自分の性格・思考

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★★年末企画「捨てたい私」大募集!!★★

ビデオ内、川畑からのコメントおよびメール最後の
募集記事をご覧いただき、ぜひぜひお寄せください!
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今日は、フクロウさん(60代・介護士)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

いつもメルマガを拝聴し、参考にさせていただいています。
ありがとうございます。

結婚20年、子供なしの夫婦です。主人は単身赴任中で、
業務管理や総務の仕事をしています。
人事の採用面接などにも列席する事もあるようですが、
帰宅して自宅に居ても、椅子に座ったままあまり動かず、
上から目線で居られるように感じてしまうこともあります。

洗車や草むしりなど、車や家のメンテナンスもして欲しいのですが、
自分から率先してやることはなく、私が一緒にやらないと動きません。
料理も赴任先ではやっているようですが、自宅では、私が体調を崩して
横になっていても、ずっとテレビを観たり、ゴロゴロしたりしています。

近所の御主人が車を洗ったり洗濯物を取り込んだりしているのを見ると
羨ましく思います。私が車二台と自宅と空き家二軒のメンテナンスを、
仕事の空き時間にやっていること、主人は知っています。

しかし「ありがとう」や「お疲れ様」と言われることも滅多になく、
私は18年同居した姑や主人の借金の返済のために利用されたのでは
ないのかと、疑心暗鬼になることもありました。引越しの時も
自分の物さえ整理できず、赴任先のアパートもなかなか決められず、
振り回されました。

互いに承認欲求がぶつかっているのかもしれませんが、話し合いでは
論理的に話す主人に敵いません。自分で自分を承認していないのかも
しれませんが、承認した先にやりたいことも見えません。

