2411リトリート

FROM 川畑のぶこ

この週末、我が家は引越しで、
大・断捨離が敢行されております!

ついでに離婚もしたので
人生の大・断捨離でもあります!

10年住んだ家…

薄々そんな気はしていたけれど…

最初はヘビロテしていたのに、

出産→保育園(待機児童問題)→幼稚園(受験)
→小学校(受験)→中学校(受験)へと
成長する子どもの変化に伴い、

そして家事&育児ほぼワンオペで
目の前のことに必死に対応しているうちに、
忘却の彼方へ押しやられたモノたちが
見事に堆積しておりました。

私の苦手な書籍や書類は、
一人暮らしから結婚生活を始めたときの
倍以上に増え、

子どもを通したファミリーフレンドたちと集う
ホームパーティー用のカトラリーやら器やら
ギフトラッピングやらも増えまくりでした。

ただし、スペース的にはギチギチに見えないので、
なんとなーくそのまんまになっておりました。

埃を被り始めた断捨離アンバサダーの肩書を
再度磨き上げるべく、

ひたすら「使う」「使わない」、「いま」「ここ」「私」
にフォーカスし、1/3以上のモノたちを手放しましたが、
半分以下にするのが目標です。

「今この瞬間を生きる」ことの大切さは、
数多(あまた)の賢者が説いていますし、

私が日頃行っている心理療法も、
クライエントさんの多くは、
過去や未来に心が彷徨い、それを反芻し、
今この瞬間を埋めつくすことで
メンタルの不調が起きています。

思考の執着から脱却し、
純粋に今に心のエネルギーを向けることは、
容易ではないのですね。

今この瞬間を生きる方法論も、
洗練をともなって確立されたものには
なかなか出会えないなかで、

私がコレだ!と思うものは、
断捨離とマインドフルネスです。

断捨離は、目の前のモノ(ヒト・コト)との
関係を通して、己の抱く過去への執着心や
未来の不安を解き放つメソッドです。

私は日頃、認知(ものの見方や考え方)を
整えることで執着を解き放つ心理訓練を行なっており、
マインドフルネスもその大切なひとつなのですが、

2008年に出会った断捨離は、
行動から認知を整える認知行動療法だと直観し、
興奮を覚えたものです。

なんとなーく取っておいてあるモノたちの多くは、
実は現実逃避の証拠品、
すなわち、すでに起こった過去への執着や、
まだ起こってもいない未来への不安のかたまり
であることを知り、驚愕したものです。

そして部屋の中を埋め尽くすモノたちを見渡すや、
人に執着を手放すレッスンをしている場合ではない!
と断捨離に着手したのです。
(そして今回の引越しでも再度そのことに直面するワケです!)

不要・不適・不快なモノとの決別は、
不要・不適・不快な思考・信念、
そして習慣との決別であり、

今この瞬間を大切にするベースであることを
身をもって実感し、
断捨離の底知れぬちからに震えたものです。

空間を整えること、選び抜くことは、
自分を大切にすることにつながり、
ひいては向き合う相手や人生そのものを
大切にすることにつながるのですね。

場が整えば、瞑想や癒しの効果も
ぐんと高まることにも気づきました。

(人生諸々のガラクタに囲まれた中で
瞑想をするより、スッキリした空間で行う方が
効果的なのは想像に易いでしょう)

断捨離に遡ること千数百年、
お釈迦さまは心の執着を解き放つ要として
アーナパーナサテイスッタ(出入息法)を説きます。

今この瞬間、息を吸っていることに気づき、
今この瞬間、息を吐いていることに気づく。

至極シンプルなこの心身的アプローチは、
西洋からマインドフルネスという英名にパッケージ化され、
日本にも逆輸入されることになります。

シンプルだから簡単かといえば、
そうではありません。

雑念が「お邪魔しまーす」、
とばかりに私たちの思考の隙間に入り込み、
注意を妨げるのですね。
  
今この瞬間に注意を向けるのは、
シンプルでいて、難しいのです!
   
 
初めてマインドフルネスに出会ったときの
私の正直な感想は
「インパクト薄いな…」
「ホントに効くのかな?」というものでした。
  
断捨離のように劇的に成果が見える
アプローチと異なり、地味なのです。
 
 
ところが、
実践した翌日から変化は顕著でした。
  
そのときは、
アクロバティックな対応を強いられる出来事が
連続的に続いた週だったのですが、
心の中はまるで水鏡のようだったのです。
   
静かなるパワーとでもいいましょうか、
行動は忙しなくても、頭は覚め落ち着いている。
   
マインドフルネスの穏やかで強力なちからを感じましたし、
私が人生の山やら谷やらを幾度も乗り越えるときに
このちからが大いに役立っています。
     
 
断捨離が目に見えてわかる活動的な側面を
持ち備えるのに対して、
マインドフルネスは内面で取り組む作業で
目に見えにくいアプローチであることからも、

それぞれ、「今・ここ」に帰る、
陰陽の関係にあるアプローチではないかと
思いました。
 
 
断捨離との出会いから早いもので15年。

この節目に、
やましたひでこさんと心理療法の仲間とで、
指宿のリトリート施設「リヒト」にて2泊3日で
断捨離とマインドフルネスのリトリートを開催します。
   
 
私にとっては、人生大・断捨離のご褒美であり、
再出発のイニシエーションともいえるイベントとなります。
 
まだお席にゆとりがありますので、
ぜひメルマガでご縁のある方たちにも
ご参加いただきたくご案内させていただきます。
   
 
この指宿での3日間は、
マインドフルネスの瞑想をゆったり行いながら、
断捨離以外にも、専門家による感情負債の解消法、
腸脳相関(心身相関)に関する勉強などもあります。
   
リトリート施設の母体である
指宿ベイヒルズリゾート&スパはご縁あって、私は
創設時の2006年より行き来している場所なのですが、
  
東京ドーム77個分の広大な敷地の森の中に位置して、
高台から桜島や錦江湾を眺望する
自然の恵み豊かで深呼吸したくなる施設です。

いったん日常から離れ、意識をリセットするのに
この上ない環境なのです。
   
指宿名物の砂蒸し風呂や温泉で
心も体もポカポカになります。
   
 
11月22-24日の3日間ですが、
お!スケジュールが空いている!
or空けられる!方はぜひ!この機に
ご自分をもてなす時間をつくってご参加くださいませ。
   
メルマガ読者の方には
割引チケットも準備しております。

  
私もマインドフルネスのリードをしつつ、
みなさんと一緒に、自分もどっぷり
リトリートを満喫するつもりです。
 
自分を解放し「今・ここ・私」に帰る〜
マインドフルネス×断捨離リトリートin指宿
 
詳細・お申込みはこちらです
 ↓
https://ibusuki-retreat.peatix.com
  

日頃なかなかお目にかかれない、
メルマガ読者のあなたに
お会いできるのを楽しみにしております♪

   
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