令和2年、明けましておめでとうございます。
みなさまはどのように新たな年をお迎えでしょうか。
私は新しい家族を迎えて、賑やかな新年となりました。
クリスマスにサンタクロースが
息子に子犬を贈ってくれて、家族が増えました。
この1匹のワンちゃんで、私たち家族の暮らしは一変しました。
これまで、どんなに睡眠の大切さを(データを明示しながら!)伝えても、
深夜までPCに向かうことをやめなかった主人は、
ワンちゃんのリズムに合わせるために、
手の平を返したように早寝早起きになりました。
8歳の息子は、言われなくてもせっせと
仔犬のごはん、うんち、おしっこの世話をするようになり、
一気に自立心が芽生えました。
私は足元にまとわりつくおチビさんを踏んづけないように、
一歩一歩身体全体や足の動きに丁寧に注意を払いながら
上品に(!?)歩くようになりました。
ものすごい変化です!
我が家の年末年始の話題はワンコ一色、
ワンコネタやワンコを介しての会話が増え、
家の中は眩い太陽が昇ったようにパッと明るくなり、
笑顔が溢れるようになりました。
これまであまり使ってきていない脳の領域を使うのでしょう、
さまざまな感情が湧いてきます。
ティーンエイジャー女子のテンションで
超ーKAWAIIを連発してしまいます。
ウンチをしても「すごーい」と3人で拍手。
おしっこをしても「わぁ、お上手ー」と3人で拍手。
ごはん食べても「よくできたねー」と3人で拍手。
ただただ生きるための営みに、
これほどの称賛が寄せられる場面も
なかなかないのではないでしょうか。
かなりいい感じのホルモンが出ている実感ありです♪
これまでも、私たちは犬好き親子ではありましたが、
朝が苦手な夜型人間の夫に、出張が多く外出好きの妻に、
まだ自分のお世話もきちんとできない8歳息子に、
とうてい犬など世話できるわけなど無いと決めつけていました。
それらの条件が整わない限り、
犬は幸せになれないので、迎えられないと。
ところがなんてことはない、
犬が来たら、一夜にして条件が整ってしまいました。
まだワクチン接種が終わっていないので
散歩をさせることが出来ないことがもどかしく、
待ちきれない夫と息子は「慣らしのために」と、
近所の河川敷まで、勇足で抱っこ散歩に連れていきました。
結果、ワンコは揺れで酔ってしまい、不機嫌になる始末。
誰がごはんをあげるかも奪い合い。
獣医に連れて行くのも奪い合い。
これまでは楽しみだった家族での週末の外食も、
ワンコがキュウンと寂しげに鳴くなら、
誰からともなく「やめようか」なんて。
すると他の2人も「やめよう、やめよう、家で食べよう!」
と嬉しそうに踵を返すのです。
面倒で大変だと思っていたことが、むしろ、喜びに感じられます。
こんなにちっこい存在が、
我ら人間3人のグダグダなライフスタイルを
一気に健全に豊かに正してくれました。
まさに福の神です。
私たちは、ちゃんと条件が整ったら
行動するんだと決めて、その時が訪れるのを
いつまでも待つことが多いのではないでしょうか。
でも、ときとして、行動するからこそ、
一気に条件が整うこともあるのですね。
私も今回はそんな人生のトリッキーさに唸っております。
2020年、ぜひみなさんも、ほんの少しの勇気で、
新たな行動を起こしてみてください。
一気に道が切り開ける体験をするかもしれません♪
みなさんにも福の神が訪れますように…
– 川畑のぶこ
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