自分の性格・思考

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、悩めるママさん(30代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
上の子にイライラします。もうすぐ5歳の女児ともうすぐ2歳の男児を
育てています。上の子は昔から活発で、それは良いことだと思うのですが、
何だかイライラする事が多いです。

人見知りがないというか、小さい時は全く知らない人(特に子供)の所に行っ
ては、勝手に話しかけたり、遊び出したり、ひどい時は知らない遊んでいる
グループに入り込んで、その人達が帰る時まで、帰らない!遊ぶ!と泣き
叫んで、結局、謝りながら最後まで遊ばせてもらったりしました。

今思えば、その時、私はうつ病が治りきってなかったように思います。
とにかく不安が先に立って、心から上の子を愛おしく思った事がありません。

現在は自分なりに本を読んだりして、何となく精神的に落ちついたりして
いる時が増えたかな、と思うのですが、下の子はなんとなく無条件に可愛い、
と思えるのですが、上の子は可愛く思える時もある反面、余裕がなかったり
すると本気で怒ってしまう時もあります。

ちゃんとして!と思うところもあるのだと思います。あるがままを受け止め
てあげたい、と思い努力してきたつもりですが、ここまでしてるのに、
まだ求めるの? もっと素直で可愛い態度でいてよ!と思ってしまうのか、
憎んでいるのかという位に怒ってしまう時があります。

反省して、すぐ謝るようにはしてるのですが、また甘えや態度が酷くなると、
やっぱり小さい頃ちゃんと愛せなかったからだ!と責められているような気
になり、それがいちばん動揺して、イライラが増してしまって、冷たい態度
になったり感情的に怒ってしまったりします。

私から見ると、下の子を可愛がる様子も少なく感じ(周りの他の子は、もっと
可愛がっているように見える)偉そうな言動も多いように感じ、それも真っ当
な愛情をかけられなかったからなのではないか、と考えてしまったりします。

いろいろと少しはマシになっているような気もしますが、これからどのよう
な心持ちで接すれば良いのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

何人かお子さんがいらっしゃるお母さんはおそらく、一番上の子に対して
似たような経験があるのではないでしょうか。

私たちは、二番目とか、一番下の子にはすごく寛容になれるのに、なぜ、
第一子に対してはきつく当たってしまったり、真に可愛がれなかったり、
愛せなかったりするのでしょうか。不思議ですよね。

これは、子どもに自分自身を投影してしまうという問題があります。
悩めるママさんが自分自身のことをあるがままに受け止めていられるか
どうかということが、関係してきます。

特に女の子だと、自分の分身のように思ってしまい、自分を投影しやすい
です。二番目の子は男の子とのこと、もう自分とは違うと切り離せたり、
あるいは一人目ほど一生懸命なんとかしなきゃという必死さもなくなって
きますし、ゆとりを持って見られるということもあるのですよね。

一人目は全てのことが初めてだし、うまくいっているのかいないのか、
わからなくて、ストレス下に陥ってしまう。かつ、自分を投影して育てよう
としてしまうので、自分に対する態度が出てしまいがちなのです。

自分に厳しいと、どうしても子どもにも厳しくなってしまうかもしれない。
自分自身に優しくなれていないと、子どもにも優しくなれないかもしれない。
自分自身を心から「あなたはあなたのままでいいよ。それでも大好きよ」
と愛せているかどうか、が重要になってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、青空さん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも先生のお話を生きる糧としています。

私は、母親との確執を抱えています。 今でも母親への憎しみを持って
生きています。子供の頃、とにかく否定されて育ったため、自己肯定感
が低くそれゆえの悩みも多いです。

先生のお話を聞き、自分なりに受け止め、あの頃の母にはあれが
精いっぱいだったんだ。母も苦しかったんだ。母に否定されて育った
からと言って私が無価値なわけではない。と思うようにし、
日々小さな自己肯定を続ける日々です。

少しずつではありますが、母から受けたものイコール自分の評価、
という考えから脱することができているとは思うのですが、
どうしても母を憎いと思う気持ちが私を苦しめます。

自分自身に「あんな育て方をされたのだから憎むのも仕方がないよ」
と言葉をかけてみるのですが、心のもっと奥底にある何かが母を憎んで
いることに苦痛を感じています。どうしても憎しみを切り離せず辛いです。
心の底から「憎んだままでもいいじゃないか」と思いたいです。

