FROM 川畑のぶこ
みなさま
2022年あけましておめでとうございます。
東京は元旦以来、晴れやかな日が続いており、
清々しいお正月となっております。
みなさま新しい年の始まりは
どのようにお過ごしでしょうか。
今年もコロナ禍でまだ先が読めない年ですが、
大変な中にもみなさんそれぞれに
変化への適応のしかたを見出していることを
願っております。
私の年末年始はといえば、歌三昧となっております。
息子がこの冬に英語歌唱コンクールに出場し、
ソロとグループの部の両方で想定外の快進撃を遂げました
(そのために年末年始のスケジュールが
すっかりひっくり返ってしまったのですが…汗)。
ソロは関東エリア本選進出を、
そしてグループはついに全国大会出場を決め、
来週の全国大会に向け
年末年始は練習に追われています。
そんなわけで、日本のお正月は
しめやかに厳かに迎える傾向がある中、
我が家にはにぎやかな歌声が響いております。
それにしても、この2年間でソーシャルディスタンスや
リモートに慣れきってしまった今、
改めて生の歌声や合唱のパワーに圧倒されています。
とりわけ、もともとバラバラでまとまりのなかった
子たちが、1ヶ月で心をひとつにして、
体全体を楽器にして奏でるハーモニーには
心打たれるものがあり、昨年一年分の心の澱が
一気に浄化されるような感覚がありました。
職業上、日頃から人を癒やすことへは
最大の関心を抱いているつもりですが、
この数週間は音楽のちから、
とりわけ生声や生音による癒やし効果を
改めて痛感しています。
昔は日常的に自然と触れられていたものに
近年「○○療法」(たとえば園芸療法とか
アニマルセラピーとか芸術療法など)と名がつくのは
どことなく寂しさを感じ、音楽療法も同様でしたが、
外に出て人と触れ合う機会が制限される今、
健康への必要性としてそれらが
療法として唱えられることの重要性を感じています。
音楽には不安やストレスを軽減する効果が
さまざまな研究により認められていますが、
音を介して社会的なつながりが感じられることは
大きな恩恵ではないでしょうか。
もちろん、デジタルやリモートでも
それなりの効果はまちがいなくあるでしょうが、
生の音のバイブレーションを浴びる体験、
同じホール内で音と心が互いに響き合う事象は
何にも替えがたいものがあります。
最近は、劇場やコンサートホールも
感染対策にも万全を期すようになっています。
私達がその時点でのできる限りを尽くしたのなら、
あとは存分に芸術や交流を楽しみたいものですね。
私も、昨年は息子と一緒に複数回
ミュージカルや音楽コンサートにもでかけました。
細胞一つ一つまで響きが届き、
仕事の疲れも一気にリフレッシュさせて
明日への活力を与えてくれるのを感じています。
来週は頭のてっぺんからつま先まで、
子どもたちの響きを行き渡らせ
今年の活力としたいと思います。
みなさんもぜひ、健康に必要不可欠なものとしての
生の音楽や芸術を楽しむことを
提案させていただきたいと思います。
2022年がみなさんに
多くの笑顔をもたらしてくれますように!
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