Q:はじめまして!こんにちは。
私は30代の主婦で、夫と4人の子どもと生活しています。
五月より、仕事をする予定でしたが、
コロナの影響で、学校も幼稚園も休校になり、
職場に相談して延期してもらっている状態です。
子どもと過ごす毎日ですが、充実しています。
コロナで延期にしてもらっている仕事ですが、
今の、私に必要な事は外で働くことではなく、
家の子どもたちと向き合うことなのではないかと思ってきています。
仕事をはじめるのは、経済的なこともありますが、
自分の時間が欲しいと、思う気持ちもあったからです。
自分の時間が欲しいのは、
子どもと向き合うことから逃げているのでは?と考えたりしています。
仕事は、自分のやりたい事、
でも今、やらないといけない事は、子育てなのではと、なやんでいます。
本当は、ゆっくり子どもと向き合いたい、
でも、家にいると思い通りにいかないことが多く
イライラしてしまう自分がいるので、外にも出たい。
こんな思いがグルグルしています。
こんな気持ちのまま、決められずにいます。
何か突破口が欲しいです。
よろしくお願いします。
【えるちゃん・30代・看護師】
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A:FROM 川畑のぶこ
えるちゃんは4人のお子さんを育てられているのですね。
喜びも多い反面、おっしゃる通り、
自分の時間も犠牲になることと思います。
子育てはままならなさのレッスンですからね。
まずは、4人育てているご自身を
「よくがんばっているぞ!私」と存分に褒めてあげてください。
さて、子育てと仕事(経済的なバランス)と自分自身の時間との
バランスに悩んでいらっしゃるのですね。
仕事や自分自身の時間を欲することは、
決して子どもと向き合うことから逃げているわけではありません。
子育てはエネルギーを使いますから、
そのためのエネルギーを充電する場や時間も必要です。
自分の時間を持つことは、
機嫌よく子育てをするうえで大切な要素です。
ガソリンが入っていない車は
どんなにアクセルを踏んだって前進しません。
適度に自分の時間や休息をとらないことは、
エネルギーが枯渇しているにもかかわらず、
仕事しようとしている人=無責任な人という考え方もできます。
食事や睡眠がきちんととれていないときに、
イライラせず育児ができますか?
生理的欲求と同じように、私たちには
満たす必要のある心理的欲求というものがあります。
えるちゃんも、自分のニーズを満たすことも大切な仕事のうち
としてとらえてみてください。
子育てか、仕事かと、どちらか白黒はっきり
させなければいけないのではなく、
配分を調整されれば問題は解決すると思います。
子育ても、自分の時間も適度に…ですね。
子育てとは必ずしも、常に子どもと一緒にいることではありません。
仕事を一生懸命頑張っている
お母さんの背中から学ぶことだって大きいのです。
お母さんがずっと家にいるわけではないとなれば、
お姉ちゃんやお兄ちゃんが妹や弟を思いやる機会や
兄弟姉妹が互いに協力し合う機会、
自分たちで考える機会も与えられます。
子どもを育てる究極の目標は自立ですから。
ひとつ気になったのは、えるちゃんは自分の時間が欲しくて
仕事に復帰することをお考えですが、
仕事が自己充足できる場となればそれは良いのですが、
もし、仕事もエネルギーを費やすことが多い場となった場合、
たとえ子どもたちから離れる時間ができたとしても、
満たされない可能性があるかもしれません。
その場合は、経済的なこともあり、仕事をするのなら、
仕事以外にも自己充電できる時間を持つことが大事になります。
経済的にゆとりがあったに越したことはないけれども、
もし、いますぐ働かなければいけないわけでもないし、
子どもたちとの時間を大切にしたいと思うのであれば、
仕事以外で自分の時間をつくることで
バランスをとることも考慮されてはいかがでしょうか。
もしかしたら、えるちゃんは
子どもがいるのに自分の時間をとることに罪悪感がある
ので「仕事」という合理的な理由を免罪符として
使おうとしているのではないかと気になりました。
繰り返し、仕事でなくても、自分自身の時間は
必要不可欠なもの、仕事と同じくらい大切なものです。
そのことを思い出して、ご自身をケアされてください。
子育てがんばってくださいね!
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