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Q:子供を望むべきか望むべきでないか悩んでいます。
 
お互い再婚、子供は私の連れ子(中学生)が二人います。
結婚半年ほどです。
  
結婚してから、私たち夫婦、子供たち、お互いの両親ともに
私が妊娠するのを心待ちにしており、
子供が出来たらこうしようああしようと妄想を膨らませ、
楽しい日々を送っていました。
 
 
しかしそんな矢先、主人が頻繁に出会い系サイトを
利用していたことが発覚しました。
 
主人は遊びでやり取りをしていただけで、
実際に会ったことは1度もないと、
頑なに浮気を否定するのですが、
待ち合わせ場所での会話等もあり、
主人の主張は到底信じられません。
 
ただ、決定的な現場を押さえたわけではなく
証拠としては不十分ですし、
 
なにより周りから祝福され再婚し、子供たちも
ようやく新しい生活に慣れてきたばかりなのに、
わずか半年で離婚というわけにもいかず、
今回は様子を見るということになりました。
 
私は落ち込んだり疑心暗鬼になったりしながらも、
以前のように主人と接するように心がけてはいますが、
 
相変わらず子供がほしいという主人とは裏腹に、
子供ができてからまたこんなことが起きたら・・
と不安で不安で子供を作ることに積極的になれません。
 
しかし年齢的にも何年か様子をみて大丈夫だったら、
というほど余裕もありませんし、
私も本当に楽しみにしていたので
諦めて良いのかという気持ちもあります。
 
主人の1度目の離婚原因は主人の浮気、
離婚後は常に何股もかけるような所謂遊び人でした。
 
主人がこの先浮気をする可能性は非常に高いと思います。
それは今いる子供たちを傷つけることにもなります。
それを分かった上で子供を望むべきなのか望むべきではないのか。
 
こんな人と結婚した私が大馬鹿ではありますが、
実際助けられている部分(金銭的にではなく)
もたくさんあり、愛情があるのも確かです。
 
こんな私に、何かアドバイスをいただけると幸いです。
 

【ゆかり・30代・会社員】
 
 
————————————
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
 
永遠の愛を誓って間も無く、夫の浮気が発覚したのですね。

ゆかりさんからすれば、裏切られた気持ちで
いっぱいのことと思いますし、
今後のことが不安なのは当然のことと思います。
 
いちばんの悩みは二人のあいだに
子どもを持つかどうかとのこと。
 
問題は、ゆかりさんご自身は
単にもう一人子どもが欲しいのか、
 
それとも愛する者との子どもを産んで
一緒に仲良く育てたいのか、
じっくり考えてみることだと思います。
 
この際、親や自分の子どもなど
周囲の期待は横に置いておいてください。
それらは子どもを持つ正当な理由にはなりません。
 
ゆかりさんご自身がどうしたいのか、
を考えてみることが大事かと思います。
 
おそらく、ゆかりさんであれば、
子どもができたらできたで、
愛情をもって育てることはできるでしょう。
 
前夫とはうまくいかなくても、
2人の子どもたちは愛情をもって育てているでしょうし、
子どもからも多くを得てきているゆかりさんだと思います。
 
その結婚がどうであれ、お子さんがいること自体は
肯定して生きてこられているのではないでしょうか。
 
ただし、ゆかりさんが望むのは、おなじように、
夫がどうであれ、もう一人子どもを産んで育てることでしょうか。 
それとも愛情ある夫婦間で子育てをしたいのでしょうか。
 
もし後者であれば、浮気が原因で離婚をし、
その後何股をかけて女性と付き合い、
二度目の結婚後も出会い系サイトで
女性とやりとりをしているという状況を鑑みると、
そのハードルはかなり高いと言わざるを得ないでしょう。
 
ご主人と前妻とのあいだにお子さんはいますか?
 
いる場合、そのお子さんたちと
ご主人との現在の関係はどうでしょうか?
 
将来ゆかりさんが離婚を決意したときに、起こりうる
親子関係を重ね合わせてイメージできるでしょうか。
  
ご主人に前妻とのお子さんがいない場合、
ゆかりさんとの愛情溢れる関係性よりも、
「自分の子どもを持つ」ことのほうが
優先されているということはないでしょうか?
 
