自分の性格・思考

200601

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マドレーヌさん(40代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
主人が1月から単身赴任になり、高3の双子2人と中2の息子の3人と一緒に
暮らしています。

双子は二卵性ですべてが違い、ずっと口喧嘩をすることが多かったです。
長男は積極的に友達を作らないので、高校生になって持ち始めたスマホの
ゲームにどんどんはまりました。でも部活は欠かさず行き、学校も遅刻
ギリギリで行っていました。

それが休校になってしまい、夜遅くに知らない人とオンラインゲームを
したりで、昼近くまで起きないことが増え、私はいつもイライラ。
2人とも都立高校なのでオンライン授業もなく、ダラダラ。

次男は塾でのオンラインがあるので今は我慢と思っていたようですが、
部活も再開延期が決まると、自分たちの代は引退となることもあり
気持ちが穏やかでないようでした。それでも、成績もよくないので
勉強に気持ちを切り替えようとしていました。

その次男の様子は気が付いていましたが、長男のスマホ長時間利用の方に
イライラが募り、私がそのことで怒っていることに、次男は耐えられない
と物に当たったり、俺の居場所はここじゃないから今すぐ家を出ると言い
出しました。主人の所に行くのかと聞いても「あんたには関係ない」と。
 
中2は勉強ばかりしていることもできず、手が空くとゲーム機か友達と
ラインすることが、長男は気になるようです。

私は仲の良い家族を切望しているのに、受験生と思うと我慢ができず
怒ってばかり。次男を追い詰めてしまいました。

黙って見守るということができない私が悪いのですが、
長男のスマホは放っておいてよいものでしょうか? 

もう次男の気持ちを戻すことは難しいでしょうか。
または、そのためには私はどう接すればよいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

コロナ禍で、いろいろな所でこういう状況が起きているのでは
ないでしょうか。。

特に高校生というのは、子どものようでいて、もう半分大人ですよね。
昔だったら普通に結婚もしているような年齢ですから、
もう親離れをして、自立して、自分で人生を切り開いていってもよい
年齢ですよね。

もちろん、学業があるのでそういうふうにはできませんけれども
心と自分の置かれている状況、社会的なバランスとこのアンバランスさに
すごく悶々としている時期なのではないかと思います。

経済的には親に頼らなきゃいけないし、でも精神的にはもう自立している
と思っているし、親なんか必要ないと思っているし、、、ですね。

さて、そういうときにどうしたらいいか。

親がガミガミ言ってしまうのは、まぁ当然ですよね。
ゲームやスマホのしすぎが、本当にどう影響を受けるのかというのが
分からないという怖さもありますよね。

じゃあ、こういうときに何を信じたらいいか。

彼らも何も好き好んでずっと家にいるわけではありませんよね。
今の状況がそれを余儀なくされている。

その上で、彼らなりにニーズを満たそうとして、何らかのバランスを取ろう
として、こういった事態が起きているのではないか、、、
そんな視点も大切になってきます。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1022163826

Q:自分のした選択に対して、満足が持続しません。
  
たとえばフライパンを買うとして、
色々見て比べて最終的にAとBで悩んでAに決めたとします。
 
すると、決めた時にはAがいい、
いいのを選んだと満足しているのですが、
買った瞬間からBの方が良かったんじゃないか?
という気持ちがむくむく湧いてきます。
 
買い物に限らずちょっとした選択でも、
自分が選んだ方より選ばなかった方が優れているんじゃないか、
選択を間違えたのではないかという気持ちになります。
 
選択した瞬間に、今まで輝いていたものが
急に色あせるような感覚です。
 
しばらくはウジウジと考えて、そのうち忘れるのですが、
ほぼ毎回このような状態になります。
 
なぜなのでしょうか?
 
