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33歳、30歳、26歳の3人の娘の母親です。
上2人は結婚し、孫もいます。
末娘は同居で、土日のみバイトをしています。

モラハラの旦那と、12年の別居後
離婚が成立しました。

私は、家族団欒への憧れというか
こだわりが強いように思います。
なのに、家族はバラバラになっていきました。

私は、他の家族が私がいない場に出掛け
楽しんでいることが辛くて仕方ないのです。

私も一緒に行きたかった!
私も一緒にやりたかった!
私も誘って欲しかった!

という気持ちでいっぱいになります。

今では、子どもたちから、
「お母さんは私たちが何処かに行くことを怒るから、
言いたくないんだ!」と言われ、
出かけることや、出掛けたことを
言ってもくれなくなりました。

当然の結果だと思ってます。
決して怒っているのではないです。
悲しくて寂しくてやり切れない、、だけなんです。

こんなことで苦しむ私ですが、
家族が幸せそうに楽しそうに暮らしてることは、
心から嬉しくて喜べます。

この複雑で異常な感情は、どこから来るのでしょう。

大家族とガヤガヤすることへの執着が拭い去れないです。
思い通りにしたいとか、もっと思いやってほしい、
というのではなく、ただ家族と一緒に何かをする
瞬間空間が欲しくて仕方ないんです。

趣味がないわけではないです。
友達もいます。

けれど、家族と出掛けたりガヤガヤする時間がなく、
子どもからも拒否される事が、辛いです。

こんな親だから離れて行くことも分かります。
こんな親は自分も嫌です。
でも、湧き出て来る複雑な思いはどうしようもできません。

【ロミ・50歳・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

お子さんが3人とも成人され、お2人は巣立たれたのですね。
ご主人とのモラハラや離婚など大きな困難を乗り越えて、
3人の娘さんを育ててこられたロミさんの努力は
並大抵のものではなかったことと思います。

ロミさんは大家族でのガヤガヤに執着してしまうとのこと。
おそらく、幼少期に影響を受けた幸せのカタチなのではないでしょうか。

テレビの中にそのカタチを見たのかもしれませんし、
周囲にそのような大家族がいらっしゃったのかもしれませんね。

幸せの価値観はそれぞれですから
大勢でガヤガヤすることを好む人もいれば、
プライバシーを保って穏やかに過ごすことを好む人もいることと思います。

それぞれが、自分の人生に対して、理想や希望を持つことは
良いことでしょうし、大事なことでしょう。

ただし、それが一度執着となると
喜びではなく苦しみを生み出してしまいますね。

希望が「大家族でガヤガヤと過ごしたい。そうすれば楽しいだろう!」
といった思いから育まれるのに対して、
執着は「何が何でも、大家族でガヤガヤ過ごさねば!私の人生は
惨めになってしまう」という心理が働いていることと思います。

大切なのは、「そうであったに越したことはないけれど、
たとえそうでなくても、私も家族も幸せに生きることはできる」
という心の柔軟性です。

ロミさんの苦しみは、常に大家族でガヤガヤしていなければ
幸せとは言えないと、その他から得られる幸せを排除してしまっている
ことにあるのではないでしょうか。

ささやかな望み、とのことですが、
家族全員がいつも集まって仲良くワイワイガヤガヤやるということは、
かなりレベルの高い望みではないでしょうか。

ロミさんのご家族は、
過去に家族でガヤガヤやっていたことはありませんでしたか?
たとえば、今33歳、30歳、26歳の娘さんたちが、
13歳、10歳、6歳のときにはどうでしょう?
ワイワイガヤガヤやっていませんでしたか?

それ以前はどうだったでしょうか?
なかったことになっていませんか?

そうであれば、おそらく、お子さんたちも、
たとえ皆が集まってワイワイとやったとしても、
ロミさんがそれで十分と満たされることはないと思っているかもしれません。

私たちは「いつも」望む状態で満たされるということはありません。

ロミさんもお気づきの通り、自分の喜びを満たすために人をコントロールする
けれども、人の喜びを一緒に喜べなかったり、人の幸せを認められない人と
一緒にいたくないと思うのは、自然の流れでしょう。

相手の苦しみや痛みがなくなり喜びや安らぎを望む慈悲の心は、
調和的で愛ある人間関係の基本です。

子どもは親のニーズを満たすための道具ではなく、それぞれが幸せを求めて
生きる権利があります。それを尊重し、思いやり、喜べるようになるための
努力が必要ということになります。

