親子関係

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、クミさん(50代・看護助手)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑さん 初めてご相談をします。

私には長期にわたりある悩みがあります。
それは”自分の顔が嫌い。受け入れられない”という気持ちとの闘いです。

現在アラフィフですが、この悩みは20代からありました。

それを消し去りたくて、美容サプリや、美容整形のレーザー治療を受けたり、
美容鍼を受けたり、ヒーリングを受けたり…を繰り返してきました。

以前よりも上手に付き合えるようになったとはいえ、その病は時折
再燃しています。そうすると、すべてにおいて自信が持てなくなり、
家を出たくなくなります(とはいえ、仕事もありますので実際は出ていますが)。

同時に、自分の顔が好き、と思える時は
自信をもっていろんなことが出来たり、人に優しく出来たりします。

他人の容姿の良いところ、性格の良いところ、美しさを見つけるのは
得意で、決して人の美しさが容姿だけと思っているわけではありません。

何かアドバイスを頂けたら嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。
~~~~~~~~~~~

女性であれば誰でも、美しありたい、若くいたい、周りからきれいと
思われたいという気持ちはあると思います。

ですから、美容に気を使うこと自体は何ら問題ないわけですが、
クミさんの場合、ちょっと度が過ぎてしまい、
日常生活に支障をきたすレベルであるということですよね。

これは、精神医学の分野では「醜形恐怖症」とか「身体醜形障害」
というような名前がつけられています。
「Body Dysmorphic Disorder」略して「BDD」と呼ばれます。

もちろん、クミさんがこのBDDだと決まったわけではありません。
その点を明らかにするにはきちんと診断を受ける必要があります。

私がお勧めしたいのは、いったん精神科やメンタルクリニックにかかって、
自分の心の面を治療していくということです。

醜形恐怖や身体醜形障害の人たちは、あまり病識がありません。
これが深刻な病気だという意識がないですし、周りの人たちも、
大変な病気だという意識がありませんから、「ちょっとそういうことを
気にし過ぎる人なのかな」程度で見逃されてしまうことも多いのです。

このBDDの特徴としては、目や鼻、口、その形など、自分の顔のことが
気になって、鼻がもうちょっと高かったらいいなとか、目がもうちょっと
パッチリ大きかったらいいな、など顔のことばかりに意識が行って、
一日に何回も鏡を見てしまう、見ずにはいられない、ということがあります。

逆に、顔が嫌だと思うから、鏡を避けたり、マスクで顔を隠したり、
目が嫌いだったらサングラスをしたり、顔全体を見られないように
深く帽子をかぶったり。

同様に、髪型や美容的な部分が気になってちょくちょく鏡を見るとか、
ちょっと嫌だなと思う、でも日常生活には全く支障はないし、友達との
コミュニケーションでもそんなに気にならないし、というのであれば、
全然問題はありません。

女性が身だしなみのチェック程度に鏡を見ているのか、それとも、本当に
脅迫的に見ている、あるいは避けているのか。この辺りがチェックポイントに
なりますので、ご自身で確認しながら、それが病的な範囲なのか、それとも、
放っておいてよい範囲なのか、判断していくとよいでしょう。

そして、同時にクミさんにお勧めしたいのは「ものの見方を変える」という
ことです。いわゆる「認知行動療法」というものですね。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、しゃんしゃんさん(44歳・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
仕事をしながら三人の子どもを育てています。
一生懸命、10年以上必死で子育てをしてきました。

中2の長男が嫌いです。下に小5の次男、5歳の長女がいます。


とにかく手のかかる子で、小さな時からお友達とトラブルを起こし、
何かある度に謝り、呼び出され、仕事を減らしてきました。
最初から嫌いだったわけではなく、長男を理解したいと思い、
育児書を読み、セミナーに通い、努力しました。

公立小学校は合わないようなので、中学受験をさせ、
勉強しないので個別塾にも行かせて、人気の進学校に合格しました。
入学を決めたのは本人です。中学生活は楽しいようですが、
いつ見ても寝ていてほぼ会話がありません。放っておいたら、
赤点をとって親が呼び出されました。仕方なく、また塾へ行かせました。


学校の決まりを破ったり、先生から体罰を受けたり、
中2になってもトラブル続き。何を言っても「うるせー」「うざい」。
それは思春期のふつうの中学生男子だと言われますが、
朝からお弁当と朝食を作っても「ごちそうさま」も言わず
「ごはんを作るのは普通でしょ」などと言われると腹が立ちます。


ささいなことかもしれませんが、毎日、毎秒、心をふみにじられ、
本人はそれを全く理解しません。心をこめて作った食事を
平気で残しますし、そもそも呼んでも食卓につきません。

よくないとは思いますが、顔も見たくありません。
口をきけばこちらの具合が悪くなります。
子ども本人が暴れたり不登校になっているわけではないので、
赤点さえとらなければかかわらずに過ごしたいです。


一週間に一度は「死ね」と言ってしまいます。
でも、その何十倍も心の中で「死ね」と思って我慢しているのです。
最初から憎かったわけではありませんが、もううんざりです。
~~~~~~~~~~~

