結婚十年目の41歳の主婦です。
夫と小学一年生の息子、3歳の娘の4人家族です。
生前贈与で義父母の家の隣に家を建てる計画が持ち上がっています。
しかし、私は義母と不仲なので、隣に住みたくありません。
義母からは心ないことを言われ続けてきました。
「あなたは不細工よね」と真正面から言われたり、
「常識もないし、挨拶も出来ないから私がたたき直す」と
親戚の前で言われたり。
孫が生まれると、「私が育て上げるから」と
私から取り上げるようなことも何度かありました。
世間から見たら、隣にキャッシュで家を建ててもらえるのは
贅沢な話だと言われます。
が、また心ないことを言われたり、心に土足で踏み込まれ、
踏みにじられる思いをするのではないかと怖いです。
夫は乗り気で家が欲しくてたまらないようです。
私がわがままなのでしょうか。
【ひまわり・41歳・女性】
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A:
FROM 川畑のぶこ
嫁と姑の不仲はいつの時代も大きなテーマですね。
うちに嫁いできたのだから、嫁はうちのモノ、
よって自分たちの好きなように扱うというような、
前時代的な価値観による扱いを受けていることかと察します。
もし、何らそのようなことを言われる経緯はないのであれば、
ひまわりさんが幸せに生きる権利が侵害されていますね。
心ないことを言われ続けていることに関しては、
まず、嫁は夫の家族からどのように扱われても良い存在ではないという、
ひまわりさんの毅然とした姿勢は大事になります。
ひまわりさんは、ご自身に対して決して裏切ることのない親友となって、
きちんと自分自身を守ってあげてください。
ご主人にはこのことを相談されているのでしょうか。
それとも、ご主人に対しても従順に尽くす姿勢で、
意見は控えてきたのでしょうか。
もし、ご自身の意見を主張してこなかったのであれば、
まずはご主人にひまわりさんの意見を主張してみてください。
主張とは、傷つけたり批判したりすることではありません。
自分と自分の家族の将来に対して、何が最も健全だと思うかを、
穏やかに爽やかに伝えることを心がけてみてください。
姑さんからの扱いに、心を痛めていること。
家は手に入っても、幸せが手に入ることがイメージできないこと。
経済的な負担は背負ってでも精神的な穏やかさを優先させたいことなど、
ひまわりさんにとって、一番大切なものは何かを伝えてみてください。
その主張から波紋が起きるかもしれません。
でも、人生は時として波風が立つものです。
ここ一番、という決断をする時には、
多少、波風が立っても仕方ないという潔さも必要でしょう。
これをきっかけに、さらに姑の意地悪がひどくなるなら、やはり
ひまわりさんの選択は間違っていないという裏付けになるでしょう。
逆に、姑が「嫁はそこまで思いつめていたのか」と、
態度を改めてくる可能性も、ないとは限りません。
そうであれば、これもやはり意味がある行動だったことになります。
滅多に主張をしない嫁が主張をするというのは、
とても大きなインパクトを与えることになると思います。
どうかご自身の人生と幸せを諦めないでください。
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