FROM 川畑のぶこ
今日は、さちこさん(70代・女性・無職)
のご相談にお答えします。
【Q】いつも拝見しています。
50代の長女のことです。
私には、とても気を掛けてくれています。
でも、自分のことには我慢してか、
着る物・履く物にはお金を使いません。
何十年も前の物を着たり、
履いたりしています。
おしゃれには関心ないと言いますが、
生活できないほどではないと
思っています。
また、玄関や居間には、
自身の子どもの小さい頃の
写真が飾ってあります。
人が見たら、
彼女の孫の写真かと思われそうです。
私としては不思議で、
本人にも聞いていません。
家族は仲良くしています。
何か、どこかに問題があるのでしょうか。
頑張って節約もしています。
私よりもしっかりしています。
どんなふうに捉えたらよいのでしょうか。
よろしくお願いします。
【A】さちこさんの
親心あふれるご相談です。
おそらく、さちこさんは
周りの人と交流を豊かにしたり、
グループの中にいることを楽しまれる
方なのではないでしょうか。
なので、周りの人から
どう見られるかという見た目や容姿、
何を着るとか履くとかいうことにも
割と注意がいく人なのでは
ないかなと思います。
感覚的なものやフィーリング、
人との触れ合い…といったものを
大事にするのは、
女性に割と多いパーソナリティです。
一方で、さちこさんの娘さんは、
おそらく、周りの人と繋がることより
自分の世界を大事にする人なのでは
ないかなと思うんですね。
そのようなパーソナリティの人は、
人と交流したり繋がったりということに、
基本的な欲求がさほどなく、
それよりも、一人の時間や空間、
自分の内的な世界を充足させるのが
得意です。
ですから、写真についても、
それを見ると嬉しくなったり、
彼女ならではの世界につながる
ことができたりする、
彼女にとっては豊かな時間や
関係性なのかもしれません。
なので、別に
おかしいとかいうことではなくて、
ニーズが違うということです。
内的な世界を広げる人なのか、
外的な世界でやり取りを豊かに
する人なのか、
どちらによりニーズがあるのか
ということですね。
そして、内的な世界を大事にする人
というのは、見た目をさほど
気にしないという傾向があります。
服は、体を覆ってくれて
護ってくれればちゃんと機能を
果たしてくれるので、じゅうぶん。
履物も、履いて外を歩ければ、
怪我しないで歩ければじゅうぶん。
傘もビニール傘とかで大丈夫とか、
そういう価値感かもしれません。
一方で、色や柄、デザインで
もっと感覚的に満たされたくて
ファッションを楽しんだり、
また、それを周りの人から
どのようにフィードバックされるか
を楽しむ人もいますよね。
きっと、さちこさんはそのような
タイプなのではないかなと思いますし、
だから、そうではない娘さんを見ると
自分と違うし、何かおかしいのでは、
と思ってしまうのかもしれません。
ですが、娘さんは病的なわけでなく、
ただ、ニーズが違う、
パーソナリティが違う、ということです。
ぜひ、その視点を持ってみてください。
続きは、ビデオでお話しします……
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