら楽な方を選択してしまいたいのに、それができません。
~~~~~~~~~~~

15年間も夫の不貞に悩んでいるのですね。
とても辛くてストレスフルな日々を、レイコさんは耐えてきたので
しょうね。その健気さが伝わってきます。

レイコさんは、どうしたいですか? まずここが大事です。
条件が整うのなら別れたいと思っているのか。

条件というのはおそらく、一人でやっていけるのかどうかという
経済的なことが一つだと思うのです。あとは、離婚したら子ども達は
自分の元からいなくなって経済的基盤のある夫の方に行ってしまう。

だから離婚しないで耐えなくてはいけないと思っているのであれば、
それはちょっと違うということを覚えておいてください。

レイコさんがレイコさんらしく自己表現し、生きていくための選択肢は
他にもあります。夫に食べさせてもらっているから、ということが
脅しになって身動きができないのであれば、それはもう心の奴隷です。

そんな不健全な状態を抜け出すためには、具体的な行動が必要になって
きますが、何も難しいことではありません。今目の前に起きていること
の意味を客観的に捉えつつ、前進するために、ぜひ、少しの勇気と
行動力を出していただきたいなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、のりこさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
2人の子どもも巣立ち、姑と3人暮らし、主人の会社で一緒に仕事をして
います。結婚生活も30年を越え、会話も少なく、私はこんなものかなと
思っておりましたが、主人はもっと私に自分の方を向いてほしかったよう
で、不満があったそうです。

そんな時、主人が元カノ(既婚者・仮にFさん)と再会しました。
一方的な別れで、主人は未練があったようで、会いたかった人だそうです。
電話でそれをFさんに伝えたら感激で大泣きされたとか。
実際会ってからは、手をつないで歩いたとか来世は一緒になろうと言った
とか、主人から聞きました。

主人は魂の成長を目指しており、それにはFさんと会うことが、気づきが
あるので必要と言います(魂レベルでつながっていると感じたそう)。
月1回ペースで会ったり、頻繁に電話やメールはしているようです。

魂の表現は体で表現するしかないので、sexも伴うかもしれないと(実際
あったかは知りません)。それでも不倫ではない、私と自分から別れる気
はない、私に後ろめたさはないと言っています。

私も別れる気はありませんし、Fさんと主人の再会後、話し合いをだいぶ
したことで、夫婦仲も改善傾向にあると思います。でも、私は主人とFさん
の関係へのこだわりが捨てられません。辛く悲しく苦しい日々です。

川畑さんの「心のガラクタを捨てる生き方」を拝読しましたが、主人と
Fさんの中が続いていても、私がそれを気にせず、幸せに生きていくには
何をどう捨てればよいのでしょうか? 

できるだけ意識に上らないようにしていますが、私もFさんに会ったこと
もあり、ふとしたはずみで2人のことが頭をよぎり、そこから色々妄想が
出てきてしまいます。

私は何に執着しているのか、自分はどうしたいのかわかりません。
思考すれば2人の仲が浮かんできて苦しいです。2人が再会して1年近く
なりますが、何度か泣き叫んでしまいました。こんなことは人生初です。

自分軸で物事を見て、自分が心地よく、主人とFさんのことが気にならない
様になりたいです。
~~~~~~~~~~~
 
これはもう本当に、辛くて悲しくて、というのはもちろん、執着が出て
きたり、大泣きしてしまうなどというのは当然のことではないでしょうか。
何度か泣き叫んでしまったとのことですが、人によっては泣き叫び続ける
ことだってあり得る状況です。

そのような中で、よく冷静にご主人と話し合いの機会を持とうとされましたね。

今は改善傾向にあるとのことですが、のりこさんがご主人のことを本当に
心から愛していて、一生添い遂げたいと思っているのであれば、こういった
裏切り行為と捉えられるようなことは心に深い傷を残すことと思います。