しゃんしゃんさんの大変さが伝わってくるご相談です。

ご長男さんは、非常に個性が激しいタイプなのかもしれませんね。
やんちゃな個性の男の子というのはいますね。
そして、おそらくしゃんしゃんさんがそのようなタイプではなく、
自分と真逆のパーソナリティーの我が子を持つことにより摩擦が
大きくなっているのかと推察します。特にこの中学時代は反抗期ですし、
いちばん摩擦が大きい時なのではないでしょうか。

ですから、この時に顔も見たくないと思うのは、当然のことと言えば
当然のこと、あり得ることだと捉えてみましょう。

おそらくしゃんしゃんさんの中で「親なのだから、顔も見たくない
などと思っちゃいけない」「親なのだから愛さなきゃいけない」と
いうような良き母像、理想の母像があって、その理想の母と実際のご自分
との乖離に苦しまれているのではないかと思います。

ここは、いったんそのような理想の母像を捨てて、「いい加減」に母業を
やろう、という発想の切り替えをしてみてください。

また、ご自分が得意としないパーソナリティーの子どもと向き合う日々、
どのような心持ち、姿勢でいたらよいかということについても、
私なりのアドバイスをさせていただきますね。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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Q:高3の長女、中2の次女がいます。
長女のことでご相談します。