私が心がけることがあれば教えていただけたら幸いです。
~~~~~~~~~~~

お母さんの過去の言動に対してとても苦しみを持たれたと思いますし、
憎しみが捨てられなくて、憎んだままでもいたい。でも、そんな自分も
辛いんだという、両価的な、アンビバレントな感じが伝わってきますね。

お母さんへの本当の愛も根底にあるから、こんなふうに苦しんでいらっ
しゃるのだろうなということも感じます。

でも、愛してるなんて、ストレートには絶対言いたくない。
だって、あんなことされたし、あんなこと言われたし、私はこんなふうに
なっちゃったんだから、親に対する愛を素直になんて表現したくないという
ようなお気持ちもあるのではないでしょうか。

青空さんが、憎んだままでもいいじゃないかと思いたいという、この気持ち
はとても大事にしたらよいと思います。ただ、憎む対象が何なのか、
もうちょっと具体的にしてみるといいかもしれませんね。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ぞうさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
同じ悩み!と思う事も多く、いつもありがたく拝聴しています。

これまで、友人との関係で温度差を感じる事が多くありました。
例えば、自分から会いたいなと連絡した時は相手の反応が気になり、
返事のテンポや文面にがっかりする事があります。

人にはそれぞれ事情があり、表現の仕方も違うのだから、と
自分に言い聞かせつつも、そこに誠意が感じられない気がして
会いたい気持がしぼんでしまいます。

また、楽しく過ごしても、この後に用事があるとか、早めにそろそろ…
と言われた場合など、こちら程ではないんだなと残念に思います。
それは不健全な考え方だと頭では思うのですが、私は楽しみで
万難排して臨んでいたりする(笑)ので正直がっかりします。

友人関係も様変わりして良いと思い、自分からフェードアウトしたことも
ありますが、この程度の事で友人関係を狭めていたら寂しいと思ったり、
いや、これが自分の正直な気持ちで大事にしていいんだ、と思ったり。

一方、社交的な方に度々誘われると、嬉しい半面困ることもあります。
せっかくのお誘いを断るのも苦手ですが、気軽に誘うのも苦手です。
社交辞令でかわされモヤモヤするのも嫌だし、相手も気軽に断れなくて
負担かもしれない、どちらも嫌われるのが怖いのですね。

どう思われるかが気になりいい人ぶっているのに、自分だったらこうする
(しない)のに、と思う気持ちも強く、内心では相手を責めてしまって
いて葛藤があります。職場でも同じような傾向があり、結局は自己肯定感
が低く承認欲求が強いのかなと思います。

自分好みの行動をしてくれないからと言って友人と距離をおくのが良い
のか、職場等で嫌いと思う人はそう認めてしまって良いのか、
白黒つけずグレーゾーンで、と思うと苦しくてたまりません。

川畑先生がよく”しなやかに”とおっしゃいますが、そうなりたいのです。
どう折り合いをつければ良いのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

ぞうさんご自身が、すでにご自身の課題にかなり明確に気付いていらっ
しゃるように思いますよ。

承認欲求が強いのかなと思うとおっしゃっていますが、確かにそれはある
かもしれませんね。「認めてほしい、私のことを受け止めてほしい、
理解してほしい」ひいては「愛してほしい」という…。

相手は相手なりに、ぞうさんのことを好きだと思います。
相手なりに、ぞうさんに敬意も愛も持って接していると思うのです。

が、ぞうさんは、自分が認められる、承認されるとか愛されるというのは、
自分が思った通りにやってくれて初めて、それが成立するという思い込みを
持ってはいないでしょうか。いかがでしょう?

子どもから見れば、親は24時間自分の横にいて、24時間抱っこしてくれて、
24時間アメをくれて、という愛し方をしてほしいと思っているかもしれま
せんね。

でも親は、特に賢い親は、24時間抱っこしてずっとアメをあげ続けて、
ということはしないですよね。自分が関われる時間の範囲内で、自分が
関われるやり方で、上手に愛を表現する親もいれば、不器用に愛を表現
する親もいます。

ぞうさんの親御さんも、愛情表現を上手にできていたかどうかはわかりま
せんね。ぞうさんの思うように愛を与えていたかどうかはわかりません。

同様に、周りの人々も、ぞうさんの望む形で愛や敬意を表現しているとは
限らないのです。

白黒はっきりつけずにグレーゾーンでと思うと苦しくてたまらない、と