ですから、傷ついた状態で痛みを感じないようになる必要はありません。

約束してそれが守られなかったときに、悲しかったり辛かったりというのは
当然のことです。ご主人が約束を破っていても平気なのりこさんでいたい、
と思っていらっしゃるようですが、平気である必要は全くないのではないの
ではないでしょうか。

「魂の伴侶」という、スピリチュアリティとか魂とかという議論になると、
これはもう本当に人それぞれなので、正しいとか間違っているという判断が
及ばない部分ですが、今回のご相談内容を拝見する限り、なんとなくご主人
の都合がよいようにスピリチュアリティを利用されてしまっているような気
がしなくもないですね。

魂の成長を目指すとき、周りがどうなっても自分がやりたいことだけやれば
いいというわけではありません。

ご主人とは今一度しっかりと話をしていただきたいと思いますが、同時に、
スピリチュアリティをはじめ、結婚観、人生観について、のりこさんも
もう一度、ご自身の価値観を振り返ってみる機会にしていただけたらと
思います。

続きは、ビデオでお話しします……

『心のガラクタを捨てる生き方: 「自分は自分」と言い切る強さをつくる本』
川畑のぶこ著 三笠書房

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shutterstock_578251576

Q:夫が今年の3月に、約1年半不倫していた事が分かりました。

原因の一つに、その6年位前に私が他の人に好意を持った事を
今でも許せないのだと言われました。

その時の私は好意を持ちましたが、
体の関係を持つなんてことはしませんでした。
好意を持ったけど、諦めるのに必死でした。

その時、本当に今の旦那を好きなのだろうかと
選んで良かったのだろうかと思ってしまったのは事実です。

なので、夫の不倫が発覚して、やり直そうと言いましたが、

夫は私の事をまた好きになれるか分からない。
夫婦としてやっていく自信がない。
私の事を許せない。
またこのことで大喧嘩をするのが嫌だ。
もう1人で生きたい。
と離婚条件の提示をしてきました。

ですが、その様に言っているのに、
炒飯を作ってくれたり、送り迎えをしてくれたり、
明るく話してくれたり、今までと変わりなく接してくれます。

なので、離婚はもういいのかと聞くのですが、
離婚の意思は固いみたいです。

話を聞くと、ネガティブにしか考えられておらず、
やり直す方法や気持ちの切り替えの方向に考えが向いていません。

私は、彼の中にある考えと
表面上の矛盾に気持ちがかき乱されます。

どうすれば、頑なになっている心を溶かせられるのか、
それとももう離婚した方が良いのか分かりません。

もう歳も歳ですし、子どもも欲しく、
愛し合える人を新たに探した方が良いのかとも思います。

私の中でも色んな想いが錯綜していてとても苦しいです。

すみません。よろしくお願いいたします。

【K・40代・ダンス関連】

———————————–

A:FROM 川畑のぶこ

人生は折に触れて私たちを試してきますね。

夫婦の絆がはたして強いのか、弱いのかもまた同じです。

人間の心は縛ることができません。

好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌い、
これはいたしかたのないことでしょう。

ただし、結婚という社会的な契約は、
恋愛とちがって好き嫌いだけで
関係が維持できるわけではありません。

そこには強いコミットメントが伴います。

わざわざ大勢の前で一生の愛を誓い契約をするのは、
その遂行が簡単ではないからでしょう。

それまで見えていなかった、その人と自分の異なる部分、
合わない部分、嫌な部分も見えてくるでしょう。

これは結婚したからこそ見えてくるものでもあり、
結婚とはそのような体験もすべて含むものです。

結婚はゴールであり、幸せの象徴なのだから、
相手を何時も愛しく思えてしかるべき、
愛おしく思えないのはおかしいと思っている人も
多いですが、このような姿勢は苦しみを伴います。

