20220509

Q.こんにちは。

私は38年間公務員として働き続けておりましたが、
10年前頃から同居してた実母が亡くなったり、
シングルマザーとして育てた(母の協力を得ながら)
娘2人が嫁いだり、
自分自身も昇級して責任ある立場に昇進しました。
  
良い事のようでしたが、
私にとってなにか目的を失った喪失感と、
今までなんでも積極的に頑張ってこなしてた働き方だと、
上手くいかなくなり、
なんでも背負い込んでパンクしてしまい、
体調を崩すことが増えました。
  
困っている同僚がいると、手伝ったり、
本来自分のやるべき仕事がわからなくなります。
  
多分わからないから、
他人の仕事に目がいくんだろうと今感じました。
  
自分がやるべきこと、他人に任せることを
上手く線引きできる考え方?やり方等があれば教えてください。
 
お忙しい時間割いて頂きありがとうございます。
 
【理恵・50代・女性・公務員】
 
   
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
シングルマザーとして2人の娘さんを立派に育てられ、
お仕事も熱心に取り組まれてきたとのこと、
女手一つでよくここまで頑張ってこられましたね。
  
素晴らしいことです。
  
今までは女性4人で暮らしていらしたので、
おそらくおしゃべりなど
賑やかに過ごされていたのではないかと思います。
  
そのような空間で、一人きりとなったなら、
寂しさや孤独感を感じるのも当然のことと思います。
  
とりわけ、理恵さんは、シングルマザーということもあり
仕事以外は子育てにほぼすべてのエネルギーを
注いでいた時期もおありだったと思いますし、
その寂しさはなおさらでしょう。
  
理恵さんのように、
子どもが巣立っていったあとに虚無感や喪失感を覚え、
生きる意味を感じられなくなるなど、
うつ状態になることを空の巣症候群
(Empty Nest Syndrome)と呼びます。
  
理恵さんは50代ということもあり、
更年期とも重なるかもしれませんが、
その場合、症状がさらに重くなりがちです。
  
理恵さんのパーソナリティーを察するに、
自分のことよりも人のことを優先して、人を満たすことで
ご自身も喜びを感じる方かとお見受けします。
 
程度にもよりますが、今後も関係性の中で
「私は相手に必要とされている」という実感が得られること
は大切となるでしょう。
  
これまで理恵さんを必要としていた
お母さんや娘さんたちが近くに居なくなった今、
その対象を拡大していくことが大事です。
 
今の苦しみは、これまでの習慣に固執することなく、
新たな環境をつくりだすための機会と受け止め、
新たな関係性を構築する努力をされてください。
   
新たに人との交流をともなう趣味や学びの場、
ボランティアやサークルなどに入ることも良いと思います。
  
もし理恵さんが動物がお好きなら、
これを機にペットを飼うこともおススメです。
  
ペットを愛でているときは、子どもを愛でているときと同じ、
オキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンが出て
私達を幸せな気持ちにして健康に導いてくれます。
  
WHO(世界保健機関)はペットが
人の心身の健康に良いことを発表しています。
  
そして、ペットは子どもと同じかそれ以上にあなたを必要とし、
あなたなしには生きていけません。
  
ぜひ、理恵さんが愛情をかける対象を拡大してください。
  
今その対象が目の前になくても、
この世の中には理恵さんを必要とする人やものが
たくさん存在します。
  
しかしながら、
相手の課題と自分の課題の線引きに関しては、
理恵さんの自己肯定感や自己重要感が低いと、
自分が必要とされている感覚を得たいがために、
相手を自分に依存させてしまうので注意が必要です。
  
真の愛とは相手の自立をサポートすることであり、
理恵さんなしには生きていけない状態にすることではありません。
  
そのためにも、理恵さんが相手の課題に
取り組もうが取り組むまいが、
基本的に理恵さんは必要とされる大切な存在なんだ
ということをご自身が認めていることが大切です。
  
理恵さんのサポートにより(ときとして手を出さずに
見守ることも大切なサポートです)
相手が相手の課題に精力的に取り組めるようになったなら、
それこそご自身の手柄であり存在意義と
切り替えてみては如何でしょうか。
  
また、今後は
理恵さんがこれまで相手を満たしてきたように、
ご自身を親友と見立てて満たしてあげる努力をしてください。
 

ーーー
 
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20220425

FROM 川畑のぶこ

今日は、 ユーヤンさん(70代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
夫婦二人暮らしの主婦、70歳です。
 
