Calm,Serene,Sleepy,Young,Woman,Relaxing,On,Comfortable,Sofa,At

Q:仕事で疲れ切って不機嫌な夫が家にいるだけで、
私の気持ちもどんよりと暗くなります。

結婚して13年になりますが、
結婚当初からその傾向はありました。

しかし、最近は夫も40代になり管理職になったこと、
コロナ禍による会社の業績悪化などで、
不機嫌がますますひどくなっています。

出世しなくてもいい、気楽に仕事してほしい、
転職してもいい、と事あるごとに伝えてきましたが、
心持ちや働き方を変える気は全くなさそうです。

所謂、昭和のモーレツサラリーマンのような
自分をすり減らす働き方をずっとしており、
このままだと彼はいつか大病をするのかもしれないな、
と思うこともあります。

家族のために仕事をやめられない、など
自分が犠牲者であるかのような発言もあります。

まだ30代のうちなら転職のチャンスもあっただろうに、
愚痴を言うばかりで
なにも行動しなかったのはあなたでしょう、
と私は心の中で思っています。

私は、もう、この不機嫌な人と生活を共にするのが
いやだと感じています。
しかし、子供も小さく、私は非正規雇用で、
離婚すれば経済面で苦労することは確実で、
それもいやです。

なにか良い着地点はないでしょうか?

【まるりん・40代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

ときとして不機嫌になることは
人間なら誰でもあることですが、
それが家庭で慢性的となると、
家族も本人も消耗してしまい辛いですね。

昭和のモーレツサラリーマン…

「24時間働けますか?
 ジャパニーズビジネスマン♪」

なんて滋養強壮ドリンクの
CMキャッチコピーを思い出します。

相手の不機嫌に対して
どうしたらよいかということに関しては、
できることは限られています。

なぜなら、感情の責任というのは、
ものごとの受け止め方の影響を大きく受け、
ものごとの受け止め方というのは、
本人次第だからです。

ご主人は基本的に仕事人のようですから、
仕事がうまくいかなければストレスになるのでしょうが、
職場でのストレスをまるりんさんが解消することは
おそらく難しいでしょう。

できることは、その苦悩をまるりんさんが理解して
やわらかな姿勢で寄り添うか、
その状態に対する、より健全な受け止め方のオプション
の提示をしてあげることなどになるかと思います。

まるりんさんからすると、
厳しい競争の中に身を置かずに、
ストレスの無い環境で仕事をしてほしいと思うかも
しれませんが、本人は厳しさの中で勝ち抜いてこそ
価値ある人間(仕事の能力=唯一の価値)という
無意識の、それでいて確固たる信念がある場合が多いです。

そのような場合、
とりわけ夫が妻からの助言を求めていない場合、
「妻は自分のことや仕事のことがまったくわかっていない!」
とさらなる不機嫌を誘発することもありますから
デリケートですね。

これも受け止め方によるのですが、
本人に変わりたい気持ちがない限り
相手の感情をコントロールするのは難しいです。

まるりんさんにできることは、
家庭での空気をリラックスできるものにすることと、
彼の辛さも、仕事への高い意識からであろうことを
理解して、その意識に敬意をはらいつつ、
ねぎらいが伝わるコミュニケーションを心がけること
などになってくるかと思います。

もちろん、それでも不機嫌が収まるとは限りませんが、
まるりんさんが「できることはした」と思えることは
とても大事だと思います。

そのうえで、あとは「彼の課題」と割り切って、
自分自身の時間を大切にしてください。

巻き込まれないように、そっと別な部屋にいくとか、
外出するなど、適度な距離感をとることが大切です。

彼の機嫌取りに執着しないことを心がけてください。

彼が変わることで自分を満たしてくれる存在になる
ことへの期待は捨て、自己充電に勤しみます。

自己充電ができていると、
多少エネルギーが奪われることがあっても
バランスが保てます。

それでも、つねにマイナスのエネルギーと
なってしまうのであれば、
別居や離婚もオプションとなるでしょうが、
それもまたエネルギーを消耗しますし、
経済的な不安もあるわけですね。

