自分の性格・思考

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Q:大変恐縮ですが、私の悩みを聞いていただきたく、
なんとか前を向いていけますよう、ご助言をいただきたく、お願い致します。

昨年秋、乳癌になりました。
初期の発見により、手術や治療も進み、
普段通りの生活にしていくようにと主治医からも言われています。

しかし、乳癌発症前に医療保険を切り替えた事により、
長くかけてきたものを捨ててしまい、
かつ、癌保険の責任期間前の発症により、こちらも補償されません。

そんな事が重なり、
医療保険補償への執着から抜ける事ができません。

自分の浅はかさに死んでしまいたいとも思ってしまいます。

癌になってしまった事のショックもありますが、
医療保険への執着が捨てられません。

笑って生きる為にやった事が、真逆の結果になってしまったと、
心が折れてしまい、苦しくて辛い毎日です。

このままではいけない。
前を向きたい。執着から離れたい。救われたい。

【のんのん・50代・アルバイト】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

乳がんの診断を受けて落ち込んでいるところに
保険もおりないことが分かったのですね。

それはとても辛いことだったと思います。
人生とは、計画通りにいかないものですね。

でも、執着を捨てて前向きに生きたいという気持ちが
のんのんさんの中にあるのなら、
それは、すでに前向きな一歩を歩んでいる証拠です。

保険のことは本当に残念でしたが、人生に残念なことは起こり得ること。
未来は誰にも予測できないことを受け入れることは、
私たちを楽にさせてくれます。

きちんと予測さえしていれば、
こんなことは起こらなかったはず、
そして、きちんと予測することは可能だと思うと、
自分を責めたり、後悔したり、執着したりしてしまいます。

でも、繰り返し、誰にも未来は予測できません。

私たちは、その時点で自分なりのベストをつくし
て未来を予測していたのです。
私たちは、その時点でのベストしか尽くしようがありません。

のんのんさんは、健康な未来を信じて、
がん保険の費用は他のことに回そうと、
その時点での最善の判断をされました。

そして、取り返しのつかないことになってしまったのかといえば、
決してそうではないでしょう。

それなりに、経済バランスをとって
生きていくことができているのではないでしょうか。

それはありがたいことです。
他の診断で、何年も入院を強いるような病気でなかったのは
幸いなことではないでしょうか。

保険はおりなかったけれども、早期発見により、
普段通りの生活ができると主治医から言われている。

これは別な視点から見れば、とても幸運なことではないでしょうか。

失ったものだけでなく、今でも保たれているものや、
与えられているものにも目を向けてみてください。

それらに感謝する姿勢は、私たちを執着から解放してくれるはずです。

   

ーーー

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190304

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、タカさん(40代・男性)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
数十年にわたり、高校時代の同窓会の幹事をしてきました。
ところが、労力のわりには周囲から感謝されているとも感じず、
同級生たちとは特に人間関係が良好というわけでもありません。

おそらく、私のことを快く思っていないけれども、同窓会が楽しみなので
適度に付き合っている人たちも多くいると思います。ほとんどの同級生は、
このように当たり障りのない関係、またはつかず離れずの関係です。

