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FROM 川畑のぶこ

今日は、dropさん(50代・女性・自営業)
のご相談にお答えします。

【Q】いつも参考にさせていただいています。

娘のことです。

先日、出産をし、おかげさまで
子どもは無事に産まれたのですが、

産んだ時に胎盤が順調に剥がれず、
強引に剥がされたのか、
出血がひどく、1ヶ月近く経った今も
悪露が止まりません。

そのせいもあり、体調が優れない上に
夜泣きや赤ちゃんのお世話で
眠れない状態が続き、感情の起伏が激しく、
泣いたりしています。

今は、お婿さんが育休をとって
2人で育児をしていて、
私は時々フォローしている状態ですが、

どのように声かけしたり
フォローしていけばよいかが分かりません。

若い2人が頑張って子育てしているので
出しゃばらないようにはしていますが、
娘のことが心配です。

【A】dropさん、優しいお母さんですね。
そして、おばあちゃんになられたのですね。
おめでとうございます!

娘さんの産後の体調が心配ということで、
母親として何かできることがあるのか、

それとも、
あまりしゃしゃり出ない方がいいのか、
この辺は本当に難しいですよね。

お婿さんが休みを取って一生懸命やろうと
してくれているというところで、

口出ししない方がいいのかなという
気持ちもあると思いますが、

私たちは、本当に疲れていたり
手が足りなくて困っている時、

「何か手伝うことありますか?」
って声をかけてもらうと
すごく嬉しいんですね。

自分達でやりたい!という時は、
そのまま自立心を持って
夫婦2人で頑張る、力を合わせる
よい機会だということもありますが、

閾値というのでしょうか、
キャパオーバー、限界点がどこなのか
というのは、離れているとわからない
と思いますので、

Dropさんに今できることは、
「私に何かできることはない?
 あったら言ってくださいね」
という提案を頻繁にしていくという
ことです。

「遠慮しないでほしい」ということを
ぜひ何度も伝えてみてください。

お婿さんにしても、表向きは
気を遣って「大丈夫です」と
言うかもしれませんが、

本心では、助けてほしいと思っている
ことも多いはずです。

サポートの提案の仕方にも
ちょっとしたコツがありますので
お伝えしますね。

続きは、ビデオでお話しします……
   

   
ーーー

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今日は、めぐみさん(50代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】結婚して24年、夫、大学生2人、
高校生1人の5人家族です。

夫とは子育ての過程で
意見が合わなくなり、
不仲になりました。

今から10年ほど前からで、
食事も別メニュー、
食卓についても私の料理は食べません。

私は子育てと夫へのストレスを、
毎日飲酒したり、買い物したり
して発散してきました。

子どもへは
必要最低限のことしかできず、
もっと一緒に勉強を見てあげれば
よかったと後悔ばかりです。

当時は日々のストレスを
発散することばかりに目が向き、
子どもが可愛いとは思えない状態で、
そのつけが
今、きているように思います。

3人の息子はいわゆる底辺校ですし、
長男は家が嫌だと言って
ひとり暮らしをしています。

バイトは清掃の仕事を探していると
言われました。
大学まで行かせているのに、
清掃の仕事を探していることが
私は悔しいです。

でも、これも夫との不仲が
原因なのでしょう。
おそらく次男も三男も
似たような将来かと思います。

私は子育てに失敗しました。
長い時間をかけて、こんな
子育てしかできなかったことを
大変悔いています。

この先は
私一人で暮らしていきたいです。

でもこの子育ての失敗が頭から離れず、
ママ友のお子さんの合格話を聞くと、
自分の失敗を
本当に恥ずかしく悔しく思います。

意味のなかった結婚生活を
なかったことにしたい。

この先どういう心持ちでいたら
いいのかわかりません。
なにかアドバイスを
いただけましたら幸いです。​​

【A】ものすごくたくさんの後悔を
持っていらっしゃるのですね。

後悔というのは、ずっと過去に
しがみついてしまう状態、
現在にも未来にも、過去を置いて
しまっている状態ですね。

今起きていること、
未来という、まだ起きてないこと、
それらは本当は過去とは
関係のないことなのですが、

成し遂げられなかった何かが
ずっと目の前にある状態、
そして、未来にもあると思い込んで
しまっている状態ですよね。

これはとても辛いですね。

めぐみさんの今回のご相談は、
「子育てに失敗した」というところ
がテーマだと思うのですが、

恵さんにとって、
「成功した子育て」って何でしょう?

