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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、みいさん(50代・女性)のご相談にお答えします。

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川畑先生、こんにちは。いつもメルマガ拝読しております。
年頭恒例「捨てたい私」「なりたい私」のテーマで募集とのこと、
「捨てたい私」で応募します。

私が捨てたいのは「親の価値観に縛られている私」です。

子どもの頃は、母からお金のことで父への愚痴をよく聞かされ、
私は我慢することが良いこと、と育てられました。
お小遣いやお年玉も母に渡していました。
そのせいか、私は今でもお金を使うことに罪悪感を、
お金がなくなることに恐怖を感じてしまいます。

また、母は学歴、特にどこの高校出身かにこだわりがありました。
私は、そんな父母のようになりたくない、父母よりちゃんと生きたい、
という気持ちで生きているうちに、父母に負けたくない、
お金の苦労はしたくない、自分の子も父母に文句を言われないように育て
たい、という気持ち強くなり、いつのまにか、お金や学歴にこだわるよう
になっていました。

娘が成人した今でも、娘に行って欲しかった高校の制服姿の学生を見ると、
辛い気持ちになる私がいます。

親の価値観に縛られる気持ちを捨てたいです。よろしくお願いします。

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みいさんに限らず、親の価値観に縛られている人というのは
親に認められるために意識的に自分自身を縛っている人もいれば、
知らず知らずのうちに、もう細胞に染み込むように親の価値観が
染み付いてしまって、そこに縛られている人もいると思います。

親の価値観というものには誰でも少なからず影響を受けていますし、
それを意識的に乗り越えようとしてきた人もいるでしょうが、
それもうまくいくこともあれば、いかないこともあります。

みいさんは、意識してそれを乗り越えようとしたけれども、
なかなかうまくいかないというところだと思います。

まず、親のことは、みいさんもきっと大好きだと思うのです。
親のようになりたくないと言っているけれども、やっぱりどこかで
認められたい、愛されたいという気持ちはあるでしょうし、
それがこのご相談にすごく滲み出ていると感じます。

親のことを大好きだというのは、認めてしまっていいと思います。
みいさんは、特にお母さんとおっしゃっていますが、
もちろん、お母さんの言動すべてを肯定するという意味ではありません。

お母さんの言動によってみいさんが苦しんだ部分もあるでしょうから、
そこはみいさんが反面教師にして変容させていこうと思うのはいいことです。

でも、ベースは否定するのではなく、認めることから始めましょう。

お母さんは、お母さんの価値観で、生きたいように生きたのです。
だから、みいさんも、お母さんの価値観はお母さんにとっては機能すると
尊重しつつ、自分には自分なりの唯一無二の個性を持った人生がある、
それを大事にしようという姿勢を育むことが重要です。

続きは、ビデオでお話しします……

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