女性との刺激的な関係は維持しつつ、
子どもはしっかり育ててもらえそうな
ゆかりさんと、などと考えてはいないでしょうか。
 
このようなことも振り返ってみると良いかもしれません。
 
 
ゆかりさんが結婚に求めるものは何か、
そしてご主人が結婚に求めるものは何か。
 
もしそのことをすり合わせることなく、
単に子どもが欲しいというニーズのみが
合致して結婚したのであれば、
 
もういちどきちんとそのすり合わせをしたほうが良いでしょうし、
それは早ければ早いに越したことはないでしょう。
  
ゆかりさんは安定した家族愛溢れる家庭を望んでいる一方、
ご主人は刺激的な人生を望んでいる可能性もあります。
 
ご主人が女性を魅了する力があるがゆえに、
ゆかりさんもご主人に惹かれたこともまた事実かもしれません。
 
ただし、今後もご主人がその魅力を
他の女性に対して振りまくことがあったとしても、
そのご主人を受け入れることができるのか。
 
その辺をぜひじっくり整理してみることをおすすめします。
   
    
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、はなさん(40代・)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
初めまして。 川畑先生の温かい言葉と的確な答えに、こちらまで励まされ
るような気持ちで、いつも皆さんの相談を拝見しております。
先生なら答えを見つけてくださるのではないかと思い、この度思いきって
相談させていただくことにいたしました。

私は人に対してとにかく緊張してしまいます。誰かの視線を意識した途端
に顔や体が強ばり、目線をどこに向けていいかわからないというような
状態に陥ります。

マスクをしていると精神的にものすごく落ち着きます。写真も苦手です。
もはや自分の意見や考えを伝えるどころではありません。

これはおそらく小学生の頃からで、友達同士でふざけあったり、冗談を
振られて軽く受け流したりもできず、面白味がない、真面目すぎるとなど
と言われました。

いつまでも集団になじめず、周りから一人浮いてしまい落ち込む…という
経験を幾度となく繰り返してきました。

普通の人にとっては、自然体でいるなんて無意識で当たり前のことなので
理解してもらえず、自分を変えたいと色々な勉強もしてみましたが、
結局は人とうまく交われないことが壁となり前に進めなくなっています。