あれもこれもすべてを手にすることは
できないのが人生。

それでも、なんとかやり過ごしながら
生きていけるのも事実です。

結婚しているが故のプラスとマイナスがあれば、
結婚していないがゆえの
プラスもあればマイナスもあります。

常にプラスである必要はないという
執着心の手放しも大切です。

常に機嫌よくやすらぎを与えてくれる
白馬の王子様はいないという前提を受け入れて、
ぜひ、まるりんさんにとって真に大切なものは何か
を探求する機会としてみてください。

     
     
ーーー
 
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20220926

FROM 川畑のぶこ

今日は、YouTubeにて公開中の動画に
コメントをくださった Iku Kawaさん
のご相談にお答えします。

【Q】
私の父は、良いことも悪いことも、
どう思っているのかあまりわからないような父でした。

子どもの頃から父にどう評価されているかわからず、
今でも自分に自信が持てず、自己肯定感も低く、
人と接することがとても苦手で苦痛です。

家庭も持ち、仕事は会社の一人社長で
極力狭い人間関係で何とかやっていますが、
ずっと頭から離れないことがあります。

それは、この先、子どもが成人して、
親として最低限役目を果たせたら、
病気などで死ねたら幸せだ、ということです。

自殺は考えませんし、
こんなことを考えていることを人には言えず、
家族にも悩んでいるところは絶対見せませんが、
こんな私は病んでいるのでしょうか?

 
【A】
家庭人・社会人として、真面目にやってはいる、
でも、本当に私の人生これだけ? これで合っているの?と
虚しさや虚しさ、そして不安も感じている
Ikuさんの心情が伝わってくるお悩みです。

Ikuさんにとっては
お父さんがすごく重要な人物だったのですね。

父親の自分に対する評価が今ひとつわからず、
自分が合っているのか間違っているのかもわからない、
なので、自分に自信が持てなくなってしまった、
このような流れですね。

人の評価というのは正確ではないことが多いです。
その人の都合に合えば良い評価をしてくれますし、
都合に合わなければ
良い評価をしてくれないことが多いです。

また、心の中で評価していたとしても、
それを都度口に出して表現してくれる人ばかりではありません。

そして、それらはすべて
Ikuさんの真の評価ではありません。

Ikuさんのことを本当に正しく評価できるのは
他ならないIkuさんだけなのです。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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Female,Hands,With,Pen,Writing,On,Notebook

Q:70代でフリーランスの仕事をやめて、
夫と大人の娘と猫2匹で
経済的な心配もなく穏やかに暮らしています。
 
キャリアはまあまあに成功したと思うのですが、
仕事のことを考えると、
うまくいかなかったこと、やり遂げられなかったこと、
小さな失敗などが思い出されて、気持ちが塞ぎます。
 
他の方から見たら一応尊敬される仕事をした人間
と思ってくださってるかと思います。
 
理由は父親と夫に「できて当たり前、
できなかったことを指摘され続けたこと」
が影響してるかもしれません。
 
自分に優しくと言い聞かせても、
頭では理解しても心がつながりません。
 
毎日を小さな幸せを愛しんで暮らそうと努力しています。
この先過去の自分の仕事など気にせず
心楽しく暮らすすべを提案していただけたらありがたいです。
 

【メラ・70代・女性・無職(元ライター)】
  
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
メラさんの仕事に対する誠実さとこだわりが
窺えるご相談です。
  
ライターさんとして素晴らしいお仕事を
されてきたことと思います。
 
厳しさをもって仕事に勤しんだがゆえの
成果をあげてこられたことと思いますが、
反面、自分に優しくすることが難しく
苦しんでいるのですね。
 
メラさんの中ではお父様やご主人など、
大切な相手の評価が自分の真の評価であるので、
それを守らなければという思いがあるのかもしれませんね。
 
確かに親しい人の評価というのは、
自分を見つめ直すのに有効なことがあると思います。
 
とくに、良き理解者の意見というのは
大切にする価値があると思います。
 
メラさんにとって、父親や夫は
メラさんのことを最もよく理解している人といえますか?
 
