Q:こんにちは。
これからどうしていけば良いか、分かりません。
小学4年生、1年生の子どもがおります。
小学1年生の子が、現在ほぼ学校に行けておらず、
不登校なような形になっています。
保育園の頃から行き渋りは結構酷かったのですが、
入学後も休み休みは通いつつ、
途中から全く行けなくなりました。
5月頃から「自分ってバカやから」とか「友達おらんし…」
など言い出しており、私も保育園から行き渋りが
酷かったので、かなり心配してしまい、
町の子育てセンターに電話をして、
勧められて発達検査も受けたりしました。
その結果としては
言語の部分に不得意が見られる、という事で
全体の平均値としても数値は低めでした。
身体もかなり太めなので、
動きにくいのもあるかもしれません。
平仮名は一文字ずつは
少しずつ読めるようになってきましたが、
自分で文章は読めません。
書く事も見ながらは出来ますが、
自分で書くことは出来ません。
療育にも通う事になり、
運動や勉強も少しずつやっていますが、
滑舌も少し聞き取りづらい所もあり、そこもしています。
少しずつはしていますが、
なにぶん学校に通えていないので、
勉強も遅れているでしょうし、
お友達ともどんどん会いづらいのか、
今日はお芋掘りがあったので、
朝は何とか私と一緒に行ったのですが、
教室には入れませんでした。
家ではどうしてもYouTubeやゲームが多くなるので、
もしかしたらそういう事で、集中力や
そういうイベントに興味が無くなっているのか!?
などとも思ってしまいます…
療育や放課後預かってくれるような所では
特にそのような面は見られないようなのですが…
(むしろポケモンカードや他のゲームでも遊んでいる)
行けないのは行けないなりの理由が
あるのだろうとも思いますが、
いかんせん一年生…
平仮名や足し算引き算の基本的な所が
出来ていないので、今後が本当に心配です…
このまま社会には
出れないのでは無いのだろうかと…
また、時々
やっぱり私が無理にでも行かせなかったのが
悪かったんだろうなぁ…
などという考えが出てきて落ち込みます。
行ってしまえばお友達とは遊んでいたようなので、
何とか休み休みでも通えれば、友達関係も
ここまで怖いものにならないで済んだのかな、と…
おそらく私も学生時代(特に高校)、
学校に馴染めず辛い時があったので、
その姿を重ねる事もしてしまい、
余計ややこしくしてしまったのでは無いかと…
本当は家計の事もあり、少しだけでも
働いたりもしなければならないと思うのですが、
今は私がほぼ一日中家で見ているので、
そこもどうしたら良いのか…
貯金を切り崩したりもしているので、
本当はダメなんだと思うんです。
かと言って私もがっつり働ける人では無いのですが…
私自身も人間関係が苦手なので…
家での過ごし方ももうどうしたら良いのか…
時々対応にも困ります。
何だか八方塞がりにも感じていて、
一体この先どうしていけば良いのか、
分からなくなります…
一体何が悪かったのか…
私自信は若い頃にウツも経験しており、
自分の体感では薬は飲まなくなっても、
考え方や否定感などはずっとあり、
もうそれは20年近いものかもしれません。
高校時代の事がきっかけとすれば、もっとです…
ウツになった時は親にもお世話になりましたが、
どうしてそこでしっかり治してくれなかったんだ!
などの被害者意識も時々出てきます…
そもそも30キロに体重がなっても、
何も言ってきませんでした。
自殺未遂をして、
やっと病院に連れて行ってもらいました。
すみません、おそらく私自身、
依存しやすい所があるのだと思います。
このような状況で、
一体これからどうしていけば良いのか。
どうして他の人が出来ているような事が
出来ないのか、という思考にもなりがちです…(私が)
何かしらアドバイス頂けましたら、幸いです。
【ナナ・40代・女性・内職】
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A:FROM 川畑のぶこ
子育てとはままならないものですね。
そもそも、人生そのものが
ままならないものなのでしょう。
他の人ができるのに、
どうして自分or自分の子はできないのだろう…
みんなといっしょでない自分or自分の子はおかしい…
このように考えると
とても生きるのが辛くなってしまいます。
おそらくナナさんご自身、
若い頃からそのように周囲と比較して
できていないことに注目した結果
辛くなってしまったのではないでしょうか。
今、お子さんと向き合うときに
ナナさんに育んでいただきたい姿勢があります。
まず、ナナさんの中にある、
お子さんに対する
「生まれてきてくれてありがとう」という気持ち、
「大好きだよ」という気持ちを、
お子さんにわかるかたち=言葉やスキンシップなどで、
日々、具体的に表現してほしいのです。
私たちは身内になると、
そんなの言わなくたってわかっているでしょ、
という甘えで大切な愛情や感謝を伝えるのを
怠りがちです。
でも、愛情や感謝はなによりの
私たちのこころのエネルギー源です。
こころのエネルギーが充電され、
居場所があると感じられると、
そこを安全基地としていろいろな場に
チャレンジする勇気や自信が湧いてきます。
ぜひ家庭をそのような場にしてあげてください。
幼稚園から小学校にあがると
環境がガラリとかわり、
結果主義の競争社会に突入するので、
学習が遅かったりユニークな子たちは
周囲のお友だちに取り残された感じを
抱くことがあります。
その結果、自分はダメなんだと
レッテル貼りをしてしまいます。
家庭は、学校の基準とは別な基準
=勉強ができようができまいが
とっても大切な存在で愛される存在なんだ!
私が私でいられる場であることを
感じられるようにしてみてください。
私たちの親を含め、そんなことは
学校で教わってきていませんから、
家庭内文化として伝承しておらず、
意識的に実践していない人が
ほとんどではないでしょうか。
きっとナナさんもそんな環境があったなら、
過度に周囲に合わせようとして
苦しまなくてもよかったのにという思いが
ないでしょうか?
ぜひそれをお子さんに実践してみてほしいのです。
お子さんには、できないことに注目して
そこにダメ出しをするようなメッセージではなく、
本人が興味を示したり、できていることに注目して、
そこを称えたり伸ばしたりすることから
はじめてみてください。
そして、お子さんから、
できないことができるようになりたい、
というようなつぶやきややりとりがあったなら、
そこを拾い、ナナさんから
「ではこうしてみようか」と提案してみてください。
一緒にやってみようか、
という勧誘もとても良いと思います。
教育も、現代はさまざまなスタイルのものが
提供されています。
人と親密に関わらずとも、オンラインスクールで
ゲームなどもカリキュラムに取り入れて、
スモールステップで相互にやりとりを進めるもの
などもありますから、
既存の枠組みを捨てて、ナナさんなりに
お子さんに合うプログラムはなにかを
調べたうえで提案してみるのもよいと思います。
その際、「やってごらん」という
上から目線の指示的なやりとりではなく、
「ねえねえ、こんなのあるんだって、面白そうだね」
「えー、こんなのあったなら
ママがやってみたかったかもー」などと、
同じ目線の共感的なやりとりから
提案してみることをおすすめします。
ダメだからやるのではなく、
ちょっと面白そうだからやる、という切り替えですね。
同時に、ナナさんご自身も身の回りの
「ちょっと面白そうなこと」に意識を向けて、
ご自身を満たす姿勢を育んでください。
自分に優しく…そのような母親の姿は、
お子さんにとって何にも代えがたい
人生の教えになるはずです。
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