瞑想などをしても理想のイメージが浮かばず、幼少時に父親を亡くし
手のかからない子をやってきた影響もあると思います。

仕事は嫌いではない方ですが、体力的には不安です。休暇を取って
のんびりとしたり、旅行の計画を立てたりして欲しいと頼んでも、
生返事でやり過ごされてきました。

主人からの前向きな言葉や労いの言葉を期待せず、自分の心を癒して
建設的な未来を引き寄せる秘訣を、教えていただければありがたいです。
~~~~~~~~~~~

とっても頑張り屋さんで誠実なフクロウさんの像が見えてきました。
介護士さんとのこと、とてもお忙しくお仕事をされていることでしょう。

夫婦共働きのときに、家事を誰がどれくらいするのかというのは、
切実な問題ですね。介護職に就くような人には献身的な人が多いと思いますが、
おそらく献身的なフクロウさんは、ご主人にも喜んでもらいたいし楽をして
もらいたいということで、献身的に尽くしてこられたのではないでしょうか。

ただ、歳を重ねるにつれて、やはり昔のように体は動かくなってゆきます。
今までは簡単に車2台、空き家2軒、自宅、とやっていても、何とか体力は
持っていたかもしれませんが、加齢とともにやはりこのような労働は辛く
なってきますから、そのことをきちんと受け入れてくださいね。

今までに出来上がってしまっているパターンがあって、それを崩すというのは
すごく大変なことではありますが、ここは一つ、フクロウさんが向き合って、
「いい人」をやめるときではないかと思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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181022

今日は、みちさん(パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
放課後に子どもを預かる職場で仕事をしています。

低学年ばかりが60人くらいいます。
集団生活をする中で、集団行動ができず、邪魔をする子たちがいます。
発達障害児ではなく、健常児です。

一人だけならまだ良いのですが、一人を押さえているうちに
それを見ていた子たちにどんどんそれが伝播していって集団になり、
職員がその子たちに手を取られ、ちゃんと行動をしている子たちに
迷惑をかけることになったりしています。学校なら学級崩壊でしょうか。

そういう子どもの中には、学校ではとてもいい子という子も多いです。
「ここで、ストレス発散だ」「こんなところ来たくないんだ」
「お父さん(お母さん)なんか嫌いだ」と口に出し暴れる子もいます。

保護者に子どもの様子を伝えても、「信じられない」
「指導が悪いんじゃないんですか?」「うちの子だけが悪いんですか?」
「学校では、何の問題もない、といわれます」と怒る方もいらっしゃいます。
家では、いい子、わんぱく、いろいろのようです。

子どもたちが通う小学校はビシビシやる方針です。
報告をし合う小学校の先生からは「もっと厳しくやった方がいい」と
言われています。が、小学校と違い、やめることのできる施設の職員の
私たちを、子供たちは怖くもなんともありません。

いろいろ対処をし、職員の中には、精神的に追い詰められる者もいます。
親、子どもたち、そして自分たちの指導のせいだと落ち込む同僚に
どう対処していったらいいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

みちさんや他の職員の方たちも、おそらく子ども達が大好きで、
子どもの健全な育成のために、このような職場を選ばれているのでしょう。

そういった熱い志を持って実際に現場に携わってみたら、困難が山積で、
圧倒されてしまって、どうしていいか分からないという状態なのでは
ないかとお察しします。

ご相談の文面からだけですと情報が限られますので、私が正確に捉える
ことができているかどうかわかりませんが、まず、学童がどのように
機能しているか、その一つとしては、みちさんも書かれているように、
日頃学校でビシビシとやられている子ども達が、ワッと解放される場で
あるのは、もう間違いないですね。

学童保育施設というのは公的にも「生活の延長として機能する場」と
定められていますね。生活の場では、家庭で営まれているような静養や
おやつ、宿題、昼寝、大人との会話、遊び、通院、塾通いなどが
当たり前にできることが必要、というような方針があります。

また、生活の場なので、柔軟で魅力ある生活を子どもと共に作っていく、
そのような生活の拠点が地域に広がるというコンセプトで作られてもいます。

もしかしたら、みちさんの中には、ちゃんと学習させなきゃとか、
きちんとさせなきゃという意識が強いのではないかと思いました。

学校は、きちんとするということを学ぶ場ですね。集団ではこうするのだ
ということを学ぶ場です。ところが、学童というのは、生活の延長、
すなわち、お家に帰ってきてダラーッとしたり、ランドセルをワーッと
放ったらかしにしたり、靴下や服を脱ぎっぱなしにしたりする子もいます
し、そうではなくて、きちんとする子もいます。

学童保育を、集団生活を学んで学校のように学習をしていく場ではなく、
生活の延長の場と考えたときに、いろいろな子がいる、すなわち邪魔する
子もいる、兄弟喧嘩する子もいます。厚労省の策定のところにはもちろん
そこまでは書かれていませんが、生活の延長の中には兄弟喧嘩も含まれ
ますし、近所のお友達との喧嘩も含まれると思うのです。

そして、その中でどうやって問題を解決していくかというスキル、社会的
なスキルを身につける場にもなっていると思うのです。もちろん、その
全体を統率していかなければいけないみちさん達は大変ではあるかもしれ
ませんが、ここはある程度の忍耐やおおらかさというのも必要になって
くるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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181008

今日は、スヌーピーさん(50代・専門職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生 先生の心理学を少しずつ勉強させて頂いています。

夫(50代後半・会社員)は男三人兄弟の次男です。
夫は社会人になってから、ずっと実家の援助をしています。
借金してでも援助します。夫の実家は農家で、台風などの災害があった時
の援助は、私も仕方ないと思いますが、名門?だとかで、葬式、お寺の寄付、
等の見栄無駄の多い生活費など、全て 次男、三男に援助させてきました。

そんな中、義兄は、皆が反対したにも関わらずある事業に失敗し、
1000万以上の借金を残し、夜逃げをしました。義父の年金にも手をつけ、
入院中の病院への支払いが数ヶ月滞り、次男の夫に支払い請求が来ました。
また、全額ではありませんが、夫は借金の保証人にもなっていました。
(三男は保証人を断固 断ったそうです) 義兄本人は無いものは払えない、
死んでやる と夫を脅す始末です。

私達は子供が高校大学と、人生で一番お金の必要な時期の上、リーマン
ショックの時期で夫の給料も下がり大変でした。私もパートに出て必死で
働きました。住宅ローンの支払いが重く、仕方なく両親が残してくれた遺産
を回しました。それでも、いつか時期が来たら義兄を許せるように、と考え、
月に数千円ずつでも返済に協力してほしい旨を何度も手紙に書き送りました。
届いてはいるみたいでしたが、何の返事もありませんでした。

この春、なんとか借金の返済も済み、ほっとしたのですが、ここに来て、
義兄の存在が疎ましくて仕方ありません。早く死んでくれたら気分が楽に
なるのに、とさえ思ってしまいます。

こんな負の気持ちを持っているのは、しんどくて仕方ありません。また、
義兄と血が繋がっている夫をも信じられなくなってきて辛いです。
どうすれば自身の中で折り合いがつけられるか、何か助言を頂きたいと思い、
メールをさせて頂きました。
~~~~~~~~~~~