そうであれば、意見は参考にしたら良いと思います。
 
それでも鵜呑みにはしないでください。
 
相手の評価というのは、相手の好みや都合による評価
であることが多く、真のメラさんの評価とは限りません。
 
もし相手がメラさんの良き理解者でない場合、
その人達の評価で一喜一憂するのはもったいないことです。
 
メラさんが「このような人になりたい」と尊敬できたり、
この人は私のことをよく理解してくれている、という
人たちからの評価がどうかということを振り返ってみてください。
 
また、何より大切なのは、
メラさんに最も近い人はメラさん自身ですから、
相手に評価されたいように自分を評価できているのか
ということも振り返ってみてください。
 
もし、メラさん自身の自己評価が厳しいのならば、
同じように厳しい人の評価を採用してしまうことでしょう。
 
自分に優しくなる第一歩として、
正当に評価することから始めるとよいかもしれません。
 
うまくいかなかったことやできなかったことや
失敗したことだけに注目する代わりに、
うまくいったこと、できたこと、成功したことも
リストアップしてみてください。
 
これは過去の業績のことだけを言っているのではありません。
 
いま、身の回りに起こっていることで、
うまくいっていること、できていること、成功していること、
さらには、好ましいこと、感謝できることにも目を向けてください。
 
それをリストアップしてみることで、
心のバランスがとれてくると思います。
 
メラさんが完璧でないと価値がないという
考えを持っているのであれば、
その考えを捨てることです。
 
世の中完璧でなくても回っていますし、
完璧でないからこそバランスがとれていることもあります。
 
たとえ完璧でなくても、
すべてはそれなりにうまくいっていることを信頼してみてください。

きっとご自身にも周りの人々にも優しくなれるはずです。
     
     
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20220919

FROM 川畑のぶこ

今日は、まるこさん(40代・女性・公務員)
のご相談にお答えします。

【Q】
昨年11月に父が脳梗塞で倒れ、
左半身に麻痺が残ってしまいました。
コロナで面会もままならず辛い日々だったと思います。

その間、母や妹と携帯で連絡を取り続けてはいましたが、
次第に父と母の関係が悪化していきました。

昔から、妹の存在が私や家族の悩みの種でした。

仕事も続かず借金を繰り返し、親に肩代わりさせ、
夫にも逃げられ、小さい子どもを一人で育てつつ、
生活は困窮しています。

以前、苦言を呈した母を毛嫌いし、
もともと父にべったりだった彼女は、
父の入院中に父を洗脳、自分の味方につけた結果、
父は母を憎むようになりました。

先月下旬、父は自宅に戻りましたが、
高次脳機能障害のため感情と行動を抑制できず、
母に暴言や暴力を振るうようになりました。

妹は近くにいながら助けを求める母には応じません。
週末、母から金を取り、父を一泊預かるだけです。
私は遠方に住みながら、週に2度実家に泊まります。

母は父と妹を恐れ昔から言いたいことも言えず、
私には愚痴ばかり。
そんな母にも苛立ちながら、かといって、
老老介護の両親を放ってはおけません。

妹は何もしない、できないのに、
なぜあんなに威張り散らしているのか理解できません。

頭はよく、口が立つため、こちらが1言うと10返ってきます。
私が正論を述べると、反論しつつ多少納得はしますが
いかにも不愉快な様子。

私の夫は、あんな家族とっとと縁を切れとしか言いません。
私も本当はそうしたい。
妹がまっとうに生きていてくれたら
家族も破綻しなかったはず…と思います。

母だけでも引き取ろうと思っても、
母は病の父を見捨てられず、という状態です。

とりとめのない話で申し訳ありません。
家族と今後どのように関わっていけばよいでしょうか。

 
【A】
家族思いの、まるこさんのご相談です。

とてもお辛いですね。