受験生であるにもかかわらず、あまり、やる気がみられません。
公募推薦入試を受けましたが、すべて落ちてしまいました。

これでやる気がででくれればと期待しましたが、
口では死ぬ気で頑張ると言うこともありますが、だらだらとしています。
将来何になりたいとか、夢もないようです。

何かにつけ、手がかかり、不平不満ばかりの長女が、
嫌になることがあります。

先日の断捨離まつりで、快不快リストのお話がありましたが、
不快リストに真っ先に浮かんだのも、長女です。

長所を見つけて褒めたいと思いながらも、
ひどい態度をとられると、嫌になってしまいます。

母親である私がこんな気持ちで接しているから、
長女もこんな風に育ってしまったのかとも思います。

長女を可愛く思いたい、毎日を楽しく過ごして欲しい、
とりあえず、目の前に迫った入試に向かって、
全力で取り組んで欲しいと思います。

長女に対してどのように接すればよいかご教示頂きたく、
よろしくお願いします。

【なっつ・49歳・主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

快・不快リストを作り、快のリストに入る人とは接触頻度を増やしたり、
一緒にいる時間を長くしたりする。

逆に不快リストに入る人とは接触頻度を減らしたり、
一緒にいる時間を短くしたりする。
そのことで心のエネルギーを充電する。

なっつさんは断捨離祭りでお伝えしたこのことを、
早速誠実に実践されていらっしゃることが伝わります。

不快のリストに身内が入ると罪悪感がわきますよね。

でも、接触頻度の高い人間であればあるほど気になる存在です。
身内というのは快・不快リストの両方に挙がりやすいのです。

なっつさんのように、素直にそれを認めてしまうことの方が難しく、
それを認められずごまかしてしまうと複雑化して、
関係が陰湿なものになりがちです。

ですので、まずはそれを素直に認めるという勇気が必要となります。

不快なもの(問題)に目を向けていると、エネルギーは消耗します。

そこでなっつさんは、娘さんの良いところに目を向けようと
努力されたのだと思います。これは素晴らしいことだと思います。

ただし、「そうは言っても」とまたすぐにネガティブなことに意識がいってしまい、
心が揺れ動いてしまうのですよね。

特に、受験というのは親も子もストレスがかかり、
親は子に注意を向けすぎてしまいます。

とりわけ、サポーターが受験生本人以上に気負っている場合、
バランスが崩れてしまいますから、注意が必要です。

高3ともなると、もう親に口うるさく言われて
モチベーションを上げる年でもありませんから、
ここは忍耐強く見守ることが最善のサポートかもしれません。

そんな時は、快・不快リストの不快に娘が入らないように努力するのではなく、
不快リストから意識をそらし、快のリストにある人やものごとを意識して、
接する機会を増やすようにしてみてください。

娘さんが安心できる状態になることで心のエネルギーを満たそうとするのではなく、
「たとえ思い通りに行かなくてもなんとかなる」と思えるように、
それ以外のことでご自身を満たす努力が必要かと思います。

似たような境遇にいる人や、それを乗り越えた人々とシェアする機会を
持つのも良いのではないでしょうか。

受験が終われば、ストレスも減り
今は不快リストに入っている娘さんも自然とリストから外れることでしょう。

少なくとも、今この状況下ではストレスの源であるということを認めて
(過去や未来にはそうとは限らないことを認めて)、
今は娘さんよりも、なっつさんが機嫌よくなれる人や場との時間を
大切にされてください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、たかちゃんさん(40歳・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
母親が、姉の子供のドライブスクール代金を貸してあげてほしいと
言ってきました。

若い頃から、なぜか姉にお金のことは言わずに、泣いている母の姿を見て、
私は数百万も出してきました。父の自営業がうまくいかない時も、
職人さんのお給料は私の貯金から出してきました。


次に父が癌になり、闘病生活からお葬儀代まで、私一人で働き通し
お金を出しました。私は当時、結婚していた人とも、母親が原因でお別れ
しました。その後も親のためにお金を出してきましたが、今回の甥っ子の
運転免許を取るためのお金を私に言うのはおかしくないか。「あなたには
お金があるでしょ」と軽く考えている母親に、少しキレてしまいました。

息子も中学に入るためいろいろとお金がかかるので、はっきりきつく怒り
ながら話してしまい、後からくる罪悪感と、これまで悩まされたことの
怒りがよみがえり、もう母親とは話したくありません。「お金はない」
「病気だから」と自立していない被害者意識ばかりのずるい親に、
怒りがあふれてきました。

母親に対しては初めてです。おかしいとは思いながら、傷つけたくない
ために言わずにいました。今回はもう怒りがおさまらず、コントロール
しなければと思いますが、できないでいます。