結婚は、いろいろあるだろうけれど、
この人と一生添い遂げるというコミットメントです。
愛おしく思えることもあれば、
思えないことが発生するのも結婚です。

Kさんは過去に好きな人ができたけれども、
最終的に相手に流れなかったのは、
自分の気分や感情ではなく、
結婚というコミットメントを大切にされたからでしょう。

残念ながら、ご主人の場合、そうではなく、
感情が優先されたということです。

Kさんの他の男性への恋心は、
二人が困難を乗り越えられるか否かが試された事件であり、
二人の関係を振り返る良い機会でもあります。

もちろん、ご主人の不倫も同様です。

私たち人間はみな、弱い部分を持ち備える生き物です。

ご主人の場合、自分の恋愛を正当化するために、
Kさんの過去を理由にしていることも考えられます。

荒波ではありますが、このような出来事をきっかけに、
互いへの理解がより深まり、いままでよりさらに
よい関係が築けるケースもあります。

逆に、それを理由に関係が崩壊していくことも多くあります。

その結果に正解はありません。

関係を継続することが二人の成長を促すこともあれば、
別れた方が、互いの未来に寄与することもあります。

Kさんは今回の出来事で、
「やはり彼が大切だ!彼と一生一緒にいたい。」
と気づかされましたか?

それとも「あー、やっぱりな」と、ある種当然の流れと感じましたか?

それとも、相手との関係はさておき、
自尊心が傷つけられ許せないという気持ちになりましたか?
それが許せませんか?

自分は相手のことが大切かどうかわからないけれど、
相手からは自分が大切だと選んでもらうことで、
自尊心や己の価値を保とうとはしていませんか?

その結果次第で相手への対応を考えようとしていませんか?

ぜひ、静かに振り返ってみてください。

やはり、彼との関係が大切で、
どうしても彼と一緒に人生を添い遂げたいと思うのであれば、
そのことを伝え、離婚の申し出にNOと伝えたら良いでしょう。

これは、結果に関係なく伝えることが大切です。

彼が、相手の女性と恋愛が盛り上がっている最中の場合、
そして、離婚の意思が固い場合、

すくなくとも今は彼の心が変わることは難しいかもしれません。

その場合、少し時間をおいて、決定していくのも
良いのではないではないでしょうか。

同時に、彼がKさんばかりを悪者扱いし、
自分の行動を正当化する場合は、離婚となった際、
条件が不利に持ち込まれる可能性もありますから、
早めに法律家と相談し、
利害の確認や調整をされることも大切だと思います。

もし、今回の事件で離婚となったのなら、
それはKさんが新しい人生を切り開くための促進剤と
解釈してみてください。

なんで、私がこんな辛い目にあわなければいけないの
だろうと感じるのと同じくらい、
こんなに穏やかで幸せな思いをするとは思わなかった、
という日がくる可能性があるのです。

すべては必要なプロセスと信じて前進されますように。

応援しています!
   

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、アコさん(50代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
結婚24年になる妻51歳です。一人息子はまもなく社会人になります。
夫とは、結婚後1年で自然と別居になりました。

子供は一人で育てながら、私は自分の趣味を仕事にして、友人も多く、
お陰で多忙な日々を過ごしています。

夫とは、あまり会うこともなく離婚を考えてはいますが、
まだ私が経済的に自立できないため、思い切りがつきません。

私の望みは、一緒に生きていくパートナーのような男性と出会うことです。

2年前に、前から好きだった男性とお付き合いが始まりました。友情が
度を超えた感覚でした。彼には内縁の妻がいて、不倫の形になりました。

24年ぶりに、恋愛、人との触れ合いがまたできたことに有頂天になり、
楽しすぎて目がくらみました。程なく、彼に別の女性がいることがわかり、
傷心の末別れたのですが、何だかんだで、また2年ほど付き合いが続いて
しまいました。彼を手放せなくて悩みましたが、半年前に思い切って別れ
ました。そうしたら最近、彼が内縁の妻を捨てて、一人になったと友人から聞きました。