【ミルク・40代・パート】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
自分の選択が果たして正しかったのか、誤っていたのか…
 
私たちが時折、
自分自身の行動を振り返って改善に向けて反省するのは
人生を豊かにするのにとても大切なプロセスだと思います。
 
ところが、反省でなく、後悔ばかりしています。
 
しかも、いつまでもウジウジ悩んでしまうとなると
これは人生の質を落としてしまいますね。
 
後悔は、
「別な選択の方がより良い結果がもたらされたにちがいない」
という信念が根底にあると思いますが、
  
さらには、そのことで「人生損ばかりで機能しない」とか、
「取り返しがつかない」などと、背びれ尾ひれが付きだすと、
いよいよクヨクヨ・ぐずぐず・ウジウジモードが強化されてしまいますね。
 
おまけにイライラモードになって
相手に当たったりなんてこともあるかもしれません。
 
まず、ミルクさんの課題の一つは、
人生の選択のすべてに必ずしも正解があるわけではないという、
ファジーさを受け容れる姿勢を育むことかもしれません。
 
フライパンにしていえば、AもBも正解になりうるし、
同時に不正解にもなりうるのです。
 
Aを買って、やっぱりBだと思ったなら、
使ってみて本当に自分に合うものがわかるという
大切なプロセスを体験したかもしれませんね。
 
人間関係だってそうです。
 
最初は良い人だなと思って付き合ってみたけど、
ちょっと違ったなど、時間の経過とともに
関係性が変わってくることはよくあります。
 
かといって、その人との関係が最初から
不正解だったかというと必ずしもそうとは限りません。
 
わたしたちは、人生をかけて自分探しをしています。
 
苦手な人と付き合ってみて初めて、
自分が真に求めているものが浮き彫りになったり、
大切にしたいものが明確になったりすることもあるのです。
 
そうであれば、それを気づかせてくれた関係は
決して不正解ではないのです。
 
私たちは幼い頃から、失敗をしてはいけない、
損をする、と親に言い聞かされてきたかもしれません。
 
子どもに苦労して欲しく無い、親なりの愛情表現でしょう。
 
ところが、残念ながら、人は失敗を免れない存在です。
 
ですので、徹底的にコントロールさえすれば失敗はない、
という前提で人生を歩むとかならず失敗するのです。
 
この場合、私たちは、
「失敗」に対する考え方そのものを変える必要があります。
 
失敗したからこそ学べるものがあると。
 
そして、もちろんAをBに変えることも、
Aの良いところに目を向け、ご縁を大切にすることも可能です。
 
「人生に後悔はつきもの」という潔さは私たちを自由にしてくれます。
 
たとえ後悔しても、大抵のものは埋め合わせが可能だったり、
取り返しがついたりするものです。
 
すなわち、人生はたとえ思い通りでなくても
それなりに機能するはずです。
 
ミルクさんは、
いちど決めたら、ずっとそれを守り続けなければならない
という考え方もお持ちかもしれません。
 
その姿勢も変えることができます。
  
その発想から始めてみたけれど、実際は予測とちがったので、
修正や改善を図るなど善処すればよいと。
 
失敗や後悔を糧にすることで、
私たちの人生には、より深みや奥行きが出てくる
ということも覚えておいてください。
 
 
          
ーーー

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200525

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、よわよわママさん(30代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。よく悩み相談を読ませて頂いてます。

現在、コロナウィルスの関係で保育園が自粛要請となり、
仕事を休んで家で子どもをみています。

そのこと自体は仕方ないと思うのですが、
仕事を長期間休んでいることで、どうしても心が落ち込んでしまいます。

担当の方に伝えて、その方も「小中学校も休みになったから、そうかと
思っていたよ」と言って下さり、休みにはして頂いているのですが、
前々から短時間のパートで週3日というのも、周りで長く働いている方の中
ではなんとなく居づらかったり (周りはもっとお子さんが大きかったり、
条件は違うので気にしないで良いとは思うのですが)、