スヌーピーさんとご主人の、相手への思いやりと尽くす心、誰にでも真摯に
きちんと丁寧に向き合うという姿勢には、本当に頭が下がります。

こんな困難な状況をよく乗り越えてきたと、まずは、そんなご自身を大いに
褒めてあげてください。

反対を押し切った末に、結局借金を抱えて夜逃げをしてしまったという
お義兄さんのことに関しては、そうなる可能性というのは、次男である
ご主人も、保証人を断った三男さんも、おそらくわかっていたのでしょう。

ご主人は、その大きなリスクを重々承知した上で、そうであってもやはり、
思いやりの精神でお兄さんのことを助けられたのだと思うのですよね。

これはもう、その時点では自分たちにできる最善の選択をしたのだということ。

人間、もちろん後悔することはたくさんあります。でも、その時点では、
それ以上もそれ以下もない、それがベストだと思ったわけです。三男さんは、
抱えきれないから、断るのがベストと思ったから断ったわけですよね。

そして、スヌーピーさんとご主人にも、断るという選択はもちろんあったのだと
思います。でも、おそらく、それよりも自分たちの信条というか、人生観、
信念で、本当に困っているときに人を助けるということ、自己犠牲を払ってでも、
助けるということを優先したのだと思います。その部分は肯定してくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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181001

今日は、母は太陽になりたかったさん(50代・主婦)のご相談にお答えします。
ニックネームが少々長いので(笑)「太陽さん」と呼ばせていただきますね!

~~~~~~~~~~~
主人との関係に疲れています。一見仲良さそうにも見えますが、
それは私が譲歩しているからで、彼の度重なる転職や考え方の違い、
教育方針の違いなど、何度限界を感じたかわかりません。
子供のためにも、どちらかが常勤でと思って働いてきましたが、
私のすることが増えるだけで、ずっとしんどさを感じていました。

そうしているうちに、3年前に難病を患うことになってしまいました。
2度目の退院の後でも冷たい事を言われ、結局、彼もギリギリの精神状態
だったのでしょうが、所々で言われる言葉がいつもグッサリ刺さります。

充分には働けなくなった今、心を寄り添えるように接してきましたが、
やっぱりもう死にたいなぁと思うほど、一緒にいるのがしんどい。
距離をとるようにしてはいますが、身体を悪くして介護が必要になった
時に、今以上に孤独感と疎外感を感じてしまうのでないかと思ってしまいます。

子供達は自立した考えを持ち、親元を離れようとしています。
理不尽な事を子供にも言っていた彼ですが、幼少期よく遊んであげたのが
よかったのか、子供達は彼の事が好きのようです。それが私の腹立たしさ
にも繋がっていて、家計を支えてきたのは私なのにと、本当に寂しさを感じます。

私は、皆にも私にもベストの方法を選んできたつもりなのですが、
自分だけ苦労して報われないという思いにかられてしまいます。
今、鬱っぽいのかもしれませんが、こうして書きながらも自分の存在意義
を求めている気がします。

嫌味や高圧的な言葉に、どう対応したらいいのか。
この先、何とか明るく認め合っていくにはどうしたらいいのか。
時々どうしようもなく過去からの想いが溢れそうになります。

彼は決して悪い人ではなく、ただ子供っぽいというか、ある意味、
精神的発達障害ではないかと思った事もあります。ゆっくりじっくり話を
聞くようにしてきて、少しはよかったのですが。私は常に、自己肯定感を
失わないように努めています。どうぞ宜しくお願いします。
~~~~~~~~~~~