その努力のアプローチとして、
まず、今ロミさんに無いものではなく、あるものに焦点を当ててみます。

お子さんが巣立たれる前は、家族でガヤガヤしていたのであれば、
そのような豊かな思い出があることに感謝できるでしょう。

また、毎日でなくても、年に1度や2度は、家族皆で集まる機会があるのなら、
そのことにも感謝できるのではないでしょうか。

さらに、大勢でガヤガヤしなくてもお子さんたちとの関係で、
幸せだなと思える瞬間がロミさんにもたくさんおありかと思います。

心を素直にオープンにして、そのことをリストアップしてみてください。
そしてそれらのことに対する感謝の気持ちを十分に味わってみてください。

ないことに意識を向けるのではなくあることに意識を向けていきます。

そのような努力が積み重なると、
やがてお子さんたちに感謝を伝えられるようになるかもしれません。

すると、きっとお子さんたちも「お?最近のお母さん、イイ感じかも…」と、
お母様と一緒にいる時間やコミュニケーションする時間に
苦痛を感じなくなるでしょうし、むしろ喜びを感じるようになるかもしれません。

人は苦しみから離れ、喜びや安らぎに向かう、自然の法則があります。

その法則を尊重し、従って生きる努力をされてみてください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、モコさん(50歳・塾講師)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
夫と結婚して35年。今年初め、夫が会社の若い女性(30代)と頻繁に
メールしていたことが判明しました。しかも、メールだけではなく、
週に2~3回会社帰りに会っていて、電話も毎日していました。
始まりは2年位前のようです。「パパ」と呼ばれていました。

これまで、夫は真面目で、絶対に女性とそんな仲にはならないと
信じきっていたので、ショックが大きく、すぐ出て行ってもらい、
別居しました。夫は不倫ではないと言っていますが、私にとっては
肉体関係がなかったとしても許せない気持ちで一杯です。私を平気で
騙して平然と帰ってきていたのかと思うと、怒りがこみ上げてきます。