この場合、どんな対処方法がいいですか?   
~~~~~~~~~~~

たかちゃん、本当に一生懸命お仕事をして、みんなのために頑張ってきた
のですね。

お母さん、お父さんだったらまだしも、お姉さんの子どものドライブ
スクール代金を貸してあげてほしい。これはもう、おそらく「NO」で
いいのでしょうね。

もちろん、自分はある程度稼いでいてゆとりがあるし、甥っ子・姪っ子
のために、家族のためにそのようにしたい、という希望を持って自発的に
それをしたいと思うのであれば、それは健全なことですから、どんどん
したらいいと思います。

が、そうではなく、たかちゃんご自身はそう望んでいないにも関わらず、
周囲がそれを強要してきたり、せがんできたりするから、仕方なく
「そうせねば」とか「そうするべきだ」と、さもなくば薄情な娘になって
しまうとか、薄情な妹になってしまうといった思いから、無理やりして
いる場合は、これは非常に不健全です。

もう、ご自身でもお気づきのように、相手に依存させてしまう状況を
つくっていますね。そしてこれは、たかちゃんは一見被害者のようでいて、
実は相手の自立を阻む加害者になってしまっているということをも指すの
です。

もちろん加害しようなどと思ってはいません。相手の痛みや苦しみを
取ってあげようと、よかれと思って行ったことであるのは間違いないの
ですが、そのような優しさが時として甘やかしになり、相手の自立を
阻んでしまうということがあるのです。

  
続きは、ビデオでお話しします……

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長年苦しんでいるのは長女を愛せない事です。

出産がお正月に重なり病院スタッフが手薄な中で、
同時間帯に二人が出産することになりました。

医師と看護師は喧嘩しながら娘を取り上げ、
黄疸が出ているからと直ぐに保育器に入れられて、
産まれてすぐに抱っこも出来ず、
今、思うと産後うつの始まりだったのでしょう。
お風呂場で泣いてばかりいました。

夫は自分の母親を産後の手伝いに呼ぶと言うので、
『気を使うからヘルパーさんをお願いするから良い』
と断ったのに呼んでしまったり、
それを良いことに飲み会に行ったり一日中寝ていたりと、
心身の休まる日がありませんでした。

長女はミルクを吐きやすく、
ソファーで抱っこして寝ないといけませんでした。
半年ほど横になって寝る事ができず、
気が付くと可愛いと思えなくなっていました。

思春期になり、荒れて壁やドアなど物を破壊して、
学校も行ったり行かなかったり。

二女(助産院で幸せな出産でした)が産まれてから特に、
愛していない気持ちが長女に伝わっているのだと思うのですが、
子育てセミナーや講演会に行ってみても、私の気持ちに変化はなく、
二女と同じように愛するには、どうしたら良いのでしょうか。

アドバイスをお願い致します。

【こきん・49歳・パート】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

出産トラウマの有無に関わらず、
こきんさんのように、次女は可愛いのに長女は愛せない、
という相談はよくあります。

誰にとっても初めての出産というのは不安も期待もあるものです。

どうやら、長女というのは母親が無意識のうちに、
自分自身を投影しやすい対象のようです。

理想の自分や、なれなかった自分を、
長女通して実現させようとしてしまうのです。

長女を見ていると、自分自身を見ているようで嫌だという声もよく聞きます。

長女はそのように母親の期待を背負ってしまうことがあるのですね。

おそらくお義母様も初孫でしたらいろいろと期待してしまうでしょうし、
嫁のプレッシャーを他所に、愛情あるからこその自身の思いを
あれこれ口にしてきたことでしょう。

すると、今度はお義母様の期待にも答える子供にせねばと…
無言のプレッシャーを感じるという、悪循環に陥ってしまうこともあります。

こきんさんのお悩みは、
理想の母像と実際のご自身のギャップにあるのではないでしょうか。

まず、「母としてかくあるべき」という姿勢を捨ててみましょう。
たとえば、「母なのだから娘を愛せるべき」という姿勢です。

初めての出産で大変だったんだから、
諸々のプレッシャーを背負って歩んできたんだから、
サポートがなくって大変だったんだから、「そんなこともある」と。

理想的な母親でなくてもオーケーと、ご自身を受け入れてみてください。
そんなご自身を受け入れることは、
結果的に娘さんを受け入れることにつながるはずです。

安心してください。
こきんさんの中には、我が子を愛する種はきちんと宿っています。

ただ、素直にその種に適度な水やりをできない状況があっただけでしょうし、
ゆとりのなさゆえ、上手に表現できていないだけでしょう。

ですので、ご自身も娘さんもどちらも責めないでください。

今後その種がどんな風に芽を出すか、
好奇心を持って見守ってみてください。

「私は理想的に娘を愛してこなかったかもしれないけれど、
愛がないからではない。
いままではゆとりを持って愛を表現することができていなかっただけ。
私と娘にしかない唯一無二の愛ある関係を構築するプロセスに、
いま私はいる。時間をかけて取り組めば良い。」

どうか急がずに、ご自身と娘さんのタイミングを尊重してください。

ーーー
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主人に○と×だけではなく△の部分を持って欲しいと思うのですが、
どう対処したらいいのかわかりません。

というのも、PTAや子供に関係する資料など
主人にも知っていて欲しい事を読むよう渡しても
「わからない」と返されます。

解る、解らないではなく読んで欲しいと言っても
難しくて解らない、と怒ってしまいます。

他にも息子はちょっと特殊で手のかかる子で、
