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FROM 川畑のぶこ

いったい私たちはどこからきて
どこへ向かっているんだろう?

なんのために生まれてきたんだろう?

身体がなくなったらいったいどうなるんだろう?

これは私が物心ついた頃から
漠然と抱いていた疑問でした。

人間を知りたくて、アメリカの大学では
リベラルアーツの人間学と言語学を専攻し、

世界のいろいろな人と触れあえば
もっと人間を知れるかもしれないと、

スペイン語やフランス語、
またロシア史などのクラスも取りました。

大学は東海岸だったこともあり、
ヨーロッパのみならず、
エクアドルやプエルトリコやコロンビアなど

日本ではなかなか出会うことのない
南米出身の友人がたくさんできて、
何人かとはいまだに交流があります。

いろいろな国の人と交流をしてみて
人間とは!?の探求に大きな発見があったか
というとそうでもなく、

人間として肌の色や言葉の違いなど
表面的な差こそあれ、基本的に私たちは
みな一緒だなという感を得た程度でした。

もちろん、
それはそれで大きな気づきではありましたが。

卒業後は、
そんな自分の関心とはあまり関係のない
外資の戦略系経営コンサルティング会社に勤務し、

その後再渡米して、
ロサンゼルスの貿易会社に勤務するなど、
しばらくはビジネス畑に身をおいていたのですが、

のちにLAで通訳・コーディネーターとして独立し、
ハリウッド関係のビジネスに多く携わるようになりましたが、

その中でも異色な
心理療法の通訳の仕事が回ってきました。

それが「イメージのちからや心の状態が
がんの治癒に影響を及ぼす」という
サイモントン博士のワークショップだったのですが、

この仕事をきっかけに私の人間探求が
再燃しはじめることになります。

身体のみならず、心理・社会・スピリット・環境、
またそれらとの関係性など、

すべてをまるごと扱って
人間の全体像が見えてくるのであり、
癒やしの秘訣が存在すると直感しました。

大学では心理学・哲学・社会学の基礎は
学んでいましたが、

人間の心の不思議に魅了され、
同療法のトレーニングを修了して
心理療法家になったのち、

知識を補完するべく、
再度日本で通信制の大学の人間科学科で
心理学を専攻し修めました。

心理学といえば、
日本ではフロイト・ユング・アドラーなど
深層心理学の分野の心理学者たちが人気で
3大心理学者などと言われているのですが、
心理学の世界ではまったく異なります。

心理学の教科書にはフロイトは
解説されますが、ユングやアドラーは
ほとんどページが割かれません。

現に、アメリカ心理学会の
20世紀の影響力ある心理学者として
紹介されているのは、

1位:スキナー
2位:ピアジェ
3位:フロイト
4位:バンデューラ
5位:フェスティンガー

です。

ユングは23位、
アドラーに至っては67位です。

アメリカで、専門家のあいだで
ユングが好きなんだというと
「は?」という顔をされます。

もちろん、だからといって
ユングやアドラーの学説に
価値がないということではありませんし、

川畑はユングの大ファンですし
アドラーの教えの紹介も方々でしています。

現代の心理学は
日本人に人気の深層心理よりも、
客観的に量ることができる
私たちの行動(ふるまい)を分析していきます。

私は心理学はPsychology(サイコロジー)、
すなわちPsyche(プシュケー)=心・魂・霊
を扱う学問と思っていましたが、

スピリチュアルに言及しようものなら
異端児扱いされる雰囲気すらあるため、
心理学を修めてがっかりすることも多々ありました。

それはやはり独自に探求していくしかない、
と悟るのです。。。

それでも、やはりスキナーやピアジェや
バンデューラやフェスティンガーなど
著名な心理学者たちの説く教えは、

私たちに多いに役立つ優れたもので、
学ぶ価値のあるものです。

私自身はクライアントや患者さんと向き合う中で、
心理学のいくつかの理論は
自己発見や自己成長のために
ご自身で学んでいただくことは
とても有効だと感じています。

心理学では統計学や犯罪心理学、精神医学や
法律なども幅広く学んでいく必要がありますし、
一般の方がそのすべてを学ぶことは不要です。

ですが、とくに、発達心理学や学習心理学、
また認知心理学のいくつかの理論や実践は

私自身も自己発見のために
その知識を活用していますし、

クライアントさんたちに伝えたり
セラピーとして取り組んだりしているもので
役立つものと感じています。

私たちのふるまいは
幼少期の親との愛着形成のしかたによって
左右されるという愛着理論や、

物事の受け止め方の学習パターンに基づいた
認知行動療法などは

理解を深めることで自分自身を客観視し、
わかっちゃいるけどやめられなかった
悪しきパターンからの脱却を促してくれます。

またその発展版でもあり、
仏教心理学の理論や実践である
マインドフルネスを習熟することは、

どのようなときにも心を平静に保つのに
大いに活用価値のあるものと感じています。

私自身も、
人間の心や存在の何たるやについては、
まだまだ道半ばであり、

いや、半ばすらたどり着いておらず、
一生続く探求であり、
もしかしたら死ぬまで(死んでも)
わからないものかもしれないと思っています。

それでも、その探求を諦めず、
偉人たちの教えを拝借しながら、
少しずつ人間の謎のヴェールが
剥がれていく過程というのは、

面白いものであり
生きる躍動を与えてくれるものです。

今回、自己発見・自己成長をキーワードに、
役立ちそうな心理学の講座を
開講することにしました。

もし、そんな心理の(真理の!?)探求に
興味がある方は、
ぜひご一緒に学びを深めてみませんか?

ところで、
先に世界の色々な人々との出会いを通じて
「人間として共通する大切なもの」も
分かった気がする、とお伝えしましたが、

講座ではそんな気づきについても
みなさんとシェアし対話を深めていきたいと
楽しみにしております。

自己発見の心理学講座、ぜひご参加ください。


「自己発見の心理学講座」

※販売終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!

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