別れた時は覚悟して、自分のために別れたのに、毎日辛くてたまりません。
別の女性のことを調べたり、その人と一緒になるのかな、など考えては涙です。

こんな自分が嫌で、早く立ち直りたいのですが、ひとを恨んだり、
憎んだりはしたくない。どうしたら忘れられるでしょうか。
~~~~~~~~~~~

結婚して24年になるけれども、結婚後1年でもうずっとご主人とは別居
していてあまり会うこともないということなので、結婚生活自体が
もうすでに破綻していると考えても、おかしくないと思いますね。

もし離婚となった時に、別居が20年続いていれば、もうこれは簡単に
成立すると考えられます。

もし、アコさんが離婚をしない理由が、経済的なことだけである場合、
まずは法律家に相談してみることをお勧めします。長年の別居の場合、
経済的な配分がどうなるのかなど、現実的なことを知ることは、
次へ進むためにとても大切です。

アコさんがご主人とずっと別居で、家事も育児もお一人でされてきたこと
は本当に大変だったと思います。よく頑張ってこられましたね。

その、別れたのに忘れられない彼というのは、おそらく、そんなアコさん
に優しく、ちゃんと注意を払って接してくれたのでしょうね。

結婚24年の23年間は夫がいない状態で、きっと寂しかったことでしょう。
その寂しかったところに、きっとアコさんのことを、最初は友人として、
そして最終的には女性として、きちんと受け入れてくれる、認めてくれる
人が出てきた時に、その人に好意を持って恋愛が始まるというのは、
ごく自然の流れです。

ただし、アコさんは本当に彼だけが好きなのでしょうか。
そこは、ちょっと考えてみた方がいいかもしれません。

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shutterstock_581278579

Q:川畑先生いつも大変勉強になり癒されています。

今日はよろしくお願いします。

結婚に向けて付き合っている彼氏がうつ病で落ち込みがひどく
このまま結婚しても大丈夫か大変不安です。

婚活で知り合い、付き合って一年半ほど、
東京と岡山の遠距離です。

うつ病を発症してから10年以上とのことで、
その時の状況によって良くなったり悪くなったりを繰り返していると
付き合って半年ほどで話してくれました。

うつ病による休職歴はありません。
昨年、職場の人間関係に悩み、転職をしました。

転職したら落ち着くだろうと支えましたが、
転職先でもまた人間関係に悩み、
朝仕事に行ったあと職場から
「今日もつらい、死にたくなる、自分はやっぱりだめなのかな。。」
などのメッセージが来る毎日です。

夜は普通なので典型的な鬱ですよね。
支えることが私の役割とわかってはいるのですが、
このまま結婚したらこれが延々と続くのだろうかと
今更ながらにうつ病を支えることの大変さが
どれほどのものかと不安が募る毎日です。

仕事を辞めて彼の家に嫁ぐということになるので余計に不安です。

現在の彼の収入に問題はないのですが、
投資で大失敗をして貯金もあまりないという不安も相まって、
彼のことが好きながらも決断がつかず、
40過ぎという年齢のこともあり色々と不安が消えない毎日です。

どうか気持ちの持ち方、整理の仕方を教えていただけますでしょうか

【まりも・40代・会社員】

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A:FROM 川畑のぶこ

まりもさんの彼氏を思いやる優しい気持ちが伝わってきます。

結婚とはどんな困難も愛で乗り越える誓いですが、
それができる自信が揺らいでいるのですね。

愛しい人が苦しんでいるのを見るのは辛いことです。
その相手を自分が支えられるかどうかわからないのも辛いことですね。

結婚とはゴールのようでいて、新たなスタートです。
まりもさんが慎重になるのは当然のことですし、
相手を思うが故に悩みも深いのでしょう。

まず、このように悩んでいる自分を責めないでください。

愛とは決して相手に溺れることでも、
自分に溺れさせることでもありません。

常に相手を満足させることでもなければ、
常に相手に満足させてもらうことでもありません。

それぞれが、それぞれの人生をその人らしく豊かに生きるのに、
互いを認めあい、敬意を払って寄り添うことができるのか。

それがときとして、辛い試練であっても、