60歳の定年まで務め、自分なりにまじめに
頑張って生きてきたつもりなのですが、
好きな家庭菜園や手芸をしているときでも、
過去の失敗、まずい失言、行動が
頭に浮かび苦しい気持になります。

そんな状態を俯瞰できたときは、
ゆっくり深呼吸して、我にかえります。

好奇心旺盛で、
積極的に生きてきたと思うのですが、
最近は何事にもやる気がしない状態です。

残された人生を楽しく生きていくための
アドバイスをお願いします。

   
【A】

ユーヤンさん、すごく真面目で
誠実な方とお見受けしました。

誰かにされて嫌だったことや
恨みに思っていること、
怒りを感じることではなくて、
自分がしてしまった過去の失敗や失言への
後悔がたくさんよぎってしまって
お辛いということなのですね。

そんな中でも、ゆっくり深呼吸をして
我に返るということをされている。
これは、とても素晴らしいことだと思います。

呼吸に丁寧に注意を向けている、
このような状態をマインドフルネスとか
マインドフルネス呼吸と言ったりしますが、

このマインドフルネスな呼吸を通じて、
私たちは、過去に連れ戻されたり
未来に連れ去られたりしてしまっている心を
「今この瞬間」に取り戻すことが
できるようになります。

同時に、ものの見方を健全化することが
とても大切ですし、効果的です。
そのための考え方のコツもお伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Serious,Indian,Mentor,Teacher,Worker,Talk,To,Female,Colleague,Teach

Q.10人ほどの事務所に勤務する30代OLです。
50代の女性同僚の態度が
会社全体に悪い空気をもたらしていると感じており
その人に思い切って指摘をしようと思います。

どのように指摘をするのが角が立たないか、
アドバイスが欲しいです。

具体的には、

・人によって態度が変わる
その人が嫌いな人には態度がガラッと変わります。
呼びかけただけで
「何?!今忙しいのがわからないの?!」と言ったり、
話を遮って「何言ってるか意味不明、話す価値がない」
と言ったり、です。

好かれている人が報告や相談をすると
親身に、にこにこ聞いてくれますが、
嫌われている人がすると別人のように180度変わり、
貧乏ゆすりをしながら
セリフを吐き捨てるように全否定です。

それもみんなの前でです。
嫌われて毎日毎日みんなの前で怒られる人の中には
退職者は少なくありません。

・同僚の悪口を言う
例えば
「経理のAは何度注意しても改善しないアホ、もうお手上げ」や
「こないだの会議の参加者は全くやる気がなく
全員クビになればいいのに」など、
本人や関係者の前で愚痴をいいます。

前者に関しては冒頭で記載した通り、
他の社員が仕事をしている前で特定の人にのみ
毎日大声で否定したり怒鳴ったりするので、
事務所の雰囲気が最悪でそれを変えたいと思っています。

後者に関しては、
確かに会議がだらけていたりするのは事実です。
ただそれを小学生の悪口みたいに、
感情的にムカつく、どうしようもないと
本人の前で大声で言うのはどうかと思います。
冷静にきちんと指摘するのが仕事だとおもうのです。

とりとめもなくなりましたが、少人数の職場なので
物理的にも精神的にも逃げ場はなく、
雰囲気が毎日最悪です。

その人が出張などでいない日はみんなホッとしているので、
その人が原因なのは自明です。

指摘をするなら、幸いにも、まだそれほど嫌われていない
私がするしかないとおもうのです。

【アイビー・30代・女性・会社員】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

アイビーさんの正義感と誠実さを感じられるご相談です。

職場のモラルハラスメントやパワーハラスメントは
職場全体の士気に関わり、ターゲットとなっている社員は
心身に不調をきたすこともあるので放置はよくありません。

アイビーさんのような人が立ち上がり、
変革を起こそうとしていることは、
会社全体に恩恵をもたらすことと思います。

もし、アイビーさんが、
同僚とざっくばらんに話ができる関係であれば、
「あなたのことを心配している」という前提で、
モラルハラスメントやパワーハラスメントについて情報提供をし、
気をつけるよう促すのも良いと思います。

本人は自分が正しいと思っての言動であるでしょうが、
パワハラは場合によって侮辱罪という刑法に抵触しますので、
あなたのことを思ってという前提で、
情報提供をしてみると良いでしょう。