家族なのに心が通じない、
家族なのに、いがみ合ったり、争ったり。

私たちは、家族に対する、
ある一定の理想像みたいなものを持っていますね。

サザエさんだったり、もしかしたら
ドラえもんののび太の家族もしれませんが、

「なんだかんだ言っても、和やかに仲良く心が通じ合っている」
……そんなのが家族という
デフォルトのイメージのようなものがあると思うのです。

そして、そこからずれてしまうと、
「家族なのになんでこうなんだろう」と
ストレスが大きくなってしまうのです。

でも実際、家族というのは本当にいろいろな形があって、
これが正解というものはありません。

そして、私たちは誰でも
一人ひとり、人生に課題を持っています。

ここは一度、まるこさんが持っている
「理想の家族像」を手放してみることをお勧めします。

 
続きは、ビデオでお話しします……

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【「進歩」するってどういうこと?】
       
Q:私はこれまで、自分の習い事について疑問を抱いてきました。
 
独身の頃は、母親が勧めたものを習っては
中途半端な資格を取って、飽きては辞める。
 
結婚してからも、数え切れないほどの習い事をして、
資格を取ったり取らなかったりするものの、
どれも飽きては辞める。その繰り返しをしてきました。
 
母親からは、小さい頃から習い事だけでなく、
家ではマナー本や食事の戴き方のビデオテープも渡され、
素直にそれらを受け取り学んでいました。
 
母親から勧められた習い事、結婚してから自分で選んだ習い事、
どれも最初は大好きでした。
 
ですが、日が経つにつれて段々億劫になり飽きてしまうのです。
 
そんな自分に疑問を抱きつつも、その繰り返しを続けていました。
 
ある時、新しい習い事の教材を見た時
「もう自分を解放してあげなさい。」と、
どこからかそんな言葉が出てきました。
 
ハッと思った私は「もういいんだ…。」と、
ホッとして、すぐに退会届を出しました。
 
ですが、数ヶ月するとまた別の習い事をしていたのです。
 
それから程なくして、
やましたひでこ先生イベントのトークショーに伺った時、
きっと何か得られるものがあるのではないかと思っていたら、
それから1ヶ月後のある日、
突然「欠乏感」と言葉が出てきたのです。
 
またハッとしましたが、
ようやく涙しながら納得する事が出来ました。
 
母はよく「人間は進歩する生き物だから、
マミちゃんも進歩しないとダメよ。」そう言っていました。
 
結婚式の両親への花束贈呈の時でさえ、母は私に
 
「人間は進歩する生き物だから、
 マミちゃんも進歩するのよ。」
 
と、私は自分の頬をつたっていた、
感謝の涙が引っ込んでいったのを覚えています。
 
長年「欠乏感」に支配されていた私は今、
「脱力感」のようなものを感じています。
 
母の言う「進歩」ではなく、私としての「進歩」をするには
どうすれば良いのでしょうか。
 
どうぞよろしくお願い致します。
 
【マミ・50代・女性・主婦】

―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ

「常に進歩しなければいけない」という
強迫観念にかられていたマミさんなのですね。
 
そして、その進歩とはあくまでも母親や誰かからみての
進歩だったと気づかれたとのこと。
  
そんな呪縛によって、結果的に常に
「今のままでは足りない」という欠乏感を生み出してしまい、
今の自分を受け入れられなくなってしまったのですね。
 
進歩しないとダメ=あなたは進歩していないからダメと。
 
「母のいう進歩でなく私なりの進歩」というポイントに
マミさんが至ることができたのは、
とても素晴らしいことだと思います。
 
これからはマミさんにとっての進歩を大切にされると同時に、
常にそこに無い何かを求めるのではなく、
ぜひ、今この瞬間に目の前に展開されていることを
十全にたのしむことも大切にされてみてください。
 
