20210830

FROM 川畑のぶこ

今日は、プリンちゃんさん(40代・女性・獣医師)
のご相談にお答えします。

【Q】
小3の娘には仲良くしているお友達が2人いるのですが、
その2人が娘から嫌がらせを受けていると、
一人のお母さんから言われました。

娘は、幼さが抜けず、自分の思い通りに
お友達を動かしたいところがあるので、
お友達が嫌な気分になってしまうことも
あるのだろうということはわかります。

友達付き合いが不器用なだけで、
悪意があったり、嫌がらせをしようと思って
するような子ではありませんが、
お友達が気分を害されていることは事実なので、
そのことについてはお詫びを伝えました。

相手の方は、1年生の頃より学校に相談していた
ものの、取り合ってくれなかったそうです。

後日先生にお話を伺うと、
娘は確かに不適切な言動をして
相手を嫌な気分にさせることがあるものの、
問題にするほどでもないとのことでした。

先生には、遠慮せず娘に注意をしてほしいことを
お願いし、先生からは、双方が新しいお友達関係を
築けるように配慮していただけるとご提案を頂きました。

我が家には病気を抱えた子どもがおり、
娘の話をしっかり聞くことが疎かになっていることも
反省すべきと気づきました。

先生と相談した内容を相手方に報告し、
子どもの成長と幸せのために協力を申し出たのですが、
相手は全面的に娘が悪いことを強調し、
娘に確認をしてと言います。

私には、娘が悪意ある人間には到底思えないので、
下手に娘にこの件について話をすると、
心に傷を作ってしまうだろうと思い、
どうしたらよいものか悩んでいた時、
娘の方から、良好な友人関係の構築について
相談を受けました。

終始、問題解決方向に焦点を当てて、
自分で解決しようとする娘に信頼感を覚えました。

相手方からは子どもの問題を超え、
両親の思惑も交えた複雑な問題に
発展していきそうなメールがきます。

子どもとの付き添い入院中にも
遠慮なくメールしてくるような方なので、
真に受けて対応していてはいけない相手なのかも
しれないという気持ちも出てきました。

どのような対応をするとよいでしょうか? 
アドバイスをよろしくお願い致します。
   
 
【A】
獣医さんとして、お忙しくお仕事をされている中、
もう一人のご病気をお持ちのお子さんのお世話もあり、
そしてこのような問題も起きてきて、
心休まらない状態であろうと推察いたします。

そして、そんな状況下でも、双方にとって
良い結果をもたらすにはどうしたらよいかと
真摯に向き合うお姿に、プリンさんの誠実さを感じます。

問題は2つありそうですね。
1つは、娘さんとのプリンさんとの関係、
もう1つは、相手のお母さんとの関係です。

子どもは、大人に見せる顔を都度変えてきたりも
するので、プリンさんが、現状を本当に正しく
把握できているかどうかという点は、
常に疑問視していくことをお勧めします。

娘さんのことは全面的に信頼し、尊重しつつも、
事実関係を冷静に観察していく姿勢ですね。

相手の親御さんには、相手の親御さんなりの、
我が子を思う気持ちがあることもまた事実ですから、
そこへは誠意を持って接することも大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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