相手が精神的に自立するために乗り越える必要のある
大切なプロセスを信頼し、相手の人生を背負い込まないことも愛です。

まりもさんは、「支えることが私の役割とわかってはいる」と感じていること。
まりもさんにとって彼が、そして、彼にとって、
まりもさんが今とても重要な存在なのは間違いないでしょう。

そして、この関係が、一生添い遂げる関係としてふさわしいかどうか
わからず不安なら、それでも、彼に対する想いがあるのなら、
いちど長い時間をともにしてみるのもひとつです。

長期間の旅行もいいですが、可能ならば同棲をして、
二人の生活のシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

遠距離で会えない時間が長いがゆえに
相手を美化してしまっていた場合、
この間に冷静な判断ができるでしょうし、
一緒に過ごしてみて、現実に直面しても、
やはりお互いにとって大切な人であり、
生活も問題なくやっていけると確信が持てたのなら、
そのときに結婚するのでもまったく遅くはありません。

その間、まりもさんも新しい土地で自立するために、仕事を見つけたり、
コミュニティーに参加したりしてみることをお勧めします。

彼のためだけに自分の時間やエネルギーを使ってはいけません。
問題や課題に向き合うためにも、彼以外から自分を充足できる
リソースをたくさんもっていることが大事です。

まりもさんが、自分自身を充足させることができれば、
大切な事柄について、健全な判断をするときにも大いに役立つはずです。

そして、最後は自分の直感を信じてください。

   

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Q:言葉によるDVが主な原因で決めた夫との別居後、
3年が経とうとしています。

その後、私も息子(9歳)も新しい土地になじみ、
周りの人にも恵まれながら、日々安心感の中で暮らしています。

夫は、月に1、2度、息子に会いに来ますが、
普段はお互いに距離をとって生活をしています。

息子は、そんな私たち家族の現状をどこか受け容れている様子があり、
今はここでの暮らしを楽しみつつ、
彼なりの歩みで心と体が育ってくれている様子です。

そう思うと、様々なバランスを取りながら、
家族の形を模索している途上なのかなとも思います。

ただ、夫と私の関係性がずっとこのままであることに、
違和感を強く感じる今日この頃です。

このまま、というのは、息子に対して、夫は彼なりの愛情表現
(一緒に遊びにでかけたり、離れていても、
 いつも彼のことを気にしてくれている)をしています。

一方で、私に対しては、事務的なやりとりのみ。

無関心というか、まるでそこに誰もいないかのように
扱われているように感じます。

虚しさはあるものの、私自身、
彼から愛されたいということはもう思っておらず、
ただ、今後の家族のあり方について話し合い、お互いの意向を
確認しながら次の段階へと歩みを進めたいと思っています。

これまで何度も話し合いをしたいと申し入れをしており、
私の願いはただそこにあります。

その都度、彼からの回答は、
「話し合う意味が見つからない」
「以前発症した鬱が再発するきっかけになる」
「精神世界が崩壊する」と言われ、
話し合う機会を全く作ってくれようとしません。

実際は夫婦関係が破綻していたとしても、
現状のまま別れずにいれば、彼は形式上、
息子の父親でい続けることができ、
そこに心の支えを感じているのかなと感じます。

でも、私は私の幸せを追求する権利があると思い、
違和感を感じる自分を無視できません。

私は今後、夫にどう接し、歩みを進めていったらいいのか
アドバイスをいただけないでしょうか。

【リサ・40代・フリーランス】

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A:FROM 川畑のぶこ

DVがある夫と別れ、息子さんとの生活も落ち着きつつあるとのこと。

リサさんもここまで大変な道のりだったのではと察します。

息子さんが状況を受け入れているのも、
痛みや辛さを乗り越え、決して簡単ではなかったであろう決断を、
自分たちの幸せのために勇気をもって下した母の智慧と愛を
感じているからではないでしょうか。

息子さんと父親との関係が良好なのはとても好ましいことだと思います。