今、ここに集中していること自体が
すでにすばらしい進歩です。
 
禅僧のティク・ナット・ハンは
 
「幸せへの道はない。幸せとは道そのものなのだから。」
 [ There is no way to happiness.
 Happiness is the way. ]
 
と説いています。
 
進歩というと、
進んだ先で得られる何かに注意があるかもしれませんが、
進み歩むその行程そのものが大事ということを教えているのです。
 
資格や習い事というのは
客観的に見て達成したことがわかりやすい何かであり、
ラベリングしやすいものだと思います。
 
取得した資格が日常や仕事などに役立つなら大いに結構ですが、
資格取得自体が幸せにつながるかというと
必ずしもそうではありません。
 
マミさんが、資格や習い事は飽きるけど、
また次に手を出してしまうというのも、
得られる結果そのものよりも、
結果に向かって何かに取り組むプロセス自体に
喜びを感じているからではないでしょうか?
 
そうであれば、
ラベリングできる何かを獲得することにこだわらず、
生きる道程そのものをじっくり味わい歩むのも良い、
と許可を与えてみてはいかがでしょうか。
 
もしかしたら、そのような気づきそのものが、
母親のそれとは異なる、
マミさんなりの進歩なのかもしれません。
     
     
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20220912

FROM 川畑のぶこ

今日は、キナリさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
いつも川畑先生の動画を拝聴し、
どんな悩みにも誠実で丁寧に返される言葉に
感銘を受けています。

今回はご近所さんのことで
相談させていただきます。

私は嫁いでから20年近くになり、
一軒家に住んでいます。

そのお隣の家の庭の柿の木が
うちの庭にまで枝がまたいでおり、
秋には柿の実が庭につぶれて
落ちてくることがあります。

うちの方はコンクリートなのですが、
つぶれた柿で黒ずんでしまいます。

以前、その柿の枝の下に
うちの物置がありました。

その屋根に柿の実が落ち、腐り、
物置の中まで汁が入ってきて、
中でゴキブリが大量発生し、
中にあったアルバムなどが無残な状態に
なり処分したことがありました。
そのことがきっかけで物置を移動しました。

そして先日、今度はサイクルポートを
元、物置があった場所へ設置しました。
やはり柿の実がポートの屋根に落ちていました。

今までお隣さんは気にして
枝を切ってくれてはいたのですが、
はしごに上り、ノコギリで手作業でやっていて、
なかなか十分には取り切れないのが現状です。

今回、初めて主人がお隣さんに催促して
やってはくれましたが、 それでも
実のついた枝がこちら側にきています。

うちで高枝切狭を買って切ることも
考えたのですが、いざ買おうとすると、
「どうしてうちが買わなければならないのか」
と思ってしまい、躊躇しています。

お隣さんとは他は良い関係なので、なるべく
関係を悪くしたくないのが正直なところです。

関係を崩さずに、こちらの思いも
スッキリできる方法はないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 
【A】
キナリさんもご主人さんも、
周囲に対してとても気配りがおありで、
相手の立場に配慮しながら
ご近所さんづきあいをされてきたのですね。

ただ、物置の中にゴキブリが大量発生してしまった
というのは、とても大きな災難ですよね。

これはご近所さんにお伝えしたのでしょうか。

もし伝えていないのであれば、
おそらくお隣さんは、
日頃から柿の実が落ちてしまうことで
迷惑をかけているだろうということは、
ある程度はわかっていると思うのですが、