まずは、ここを明確に言語化してみる
とよいと思います。

息子さんのバイト探しについても、
清掃の仕事は悔しいとめぐみさんは
思っていらっしゃるようですが、

お母さんから見ていいと思う仕事って
何でしょう? どういう仕事でしょう?
みんなが名前知ってるような一流企業
で働くということでしょうか?

この部分も言語化してみてください。

子育ての成功とは何であるかという
ことを明文化してみて、それは本当に
真実か? 問うてみてください。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ななさん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】お子さんたちのこと、そしてご自身のことにも
すごく真面目に向き合っていらっしゃる
ななさんの様子が伝わってきますね。

高校生の頃から生きづらさを感じて
その後うつ病になったこともあったとのこと、
ななさん自身、少し自己批判が強すぎるのかな
と思いました。

もちろん、私たちは社会的な動物ですから、
人生を歩む上で、自分自身を振り返って、
時として自己批判的な姿勢になることはあります。

自分に至らなかったことがなかったかなとか、
改善することがないかなと、
反省するのはいいことです。

でもこれが「自己批判」ではなく
「自己否定」になってしまうと、
辛い人生になってしまいますね。

ななさん自身、お子さんとの関わりに関して、
子どもそのものというよりも
自分自身の受け止め方に問題があって、
不安になってしまうということにお気づきなので、

まずはご自身のことをケアしてあげる
というのはとても大事になります。

自分自身のケア、セルフケアがきちんと
できるようになると、相手のケアは
自然とできるようになってきます。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ゆらゆらさん(60代・女性・事務)
のご相談にお答えします。

【Q】主人は高学歴で、今は自営業です。

仕事はしっかりやっていて、
私は、至らないところがたくさんありますが、
20年余り一緒にやってきました。

自営業を始めるにあたり引越し、子どもの転校、子育て、
家事、町内の仕事をほとんどを一人でやってきました。

子どもは3人、自営業を始めた時は、下の子は1歳でした。

主人は、毎日仕事が大変だからと思い、
また自分から家事をやることはない人で、
私が95%やってきました。

習い事や塾の送り迎えも全部やり、
目まぐるしい日々でした。

子ども達が巣立ち、2人の生活になった今、
小さな考え方の違いが気になっています。

彼の提案は、「日曜日の夜は、お互いに
勝手に夕食を食べよう。僕は僕の好きなものを、
果物も買ってきて一人で好きなだけ食べる」
というもの。

「ついでに、私の物も何でもいいから買ってきて」
と言っても、それは気持ちよくやってはくれません。

嫌そうに面倒くさそうにするので、
こちらも頼まなくなりました。

毎日、私が果物や美味しいお菓子を用意して
それを食べているのに、彼は自分の果物や
スイーツだけ買ってきて、一人で食べています。

自分の趣味の物をあちこち買い物に行きますが、
そのついでに家の日用品などは頼めない人です。

トライしたこともありますが、
イヤイヤやるので、もう頼みたくなくなります。

夏に1週間くらい休みがあるのですが、
今年はコロナも収まってきたし
旅行に行こうと言ってみたのですが、

それも嫌だそうで、自分は趣味のことをやるから、
友だちと行ってきたらと言います。

私も実際は、気の合った友だちと行く方が楽しいですが、
あまりに嫌われている気がしますし、
仕事を手伝わせるためだけに同居しているのかな
という気もしてきます。

お互いに歳をとり、
仕事ももう5年か10年くらいしかないとも思うので、
いっそ結婚は卒業して、仕事はしながら、
あとの時間はそれぞれ好きにしたらいいのかとも思います。

