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FROM 川畑のぶこ

今日は、オカンさん(50代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】3月に短大を卒業した娘が、
内定をもらっていた就職先を
入社目前にして断りました。

今は、いわゆるプー太郎です。

経緯はこうです。

昨年12月初めに内定をもらい、
喜んでおりました。

が、その後何回か会社に行くことがあり、
だんだんと自分が働く所ではないような感覚が
出てきた様子。

私は、まずは勤めてみないとわからないことだから、
それから考えたら?と話をしていましたが、

研修内容の手紙をもらって帰ってきてから、
ますます様子がおかしくなりました。

布団から出てこない。
友達との約束もドタキャンする。

軽いうつのような感じにもなり、
娘と話をして、内定をお断りするに至りました。

学生時代は終わり、
社会人として生きていく歳になりました。

娘の自覚が足りないのでしょうか?

研修を通して、そして実際に仕事をし始めて、
社会人として自立していくのだと私は思います。

実際の仕事が始まる前に
何か引っかかるものが出てきて、
辞めてしまったことは仕方ないと考えますが、

内定をキャンセルしてから2週間ほど経過した今、
昼前に起きてきて、就活もせず…という状態です。

側で見ていると、
娘を応援したい気持ちとは裏腹に、
何だか腹立たしい気持ちも沸いてきます。

親として、どのような関わり方をするのが
娘にとってベストなのでしょうか?

早く次の仕事を探してほしいというのが、
私の正直な気持ちです。

 

【A】オカン心溢れる、オカンさんのご相談ですね。

娘さんがいよいよ華々しく社会人デビューという時に
出鼻をくじかれるような事態になり、
お母様として心配なのは当然のことと思います。

怒りが湧いてくる、腹立たしさがあるというのは、
本来であれば社会人なんだから
そんなこと乗り越えて当然という気持ちが、
オカンさんの中にあるからですよね。

腹立たしさや怒りというのは
「かくあるべき」「かくあらねば」という、

いわゆる「ねばべき」の精神から
湧いてくることが多いです。

そして、怒りの感情の根底には
恐怖や不安があることが多いです。

今のオカンさんの中にある
恐れや不安は、いったい何でしょう?

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Life,After,Death,And,Cosmic,Universe

Q:「死」への恐怖心があります。

死んだらどうなるんだろうと考えると
怖すぎて動けなくなります。

物心ついた頃からこの思いはずっとあります。
生き続けたい。

毎日が充実していないということでもないのですが…

普段は考えないようにしていますが、
年齢を重ねるごとに恐怖が増しています。

【ヒロ・50代・女性・パート】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

動物の生存本能からして、
死を避けようとするのは当然のことです。

生き物の人間として、
「死にたくない」「生き続けたい」
という気持ちがあるのは自然なことで
ヒロさんだけではありません。

ただ、私たちは努力さえすれば
死を永遠に避けられるのかというと
そうではありません。

私たちの生涯死亡率は100%です。

死は不可避であり、タイミングの差こそあれ、
私たちひとりひとりにいつか必ず平等に訪れます。

ですので、ニュースなどで
どこそこの街で犠牲者が出た
というようなものを耳にしたときに

「私の街でなくてよかった」
といった他人事反応は不適切なのです。

いつかかならず訪れる死を否定し続けることは、
苦しみを生み出します。

苦しみは抵抗により生まれるものです。

私たちが死を受容できない理由には、
動物の本能以外にも、
死に対する「信念」が影響しています。

おそらく多くの人は、無意識のうちに
次のような死に対する信念を
抱いているのではないでしょうか。

「死は最悪の出来事で、苦しみを伴うものだ。」

「死んだらすべての終わりだ。」

「死んだら無価値になってしまうのだ。」

「闇に葬られ、忘れ去られてしまうのだ。」

etc.