もう40を過ぎた人間がお恥ずかしいのですが、やはり苦しい思いが消え
ません。どういったことから始めればよいのか、ぜひアドバイスをいた
だけたらと思います。
~~~~~~~~~~~

きっと、はなさんのご相談を聞いて「ああ、私も」「僕も」と思っている
方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私たちは、人前で、特に初めての人の前だと緊張したり、上がったり、
顔がほてったりというのは 当たり前のようにあると思うんですね。

ただ、もうそれが日常生活に支障をきたしてしまっている、 コミュニケー
ションができず自分が得たい結果が得られないというようなことが多く
起こってしまうと、 これは単なる緊張とは違って、 少し病的な状態に
なってきているのかなと思います。

例えば、人の前に出ると過度に緊張してしまって、 心臓がバクバクしたり、
カーッと血が上って赤面してしまったりする不安障害というものや、
広場恐怖といって、社交恐怖、人の前に出ることが怖いというような状態
もあります。

もちろん、即、はなさんがその障害かどうかということは分かりませんが、
もし、このことでまだ専門家にご相談なさっていないのであれば、
一度受診されてみるのもよいかもしれません。

もし、不安障害だった場合は、脳神経学的なことも関係しますので、
治療が奏功することもあります。医学の助けを借りることで、
何年も何年も悩んでいたものが、良い方向に向かう可能性もあるのです。

また、自分の精神的な面、例えばものの受け止め方を変えていく、
認知行動療法というものもまた、役に立つこともあります。

いずれにせよ、全部なんとか自力で頑張って、とせずに、いろいろな角度
からサポートを受けていくことに目を向け、心を開いていっていただき
たいなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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Q:こんにちは。
先生の断捨離の書籍を拝見し、
自身は実践ができるようになってきました。
 
しかし、家にいる3歳、6歳の子供が家を散らかします。
 
おもちゃも、私はあまり買い与えないのですが、
祖母からもらったものや、今まで作った工作の作品など、
どんどん増えていきます。
 
私は、子どもがいない時に、
もう遊んでないおもちゃや、過去の作品などを
こっそり捨ててはいますが、
これもどうなのかなあ。と思います。
 
以前、先生がメルマガで、ご自身の息子さんにも
小さいうちから断捨離を教えていると言われていましたが、
ご自宅・ご家族にどのように伝えておられるのか、
具体的に教えて頂けると嬉しいです。
 
どうぞ宜しくお願いします。
 
【ポララ・30代・主婦】
 
 
————————————
 
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
ポララさんこんにちは。
 
日々、断捨離に勤しまれているご様子、何よりです。
 
そう、自身の断捨離が進むと、
次なる難関は、家族や同居人のモノなのですよね。
 
というより、自身の断捨離が進む前に他人のモノが気になり、
片づかない理由にしていることも多いでしょう(^_^;)
 
 
ポララさんのお子さんは3歳と6歳とのこと。
断捨離を教えるのにとても良い時期だと思います。
 
まず、ただ「片づけなさい」とか「捨てなさい」とかと、
ガミガミ言うのではなく、
本人たちに穏やかに、笑顔で問うてみます。
 
「お部屋が散らかっているのと、片づいているのと、
どちらが気持ちいい?」と。
 
片づいている方が気持ちいいと答えることで、
片づけとは気持ち良い状態をつくることであると認識してもらいます。
 
さらに、「モノが増えて散らかると、どうなっちゃうかな?」
とクイズっぽく尋ねます。
 
気持ち悪いということ以外にも、
ホコリやカビやダニなどが増えやすく、
健康に悪い、菌がいっぱいになっちゃうこと、
 
モノがいっぱいだと、
何がどこにあるのか分からなくなって、
探すのに時間がかかってしまうこと、
 
すると遊ぶ時間が減ってしまうこと
などを分かってもらえると良いと思います。
 
災害などで、避難するときに床にモノがいっぱいだと
逃げ遅れたり危なかったりということに
気づいてもらうのも良いですね。
 
くれぐれも説教ではなく、
クイズで子どもたち自身に答えさせてあげてください。
 
答えがなかなか出てこないときは、ヒントを与え、
自分たちで発見できるよう促すと良いと思います。
 
単に「良い」とか「ダメ」とかと伝えるのではなく、
動機付けが大事です。
 
言われるからやるのではなく、積極的な思考をもって、
自分自身がそれを大事だ、と思うからやるという流れを作ります。
 
 
我が子の場合は、実際にカビやダニの写真などを見せて、
目に見えないところでこういうものたちが増えちゃう
ということを具体的に教えました。
  
「増えちゃうから片づけようね」と親が結論づけず、
 
「増えちゃうんだってー!」
一緒に「えーっ!?キモーッ!!」
 
「どうする、どうする?どうしたらいいと思う?」
「もうおうちに住むのやめて外で暮らそうかー!?」
 
なんて、一緒に驚き学んでいる感じも大切にしています。
 
子どもによっては実際の写真はショックや恐怖が強すぎるなら、
イラストなどを使うのも良いと思います。
 