担当の方も優しい方なのですが、私の伝え方が良くなかったのか、
何だか冷たい印象も感じてしまって、次に仕事に行くのが怖く感じて
しまったりします。

前々から、別にいじめられているとか、そんなのではないのに、
すごく緊張したりして、上手く話せなかったりで、
なじめていないなぁと思ったりして、落ち込んだりしていました。

長く休むことになって、最初は「仕方ないし」という感じで
わりと楽しく子どもたちと過ごしていたのですが、自粛要請が長くなって、
そのことを伝えてからは「甘いなぁ」とか「ふざけてるの?」とすら
思われているのではないかと心が落ち着かず、
子どもたちとも楽しく過ごせません。

前々からこんなのだから、内職とかに変えた方が良いのかなという考え
にもなってきます。

子どもたちも急な休みなのだから、楽しく過ごさせてあげたいのに。
こんな弱弱な私に、何かアドバイスをいただけるとありがたいです。
~~~~~~~~~~~

共感している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

自分のせいや、自分の管理不足などではなく、社会的な情勢で
強制的にこのような状況になっているのだけれど、
働けている人は働けているし、そうではない人、子育てしている人などは
不本意ながら家にいなくてはならないというようなことがあって、
職場に迷惑をかけているのではないかという思いなのでしょう。

おそらく、よわよわママさんが今回挙げていらっしゃる課題というのは
今回、コロナだから出てきたことではなくて
もともと思っていた課題が、このコロナという究極の状況で
良くも悪くも、浮き彫りになっているだけだと思うんですね。

考え方によっては、これはチャンスです。自身の課題が浮き彫りになった
ということはそれに取り組むチャンスだということです。

コロナが図らずもくれたチャンスだと思って、
ぜひ向き合ってみていただきたいと思います。
ご自身のウォンツを明確にしてみることをお勧めします。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1623422773

Q:はじめまして!こんにちは。
  
私は30代の主婦で、夫と4人の子どもと生活しています。
   
五月より、仕事をする予定でしたが、
コロナの影響で、学校も幼稚園も休校になり、
職場に相談して延期してもらっている状態です。
  
子どもと過ごす毎日ですが、充実しています。
  
コロナで延期にしてもらっている仕事ですが、
今の、私に必要な事は外で働くことではなく、
家の子どもたちと向き合うことなのではないかと思ってきています。
 
仕事をはじめるのは、経済的なこともありますが、
自分の時間が欲しいと、思う気持ちもあったからです。

自分の時間が欲しいのは、
子どもと向き合うことから逃げているのでは?と考えたりしています。
 
仕事は、自分のやりたい事、
でも今、やらないといけない事は、子育てなのではと、なやんでいます。
 
本当は、ゆっくり子どもと向き合いたい、
でも、家にいると思い通りにいかないことが多く
イライラしてしまう自分がいるので、外にも出たい。
 
こんな思いがグルグルしています。
 
こんな気持ちのまま、決められずにいます。
何か突破口が欲しいです。
 
よろしくお願いします。
 
【えるちゃん・30代・看護師】
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
えるちゃんは4人のお子さんを育てられているのですね。
 
喜びも多い反面、おっしゃる通り、
自分の時間も犠牲になることと思います。
 
子育てはままならなさのレッスンですからね。
 
まずは、4人育てているご自身を
「よくがんばっているぞ!私」と存分に褒めてあげてください。
 
  
さて、子育てと仕事(経済的なバランス)と自分自身の時間との
バランスに悩んでいらっしゃるのですね。
 
仕事や自分自身の時間を欲することは、
決して子どもと向き合うことから逃げているわけではありません。
 
子育てはエネルギーを使いますから、
そのためのエネルギーを充電する場や時間も必要です。
 
自分の時間を持つことは、
機嫌よく子育てをするうえで大切な要素です。
 