離婚も何回か考えましたが、時間がかかるし、
生きていく時間もそんなには長くないし、
毎日不自由なく、友人もいて、笑える時間もあるので、
残された時間、5年か10年、
これまでは仕事があってやれなかったことを
やればよいのかなとも思います。

仕事では主人を立ててきましたが、
職場の人たちは本当の姿を知りません。
でも言うわけにはいかず、一人で苦しいです。

諦めて、自分の小さな幸せを探して
日々過ごそうとは思っていますが、
本当に幸せではないかもしれません。

話しても、平行線です。
昔は同級生で友達だったのに、本当に悲しいです。

【A】ご主人と分かり合えない
という気持ちがおありなんですね。

自営業を盛り立てていくというのは、
物理的にも大変だったでしょうし、
経済的・心理的な不安も多かったことでしょう。

そんな中で、お子さん3人を
ほぼ一人で見てこられたとのこと、

スーパーマザーであり、
スーパーワイフであったことが窺えますね。

まず、ご自身でそのことを大称賛してあげてください。

おそらく、ゆらゆらさんは
ご主人よりも自分の方が頑張ってきた、
それを承認して欲しいし、
その不公平さを公平にしたいという思いが
おありなのではないでしょうか。

ご主人はご主人なりに、
ゆらゆらさんの頑張りを認めているし
感謝もしているとは思うのです。

ただ、その「伝え方」が、
ゆらゆらさんの望む形ではないのかもしれませんね。

であるとすれば、ご主人はどのような形で
思いを表現するタイプなのかを
確認してみることは大事になってきます。

また同時に「私はこういう形で表現してほしい」という
ゆらゆらさんのニーズを伝えることもとても有効です。

続きは、ビデオでお話しします……

 

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今日は、ららさん(30代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】こんにちは。
時々、ひどく仕事を辞めたくなります。

以前は仕事と子育て、家事がどうにもしんどく、
またもともと人間関係が得意ではなく、
人が怖い、とすら感じていたので、
特に辞めたくなっていました。

今はいろいろな本を読んだり実践したりして、
最終的に今は、川畑さんが書かれた
『幸せになるための心の技術』という本を読んで、

納得する部分というか、
なるほどと思う部分があったのでとり入れて、
少し自分を許せる所が増えたかなぁという感じです。

そうすると、仕事や夫との関係も
少し楽になる部分があって、

このままなら何とか頑張れるのかな…なんて思った
矢先に、子どもの発熱が重なり、
先週もかなり休みをもらったのに、
今週もまた同じような感じになりそうです。

子どもの病気は仕方のないこと、とは分かっていても、
今日は学校の行事で休みをもらったばかり。

明日また休みの連絡をしなければならないのか…
と思うと気が重いし、
子どもの病気のたびに各所に連絡して、ということが
本当に負担に感じることがあります。

また、ここ最近、気候のせいもあるかもしれませんが、
2人の子どもが体調などを崩しがちで、
でも他の子は元気にしているように見えて、
私が何か悪いのか?とも考えてしまいます。

きちんと面倒を見ることができていないのか、
寂しい思いをしているのがこんなことになるのかしら?
……などなど。

人生思い通りにはならないとはいえ、
私なりに頑張っているつもりのところに
イレギュラーな事が入ってくると、
本当に仕事を辞めて楽になってしまいたくなります。

とはいえ、辞めたとて、
今度はお金の問題が出てくるのかな…など考えると、
身動きが取れない感じにもなってしまい、悲しくなります。

子どもの病気は仕方のないこと。
今までも職場ではそれなりに
温かく出迎えて下さったと思います。

でも、続くと怖いし、子どもの病気ももっと気持ちを
楽にして看てあげたいとも思います。

いろいろ考えると、
どうしてこんなに思い通りにいかないのだろう。

私の選択肢がやはり間違えていたのか?
もっと違う自分ならもう少し楽に生きれているのか?
など悲しくなってきたりもします。

下の子も保育園に積極的に行くタイプではないので、
それだけでも手を焼いているのに、
そこに病気が入るとストレス値がひどいことになってしまいます。

一体どう考えていけば良いのでしょうか。

祖父母も高齢だったり、
特に病気の時はうつしてはいけないので、
なかなか頼れません。

仕事は、好きなものではありませんが
多少慣れてはきたので、
続けられるなら続けた方が良いのかな、とは思います。

でも時々、本当に辞めて楽になりたくなります。

今は週5ですが、本当は週3くらいで働ける所が
ありがたいので、いっそ辞めて、
そういう所を探した方が良いのかとも思いますが、
現実は甘くないか…とも思ってしまいます。