とっても頑張り屋さんの太陽さんの姿が見えてきました。

特に難病を患ったこと、これは太陽さんにとって本当に大きな人生の
転換期となる出来事だったのではないでしょうか。

病気になるときというのは、人生の様々な課題が浮き彫りになるとき
でもあるのですよね。

私は日頃がん患者さんのカウンセリングをすることが多いのですが、
「人生の人事異動が起きますよ」なんてよく言います。人間関係において
誰が本当に大事で、誰がそうでないかというのが割と浮き彫りになるのも、
病気の大きな特徴です。

今まで大事だと思ってきた人が「あれ?」と、そうでもなくなったり、
今まであまり気にかけていなかったけれど、病気になって自分が本当に
辛いときにすごく力になってくれたり、助けられたり、心の救いになった
という人が出てきたり……

自分の人生にとって何が大事か、何がそうでもないか、あるいは、
そうだと思っていたけれど、そうでもなかったのか。
人生の優先順位や人間関係の優先順位が明確になったりもします。

だから、太陽さんも、ご主人の嫌な面がものすごく浮き彫りになって
辛い体験ではあったと思うのですが、同時に、例えばお子さんたちが
優しくしてくれたり、お友達や、それまではあまり近いと思っていなか
った人が、すごくコンタクトしてくれたり優しくしてくれたり、
というようなことが起きたかもしれませんね。

そのようなことも振り返ってみて、病気というものを一つの軸にしたとき、
病気になる前となった後で起きた変化というのを見てみて、
好ましくないこともたくさんあったとは思いますが、
得られたもので、太陽さんにとって好ましいこと、ありがたいこと、
と思えるものを、ちょっと考えてみてほしいのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:人の気持ちが理解出来ません。

私が良く言えば心が広いのかただ無頓着なのかわかりませんか、
他人はなんでこんなことで怒るの?とゆうことがよくあります。

それでKY扱いされて私も傷つくのですが、どうしたらいいのでしょうか?

【かりん・40代・派遣社員】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

今回のご相談内容は情報がかなり限られており、
全体像を把握するには情報がかなり不足しているため、

もしかしたらこれから提供する情報は
かりんさんにとって的外れの可能性もあることをご了承くださいませ。

(もちろん、これは今回に限ることではないのですが)

仕事はそつなくこなしているけれども、
人間関係がぎくしゃくしてしまい、コミュニケーションがうまくとれず、
周りから空気が読めない(KY)と言われ避けられてしまいがち。
傷ついて落ち込んでいるというクライエントさんは
臨床でもよくいらっしゃいます。

職場に限らず、人関係全般において
相手の気持ちが理解できず、
うまくコミュニケーションできないなどの困難を抱えている場合、
単なるパーソナリティーの問題ではなく、

ASD(自閉症スペクトラム障害 Autism Spectrum Disorder)
と呼ばれる障害の可能性も考えられますので、
今日はそのことについてお伝えします。

ASDは過去には広汎性発達障害と呼ばれており、
その中でもアスペルガー症候群というと、
聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

自閉症は基本的に

1)対人関係の障害
2)コミュニケーションの障害
3)パターン化した興味や活動

の3つの障害を持つのが特徴とされています。

過去には自閉症はとても稀な病気で、
知的障害をとの舞うものという認識が一般的だったと思いますが、
ASDはより広範なもの含みます。

ASDの人はとくに言語的な、または知的な障害は伴わず、
知能の高い人も多く存在します。

言葉自体は流暢に話すことができるので、
障害があることなど傍目にはまったくわからないことが多いのです。

身体に障害がある場合は
周囲がそうと気づくことで対処しやすいのに対して、
ASDの場合はそういかないのが問題を複雑化させる面もあります。

パターン化した興味や活動の項目では、
たとえばいつもの順番や段取りにこだわってしまったり、
会話の中で、自分の興味のあることは
相手がそれを楽しんでいるかどうかはおかまいなしに、
ずっと話し続けてしまうなどして
疎ましく思われてしまうことなどがあるかもしれません。

ASDは統計的には100人に1人くらいいるということが報告されていて、
性別では男女で4:1の発生頻度ですが、原因は不明で、
遺伝と環境の複合的な要因と考えらえられています。

