断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
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Q:モノの多さが障壁で彼とは結婚できないのでは?
付き合って約10ヶ月の彼氏がいるのですが、結婚を意識しています。
わたしも32歳なので、年内にとは思っていました。
彼は倹約家で、私は逆に何でも買ってしまいます。
私の家によく来るのですが、モノが多いことをよく指摘されます。
お出かけの荷物も多いです。
ストックを買い置きする傾向にあります。
近所に大型スーパーがあり、すぐに買えるものなのにね。。。
雑誌は買いませんが、文庫本をたくさん所持しています。
着なくなった服は処分していますが、モノは一向に無くなりません。
おそらく、これが障壁になり結婚には至らないのではと、
最近、本気で悩んでます。
解決法をアドバイスいただきたく存じます。
【ビビアン様・32歳・医師】
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A:
FROM 川畑のぶこ
結婚はしたいけれど、障壁になっている多くのモノも手放したくない…
モノと彼とが天秤にかかっている状態なのですね。
倹約家の彼と買い物好きの私。
きちんとした彼とおおらかな私が、絶妙なバランスで、
末永く笑顔で生活するイメージはできますか?
そうであれば、
互いに学び合うことのできる良きカップルとなるのではないでしょうか。
つきあい始めというのは恋の情熱の魔力もはたらいて、
あばたもえくぼのように相手との違いもさほど気にならないことも、
何年も一緒にいるうちに苦しみに変わってくることがあります。
結婚に互いの歩み寄りはMUSTですが、
さまざまな価値観の差でも、経済観念の差はとくに衝突が生じやすく、
後々大きな問題にも発展しやすいので、「年内」と焦らずに、
入念に摺り合わせておくことが賢明ではないかと思います。
ところで、モノやお金の話をしてはいますが、
彼との比較ではなく、ビビアンさん自身が困るくらい
基本的にモノが多いのであれば、
問題の本質はモノの量でもお金でもないかもしれません。
寂しさやコンプレックスをモノで埋めようとしてはいないか?
それに代わって彼が私の心の寂しさを埋めて慰めてくれることを
期待してはいないか?…
モノを手放せないという理由で無意識の結婚への抵抗はないか?
もういちど静かに振り返ってみることをおすすめします。
モノの管理に関しては、
近所のスーパーは自分の冷蔵庫や倉庫。
デパートは私のクローゼット。
図書館やネットは自分の書斎。
知人の脳は自分のリモート脳の一部。
といった具合に、意識を拡大してみてはいかがでしょうか。
全てを自分が所有しているスペースに詰め込む必要は
無くなってくるかもしれませね。
モノも彼も全て、常に自分の側にいたことに越したことは無いけれど、
モノが常に側に無くても彼が常に側にいなくても
それなりに人生は機能するし、それなりに幸せに生きていける私だと
信じることができるでしょうか。
もしそうであれば、どのような決断をしても、またどのような結果になっても、
そこに執着はないので、さほど苦しみは無いでしょう。
PS
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