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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、リンカさんという33歳の女性(専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生の「心理カウンセリングオンラインプログラム」で勉強したのですが、
解決できなかったことがあったので、相談をさせていただきます。

学べば学ぶほど、「Me First」をそっちのけで、被害者意識で過ごす人などが
気になってしまいます。断捨離と同じく「こうした方がいいよ」と言いたくなる
けれど、言っても伝わらないと思うと、うまく言葉になりません。
結果、一緒にいて、フラストレーションがたまることがあります。

私は、過去、福祉業界で働いていました。福祉の仕事をするためには、自分を
満たすことが大切だとわかってはいたのですが、ごく身近に「自分のことを
後回しにして支援をすることがいいこと」という信念を持っている人がいて、
そういう人は愚痴や悪口も多くて、困ってしまいました。また、その相手に対し、
過去、辛かったときの自分を重ね合わせ、何とかアドバイスできないかと
話を聴いていたところ、自分のMe Firstがすり減ってしまい、最終的には
体調を崩して離職してしまいました。

残業をする相手に対し、帰って体調を整えることも大切と言葉で伝える一方で、
「それでも仕事が終わらない」と残る相手に付き合おうと頑張ってしまったのも
良くなかったかもしれません。さっさと帰る上司を信頼できないと言っていた
彼女との関係性が、自分が先に帰ることで崩れることを恐れていたのだと思います。

とはいえ、今となってみれば、背負いきれないものを背負っていたと思います。
ある意味、彼女と距離を適切にとっていたのは、上司の方かなとも思います。

(中略)

どうしたらよかったのか、今も分かりません。また、今後、再び仕事をしようと
する時に、福祉業界を敬遠している自分がいます。似たようなタイプの人と
また出会った際、同じことになるのではないか?と恐れているからです。

障害分野は自分の古傷をえぐるので、高齢や子どもなど、ジャンルを変えるのも
一つかな?ということは考えつつも、福祉業界には似たタイプの人がいるだろう
という思いは抜けませんし、そもそも、私自身が、悩んでいる人と適切に距離を
とれるようになるまでは、難しいだろうと思っています。

今しばらくは、自分自身の回復が先ということはわかっていますし、今は
妊婦生活中なので、どのみち仕事を考えることは先のことなのですが、どうも
私はそういうタイプの人を、仕事・プライベート問わず引き付けてしまうところ
があるようなのです。

距離をとれる相手の愚痴は、距離をとればいいと思うのですが、それが難しい
肉親や、毎日一緒に過ごす同僚、自分が何とか相談にのってあげたいと思う人
の愚痴の聴き方に関しては、答えが出ませんでした。

今後のために、どうしたらいいのか、アドバイスをいただけるとうれしいです。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

リンカさんの思いやり、優しさが伝わってくるお悩みです。

今は妊婦さんとのことですので、しばらくは仕事のことから離れて、ご自分
の赤ちゃんに愛情をたっぷり注いでいただきたいなと思います。

出産や育児では、手放さなければいけないことがたくさん出てきますから、
他人のことにかまっている暇などなくなってくるかもしれませんし、子どもと
向かい合って「今この瞬間」を真剣に生きていくなかで、何かまた違った光が
差してくるかもしれません。

確かに、福祉や医療現場には、自分の身を粉にして他人のために尽くすという
信念を持っている人が多いかもしれませんね。

ただし、対象は違っても、あるいは業態が違っても、職場には必ずこのような
パーソナリティーの人は存在します。会社に対する忠誠心やプロジェクトに
対するコミットメントから、いつまでも頑張って残業を続ける人や、身を粉に
して「Me First」ができない人は、世の中には多く存在します。

ですから、もしリンカさんが業種を変えたとしても、似たような人が周りには
必ずいるでしょうし、リンカさんご自身がこの課題を解消していない状態で
あれば、同じような問題や悩みが付きまとうということは十分に考えられます。

そのようなストレスフルな状況から、一時的に離れることはもちろん有効です。
が、それはあくまで対症療法にすぎませんから、長期的な視点から、ある程度
ストレスに耐性をつけたり、適切な対処法を身につけたり、という取り組みも
必要になってくるでしょう。

そのためには、まずリンカさんが「信頼感」を育むということが、課題かも
しれません。自分には自分の、そして相手には相手の、人生における必要な
プロセスがあるということを信頼する姿勢です。

私が折に触れお伝えしている「距離感」の概念と併せて、一緒に考えてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

momo様(50代・主婦)という方からいただいた
「『聞き役』が苦しい」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも参考になるメルマガをありがとうございます。
なるほど、そういう考え方か、そう動いてみるのか、
と気づきをいただいております。

さて、私の悩みです。
私は、友人に合わせながらお付き合いをしていて、
なかなか自分を出せません。

最近、相手の悩みを聞くことが多くなりました。
自分は聞くタイプの人間だ、と思っていたのですが、
人生も半世紀ほど生きていると重い悩みを聞くことが多くて、
だんだん自分の中で一杯一杯になってきました。

離婚する人、ガンの手術をする人、子供がアトピーからの鬱状態で
就職も辞退した人、小さなお孫さんが脳の大手術をしたり障害がある人、
熊本の被災者で高齢のご両親や鬱の妹さんなどを抱えている人など。
これは、何かを意味しているのでしょうか?