おっしゃっていますが、この苦しみを乗り越えるところが大事なポイント
になってきます。

白黒はっきりさせようとするから、しかもその白黒というのが、自分の
価値観に沿っているのかどうか、という点でジャッジしてしまうがために、
苦しくなっていると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:先日の同窓会幹事の方のご相談に、まさしくそうだと思いました。

十数年にわたり、ボランティアで
幹事(の中の一人)のような役割をしてきました。

定期的に患者会のようなミーティングを開催しています。

確かに私(を含む幹部ボランティア)を囲む会ではありません。

集まる方は非常に多様性があり、
賛成もいれば反対もいるのは当然という前提で
関わっていくことが大事になってくるのですね。

私もタカさんと同じように、感謝されていないと感じたり
人間関係が良好でないと感じたりしていました。

承認されたいとか愛されたいと思っており、
そのために幹事という場を無意識のうちに使ってしまっている
可能性があるなぁと思いました。

正直、精神的にもハードな活動なので
何かしらの見返りを求めていたのだと思います。

同じような苦しみを経験した者どうしのつながりのようなものを
感じたかったのかもしれません。

もちろん私自身、ミーティングに参加することで
救われることもあるので今までやってきましたが、
「ドラマに周りを巻き込まない、
(幹事は)やりたい人がやる」というご回答に、少しホッとしました。

“参加者は参加したいから参加する”。

昔、営業職だったころ
「お客様は商品を買うのではない。お前の魅力や人間性を買うのだ。
 同じものを売るのであれば、商品の売上高と人間性は比例する」
と言われ続けてきたので、
無理してでもやるというのもあったと思います。

こんなに頑張っているのになぁ。なんで感謝されないのだろう?
と勝手にドラマを作っていました。

ボランティアは引継ぎをしてやめる決心がつきました。

しかし、これでよかったのか少し不安です。
どうしたら承認要求なしにもっと素直に生きられるのでしょうか。

【シュガー・40代・専業主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

シュガーさんの真面目なお人柄が伝わってくるご相談内容です。

昔の営業現場で、
「お客様は商品を買うのではない。お前の魅力や人間性を買うのだ。
 同じものを売るのであれば、商品の売上高と人間性は比例する」
と発破をかけられたのですね。

仕事の営業ノルマを達成するのには良いかもしれません。

が、プライベートまでこの成績重視の仕事のロジックを持ち込むと、
しんどくはないですか?

仕事で求められた、売り上げにつながる人間性とは
いったいどんなものだったのでしょうか。

営業で必要とされる人間性
—おそらく誰からも好かれる努力をする人間となる努力—
は本当に幸せをもたらしてくれるのでしょうか?

きっと、成績はもたらしてくれるでしょうが…
シュガーさんは仕事の営業でお付き合いをしたお客さんとの関係を、
プライベートでも構築したいと思いますか?

それとも、プライベートでは、評価は関係なく
リラックスした関係を構築したいですか?

プライベートでは、誰からも評価される人間でいるより、
他人の評価で自他を評価しない人のほうが、
よりリラックスできて良好な関係を築けるのではないでしょうか。

シュガーさんご自身がプライベートで
お付き合いしたい相手はどのような人ですか?

この辺をもういちど整理してみると、
いろいろなことがクリアになってくるのではないかと思います。

承認欲求があること自体は、
社会的存在である人間として自然なことで、
それをすべてなくす必要はないでしょう。

シュガーさんがさまざまな場面で成果をあげようがあげまいが、
「あなたがあなたであれば良い」という人と一緒にいたいのであれば、
まずはシュガーさんご自身が自分自身にそのように接してあげることです。

一緒にいる人は楽になると思いますよ。
   

ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みーさん(50代・自営業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
今、親兄弟と同居していますが、母からは過剰な干渉、
弟からは私の人格を否定したり、ないがしろにしたりする発言が多く、
私はとても傷つき、心が休まらず、家にいるのが苦痛です。