子どもが自閉症になると
自分の育て方が悪かったのではと自責する親がいますが、
育て方との関係は否定されています。

現時点でこれといった治療法は確立されていません。

ただし、近年では脳神経学分野の研究が進んでおり、
さまざまなことがわかりはじめています。

たとえば、マウス実験では、ASDと同じ症状を持つマウスには
脳内の神経伝達物質のセロトニンが欠如していることが明らかになり、
セロトニンを投与したところ症状が改善したというものがあります。

私たちの脳内には内側前頭前野という、
まさに相手の心を読むことに関係する部位がありますが、
ASDの人ではこの部位の活動が弱いことが報告されています。

そこで、オキシトシンという愛情や信頼感を育むホルモンを投与したところ、
内側前頭前野が賦活化され、
相手の心を読みとる行動が増えるという研究結果もあります。

心理社会的な対策としては
ソーシャルスキルトレーニング(SST)と呼ばれる
社会適応のための訓練の場も提供されています。

相手の心は読めなくても、専門家や仲間達と一緒に、
このような状況下においてどのように行動することが相応しいかという
知識を学び、インプットし、ロールプレイなどを通して訓練しておくことで、
実際の現場でのより良好な人間関係に役立てられる可能性もあります。

ぜひASDやSSTなどでネット検索をしてみてください。

最後に、発達障害・支援センターのHPのURLを貼っておきますので
ぜひ参考にされてください。

http://www.rehab.go.jp/ddis/

ーーー

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今日は、ふーさん(50代・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
29歳になった息子がいます。
パート社員として働き、子供達のスポーツ少年団でコーチをしたりしています。
8年をかけて大学を卒業し、何社か、試験を受けたり面接したりしたの
ですが、不採用になっては落ち込んだり…というような経緯があります。

母としては、社員で働いて欲しいし、結婚もして欲しい。
今の仕事も一生懸命やっているのは認めますが、
このままでいいの?と心配してしまいます。

求人の紹介をされて、「どう?」と聞くと、「いい」と断られてしまいます。
29歳という年齢で声を掛けてもらえるのもギリギリのところだと思い、
今がチャンスではないかなと感じています。
本人の気持ちが大切だと思うし、彼の人生だとは思うのですが…

私の思いをどのように子供に伝えればいいのか、
ご助言いただければと思います。よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

ふーさんの息子さんに対する愛情がひしひしと伝わってくる相談です。

まず、なぜ母親は子どものことがこんなに気がかりなのかというと、
子どもに幸せになってほしいからですよね。
もう、それが母の唯一の願いですよね。

そして、子どもが幸せなのを目にすることで自分も幸せを感じたい。
それが自分の幸せであるという、利他心というのか、母性というのか、
いずれにせよ、子どもへの愛が根源にある相談だと思います。

じゃあ、幸せって何だろう。誰がどうやったら幸せに感じるんだろう
ということに関しては、おそらく、ふーさんにはふーさん独自の価値観
があるのではないでしょうか。

もしかしたら、会社の正社員になれば幸せになれると思っているかも
しれませんし、あるいは、結婚すれば幸せになれる。だから、早く正社員
になって早く結婚してほしいというロジックがあるのかもしれません。

が、正社員になって幸せな人もいれば、実際はそうでない人もいます。
結婚して幸せな人もいれば、そうでない人もいるのです。

もし、ふーさんがこの苦しみを解消したいと思うのであれば、
幸せって何だろうというところに焦点を当てて、息子さんが幸せに生きる
とはどういうことなのかを、俯瞰的に見てみる必要がありそうです。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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shutterstock_475521070

Q:川畑先生 こんにちは。
いつも楽しく拝見しています。

今私は53歳です。
今までは考えの合う人だけと付き合えばいい、
というスタンスで過ごしてきました。

自分なりに人に迷惑かけないよう生きてるんだから、
それでいいと思ってきました。

でも最近気づいたんです。

迷惑かけないようにしても
気づかないところで迷惑かけたりかけられたりで
人生成り立っていると気づきました。

反省です。
価値観の違う人が近くにいてもいちいち突っかかってしまう
自分の小さな世界から抜け出し、価値観の違いを乗り越えて
言葉を交わしていける自分づくりがしたいのです。