一時は離婚してもいいかと思いましたが、金銭的なことや法律的なこと
が大変そうなので、思いとどまりました。この許せない気持ちと、
もう二度と前のような幸せな家庭には戻らないと思うと、悔しさ、
寂しさ、色々な感情がこみ上げてきて、毎日涙が出ます。
一体、私はどうすればよいのか、教えて下さい。
~~~~~~~~~~~

ご主人の裏切りと言える行為に非常に深く傷ついて、もう二度と幸せに
なれないと落ち込んでいらっしゃるモコさんなのですね。本当に大変な
なか、やって来られているのだなということが伝わってきます。

このような事件の発覚直後というのは混乱期ですので、感情的になって、
勢いで「出て行って」と言い、実際に出ていってもらい、別居したのかも
しれません。
 
「一体私はどうすればよいのか」とのことですが、少し時間が経った今、
頭ではなく心で、一体「どうしたいか」と、考えてみてください。

できることなら、もう一度やり直したいと思っているモコさんなのか、
それとも、金銭的・法律的なことすら整ってしまえば、もうきれいさっぱり
忘れて、自分は自分で次の新しい人生を歩んでいきたいと考えているモコ
さんなのか。どちらなのか、心の奥底に訊いてみましょう。

もし、すぐに答えが出なければ、しばらくそのままにしておいて、
答えが出てくるのを待ってもいいと思います。

「もう二度と前のような幸せな家庭には戻らない」ということですが、
「前のような幸せな家庭」とは、一体どのようなものでしょう?

おそらくモコさんは「何もなかったときのこと」と考えていらっしゃると
思いますが、以前の生活で「表面的」には見えてはいなくても、
もしかしたら、ご主人の中には何かそういった種があり、日常生活とは
違うところで刺激が得たい、誰かから頼りにされたい、という承認欲求
のようなものがあったのかもしれません。

もちろん、モコさんもご主人を頼りにし、承認なさっていたと思いますし、
ご夫婦の愛も育んでいらっしゃったと思うのですが、果たして、彼が
得たい方法で承認を得られていたかというと、もしかしたらそうでは
なかったのかもしれません。

これはモコさんが悪いということを言っているのではありません。
そこのところをコントロールできない彼がいて、自分の欲求を他で満たして
補おうとしていたことが考えられる、ということです。

よって、「前のような生活」の中にも、今回の行為につながる種が
もしかしたらあったのではないかと冷静に振り返ってみることは、
怒りやひどい落ち込みを解消するのに大切な一歩になってくるかも
しれません。

これは、どちらが良い・悪いと、善悪を決めるということではありません。
表面ではなく根底で何が起きているのかということを、深く理解すると
いう姿勢です。

続きは、ビデオでお話しします……

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毎回、メルマガで川畑先生のアドバイスを読み、
生活していく中で生かしたいと努力しております。

自分なりに、少しずつ変わってきているつもりでいたのですが、
なかなか悩みが尽きません。

今 辛いのは、主人との関係です。
主人は私に対して、優位にいたいという態度が以前から強く、
私が主人より楽しくしてると機嫌が悪くなるように感じます。

主人の母と同居してるのですが、
たまに私が実家の家族と仲良くしてると、
主人の母にもっと尽くせみたいなことを要求してきます。

私はずっと義母と一緒にいて、充分我慢してるつもりですし、
実家の両親より義母の面倒をみてきました。

こういうことが続くと、
実家に行けば、また私が嫌なことを主人がしてくる気がして、
実家にいくことを心から楽しめなくなります。

実家以外のことでも同じです。

Me firstでいたいと思うのですが、
Me firstでいようと努力しても主人に壊される気がして悔しいです。
アドバイスお願いいたします。

【みい・50代・パート】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

ご主人や姑さんとの関係がぎこちない中、
なかなかMe Firstになれないみいさんなのですね。

それでも、少しずつ前進できているとのことですので、
この「少しずつ」を大いに称えてあげてください。

私たちは(とりわけ現代の日本人は)、どうしても結果を急ぎがちですが、
夫婦や家族関係に関しては、何年も何年もかけて、
時として、一生かけて取り組む課題なのかもしれません。

ですので、鷹揚な気持ちを持って、
まずは至っていない部分ではなく、これまでの努力の軌跡を、
みいさんご自身がきちんと承認してあげてください。

ご主人の姿勢に関しては、
どこかで妻が自分や自分の家族に自己犠牲的に尽くすことで、
自分(たち)の価値を確認したい気持ちがあるのではないかと思います。

これは、裏を返すと、ご主人自身が自分自身や家族の価値を疑っている
ということでもあります。

「私(たち)が大切な存在なら、あなたの家族やあなた自身のことより、
何よりも優先して、自己犠牲的に私(たち)に尽くすべきだ」という、
少々いびつな尺度で価値や愛をはかり、その関係を保とうとしているのですね。

このこと自体は、基本的に彼自身の課題ですので、
みいさんがそれを望まない限り、彼の思い通りに行動することで
忠誠を示したり、愛を示したりする必要もありません。

もし、そのような姿勢を貫くのなら、
互いの依存を強めてしまいますので注意が必要かと思います。

ただし、そんな彼のいびつな背景も理解してあげた上で、
対応するのは賢いかと思います。

私の忠誠や愛は、あなたや家族を「常に」優先することによって示されるもの
ではないことを、丁寧に敬意を持って伝えてみることをお勧めします。

日々、食事を作ったり、家事をしたり、常にではなくとも、
多くの場合、自分のことより相手を優先したりして、
みいさんなりに忠誠や愛を示していることを伝えてみてください。

また、もし、「常に」ご主人や姑さんを優先させることが、忠誠や愛の証なら、
彼にも自分への愛や忠誠を示すのに、同じように行動することを
依頼してみるのも良いかもしれません。

ご主人が、みいさんの思い通りになることで、
同じように愛をはかるならどうか、という問いです。

もし、思いやりや愛ある関係なら、
どちらか一方のみが、常にもう一方を満たし続けるという構造は
成り立たないはずです。

それではまるで、主人と召使のような関係です。

私たち一人一人が幸せを追求する権利があります。

みいさんが、幸せだと感じることを感じて良いのだと許可を出して、
ご主人にそのことを伝えてみてください。

私が幸せを感じることは、
あなたや家族を蔑ろにすることにイコールではないのだと。

むしろ、ご主人や姑さんとも調和的に良い関係を持ち続けたいからこそ、
自分自身の時間も時として必要であることを。

ご主人の思い通りの形ではないけれど、みいさんなりのベストを尽くして
いることを理解して欲しい、と伝えてみてください。

また、常にご主人の思い通りにはならないかもしれないけれど、
それは価値観やキャパの問題であり、相手への愛や誠実さとは関係のないこと、
そのように愛をはからないで欲しいということも、
リクエストしてみてはいかがでしょうか。

Me First というのは、
常に自分の思い通りにことが運ぶということではありません。

自分も相手も貶めることなく、相手をコントロールすることなく、
それぞれの権利をきちんと尊重して、幸せになるための努力をする姿勢です。

それは大変な努力を意味します。
ぜひ、寛容な気持ちを持ちつつ、その努力を惜しまないでください。

ーーー
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、るるるさん(57歳・主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
以前、他の方の相談で「何かあると自分が悪かったのだと思ってしまう」
という悩みに、川畑さんが「お母様との関係はどうでしたか」と回答され
ているのを読み、自分と母親との関係にあてはめ、とても納得しました。
その上での質問です。

私の母は小学生のときに母親をなくし、長女として一家の切り盛りを
せざるをえなかった苦労人です。地元の名家だったので、法事等一族が
集まる場で常に緊張を強いられていました。特にうるさい伯母には、
いつも行事の食事やしつらえに難癖をつけられて、涙ぐんでいたのを
覚えています。

婿養子に入った父も、自分の人生の不運を婿養子に入ったこと、つまり
母のせいにしていました。そのためか、母は常に「人から難癖をつけら
れないように」気を使って生きていました。勝気な性格も拍車をかけた
かもしれません。

私もそれを見聞きしていて、他人は怖い、心を許せない、という意識を
強く持っています。そのため、必要以上に他人に気を使い、あたたかく
寛容な申し出を素直に受けることができません。自分でもやりすぎだと
思うことが多いのですが、礼儀知らずだとか、いいかげんな人だとか
思われるのが不安で、カジュアルな関係を築くことができません。

特に40代で出産したため、娘たちの友人の保護者とはかなり年齢差があり、
うっとうしいと思われることがあるのではと、これも不安に思っています。
友人にはとても恵まれていますが、弱みは見せられません。どうすれば、
他人に対してリラックスして深い関係を築けるのか、アドバイスいただけ
れば幸いです。
~~~~~~~~~~~