いずれにせよ、片づけが自分のこととして
関連づけられるようにできると良いですね。
 
おもちゃや作品などは、うちの場合は総量規制を働かせて、
そのスペース内に収まらない場合は、
ほかの何かを手放すルールをつくっています。
1 in 1 outです。
 
人生、アレもコレもぜーんぶ、
欲しいものは欲しいと手に入れるのではなく、
 
何かを選び取るためには、何かを諦めなければいけない、
智慧と忍耐のルールも学ぶ機会としています。
 
この、選び抜く力=選択と集中は、
子どもの将来に役立つと考えています。
  
作品は学校などで半ば強制的に作らされて、
さほど思い入れのないものも多いでしょうから、
 
本人や親が気に入っているものと、
そうでないものを取捨選択すると良いでしょう。
写真に収めるのもひとつですね。
 
取っておいたモノでも、時期が経つと、
「もう要らない」ということもあります。
 
うちは1ヶ月くらい経つと大抵のモノは「もう十分」と、
要らないモノに分類されます。
 
2〜3ヶ月後に軍落ちしてサヨナラするものもあります。
 
ファーストフードやレストランのお子さまセットなどに
ついてくるおもちゃなどは、
その日のうちにサヨナラというものも多いですね。
 
心が使うもの(=物理的に使わなくても、
それがあることで心が躍動したり安心したりできるもの)も含め、 
定期的に「まだ使う?」と尋ねるのも良いでしょう。

モノではなく、体験や思い出そのものを、
イライラではなくごきげんを大切に日々過ごすことの大切さを、
親子で共有できれば最高ではないでしょうか。
   
    
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ELLYさん(50代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
27歳になる息子の相談です。息子は今、大学の博士課程に通う学生で、
実家を離れて一人暮らしをしています。
その彼に、生きる気力がなく、どうしたものかと悩んでいます。

主人は息子が中学の時に急死しました。生前は息子に期待をし、
またよく面倒も見ていた主人でした。今思うと、大学に入って間もない
ころから、彼から死という言葉を聞くようになったと思います。
何のために生きるのかわからない、俺は生きていてもしょうがない、
可及的速やかに死にたいなど。

志望する大学に入れなかったり、就職活動の失敗もあり、自分に自信が
持てないようです。まじめで道徳心が強く決して要領のよい方ではなく、
対人関係がひどく苦手な彼は、正直さや成績だけではない評価に
あきらめを感じているようで。

大学の先生からも、他より優れている所があるからそれを生かして頑張れ
と言っても、それを信じられないのか、響いていないようだと言われています。

自分の希望しないところで働くつもりはない。食べられなければ死ねば
いいと言っています。

そんな息子を見て、私の子育ては間違いだらけで一つも息子のためになって
いなかったと後悔ばかりです。彼の自己肯定感が低いのは、子供の時から
彼を否定するような言葉を使い続け、しつけと称して自分のストレス解消
をしていたのではないかと。

小学校以下の男の子を見ると涙が出てくる時があり、彼が通っていた予備校
の前を通ると胸が苦しくなります。

私はこの先、どのような気持ちで息子に寄り添ったらよいのかご指導いただ
けたらありがたいです。また、なぜ、働くのか、なぜ、生きるのかという
息子の根本的な問いに対して川畑さんはどのように考えられますか。

どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

ELLYさんの、母親としての愛と苦しみがあふれるご相談ですね。

まず、息子さん自身について、とても真面目で道徳心が強く、正直な人
ということで、これは本当に素晴らしい特性だと思います。彼の持ち備え
たパーソナリティもあると思いますし、おそらくELLYさんと、亡くなった
ご主人が、良い人間に育つようにと、育児を頑張って、教育されてこられ
たのではないでしょうか。

現代では、正直さ、勤勉であること、道徳心が強いということは、とても
大事な要素ですので、決して自分たちが間違っていたなどとは捉えないで
いただきたいと思います。

その時にできる、ELLYさんなりの、そしてまたご主人なりの最善を尽くし
てきたということだと思うのです。

ただ、私たちはみんな完璧ではありません。
そして育児は、その子にとっての育児は一回きりですよね。
マニュアルも、その子に関するマニュアルというものはありません。

全般的なマニュアルと言われるものはありますが、それが個々に対応する
かどうかは全くわかりません。また、その時の両親の、精神的、社会的、
心理的な限界というのもあります。知識的限界、知性の限界というのも
あります。

ですから、そういった限界のすべてを讃えた上で、自分たちはその時点で
できる最善を尽くしたんだということを、まず信じてあげてください。

息子さんに関しては、中学生の時にお父様を亡くしたことのトラウマが、
まだ解消できてない部分があるかもしれませんね。父子のつながりは
とても大きなものだったかもしれませんし、自分のよき理解者を失って、
一体何を拠り所に生きていったらいいのかと、まだ揺れている状態かもしれません。

放っておいても、ティーンエイジャーというのは悩める時代です。
