190318

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、マナティーさん(40代・主婦)のご相談にお答えします。

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川畑先生、いつも為になるメルマガをありがとうございます。
私のこころのぼやきを聞いていただけたらうれしいです。

子宮体がんになり、子宮と卵巣と卵管を摘出する手術を受けることに
なりました。主治医からは摘出手術以外のオプションが提示されず、
この方法がベストなのか分かりません。

今住んでいる町には病院がないので遠方に通っていて、
他の病院はさらに遠いため、セカンドオピニオンは受けていません。
家族友人にがんになった人がいないので具体的なアドバイスがもらえず、
手術後の体調面などわからないことだらけです。

これまで人生いろいろあって子どもを持たずに来ました。
親の借金の返済、夫の借金の返済、親への生活支援、夫の転勤先の福島
での原子力災害などを経験して、子どもを作る勇気が持てませんでした。

「子どもがいなくても幸せな人生を歩める」と自分なりにアファメーション
しているのですが、時々悲しみにとらわれてしまいます。
病に対しては悪いものと決めつけず、人間万事塞翁が馬と捉えて向き合って
いきたいと思っています。

これからの人生を前向きに健全思考で生きていくためのアドバイスや、
アファメーションの方法を教えていただけたらありがたいです。
~~~~~~~~~~~

人生には波がたくさんありますし、山もあれば谷もあるものですが、
マナティーさんは、親や夫の借金、生活支援、そして福島での被災…
それらを越えて、今回この病気と向き合って手術をされるということで、
本当に大きな波をたくさん乗り越えて頑張っていらっしゃいますね。

ご相談の文面には、特に書いてはいらっしゃいませんでしたが、
摘出手術以外のオプションが提示されずに不安な場合には、
ちょっと遠い場所であっても、セカンドオピニオン、サードオピニオン
を聞きに行ってみることをお勧めします。

マナティーさんが納得してから手術に臨まれることはとても健全なこと
だと思いますので、少々負荷はかかるかもしれませんが、
もし可能ならばそのようになさってみてください。

ドクターは忙しく、一人の患者にかけられる時間にはどうしても限りが
出てきてしまいますが、医師ではなく看護師さんをつかまえてアドバイス
をしてもらったり、あとは、ある程度大きい病院ですと、がん相談室、
支援センターのようなものが設置されていますから、そのような所で
相談を受けるというのもよいでしょう。

病院によっては患者会をしています。先輩のがん患者さんやご家族と
車座になって話して、互いの状況や悩み、心配事をシェアできたりする
場もあります。

このような絆やつながりはマナティーさんの心に安心感をもたらしてくれる
と思います。また、この安心感は闘病する上でとても大事なものですし、
癒しの大きな要素の一つでもあるでしょう。

ぜひその病院に行って、患者会のような会がないか訊いてみるといいと思い
ます。もしその病院にはなかったとしても、役所の福祉課などに相談すると、
情報を得ることができると思います。

今の時代、スマホやネットばかりで情報を収集していくと、どうしても
あらぬ方向に行ってしまうことや、ネガティブな情報がたくさん入ってきて
嫌な気持ちになってしまうこともありますから、思ったらとりあえず行動
してみる、助けを求めて行動してみることをお勧めします。

そして、今後このような病気を乗り越えて、人生を前向きに健全思考で
生きていくにはどうしたらいいか、どのようにアファメーションしたら
いいかということに関しては、もうマナティーさんが「人間万事塞翁が馬」
ということわざで答えを得ていらっしゃるようにも思いますが、
本当に人生というのは非二元で、嫌だなと思うことの中にも、自分が前進する
ためのよりよい豊かなエッセンスがあるものなのですね。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、メグさん(40代・会社員)からのご相談にお答えします。

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愛着障害を抱えています。

医療機関で診断してもらったわけではないのですが、子育てに迷い、
いろいろ調べているうちたどり着きました。サイトがたくさんあったので
症状をみると、自分に当てはまる事が多く、人付き合いや仕事でのミスや、
自分が何でこうなのかと反省していた事がわかった感じがしました。

症状を改善する方法として、愛着を取り戻すというのがあるのですが、
自分自身でも可能との内容もありました。自分自身を安全基地にするには、
どのような事を心がければ良いでしょうか。

夫にも伝え、気持ちや考えを聞かせて欲しいと言われるのですが、
なかなか言葉が出ず、素直な気持ちで話す事ができません。
私の心の壁も取り払いたいのですが、どう気持ちを持っていけば良いのか、
アドバイスをお願いしたいです。
~~~~~~~~~~~