ご自身で指摘されている通り、お母様が人生のモデルとなって、それを
模倣し、るるるさんも常に人の目や人の評価を気にして、自分はOKか、
OKじゃないかという判断をされて、人生を歩んで来られたのかもしれ
ませんね。

自己分析がよくできていらっしゃるので、まずは「私は人とリラックス
して深い関係を築きたい人間なんだ」ということを、しっかり確認する
ことから始めてみましょう。

それが実際に「できるか、できないか」は、いったん横に置いておいて、
「人とくつろいだ、そして、人によっては深い関係を築けるようになり
たい」自分を、認めてあげるのです。

全員と深い関係をつくる必要はありませんから、ある程度の人数ですね。
それが一人なのか、二人なのか、三人なのか分かりませんが、「深い関係
を築ける人間になりたい私です」と、ちゃんと認め、そして「そのための
努力をします」と、自己宣言してください。

すぐにできるようになる、明日からする、ということではありません。
ただ、その方向性を見失わないために、その努力をしようと、自分自身に
誓うのです。

次に、るるるさんの中の小さなるるるちゃんへのケアをしましょう。
心理学でインナーチャイルドと呼ばれる部分です。

続きは、ビデオでお話しします……

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結婚十年目の41歳の主婦です。
夫と小学一年生の息子、3歳の娘の4人家族です。