何かヒントがあれば教えてください。
よろしくお願いいたします。

【ビナグレッチ・50代・事務】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

人間は自分たちの経験をもとに
さまざまな価値や人生における方針を形成していきます。

いったん得意なフォーメーションが形成されると、
それが固定され、あとはただそれをなぞるように生きがちです。

それが常に豊かな日々に役立てばいいのですが、
ときとしてその固定された慣れ親しんだあり方や関わり方が
豊かさから己を遠ざける原因になることもしばしばです。

ピナグレッチさんのように
折に触れて己の態度や人生を反省する機会を持てるのは、
人生をしなやかに生きるうえで、
とても大事な姿勢ではないでしょうか。

そして反省とは後悔や自己批判ではないということも
知っておく必要があります。反省とは善処の種です。

ピナグレッチさんがこれまでそうであったように、
基本的に自分の価値観と合う人と付き合うということは
決して誤ったことではいないでしょうし、
楽に人生を送るうえで大事なポイントとなるでしょう。

ところが、度がすぎるとそこには
「偏狭」という落とし穴も潜んでいますね。

価値が固定化されると、
排他的になって違う価値のものは寄せ付けなくなったり、
否定したりということも起こり得ます。
すなわちジャッジが起こるのですね。
するとやはり苦しみが生じます。

人生にしなやかさを取り戻すには、
ジャッジを好奇心に変えていくことではないでしょうか。
冷やかしや野次馬的な好奇心ではなく、愛あるワクワクとした、
そして思いやりある好奇心です。

まだ自分の知らぬ新しい世界(観)があるかも!という姿勢で
相手やものごとに接してみると、
学びも大きくなるのではないでしょうか。

意識を「知っている」モードから、
「知らないかも」モードに切り替えてみると
新たな発見と豊かさが訪れるかもしれませんね♪

ーーー

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180917

今日は、めいさん(50代・高校教諭)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも「愛ある」川畑さんのお答えに感銘を受けています。
どうかよろしくお願いします。

私の悩みは、夫が古い家の門と石垣を、
移築してまで残したいと言っていることです。

私の家の周辺は古い家並みが残り、素晴らしい門構えの家も多いです。
我が家は幹線道路から奥まったところにあり、軽自動車がバックして入る
のが精一杯なので、この度やっと、門を取り去り、離れといくつかある
土蔵を取り壊して駐車場を作ろうとしています。