何していいかわからなくてのらりくらりしてしまうとか、一体自分は何の
ために生きてるんだろう、 これで生きている意味があるんだろうかと、
このように悩むこと自体、ものすごく真剣に人生と向き合っているサイン
でもあると思うのです。

親にできることというのは、愛情を表現していく。愛情を持って接していく、
ということに尽きると思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:こんにちは。
先生の考え方は人生を送る上で非常に有意義だと感じ、
勉強させて戴いております。
 
先日、先生の著書にて
「叡智を信頼する」という内容を読みました。
 
「全てはうまくいっている」
「自分が望む形ではないとしても、
必要な時に、必要な助けが与えられている」と信頼する。
 
 
しかし、子供が悲しい事故で
亡くなってしまった方を思うとき、
どうしてもそのように感じることができません。
 
稀ではありますが、人生ではこのような、
まるでテロにあうような事件に
巻き込まれることがあります。
 
そのような絶望的な状況で、
このような宇宙の叡智を信頼するには、
どのような信念で取り組めば良いのでしょうか。
 
アドバイス頂きたいです。
宜しくお願いします。

【まめまめ・40代・主婦】

————————————

A:FROM 川畑のぶこ

そうですね。自然界や宇宙は、
まめまめさんのおっしゃるように
私たちの思い通りに運んでくれませんね。

内なる叡智(Inner Wisdom: 私たちの中にも外にも
宿る、見えないけれども私たちを守る、優れた智慧)は、

私たちのエゴに従って
願いを常に叶えてくれる力ではありません。

まめまめさんは、
叡智が私たちを守ってくれるなら、
なぜ私たちは死ななければならないのかと
疑問に思っていらっしゃるのだと思いますが、
死もまた叡智であり、自然の営みの一部です。
 
そして、私たちが基本的に
死ぬまで生きようとするのも叡智なのでしょう。
 
死に対する絶望は、多くの場合、
死に対する不健全な信念によって生じます。

たとえば死とは、
すべての終わり、苦しみをもたらすもの、
敗北の現れ、無価値になること、
闇に葬られ忘れ去られること、

などといった死生観が無意識のうちに形成されていれば、
絶望感が増すでしょう。
 
ところが、死は卒業式のようなもので、
次の段階への移行、未だ見ぬ世界への旅立ち、
ととらえたならどうでしょう。

また、安らぎをもたらし、光に導かれるプロセスであり、
これまでとは異なるかたちで愛するものとつながる世界、
と受け止めたならどうでしょう。
 
私たちがこの世に生まれてきたときは、
着の身着のままどころか、何も纏わず、
無一文で生まれてきましたが、
母性の叡智が私たちを守ってくれました。

たとえ血が繋がっていなくても、このような
目には見えない叡智がこの世に存在します。
 
同様に、私たちはまだ体験していないので、
よくそれが何か理解できていないけれど、
死には死の叡智があり、
死後は死後がきちんとケアしてくれる、
と受け止めることができたのなら、

寂しさや悲しみなどの痛みはともなっても、
絶望からは解放されるのではないでしょうか。
 
私の母は子どもの頃、事故による臨死体験があります。

周囲から見れば可哀想で惨めな体験です。

では母本人の体験はどうであったかというと、

「この世では体験出来ない心地の良いところ、
永遠にそこにいたいと思うところに行った」と言います。

ですので、息を吹き返したときは、
周囲は笑顔で喜びましたが、

母の頭によぎったのは、
「あぁ、終わってしまった」という言葉であり、
落胆すら覚えたと言います。

ですので、私の母は死を恐れていません。

まだやりたいことがたくさんあるし、
死にたいとは思わないけれど、
今日が最後の日なら
それはそれで構わないといいいます。

「より良い続きが待っているから」と。
 
このように、死を見つめる周囲と、
死を実際に体験している本人のあいだには、
大きな乖離があることも考えられます。
 
アメリカ先住民の教えに次のようなものがあります。

「私たちが生まれてくるとき、
私たちは泣いて、周囲は笑っていた。
だから、私たちが死ぬとき、
周囲は泣いて、私たちは笑うのだ。」
 
私たちには想像力という素晴らしい叡智が宿っています。

この叡智を、どのように活用するかは
私たちの人生の課題なのかもしれませんね。
   
    
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ルミさん(50代・パート)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は、何か決断した後にいつも、この決断は失敗だったのではないか、
もう片方の方がよかったのではないか、と後悔してしまいます。
少し前は、家という大きな買い物をして、もっと考えて行動すればよかっ
たという思いが抜けず、悶々とする日々が続きました。

自分に自信がないからなのでしょうか。決断力がないというわけではない
と思うのですが、何か決めた後に決まって、本当にそれでよかったのだろ
うかという迷いと不安に襲われます。

毎回そうだと、さすがに疲れますし、自分が嫌になります。
どうしたらいいのでしょう。心の持ちようを教えてください。

ちなみに、これまでに後悔しなかったのは結婚だけです。
~~~~~~~~~~~

