断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
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【Q】占いの結果をひきずってしまいます
悩みと言えるものではないかもしれません。
どういう風に気持ちを切り替えれば良いのか教えてください。
知人に四柱推命のように星まわりで運勢を見る人がいます。
息子と今付き合ってる彼女の相性や、私の属している仕事のこと。
具体的に言うと
「今付き合ってる彼女との相性は、遊ぶことに関しては良いけど
結婚はどうかしら?」と言った感じです。
統計学が基本になっていると言っていますが…
何かしら悪いことがあったら「ほらねー」ってそこに繋げてしまう。
心では(そんなの100%の確率じゃないでしょ)って思うのですが
一度そういうのを耳にすると
いつまでも心の中に言われた言葉が居座っています。
これはどうやって気持ちの切り替えをすれば良いのでしょうか。
【60代 自営業 匿名希望】
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【A】FROM 川畑のぶこ
それが占いであれ、医学であれ、心理学であれ、
統計やエビデンスは大いに参考にされたらよいと思います。
ただし、それが占いであれ、医学であれ、心理学であれ、
問題は専門家がそれらをどのように取り扱うかということで、
このことに関しては、それぞれの倫理観や生きる姿勢に委ねられますね。
Doing(内容) ではなく
Being(あり方)の領域です。
己の結果のために相手をコントロールしようという動機から
それらを扱っているのであれば、これは少々暴力的です。
ひと呼吸置いて関わり合い方を考え直すのも良いかもしれませんね。
それが慈悲の心から扱われており、相手の言葉や態度に思いやりや敬意を
感じることができるのであれば、耳を傾ける価値はあるのではないでしょうか。
統計もさまざまな学問も、人間が豊かに人生を送るために使うものであって、
使われるものではありません。
自分の人生のための学問であり、学問のための自分ではないのです。
あくまでもご参考まで、占いやタイポロジー(タイプ分析)などを用いて
アドバイスやコミュニケーションをしてきたりする人と関わり合うときに、
川畑が個人的に気をつけている三つのポイントをお伝えしておきます。
まず、相手が伝える内容(たとえば四柱推命)が正しいかどうかではなく、
「それを専門的に扱っている人が、人生を豊かに機能的に生きているか、
魅力的かどうか」を観るようにしています。
相手が生き証人になれているかを観るのです。
このような学問を習熟した結果、性格も人生も私が目指す素敵なものになるのだな、
と思えたのなら、その相手の耳を傾け参考にするようにしています。
二つ目には、ものごとを伝えるときに、あくまでも可能性として伝えているのか、
それとも伝える内容を絶対化しているのかにも注意を向けます。
人生に「絶対」ということは無いので、
自分のアドバイスを絶対化してしまっている人は要注意だと思っています。
自然を相手にするときは、謙虚さが必要です。
これだけ科学技術が進歩し、万という統計が取れているのに、
いまだに明日の天気を100%正確に当てることは出来ないのです。
統計はあくまでも群の話であって、誰か個人の話ではないということを知り、
そのことをふまえた上で、コミュニケーションがされている人は
健全なあり方やコミュニケーションが出来る人として耳を傾けます。
三つ目に、「問題が起きること=悪いこと」としている人の話は
あまり耳を傾けないようにしています。
人生に問題はつきものであり、それが無くなり、全てが思い通りになることを
目指すのは不毛です。
そのようなことをにおわせる相手の場合は要注意リストに入ります。
それよりも、失敗を恐れず前進する勇気や希望を与えるコミュニケーションが出来るか、
たとえ思い通りにならなかったとしても、それらをしなやかに受け入れて淡々と対処し、
前進するあり方や智慧を提示出来る人であるかどうかを気をつけています。
ご参考になったでしょうか?
私がここで提示したアプローチ含め、与えられているさまざまな情報は活用しつつも、
いちばん大切なのは、自分の心の声に耳を傾けてみることであることをどうか忘れずに。