石積みもお城と同じとの
ことですが、職人さんも高齢化して費用も時間もかかり、大変のようです。

費用は門が180万円、石垣も同じくらいとのこと。
門自体は、他のお宅と比べても価値のあるものとは思えません。
取り壊しの費用は全体で1,000万円以上かかるので、何の用途もない門と
石垣を残したいといってきかない夫をどうすればよいでしょうか。
娘たちも移築・保存には反対です。負の遺産を残したくありません。
~~~~~~~~~~~

ご主人とめいさんの心理的な葛藤が伝わってきます。めいさんにとっては
価値がなく、負担になり、コストがかかるだけで、意味がないと思うもの、
それを1,000万円以上かけて移築するというのは、すごく心理的な負担に
もなりますし、経済的な負担にもなっていることと思います。

ここで、問題の本質は何かということを、心理学的な面から、心理社会的
な面から考えてみると、やはり幸せの価値というところなのですよね。

誰かにとって価値がないものが、みんなにとっても価値がないのであれば、
世の中は問題なく動くのですが、誰かにとってはごみでも、誰かにとっては
宝ということがあるんですよね。

私たちは、一つは、多様性というものを学ぶために、生きていたり生まれて
きたりしているんじゃないかなと、私は思うときがあるのですが、みんなが
自分と同じ価値観で同じように足並みそろえて生きたら、それは楽かもしれ
ないですけれど、面白くないですよね。

私たちが旅する理由の一つに、異文化に触れたり、自分とは異質なものに
触れてみて、それを体験し、とり入れていくということがあると思います。
人生というのは旅のようなものですし。

この夫婦関係、結婚というのもまた、異文化と触れ合う旅。夫婦だけでなく、
親子もそうかもしれませんね。子どもだって自分から生まれてきたのに、
魂は全然違うところから来たのだろうなと思うように、自分とは全然違う
振る舞いをする、心も行動も違う子どもというのが出てきて、びっくりする
わけですよね。

その中で、自分の考え方とか自分の価値だけに固執していると、苦しいこと
が出てきます。これはもちろん、めいさんだけではなく、ご主人の視点から
すれば、自分の価値にずっと固執するということが、周りにどういう影響を
与えるかというのを学ぶ、お互いにとっての機会であると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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【友人の不倫について】

Q:川畑先生のメルマガ、ご著書、
メンタルの断捨離セミナーのDVDなどで
いつも学ばせていただいております。

先生の優しさに溢れる言葉に癒されます。
ありがとうございます。

最近よく耳にする「ありのまま」や
心理カウンセラーさんのブログで見かける「全肯定」という言葉を
どのように捉えたらよいのかよく分からず、
先生のご意見をお聞かせ願えたら幸いです。

最近ショックなことがありました。
長年親しく付き合っていた既婚の友人が、
昨年から20歳年下の独身男性と不倫をはじめました。

友人は離婚経験があり、
「旦那のことは愛していないが面倒臭いから二度と離婚はしない、
バレなければ影で何をしてもいい、人生は楽しまなきゃ損だ。」
と言っていました。

友人は自他共に認める頑固者で人の意見を聞かない人です。

唯一不倫を知っていた私は
黙って話を聞くだけでは不倫を助長させるだけだと思い、
離婚する気がないのであれば結婚生活を大事にした方がいいと
アドバイスしました。

友人は怒り、音信不通になりました。

ありのままの友人を受け入れるということは
不倫も容認することだったのかな?

全肯定とは犯罪や非道理なことも
見過ごして認めることなのかな?

全ては本人の課題だ、誰にでも失敗する権利があると、
周囲の人は何も言わない方がいいのな?

最近このようなことを考えて悶々としてしまいます。

健全思考ができるようにアドバイスいただけたら幸いです。

【マナティー・40代・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

マナティーさんのご友人を大切にされる思いと
彼女の問題を自分のことのように
真摯に受け止める誠実さが伝わるご相談内容です。

ありのままや全肯定に関して、
犯罪や非道理を認め見過ごすのかという疑問をお持ちとのこと。

私自身はマナティーさんが参照された他のカウンセラーさんが
どのような文脈で全肯定のメッセージを伝えているのかはわかりませんので、
そのことに関するコメントはできないのですが、

ポイントはマナティーさんが苦しみを克服するのに
全肯定は良きヒントとなっているけれども、混乱もありうまく機能していない
ということかと思います。

その理由として、全肯定の受け止め方に誤解があるかと思いますので、
その辺の私なりの助言ができればと思います。

おそらくマナティーさんは、全肯定とは
相手の価値観を尊重し、自分の価値観は取り下げる
と思われているのだと思います。

これは全肯定ではなく相手肯定&自己否定です。

全肯定は相手肯定&自己肯定です。
すなわち、相手を否定する自分をも受け入れることを言います。

状況状況に、どちらの価値観が正しいかのジャッジをすることではなく、
人生には好ましいことも好ましくないことも起きるけれども、
そのような状況にも何らかの学びが必ずあると、肯定する姿勢です。

世の中には、ルール通りに沿って生きる人もいれば、そうでない人もいます。

マナティーさんにとってはなぜそのようなことが起きるのか、