ガソリンが入っていない車は
どんなにアクセルを踏んだって前進しません。
 
適度に自分の時間や休息をとらないことは、
エネルギーが枯渇しているにもかかわらず、
仕事しようとしている人=無責任な人という考え方もできます。
 
食事や睡眠がきちんととれていないときに、
イライラせず育児ができますか?
 
生理的欲求と同じように、私たちには
満たす必要のある心理的欲求というものがあります。
 
えるちゃんも、自分のニーズを満たすことも大切な仕事のうち
としてとらえてみてください。
 
子育てか、仕事かと、どちらか白黒はっきり
させなければいけないのではなく、
配分を調整されれば問題は解決すると思います。
 
子育ても、自分の時間も適度に…ですね。
 
子育てとは必ずしも、常に子どもと一緒にいることではありません。
 
仕事を一生懸命頑張っている
お母さんの背中から学ぶことだって大きいのです。
 
お母さんがずっと家にいるわけではないとなれば、
お姉ちゃんやお兄ちゃんが妹や弟を思いやる機会や
兄弟姉妹が互いに協力し合う機会、
自分たちで考える機会も与えられます。
 
子どもを育てる究極の目標は自立ですから。
 
ひとつ気になったのは、えるちゃんは自分の時間が欲しくて
仕事に復帰することをお考えですが、
仕事が自己充足できる場となればそれは良いのですが、
 
もし、仕事もエネルギーを費やすことが多い場となった場合、
たとえ子どもたちから離れる時間ができたとしても、
満たされない可能性があるかもしれません。
 
その場合は、経済的なこともあり、仕事をするのなら、
仕事以外にも自己充電できる時間を持つことが大事になります。
 
経済的にゆとりがあったに越したことはないけれども、
もし、いますぐ働かなければいけないわけでもないし、
子どもたちとの時間を大切にしたいと思うのであれば、
仕事以外で自分の時間をつくることで
バランスをとることも考慮されてはいかがでしょうか。
 
もしかしたら、えるちゃんは
子どもがいるのに自分の時間をとることに罪悪感がある
ので「仕事」という合理的な理由を免罪符として
使おうとしているのではないかと気になりました。
 
繰り返し、仕事でなくても、自分自身の時間は
必要不可欠なもの、仕事と同じくらい大切なものです。
 
そのことを思い出して、ご自身をケアされてください。
 
子育てがんばってくださいね!
 
          
ーーー

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200518

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、かりんさん(30代・専門職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。いつもメルマガを楽しみにしています。
 
現在、育休中の30歳です。
育休中で時間があり、余計なことを考えてしまうのかもしれませんが…

私の友人には、既婚、独身、子持ち、子どもなし、仕事している、
していないなど、いろいろな立場の友人がいます。
職場の同期、学生時代の友達などいくつかのグループに所属していますが、
正直、みんなと合わなくなってきた気がします。

グループラインでメッセージやら、みんなでの遊びの誘いが来ると、
正直うんざりします。なんとなくですが、会っても、みんなそんなに
すごく楽しそうというわけではないですし。

これといって決定的に嫌いになる出来事があったわけではなく、
あからさまに関係性がギクシャクしているわけでもないのですが、
なんか疲れます。

立場もそれぞれだから考え方もそれぞれ違い、気が合わないこともある
のは当たり前なんですけれどね。立場が違う分、いわゆるマウンティング
みたいなものもあって、私はそういうのをスルーできないタイプなので、
疲れます。

ただ、だからと言って、みんなと友達を辞めたりしたら、この先も
つまらないだろうし。

やっぱり、30歳くらいになると、だんだん人間関係って変わってくるもの
なのでしょうか。今は、そういう時期だと思って、適度に距離を置いた方が
いいんでしょうか。

せっかくの育休なのに、最近あまり楽しくありません。
~~~~~~~~~~~
 