私たちは一般的に「死とはなにか」とか
「死とどのように向きあうか」といった教育は
受けてきていませんし、
死は基本的に忌避されるトピックです。

この忌避がさらに「触れてはならぬほど最悪のこと」
という無意識な刷り込みを生じさせます。

でも、私たちが少し意識を広げてみると、
世の中には死にまつわる豊かな教えが
多く存在することに気づきます。

それらの多くで共通しているのは、
死は肉体の終わりであるが、
私たち存在そのものの終わりではないというものです。

存在の本質を魂というのか、霊というのか、
エネルギーというのか呼称は色々あるでしょうが、

いずれにせよ、目に見えない本質的な部分は
生まれる前からも、そして死後も存続する
というものが多いのです。

そうであれば、
この人生は長い旅のひとつの過程にすぎません。

私自身は、個人的に
「人生は期間限定地球の旅」と信じており、
肉体は「地球服」ととらえています。

宇宙旅行をするときに宇宙服を着なければいけないように、
地球を旅するときは肉体をまとわないとその旅ができません。

そして、旅の目的は旅を終わらせないことではなく、
その旅をたのしむこと。

旅の長さではなく質です。

いかに死なないかではなく、
いかに生きるかに集中することです。

地球服としての身体をメンテナンスしながら、
喜怒哀楽いろいろ体験し、経験値を高め、
魂を成長させていくことだと思っています。

このように、生存本能自体を消すことはできませんし、
無論、その必要もないわけですが、
死に対する信念を健全なものにすることによって、

過度な恐れを解消して、
恐れのエネルギーを今日この日を精一杯生きることに
使えるようになるでしょう。

また、死ぬ瞬間のプロセスに関しても、
数々の臨死体験者の報告では、
死に至るまでの過程がどうであれ、

死のプロセスそのものは
安らぎに満ちたプロセスであり、
光に導かれるようなプロセスともいわれています。

果たして個人的な死がどのようなものであるかは、
実際のところ死んでみないことには分かりませんが、

実証できない以上、
私たちが何を信じて生きるかは自由です。

ぜひヒロさんが安心して今日この日を過ごせる
死生観を育んでみてください。

後悔のないあるいは少ない人は、死の受容もしやすく、
死のプロセスも穏やかだといわれています。

人生に多くのやり残したことがあり
それらに執着している人というのは、
死に向かうプロセスも苦しみの多いものになるようです。

もし、旅が期間限定なら、
そして懐かしい我が家に帰る日が来るなら、
それまでの残された時間を
どのように過ごしたいでしょうか。

もし、その旅の期限が

今年なら…

今月なら…

今週なら…

今日なら…

ヒロさんはその時間をどのように過ごしたいでしょうか。

そこに今この瞬間をいかに生きるかの
ヒントがあるかもしれません。

ーーー

★死別と悲嘆のためのマインドフルネス

4月29-30日@東京大学 駒場キャンパス
(川畑のぶこ登壇)

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FROM 川畑のぶこ

今日は、オランジーナさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】思った通りになるのが辛いです。

「不安の99%は実際には起こらない」
というような言葉を聞いたことがありますが、
私の場合、予想したことがほぼほぼ当たります。

現在高校3年の長男のことです。

小学校2年ごろから、同級生に
チビだのグズだのからかわれることが多くなり、
不登校になりました。

地元中学には進学したくないとの希望で中学受験をし、
少し遠くの中学に入学しましたが、五月雨登校。

本人の希望で高校受験をし直しました。

高3になり「自分は鬱だ」と言い出し
また不登校になり、塾も行かなくなり、
勉強も全くしなくなりました。

実はわたし自身、
「ああ、この子はいずれ学校行かなくなるだろうな」と、
彼が小学生の頃から思っていました。

この子がまともに生きられる予感がしませんでした。

こんなふうに言うと「引き寄せの法則が…」
などと言われるかもしれませんが、

それも勉強して、素敵な未来が引き寄せられるよう、
自分なりに前向きな声掛けをしてきたつもりです。

私は今、暗い結末ばかりを予感しています。

もはや、自分自身が生きていたいとも
思えなくなることもあります。

どんな考え方や姿勢で息子や自分自身の心と
向き合ったらよいのでしょうか?

 
【A】オランジーナさんの母心あふれるご相談です。

自分の子どもが苦しむ姿を見ることほど
親にとって辛いことはありませんね。

まず、引き寄せの法則や
悪い予感が当たってしまうということに関しては、

当たることもあれば当たらないこともある、
というのが真実だと思いますので、
あまり鵜呑みにしないことが肝要ではないでしょうか。

また、「不安」というものは悪いことばかりではありません。
なぜなら、不安は危機管理のメカニズムでもあるからです。

例えば、白線がない道路を歩くとき、
私たちは直感的に

「これ以上内側にいくと車に跳ねられてしまう危険性が
ある」と、不安を感じるようになっています。

ここで「そんなこと99%起こらないから不安はない」
と言ってみたとしても、
実際には跳ねられてしまうこともあるわけですよね。

このように、私たちは
不安というメカニズムを使うことによって、
何かあった時のリスクヘッジをしています。

よって「不安」という感情自体は
悪いものではないのです。

もっとも、不安の内容と深さによっても
健全か不健全かは変わってきますので、
個々に見ていく必要があります。

息子さんとの向き合い方については、
彼のパーソナリティや心理的ニーズを
いま一度しっかり理解した上で
取り組むことが大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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FROM:川畑のぶこ