私は、できればもっと心を開いて仲良くなりたいし、安心できるような
関係を築きたいと思っています。

どうしたらよいのでしょうか。こんな私は幹事をやめるべきでしょうか。
~~~~~~~~~~~

タカさんの、とても誠実で真面目なお人柄が伝わってくるご相談ですね。

おそらくタカさんご自身は、せっかくご縁のあった高校の仲間たちなので、
いつまでも仲良く、兄弟のように和気あいあいとやっていきたいという
ような思いがあって、また、ご自身がそこに貢献できるのであれば、
という動機から幹事をされてきたのではないかなと思います。

が、あまり労力のわりに感謝されている感じがしないし、自分のことを
うまく使っているんじゃないか、自分は幹事を通して利用されているのでは
ないか、都合のいい人になっているのではないか、と感じてしまっている
のではないでしょうか。

ここで、幹事という役割について。タカさんが何を期待しているのかと、
周りから期待されているのかが、もしかしたら合致していないのかも
しれませんよね。

タカさんを囲む会をしようというのであれば、タカさんに魅力を感じて
集まりたいという人が集まる場になりますので、きっとこのようなことは
起きないと思うのですが、同窓会というのは、好きな人もいれば嫌いな人も
いる、合う人もいれば合わない人もいる。

ですから、こういった集団の中で幹事をやろうと思ったのであれば、
非常に多様性があり、賛成もいれば反対もいるのは当然という前提で
関わっていくことが大事になってきます。

でも、タカさんが感謝されていないと感じたり、人間関係が良好でないと
感じたりするということは、おそらく、無意識の中で、どこかタカさんが
承認されたいとか、愛されたいと思っており、そのために幹事という場を
無意識のうちに使ってしまっている可能性があります。

今回はこの「無意識」というものに焦点を当てて、アドバイスをさせて
いただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
PS
知らず知らずのうちにできてしまっている心のパターン
「無意識」について、この機会に知っておきませんか?
http://www.yamashitahideko.com/sp/CPD_KWMI_1/RCP_KW.php

PPS
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、さらさん(40代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつもありがとうございます。
以前、川畑先生に、執着を手放すにはどうしたらよいかキーワードを
教えて下さいと質問した時、信頼、と教えていただきました。

信頼、信頼…と唱えてみるものの、または、やーめた!と思ってみるものの、
捨てられないもの。それは、妬みです。

しかも、かけ離れた人でなく、どちらかというと仲よかったり、近しい人
に対して。自分の理想とする成長方向へと向かっている気になる人が、
コツコツやるべきことをしていたり、思わぬチャンスをつかんでいたり。

私はどちらかというと怠け者で、楽な方へ流れてしまいます。
また、主人の弟が子煩悩で、子供の教育に熱心です。

私が子供にしてやりたくても主人の休みがほとんどとれないために連れて
いけない登山に、義弟は休みの日のが多い事もあり、頻繁に連れて行き、
子供たちもたくましく優秀に育っています。

主人は子煩悩ではなく、わずかしかない自分の時間はゲームや漫画や競馬
にあけくれています。

娘のクラスはひと学年6人しかいないのですが、そのクラスメイトの一人
が、義弟の娘です。しかも一番仲良しです。私が常に、娘にとってのその
従姉妹に勝つようにと言い続けているので、小1の娘はすでに何をするのも
一番になりたい気満々な子に育ちました。

今のところ大体のことは一番二番にはなりますが、いつか従姉妹に抜かさ
れるのでは、と更に主人の子煩悩でないことに腹立ちます。

そのように様々な事に妬みを感じます。

子供の頃から妬みの感情ゆえに努力できた事もたくさんあります。
今も妬みの感情から怠け心に鞭打って、子供たちと関わり、うまくいって
いる事もたくさんあります。

でも、魂を成長させることが生まれてきた目的だとずっと思っているのに、
この妬みの感情が邪魔するのです。

関係ない人には親切にできても、ライバル視している相手には親切のかけら
もできません。そんな自分が苦しいです。
~~~~~~~~~~~

自分の見せたくない、嫌な部分を正直に言えてしまうオープンなさらさん、
すごく素敵だなと思います。そして、ご自身でも既にそれが課題だと感じ
ていて、何とかしたいと思われているわけですよね。

妬みの感情、執着心や嫉妬心は、私たち人間であれば誰しもが持つ感情では
ないでしょうか。離れた人ではなく、仲良かったり近しい人に対して、
そういった感情を抱いてしまうとのことですが、それも自然なこと。

例えば、地球の反対側にいる有名人等に対して「いいなぁ」と羨ましく思う
ことはあっても、妬みの気持ちで日常生活が機能しなくなるということは、
あまりないのではないかと思います。身近だからゆえのことですね。

さて、お子さんのことに対して。

親として私たちが苦しみに思うのは、子どもが一番になれないかどうかでは
ないのですよね、本当は。さらさんにとって、一番になるということは、
イコールどういうことなのでしょうか。我が娘がクラスで一番になる、
学年で一番になる、そして従妹に負けないということは、いったい何を意味
することなのでしょうか。

「一番になること」自体が目的化してしまってはいませんか?

