Q:こんにちは。
いつもYouTubeなどで拝見させていただいてます。
私は常に色んな事で悩んでいます。
悩むのが癖といいますか、性格みたいな感じで
常に何か考えています。
「悩んでも仕方ない。なるようにしかならない。」
と考えられず、
何かと揉めたり、問題がでたりしています。
その度に自分を責めたり、
人のせいにしたりの繰り返しです。
何か悩みを抱えていても隠して明るく笑顔で過ごす。
ってことができず、
顔に直ぐに出てきてしまいます。
今も自分のこと、仕事のこと、家のこと、人間関係のこと…
周りでもきっと沢山悩みを抱えて生きていらっしゃる
と思うのですが、そんな感じには見えないくらい、
楽しく笑顔で過ごしているように見えます。
休みの日も体を動かす事が面倒で
ゴロゴロばかりして過ごしています。
昔から面倒くさがりなんです。
自分の脳みそを燃やしたいくらい、
ネガティブで面倒くさがりです。
どうしたら日々を楽しく
笑顔で過ごせるようになるでしょうか?
私は自分でもなんですが、HSP気質だと思います。
ご意見いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
【エクボ・40代・女性・アルバイト掛け持ち】
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A:FROM 川畑のぶこ
色々なことに過敏に反応して悩んでしまうのですね。
問題に目が行きがちなエクボさん、
もしかしたら心の底に「問題はあってはいけない」
と思ってはいないでしょうか?
問題がある限り、あるいはそれらが解決しない限り、
自分の人生は(あるいは世の中は)
十全に機能しない、という思いが
心のどこかにあるのではないでしょうか。
もちろん、
人生に問題がなかったに越したことはありませんが、
そのようなユートピアは私達の想像の中にしか存在しません。
ユートピアにこだわりすぎると、
それにふさわしくない、さまざまなものを
排除しなければいけなくなります。
でも、排除すればするほどに反対側のものは増えて
逆に気になってしまうという
パラドックスに陥ってしまいます。
それは、無菌室の中で生きようとすればするほどに、
ほんの少しの菌も気になってしまうように。
きっとこの人生で私達が試されているのは、
問題がたくさんあるなかで、
どのようにしなやかに人生を切り開いていくか、
ということだと思うのです。
泥があるから花が咲くわけですが、
美しい花だけを求めて泥を排除したなら、
美しい花も枯れてしまうことを理解するように、
人生の陰と陽は相互に依存しながら存在することを
深く理解することができたなら、
身の回りの問題も
さほど気にならなくなるかもしれません。
エクボさんの身の回りに起こっている
事象の意味を考えてみることも大切です。
病気になったからこそ
健康のありがたさを知るでしょう。
孤独や寂しさを感じるからこそ
友のありがたさを知るでしょう。
冬があるから春の温かさに感謝するでしょう。
すべては切り離すことができず、
反対側のものによって生かされているということを
知ってください。
問題に直面したら、
その問題の反対に存在するものは、
問題があるからこそ輝くということを
ぜひ思い出してみてください。
そして、エクボさんご自身にも、今まさに
問題の反対側のことが起きているにもかかわらず、
それらは棚上げされ、感謝されることなく、
次の問題ばかりに意識がいってしまっていないか
振り返ってみてください。
私達は問題を探そうと思えば、永遠に探し続けられます。
それよりも、今起きていることで
好ましいことやありがたいことに
意識を向ける努力をしてみてください。
きっと少しずつエクボさんにも
微笑みがもたらされることと思います。
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