そして、率直に、アイビーさん自身も
そのような同僚のやりとりを目にしたり耳にしたりして
心苦しく空気が重たくなるのを感じていると伝えるとよいでしょう。

このときに、〇〇さんがそう言っている、とか
そう思っているとかという、
そこにいない誰かの言葉や思いを伝える三角コミュニケーションは
火に油を注ぐのでやめましょう。

あくまでも、アイビーさんご自身がこのことに関して
どう思ったり感じたりしているかを
主語を私にして話すよう心がけてください。

たとえば「Aさんがあなたのことを恐れている」
と決めつけて伝える代わりに、

「私がAさんの立場だったらあなたのことを恐れると思うし、
関係が悪化し仕事や心身に支障をきたすのではないかと
心配になる」

という具合に伝えます。

もちろん、どんなに伝え方を配慮しても、
そのような指摘をすることで、
アイビーさん自身が嫌がらせのターゲットになる可能性も
ありますので、注意が必要です。

より効果的なのは、10人ほどの事務所とのことですので、
アイビーさんから直接経営者に相談をするのが良いでしょう。

もし経営者がその場におらず、
状況を把握できていないのであれば、
ハラスメントがおきているときの記録をとって報告すると良いです。

報告する際は、「モラハラやパワハラが放置されている」
という課題をクリアにしたうえで、
みんなが気持ちよく働きたいと思っていることを伝え、
組織として改善を要請すると同時に、
「何か私にできることはあるか」と
働きやすい職場の改善にむけて
協力体制にあることを意思表示すると良いと思います。

他の職員の方も、アイビーさんのように、
このような煩わしい問題を放置せず
誠実に真摯に向き合い改善しようと努める人が
職場にいるということが
とても大きな支えになると思います。

これからもどうかご自身が大切だと思うことを
諦めずに勇気を持って前進されますように!

ーーー
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20220418

FROM 川畑のぶこ

今日は、ひまわりさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
一昨年、夫の意向に合わせて、
元々住んでいた地域の隣町に戸建てを購入し
引っ越しました。

子育てサービスや施設も多く、
買い物やイベントもありワクワクする
元の地域が、私は大好きでした。
職場もそこにあり、友人、知人、
上の子の園の友達やママ友もいます。

今の地域には知人もおらず、子育てサービス
も乏しく、預け先もありません。
田舎で、飲食や買い物をする所もほとんどなく、
前の地域に行くことが多く、手間です。

夫には、慣れた地域でこのまま子育てしたいこと、
結婚するときはこのままここにいてもいい、
仕事も続けていいと言っていたこと、
子育てのサービスの違いや、高校になれば
今の地域にはないため通学が大変なことなど、
いろいろ伝えていました。

しかし、土地が高い、夫の職場から
離れている地域には家を建てたくない、
このままアパートにいても、
私が今の仕事を辞めることがあれば
頼って欲しいと言われました。

言い争いで、物を投げたり、
子どもの前で怒鳴ったりと、怖くなり、
子どものためにも、もう楽になりたいと
妥協したことで引っ越し、鬱になりました。

今の家は広く、モデルハウスだったことも
あり素敵ですが、自分の好みではなく、
田舎の割に高く、負担です。
ここにいるとイライラして、
夫婦仲も悪くなりました。

夫は、何かあれば実家に頼ればいいと
言いますが、言葉がきつい祖母や義姉を、
娘は怖がり、いつも泣いています。

私たちのことを考えてくれない夫との毎日に
途方に暮れています。こんな私に、
何かアドバイスをお願いいたします。

  
【A】
お辛い状況ですね。

子育てをする時に、そのためのサービスや
施設がたくさんあるというのは
とても大事なポイントになってきますよね。

ご相談の文面から、ひまわりさんは、
会社員もされながら、子育ても中心的な
役割を担っていらっしゃるようですが、

もしかするとご主人が、
子育ての大変さをいまいち実感として、
わかっていらっしゃらない部分がおありなの
かなという気もしました。いかがでしょう?