「ヒットラーがヒットラーとして生きることを信頼しろ。」

心理療法の師、サイモントン博士が
レクチャーの中で説いた言葉です。

博士の通訳としてサイモントン療法に関わっていた
24年前の当時、
この言葉を聞いてとても衝撃を受けました。

「は?いったいこの人は何を言っているのだろう?」
「私が聞いたことは正しい?」
「私の通訳、本当に合っている?」
と、とても不安にもなりました。

念の為、聞き返すとやはり同じことを言っています。

噛み砕いてみると、私たちは
「一国のリーダーたるや、かくあるべき」
という理想像があり、
 
その理想の枠組に収まらない人なら信頼できず、
不安や怒りや絶望感を抱きます。

相手が変わらない限り、人生や世の中は機能しない
ものと受け止めてしまうのです。

ヒットラーは極端な例ですが、
これはより身近な夫婦関係や親子関係、
職場の人間関係や友人関係にも当てはまることです。

それぞれに対する無意識な理想の像や期待があり、
その枠組からはみ出していると不信感を抱き
ストレス下に陥ってしまうのです。

何かを信頼することは私達に心の平安を与えてくれますし、
QOL(人生の質)を高めてくれます。

ただし、いったい何をどのように信頼しているのかを
精査してみることは大切です。

放っておいても、人々は理想通りに行動するはずと
信頼しているなら、ストレスも多くなることでしょう。

なぜなら、自分自身がそうであるように、
常に理想通りに行動する人はなかなかいません。

それでも、それぞれの限界の中で、
その時点における最善を尽くしているのは
事実なのではないでしょうか。

たとえそれがいびつに見えても、
当人にはそのようにならざるを得ない背景が
かならずあります。

それは生育歴に影響を受けているかもしれませんし、
大切な者との関係において起きた
トラウマティックな体験の影響を
受けているかもしれません。

愛情の欠如だったかもしれませんし、
情報や教育が不足していたかもしれません。

それぞれに、
物理的な限界、心理的な限界、社会的な限界、
知識的な限界、知性的な限界、経済的な限界、
肉体的な限界、
またスピリチュアルな限界などがあるでしょう…

それらの限界の中で、
その人なりのその時点での最善を尽くしていることは
まちがいないのではないでしょうか。

いびつかもしれないし不器用かもしれない、けれども、
その人なりの限界の中での出来る限りのことを
しているわけです。

徹底的なコントロールさえすれば、
完璧にこなせるかといえば、
人間である以上、失敗は免れません。

人間は失敗を免れない存在であると
自然に即した信念を育むことができれば

私たちの抱くストレスは低減されるはずですし、
日々の出来事にも過剰反応することなく、
より柔軟に向き合えるはずです。

このように私たちの人生は、
ものの見方ひとつで大きく変わってきます。

ヒットラーも、結果としてそれが
不健全な状態を招いたにせよ、

彼はその時点での彼なりの理想をもって
最善を尽くしたことを理解し、

そして、そこから適切な距離をとり、
自分なりに違いをおこすための
ベストを尽くすことは可能です。

人は過ちを犯す。
けれども、それを正すことができるのもまた人である。

このように信頼できたのなら、
私達の人生は希望に満ちたものになるのではないでしょうか。

向き合う相手も世の中も、
なかなか常に思い通りにはいきません。

けれど、それなりに人生は機能するし、私は私の人生を
私の心に誠実に切り開いていくことはできます。

サイモントン先生は
「私たちは見ることを信じると学んでいるが、
 信じることを見るのもまた事実である。」
とも教えてくれました。

完璧や極端なポジティブにとらわれず、
自然に即した健全なものの見方や考え方を育むことで

私たちに心の平安が訪れ、
より豊かな人生を歩むことができることでしょう。

あなたはいったい何をどのように信じていますか?
それらはあなたの人生を豊かにしてくれますか?
信頼するとはどのようなことでしょうか?

