こんにちは。川畑のぶこです。
今日は、ゆるりさん(40歳・女性・会社員)からのご相談にお答えします。
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川畑先生こんにちは。
先生のメルマガでの皆さんへのアドバイスは、本当にいつも勉強になります。
前向きになれるメルマガをいつも楽しみにしています。
私は人に相談することが苦手(分かってもらえないだろうと思うふしが
あります)なのですが、相談させて下さい。
小学6年生くらいから徐々に筋力が落ちてきて、高校生の時に筋ジストロフィー
と診断されました。今はまだ歩けるし、字もかけます。
週休二日で仕事もしています(障害者枠で、新卒で採用してもらいました)。
走ったり、腕を上げたり、階段を上ったりはできません。
できないことが少しずつ増えると、それと同じくらいに自信がなくなっていく
気がします。こんな私でもパートナーを作り結婚したいなと思うのですが、
自分をさらけ出す勇気がないですし、出会いの場に行くのも億劫になって
しまっています。
何かアドバイスを頂けましたら幸いです。
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私たちは、生まれてから死を迎えるまで、どんどん衰えていきます。老いて、
衰えて、それまでできたことができなくなるというプロセスを体験するわけです。
そして、それまで持っていたものを手放さなければいけない。執着を手放すと
いうプロセスが必要になるのですが、ゆるりさんのように、筋ジストロフィー
のような病気になり、できたことができなくなるということの度合いが人よりも
深く、さらに時期も早くて、となるのは、とてもお辛いこととお察しします。
今回、いちばん悩まれているのはパートナシップですね。こんな自分でも
パートナーを作ったり、結婚したりできるのかなという不安。おそらく、
自分が何もできなくなって、相手に迷惑をかけてしまう、だから自分のことを
必要とする人などいないのではないか、迷惑をかける人間である自分は価値が
ないのではないか、などと、お考えなのかもしれません。
けれども、人間の価値というのは、手足が動くとか、何か人のために物理的に
動けることかというと、もちろんそれは一部としてはあるかもしれませんが、
決してそこだけではありません。
今回このような病気がゆるりさんの中にあるということ。それは、病気と
向かい合うことを通して人生を切り開いていく、人生に奥行きを出していく
という課題なのかもしれません。
身体が動く動かないに関わらず、自分の価値や魅力を、ゆるりさんご自身が
きちんと受け入れて、内面から放つ輝きを持って人々と接するということが、
人生での大きな課題になっているのではないかなと思います。
私たちは日々、様々なサポートをし合い、その関わり合いの中で生きたり、
生かされたりしていますね。ゆるりさんが周囲の人にできる「サポート」は
何でしょう? それはご自身の「存在価値」と結びついていますよ。
続きは、ビデオでお話しします……
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