shutterstock_190921283

Q:大変恐縮ですが、私の悩みを聞いていただきたく、
なんとか前を向いていけますよう、ご助言をいただきたく、お願い致します。

昨年秋、乳癌になりました。
初期の発見により、手術や治療も進み、
普段通りの生活にしていくようにと主治医からも言われています。

しかし、乳癌発症前に医療保険を切り替えた事により、
長くかけてきたものを捨ててしまい、
かつ、癌保険の責任期間前の発症により、こちらも補償されません。

そんな事が重なり、
医療保険補償への執着から抜ける事ができません。

自分の浅はかさに死んでしまいたいとも思ってしまいます。

癌になってしまった事のショックもありますが、
医療保険への執着が捨てられません。

笑って生きる為にやった事が、真逆の結果になってしまったと、
心が折れてしまい、苦しくて辛い毎日です。

このままではいけない。
前を向きたい。執着から離れたい。救われたい。

【のんのん・50代・アルバイト】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

乳がんの診断を受けて落ち込んでいるところに
保険もおりないことが分かったのですね。

それはとても辛いことだったと思います。
人生とは、計画通りにいかないものですね。

でも、執着を捨てて前向きに生きたいという気持ちが
のんのんさんの中にあるのなら、
それは、すでに前向きな一歩を歩んでいる証拠です。

保険のことは本当に残念でしたが、人生に残念なことは起こり得ること。
未来は誰にも予測できないことを受け入れることは、
私たちを楽にさせてくれます。

きちんと予測さえしていれば、
こんなことは起こらなかったはず、
そして、きちんと予測することは可能だと思うと、
自分を責めたり、後悔したり、執着したりしてしまいます。

でも、繰り返し、誰にも未来は予測できません。

私たちは、その時点で自分なりのベストをつくし
て未来を予測していたのです。
私たちは、その時点でのベストしか尽くしようがありません。

のんのんさんは、健康な未来を信じて、
がん保険の費用は他のことに回そうと、
その時点での最善の判断をされました。

そして、取り返しのつかないことになってしまったのかといえば、
決してそうではないでしょう。

それなりに、経済バランスをとって
生きていくことができているのではないでしょうか。

それはありがたいことです。
他の診断で、何年も入院を強いるような病気でなかったのは
幸いなことではないでしょうか。

保険はおりなかったけれども、早期発見により、
普段通りの生活ができると主治医から言われている。

これは別な視点から見れば、とても幸運なことではないでしょうか。

失ったものだけでなく、今でも保たれているものや、
与えられているものにも目を向けてみてください。

それらに感謝する姿勢は、私たちを執着から解放してくれるはずです。

   

ーーー

★あなたが今抱えている『悩み』をお聞かせください。
毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

ご質問はこちらからどうぞ。
https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

タグはありません

コメントはこちらから

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、 が付いている項目は必須項目となりますので必ずご記入をお願い致します。