こんにちは。川畑のぶこです。
今日は、りささん(30代・女性・フリーグラフィックデザイナー)からの
ご相談にお答えします。
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「パートナーの過去の言動を責める癖をやめたい」(1月16日配信)http://www.kawabatanobuko.com/blog/2407
を読み、心揺さぶられました。
私は結婚10年目、小1の息子がいます。私の夫も、幼少期からの両親との
関係性にトラウマを抱えており、そのためか、人と良好なコミュニケーション
をとることが難しい性質をもっているように見えます。
結婚当初は、さほど気にならなかったのですが、ここ数年、私のやること
なすこと(家事の仕方、子どもへの対応など細かな部分まで)に否定的な
発言を繰り返すのです。私が悪いのかと、自分を責め、自分が変わらなくては
と試行錯誤をしてみたりもしましたが、状況はよくなりませんでした。
また、夫は息子に対してもキレやすくなっていました。息子は、一昨年、
発達障害の診断を受けており、独特のこだわりと癇癪等を抱えています。
私自身は、息子と関わる中で、情報収集をしたり、アンテナを張ったり
していたためか、比較的すんなりとその診断を受け容れられましたが、
夫はそうはいきませんでした。息子の気になる言動に対して、暴力的な
言葉や態度で脅してしまうのです。
夫を息子の療育に一緒に連れて行く等、理解を進める努力をしましたが、
なかなか上手くいきませんでした。このままでは、子どもへの影響が
計り知れないと、悩んだ末に夫と距離を置くことを決め、昨年の春から
息子を連れて別居を開始しました。息子だけでなく、私自身のためにも。
怯える息子を見るのが、辛くて、苦しくて。今は夫と離れ、息子も私も
精神的に安定して暮らしています。
夫は現在、自身の課題に気づき、カウンセリングを受けて自分と向き合って
いるようです。夫は夫で努力している。息子は夫のことを好きでいるし、
いつかまた一緒に暮らせると思っている。そんな二人を見ていると、
私は二人を引き離し、なんてひどいことをしているのだろうと、自分を
責めてしまいます。私は今後、どんな心持ちで夫と接していったらいいのか、
アドバイス頂けたら嬉しいです。
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りささん、困難な中、本当に頑張っていらっしゃる様子がうかがえます。
素晴らしいですね。
とても良い選択をされているのではないでしょうか。もちろん、家族なのに
別居する、距離をとるというのは、とても辛いことですよね。夫婦同士は
まだよくても、果たしてそれが子どもにどんな影響を与えるのだろうかと
悩んだとき、私たちは罪悪感を刺激されますね。
おそらくりささんも、罪悪感や後悔の念というのが苦しみの源であろうと
推察しますが、今、ご主人がきちんと自分の課題に気づき、カウンセリング
を受けているということですから、経過は良好だと思います。
そして、そのような状況下ゆえ、「こういうことをできる夫なのに、子ども
と引き離してしまってよかったんだろうか」と、罪悪感を抱いてしまうので
しょうが、これは、りささんが賢明な判断をして行動した結果、起きた変化
であると捉えてみてください。
夫がキレやすくても、子どもに暴言を吐いたり脅したりしても、それでも
りささんが我慢して耐えていたのであれば、ご主人も問題意識は持たなかった
かもしれませんし、「これでいいんだ」と自己正当化をして、自ら変化を
起こそうとは思わなかったかもしれません。
優しくて、それまでは不適切な暴言も許してくれていたりささんが、今回
立ち上がって「NO」と言ったことは、ご主人を揺さぶるような大変な
インパクトがあったのでしょう。その結果、変化が起きたということです。
りささんは、その時点でできる最善の選択をしたわけですから、罪悪感は
不要です。
人間というのは後悔したらきりがありません。りささんは、少なくとも
その時点で、精神的にも、肉体的にも、物理的にも、そして息子さんのこと
を考えても、最善を尽くしたことは明らかです。それを認めてあげてください。
息子さんとの関わり合い方、家族間の距離のとり方など、今後についても
アドバイスさせていただきます。
続きは、ビデオでお話しします……
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