生前贈与で義父母の家の隣に家を建てる計画が持ち上がっています。
しかし、私は義母と不仲なので、隣に住みたくありません。

義母からは心ないことを言われ続けてきました。

「あなたは不細工よね」と真正面から言われたり、
「常識もないし、挨拶も出来ないから私がたたき直す」と
親戚の前で言われたり。

孫が生まれると、「私が育て上げるから」と
私から取り上げるようなことも何度かありました。

世間から見たら、隣にキャッシュで家を建ててもらえるのは
贅沢な話だと言われます。

が、また心ないことを言われたり、心に土足で踏み込まれ、
踏みにじられる思いをするのではないかと怖いです。

夫は乗り気で家が欲しくてたまらないようです。

私がわがままなのでしょうか。

【ひまわり・41歳・女性】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

嫁と姑の不仲はいつの時代も大きなテーマですね。

うちに嫁いできたのだから、嫁はうちのモノ、
よって自分たちの好きなように扱うというような、
前時代的な価値観による扱いを受けていることかと察します。

もし、何らそのようなことを言われる経緯はないのであれば、
ひまわりさんが幸せに生きる権利が侵害されていますね。

心ないことを言われ続けていることに関しては、
まず、嫁は夫の家族からどのように扱われても良い存在ではないという、
ひまわりさんの毅然とした姿勢は大事になります。

ひまわりさんは、ご自身に対して決して裏切ることのない親友となって、
きちんと自分自身を守ってあげてください。

ご主人にはこのことを相談されているのでしょうか。
それとも、ご主人に対しても従順に尽くす姿勢で、
意見は控えてきたのでしょうか。

もし、ご自身の意見を主張してこなかったのであれば、
まずはご主人にひまわりさんの意見を主張してみてください。

主張とは、傷つけたり批判したりすることではありません。

自分と自分の家族の将来に対して、何が最も健全だと思うかを、
穏やかに爽やかに伝えることを心がけてみてください。

姑さんからの扱いに、心を痛めていること。
家は手に入っても、幸せが手に入ることがイメージできないこと。
経済的な負担は背負ってでも精神的な穏やかさを優先させたいことなど、

ひまわりさんにとって、一番大切なものは何かを伝えてみてください。

その主張から波紋が起きるかもしれません。

でも、人生は時として波風が立つものです。
ここ一番、という決断をする時には、
多少、波風が立っても仕方ないという潔さも必要でしょう。

これをきっかけに、さらに姑の意地悪がひどくなるなら、やはり
ひまわりさんの選択は間違っていないという裏付けになるでしょう。

逆に、姑が「嫁はそこまで思いつめていたのか」と、
態度を改めてくる可能性も、ないとは限りません。

そうであれば、これもやはり意味がある行動だったことになります。

滅多に主張をしない嫁が主張をするというのは、
とても大きなインパクトを与えることになると思います。

どうかご自身の人生と幸せを諦めないでください。

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、アロハさん(41歳・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
先生初めまして。こんにちは。私は41歳の女性です。
スーパーでパートをしています。

私は今、慢性疲労症候群という病の疑いがあり、今度専門外来を
受診する事になりました。近所の内科で紹介状を貰ってから、
専門の先生に診ていただける安心感と、もし病が確定してしまっ
たらどうしよう、という恐怖心が日に日に募り、とても苦しいです。

恐怖心は置いておいて、今に集中しようと料理をしたり、洗濯を
干したり、仕事をしたりしますが、だるさや疲労感が邪魔をして
うまくいきません。いけないと思いながらもネットで病気の情報
を調べ、自分で自分を恐怖でがんじがらめにしてしまいます。