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、なうちゃん(50代・パート勤務)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
ビビリな私は、人にスパンと言いたいことが言えません。
人に反論するのが怖い、人に嫌われるのが怖いのです。

小さなことですが、一緒に食事をしていた人が「これ、塩っぱい」と言ったんです。
私は塩っぱいと思っていなかったのに、反射的に
「そうですね、ちょっと塩っぱいですね」と、相手の発言に合わせてしまいました。
本当は「そうですか、塩っぱいですか、私はちょうどいいです」
と答えるのが率直で正直な答えだったのに。

最近、人の顔色ばかり伺ってビクビクしている自分に腹が立って、
変えたい!と強く思うようになっています。ずっと我慢をしてきた
嫌味や皮肉を言ってくる同僚に、強気な態度をとるようになったら、
相手が変わってきました。

少しずつ変わってきています。それでも自分より人を優先してしまう
クセがこびりついていて、ふとした時に、そういう態度が出てしまいます。

でも、たぶん以前は自分のクセにも無自覚だったので、こうやって自分の
クセを自覚できるようになったのは良いことですよね。自覚できたから、
これから同じ場面になった時、なりたい自分になれるチャンスがある!と思います。

昨年末のビデオメルマガで「捨てたい私」というお題があったので、
自分のことを考えてみました。書いているうちに希望が出てきました。
このような課題を提供していただいて、ありがとうございます!

他に、心がけるとよいことがありましたら、ぜひアドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

なうちゃんの素晴らしいところは、ほぼ自己解決できてしまっている点
ですね! 自分の癖が自覚できるようになったというだけで、
もうこれは大きな変化だと思います。

それまでは「しょっぱいですね」と言われたら「そうですね」と言って、
流されて、もうそのまま流されっぱなしだったけれど、その流されている
自分を、土手から見ているもう一人の自分がいますよね。

このようになったなうちゃんですから、あとは「そうか、今はそのまま
流されていこう。ここは別に大きなところでもないし、合わせておいて、
別に大きなストレスがあるわけでもないし」と思えば、そのままにすればいいですし、

そこで気づいて「これは私の今後の人生に影響を及ぼす大きなことだったのに
主張できなくて合わせてしまったから、得たい結果が得られなくなってしまうな」
というようなときは、その反省を活かして、「あのときはこう言ってしまったけれど、
実はこう思っています」と言うなど、改善ができますよね。

そして、そのときに対処しなかったからといって、それが取り返しのつかないこと
になってしまっているかというと、必ずしもそうではありません。

しょっぱい・しょっぱくないに関してはもう流しておいていいことだと思いますし、
逆に、流しておくほうが社会的に適応的で相応しいという場合もあるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、木洩れ日さん(60代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
還暦を過ぎた、孫の笑顔が楽しみなお婆ちゃんです。
若い頃から、口調と語気の粗さ強さで、人に苦い思いをさせていると
感じておりました。「怒っているの?」と夫に聞かれて「エッ!」と
思った事から、自分の語気が強すぎるのだと気付く始末です。

小学生の孫も、最近勉強やお習字を習いに来なくなりました。
気付いた時は直したいと思うのですが、努力をせずに過ごして
還暦を過ぎてしまいました。

学生の頃はついリーダーの任に着いてしまい、実力の足りなさを感じました
が、どう努力をしたらよいのか、深く考えたり相談したりすることは
なかったので、経験を活かしきれなかったと今は思えます。

この、つい先頭に立ってしまうというのは、自己アピールなのでしょうか、
何か分からないけれど、自分の中に満足しきれないものがあって、
自慢気な事をしゃべったり、人を批判したりしているのかもしれません。

数年前に、同僚の優しい口調や、相手をまず受け入れる話し方、心の優しさ
に驚くだけでなく、自分はこんなふうには相手を包み込めないなと感じた事
もあります。幸い、今だ仕事をさせて頂いていますが、やはり職場の同僚の
若い人に対して、つい厳しい言葉を掛けてしまい傷付けてしまう事が、
年に数回起きています。

