FROM 川畑のぶこ
今日は、コウコさん(50代・女性・事務)
のご相談にお答えします。
【Q】
8月から脳出血で右半身麻痺、
全介助の母の在宅介護が始まりました。
妹が仕事を辞め、メインで介護をし、
私は、自分のできる時間を
介護の時間に充てています。
胃ろうだけで食事をとり入れようと
しない妹に、私は不満ですが、
フルタイムで働いている私には、
食事を担うのは難しく、
妹にお願いするしかありません。
理解してほしくて
食事の大切さを言い過ぎたせいか、
私と話をするのが負担で夜眠れない、
と訴えられました。以来、関われない
ことは見ないようにしています。
妹の負担を軽くしたいことから、
私の1日は、朝6時に母のオムツ交換。
今は、雪道のため7時に出勤し、
夕方6時半に帰宅。
娘宅で孫の世話をし、
夕食を作るのは夜8時から9時。
その後、母の夜のオムツ交換と足浴。
自分の夕食は母の世話の後。
片付けをし、主人の朝の卵焼きと
おにぎりを作り、入浴後寝る、という
感じで、睡眠時間が欲しい毎日です。
でも、母と孫に関わる時間は、
とても大切に思っています。
自分で食事をすることの大切さを認めない
妹への不満。
また、「疲れた」と呟いた私に、
在宅介護に消極的だった主人から、
待ってましたとばかりに
「だから在宅介護は大変だと言ったでしょ。
どうするんだ」 と言われ、
「あなたには二度と言わない」と
意地になっています。
そして、「大変なのは母のことではなく、
あなたの世話です。自分のことは自分で
やってください」という不満があります。
それらを溜め込んでいるせいか、
12月からひどい湿疹になってしまい、
今、アレルギーの薬が効いて、
四六時中ピリピリとした痛く痒い状況
から脱しました。
これは、自分が正しいという執着と、
こんなに頑張って介護も仕事もやっている
のに、認めてもらえない不満なのでは
ないかと思います。
これらの感情は、どうしたらなくなるので
しょう。嫌になります。
【A】
コウコさんのお母さんへの溢れる愛情、
思いやりが伝わってくるご相談です。
同時に、妹さんにも大きな負担がかかって
しまっているから、なんとかそれを
少しでも軽減してあげたいという気持ち
もあって、コウコさんご自身が身を粉に
して頑張っているご様子も伝わってきます。
ただ、全体の流れを見ると、
家族のシステムが少し崩壊し始めてしまっ
ているのかなという感じもありますね。
介護にまつわる理想、完璧な介護たるや
こうだというのが、コウコさんの中に
きっとおありなのだと思うのですが、
それを強く追求しすぎてしまった結果、
歪みが出てきてしまっているように
お見受けします。
介護は誰のためのものでしょう?
お母さんのためですよね。
ここは一呼吸おいて、
今一度そこに焦点を合わせて
妹さんやご主人との調和的な関係性を
取り戻し、お母さんのためにベストな
介護体制をとっていただきたいと思います。
続きは、ビデオでお話しします……
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