Q:私は決断するのがすごく苦手で、
決めないといけないのに違うことをしたり後回しにしてしまいます。
そしてとても時間がかかります。
家族には相談したこともあるので事情は知っていますが、
まだ悩んでいるの?? いつまで悩んでいるの??
と思われているように感じてしまいます。
徐々に誰にも今の心境を言わなくなってきて、
一人で決めたいと思うようになりました。
相談するんじゃなかったのかなとも思います。
家族にもこう思うとたまに寂しいときもあります。
でも一人で決断し行動するのはとても勇気がいって
どんどん時間が過ぎていっています。。
決断できないということは何か解決方法があるのでしょうか?
ある人からはカウンセリングに行ってみるのは?と言われましたが
それくらいの状態なのでしょうか?
もしそれが必要なようであったら行ってみようと思います。
自分でもどうしてこんなに不安で時間ばかりが経つのだろう。
と思っているので。。
よろしくお願いいたします。
【ゆき・30代・主婦】
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A:
FROM 川畑のぶこ
ゆきさんのように、なかなか決断ができずに、
優先順位の高いことであるにもかかわらず、後回しにしたり、
やたらと時間がかかってしまうということは時折あるものです。
重要な課題であればあるほど、慎重になるのは当然のことですから、
安易に決断はせず、じっくり時間をかけたくなるのでしょう。
プレッシャーがかかって「あとでじっくり考えて決めよう」という心理が働き
行動が鈍るのは、ある程度理にかなっていることかと思います。
極めてわかりやすい例を提示するなら、
結婚相手を選ぶときや、就職先を選ぶときなどは、安易には決定せず、
じっくり時間をかけるでしょう。
ただし、一事が万事、なかなか決定できず時間がかかったり
後回しにしたりということが続いているのなら、
これはやはりQOL(人生や生活の質)を低下させてしまうこともありますから、
問題ともなりますね。
対人関係も、ゆきさんは大事なことだからこそ相談したいと思っているでしょうが、
毎回せっかく親身になって相談に乗っているのに、そのことが反映されないと、
相手も自分がゆきさんの役に立っているとは思えず、
無力感や虚無感を感じてしまい、ゆきさんの相談に乗ることに
無意識な抵抗を感じるようになるのかもしれません。
これは残念なスパイラルですね。
時々、相手に「とても参考になった。ありがとう」という言葉かけを
大切にしてみると良いのではないでしょうか。
相手のアドバイスの内容を採用するかどうかはわからないけれど、
少なくとも、自分自身を振り返るのにとても役立ったということが伝われば、
相手も相談に乗る労を厭わないのではないでしょうか。
なかなか決断をできない背景には、
「失敗してはいけない」という恐れがあるかもしれません。
もちろん、失敗しないに越したことはありませんが、
失敗を恐れるあまり、前進できなくなってしまうのなら、
ある程度リスクを背負う覚悟を決めることが大切であり、
ゆきさんの課題になってくるのではないかと思います。
人生に失敗はつきもの。
たとえ、失敗したとしても、そこからまた立ち直れば良いし、
学べることもあると受けとめ直してみてはいかがでしょうか。
失敗は成功のもと。
失敗するたびに賢くなる私なのだと、
肩の力を抜いて未来に向かってみてください。
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