このような最悪な事態が起きてしまって、
キナリさん達が「いかに困っているか」という
程度や緊急性については、
理解されていない可能性が高いと思われます。

今後の関係性を悪化させずに伝える方法は
ちゃんとありますので、安心してくださいね。

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:いつも的確なアドバイスをされる
先生のメールを楽しみにしながら
拝読させていただいております。
 
私は50歳後半の看護師ですが、
昔の職場の同僚から時折かかってくる
電話の対応に苦慮しています。
 
彼女とは新人で入職した際、
同じ寮に入ったのをきっかけに仲良くなり、
付かず離れずの距離感で
現在まで友人関係が続いていましたが、
昨年お取り寄せの品で相談を受けてから
頻繁に電話がかかってくるようになりました。
 
最初は懐かしさもあり楽しかったのですが、
途中から彼女の家庭環境に関する不平不満、
愚痴が噴出し始め、電話がかかってくる度に
同じ話が繰り返されるようになってきました。
 
彼女は専業主婦ですが子供は自立しており
夫とは家庭内別居状態のため
自由気ままなようです。
 
しかし、私は仕事や家事、介護の手伝いなどがあり
止め処なく続く彼女の電話は
時間と体力気力が消耗されるため
最近は居留守を使う様になりましたが、
 
彼女が過去に自殺未遂を起こしたこともあり
SOSを発信しているのだろうか?とも思い、
電話に出られない時は
LINEで何かあったのかと聞きますが
全て既読スルーで返事はありません。
 
不平不満、愚痴を聞いて欲しいだけなのか
と思うと電話があっても出る気になれません。
 
今後どう対応すればいいのでしょうか?
 
 
【マダムレイ・50代・女性・看護師】 
 
―――――――――――――――――
 
A:FROM 川畑のぶこ
 
マダムレイさんのご友人を大切にする優しさが
感じられるご相談です。
 
看護師をされているとのことで、
お仕事も大変忙しいことと思いますし、
家事にプラスして介護もされている
それらをバランスよく取り組むのに
大変ご苦労されていることと推察いたします。
 