特に弟は社会人経験がなく、最近になって家業を少し手伝う程度で、
過去に自分の偏差値が高く有名大学を出た事を鼻にかけて、
いつも私が女であるだけで下に見て、自分を高く見せようとします。

弟は友達も1人もなく、勉強もせず、毎日テレビばかり見ているだけです。
そのくせ自分が誰よりも優れていて、何でも知っていると言い張り、
人の意見を聞かずに、私に自分の考えを押し付けて言いなりにしようとします。

私はかつて就職もし、会社員として働いていましたが、病気がきっかけで
家で過ごし、家事をほとんど行わない母に代わり、家事を引き受けています。
自分なりに頑張っていても、全人格を否定されるのはつらいです。

なんとか現状を変えたく、勉強したり、断捨離をはじめてみたりしてます。
私は他にどうしたら良いのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

いつも身近にいる家族との人間関係が難しいのはとても辛いですね。
多くの時間が、じつに直接的に、日々の出来事に関わってくるわけですから、
みーさんの困難さ、苦しみが伝わってきます。

そんな中でよく耐えてこられていますね。忍耐強いみーさんのお人柄も伝わって
くるご相談内容だなと思って読ませていただきました。

結論から言うと、いちばんいいのは、みーさんが家族から離れて生活すること
です。それ可能なのであれば、そのオプションを模索してみるのはとても大事に
なってくると思います。

今はご自宅で、お母さんに代わって家事をなさっているとのこと。
もともとは病気がきっかけでそのようになったと書かれていましたが、
今、病気の状態はどうでしょう。そのままなのか、良くなっているのか、
それとも悪化しているのか。

当初、病気になって、もう会社で働けないと思って辞められたのだと思いますが、
今の状況がすごくストレスフルなものだと、場合によっては、その病気にも
影響を与えてしまうのではないかということも、私はじつは心配しているのです。

私たちが健康を保とうとか、健康を取り戻そうと思ったとき、身体面だけでなく、
精神面や心理面、そして社会面もとても重要な要素になってきます。

ですから、ご家族が一緒に暮らすことで、仮に経済的な担保はできたとしても、
精神面、人間関係、社会面が否定的な状態になってしまうのであれば、逆効果。
みーさんの健康に、あまりいい影響を与えなくなってしまいますね。
ここが危惧されます。

お母さんの過干渉を今から変えるといのはすごく難しいですね。また、弟さんは
弟さんなりの人生の課題を持っています。そこにみーさんが巻き込まれて、
もてあそばれないようにしなくてはいけない、という課題もあります。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、うめちゃんさん(30代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こんにちは。メルマガ拝見しております。
私の悩みも聞いて頂ければ、とメールさせて頂きました。

前々からなのですが、時々、なんて自分は人付き合いが下手でダメなんだ
ろう、と言う思いにとらわれてしまいます。

現在1歳と4歳の子を育てているのですが、4歳の子の保育園への送り迎え
の時に他のお母さん方に接すると、時々ひどく動揺します。送りはすぐに
帰れるので、そこまでではないのですが、帰りは子供が園庭で遊んでいく
ので、そこで接する事が多くなると時々とても緊張します。

何を話したらよいのか、相手は不快な思いをしているのではないのか、
子供をすぐに連れて帰れないなんて統率力のない母と実は思われているの
では…と、考えても仕方ない事を、気にしないようにしながらも気になっ
てしまうのです。

結果、緊張してしまって話すことが出てこないし、何だが変な空気になっ
てしまっているように感じます。本当はもっと楽しく話したいだけなのに…。

ただ、自分なりに自己肯定感を養う練習をしたり、リアルな人間関係を
知る、みたいな事を意識したりして、以前よりはだいぶマシにはなって
きてるのかなとは思うのですが、どうにも ダメになってしまう時があります。

そんな時は、平気な顔をしながら、内心は嫌われてるかな…と萎縮して
しまい、家に帰ってもずっと「変だったかな、嫌われたかな。どうすれば
良かったのかな」と引きずってしまいます。そして他の人間関係も自信が
なくなってしまいます。

どう対処していけばよいのでしょうか。そんな時は余計に子供にも
イライラしてしまって、疲れも倍増してしまいます。
アドバイスをお願い致します。
~~~~~~~~~~~