夫も手伝ってくれる面もありながら、
子どもが病気だとか保育園に行かないから
ということに振り回されることなく働きに出かけられるので、
そこも考えるとストレスです。

いったいこれから、どうすればよいのでしょう。
自分の気持ちに素直になる方がよいのでしょうか?

【A】子育て真っ盛りなんですね。

そして、お仕事も週5とのこと、
パートとはいえ、ほぼフルタイムというような形で
働いていらっしゃるのしょうか。

本当によく頑張っていらっしゃるなと頭が下がる思いです。

ご相談を読ませていただくと、
ららさん、ご自身でだいたい答えが
出ているのではないかなと思いますね。

ちょっと休みたいんですよね。

だけど、ららさんの中に
やるんだったら徹底的にやらなきゃ、
やらないんだったら、もういっそのこと
投げ出してしまいたいという、

0か10かというような、
白黒はっきりつけないと気が済まないというところが、
ららさんのどこかにあるんじゃないかな
というのが少し心配でした。

子どもというのは、病気になることは
もう織り込み済みなんですよね。

これも想定内のこと、日常の中に
ちゃんと組み込んでおかないと、
私たちはその都度狼狽してしまいます。

子どもほどままならないものはないですよね。

私たちは生まれた以上、みんな老いたり、
病んだり、死んだりします。
「生老病死」という人生の4大苦と
仏教で提唱されているものですが、

私たちは、病気とか老いるということも
無意識にですが、自分とは関係のないこと
と切り離してしまうことが多いんです。

運の悪い人だけがなるんだとか、あるいは、
徹底的にコントロールさえすれば病気にもならないし、
老いも死も避けられるんだと。

無意識のうちに徹底的なコントロールをしようと
してしまっている私たちがいます。

この「ままならなさ」というのを受け入れるという、
ここが、ららさんにとっても私たちみんなにとっても、
レッスンなのではないかなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

*川畑のぶこ DVDブック
心理療法家が教える 幸せになるための心の技術

 

 

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今日は、三日月さん(40代・女性・パート)
のご相談にお答えします。

【Q】自分の人生を生きているという実感が持てません。

子どもが4人おります。
小6、小2、年長、2歳です。

好きで作ったんだろうと言われたら何も言い返せませんが、
4人の子育てに息苦しさを感じています。

最近わかったのですが、自分がHSP気質だということもあり、
子どもたちのキャーキャー騒ぐ声や
4人が怒涛のように話かけてきたりすることに
とてもストレスを感じていて、嫌悪感すらあります。

ちゃんと話を聞いてあげたい気持ちもありますが、
どうしてもイライラしてしまいます。

それぞれの子と1対1とか、2人くらいまでなら大丈夫なのですが、
全員がまとまると、とんでもない疲労感で、毎日苦しいです。
時には、全て捨てて逃げ出したくなることもあります。

主人は仕事人間で、家では寡黙なタイプ。

私が相談しても、
なかなか良いアドバイスなどはしてもらえず、
家族のことは全て私が選択決定をしなければなりません。

4人プラス自分のことを全て決めなくてはならないため、
それもまたシンドイです。

このままではシンドイので少しずつ断捨離もしていますが、
まだ手放せないのが自分自身の服や靴、
子どもたちと行きたいと思って買ったものの、
まだ一度しか使っていないキャンプ用品です。

自分のものが捨てられないのは、
私自身が母としてではなく1人の人間として生きたい、
それを主張したいという気持ちの表れなのかなとか
考えるのですが、

キャンプ用品もおそらくその類いで、
子どもとの時間がとれていないこと、
罪悪感などからくるものなのかなと思っています。

私は幼少期のときに父から虐待に近いものを受け、
母親からは守ってもらえなかった恨みのようなものを持って
大人になってしまった経緯があります。

のちに母親からは謝ってもらいましたが、
過去の経験から、自分の子どもには
絶対にそんなことを味わってほしくない、
愛情を注ぎ、不自由ない暮らしをさせてあげたいと、
家を購入したりしてきました。