今更とか、努力もせずにいたくせにと自らを責めても始まらないと、
心穏やかになる本を読んだりもしますが(山本周五郎、宮部みゆき等が好き
です)、効果のほどは??? わかりません。

先生の言葉を借りますと、成育歴から来る負のものかもしれません。
娘たちも、自分には自己肯定感がないと話します。今年それを聞いて
衝撃を受けました。まだまだ人生は長い、これからスモールステップで、
死に際に良かったと言う思いに到達できるよう、「優しい舌の持ち主」
になりたいです。

付け焼刃でなく、優しく穏やかな口調になれる考え方は何か。
優しい言葉がついて出るためには、どんな事を習慣化すればよいのか? 
他力本願で情けない思いながら、お尋ねいたします。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

自分自身を振り返って反省し、自分は変わるべきなのではないかと思い
至った、木漏れ日さんの誠実なご性格が表れたご相談ですね。ご自身は、
強気とおっしゃっていますが、このように落ち込んだり反省したりする
のは、とても繊細で素敵な一面なのではないでしょうか。

まず、お孫さんが最近来なくなったということに関して。
子どもというのは、ある程度自立してくると、自分の家族よりも友達と遊ぶ
時間のほうが大事になってきます。

低学年の頃は、親や祖父母など、家族との人間関係の中からいろいろなもの
を学び取っていきますが、中高学年になると、今度は、自分達の社会、
友達にどう見られるか、友達や先生とどう関わるかということのほうが重要
な段階に入っていきますので、そのような理由からおばあちゃんとの時間や
関係が薄れてきている可能性もあるのではないでしょうか。

ただ、どう見ても昔より来る頻度が著しく低くなってしまったというので
あれば、やはり、おばあちゃんの所へ行くと厳しいことを言われたり、
辛い思いばかりするから行きたくないと思っている可能性はないとは言えま
せんね。もし気になるのであれば、それは反省材料として心がけるに越した
ことはないと思います。

また、厳しさというのは、必ずしも全てネガティブなものではありません。
時として、人に教えたり、部下を教育したりすることは大事ですし、
そのときに優しさだけではなく、強さや厳しさも必要だったりします。

ただし、この厳しさと、人を傷つけるということは別だと、区別しておかな
ければいけません。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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Q:恋愛感情は持つべきじゃないのでしょうか?

いつもメルマガを読んで
川畑先生のご回答がわかりやすく、また
相談者のことを親身に考えてくださっていていいなぁと思っています。

私の質問はくだらないかもしれませんが、
この気持ちをどのようにしたらわからないので、ご相談させていただきます。

夫は仕事が忙しく、勤務時間も休みもバラバラです。

それでも家族のことは大切にしてくれていますし、
家事もやれるときやお休みには積極的にやってくれます。

二人の子供も素直に育ってくれています。

今、子供の通う習い事のコーチのことが気になっています。

練習や役員の関係で昨年はほぼ毎日のように会っていました。

今年に入って下の子のみの参加になったため、
平日の練習で数回顔を合わせるだけになりました。

試合の打ち上げや忘年会など私の自宅で飲み会をすることもあり、
その時に酔った私がコーチの手を握り、手を繋いでいたと
コーチから言われました。

この前の飲み会ではコーチから手を出してと言われて手を重ねていました。

毎日のようにLINEをするのが楽しく、
一緒にお酒を飲みたい、スキンシップをとりたいと思ってしまいます。

だからといって、相手の家庭や自分の家庭を壊したいわけでもないですし、
このまま関係が深くなったら
チームの人間関係も今の周囲の人間関係も壊すのは目に見えています。

以前、子どもが小さい頃に私は浮気をして、主人をひどく傷つけました。
その時は許してもらい、何事もなかったように接してくれています。

こんなことがあったにも関わらず
他の人に惹かれてしまうのは私が馬鹿なのでしょうか。

浮気性なんだ。だからしょうがない、とは思えないのです。

大人だから、妻だから、母だから、なにより結婚しているのだから、
恋するような感情は持つべきではないということでしょうか?

