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Q:私の悩みは、幸せな状態を受け取ることができないと言うことです。

経済状態、人間関係、いろんなことにとても恵まれていて、
子供たちも他の人が羨ましがるような素晴らしい進路につくことが
できたのですが、その後、自己免疫性の難病にかかってしまいました。

光の後には闇があるのだなと思いました。

幸いにも最近病状が安定して、ずいぶんと元気になってきて、
いろんなことができるようになってきました。

周りには色々と苦しみを抱えている人たちがいて、
自分なりに時間やエネルギーやお金を、その人たちのために
注いではいるのですが、その人たちのことを考えると、
自分だけがこんなに幸せでいいのだろうか、などと思ってしまいます。

また、光の後には闇が来るのではないかと不安に怯えてしまうのです。

このような変な罪悪感を手放し、心身ともに真に健康になるためには
どうすれば良いのかアドバイスをいただければ幸いです。

【のんちゃん・52歳・主婦】

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A:

FROM 川畑のぶこ

光の後には必ず闇が来る、なので、光を味わえない、
または、味わってはいけないという思いがあるのですね。

確かに、私たちの人生には光も闇もあるでしょうし、
幸せな時もあれば苦しい時もありますね。

だからと言って、
どうせ闇があるのだから光を受け入れない、
どうせ苦しみがあるのだから喜びも受け入れない、
という姿勢は理にかなっているでしょうか。

もしそうであれば、
どうせ闇があっても光があるから闇を受け入れない、
どうせ苦しみがあっても、幸せがあるのだから
苦しみを受け入れないというのも事実なのですが、

どうせなら、そこまで唱えてみてはいかがでしょうか。

大切なのは、光も闇も共に受け入れる。
そして、どちらにもこだわらない。
という姿勢ではないでしょうか。

どちらかしか受け入れないというのは
自然の法則に反しており無理があります。

喜びも苦しみも来ては去るものです。
その瞬間その瞬間、十分に味わったら深追いせずに手放す。

この感覚が私たちに真の安らぎをもたらすのではないでしょうか。

おそらく、のんちゃんのおっしゃる「幸せ」とはちょっと違う視点かも
しれませんが…幸せが何かは、それぞれが置かれている状況に
よって変わってくるものです。

それぞれが、それぞれの人生の課題と向き合い、
与えられているものを生かしながら、
幸せを体験する能力は備わっています。

それはのんちゃんやのんちゃんの周囲の人たちが設定している
幸せとは異なるかもしれません。

自分と相手が同じ条件下に生きることが幸せとは限りません。

与えられた条件下で幸せを見出す、
人間のそんな能力を信頼して、人々や世の中と関わりあってみると
世界はこれまでと異なって見えてくるかもしれません。

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