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妊活をめぐる意見の相違、、、夫への愛情の変化にも悩んでいます。

30台後半で結婚し、現在結婚5年目になります。
結婚前に子供のことを話した際、夫は「子供を欲しい」と言っていました。
ただ中々自然には出来ず、私は次のステップに進みたかったのですが、
夫からは、不妊治療には倫理的に同意出来ないと言う理由で、
意見が別れました。

そこから半年に一度位の割合で、
私も不妊治療について協力してもらえないかを頼みますが、
意見は変わらず、そんなに欲しいのなら、離婚して、
他の人との人生を考えなさいと言われました。

年齢的にも、このまま何もしないままでは、一生の後悔となりそうです。
1度でもトライさせてもらえれば、まだ諦めもつきます。

普通でしたらここで話し合いを重ねるのでしょうが、
更に悪いことに、夫は結婚直後からうつ病になり、
その治療も半年ほどは行きましたが、仕事以外は寝て暮らすのみです。
私が病院通いを勧めても、従ってくれません。

そんな夫に妊活や不妊治療の話をすると、
その後にふさぎこんでしまうので、こちらも面倒で、
もうしたくないというのが本音です。
でもどうしても不妊治療は諦められません。

私は、時間がない中、焦りばかりあり、眠れない日がよくあります。
私たちの人生において今、何が優先順位が高いのか?
それをお互いに話し合う機会もままならない。
彼に対する愛情も、曖昧になって来ました。

ただ、夫の意見も尊重し、理解する事も大切だと思います。
自分の思い通りに相手が動かないからと言って、
愛情がゼロになると言うのは身勝手かなと思います。

課題が山積みに感じてしまい、
何から手を付けて良いのかも分からなくなりました。

【Ami・40代・会社員】

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A:
FROM 川畑のぶこ

Amiさんのような悩みに共感される40代女性は多いことと思います。
40代に限らず、30代であっても
同じように悩まれる方はいらっしゃいますね。

Amiさんもおっしゃる通り、優先順位が何なのか?を
もう一度ご自身の中で整理されるのは大事だと思います。

その際、大切にしていただきたいのは、
子どもができないことで、ご自身もご主人も責めないことです。

「努力不足でこうなっているんだ!」
「もっと努力さえすれば結果は伴うんだ!」
という考え方を手放すことです。

子どもを授かることもそうですが、
人生には思い通りにならないことがたくさんあります。

そのようなときに、人生を穏やかに生きている人は、
思い通りになるための努力をしつつも、
思い通りにならないことを素直に受け止める力があるのだと思います。

Amiさんから見て、ご主人は努力していない、あるいは
まだまだ努力できるはずと思っていらっしゃるかもしれません。

ただし、彼の精神的、社会的、身体的限界を尊重した上で、
もしかしたら既にオーバーキャパなのかもしれませんね。

もしかしたら、今以上の努力をして…すなわち、妊活をして、
あるいは子どもを作れて、はじめて受け入れ、認められることよりも、
今のままの自分、あるがままの自分を受け入れてもらえることを、
人生や結婚に望んでいるのかもしれませんね。

彼が彼の人生に望むことと、
AmiさんがAmiさんの人生に望むこと、
彼が結婚に望むこと、Amiさんが結婚に望むこと、
これらをもう一度テーブルの上に載せてみて、
整理してみることをお勧めします。

言語的なコミュニケーションで確認することが難しければ、
彼が発する非言語的なコミュニケーションに耳を傾けたり、
Amiさんの想像力を駆使して、そのことを振り返ってみてください。

「彼が何も言わないから」コミュニケーションができないと
思われるかもしれませんが、
言わないことも実はコミュニケーションのうちです。

そのように振り返ってみると、案外
答えはそこかしこにちりばめられているかもしれません。

それらをAmiさんなりに整理してみて、
それぞれにとって健全な未来を再創作してみてはいかがでしょうか。

ひとつだけ言えるのは、私たちは、
子どもができたから幸せになれるわけではありません。
今置かれている状況に幸せを見出せる人が、
子どもを持ったか、持たなかったかということ、ただそれだけです。

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