この気持ちをどのようにしたらいいのかわかりません。

【チョコレート・40代・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

許されない恋愛感情への苦悩がうかがえるご相談内容ですね。

恋とは病のようなものであり、また、ときとして
中毒のようなものではないでしょうか。

その感情はもつべきか、もつべきでないのかという
次元のものではなく、もってしまうもの。

或る日突然風邪を引いてしまうように、
かかってしまう病のようなものなのではないでしょうか。

ですので、チョコレートさんが
誰かに恋心を抱いてしまったのであれば、
それは良いとか悪いとかといった話ではなく、
仕方のないことであり、人間らしいことなのでしょう。

ただし、それを行動化するかどうかは別の話です。

あの人素敵だな…
好きだな…
話してみたいな…
触れてみたいな…
もっと多くの時間を過ごしたいな…

このレベルの情動は、多くの人が意識的であれ、
無意識的であれ、抱くことのあるものでしょう。

さらに恋愛感情が深まっていくと、
他の人よりも、自分を見て欲しい、自分だけを見て欲しい、
といった所有欲が湧いてくることでしょう。

風邪をひきやすい人がいるように、
恋の病に陥りやすい人もいます。

もしチョコレートさんが、過去にも同じような状態に
なってご主人と話し合いをしているのであれば、
チョコレートさんは(少なくとも今の状況では)
恋に陥りやすい状態なのかもしれません。

免疫の低い人が風邪をひきやすいように、
永遠の愛を誓ったにもかかわらず、恋に陥りやすい人も
あるものに対する抵抗力が低いのではないでしょうか。

そのひとつは「寂しさ」かもしれません。

「夫は仕事が忙しく、勤務時間も休みもバラバラです」

チョコレートさんは、

本当はもっと夫に私(たち)との時間をつくって欲しい。
家族のためにまとまった休みをとって欲しい。
私の大切な子どもを、私が望むかたちで、あなたも大切にして欲しい。
子どもが情熱を捧げているものにあなたも私のように関心を寄せて欲しい。

そうすれば、私は愛を確認できるから。
私が「愛に値する人間だ」と感じられるから。

という心の叫びがあるのではないでしょうか。

お子さんが小さいときだって、
大変な育児を一人でこなして、寂しかったのですよね。

それを誰かに埋めて欲しかったのではないでしょうか。

人間は、接触している時間の多い対象に興味を抱きやすい生きものです。

おそらくコーチは、ご主人よりも接触頻度が高いことでしょうし、
チョコレートさんが大きな関心を持っているお子さんと、
お子さんが大きな関心をもっているスポーツに
同様に関心をもっていることでしょう。

ですので、共感を得易いという状況があることと思います。

もしかしたらコーチも、家庭では
「他の子の面倒ばかり見ていないで、もっと多くの時間を
我が家のために費やして欲しい」と思われているかもしれませんね。

自分が情熱を捧げているものに対する理解がなければ、
チョコレートさんに似た寂しさを抱いているのかもしれません。
そうであれば、さらに共感力は高まることでしょう。

理解してもらえる(と感じられる)人との時間は心地のよいものです。
そのような人といるときには、自分は価値ある人間だと思えるからです。

現実を離れ慰め合いの時間が持てるのも恋の魔力なのしょう。

寂しさに耐性の無い人は、この辺が恋の病につけこまれてしまうところです。
病とはいえ、恋は寂しさへの対症療法の役割を果たしているのかもしれませんね。

ただし、それは必ずしも真の愛や幸福につながるわけではありません。
恋の対症療法もさながら、寂しさには自己免疫をつけることが大事でしょう。
こちらのほうがチョコレートさんにとってはより大きな課題のような気がします。

誤ってはいけないのは、コーチは寂しさを埋めてくれるかもしれませんが、
ご主人のように責任をもって妻や子どものために心血を注いで愛する
わけではないということです。

ご主人は多くの時間を一緒に過ごすというかたちでは
愛情表現ができていないかもしれませんが、
多くの時間を妻やこどもを守り抜くために、仕事を通して愛情を表現しています。

