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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

私の住む東京も気温の低い日が続き、冬を実感しています。
でも、今年は雪が少なくて、皆さんのなかでもスキーなどがお好きな方は
寂しい思いをされているのではないでしょうか。

前回のメルマガで、旅先で子どもと雪合戦をした話をしましたが、
実はその後、息子が雪合戦ではとどまらず、スケートやスキーに
興味を持ち始めました。

近所のスケートリンクを見て、「自分もやってみたい」と。
テレビを見て、「スキー場に行ってみたい」と言い始めたわけです。

私も主人も“滑りもの”が苦手なので、「今は雪降ってないから」と言い訳
しながら(笑)、「どうしよう。この苦手をどう克服しよう」と焦ったり、
「息子には我慢してもらおう」と開き直ったりしていたのですが、
「そうだ。ここは私も手放すべきものは手放そう」と思い至りました。
「全部自分がやらねば」と思うことを手放してみようと思ったのです。

もともと、いろいろなことを人に頼むことはしてきた私ですが、
子どもの遊びに関しては、やはりできる限り親がやってやらねばと思っていました。
ところが、そうではなく、得意な人、上手な人に託してもいいのではないかと。

今年は去年より「ゆとり」を持ちたいと思ってもいますので、ちょうどいい機会です。
スケートは主人の兄とその子どもたち(=息子の従兄弟)に、
スキーは、選手だったキャリアを持つ私の知人に、託すことにしました。

今、私がお話ししたのは親子関係のことですが、他の分野でも、
何か自分がやらなくてはと思うことに、実は他に得意で、やりたい人がいて、
その人に託す方がよほど効果があり、効率がよいということがあるかもしれません。

皆さんにもぜひ、この発想をご活用いただけたらと思います。

私も、昔はスキーをやって楽しい時期もありましたが、今は体重も変わりましたし、
運動神経も変わりました(笑)。無理はせず、得意な人に手放そうと思います。

さて、今日は「金銭問題で家族を犠牲にする父が許せません」という、
29歳で美容師をされているテルボー様という方からのご相談にお答えします。

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私は夫と、もうすぐ4歳になる子供がいて、今は自分の実家で父、母、弟と6人で生活しています。
一つ屋根の下で暮らしているにも関わらず、ここ2~3年、父と目を合わせず、口を聞いていません。

父は3人兄弟の末っ子で、2人の姉がいますが、その姉達が見栄っ張りで、お金をあるだけ使い果たし、
ついには家賃も払えなくなるほどの浪費家。私が産まれる前から、父はその姉達に借金をしてまで
お金を注ぎ続け、私達家族が犠牲になる程、お金の問題が絶えません。

(中略)

母も3つのパートを掛け持ち、働き続けてはなくなるお金。文句ひとつ言わず頑張り続け、
一人でずっと苦労してきた母に、なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろうと、
悔やまれます。

父は自営業で今は仕事がなく、母一人で家庭を支えている状況。なぜそこまでして母が苦労
しなければならないのか憤りを感じ、幼い頃わからなかった今までのすべての事実を知って以来、
父とは話も出来ず、許せません。
心のどこかでは許したくても、許せなくて、どうしていいかわからないでいます。

今は母が少しでも楽になれるよう、私達の生活費を削り、借金返済に協力していますが、
仕事しない父が視界に入るだけでイライラ。家族はみんな協力しようと頑張っているのに、
ただお金を貸すだけの父が本当に許せません。

でも、このままの状況を変えたいという気持ちもどこかにあるのです。
少しでも自分からアクションを起こしたいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

テルボーさんの、お母さんと家族に対する思いやりが伝わってきますね。

まず、何か変化を起こしたいと思うのであれば、きちんと話し合いの場を設けることが
大事になってくると思います。

言いたいことは言わないと、このように溜まってきて、非言語的なメッセージとなります。
目を合わせないというのは「私、怒っているのよ」という非言語的なメッセージ。
これをきちんと言語化することが必要です。

この文面だけでは分かりませんが、もしかしたら、お父さんなりの事情や、理解する必要
のある背景もあるのかもしれません。まずそこを、いったいが起こっているのかを
きちんと説明してもらい、その上でテルボーさんの意見を伝えていくことが大切です。

家族会議というと大変なエネルギーを使いします。でも、テルボーさんがこれからずっと
嫌な気持ちで生活し続けるのと、話し合いの結果、物事をクリアにしてから生活していく
のとを比較してみれば、どちらが建設的で価値があるかは明らかですね。

お母さんもずっと文句を言わずにお父様を助けてきたということは、何かそうしたい、
お母さんなりの動機があるのだと思います。その部分の確認も必要かもしれませんね。

お父さんがお姉さんたちをサポートし、お父さんをお母さんがサポートする。
そして、そのお母さんをテルボーさんがサポートする。

そこには共通して、相手への「愛」「慈悲の精神」がありますね。
お父さん、お母さん、それぞれの「愛の形」を、一度客観的に見てみましょう。

ただし、同時に「自己犠牲」の連鎖も生んではいないでしょうか。
そこも注意深く見る必要がありそうです。

続きはビデオをご覧ください。

そして、気持ちの問題とは別に、お金の問題については、
専門家の力を借りるという選択肢も、検討されることをお勧めします。

こちらも、詳しくはビデオでお話ししします。
https://youtu.be/eIEWcMKc_EY

PS
相手の問題・課題に入り込みすぎ、自分ごとにしすぎて、
苦しくなってしまうことはありませんか?

……相手への愛や思いやりの気持ちは変わることなく、
上手に手放すことができるといいですね。
  ↓
http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

PPS
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1 件のコメント

  • hana より:

    肉親間での関わり方について考えさせられました。どう依存せず生るか、自立して生きるか。いざ自分の立場で考えると難しいですが、自分はどうしたいのか、どう考えるのかはっきりさせて取り組んでいきたいと思いました。