この病気は今のところ治療法がなく、死刑ではないが終身刑だ、
と書いてあり絶望しています。

私には二人の小学生の子供がいます。子供達の前では努めて
明るくしていますが、他の元気なお母さんを見ては、本当に
申し訳なく辛くて仕方ありません。

先生、どうやって気持ちをもっていけば良いでしょうか?
~~~~~~~~~~~

最近は、慢性疲労症候群にかかる方も多いです。
とても辛いですね。気力でなんとかしたいと頑張ろうとするけれ
ど、体がついてこない。そのことによる自責感ですよね。

特にアロハさんは小学生のお子さんが二人いらっしゃるという
ことで、「してあげたい」ことがたくさんあることと思います。

気持ちはあるのに、身体的な疲労のせいで、なかなかちゃんと
やってあげられないというもどかしさ、ジレンマに陥って
いらっしゃるというのがよく伝わってきます。

ご相談の文面を拝見する限り、病気そのものよりも、病気に対す
るイメージの方が、アロハさんの中で増幅してしまい、そのこと
によってご自身を苦しめてしまっているようにお見受けします。

まず、病気は攻撃者としてではなく、メッセンジャーとして
受け止めてみることをお勧めします。

人間というのは、生まれた以上、病んだり、老いたり、死んだり
する存在です。もちろん、病気にかかる頻度が低い人もいるかも
しれないし、病気の重さや種類は人それぞれ違うかもしれません。
老いのスピードも人それぞれですし、死にゆくタイミングもまた、
人それぞれですね。

なので、もちろん病気にならないように日頃から予防に気をつける
ということも大事ではあるのですが、起こり得ることが起きたとき
に、いかにしなやかにその状況と向き合っていくのかということが、
私たちに問われることなのではないかなと思います。

そのことを踏まえて、アロハさんの現在の状況にどう対応したら
よいか、私なりのアドバイスをさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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43歳、二児の母です。
結婚が遅かったので、子供たちはまだまだ小さく、
長男5歳、次男3歳です。

この度3人目を授かりました。
しかし、自分で望んだわけでは全くなく、
主人のペースに合わせた結果、できてしまったという感じです。

全く望んでいなかったので、もちろん嬉しい気持ちもなく、
「仕方ない」という思いばかりです。

結婚もそうでした。

時々出る主人の暴言に嫌気がして、別れたかったけれど、
長男を妊娠してしまった。
できてしまった以上仕方ない、という思いがありました。

よくよく考えたら、日頃から『~したい!』という気持ちが少なく、
『~したくないけど仕方ない』という気持ちばかりのような気がします。

だからなのか、常に犠牲感のようなものを感じています。

川畑さんの心理学も学んでいるところですが、
どうすれば他人に振り回されることなく
自分軸で生きていけるのかがわかりません。

同じ時間を過ごすなら楽しく過ごしたい。
人生の質を上げたい。

心の持ち方や、他人との接し方など、アドバイスいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

【ショウコ・43歳・主婦】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

結婚、妊娠、、望まないけれども仕方がなくそうなってしまった。
自分の思いよりも、相手の思いを優先してしまいがちな
ショウコさんなのですね。

人生はなかなか思い描いた通りにはいきませんね。

たとえ、一瞬思い通りにいったと思っても、それもつかの間で、
その先に試練が待っていることも多々あります。

逆に、特に望んでいたわけではないけれど、
ご縁あってそのようにしてみたら、その後、
思ってもいなかった素敵な展開が待っていることもあります。

「相手がそうなのだから仕方がない」と、
私たちが自分よりも相手に合わせる心理の背景には、
それが暴力による脅しで身を守るための術でない限り、
相手を喜ばせたい、そのことで自分に愛を与えて欲しい、
という欲求があるかもしれません。

また、私たちには幸せになるという、人生の大きな仕事がありますが、
その重大な責任を取るのが困難なので、自分では人生の選択を回避し、
それを相手に委ねているのかもしれません。

自分自身でではなく、相手に幸せにしてもらおうという思いが、
無意識のうちに働いていることが考えられます。

「自分の人生に責任を取る=幸せに生きる」というのは、
あまりにも重大な仕事ですので、誰も失敗をしたくありません。
自らの選択で後悔をしたくないので、それを相手に委ねてしまうのです。

そうすれば、たとえ幸せを感じられなくても、
自分ではなく相手の選択ですから、責任を免れ、
自己を防衛することができる、というメリットがあるのですね。

どうでしょう、ショウコさんに思い当たる部分はないでしょうか。

もしそうであれば、人生には失敗はつきものなので、
「失敗してよい」と許可を与えてみてください。

人生は様々な失敗を積み重ねながら切り開いていくものであって、
その度に智慧を身につけていける。

幸せとは、相手や条件によって与えられるものではなく、
与えられた状況の中に、幸せの種を見つけ出し、
そこに水を注ぐ(=意識を注ぐ)力なのだと切り替えてみてください。

「仕方ない」という防衛戦から
風当たりは強いかもしれないけれど、攻めの姿勢で、失敗を恐れずに、
むしろ失敗を味方につけてショウコさんの思いをかたちにする努力を
されてみてはいかがでしょうか。

具体的なアプローチとしては、手始めに、
気分が良くなるものと気分が悪くなるもののリストを作成してみると
良いと思います。

今まで無自覚だった、ショウコさんご自身の気分に丁寧に注意を向け、
気分が良くなるものにはより多くの時間を費やすようにします。
逆に、気分が悪くなるものには
時間をできるだけ割かないように努めてみます。

自分のニーズを大切にする訓練ですね。

そのように、徐々に心理的なエネルギーが充電できるようになれば、
多少嫌なことが起きても、楽観的に観られるようにもなるでしょう。

相手から満たされる必要が減ってくれば、
相手に対するご自身の健全な主張もしやすくなってくることと思います。

ぜひご自身の幸せに責任を取る立場を育み、
その努力をされてみてください。

応援しています!

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