うめちゃんのとても細やかな繊細なお人柄が伝わってきます。
周りにすごく配慮する方なのでしょうね。そして、その分やはり相手の
反応、評価を気にし過ぎてしまって、疲れてしまっているということだと
思うのです。

まず、うめちゃんの中に基本的な信念として、自分の評価は他人の評価に
よって決められるもの、という思いがあるのではないでしょうか。
どうでしょう?

自分の評価を上げるためには、すなわち存在価値を維持するため、
あるいは高めるためには、他人からの評価を維持するか高めなければ
いけないと思ってはいないでしょうか。

他人の評価というのは、その人の好みや都合の評価でしかないわけです。
例えば、青が好きな人だったら、青を着ている人を見て「素敵だな」と
思うかもしれませんが、青を嫌いな人は「嫌だな」と思うかもしれません。
「よくあんな色の服着てるな」と思うかもしれませんね。

でも、それは青自体にいいとか悪いとかという価値がもともとあるわけ
ではないのです。それを受け止める側の問題で、好みもあれば、その人
の都合もあるのですね。

ですから、うめちゃんがうめちゃんのままであっても、それが素敵だな、
いいなと思う人もいれば、合わないなと思う人もいるのです。

ただ、万人に好かれるということだけはできませんので、みんなから
好かれよう、みんなから評価を得ようということだけは、チャレンジ
しないでくださいね。万人に好かれるということは不可能です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつもメルマガを拝見して、心打たれております。
自分の悩みとは一瞬違うと思っても、
どこかしら共感出来たりするので不思議ですね。

私の悩みは、ズバリ食欲です。

当然、体型も体重も変化し、
鏡を見ると嫌気がして、自分にうんざりします。

最初は更年期障害のうちの1つと思い、
生理が終わったからホルモンのバランスが崩れて
増えやすくなったのだ。せめておやつはやめよう、
夜は少なめにしよう、と自分に言い聞かせてました。

でも、体重はうなぎ登りで増えてきます。
家族に協力を得ようと相談したところ、皆大笑いして、
特に主人は「デブは自分をコントロール出来ない愚かなやつ」と、
お風呂の前の鏡に体重計カレンダーを貼り、
毎日体重を書けと言ったり、夜ごはんの時、厳しくチェックして
「もう、それくらいで止めろ」とか言ってくるので、
食べた気にならず、外でよけいに食べてしまうのです。

主人は私の事を思ってやってくれてるのだと思います
無視されているのではないとわかっています。

膝が痛いとか、よく転ぶと、つい私がこぼしてしまうからです。

でも、決まって主人の答えは、
自分の消費カロリー以上に摂取してるから体重増えてるだけ。
と、見下げたような目付きで言われたりもします。

ヨガやジム等も通っています。
一瞬はすっきりするのですが、食べてはいけないと、
自分で思えば思うほど逆に食べたくなるのです。

健康診断でも成人病の域と書かれていました。

このままだと、とても不安です。
もう、体重計に乗るのも、鏡で体を見るのも嫌なのです。
どうすれば良いのでしょうか。

よろしくお願い致します。

【ももいろ・50代・会社役員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ももいろさんのように、更年期を迎えると、
ホルモンバランスや自律神経の乱れによって、
私たちの体や心には変化が起きやすくなります。

更年期を迎え、女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、
中性脂肪も増えやすくなりますね。

基礎代謝量も低下しますから、今までと同じ量を食べ続けると、
自然と体重は増えていくことになるでしょう。

もし、病的に体重が増えて生活に支障をきたしている場合は、
メタボリック外来を受診するなどして、
医療チームも巻き込んだ対策を講じるのもひとつです。

このことで、糖尿病や高血圧や動脈硬化などの予防にも
繋げることができるかもしれません。

ヨガやジムも行かれているとのことなので、
運動はされているのですね。

これはストレス解消にもなるので、ぜひ続けて、
運動以外に楽しめたり、寛げたり出来るアクティビティを、
日常の中にたくさん散りばめていってください。

ももいろさんの睡眠の質はどうでしょうか。
睡眠不足は肥満と密接な関わりがあります。
睡眠時間が1日平均6時間未満の人は
メタボや糖尿病リスクが上昇することが分かっています。