何をするにも時間がかかります。

でも主人は気が短く待てません。

「やれ」と怒るのはいいのですが、
なかなか始めない息子に「もういい、やるな!」となり、
息子は「どうしてそんな事言う」と大泣きになってしまうんです。

頭ごなしに怒鳴るので、
息子の話も聞いてあげてとか、もう少し違ういい方を考えて欲しい
と言うと「俺には出来ない」とか「無理」と言われ、
何も言えなくなってしまうんです。

だからといって子供のことを何もしないわけではありません。
ちゃんと考えてくれているところもあります。

私も息子の事等、解らない事だらけ試行錯誤の日々です。
でも、夫がこんな感じでは相談にもなりません。

私の接し方、話し方を変えれば、夫も変わるのでしょうか?

【としみ・40代・パート事務】

――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

育児は試行錯誤ですね。育児に限らず、
夫婦関係や人生そのものも試行錯誤。

育児に正解はありませんし、としみさんと息子さんには、
としみさんと息子さんだけの特別な関係があるのだということを
まずは信頼してください。

外に正解を求めず、自分(たち)の中に正解を求める姿勢を
育んでみてください。

ここは母親の直感を存分に発揮することも大事かもしれません。
母が育児で困難や困惑があるとき、父にとってのそれは、
母の何倍もの困難になることと思います。

おそらくとしみさんの意図は
夫にももっと積極的に育児に参加してほしいということだと思います。

そして、子どものことを考えているのなら、
PTAや子ども関連の資料にも目を通すはずという思いが
あるのではないでしょうか。

ご主人にとって「内容が難しい」というのは、
文字通り、彼にとっては難しいのだと思います。

すると、ご主人は子どもに関心が無いのではと思うかもしれませんが、
必ずしもそうではなく、おそらくとしみさんが示してほしいやり方で
関心を示していないだけかもしれません。

ご主人が柔軟な対処の仕方を身につけてくれたに越したことはありませんが、
本人がそれを望んでいない限り、相手に何かを「させる」というのは至難の技です。

ですので、ここはひとつ、としみさんの方が少しゆとりと柔軟な姿勢をもって、
夫は必ずしも私の望むかたちではないけれども、
夫なりに息子に関心を持っているし、関わっている、ということに目を向けて
それを受け入れてみることが得策と思います。

としみさんご家族のケースは、
夫への「率先して育児資料に目を通すべき」という執着を手放し、
必要事項を要約して、分かりやすいように口頭で伝えるというのも
夫婦や家族の賢い連携プレーかもしれません。

それぞれの家族にふさわしい対応の仕方がありますので、
としみさんとご主人らしさを大切に
工夫をしながら取り組まれてみてください。

ある家庭では、父親は働く姿を見せることや、経済的な支援をしたりして、
子育てに参画していることもあります。

ある家庭はその逆もあります。

それぞれの得意不得意を認め、
得意は伸ばし、不得意は補完する姿勢があると、スムースではないでしょうか。

苦手を克服させようという相手の意図が読んで取れると、
関係性に緊張感が生じてきます。
すると、イライラする場面もおのずと増えるでしょう。

息子さんが物事を成し遂げるのに、時間がかかるのは個性と、
としみさんは受け入れていらっしゃること思います。

両親揃ってそのように受け止められたに越したことはありませんが、
ここはまず母親だけでも息子さんを無条件で受け入れてあげることができれば、
父親の不健全な対応は、反面教師として学び、役立てることもできる
と切り替えてみるのも良いでしょう。

また、ご主人と大切なことを話すときは、イライラしている最中ではなく、
改めてお互いに冷静で機嫌の良い時を見計らって話すよう心がけてみてください。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、rikoさん(40代・専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも、メールマガジン拝読しております。

先日の相談者、他人からの反応が怖いとの相談者への回答に、
過去に大切な人(おそらく親)から日常的に、あるいは、強烈に怒られた
経験がおありかもしれません。とありました。苦しくなりました。
私が今、その大切な人、親同様の事をしてきてしまった母親なのです。

中一の娘は一学期から不登校になりました。向き合って三ヶ月、芯の理由
はまだまだ吐き出せず、本人もわからない状態で、コントロールできない
強烈なイライラや癇癪のような怒り、「この状況をなんとかして欲しい」
という叫び。先日口論になった時は、「ママがずっと怖くて、言いたい
ことも言えずに我慢してきたんだ、こうなったのはママのせいでもある」
と、泣きながら訴えました。

不登校になってから、極力怒らないように努めてきました。
初期は猛烈に責めてしまいましたし、今も時々怒ってしまうことも事実です。
否定するような意見をしてしまう事もあります。学校へ行けない要素は、
「勉強がとにかく嫌でやりたくない」とのことですが、本当は、私が与え
た影響が隠れているのだと思います。

娘と信頼関係を取り戻したいのですが、その方法が分かりません。
思い通りにいかない怒りが消えないのかと思います。娘が甘えてくる事に、
身体がそっと避けてしまう自分をどうしたらいいのでしょう。
目を合わせて話せない時もあります。これでは娘との距離を縮めることも
難しい……

娘は私のことが大好きで、一番に理解して欲しい気持ちは充分に伝わって
きます。もちろん娘は大切です。でも無条件に愛せていない自分に
ショックもあります。信頼関係を取り戻せる自信がありません。
娘の愛し方、娘に与えてしまった傷を癒す方法を教えてください。
~~~~~~~~~~~