これはコーチからは得られないものですね。

数年経つと、燃えるような恋愛感情というのは自然と薄れてきます。

そのとき、恋の熱に頼らずとも、ゆるがぬ絆や信頼感が得られる
コミットした関係というのはそうそうあるものではないでしょう。

そのようなときに、寂しさを埋めるための新たな相手を
繰り返し探さなくて良いように、寂しさへの耐性を整えてください。

まずはご主人に素直に自分の寂しさを伝えることは大事ではないでしょうか。
そして、その寂しさを健全に克服するために、自分自身努力をしていること。

その努力には、自分の世界からだけでなく
さまざまな視点からものごとを観ることも含まれるでしょうし、
誰か一人に依存せずとも、喜びや充足感を得られる時間を持つことが
含まれるかもしれません。

そして最後に、「どうか助けてください」と、
ご主人に助けを求めてみることをおすすめします。
ーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、かりんとうさん(40代・飲食業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
こだわらない私になりたいです。

家族で飲食店をしています。家族経営ゆえの遠慮のなさで、姑、夫、義弟
からキツい言われ方をするたび、自分もベストを尽くしていると
わかってほしくて、反論したり、逆にムッとして返事をしなかったりと、
いろんな形で嫌な態度をとってしまいます。

仕事とプライベートがほぼ一緒で、息つく時間がないと思うときもあります。
それがお店にいい雰囲気を生むはずもなく、バイトさんとも、バイトさん
同士もコミュニケーションが不足しがちで、お客様にご迷惑をかけてしまう
こともしばしばです。自己嫌悪で落ち込みます。

自分の中に溢れてくるいろんなネガティブな気持ちに囚われずに、今に集中
して、素直にほがらかに働ける自分でいたいです。そのために必要なこと…
時間をうまく使って、リフレッシュするための時間を作ることかな? 
10分でも、15分でもいいので、美味しいコーヒーを自分のために入れて、
やらなくちゃいけないことはとりあえず一切考えずに、思考をリセットする
時間を持とうと思います。

他に実行するとよいことがありましたら、ぜひアドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

家族経営ってすごく難しいですよね。やはり遠慮のなさから、また、愛情や
信頼関係があるからこそ、無礼講でできるのだという甘えが、どうしても
出てきてしまうのではないでしょうか。

かりんとうさんは、ご主人とは親密で、よき友でありパートナーでいらっしゃる
と思うのですが、姑さんや義理の弟さんとなってくると、やはり少し溝や距離が
ありますから、そんなことをいわゆる他人から言われる筋合いないわよ、という
ような思いが出てきてしまうのでしょうね。

姑さんや義理の弟さんからすれば、3対1ですから、なんとなくもう全部身内、
全部一緒という感じの慣れ合いの中で「こんなの当たり前」という家庭文化が
あるのだと思いますが、かりんとうさんには、やはり無礼は無礼と映りますから、
苦しくなってしまうのかもしれませんね。

コミュニケーションに関しては、まずは、全員にでなくていいので、ご主人に、
お店の中のコミュニケーションが自分のストレスになっているということを、
お伝えになってみるのがよいと思います。

これは、頭にきたときやムッとしているとき、落ち込んでいるときではなくて、
冷静なとき、本当に機嫌が良くて、それこそ、かりんとうさんがコーヒーを一杯
飲んでふうっと一息ついた後などにすることが肝心です。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

PS
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、フクロウさん(60代・介護士)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
昨年も一年ありがとうございました。
おかげさまで心を大きく曇らせる事なく、亀のような歩みではありますが、
前向きな日々を過ごせる一年となりました。

私の2019年の「なりたい自分」は、怒りの感情を抑えて自然な笑顔を
出せる自分になる事です。外国人の方が、店員さんに当たり散らし、
物を投げ付けたりしている映像を最近テレビで見ました。

原因はとても些細な事だったり、自分の勘違いだったりで、働いている側の
店員さんも怖くて大変だなぁと思いつつ、私自身も時間のない時などに
対応の遅い店員さんにムッとする事はあるなあと感じました。

逆に、自分も仕事で不条理だと思うような言葉を利用者さんからかけられた
時に、怒りの感情が込み上げ、自分を守ることを最優先にしてしまい、
言葉の奥にある相手の心情を受け止める余裕に欠けてしまい、
介護士としてまだまだだなぁと思う出来事もありました。