ルールとはいったい誰が決めるのか、なぜそれが必要なのか、
人間の本性とはどのようなものなか、

ルールに沿って生きることで、自分も相手も真の幸福が得られるのか
自分や相手の真の苦しみや喜びはいったいどこにあるのか、etc.を、
常識の視点からではなく、純粋な人間の視点から探究し
より深い理解を得るための良い機会が与えられているのかもしれません。

ご友人の視点からすれば、友人であるマナティーさんが反論することで
彼女とは違う社会的価値感を学ぶ機会が与えられているのかもしれません。
ただし、学んだからといって、それを採用するか否かは別です。

全肯定とは多様な価値観の許容のことであり、
調和も衝突も許容する姿勢でしょう。

マナティーさんが今後も彼女と良き関係を築いていきたいと願うのであれば、
一般常識からの批判ではなく、相手のそうならざるを得ない背景、苦しみを
理解し、包み込んだ上での助言だと、受け入れられやすいのかもしれません。

ーーー

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毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
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Q:職場での人間関係が辛く、悩んでいます。

家計の為に去年転職しました。

数ヶ月前、苦手な人と2人きりの時、ミスを指摘され、
それから涙が出続けたり、気分が落ち込む事があり、
月一回程度のペースで現在カウンセリングに通っています。

その中で、私が苦手なのは、母と同じタイプの人間のようだ、
というところまでは気づけました。

私の母は、過干渉でいつもイライラしており、
私の話は聞かずに命令ばかり、
私が話す事は怒ったり、無視をする人でした。

今までの人間関係でも、威圧的で無視する人、
怒ったように喋る人(本当に怒ってる人もいる)
イライラしてる人が苦手で、
その人の前だと緊張して、オドオドしてしてしまいます。

オドオドしてしまうと、キツい口調で指摘したり、
陰で悪口言う人、私の苦手なタイプの人たちに
余計餌を与えてしまうようなものなので、
せめて何とか普通にしたいのですが、
怖くてしどろもどろになってしまったり、
自分でも何言ってるかわからなくなったり、
余計突っ込みどころ満載な感じになってしまいます。

その人は私以外の人とは楽しそうに話し、悪口言ってます。

なので、他の人にも、仕事できないと思われてるんじゃないか、
嫌われてるんじゃないか、と気になったり怖くなる事があります。

嫌われても大丈夫、怖くても大丈夫、と思いたいです。

オドオドしない、できれば苦手な人を怖がらない人になるには
どうしたら良いでしょうか?

過去には、人間関係が辛くて職場を辞めたりしましたが、
何処に行ってもやっぱり苦手なタイプの人はいるし、
今回2人も辞めたのに次の苦手な人が現れてしまったので、
これはもう自分が変わるしかない、と思いました。

強くなりたいです。

体の不調も出てしまうので、できれば早く変わりたいです。

あまりにダメ出しされすぎて、
自分はこの仕事に向いてないんじゃないか?とも考えたりもします。

【なつ・40代・専門職】

―――――――――――――――――

A:FROM:川畑のぶこ

幼少期の親との関係が職場での上司との関係に投影されて、
幼い頃に抱いていた感情が蘇るような状態を
心理学用語では転移と呼び、日常的に散見されるものです。

なつさんもご自身ですでにお気付きのように、
相手の言動にも多少なり課題はあるのでしょうが、
なつさんが職場が変わっても、
必ず同じタイプの人が現れ、同じ感情を抱くのであれば、
相手の言動を受け止める側である自分の問題に取り組む方が得策です。

母親との関係で、常に母親の顔色を見て育ったのであれば、
母親の評価が自分の評価であり
それは絶対的なものという不健全な心理的刷り込みが
されていることが考えられます。

幼子にとって母親は絶対的な存在ですから、
その評価も絶対的と考えてしまいます。

母親も、ときにはミスをするし不器用でいびつなところがある
悩める人間である、とは捉えないのです。
子どもであればそんな判断ができなくて当たり前です。

でも今となってはなつさんは分別ある大人ですから、
不健全なものには正面からNOと言ってよいのです。

お母さんの価値判断よりも、
それを自分のものとして採用してしまったことのほうが問題です。
ですので、その自己判断を疑い、それを正してあげる事です。

「私は母親の都合通りには生きなかったし評価を得なかったかも
しれないけれど、私なりに最善を尽くしながら前進するいい人間である。
母親の評価はかならずしも私の真の評価ではない。」
ことを知ることです。

実際、母の評価は母の都合や好みによるものであることがほとんどです。
ですのでそのような価値は、
なつさんご自身が採用しないと心に決める事です。

さらに、「私の価値は私にもっとも近い人間である私以外に
わかりようがない。」という事も知り、ご自身を大切にされると良いと思います。

自分を大切にできないとその仕事を他人に任せるようになります。
すると一喜一憂したり過剰に反応したりしてしまいます。

それを止める覚悟が必要です。

相手に評価して欲しいように、また、大切にして欲しいように、
自分自身を評価し大切にする努力をされますように。

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