ご主人にはご主人なりの意図があって、
今の家に引越すことをお決めになったのだと
思いますので、そこはちゃんと汲んであげて、
そのうえで、ひまわりさんの現在の状況、
何に困っていて、どうしたいのか、
具体的にリクエストとして伝えることが
有効です。

そして、これはタイミングがとても大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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20220411

FROM 川畑のぶこ

今日は、さくらさん(50代・女性・英語講師)
のご相談にお答えします。

【Q】
やりたいことが多くて、どれも中途半端に
なっている気がして悩んでいます。  

仕事は英語講師で
子供から大人まで幅広く教えていますが、
レベルの高い教材になると
かなりの時間をかけて授業準備をしています。

仕事以外の時間に、趣味のスポーツをやり、
また、最近ボランティア活動も始め、
将来に向けてスペイン語を始めました。   

どれも手を抜かずやっているつもりですが、
やることに追われて
常に疲れているような状態です。

仕事以外はほどほどにと思いますが、
スポーツ、ボランティアには仲間がいて、
友人たちも、これからも良い関係でいたい
と思う人たちなので、より悩んでいます。

どのように思考を整理し、
行動したらよいのでしょうか?

 
【A】
さくらさんのとても真面目で誠実な
お人柄が窺えます。

お仕事に多大なる情熱を持っていらっしゃる
さくらさんのような先生に教えてもらえる
生徒さんたちはとても幸せだと思います。

真面目な部分は、さくらさんの長所ですね。
ただ同時に、
ご自身を消耗させていることも事実。
長所なのだけれども、ときに裏目に出てしまう、
紙一重といったところかもしれませんね。

何事にも全力投球されている理由の一つとして、
お仲間との関係を良好に維持したいから
というのがおありのようですが、

それぞれの活動の場で他者と関わるとき、
常にさくらさんが100パーセントでいなければ
果たして、よい関係は構築できないのでしょうか?

続きは、ビデオでお話しします……

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Asian,Mother,And,The,Daughter

Q.こんにちは。
メルマガ、拝読させて頂いております。
 
相談なのですが、現在もうすぐ2年生と
年中さんになる2人の子供を育てながら、
パートとして働いております。
 
もともと人間関係が得意ではないので、
最初はかなり苦痛を伴いながら働いてきました。
 
最近は自己肯定感を高める事や
人間関係を無理しすぎない、など
色々自分なりに考えながら過ごしてきました。
 
やっと仕事場での人間関係は無理しすぎず、
まず仕事をきちんとやる!というスタンスで
職場での関係や過ごす事も少し慣れてきた
と思います(ちなみに3年目)
 
ただ、近い職場や行事などでは
休みを貰っている事などで
ありがたいとは思いながらも、
週5で働いており、時々辞めたい、
もう少し余裕のある働き方をしたい…
という思いが湧いてきます。
 
特に下の子が時々登園拒否をして、
その事で休んだりしたりで…
気持ちが落ち込みます。
育て方が悪いのかな…とも思います。
 
せっかく慣れてきたし、
結局、子供が居ての働く場所などは
本当に限られているし、生活費はいるので…
無理か…とはなりますが、
悲しい気持ちにもなります。
 
今まで私がちゃんと決めてこなかったから、
今こんな事になっているのだな…とか。
 
若い時にうつ病も患っています。
 
大分マシになってきたようにも感じながら、
時々なんでもっと楽に生きられないのか、
なんて気持ちにもなります…
 
こんな私に何かアドバイスを頂けると
ありがたいです…。
 
 
【悩みママ・30代・女性・パート】
 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
まだ手のかかる、2人の子育てをしながら、
週5日働いていらっしゃるのですね。
 
がんばり屋で誠実な悩みママさんの姿が
見えます。
 
以前はうつ病も患っていたけれども、
最近は人間関係を無理しないように
コントロールし、
以前よりもマシになってきたとのこと。
 
完璧を目指したらキリのない私達ですが、
このような少しずつの変化が
起こせていること自体が
とてもすばらしいことであるという認識を
持っていただきたいですし、
そのように変化を起こしてきたご自身を
まずはきちんと称えてあげてください。
  
また、ご自身を大切にする
(決して甘やかしているわけではなく)
実践ができているからこそ、
今の働き方に関しても
惰性で続けるのではなく、
このように振り返る時間を
持てていることと思います。
 
悩みママさんは、
家計と育児のバランスについて、
ご主人とはご相談されていますか?
 
無論、生活費は稼げたに越したことは
ありませんが、心身を蝕んでまで
稼ぎを優先するのは不健全ですし、
いつか破綻します。
 
下のお子さんが今、年中とのことですが、
年長や小学生になる頃には
多くのことを自分でできるようになり、
今ほど手がかからなくなるでしょう。
 
もちろん、そこまでがんばるというのも
ひとつかもしれませんが、
理想的には、そこまでもう少し
時間的なゆとりを持てないか、
家計の状態を俎上に載せて、
ご主人と相談してみてはいかがでしょうか。
 
たとえば、今週5日働いているのを
3-4日にすると考えると
肩の荷が降りるでしょうか?
 