そんな中、ご自身の時間が
少しでもとれていると良いのですが、
おそらくそのような時間をご友人との電話などに
費やされているのでしょうね。
 
誠実さや思いやりを大切にしたい気持ちと、
面倒に思う本音との間で
苦労されていることと思います。
 
このような状況の中でマダムレイさんが
消耗するのは当然のことです。
 
心にゆとりがあるときであれば、
さしてストレスにならないようなことでも、
多忙で疲れが溜まっているときなどは、
大きなストレスに感じてしまいがちです。
 
理想の高い人であれば、
ゆとりなくイライラしてしまう、
そんな自分にも罪悪感を抱いてしまうことでしょう。
 
マダムレイさんはご友人(や誰か)の
力になりたいという気持ちが
人一倍強いかと思いますが、
どうか、今はご自身にそのエネルギーを
向けてあげてください。
 
いいサポーターでいるためには、
まず自己充電が必要です。
 
正直であることとバカ正直であることは違います。
 
ご友人に「あなたの対応に疲れた」などと
バカ正直に伝える必要はもちろんありません。
 
ただし、自分の疲れた気持ちに正直に、
ご友人との適度な距離感を持つことを
大切にされてください。
 
そう、マダムレイさんが
病んだ患者さんに、疲れたら無理せず、
休むことを促しているように。

「あなたが面倒くさい」のではなく、
「私が疲れている」ので
そう感じやすくなっているのです。
 
人は疲れていると何でも面倒くさくなるものです。
 
ですので、罪悪感を抱くことなく、
電話がかかってきたら、
「最近疲れが溜まっていて、
 自己充電の時間が必要なんだ」
ということを伝えてください。
 
心身のバランスが乱れているのは事実なので、
調子が悪いと伝えても構わないわけです。
 
ご友人にも、マダムレイさんが
いつでもどこでも誰にでも
付き合ってくれるわけではないのだ
ということを知らせてください。
 
それでもマダムレイさんは素晴らしい人なのですから。
 
人間、誰しも弱い部分があることを
体験してもらい、たまにはマダムレイさんが
労(いたわ)ってもらう側に立ってみてください。
 
ご友人に理解力があれば、
配慮してくれるでしょうし、
そうでなければ、マダムレイさん以外に
依存できる別な相手を見つけることでしょう。
 
ほかに無理せずに向き合える人がいるならば、
そちらに任せればよいのです。
 
すべてのお手柄をマダムレイさんが立てなくても、
マダムレイさんは必要とされる素晴らしい人です。
 
弱さも含めてご自身を認め、許して、
ご友人と適度な距離を保ってみてください。
 
そのように自分を許可することで、
プレッシャーなく相手と向き合えるように
なることもあるのです。
  
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20220905

FROM 川畑のぶこ

今日は、ねねさん(30代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】
こんにちは。
うまく伝えられないかもしれないのですが
相談させてください。

現在8歳と5歳の子どもを育てながら
パートで働いています。

最初は週4日くらいの出勤の約束でしたが、
周りの忙しさや、ほぼ全員基本週5日の
出勤形態から、私もいつのまにか
週5日出勤するようになりました。

お金も必要だったので、子育てしつつ、
何とか3年ほど働いていますが、
そもそも人付き合いが得意ではなく、
年齢が上の女の人が多い職場独特と言いますか
陰口などもあり、最初からだいぶ頑張って、
なんとかなるよう働いてきたと思います。

少しは慣れた面もありますが、
下の子が少し登園拒否になったことがあり、
遅れて行くことが増えたり、
休みもたくさんもらいました。

それで何か言われる、ということはなかった
のですが、私自身の気持ちとしては、
やはり大きな顔はできないと言いますか、
とにかくできる限りのことをしなくては、
そうしていないと何を言われるか分からないし
という気持ちもあり、

最近は、もう少しペースを落として働きたい、
この仕事をずっと続けるの?
という気持ちが消えません。

でも、子どもの行事のときは休ませてもらったり、
夏休みも休みを多少もらったり、と
させてもらっていることには感謝していますし、
田舎なので、子育て中の自分の条件に合った
仕事が他にあるのか…という思いもあり、
なかなか決断に至れずにいます。

仕事場の人付き合いでもなかなか心許せない、
そんな自分も嫌になってきます。

ただ、このまま漠然とこの仕事を
続けていてはいけないのではないか、
という気持ちが浮かんできてしまい、
できるだけ早く何とかしなければ
という気持ちが出てきてしまいます。

仕事量も増えてきていますし、
納期のある仕事なので、そこのプレッシャー
も今の私にはかなり重荷です。

自分の気持ちに正直になりたい一方、
生活のことやそんな甘いことを言っていて
いいの?と思う自分がいます。

まとまらない文章、申し訳ないのですが、
どのように考えて進んでいったら良いのか、
こんな私に、
何かしらアドバイス頂けましたら幸いです。

  
【A】
ねねさんの勤勉さと誠実さ、
そして周囲への配慮が窺えるご相談内容です。

8歳と5歳のお子さんを育てながら
パートで働いてるということで、
本当によく頑張っていらっしゃいますね。

ねねさんは、もしかすると
周囲の空気を読みすぎてしまって、
同調圧力に弱いというか、
なんとなく輪から外れることに抵抗が
おありなのではないかとお見受けしました。
 
本来、週4日の条件ならそれでOKなのに、
みんなが5日だったら私も5日にしないと
迷惑をかけてしまうのではないかという
非常に不健全な思いが、ねねさんを
苦しめてしまっているかもしれません。

勤務先がねねさんに何をどこまで求めているか、
それは確認してみないとわかりません。
週5日でないとダメなのでは?と気になるので
あれば、まずは確認をしてみましょう。
 
その上で、その先について考えることを
オススメします。

続きは、ビデオでお話しします……

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