また、睡眠不足の人は、
レプチンと呼ばれる食欲を抑えるホルモンの分泌が減少し、
逆にグレリンと呼ばれる食欲を増進させるホルモンの分泌が
亢進されることが分かっています。

睡眠不足の人は、そうでない人と比べ、食べ物を消費する量が、
1日400キロカロリー近く多いという研究報告もあります。

睡眠は健康の基本ですが、
肥満予防の観点からも、睡眠不足は敵となのですね。

心理的ストレスがあると、睡眠の質も低下しがちです。

とくに、夜ベッドに入って静かになると、
あれこれ余計な思いを巡らして、
不安になり眠れなくなることもあるのでは無いでしょうか。

そんなときに、心理的なアプローチとして、
マインドフルネス瞑想をお勧めします。

マインドフルネスは過去や未来を彷徨う私たちの心を、
今、この瞬間に引き戻してくれる、心の錨のようなものです。

マインドフルというのは、丁寧に注意を向けるということです。

取り組みは非常にシンプルで、呼吸に丁寧に注意を向けます。

息を吸いながら入ってくる息を丁寧にたどります。
空気が鼻から入って胸やお腹が膨らむのをありありと感じます。
息を吐きながら出ていく息を丁寧にたどります。
お腹や胸がへこみ、鼻から空気が抜けていくのをありありと感じます。

いったいどこから来て、どこへ行くのか、
私たちがこの世に産声をあげたその瞬間から、今・この瞬間まで、
ずっと私たちを支えている、この神秘的な呼吸に思いを馳せながら…
母なる自然と呼応しながら、
入っては膨らみ、出てはへこむ身体に丁寧に注意を向けます。

そして、自分自身の身体や存在に、ほんの少しだけ優しく微笑んでみます。

このようなマインドフルネスの取り組みは、
過去や未来を彷徨う思考回路を遮断して、私たちを今、ここに連れ戻し、
自然と神経バランスも整えてくれます。

気がついたら深い眠りについていたという報告が多くあるのです。

睡眠時だけでなく、イライラしたり、不安になったりしたときも、
この呼吸に帰るマインドフルネス瞑想を実践してみてください。

そして、食べる時もこのマインドフルネスを活用できます。

ももいろさんは食べないように努力されているようですが、
これはストレスになりますね。

食べないようにするのではなく、
じっくり味わって食べる、ということを実行してみてください。

今まではお腹を満たすために食べていたかもしれない食べ物と、
きちんと向き合って、よく噛んで味わう。
食べる行為そのものを味わいながら食べてみてください。

テレビやスマホはいったん全てやめましょう。
情報を消費するのをやめて、食べ物を味わうことに集中します。

呼吸とともに、食感や素材ひとつひとつの味をじっくりと味わいながら、
一口一口、食べ物が液状になるまで30回くらいは噛んでみます。

唾液が分泌される感覚、飲み込む時の喉ごしなどもじっくり感じてみます。

それぞれの素材が、いく人もの手によって、
自分の口に届けられているかということに思い馳せながら
食べるのも良いでしょう。

このように味わいながら食べる(マインドフルイーティング)と、
いつもの3分の2や半分くらいで満腹感・満足感を得る人が多いのです。
また、よく噛んでいるので、胃腸にも優しいです。

マインドフルネスはいたわり思いやる行為なのですね。
すなわち、ももいろさんがご自身を慈しむ行為です。

ご主人や周囲にいたわりが感じられなくても
(おそらく周囲の人はその人たちなりにケアしてくれているとは思いますが)、
ももいろさんご自身が自分自身を思いやりを持っていたわってあげてください。

ゆっくり休むのもそのひとつ。
これは治療効果があるのです。

   

ーーー

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190318

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マナティーさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつも為になるメルマガをありがとうございます。
私のこころのぼやきを聞いていただけたらうれしいです。

子宮体がんになり、子宮と卵巣と卵管を摘出する手術を受けることに
なりました。主治医からは摘出手術以外のオプションが提示されず、
この方法がベストなのか分かりません。

今住んでいる町には病院がないので遠方に通っていて、
他の病院はさらに遠いため、セカンドオピニオンは受けていません。
家族友人にがんになった人がいないので具体的なアドバイスがもらえず、
手術後の体調面などわからないことだらけです。