その収入で当面回すことができないか、
話し合いをしてみてください。
 
私達は漠然と不安を抱き、
漠然と「より多く稼がねば」と
自身を駆り立てていることが多いです。
 
実際は、1年くらいなら、
そこまで稼がなくても
なんとか家計を回していけるので、
育児を優先し、
子どもの手がかからなくなってから
取り戻せば大丈夫というケースもあります。
 
同時に、サポートの拡充も
検討してみてください。
 
子どもが病気になったときなどは、
親が対応できたに越したことはありませんが、
悩みママさん以外でも対応できる人の
リストがあると安心です。
 
あらかじめ、親族や病児保育サービスなどと
連携しておければ理想的です。
 
子どもを育てながら働ける場所は限られる
というのはそのとおりかもしれませんが、
しばらくは限られていても
そのような環境があることに
感謝しながら対応し、
子どものある程度の自立をまって
職場のオプションもより好待遇なものに
広げていけばよいではないでしょうか。
 
ずっとこのままの状態が
続くわけではありません。
 
日々お子さんの成長に
驚かされることがあるように、
悩みママさんの人生そのものも
ひと所に留まることなく、
必要に応じて変化していくということを
信頼してください。
 
子どもに物理的に手のかかる時期は、
気がつくと去ってしまいますから、
今この瞬間のお子さんとの時間を
どうか大切にされますように。
 
育児、楽しみながらがんばってくださいね!

ーーー
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20220404

FROM 川畑のぶこ

今日は、サリーさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
47歳、パート。
22歳、21歳、15歳の娘がいます。

結婚以来、長年にわたりDVがあり、
今から半年ほど前、ようやく決意し、
逃げる形で家を出ました。

離婚調停をして、今月離婚が成立しました。
今は、娘3人と私の4人暮らしです。

私の相談は娘たちのことです。

長女は中2から不登校。
自殺未遂、リストカットの経緯があります。
高校は卒業し、その後就職。
2年ほどでリタイアし、今は自分で道を作り、
家でイラストレーターをしています。

次女は高2から不登校。
卒業できず、高卒認定試験を受け、
心機一転頑張ろうと県外の大学に進学。
一年でリタイアし、
今は引きこもって2年ほどになります。

三女は小5から不登校気味になり、
教室に入れず、行ったり行かなかったり、
相談室登校を5年ほど続けています。
春から高校に通います。

3人とも青白い顔をして、
生きることが億劫で、風呂にも入らず、
カーテンも開けず、部屋に閉じこもって、
自分を肯定することができず、
相談できる人もおらず、
社会に適合できないことにも
苦しんでいます。

私は断捨離やイメトレを学び、
自分のごきげんに焦点を当てることで
とても生きやすくなりましたが、
彼女たちの不調を見ると、
自分ばかりごきげんな生活を送ることに
罪悪感を持つこともあります。

次女、三女はメンタルクリニックを受診
しています。長女もいっそ病名をつけて
ほしいとクリニックを探しているところです。

娘たちには、なんとか健やかに生きがいの
ある人生を送ってほしいと願っています。

今私にできることをアドバイスいただけると
ありがたく思います。よろしくお願いします。

 
【A】
とてもお辛い日々を過ごして
こられたのですね。
長年のDVで、おそらくサリーさんは
いちばん被害を受ける立場に
いらっしゃったことでしょう。

そして、それを見ていた娘さんたちも、
実際に殴られたり蹴られたりしなかった
としても、もう十分に虐待に相当します。

親子4人、本当にお辛かったことと
お察しします。

そして今、サリーさんがご自身の心の状態
をご機嫌にするために断捨離やイメトレを
活用されていること、本当に素晴らしく、
勇気ある姿勢だと思います。

自分ばかりが前進してしまっていいのだろう
かという罪悪感をお持ちとのことですが、
まず、お母さんが子どもたちのサポーター
になろうとしたらば、サポーター自身の
エネルギーが充電されているということが
大切です。

質の伴ったサポートをするための
これは鉄則ですので、どうぞ、ご自身の心の
エネルギーチャージは怠らないでくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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