rikoさんの苦しみ、そして娘さんへの深い愛情が伝わってくるご相談内容
です。

娘さんに対して、思い通りにいかなくて怒りが出てくるということ。

母親には、「娘にはこうなってほしい」という理想がありますね。
そのことによって、理想の母親になれる、自分を認められるという思いが
rikoさんの中にもあるのではないでしょうか。そして、この価値観は、
おそらくrikoさんもお母様から、お母様はおばあさまから、受け継いできて
しまっているのではないかなと思います。

娘さんは、勉強が大嫌いと、とても素直に、正直におっしゃっているよう
ですが、ここは本当に救いだと私は思います。

勉強が嫌いで行きたくないということは、もしかすると、rikoさんが娘さんに
「勉強をしっかりやりなさい。いい成績をとりなさい。学校でいいパフォー
マンス上げなさい。そうしたら、そういういい子になれたら、私はあなたを
愛してあげますよ」というような、条件付きの愛情を、無意識のうちに表現
してしまっているのかもしれません。

いかがでしょうか?

それは、rikoさんのお母様にもさかのぼることができます。
いい母になるために、あるいは、いい嫁になるために「娘にしっかりして
もらわなきゃ」と、自分自身を娘のrikoさんに投影していたかもしれません。
そして、その流れで、rikoさんも自分自身を娘さんに投影して、ここまで
頑張ってこられたのかもしれませんね。

ここで、代々の悪循環を自分で絶ち切るという決意をされてはいかがでしょう。

rikoさん自身も、「私自身も、娘も、唯一無二の個性を備えた価値ある人間だ。
学校にちゃんと登校しているかどうかや、勉強がどれぐらいできるかで価値が
決まるわけではない」と捉えてみるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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10月23日(月)開催 
川畑のぶこ講演会 in 東京

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 - 生きづらさから解放され、あたたかな人間関係を育む方法 -」

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、そらっこさん(49歳・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
母が認知症で、実家や地元に行きたがります。
そこまで1日に何度か車で回るよう言われます。
時間を問わず、夜中でもです。
特に夕方から夜にひどくなります。

私と父で対応していますが、父のほうが母より高齢ですし、
疲れがひどいです。私も仕事や趣味の活動もありますし、
帰りが遅くなったり、疲労度が強いことがあります。

回って落ち着くならよいのですが、あまり変化がないのです。
私が趣味をやめ、友達付き合いもやめて、
母に尽くすのが良いのでしょうか?