これも、適度な距離を保つことができているからこそ、
お互いの良い部分で関わり合えているのかもしれませんね。

息子さんにとっても、いがみ合う親よりも、
たまにしか会えないけれど、ベストを尽くして愛をかけてくれる
お父さんのほうが良いでしょうから。

息子さんには、お母さんとお父さんはうまくいかなかったけれど、
それはあくまでも二人の問題であって、
彼のせいではないということがわかることが大事です。

彼は父親からも、母親からも大切にされている、愛されている
ということが感じられることが大事です。

そのために両親が同じ屋根の下に住む必要は必ずしもありません。

リサさんは、夫との現状に関して、違和感を感じているとのこと。

今後のことに関して、リサさんは何を求めていますか?

話し合いは、夫に(現時点で)その気持ちがなければ、
無理に話をさせることもできないでしょう。

まず、リサさん自身、夫に対する自分自身のニーズを
明確にしてみることが大事です。

そして、夫が話し合いに応じるか否かにかかわらず、
自分が思っていることを手紙やメールなどで伝えることは可能でしょうから、
それを伝えたうえで、相手の反応を待ってみるというのも
ひとつではないでしょうか。

内容によっては、夫も話し合いの必要性を感じるかもしれません。

もし、リサさんがそのニーズを感じているのに、
夫が話し合いに応じないという場合は、
調停というオプションもあります。

調停は,夫婦間での話し合いが進まない、またはできないときに、
家庭裁判所が間に入って話し合う手続きです。

夫婦関係調整調停と呼ばれますが、
離婚しようという場合だけでなく、
円満を目指す場合に行われることもあります。

調停手続では,当事者双方から事情を聞き、
夫婦関係が円満でなくなった原因がどこにあるか、
各当事者がどのように努力して正せば
夫婦関係が改善していくかなどの解決案を提示したり,
解決に必要な助言をするかたちで進められます。

離婚した方がよいかどうか迷っている場合にも,
利用することができます。

もちろん、夫が調停に応じない場合もあるでしょうが、
本気度は伝わるでしょう。

まず話し合いの目的を明確にして、伝え、必要であれば、
調停というオプションも考慮されてはいかがでしょうか。

夫も、リサさんとは話をしたくないけれども、
第三者が入れば冷静に対応できるかもしれません。

いちど法律家に相談することをお勧めします。

なお、彼は以前うつ病だったとのことで、
もちろん彼自身が自分の健康を守る権利もありますから、

そのような話し合いが彼の病状を悪化させる場合は、
たとえすべてがリサさんの思い通りのペースやかたちで進まなくても、
ここは忍耐をもって、相手の体調も配慮しつつ、
丁寧に対応していく必要があります。

もちろん、リサさんには幸せを追求する権利があります。

ただし、ご主人にも同様に彼の幸せを追求する権利はあります。

違和感を解消する努力は大いにするべきですが、
これは決して違和感を感じている者の好みのペースで進められる
ということではありませんから、適切なタイミングを待って
進めていくことも大事となるでしょう。

ただし、ご主人のモラハラやDVがあれば
リサさんに有利に進むことも考えられますから、
いちど弁護士に相談してみてください。

このことで二人とも、不要にエネルギーを消耗しなくて
良くなるのではないでしょうか。

お子さんとの時間は、対母も対父も良い時間を持たれますように。

   

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shutterstock_759005119

Q:4歳の子どもがいる20代の女です。
働きながらワンオペ育児をしています。
初めて相談させていただきます。

産後から旦那のことを嫌いになる一方です。

原因は結婚してすぐの数回の浮気、
出産のとき、30時間を超える陣痛と闘う私の横で寝ていた。

育児をするのは家の外だけ。
子どもの運動会などの行事を見に行こうとしない。

一度だけですが、飼ってるペットへの虐待、

私が知らないうちにスマホを見られる。

なぜかスマホのロック番号も知られてて気持ちが悪い。

子どもがいる時にしか冷暖房を付けてないのに、
冷暖房をつけてるのを見るとすぐに消してくる。

お風呂の換気扇や食器乾燥機も消されます。