かりんさん、いい人ですね。
周りのことを気遣って、無意識のうちに周りに合わせようとしてしまう、
いわゆるいい子ちゃんというか、いい人なのでしょう。
 
かりんさんと一緒にいると、何の波風を立てることもなく和やかに、心地よく
過ごせるのだろうなというのがなんとなく伝わってきます。

今30歳ということで、本当に過渡期ですよね。子どもがいる人もいれば、
いない人もいるし、独身も既婚もいて、いろいろな人がいる。

そういった中で、かりんさんの周りは、今、自分がいちばんエネルギーを
注ぎたいこと、興味関心があることというのが、どんどんバラエティに
富んでくる時期ですね。

かりんさんは、どうしたらいいかなというのを考えるときに、
周りにとってと、ちょっと考え過ぎてしまう傾向はありませんか。

どうする「べきか」ではなくて、自分がどう「したい」か、
ご自身のウォンツを明確にしてみることをお勧めします。
 

続きは、ビデオでお話しします……

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200504

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、うのはなづきさん(50代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は昨年、9年間闘病していた夫を亡くしました。子供は二人いますが、
社会人の息子は別居していますので、娘と二人暮らしです。
娘は重度の知的障害があります。

夫を亡くしてから、喪失感と罪悪感が募るばかりで、元の生活に戻れ
ません。生きたいと思えず、自分が役に立たない価値のない存在に
感じます。毎朝罪悪感で目が覚め、日中は何かやろうとしても集中
できません。

夫は10年前に発病、8年前に余命3ヶ月と診断されましたが、奇跡的に
回復して治療を続けながら仕事にも復帰しました。それでも完治すること
なく辛い治療が続き、死への意識が常に本人にも家族の心の中にもあった
と思います。

夫は無口で我慢強く、愚痴をこぼさず、淡々と治療してきました。
私は朝夕と夫を会社へ送迎し、週2回病院に付き添うという生活を続け
ながら普通に暮らしていました。でも本当は、夫が徐々に弱っていく姿に、
精神的には追い詰められていました。

さらに、思考が現実化するという心理学の先生の勧めと不安から仕事をし、
時間にも追われて、ますます心の余裕をなくしました。夫もそれを感じて
いたと思います。

私と夫では、生き方も、健康や治療に関する考え方も違っていて、
夫の考え方を否定してしまったこともあります。そして、ちゃんと
分かり合えない、そういう関係性のままで、最後は急激に悪くなり
夫は逝ってしまいました。

私は夫の辛さがわからず、思いやりの心で接することができなかった
ように思います。夫は、私に大切にされないと思いながら寂しく
死んでいった、私が夫の寿命を縮めたように思えます。

私は夫を最優先にするべきでした。とり返せません。2人の子供たち
のため、自分のために、立ち直ろうと思っても自分を許せません。
どうか私にアドバイスをいただけますでしょうか。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

うのはなづきさんの、ご主人を思いやる気持ちがとてもよく伝わって
きます。

愛する家族、愛する者を亡くしたときに、私たちが喪失感を持つのは
当然のことですね。

そして同時に、うのはなづきさんのいちばん大きな心のテーマとなって
いる罪悪感。この罪悪感を持つ、残された家族、遺族というのは
本当に多いです。

ああすればよかったんじゃないか、こうすればよかったんじゃないか、
逆に、ああするべきではなかったのではないか、こうするべきではなか
ったのではないかと、自分ができなかったこと、やるべきだったと思う
ことが頭の中を次から次へとよぎって、苦しくなることは本当によくある
ことだと思います。

うのはなづきさんは、自分のせいでご主人は辛い人生を送って、
ギクシャクした関係性のまま、容体が急変して、そして最後には逝って
しまった。それは自分のせいだと、自分がご主人の寿命を縮めたのでは
ないかと思っていらっしゃるとのこと。