「愛着障害」という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかと思いますので
初めに簡単に触れておきましょう。

「愛着」というのは、母が子を「愛しい」と思う、そして子が母親にくっつく、
その関係性のことで、とても重要だとされています。この愛着がきちんと子どもの
ときに形成されると、その子どもは健全な発達を遂げるけれども、反対に、欠如・
欠落すると、その発達に何らかの問題が考えられるというもので、心理学者の
ボウルビィという人が提唱した概念です。

愛着障害は、専門的には「反応性愛着障害」と言い、通常は子どもに対して
下される診断名です。アメリカの精神医学の基準であるDMS-5というものが
ありますが、そこには「愛着障害」ではなく「反応性愛着障害」と記されています。

おそらくメグさんは幼少期に愛着障害があって、そのまま健全な発達をせず成人
してしまったことを悩んでいらっしゃるのだと思いますが、前述のような背景
からも、医療機関に行ったら必ずしも「反応性愛着障害」と診断されるとは
限りません。心配であれば、まずは、受診してみることをお勧めします。

そして、実際に反応性愛着障害と診断された場合は、幼少期にネグレクト(無視)
や虐待といった扱いを、親から受けた可能性もあります。

その場合、メグさんがおっしゃるように「愛着を取り戻していく」ことで、
症状を改善していくことは可能です。

どのようにしたらよいのでしょう?

日常生活の中で、メグさんがメグさんご自身に対してできることが、あります。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、かっこさんという50代の女性(パート勤務)からのご相談にお答えします。

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主人の心理的な問題の事でご相談させてください。

主人は小さい頃から、横暴な父の振る舞いで子供心を傷つけられてきました。
父親が亡くなって7年以上経つのですが、その傷が乗り越えられていません。

父親は家では常に不機嫌で、子供や妻が楽しそうにしていると
いやがらせをとことんやり、嫌な気分にさせられていたそうです。

どこか遊びに連れて行くと自分から誘っておきながら、
子供だから嬉しくてウキウキしてはしゃいでいると、
決まって「うるせー。もういかねーぞ」と言われ、
すごくがっかりさせられたそうです。

すっかり諦めて次の楽しみを見つけて遊んでいると、また急に
「おい、行かなくていいのか」と何度か繰り返されたので、
しまいには、本当に行きたい時は心がウキウキ嬉しい気分を押さえ込み、
つまらなそうにしていたほうが連れてってくれると子供心に悟り、
反対の反応をする様になったそうです。