介護保険の申請をしてサービスを受けようとしましたが、
拒否も強く、それも叶わない状況です。
母は家事もほとんどしていないですし、自分の部屋を片付けたりも
できなくなっています。このままでは家族が先に潰れてしまいそうです。

一応、地域包括支援センターに連絡してあり、
担当のケアマネージャーさんにも相談しています。
~~~~~~~~~~~

認知症の親がいる場合、そらっこさんのように悩まれている方が
たくさんいらっしゃるのではないかと思います。

認知症のタイプにもよりますが、自分の欲求を満たしたいという
感情がより表に出やすくなる人は多いです。

まず、お母様はどのタイプの認知症なのか、正確な診断を受ける
ことをお勧めします。

正確な診断を受けて、これがお母さんの病理から来ているもので、
健全な状態ではないとわかると、正常な状態での欲求ときちんと
区別ができるようになります。

そして、お母さんの全てのリクエストに必ずしも応じなくてもよい
ということも理解できるようになり、そらっこさんも少し安心できる
ようになるでしょう。

夜中でも時間を問わず、特に夕方から夜にかけてひどくなるという
ことは、お母様はやはり病理からそうしてくれとおっしゃっている
可能性が高そうです。

それに全部そらっこさんが応えていると、結局そらっこさんも
この濁流に飲まれて一緒におぼれてしまうという状態にもなりかねません。

自分たちができる最善は尽くしているんだということを、まず、
そらっこさんが自分で認めてあげてください。

最善というのは、肉体的、精神的、あるいは心理的、限界をきちんと
尊重して、ということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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171002

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、雨さん(30代・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
二人の子供、夫と自分の関係について悩んでいます。
下の息子には愛着を感じるのですが、上の娘と夫には、愛情を持てて
いるのかわからないくらい、何をされてもイライラしてしまいます。

私は家事や人に尽くすことが苦手で、夫との同棲時代から、
仕事と生活(家事)の両立ができずに悩んでいました。
そのことを夫は理解し、自己嫌悪と戦いながら、夫に許してもらい
ながら、なんとかやってきました。

そんな私に家族は「あんなに優しい人、あんたにはもったいない」
と言い、私も同意していましたが、振り返ると、交際当初から、
彼の優しさと自分の至らなさに悩み続けた日々だった気がします。

下の子を妊娠中、夫にも家事を負担させてしまったことで夫が
うつを患い、私もうつ状態になり、休職の後に転職。その頃から、
夫にあまり立ち入ったことを聞かないよう気を遣い、弱音を吐かず、
自分を責めることも少なくなりました。

現在は二人とも服薬していません。しかし、夫と気持ちが通わなくなり、
夫婦生活もできなくなり、そのことで夫を傷つけてしまいました。

話し合いで唯一わかったことは、夫が私に"明るく前向きでなんでも
できる、子供たちの母親を望んでいるということでした。そのことが
影響しているのか、娘が私に似ているからか、娘に厳しく追い詰める
ような叱り方をしてしまいます。

また、娘は甘え下手で、私の嫌がることばかりします。そんな彼女を
可哀想だとは思えど、可愛いとは思えなくなってしまったのです。

夫や娘にイライラしないために、自分の問題をどう解決すれば良いのか。
いっそ外に出て働き、他の人と接することで自分を満たすことを優先
した方がいいのか。自分の気持ちや原因はわかるような気がするのです
が、前への進み方がわかりません。

どうか、アドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

雨さんが非常に自分を責めてしまっている様子が伝わってくる
ご相談内容ですね。

娘さんに対して、愛着・愛情を持てているのかわからないとのこと。
おそらく、ご自身を娘さんに投影してしまっていることが問題で、
雨さんが自分自身を否定してしまっているため、自分を投影している
娘さんのことも受け入れられていないようにお見受けしました。

ですから、課題は、娘さんがどうなる、ご主人がどうなる、という
ことよりも、雨さんが自分自身のことをどう受け止めているのか、
自分とどう向き合っているのか、というところだと思われます。

雨さんは、家事が苦手なのにもかかわらず、「私は主婦なんだから、
全部私がやるべきだ」という強い信念がおありではありませんか?
そして、そのことに苦しめられてはいないでしょうか?

もし雨さんが、苦手を克服しなくては私は価値がない、と思っていて、
家事全般を雨さんが全部やることで自分の苦手を克服し、自分の
価値を見出し、夫からも家族からも認められようと思っているので
あれば、これはとても苦しくなってしまいます。

続きは、ビデオでお話しします……

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170918

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ノブさん(60代・無職)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
30代後半になるパチンコ依存症の息子は、障害年金を受給しているのと、
自立支援作業所で働いているのとで、ある程度の収入がありますが、
毎月家族からの借金を返済していること、以前サラ金から借りたお金を
弁護士を仲介して返済をしていることから、手元に残るお金も微々たる
ものです。このお金も、給料日あるいは、年金支給日の翌々日ぐらいには、
すべてパチンコに使い果たしてしまいます。

今は、私の妻の年金で家計をやりくりしながら、ギリギリの生活を送って
いる状況です。また、在職中には思ってもみなかった私の心臓・肺の疾病
と妻の癌の医療費が、家計をさらに圧迫しています。少しあった蓄えも
なくなりました。

しかし、息子はそんな事情には一切おかまいなしで、断られても断られても、
しつこくお金の無心をしてきます。結局、最後には、妻も息子の要求に
押し負けるかたちで、お金を貸してしまいます。息子は、自分の意に沿わない
ことは、まるで幼児が駄々をこねる様な態度で、嫌だ嫌だの一点張りか、
黙秘をします。お金のためならどんな約束でもしますが、平気で嘘をつき、
守りません。

公立の精神福祉センターにも相談をしました。同じような苦しみを経験して
いる人や克服した人たちが集まり思いをシェアする自助グループを紹介して
もらい、一度参加したこともあります。しかし、本人が依存症を治したいと
いう意志がないので、今は参加していません。

連日、息子からお金を貸してくれとうるさく言われることがストレスになり、
それが原因で妻の癌が再発することを懸念しています。つい最近もヤミ金と
思われる業者から封書が多数きています。私たち家族がお金を貸さなければ、
ヤミ金に手を出してしまうのは明らかです。どうしたらよいのでしょうか。
~~~~~~~~~~~