子どもに不自由をさせたくないという気持ちと、
子どものことばかり優先し自分を蔑ろにしている気持ちと、
本当にいろいろなグチャグチャした気持ちで
押しつぶされそうです。

子どもが自立するまではしっかり育てなくてはならない
と思っているのですが、あと15年以上、
自分の人生を子どもに捧げなければいけないのでしょうか?

子育てしながら、自分自身が、自分の人生を生きている
という実感はどう感じればいいのでしょうか?

【A】お仕事をしながら4人のお子さんを
育てていらっしゃるとのこと、
三日月さん、もうそれだけで
とっても大きなお仕事をされています。

なので、まずはご自身がご自身を
「私、本当によくやってる!」と大承認してあげてください。

1人が2人、2人が3人、3人が4人になり
手がかかるようになればなるほど、

きっと、いろいろなことを中途半端にしてしまってる気がする、
そんな経験が増えると思うんです。

1人にだったら十全にエネルギーをかけられたようなことが、
2人、3人、4人と増えてくると、
なんだか一人一人にちゃんと手をかけられていない私という、
自分自身の不全感みたいなものが起きてしまうことが
あると思うのです。

でも、4人を見ながら、仕事もして、家のことも全部任されて……
全てを完璧にするというのは不可能です。

なので、まずは三日月さんの描く
「完璧な育児・家事」というのを手放し、
断捨離していただきたいなと思います。

また、子どもだちは子どもだちなりのダイナミズムで、
学び合い、成長していく部分もあるはずです。

そこを信頼することも、三日月さんの課題かもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

 

 

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20221128

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今日は、はなさん(50代・女性・パート​​)
のご相談にお答えします。

 
【Q】昨年、一人っ子の息子の結婚を認めることができず、
いろいろとトラブルが起きました。
私の言動にも落ち度がありました。

そのことをきっかけに縁を切りたいとのことで疎遠になり、
今年、勝手に籍を入れ、名前も結婚相手の姓にしてしまいました。

住所も知りません。
書類を送るのも職場に送りました。

相手の親は、自分達で決めたのであればいいとのことで
私達には何の相談もなく、私は納得もできず
相手の親に対しても憤りがあります。

やはり、どんなことがあっても
こちらに相談すべきだと思うのです。

息子からは「すみません」と言われましたが、
私は受け入れられず、気持ちが落ち着きません。
元の関係にとは思うのですが、なかなかできないのです。

気持ちの中では、親子関係をなかったことにしたい
と思う気持ちもありますが、やはり、子どもなので、
いろいろと思い出すこともあり、とても複雑です。

全てを受け入れる気持ちにならないと無理だと思っていますが、
相手を認められない自分を責めています。

人からは、名前くらいたいしたことではないと言われたのですが、
私は、そんな風には思えなくて、苦しくて仕方がないです。

やはり、私の考え方や思考回路が間違いなのでしょうか?
ぜひ、アドバイスをお願いします。

 
【A】息子さん大好きな、母心あふれるご相談です。
はなさんは息子さんをとても大切に育ててこられたのでしょうね。

一人っ子ということもあって、
本当に手塩にかけて育ててこられたのではないでしょうか。

育児の最終的な目的というのは、自立。
子どもが親なしで歩んでいけるようになることですね。

そういった意味で、息子さんはかなり自立していらっしゃいますよね。

お母さんがどう言おうが、自分が決めたこと、自分が決めた人生、
自分が決めた伴侶、それを全うするんだという、
自立心旺盛な息子さんに育ったのではないでしょうか。

しっかりと親離れができていますよね。

ところが、問題は子離れですね。

息子さんへのはなさんの「愛着」が、
少々エスカレートして「執着」になってしまっている様子が窺えます。

息子さんとの関係性を含むはなさんの人生と、
息子さんご本人の人生とは、全く別のもの。

そこをしっかり分けて考えることが大切です。

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今日は、紬さん(40代・女性・専業主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
川畑先生こんにちは。
私は46歳の専業主婦です。