今でも仕事が上手くいきかけると心がざわつき始め、
壊す方向に行動してしまうそうです。

妻である私が出来ることをアドバイスお願いします。
~~~~~~~~~~~

幼少期の親との関係というのは、
私たちのその後の人生の価値観に大きく影響を及ぼしますね。
価値観、ひいては対人交流のスタイルに多大な影響を及ぼすと思います。

ご主人はお気の毒にも、お父様の威圧的なふるまいや、子ども達の心を
もてあそぶような言動と関わり合ってきたことで、かなり混乱をされて
しまったようですね。

私たちが大人になって、もう父親や母親の監視下にいなくなってもなお、
日常生活の中で似たようなパターンが出てきてしまうことを、心理学用語で
「転移現象」と言いますが、ご主人にはこの現象が起きているようにお見受けします。

例えば職場に行ったとき、父親と似たような雰囲気の上司や先輩から何か
言われときに、父親と重なってしまう。自分の父親を投影してしまって、
過去に父親に抱いていたような感情を同じように抱いたり、父親に対して
とったのと同じ態度を再現してしまうというようなことは、転移現象の一つです。

仕事でうまくいくと、わざと壊す方向に行ってしまうというのであれば、
また、それをわざとやってしまっているということにご主人が気づいているのであれば、
一回一回、意識的に「ああ、またやってるな」と、自分自身を客観視し、
一呼吸置く時間を持つとよいでしょう。

そして、「なるほど。いつも父親との関係で起こったようなことが必ずしも
今の自分の状況下で起こるわけではないんだ」という認知の修正が、
行動と共にでき始めてくると、ご主人もだんだん楽になってくると思います。

このとき、「アファメーション」が有効です。
アファメーションというのは、大切な信念を自分自身に定着させるために
言い聞かせていく、宣言文のようなものです。

傍にいらっしゃる、かっこさんのサポートもとても有効です。
このようなご主人と向かい合っていくには大変なエネルギーを要するかもしれませんが、
これも何かのご縁と捉え、人間の複雑なところや弱いところ、それでも可能性を秘めて
いる部分などに光を当てて、希望を持って、少し忍耐強く、向かい合ってみていただき
たいなと思います。

アファメーションの具体的な方法や、サポートの仕方について、
続きは、ビデオでお話しします……

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

宣伝というか、予告です(笑)。
今週金曜日(2月5日)発売の雑誌『日経ウーマン』に、ちょこっと登場します。

『日経ウーマン』は、年に一回「バッグの中身」特集をやるんですね。
OLさんのバッグの中にいったい何が入っているか、
そして無駄なモノはどんどん断捨離していこうという企画です。
ビフォーとアフターでいったいどのくらいバッグが軽くなるかという、
毎回非常に人気のある特集だそうです。

ここ何年か、毎年関わらせていただいているのですが、
今年もお声掛けいただき、監修をさせていただきました。

先日ここで取材があったのですが、
編集者の一人がご自身のバッグの中身を全部出して、
今の自分にとって本当に必要で、適切、快適なモノを
選び抜いていくという作業をしました。

その結果、もともと5キロぐらいあったバッグが、なんと3.2キロに
減りましたから、1.8キロの減量、断捨離に成功したわけです。
ポーチやバッグ自体が重たかったので、それらを替えれば、
もう少し軽くなったのではないかと思います。

後日、編集者さんからは「仕事に行く足取りも軽くなり、なんだか人生が
軽やかになったような気がします」という、うれしいご報告がありました。
モノを絞り込むと、もちろん重量が軽くなって、肉体的な負担も減りますが、
心が軽やかになる、フットワークが軽くなるというのが、すごくいいですね。

バッグの中身の断捨離。皆さんもぜひしてみてください。
いつも持ち歩いているモノ、本当に今日必要なのか、今の私に必要なのか、
適切か、快適か。ぜひ見直してみてくださいね。

さて、今日は50代の主婦、つぶあんさんという方から
「だまされやすい私。人生を変えたい。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~~
いつも拝読しております。現在50代後半の専業主婦です。

小さい頃より20代前半で結婚するまで、
世間体を重んじる両親から、かなり抑圧された生活をしてきました。
周囲の顔色を伺い、自分を主張する事もせず、結婚してからも、
婚家の中でまるで使用人の様に生活してきました。
主人は、全てにおいて私に関心がなく、
精神的に頼る人も肉親以外なく、現在に至っています。

そのような人生を送ってきた事が原因かわかりませんが、
人にだまされやすく、そのうちの何回かは金銭が絡み、
家一軒新築できるくらいの金額をだまされました。
みな友人からのすすめでした。

また、中学以来ずっと親交があり私の中では「親友」と思っていた友人には、
「たくさんいる友人の一人で、私は広く浅くしか付き合わない」
と言われ、傷つきました。

この性格を変えたい、人生を変えたい、と思うのですが、今一つ上手くいきません。
私が変わるには、何をどうすればいいのか、ヒントを頂けたら嬉しいです。
~~~~~~~~~~~~

切実なお悩みです。
家一軒新築できるくらいのお金をだまされてしまったと。
しかもそれが全部友人からだったということで、これは本当に心が傷つく、
辛い経験だったのではないかとお察しします。

まず、つぶあんさんにとって、友人って何だろう、友達って何だろう
ということから、もう一度振り返ってみるとよいでしょう。

今までは周囲の顔色を伺って、自己主張することなく来たということですので、
親子関係でのいわゆる「良い子」が板についてしまっているのかもしれませんね。
そのため、友人関係でも「良い子」でいて、常に相手に合わせてきたため、
辛いことが起きているのかもしれません。