きっと視聴者の方は「結婚を後悔しなかったなら素晴らしいじゃない!」
というエールを、心の中で送っていらっしゃるのではないでしょうか。

いろいろなことを後悔したけれど結婚だけはしなかったというのは、
本当に素晴らしい決断、選択をされたのだろうな、とても素晴らしい
ご主人なのだろうなということが伺えますね。

後悔というのは過去を振り返っていろいろと悩んでしまう行動ですが、
まず、過去を振り返ること自体は悪いことではありません。
ただ、どのように振り返るかということがポイントになってきます。

私が「後悔」と区別しているのは「反省」です。反省は積極的にしたら
いいのですが、後悔はあまりし過ぎないほうがいいですね。し過ぎない
ほうがいいから、ではしなくていけるかというと、人生は後悔がつきもの
なので、なかなかそうはいきません。

ただ、ルミさんはかなり高い頻度で後悔ばかりしているとのことですから、
反省に替えていくということが大事です。

反省というのは建設的ですね。過去を分析して、ミスがあったならそれを
未来に繰り返さないように。あるいは、うまくいったことがあったので
あれば、それが未来にも繰り返されるように、という判断をして行動に
違いを起こすための行為になるわけです。

続きは、ビデオでお話しします……

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FROM 川畑のぶこ

みなさんは「リトリート」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

英語で”Retreat”は直訳すると
「避難所」とか「隠れ家」、という意味になるのですか、
 
日常の困難から離れて、静かで安全な場所に身をおくことをこう呼びます。
 
現代では、日々の喧騒から離れて、心や体を休ませ滋養したり、
穏やかさの中で自分自身と深く向き合い、
心身の健康を増進させたりするための転地療養の場に
このリトリートの概念が用いられています。
 
リトリートはRe-Treat、すなわち
「再び」+「もてなす」という意味でもありますから、

日頃ないがしろに扱っている自分自身を
丁寧にケアするという意味でもあるわけです。
 
私は今、伊豆高原のリトリートにいます。
 
サイモントン療法の6日間の滞在型研修で、
がん患者さんやご家族の、また、
同メソッドを学んで、仕事やより豊かな人生に役立てたい
インターンのみなさんとのリトリートですが、
  
オーガナイザーである私自身にとっても、この場はリトリートです。
 
海と緑に囲まれ、鳥の声で目覚める毎日。
 
滞在先の施設は個々のリクエストに応じてくれて、
私は3食マクロビで上げ膳据え膳、
コンコンと湧く温泉に身を浸しながらの6日間は夢のようで、
 
疲れを癒し、自分自身を取り戻すのに絶好のロケーションです。
 
ところが、それより何より素晴らしいのは、
調和をつくりだそう、穏やかさを取り戻そうと、
そこに集まり互いに学び合う人々のエネルギーです。 
この集団力動は、言葉では言い表せない癒しのエネルギーを放ちます。
 
ケンブリッジ辞典ではリトリートを、
「何かをすることをやめたり、問題を作り出す考えを持つことをやめること」
と定義しています。
 
集団で何かをすることはパワフルですが、
集団で何もせず静けさの中に身をおき、すなわち、
瞑想的な時間を過ごすことのパワーが素晴らしいのです。
 
まさに、心の断捨離です。
 
今回のサイモントンのリトリートでも、
参加者のみなさんとともに、過剰な活動を控え、
こころ、からだ、スピリットの調和をテーマに学びを深め、
 
グループワークでは相手の話にじっくりと耳を傾け、気づきを得ています。
 
私たちは日頃、話すことにも急ぎ、聴くことにも急ぎすぎています。
 
この、じっくり聞いて、またじっくり話して、
受け止めてもらえることの豊かさ。
 
安全・安心な場のあることのありがたさは、
なかなか手軽に得られるものではありません。
 
最近、自分を見失ってしまいそうとか、
なかなか疲れがとれない、などと思ったら、
 
思い切って、自分をもてなすリトリートを思い出してみてください。
  
   
   
  
★南の島でリトリート
〜空と海の瞑想の旅in沖永良部島
  
キャンセル発生につき若干名空席あり

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