170508

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、コマナカさん(女性・50歳・パート)からのご相談にお答えします。

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夫、子ども2人の4人家族。長男の引きこもりと
次男の発達障害についてご相談申し上げます。

長男は現在22歳で、引きこもり7年目。生まれた時から
神経質で、よく泣き、人見知りも激しく、正直言って、
本心から可愛いと思った事があったかどうか、わかりません。

次男は、私立大学1年生。長男の性格を受け継いでいるのか、
プラス人の目を見て話ができなくて、IQテストでは発達障害
と診断されています。

長男は、今後の事をどう考えているのか、また、どうにかしたい
気持ちがあるのかも全くわかりません。以前聞いた時に、
激しく怒り、何日か口をきかない事があったので、
本人の口から言うまではと待っています。
また、普段の会話を増やすようにしてはいるつもりです。

次男は、発達支援センターや相談は行っているものの、
就職に向けての具体的な方法が見つからずにいます。

長男と次男に対して、一歩踏み込むことが怖い時があります。
これは私の何がいけないのでしょうか。

夫は口には出しませんが、いつも話を聞いてくれ、子ども達
が困ったときには手を差し伸べるような、そんな人です。
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息子さんがお二人とも引きこもったり、日常的な社会生活に
支障をきたしたりしているということで、お母様としては
とてもお辛いのではないかとお察しします。

引きこもりになる子ども達の特徴として、日常生活でのいろいろな
出来事に繊細に反応してしまうということが挙げられますが、
その分とても優しくて、相手の気持ちを察したり、人の痛みが分かっ
たりと、素晴らしい特性もたくさん持ち備えていらっしゃるのでは
ないでしょうか。

息子さんお二人に対して、ああするべきだ、こうするべきだ、という
ことは、おそらく社会や世間がもうさんざん言ってきていると思います
ので、お母様としては、ぜひ、彼らの優れた面に目を向け、ちょっと
一呼吸置いて、リラックスして、向き合っていただきたいなと思います。

コマナカさんが息子さんたちを心配していらっしゃるのは、愛があるから
に他なりませんよね。この愛情、そして敬意が、彼らにうまく伝わると
いうことが大切です。ぜひ、「お母さんは常に、あなたたちに敬意と愛情
を持っている」という姿勢とエネルギーで、「今後どうしたいか、教えて
くれるとうれしいな」といった口調、姿勢で話をしてみてください。

その際、こうしなさい、ああしなさい、というような抑圧的なエネルギー
を込めてしまったり、心配や不安がいっぱいのトーンで伝えるのではなく、
ただただ、あなたたちのことが大好きだし、関心があるから、今どういう
ところにいるのか、今後どうしたいと思っているのか、共有しておきたい
のだ、というニュアンスで伝えることが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:私の悩みは、気が付くと一人外れてしまうことです。

子供の保育園や学校で多くの方と知り合いますが、
最初のうちは色々な人と仲良く話をしたりしていても、
いつの間にかその中でグループができてしまい、
私だけそこから外れてしまっていることが多くあります。

会えばお互い普通に話しますが、
皆でバーベキューに行った等の話を聞くと、
無性に寂しさを感じてしまいます。

私がハイキングやイベント等を提案すると、
皆参加はしてくれますが、私が誘われることはないのです。

私が皆より年上であることを気にしすぎていた事が原因なのか、
私にはやりたい事、興味がある事がたくさんあり、
その話をする事で忙しいと思われているのかも、とも思います。

もしかしたら、冗談まじりで上から目線で物を言ってしまうことが、
原因なのかとも。。。

ただ、やりたい事をやる時間を取ることができる今のスタンスが
ちょうど良いのかな、と思う時もあり、
時どき感じる寂しさを紛らわしたいだけで友達を求めているのかな、
と思う時もあります。

自分勝手な悩みかも知れません。

以前は自分が嫌いでしたが、
今は先生のセミナーや断捨離のセミナーに参加・実践することで、
自己肯定感は上がって来ていると感じています。

よろしくお願いします。

【さっち~・49歳・専業主婦】

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A:

FROM 川畑のぶこ

孤独感は私たちを蝕みますね。

確かに、年上の先輩と感じると、
カジュアルには声がかけにくいこともあるかもしれません。
そのような時は、やはり年の差を感じさせない、話しかけやすい雰囲気
で接することは重要になってくるのかもしれませんね。

さっち~さんは、冗談交じりに上から目線のことがあるとのこと。
冗談と受け止めてくれていれば良いのですが、万一単に上から目線と
受け止めている場合は、なんとなく距離ができてしまうのも
仕方ないかもしれません。

また、たとえ冗談であってもそれが相手の好む冗談のスタイルでない限り、
上から目線はあまり気分の良いものではないかもしれません。
相手の心の中は苦笑いということも考えられます。