先日はストーブも片付けられました。
そんなことの積み重ねで冷めてしまい、
最近円形脱毛症になりました。
(これが原因とは言い切れないかもしれませんが。)

ある日、いきなり『夜ご飯と弁当はしばらくいらない』と言われ、
いるようになったら言ってねとは何回か言いましたが
何も言ってこないので作ってません。

自分で好きなものを買ってきて食べてる感じです。

それ以来、旦那は私を避けているのか、
私と子どもがリビングにいてる時は自分の部屋に篭って、
私たちが買い物などに出かけてる隙にお風呂など、
リビングに入らないとできない用事を済ませ、
私たちが帰るまでに自分の部屋に戻ります。

子どものために今の状況を変えないといけないと思い、
話しかけたのですが、完全無視です。

何回か声をかけましたが完全無視。
LINEなら答えるかなと思いましたが、そちらも完全無視。

私だけの気持ちで言えば、
もう旦那に対する気持ちは一切ないし離婚したいです。
でも子どもは時々、パパのこと好きじゃない!とか言うこともありますが、
少しでもパパと喋ったりしたときは嬉しそうだし、
そんな姿を見ていると離婚に踏みだせず、解決しなければと思ってます。

この状況を変えるいい方法ないでしょうか。

【にこ・20代・ホテル従業員】

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A:FROM:川畑のぶこ

お仕事をしながら4歳のお子さんの育児と家事を
ワンオペで担っていらっしゃるとのことで、
にこさんの消耗度がうかがわれます。

夫が協力しないこともですが、感謝を感じられないことが、
にこさんをさらに辛くさせているのではないでしょうか。

厚生労働省の平成28年度全国ひとり親世帯等調査結果報告では、
母子世帯の約40%が、末子が0ー2歳の間に離婚をしており、
次に多いのが3歳から5歳の間で約20%となっています。

この統計からも、母子世帯の実に60%近くが
末子が5歳になるまでに離婚をして、
平均年齢は4.4歳となっています。

理由は「性格の不一致」がトップに挙げられますが、
曖昧なカテゴリーで、実際にはにこさんが体験している通り、
育児や家事への協力不足や無理解は無関係ではないでしょう。

にこさんのように4歳の子どもを育てる親にとっては、
育児と家事だけでも精一杯ですが、
そこに仕事も加わるわけですから、
物理的にも精神的にも限界なのは想像に容易いです。

そこに理解や協力がなく、愛も思いやりもリスペクトもないのであれば、
離婚したいと思うのも無理ないでしょう。

もちろん、ご主人側の声を聞いているわけではありませんし、
ご主人なりの理由があることと思います。

もし、にこさんが、本当はご主人と仲良くやりなおしたいと
思っているのではなく、もうこれ以上の我慢は限界で、
早く離婚したいけれど子どもが可哀想でできないと思っている
のであれば、子どもにとってのベストが本当に父母の婚姻関係
が維持されることなのか、
それがどれくらい大きな意味を持つのかを、
もう一度深く考え直してみることをお勧めします。

その際、たとえ離婚しても、子どもと父親が望むなら、
定期的に時間を共にすることが可能なことも覚えておいてください。

離婚した母親の中には、離婚してからの方が、
父親が子どもと限られた時間の中で、より精一杯向き合ってくれて
関係が改善していると報告する人たちもいます。

父母の仲が破綻しているのに、無理に一緒にいつづけることは、
子どもが好ましくない夫婦のモデルを学習するリスクもあるので
注意が必要です。

「夫婦とは愛がなくても、互いの思いやりがなくても、
敬意や誠実さがなくても、ときとしてハラスメントを受けても、
 精神的苦痛に耐えて一緒にい続けるもの。」
と学ぶ可能性もあるのです。

そのリスクを回避しようとしたのであれば、
子どもをないがしろにしたのではなく、子どもを思うからこそ
苦渋の決断をしたという考え方もできるわけです。

ぜひそんな視点も考慮してみると良いのではないでしょうか。

人生に困難は付き物ですが、
辛い試練を乗り越えて、お母さんが前向きに
そして基本的に機嫌よく、愛する我が子と向き合うことができるのなら、
子供は大きな愛を学ぶでしょう。
これは形式的な愛に勝るのではないでしょうか。

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