ぜひいちど振り返ってみてください。

不健全な信念を健全にかえる術を身につけることで、
人生の流れはガラッと変わります。

 
 

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FROM 川畑のぶこ

今日は、きらりさん(30代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】結婚して8年過ぎました。
私に子どもを欲しい気持ちがなく、子どもはいません。

姪はとても可愛いと思います。

夫はとても優しく賢い人で尊敬していますが
セックスレスです。

私は行為はしたいと思いますが夫がその気にならず、
一言で言うなら草食系と言うのでしょうか、
欲の薄い人みたいで、
本人は全く無くても大丈夫な人です。

愛情表現はたくさんしてくれますので
私もそんなに悩むことなく過ぎてきましたが、
一昨年、バイト関係の年配の方と
意気投合してしまい、関係ができてしまいました。

反省もありますが、そのことが忘れられず苦しんでいます。

夫にも打ち明け修羅場はありましたが、
離婚という言葉は一回もなく、
前向きに生きて行こうという感じで収まりました。

私も離婚は考えていませんが、
その男性とのことがどうしても頭から離れず
寝た子を起こされた感じで、

このままだと一生レスだし、
その男性とはもう会いませんが行為が忘れられずに、
辛いです。

私の気持ちの整理はどうしたらいいでしょうか? 
どう考えたらよいのでしょうか?

誰にも相談できずに辛いです。

 
【A】日本では今、セックスレスがとても増えています。

日本家族計画協会という機関が2020年に実施した
実態調査結果によれば、
婚姻関係にある夫婦の51.9%がセックスレスだそうです。

ちなみに「セックスレス」の定義ですが、

「特殊な事情が認められないにもかかわらず、
カップルの合意した性行為あるいはセクシュアル・コンタクトが
1ヵ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」に

セックスレスというカテゴリーに入るとされています。

夫婦のニーズというのは実に多様です。
食欲や睡眠欲も違うように、
性欲というのも人それぞれですよね。

両者のニーズが合致すれば円満ですが、
そうでない場合は、今回のきらりさんのように
深刻な悩みに発展するケースもありますね。

きらりさんには、

・結婚生活、性生活に関するご自身のニーズを
 今一度確認し、旦那様に伝えること。

・物理的にできる対処(治療など)がある場合は
 それも同時に検討すること

をお勧めします。

とてもセンシティブな問題だけに
なかなか言い出しにくい部分もあるかと思います。

伝える際のコツなども
私なりにアドバイスさせていただきますね。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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Junior,High,School,Students,Studying,At,Home

Q:中2の娘が、中1の秋あたりから不登校です。

私は娘が小さい頃から過干渉で育ててしまい、
そのためか人との接触をしんどいと言います。

また普段から友達を作るのが苦手で、
学校は楽しくないようです。

自己肯定感もかなり低く、
時々無気力な発言をしています。

現在過干渉はしないようにしていますが、
どのように娘の自己肯定感を上げて
前向きになれるかを
アドバイスいただければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