同僚や友人知人との会話も、健康問題や家族や仕事の愚痴話で話が盛り上が
ってしまい、逆に楽しかった思い出話などは他人にはあまり話さないように
した方が良いのかなぁと感じ、自分の宝物にしています。
ブログやフェイスブックなどで発散されている方も今は多いと思いますが、
私は苦手でやっていません。

自分なりの過ごし方を見つけ、他人を傷付ける事なく他人に嫉妬する事も
なく、自然体で過ごせる人間関係をさらに構築できるような、明るい一年に
して行きたいと思います。そのためにはどんなことを意識していけばよいで
しょうか。ヒントをいただければ幸いです。
~~~~~~~~~~~

フクロウさんのとても誠実な気持ち、そして優しさ、思いやり。相手の悪い
ところを見たときに、相手をやみくもに避難するのではなく、自分自身を
照らし合わせて、自分を投影して、「自分もこんなところあるよな」と
顧みるあたりは、とても俯瞰力があり、素晴らしい姿勢ではないでしょうか。

このように「そう思ってしまっている自分」をちゃんと意識している自分、
「このような認識を持っている自分」を認識すること、これをメタ認知と
言いますが、フクロウさんはメタ認知の姿勢をお持ちですね。

まずこのように問題意識を持てていること、ただ「頭にくる」ではなく、
自分をも投影して「なるほど、こういう心の働きってあるよな」と、
ちゃんと相手の心理を理解すること、共感することは、とても大きなことです。

そして、もうワンステップ、そういったネガティブな感情をどうやって
コントロールしてゆけばよいかというお悩みについて。

フクロウさんは「怒りの感情を抑えて自然な笑顔を出せるように」というのを
今年の目標にしていらっしゃるようですが、感情を抑え込むというのはあまり
いいことではないことを、まずお伝えしたいと思います。

では、どうすればよいのでしょう?

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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190114

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、やよいさん(40代・家業を継ぐ嫁)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生こんにちは! いつもありがとうございます。

2019年、なりたい私について考えてみました。いろいろ出てきましたが、
突き詰めると「他人と比べない人になりたい」ということに落ち着きました。

私は、昔からすぐに他人と比べてしまいます。そして感じる劣等感…。
手先が不器用なので、何をやっても劣っている気がします。

同じ作業をしたら他の人より時間がかかり、仕上がりもたいしたことない
という残念な結果になります。だから、子供の頃は図工や美術の授業が
大の苦手でした。

自分の容姿などに関しても、自分のマイナスなところを周りの人と
比較しては、劣等感を感じています。良いところに目が向けられないんです。

一生懸命家事や家の仕事をしているのですが、なんだか要領が悪く
「自分は本当に役に立っているのか?」と不安になったりします。 別に
そこを誰かに指摘されたわけでもないのですが、自分でそう思ってしまいます。

周りを気にすることなくもっと自分に集中したい。自分がしていること、
自分自身にもっと自信を持ちたい。そんな私になるために、アドバイスを
お願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

私たち人間は社会的な動物ですから、他の人と比べてしまうというのは、
みんな少なからずやっていることだと思うのです。私も例に漏れず、です。

「比較する」こと自体が悪いことかというと、決してそうではありません。
ただ、程度問題なのですよね。

社会の中でどうなのか、周りはどうなのか、その中で自分はどういう立ち位置に
いるのか、という社会的調和を図るとき、いったいどれくらいを目指すと効率が
いいんだろう……。

社会的調和をとれば、それは結果的に自分の利益として返ってきますし、自分の
心の中にも調和としてもたらされることがたくさんありますから、そんなふうに
比較をして調整を図るというのは、決して悪いことではないのですよね。

ただ、ご相談内容を拝見して気になったのですが、やよいさんのおっしゃる
「比較」というのは、もしかすると「常に」、しかも「ネガティブなところ」
ばかり、自分のいいところではなくて、駄目だと思っているところばかりを
取り上げて、常に「自分よりいい人」と比べているということではありませんか?

やよいさんの中に、ご自身のものさしで決めた器用・不器用があって、その中で
自分は不器用の分類に入る。世の中、他にも不器用な人はいるのに、その人たち