上から目線は、たとえそれが冗談であっても
「相手より優位でいたい」心理が働いていることが考えられます。
これは劣等感の裏返しです。

どこかで自分が劣っていると感じるので、
優位でいなければ価値が無くなってしまうという誤った考えから、
心理的に駆り立てられてしまうのです。

そのような優越感は、相手に劣等感を生じさせます。

私たちは皆、自分には価値があると感じたいですし、
それを他者との関わり合いの中で感じたいと思っています。
さっち~さんと一緒ですね。

まず、友情には、どちらかが優る必要もなく、どちらかが劣る必要もない
ということを覚えておくと良いかもしれません。

相手に対する敬意と思いやりが感じられるコミュニケーションというのは、
年の差に関係なく、良好な関係を築いてくれるのではないでしょうか。

さっち~さんは、周囲の人々に深い興味や関心はありますか?
相手をよりよく理解したいという動機から、相手に思いやりや優しさを
持って、相手と心から繋がる気持ちで接しているでしょうか?

それとも、相手が自分のことをどう思っているかということに、
より強い関心があるでしょうか。

相手がさっち~さんは自分に愛ある関心を持って、
また、思いやりと敬意を持って接してくれていると感じることができれば、
おそらくその人はさっち~さんと一緒にいて心地が良いと思います。

心地が良い人とは長く時間を共にしたいと思うでしょうから、
自ずと声がかかることも増えるのではないでしょうか。

ぜひ、そのようなコミュニケーションを心がけてみることをお勧めします。

また、さっち~さんは、ご自分から周囲に対して
「私も誘ってね♪」と声をかけたり、バーベキューの話を耳にした時に
「えー?そんな楽しそうなイベント、参加できなくて寂しいー!」と
伝えたりしていますか?

もし、していないのなら、周囲に素直に寂しさを伝え、
自分も誘って欲しいとリクエストしてみてはいかがでしょうか。

嫌味な感じではなく、素直さと正直さとさわやかさを持って、
コミュニケーションしてみると、
相手も気軽に声がかけやすくなるかもしれません。

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170501

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、サトコさん(仮名・45歳・主婦)からのご相談にお答えします。

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小2(*)の娘のことです。(*2017年3月時点)
ちょうど1年くらい前、幼稚園から一緒だった友達がカバンを
引っ張ったりして学校に遅刻しそうになり、先生に注意された
ことで、一時期、指しゃぶり、爪噛みが出ていましたが、
その子と別々に学校へ行く事で、解消されました。

が、2年生になってその子と同じクラスになり、ある日、その子が
他の子と一緒になって娘を図書室に行けないようにし、先生が
来たら泣き真似をして、娘に押されたと言ったそうです。
それで娘は、自分は何もしていないのに先生に怒られたと、
私に訴えました。他にも、その子に事実とは違うことをされたと
訴えたので、その子のお母さんに電話しました。

次の日、その子のお母さんから電話がかかってきたのですが、
娘とその友達の話がかみ合わなかったので、学校の先生にまで
話が行き、結局、娘の嘘ということが発覚しました。

今まで一度もそんな事はなかったので、ショックと後悔と、
何か育て方に問題があったのか?愛情が足りなかったのか?
と自責の念にかられています。

ちなみに、その子のお母さんは悪い人ではないのですが、
私に対していつも「〜するべきだ」「なぜ〜しないんだ」と、
自分の考えを押し付けてくるので、私は性格的に苦手で、
少し距離を取っていました。
それが娘に何か影響を与えることもあるのでしょうか? 

アドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。
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今まで嘘をつくことなく、素直に正直にきた娘さんが、ある日突然、
クラスメイトや先生を巻き込むような事件に発展する嘘をついたと
いうのは、とても大きなショッキングな出来事だったのではないでしょうか。

このようなとき、サトコさんのように、自分の何がいけなかったの
だろう、愛情不足だったのだろうかと、自分を責めたり後悔したり
する姿勢は、どうしても避けられないものとは思いますが、どうか
ここは、後悔や罪悪感というよりは、反省という方向に切り替えて
みてください。

私たちは、ずっこけたり、横道にそれてしまったり、失敗したりする
存在です。これはもう人間である以上、免れないことです。全てを
理解し、理想通りに進めることは難しく、みんな、その時点での、
できる限りのベストを尽くしているというのが事実だと思います。

そして、それらがちょっとうまく絡み合わなくなり、まるで変な化学
反応が起きてしまったかのように、好ましくない状況に発展すること
はありますが、そんなとき、何かや誰かを責めるのではなく、
「さあ、何が起こっているのかな」「じゃあ、これをどうやって解決
していったらいいのだろう」と、好奇心を持って見てみたうえで、
現実的な対応ができるようになるとよいですね。

このような事件や事故は、ある意味チャンスでもあるのです。何らか
問題をはらんだ状況に、健全な変化を起こすためのいい機会になります。

また、今回の一件には、娘さんが、大好きなお母さんであるサトコ
さんに伝えたいメッセージが隠されているかもしれません。
お二人の関係性についても、今いちど見てみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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