また、自己主張のないつぶあんさんなら話を聞いてくれて、お金を払ってくれる
だろうと、格好のターゲットになってしまったのかもしれませんね。

つぶあんさんにとって、友達とは何か。どういう友達が欲しいのかということを
振り返り、今からはそういう友達を作るんだと、決意をしてみてください。
この「決意をする」ということがとても大事で、
おそらく、つぶあんさんにとっては勇気のいることだと思います。

「アファメーション」といって、日々自分自身に繰り返して宣言する方法があります。
人に言う必要はなく、自分自身に宣言するのです。

具体的にどのようにすればいいのか、また宣言した内容を実現してゆくために、
日々、心がけるとよいことがあります。
「自己主張」というキーワードをもとに、ビデオで詳しくお話ししします。

人間関係においては、価値観の同じところもあれば違うところもある者同士、
お互いへの好奇心を持ち、「違いがあって当然」という前提で関わってみることを
お勧めします。

そして、人間関係は時間とともに変わっていきます。何か一つのことや関係性に
しがみつくことなく、無常さや変化も楽しむ余裕が持てると、なお良いですね。

今の自分にとっての適切な関係、好ましい関係といったことを意識しながら、
つぶあんさんにとって心地よい人間関係をつくり始めてみてください。

50代、これからまだまだ新しい友達をたくさん作ることができるはず。
ぜひ勇気を持って自己主張をしてみてくださいね。

詳しくはビデオをご覧ください。
https://youtu.be/6QG8HNVBkso

PS
「いい人」でい続けると、疲れてしまいますね。
人間関係の問い直し、自分の立ち位置の見直しを
してみたい方は、こちらもお役立てください。
  ↓
http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

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断捨離メルマガ読者の方からいただいた、
川畑のぶこへの相談をあなたにシェアします。
――――――――――
Q:すぐに謝ってしまいます…

私が困っているのは自分の「謝り癖」です。
相手の不機嫌や、暴力的な感情にさらされると、
ひとまず相手の感情をおさめようと、反射的に謝ってしまいます。

しかし、時間をおいて事情をかえりみると、
こちらが悪いばかりでもありません。

後になって、すぐに謝るのではなく、
こんなふうに言えばよかったなど、後悔してしまいます。

幼い頃の家族の不機嫌な感情に接したときの恐怖が
関連しているのかとも思っています。

【40代・女性・看護師】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

自分は悪くないのに謝ってしまう、
まずは自分にはそういう癖があるのだということを意識して、
悪くないのに謝ってしまう度に
「またやっているな」と気づくようにしてみてください。

そして「次の回には違いをつくる私です」
とアファーメーションします。

アファーメーションというのは、自分自身への内なる宣言で、
自分の未来をより良いものにするために内面的に行うものです。

「私は自分を大切にします」というものも良いでしょう。

看護師という職業に就く方の多くは、
自己犠牲を払って他人を優先することが多いです。

これまで相手に思いやりを示して来たように
これからは自分自身を思いやり大切にする、
その誓いを自分自身にたててみます。

そして、相手とのやりとりで緊張感が出て来たときは、
己の呼吸を意識してみてください。

謝りそうになったら、そのモードに気づき、まず「ひと呼吸」入れます。

対応を急ぐ必要は全く無いのです。
相手が気分を害していることには、残念なことではありますが、
全てが自分のせいではなく、
相手のものごとの受け止め方に依存していることを深く理解します。

そのことを理解するためにもひと呼吸入れ、
その場その場で適切であると思われる対応をする努力をしてみてください。

意識的な呼吸は「反応」を「対応」に変えるのに
とても効果的なアプローチです。

また、万一いつものように反射的に謝ってしまったとしても、
必ずしも自分が悪いことを認めたわけではなく、
あくまでも痛みを緩和するためのその場しのぎ、すなわち、自己防衛であった
ときちんと理解し、自分をいたわってあげてください。

その上で、今後はもっと違う健全な自分自身の守り方を学ぶ、
今その過程にいるという立場を再構築してみてください。

PS
★ 残席わずか!
川畑のぶこ(心理療法家)
x
本道佳子 (国境なき料理団)『セルフヒーリングセミナー』
⇒http://peatix.com/event/120655

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毎週水曜の「断捨離」メルマガおよび、
毎週月曜の「ココロの学校」メルマガで、
川畑のぶこがお答えします。

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