愛する者を救えなかった自分に情けなさ、価値のなさを感じて、
ご主人の人生を全部、うのはなづきさんが背負い込んでいらっしゃる
ように見えます。

まず、うのはなづきさんに知っておいていただきたいのは、
ご主人にはご主人の人生があったということ。そして、
うのはなづきさんにはうのはなづきさんの人生があるということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、にしこさん(50代・専業主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。いつもメルマガを楽しみにしています。今54歳です。

自分のことがいちばんわかってないと思うので、
アドバイスをお願いしたいなと思いメールを送らせてもらいました。

私には愛があるのか?とよく思います。息子を3人育ててきました。
夫の単身赴任が3年間ありました。

近所の方から「よく男の子3人育てたね、がんばったね」と言われた
ときには、ただただビックリしました。これは当たり前だと思って
いたからです。

面倒臭いと思うことばかりで、嫌々やっていたことが多かったです。

夫とは、好きで結婚したわけではなく、条件で結婚したようなものです。
職業、母親との同居、生年月日との相性で。だから、好きで結婚したの
ではないからうまくいかないと、ずっと思っています。

仕事が終わって帰宅した夫に笑顔で「おかえりー」と言った際、
「何、気持ち悪い。なんか企んでるの?」と言われた時は、
二度とおかえりと言うのをやめようと思った瞬間でした。

気にくわないことがあると、ドアをドーンと言わせたり物に当たったり、
役立たずと言われたり、死ねと言われたり。こういうことがあると、
とてもじゃないけど、優しく接しようとは思えず、この先ずっとこの人
と一緒にいる自信がなくなります。

よく「真面目に働いているのだし、お金はくれるし、酒タバコ女借金が
あるわけではないから、いいじゃない。感謝の気持ちがないのよ!」と
年配の方に言われます。心の中で「そういうんじゃない!」と叫びます。

私自身は働いていないので生活の不安がありますが、かと言って
働く勇気もなく、矛盾している自分が嫌になります。

自分の実家に住んでいるので、夫に出て行ってと言っても出ていかないん
です。こんな方、多いですよね。私の心が変わってくれるといいのですが、
どんなふうにしたら変わるのでしょうか? 