これまで人生いろいろあって子どもを持たずに来ました。
親の借金の返済、夫の借金の返済、親への生活支援、夫の転勤先の福島
での原子力災害などを経験して、子どもを作る勇気が持てませんでした。

「子どもがいなくても幸せな人生を歩める」と自分なりにアファメーション
しているのですが、時々悲しみにとらわれてしまいます。
病に対しては悪いものと決めつけず、人間万事塞翁が馬と捉えて向き合って
いきたいと思っています。

これからの人生を前向きに健全思考で生きていくためのアドバイスや、
アファメーションの方法を教えていただけたらありがたいです。
~~~~~~~~~~~

人生には波がたくさんありますし、山もあれば谷もあるものですが、
マナティーさんは、親や夫の借金、生活支援、そして福島での被災…
それらを越えて、今回この病気と向き合って手術をされるということで、
本当に大きな波をたくさん乗り越えて頑張っていらっしゃいますね。

ご相談の文面には、特に書いてはいらっしゃいませんでしたが、
摘出手術以外のオプションが提示されずに不安な場合には、
ちょっと遠い場所であっても、セカンドオピニオン、サードオピニオン
を聞きに行ってみることをお勧めします。

マナティーさんが納得してから手術に臨まれることはとても健全なこと
だと思いますので、少々負荷はかかるかもしれませんが、
もし可能ならばそのようになさってみてください。

ドクターは忙しく、一人の患者にかけられる時間にはどうしても限りが
出てきてしまいますが、医師ではなく看護師さんをつかまえてアドバイス
をしてもらったり、あとは、ある程度大きい病院ですと、がん相談室、
支援センターのようなものが設置されていますから、そのような所で
相談を受けるというのもよいでしょう。

病院によっては患者会をしています。先輩のがん患者さんやご家族と
車座になって話して、互いの状況や悩み、心配事をシェアできたりする
場もあります。

このような絆やつながりはマナティーさんの心に安心感をもたらしてくれる
と思います。また、この安心感は闘病する上でとても大事なものですし、
癒しの大きな要素の一つでもあるでしょう。

ぜひその病院に行って、患者会のような会がないか訊いてみるといいと思い
ます。もしその病院にはなかったとしても、役所の福祉課などに相談すると、
情報を得ることができると思います。

今の時代、スマホやネットばかりで情報を収集していくと、どうしても
あらぬ方向に行ってしまうことや、ネガティブな情報がたくさん入ってきて
嫌な気持ちになってしまうこともありますから、思ったらとりあえず行動
してみる、助けを求めて行動してみることをお勧めします。

そして、今後このような病気を乗り越えて、人生を前向きに健全思考で
生きていくにはどうしたらいいか、どのようにアファメーションしたら
いいかということに関しては、もうマナティーさんが「人間万事塞翁が馬」
ということわざで答えを得ていらっしゃるようにも思いますが、
本当に人生というのは非二元で、嫌だなと思うことの中にも、自分が前進する
ためのよりよい豊かなエッセンスがあるものなのですね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつも川畑先生のメルマガ楽しみにしております。

50代も後半になり自分の人生も残り少なくなってると
日々感じるようになってきました。

振り返ると 「~ねばならない」という言葉に
縛られて生きてきたように思います。

今まで母、夫 、義母に認められたいというか
文句を言われないよう気を張って生きてきました。

たった一度の人生
残りの人生は 自分らしく生きたいのですが
何か変えようと思っても
今更この歳でとか夫に理解してもらえないのではとか
不安な気持ちになり一歩が踏み出せません。

また、やりたいことがあっても一人だと不安で
ズルズルとやらずじまいのことも多々あります。

こんなことでは自分らしい人生とは程遠いのですが
こんな不安な気持ちを解消するには
どうすれば良いでしょうか?

アドバイス頂けたら幸いです。
よろしくお願いします。

【みい・50代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

自分のことよりも、常に相手や周囲への配慮を
心がけてきたであろう、みいさんの姿が浮かびます。

自分らしく生きるのに、年齢は関係ないかもしれません。

もう50歳と受け止めるのか、
まだ50歳と受け止めるのかはその人次第ですが、
確実に言えるのは、これからの人生において、
「今日が人生でいちばん若い」ということです。

10年後、20年後、未来の自分が今日の私を見てなんと思うか、
何と言ってあげたいか、少し想像してみてください。

もう〇〇歳だから…という人は、
若かった(と自分が思っている年齢の)ときですから、
もう20歳だからとか、もう30歳だから…
なんて考えていたりするものです。

みいさんはその年代を振り返ってみて、どうでしょうか。

変化を起こすのはエネルギーを要することですし、
勇気を要することだと思います。

一気に変化を起こさなくても良いので、
まずは手始めに、誰にも迷惑をかけず、
かつ自分を満たすことから着手してみることをおすすめします。

たとえば、食事のメニューを
いつも夫や義母のことばかり考えて作っていたなら、
週に2回はみいさんが食べたいものをつくることとか、
お風呂に入りたいときに入るとか、
お湯の温度を自分の好みに合わせるなどは、
さして周りに迷惑をかけることではありませんし、
お手軽に始められることですね。

こんなふうにウォーミングして、
徐々に課題を拡大していかれると良いと思います。

変化を起こすみいさんが、
もしかして夫や義母にとっては不都合で、
批判的な反応が返ってくることもあるかもしれませんね。

でも、それはみいさんが
相手の好みや都合通りでなかったというサインであり、
みいさんに価値がないということではありません。

そして常に相手の都合に合わせる妻、嫁が理想的とも限りません。

妻、嫁の抑圧した心理的エネルギーは
見えないかたちで空間を巡っていることもお忘れなく。

機嫌の良い笑顔の妻、嫁がいることに比べれば、
そんな不便は取るに足らないものかもしれません。

   

ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、花梨さん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
息子3人を連れて再婚をし、娘を授かり、今に至ります。

主人はとても子供好きで朗らかな性格。しかし、一緒に暮らし始めると
主人は出社拒否、長男は登校拒否に。生活のために借金をしながら、
10年もかかって、ようやく落ち着きを取り戻しました。

しかし、最近、息子達がいつまでも自立できない事にイライラした主人が、
私に息子達に対する人格否定をするような言葉をぶつけてきます。

特に、繊細で会社を休みがちな長男と、金銭管理がなかなかできない三男
について、”あいつはダメな奴だ。あれは一生治らない”などと、本人に
言わないのが唯一の救いではありますが、陰で私にしつこく言ってきます。

“本人なりに頑張っているんだから、そういう事を言わないで”と、
何度言ってもやめてくれません。

もちろん、息子達には過保護にならないように、ある程度厳しく接している
つもりですが、主人から見ると甘やかしているように見えるようです。

ちなみに義母も働かない義兄の人格否定をいつもしているので、
夫は母に似ているのではないかと思います。

夫になんとか分かって欲しいと思う気持ちが高じて、唯一血の繋がりのある
娘に、これみよがしに厳しく当たるという悪循環に陥ってしまいます。
~~~~~~~~~~~

