FROM 川畑のぶこ
今日は、ねこさん(30代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。
【Q】いつも動画を楽しみにしています。
実母との関係性について相談させてください。
私の人生最初の記憶は、5歳頃に
「母のようにはならない。どちらかというと
父のようになりたい」と思ったことです。
今考えると、物心ついた頃から、
母のことが嫌いだったのだと思います。
母が延々と父の悪口や
体調不良の愚痴を言い続けることや、
子どもっぽすぎることなどに
違和感を感じることは多々ありましたが、
それでも20代前半までは、自分は
母のことが好きなのだと思って生きてきました。
しかし、20代後半から、母と会う前や、
会っている最中にも体調が悪くなるようになり、
会うのも電話も嫌になってきました。
その後も我慢して年2、3回は会っていたのですが、
2年前の私の結婚を機に2年ほど会っていません。
会わなくなったきっかけは、
私が28歳の時、結婚準備を進めていた中で、
母は、私の意志を尊重する姿勢がなく、
自分の思い通りにしようとしていると感じたからです。
(中略)
その中で、私は、小さな頃から、
母を慰めたり励ましたりしてきていて、
親子逆転の共依存状態だったと気が付き、
今までの違和感と、小さな頃から
「家族」という言葉が大嫌いだったことの
説明がつきました。
葛藤はありつつ、
父に、具体的にして欲しいことを伝え、
無事結婚できたのですが、
最後の最後に、母と言い争いになり、
それから、年に2回ほどメールをするだけの
関係になりました。
(中略)
結婚を機に、母と距離を取れるようになりました。
会いたいと言われても、適当な理由をつけて断り、
メールも最低限です。
それは良かったと思うのですが、
自分の誕生日や母の日には、
「母から連絡が来るのではないか」
「連絡をしないといけないのではないか」
と情緒不安定になってしまいます。
まだ母の支配を完全には
抜けられていないのだと思います。
最初の頃は、常に頭の中に
母が居るような状態だったのですが、
最近は、母のことを考えることが減り、
前進していると思う一方、
母の支配から更に自由になりたいという
思いがあります。
どうかご助言をお願いします。
なお、私は三人姉妹の末っ子ですが、
姉妹全員あまり仲が良くありません。
聞いたことはありませんが、
姉2人もおそらく家が好きではないと思います。
でも、35歳を超えても、独身で実家にいます。
姉のうち1名は、母と似たASD的な性質があり、
対人関係に不器用で、気性も荒く、
引きこもり気味です。
母は、「一生子どもと暮らしたい」と言っていたので、
ある意味、母の望む状況になっているのだ
とは思います。
【A】とても大変な状況ですね。
お母様がASD、お父様がADHDということもあり、
そこに子どもたちが振り回されてきてしまった、
家族が機能不全を起こしてしまっているような
状態なのかなと推察します。
そんな中、ねこさんはよく自立した心で
頑張っていらっしゃいますね。
結婚するとご自身で決めたのであれば、
理由が占いだろうが何だろうがいいんです。
決めたということが大事です。
お母さんにとって子どもがいなくなるということは、
自分を守ってくれる人、庇護してくれる人が
いなくなって恐怖なわけですよね。
なので、そこを徹底的にコントロールして、
子どもを自分の横に置いておきたいという
心理状態があったのだと思います。
でも、それは少し病的な状態でもあります。
そのようなお母様との接し方、
今後の対策などについて、
私なりのアドバイスをさせていただきます。
続きは、ビデオでお話しします……
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