子供たちが離婚はしないでと言うから、困ります。
長男は27歳で、三男は今年20歳になります。
~~~~~~~~~~~

結婚観ですね。いったい自分がどういう結婚観を持っているのか
夫がどういう結婚観を持っているのか、どんな結婚観を持っている二人が
一緒になったのかというところから始まる課題、問題ですね。
 
にしこさんは自分自身がご主人を好きか嫌いかではなくて、仕事だとか
同居だとか、生年月日の相性で、条件が合うから結婚しようと思ったと
のこと。すなわち、当時のにしこさんにとっては、それが結婚観だった
ということです。

その当時は、それ以上もそれ以下も考えることができなかったし、
おそらく、好きだとか嫌いだとかで結婚はするもんじゃないという
確固たる信念、結婚観があってご結婚されたと思うんですよね。

おそらく、ご主人もそんなドライな感じで、むしろOKと思って
結婚されたかもしれませんね。

なので、にしこさんご夫婦は結婚というものを、恋愛の延長というよりは
社会的な枠組みの中で、家庭というプロジェクトを成し遂げていく一つの
ユニットとして、割とドライに、合理的に捉えたのかもしれません。

ところがここへきて、違うんじゃないかと思い始めたということですよね。

もちろん人間ですから、年月が経ってみなければ分からないことも
たくさんあります。やっぱりお互い愛を表現していくということが、
夫婦生活であったり、結婚生活、あるいは家庭には大事だと改めて思う
ようになってきたということだと思うのです。

「私には愛があるのか?」と疑問に思っていると書かれていますが、
にしこさん自身、どうでしょう。ご主人を愛しているでしょうか。
ここはとっても大事な部分だと思うんですね。

そして、その愛を今後も育みたい、夫と仲良くやっていきたい、愛ある
夫婦関係を育んでいきたいと思っているのかどうかということです。

もしそう思っているのであれば、それをきちんとご主人と
コミュニケーションしてみるということは大事です。

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200420

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ヨッシさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
高校2年生の息子です。キツい事はすぐ諦めて逃げてしまいます。

あるスポーツのクラブチームに小学2年生から所属しているのですが、
全国大会で上位を狙えるレベルのチームです。何となく続けているの
ですが、高校生になるとレベルもかなり上がって、練習もキツくなり、
監督や部員、私や主人にも平気で嘘をついてサボっています。

何度も監督から注意を受けて、しばらくは頑張っていますが、
自分にできない難しい技、キツい練習を求められると
家の用事とか体調不良とか言い訳をしてサボります。

嫌なら辞めればいいのかとは思うのですが、本人は練習は嫌だけど
辞めたくはないと言います。嫌なことから逃げて辞めさせたくはないとの
私の思いが強いのも、本人が辞めると言いにくい理由の一つだと思うの
ですが、頑張った先にあるものを体験させたい、逃げて辞めたら後悔する
のでは、と私がなかなか割り切れません。

主人からは私が甘やかして育てた結果だと言われています。

アドバイス頂ければ助かります。よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

ヨッシさんの母心、親心、我が子を心配する気持ちがひしひしと伝わって
きます。

まず、ご主人の「あなたのせいだ」というのは、スルーしていいと思います。

育児は必ずしも母親だけがやらなければいけないものではないですし
黙っていたって子どもは父親の背中は見ています。様々なものが影響して、
息子さんは成長していっていると思いますから、ヨッシさんの育て方が
悪かったんだと自分を責めるのはやめていただきたいなと思います。

息子さん本人は、練習は嫌だけどやめたくはないとおっしゃっているの
ですよね。また「やめさせたくないのは私の思いが強い」とヨッシさんは
おっしゃっている。

たぶん息子さんは、みんなとのつながりやクラブという社会の中には
身を置いていたいと思っているのではないでしょうか。

ただ、このクラブの内容自体には、彼は本当はすごく情熱を持てている
わけではなく、「やりたい」という自分自身の気持ちというよりは、
周りから作り上げられた価値観や親の期待に応えなくてはといった思い、
「やるべきだ」という気持ちからやってしまっている可能性もありますね。

そうだとすれば、いろいろな理由をつけてやりたくなくなるわけです。

どうでしょう、ヨッシさん。息子さんに対して、私の理想どおりの息子に
なってほしいという思いはありませんか? 息子さんが「嫌だ」と思う
ことに耳を傾けること、本当に「やりたい」と思うことを心から支援して
あげることはできますか?

ヨッシさんが自分自身に素直になって、問い直しをしてみるときが
きているかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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200413

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、コスモスさん(50代・介護士)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
コロナ感染の影響で、今までの生活で当たり前にできていたことが
できなくなり、また、その当たり前にできていたことが
とても大切なことなのだと痛感します。

たくさんの人が仕事を失う中、私はそのようなこともなく働いていますが、
心が折れそうです。

コロナ感染の状況の前に風邪を引き、やっと治ったと思ったら
コロナ感染が近くの老人施設で起こり、そこで働いているスタッフが
自分の老人施設でも仕事をしていたりとか、感染していても症状が出ない人
がいるとか聞くと、もし自分が感染していて、症状がなく、老人施設で
働いていたらと考えるだけで、体調が悪くなります。

自分のコアブリーフが何であるかは分かります、簡単にコントロール
できないことも。変われる自分も。でも、いつになったらコントロール
できるのだろう、強くありたいと思います。

先がまだまだ見えない今の状況下で、どのような心持ちで仕事にあたり、
また自らの生活を保ってゆけばよいのでしょうか。
ぜひ、川畑さんのお考えを参考にさせてください。
~~~~~~~~~~~