ご主人は基本的にお子さんが好きで朗らかな性格とのこと、
今はきっとストレス下にいらっしゃるのでしょう。

花梨さんご自身が、連れ子が3人いるということについて、どこかで
罪悪感を持っていたり気負いしたりしている部分はありませんか?
それがあると、ご主人が何かちょっと言うことに対して、もしかしたら、
過剰反応してしまっているかもしれませんね。

連れ子だから言っているわけではなく、血のつながった実の父であったと
しても、同じようなコメントをしたり同じような不安や悩みを持ったりする
ケースも多いのではないかと思います。

ですから、連れ子だからということをあまり気にしすぎず、過剰反応は
しないほうがよいでしょう。

一緒に暮らし始めた当初、ご主人は出社拒否、ご長男は登校拒否になった
とのことですが、それはおそらく、ダイナミックに環境が変わったために
ちょっとした適応障害が起きたのだと思います。

最初のうちは、それは起こっても仕方のないことです。そこから10年かか
って落ち着いてきたということなので、そこは花梨さんもご主人も、そして
息子さんたちもすごく頑張ってやってきたのだと思いますし、その部分は
ぜひお互いに称え合ってください。

ご主人の息子さんたちに対する態度については、義理のお母様の存在も
大きいようですね。ですが、ご主人も自分自身について「価値がない」と
恐怖に思っていたり、目の前で起きている現象に過剰反応していたりする
部分があるのだと思います。

ユングの言う「シャドウ」という概念をベースにお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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