本当に切実なお悩みですね。

パチンコというのは日本独特の文化で、ギャンブルではなく遊戯に位置付け
られているんですね。これは本当に不思議と申しましょうか、コンビニに入る
ようにパチンコ店にフラッと入って遊んだり時間つぶしをしたりできる環境
というのは、海外ではなかなかないのではないかと思います。

もちろん、ほとんどの人は「今日はこれぐらい」と、きちんと予算を決めて、
健全に楽しんでいらっしゃると思いますが、中には、ノブさんの息子さんの
ように依存症になってしまう人が少なからずいらっしゃいます。

まず、依存症に関しては、脳が通常と同じようには機能していませんから、
本人の意志でなんとか変えられるものでもないということは知っておいたほう
がよいかもしれません。

ある統計によると、賭博(ギャンブル)依存症者は、パチンコなら、平均的に
1,300万円ぐらいをつぎ込むそうです。なかには、1億円ぐらい使ってもまだ
やめられないという人もいらっしゃるようです。

これはもう本人の意志とは無関係に、体が覚えてしまって、パチンコ店に
フラフラッと吸い寄せられていっているような状態で、かなりヘビーな病理です。
家族や周囲の人々は、まず、お金を貸すことで彼を助けようとすることはやめる
こと、経済的な助力は与えないという意志が必要です。

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