介護士さんばかりでなく、仕事をしているお父さん、お母さんも
家庭に持ち込んでしまったらどうしよう、自分の子供に移ったら、
おじいちゃん、おばあちゃんに移ったらどうしよう、
近所の高齢者に移ってしまったらどうしよう……と
みんな同じような不安を抱えていることと思います。

不要不急というのは、一体どこまでが不要で、不急なんだろうか、
これ必要なんじゃないか、急なんじゃないかと悩んでいる方も
たくさんいらっしゃることでしょう。

コスモスさんは介護士さんなので、いつでも急だし、必要なことに毎日
対応されていらっしゃる、そして、そのような中だからこそ、感染リスク
も高くなる、そういったジレンマに陥ってしまっているのですね。

私たちの感情、例えば不安や恐怖という感情は、実際に起きている出来事
そのものよりも、それをどう捉えるかということによって、大きくもなり
小さくもなるという理論があります。

もちろん、人間はできる限り生きるという本能がありますから、
自分の命、健康を害するものが身に迫ってきた時は、恐怖や不安を持って
当たり前です。不安や恐怖がないと、命を落としてしまうこともあります。

ですから、こういったウイルス感染が拡大しているようなときに
私たちが一定の不安や恐怖を持つというのは適切なのです。

ところが、その不安と恐怖が過度になってしまうと、私たちの免疫を
下げてしまったり、神経バランスを不安定にしてしまったり、ホルモン
バランスを崩してしまったりして、私たちの健康を害してしまうのです。

そんな中で、何をコアビリーフ、信念として持ったらよいのか。
私の師匠、サイモントン博士の言葉をご紹介しながらお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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200323

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、レイコさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
結婚して30年。そのうち15年くらいは、夫の不貞に悩んでいます。
携帯電話やインターネットが普及してから、夫が出会い系にアクセス
したり女性と連絡を取り合っていることに気がつきました。

何度か喧嘩になりましたが、夫には「メールだけ、風俗に行った」と
ごかまかされ、私も離婚が怖くてうやむやにしてきました。しかし、
通勤カバンの中に隠されているバイアグラが減ったり、財布の中の
お金の具合から、不貞行為をしているのは確かです。

カバンや財布は見てしまうのに、夫のスマホはロックされていないので、
見ようと思えば見られますが、怖くて見る気になりません。
相手の顔ややりとり等、決定的な事実を知りたくないのです。

実家との関係も悪く、子供達には夫の素行を伝えていないので、
離婚して一人になるのが怖いです。でも、このまま、夫の不貞に目を
背けて暮らすのはおかしいのではないか、離婚してしまえば、もう
夫の行動に神経質になることもないのに、と思うときもあります。

経済的、肉体的な暴力はないので、このままの方が楽だ、というずるい
自分を否定したい、でも、楽な方がいい、という気持ちにひきずられて
います。 楽なら楽な方を選択してしまいたいのに、それができません。
~~~~~~~~~~~

15年間も夫の不貞に悩んでいるのですね。
とても辛くてストレスフルな日々を、レイコさんは耐えてきたので
しょうね。その健気さが伝わってきます。

レイコさんは、どうしたいですか? まずここが大事です。
条件が整うのなら別れたいと思っているのか。

条件というのはおそらく、一人でやっていけるのかどうかという
経済的なことが一つだと思うのです。あとは、離婚したら子ども達は
自分の元からいなくなって経済的基盤のある夫の方に行ってしまう。

だから離婚しないで耐えなくてはいけないと思っているのであれば、
それはちょっと違うということを覚えておいてください。

レイコさんがレイコさんらしく自己表現し、生きていくための選択肢は
他にもあります。夫に食べさせてもらっているから、ということが
脅しになって身動きができないのであれば、それはもう心の奴隷です。

そんな不健全な状態を抜け出すためには、具体的な行動が必要になって
きますが、何も難しいことではありません。今目の前に起きていること
の意味を客観的に捉えつつ、前進するために、ぜひ、少しの勇気と
行動力を出していただきたいなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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