高校生と中学生の娘がいます。
特に目立つこともありませんが、姉妹仲が良く、
明るく、よく笑う、とても優しい娘たちです。

私は子どもたちが小さい時、余裕がなく、
自分の機嫌で叱ったり、待つことができず急かしたり、
振り返ると、本当に可哀想なことをしてきたなぁ、と思います。

スーパーでパートをしていた時、
お母さんがイライラと子どもを叱るパターンを数多く見ましたが、
今の私が見るとほとんどが叱る内容ではなく、

涙を浮かべた子どもさんを見ると自分も同じことをしてきた後悔と、
当時、涙を浮かべていたであろう我が子たちの顔が浮かんできて、
胸が締め付けられそうになります。

毎晩寝る時は「〇〇がママの所に来てくれて本当に嬉しいなぁ。
大好きだよ。おやすみ」と抱きしめていましたが、
昼間はイライラとため息をつくことも多く、
子どもながらに気を使わせてしまっていたと思います。

今はイライラすることもないですし、子どもの話もいつも聴いています。

子どもも「ママの意見が聞きたい!」とよく話してくれますし、
自分にはもったいないくらい優しい娘たちです。

しかし、過去の後悔が消えず、
幼かった娘たちに謝って抱きしめてやりたい気持ちで、
涙が出てきてしまいます。

この気持ちにどうやって向き合えばよいでしょうか。
川畑先生のご意見をお聞かせください。​​

 
【A】
真面目な紬さん。
素晴らしいお母さん、理想的なお母さんですね。

もう私の方が、子どもにイライラしない方法を
教えてほしいくらいです(笑)

育児って、イライラしたり、
くよくよしたりするものなんですよね。

もちろんそれがないに越したことはないです。

でも、大人の枠組みで言うと当然のことでも、
子どもの枠組みではすべて白紙の状態で、
善悪の判断もない中で、危険なこともする。

人間の本能は、特に母性は、
子どもが危険だと感じることがあればまず恐怖が出て、
その二次感情として怒りの感情が出てきます。

怒りというのは、実はその背後に
不安や恐怖があったりするのですね。

この子を大事だと思うからこそ、
無事に生きてほしいと思うからこそ、
イライラしてしまうんです。
怒りが出てくるんです。

育児で大変な時期、紬さんは紬さんが
その当時にできる最善を尽くしてきたはず。

どうぞそれを信頼して、ご自身を認め、
過去を悔いるのではなく、
「今」そして今後の娘さんたちとの関係性に
目を向けてみてください。

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20220627

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今日は、ヤマネコさん(30代・女性・栄養士)
のご相談にお答えします。

【Q】
私には子どもが3人います。
自宅は、夫の実家で同居でしたが、
夫家族との暮らしに
上手くコミュニケーションが取れなくて馴染めず、
だんだんと二世帯生活へとなっていきました。

最後には、姑と目も合わせず、会話はもちろん、
挨拶もできない、無視をする状態に陥りました。

そんな関係で同じ屋根の下に暮らし、
家にいるイライラはすべて
かわいい子どもに当たっていました。

もちろん夫にも愚痴を叫び続けましたが、
相手にしてくれません。

イライラして文句を言い続ける自分に自己嫌悪し、
イライラは更に募り、負のスパイラルでした。

そこから抜け出したく、離婚を覚悟で
子どもを3人連れて家を出ました。
少し離れたところへ引っ越し、
4人での暮らしが始まりました。

やっと“自分の家”と思えるようになったのですが、
子どもたちには少しのことで
イライラを当ててしまう自分がまだいます。

どうしてこんなに些細なことで
猛烈に怒ってしまうのだろうか、
笑顔がキラキラ光る母になってあげたいのに。

心理的病気? 脳の病気? 心の病気? 
病院に行ってみることも考えてしまうくらいです。

かわいい子どもたちを穏やかな笑顔で包む方法は
私にあるのでしょうか?
それを目指して断捨離をしたり、
自分探しをしている今日このごろです。
 
 
【A】
1人でも大変な子育て…3人もされているとのことで
よく頑張っていらっしゃるなぁと尊敬します!