とは比べない、器用な人とだけ比べている、ということだと思うのです。

なので、「いったい私は、何を、誰と比較しているんだろう」ということを明確に
して、書き出すことをお勧めします。「私は劣っている。なぜなら○○と比べて
これができないから」というように書いていただきたいのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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shutterstock_1095091028

Q:夫との今後の話し合いについて

主人の転勤にともない、
息子の大学卒業までの半年を今の家にいることで
後から引っ越す承諾を得ていました。

それが息子が卒業し、就職が決まると私の引っ越しは無しになり、
主人だけ今、転勤先の借り上げ社宅に居ます。

そして離婚を切り出されました。
生活費はギリギリしかもらっておらず、
二人での話し合いは「出来ない」の一点張りです。

先月はなんとか私の住んでる所の家賃は払いましたが、
今月から家賃もくれません。

彼女が居て、13年別居でしたが、まさかこういう手でくるとは・・

主人は、後は離婚調停にかけるしかないと言い張ります。

引っ越し代は会社持ちですが、主人の承諾がないと出来ません。

主人は離婚調停にかけて私と縁を切りたいようです。

せっかく先日まで女性のための講座があったのに・・
申し込むお金もないですが、
せめて今後話し合いの持って行き方を教えていただけらたと思います。

もちろん、法テラスには予約済みですが。
私は離婚したいわけではありません。
宜しくお願いします。

【ようこ・50代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

13年別居していた夫が離婚を申し出てきたのですね。

もし、ようこさんが夫に離婚を申し出されるようないわれはなく、
彼を心から愛しており、
13年の別居も単なる単身赴任と信じていたのであれば、
これはまさに青天の霹靂でしょうし、この上ない苦しみかと思います。

逆に、もし、ようこさんが夫の彼女の存在を知っており、
そのための13年の別居だったと認識されている場合、
ようこさんの無意識の中ではすでに
「彼の心は戻らない」という諦めがはたらいていたかもしれません。

離婚をせずに繋ぎとめておくにはどうしたら良いか、
また経済的な補償をどうするかなどといった
テクニカルな部分に関しては専門家に譲るとして、
ここでは、このような苦境におかれたようこさんが、
今後どのように心を立て直していったら良いか
ということについて少し助言できればと思います。

私たちの人生とはままならないものです。

さまざまな計画や予測も、
その通りになることもあればならないこともあります。

かたちあるものはすべて変化する、
また、ときとして消える、という性質をはらんでいます。

私たちに求められるのは、
それらの真理を受け入れて、いかに柔軟に対応するか
ということではないでしょうか。

目の前のものが一生変化をおこさないように、
あるいは消えないように努力することは可能でしょうし、
状況によってその努力は報われるかもしれません。

ただ、変化が不可避と気付いたときに、
過去の状況を維持しようとする執着は苦しみを生み出します。

相手に望まぬ変化が訪れたときに、
私たちは「もと通りに戻りたい」と願うかもしれませんが、
もと通りの状況がその望まぬ変化を促したというパラドックスも
理解しなければなりません。

事件や事故は痛みを伴います。
その痛み自体は好ましくありませんが、それゆえに
私たちに勇気ある変化の一歩を踏み出させる促進剤にもなります。

これは私たちが賢くなる機会でもあり、
取り組んでこなかった人生の大切な課題に取り組む機会でもあるでしょう。

それはたとえば、誰かの愛を確約することで自分の価値を高めたり
維持したりすることをやめ、
自分が自分を愛するという課題に取り組むことかもしれません。

自分は存在するだけですでに生きるに値するものであり、
私の価値は他者の都合により評価されるものではない
ということを知るという課題かもしれません。

私の思い通りに人生は運ばないかもしれないけれど、
自分の人生を切り開くだけの能力は
生まれながらにしてきちんと持ち備えているという
信頼感を取り戻すという課題かもしれません。

ようこさんもぜひ、この困難のときを大きな学びの機会とうけとめて、
古い自分を脱ぎ捨て、ご自身でもこれまで気がつかなかった、
新たな自分の可能性にチャレンジするときと受け止めてみてください。

かならず道は開けると信じて!

応援しています。

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

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