【ママ・40代・女性・主婦】

―――――――――――――――――

A:FROM 川畑のぶこ

我が子が不登校で辛そうにしているのは
親にとって胸の締め付けられる思いですね。

ママさんが過干渉な一方で、
娘さんは普段から友達をつくるのが苦手とのことで、
母と娘のパーソナリティのギャップがありそうですね。

ママさんは世話好きで、人との触れ合いは
心を満たしてくれるものだと思います。

ところが、娘さんのように、
人との接触はさほど必要とせず、
自分の世界を大切にするパーソナリティの人はいます。

これは決して病気だからではなく、
1人の時間とスペースが
心が満たされる大きな条件なのです。

特徴として想像力が豊かであったり、
細やかな単純作業などでも
厭わずに淡々と取り組めたりします。

このようなパーソナリティの人に対して
周囲が干渉をし続けると、
本人の心のニーズが満たされず、
エネルギーが充電できなくなってしまいます。

その人が本来発揮できる
パフォーマンスも発揮できなくなります。

そして、さらに人を避けるようになり、
引きこもって、否定的になってまでも
自分のニーズを満たそうとします。

ママさんに努力していただきたいのは、
人はそれぞれニーズが違い、

ママさんにはママさんの、娘さんには娘さんの
心の満たし方があることを理解して、
彼女のペースや空間を尊重してあげるということです。

外から見るとネガティブに見える現象かもしれませんが、
娘さんは不登校によって
満たされている部分もあることを、

むしろ、今は1人になる必要があるからこそ
学校に行かないのだということを理解して欲しいのです。

自分自身の空間や時間がきちんと確保され、
娘さん自身がそれで良い、
それが私と受容できるようになると、

心の電池が満たされて、苦手な人付き合いも
それなりにできるようになるはずです。

娘さんのような人はたくさんの友より、
分かり合える少しの友で
人生のバランスが取れるはずです。

学業に関しては、現代は学びのスタイルも多様で、
オンラインスクールも充実していますから、
そのような教育システムの利用を
検討するのも良いと思います。

私たちは自分が満たされたいように
人を満たそうとしてしまいますが、

どうか、娘さんの真のニーズは何かに着目し
ママさんとの違いに愛ある好奇心を持ちながら
関わり合ってみてください。

ーーー

★「怒り」心の炎を鎮める
〜マインドフルネス講座〜 in 関西(対面)
川畑のぶこファシリテーター

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サムネ_20230403

FROM 川畑のぶこ

今日は、ひまわりさん(40代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】小さな子どもが3人います。
下は2歳です。

悩みは、夫が子どもに
暴力暴言をふるうことです。

自分の機嫌が悪いと
感情のままに怒鳴り散らし、

子どもを叩いたり
人格否定をするような発言を
繰り返します。

でも機嫌がいい時は
怒らなかったりと、
基準が一貫していないので、

子どもも混乱するし、
何より最近は父親に非常に怯える
ようになってしまっています。

私もイライラしたり怒鳴って
しまうことはありますが、

いろんな本を読んだり
実践したりして、
穏やかでいられるよう必死で
努力を重ねているところです。

平日は完全にワンオペ状態で、
普段必死で良い子育てをしよう
と頑張っているのに、

土日しか家にいない夫がそれを
全てぶち壊しにしてくることに、
ほとほとうんざりしています。

何度言っても
変わってくれないので、

「他人を変えようとする努力は
無駄」と思い、

「自分の行動を変えよう、
夫が暴力暴言をふるった場合は
私が子どもにそれを上回る
フォローをしよう」と決め、

叩かれた時「あなたは悪くないよ、
感情のままに叩くお父さんが
悪いんだよ」と言い抱きしめる
ようにしているのですが、

そうすると疎外感を感じるのか
余計に夫が機嫌を損ね、
イライラし出すという
悪いスパイラルにはまっています。

ちなみに夫は、
給料は良いのですが職場で
うまくいかないことが多いようで、
ストレスを抱えている様子です。

それは気の毒に思うものの、
それを子どもにぶつけるのは
別問題だと感じます。

夫に少しでも努力が見えれば
希望も持てるのですが、
勧めた本も読まないし
私が責めると黙り込み、

「次やったら出て行って」など
言うとヘソを曲げて
「家を燃やして俺も死ぬ」など
言い出す始末で、話になりません。

子育てスキルや感情を抑える
スキルなど、夫婦で
あまりにも乖離してきており、
話が合わなくなってきています。

尊敬もできません。

子どもを守るためには
離婚も考えた方がいいのかと
真剣に悩んでいますが、

私が少し前に仕事を辞めたところ
で(上の子の医療ケアがしばらく
の間必要な状態です)、

経済的に自立しておらず、
家のローンもあり
なかなか踏み出せません。

これ以外にはそこまで悪い点もなく、
ここさえ直ればなんとか
やっていけると思うのですが…。

(正直、恋愛感情もとうに
なくなっており、子どものため
だけにという感じですが…)

どうぞよろしくお願いいたします。​​

【A】3人のお子さんを育てながら
本当によく頑張っていらっしゃい
ますね。
 
まず、暴力に対しては
決して屈してはいけないという姿勢
を貫いていただきたいと思います。
 
身体的であれ精神的であれ、
暴力は子どもの成長に大きな影響を
及ぼすことがわかっています。
 
命や健康に直接関係することでも
ありますので、

ご主人がしていることは暴力であり、
犯罪であることについての
認識のすり合わせを
ご夫婦でなさることは大切です。

その上で、ご主人にはご主人の
暴力の裏に隠れた心理的なニーズが
あるのでしょうから、

妻としてそこに共感し
根気よく向き合っていくことも、
事態が改善される一つの手立てに
なるかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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