子育てにイライラはつきものです。
これはもう、どこかで諦めて、
受け入れることが必要になってきます。

ただ、イライラの度が過ぎるとか、それが頻回で、
子どもの精神衛生上、悪影響が出てしまったり、
学力が低下してしまったりというようなことが
起きていたとしたら、それは病的なことですから、
何とかしなければいけないですよね。

そんなストレス下において、ヤマネコさんが
子ども3人を連れて家を出るという決断をされたこと。
 
勇気のいることだったと思いますが、
適度な距離感を保って相手との関係性を俯瞰してみる
というのはとても良い選択だったのではないでしょうか。

ストレッサー(ストレスの原因)であるお姑さんや
ご主人と離れてみて、いかがでしたか?

それでも変わらず、イライラしたり当たったりが
続くようであれば、それはもしかしたら、
夫家族との関わりだけが原因なのではなく、
 
ヤマネコさん自身の内面的な、心の働きが
何か不健全な方に行ってしまう傾向が
なきにしもあらずなのかもしれません。

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20220620

FROM 川畑のぶこ

今日は、あきらめたくない子さん(40代・女性・主婦)
のご相談にお答えします。

【Q】
いつも「自分ならどうするかな」と考えながら
視聴させていただいています。

川畑先生のアドバイスは
毎回腑に落ちる深い内容で、
私の悩みも相談させていただきたく、
お便りしています。

私はアラフィフの専業主婦で、
大学生から小学生まで4人の子どもがおります。

夫のキャバクラや風俗や浮気への不満を除けば、
夫の商才を尊敬し、男性として愛していました。

浮気の影が見える度、詮索して相手の女性に
電話をかけたりしているうち、
夫が「信頼できない。もう好きではない」
と家を出てしまいました。

夫の服や布団など、そのままの状態で
出ていったまま戻ることはなく、
1年が経過しました。

その間何度も話し合いをして、
私は自分の非を謝り、子どもも私も
復縁を希望していると伝えましたが、

夫は「夫婦としてはやっていけないが、
離婚して友達に戻り、信頼関係を築き直そう。
俺を好きなら別れてくれ。金は出すから」
とずっと平行線のままです。

お金をもらって別れる方がいいと
親や親友からは言われますが、
私はどうしても別れたくありません。
お金より愛を選択したいと思っていました。

先日、子ども達の学費を夫にお願いすると
「離婚に応じたら払うが、
そうでなければ払わない」と言われました。

家賃も払いたくないと言い出し、
今後の生活が一気に不安になりました。

夫と一生添い遂げたいと思っていたので、
ショックで心療内科に通う毎日です。
今後どうしていけばよいのでしょうか。

【A】
辛いですね。愛するご主人との子どもを4人、
一生懸命育ててこられたのですね。

大学生から小学生までいらっしゃるとのこと、
まだまだ手はかかる時だと思いますし、
もちろん、お金もかかる時ですよね。

そんな中で、ご主人は家庭のことよりも
外へ遊びに行ってしまう、そして
女性問題を起こしていることが分かった。

愛が壊れたという苦しい気持ちと同時に、
自分が今まで頑張ってきた、織り成してきた
ものや、アイディンティティ自体が
崩壊してしまうような、 そんな苦しみが、
あきらめたくない子さんの中に
おありなのではないかと推察いたします。

まず、いちばん差し迫っている部分では、
お金のことがあると思います。

ここはきちんと法律の専門家に相談して
ご自分にどんな権利があるのか、
またどんな権利侵害を受けているのかを
明確にされることをお勧めします。

同時に、夫婦間の問題についても、
今のご主人は、家庭運営への協力義務を
放棄している状態ですから、
法に触れることになります。

威圧的なご主人の言いがかりに丸め込まれず、
毅然とした態度で冷静に対応していただきたい
ところです。

続きは、ビデオでお話しします……

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