重い悩みを聞いて相手に共感してきたつもりですが、
それは傲慢なこととも思っています。
人の心を100%わかるわけなどないですよね。

もちろん私も悩みを友人達に聞いてもらうこともあり、
ありがたいことだと感謝しています。
でも、友人達から聞く悩みは重く、
自分の悩みがちっぽけな悩みに思えてしまいます。

これから私はどのように考え、どのように動けばいいのか、
悶々とした思いが溜まり苦しくなっています。

何か、アドバイスがあれば教えていただきたいと思っております。
よろしくお願いします。
~~~~~~~~~~~

momoさんのように人の話を親身になって聞いてくださる方が
いらっしゃると、周りの人も安心して心をオープンにして、
悩みを打ち明けられるのだと思います。momoさんの周りの方たちは、
きっと、かなり救われたり、癒されたりしていることでしょう。

ところが、momoさんご自身がそれで重くなってしまっているのであれば、
おそらく周囲の人々も、そこまでして聞いてもらおうとは思わないはずです。
全てを自分が背負い込む必要はないのだということを知っておいてください。

私たちはみんな、それぞれ、人生の課題があります。
大きな悩みもありますし、問題も抱えます。

基本的に、人が悩みを抱えているのは、それを乗り越えるだけの叡智が
備わっているからだと、その人の問題解消能力を「信頼」することが大切です。

相手の能力が信頼できないと、すなわち、相手を非力化してしまうと、
自分が解消して「あげなければ」というような気持ちになります。

もちろんこれは、思いやりや慈悲の念からきていることだとは思うのですが、
やはりこれも程度問題で、momoさんが自分の許容量以上を抱えてしまった
場合は、お互いにとって、百害あって一利なしです。

ですから、オーバーキャバ気味になっている自分に、momoさんが気づいてあげて、
それ以上抱える必要はない、と割り切ってあげることが大事です。

そうすると、何が起きるでしょう?

また、momoさんが手放すことによって、悩みを抱えている本人と、
周囲の人々との間に、ある「調和」がもたらされます。

キーワードは「refer(照会)」です。
自分の手に負えないものはいったん「手放し」、一方でその受容力のある人や
世の中のシステムを照会し、活用するのです。

また、momoさんの苦しみの原因になっていると思われる「人に合わせる」という点
については、考え方や行動パターンにある種の「クセ」のようなものがあるかも
しれませんから、そこをよく見ていきましょう。

続きは、ビデオで……

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160711

こんにちは。川畑のぶこです。
今日は、南西諸島の沖永良部島にある、私の実家の庭からお届けします。

ひと足早い夏休みの雰囲気を、皆さんに味わっていただけたらと思い、
このロケーションを選んだのですが、
背後の蝉たちの声がミンミンと大音量で、
ビデオ途中からは、私の声がすっかり負けてしまっていますので、
字幕をご参照いただくことで、お許しください。

また、話の内容は、以下文章にもまとめましたので、
よろしければ、こちらをお読みいただければと思います。

* * *

今回、沖永良部島に来たのは、島が開催した「心のケアフォーラム」という
イベントのためです。私以外にも、私が所属している聖路加国際病院精神腫瘍科
の部長であり、リエゾンセンター長の保坂隆氏、株式会社新日本科学のCEOで
ある永田良一氏、そして、断捨離のやましたひでこ氏も一緒です。

この沖永良部島というのは、精神科医が常駐しておらず、
心の問題や悩みを抱えたときに専門家が不在、という問題があります。

そのような中で、まずは私たち一般の人々が、地域ができることはないか、
互いに協力し合いながら、心のケアをできたらベストではないかということで、
今回のフォーラム開催となりました。

フォーラム午前中は保坂先生が「心の安全 パトロール隊員養成講座」
という講座で、例えば地域の誰かがうつになった際、周囲の人々が
どのように向き合っていけばよいか、ソーシャルサポートのあり方に
ついて、話をされました。

後半では私が「折れない心のつくり方」について、永田先生は「空海の処世術」
というタイトルで、弘法大師・空海がどうやって困難を乗り越えてきたか
についてのお話をされました。そして、断捨離のやましたひでこさんが、
暮らしを整えることによって心のケアをする、そんなお話をされました。

その中で、非常に興味深い質問があり、私が答えさせていただいたのですが、
今日は、それを皆さんにシェアしようと思います。

沖永良部は長寿の島です。私も時々、町の広報誌を読むのですが、
「100歳おめでとうございます」と、100歳を迎えられた方たちのお名前が
載っているんですね。たくさんの方が100歳を迎え、祝福を受けている。

が、長寿はめでたいことであると同時に、ただ長生きするだけがいいのか、
という問題もあります。

健康長寿、すなわち、体が動いて、社会的生活を健全に営める状態での長生き
は理想的ですが、病気で、福祉施設や病院などで、ベッドに横たわりながら
長生きされている、ご高齢の方たちもたくさんいらっしゃるわけです。

そのような方たちが、生きる意味を見失ってしまうことがよくあります。

「生きている意味などあるのだろうか。死んでしまいたい」
「私など、生きていても迷惑をかけるだけ」
……こんな心情を吐露することが少なくありません。

このようなときに、どのように接したらいいのか。
前向きになることはとても大事だけれど、どうやって前向きな言葉をかけたら
いいのか。

このような質問を、ある老人福祉施設に勤めていらっしゃる方から
フォーラムの場でいただきました。

以下は、私が回答した内容です。

まず、「死にたい」「辛い」というような苦しい状況にあるとき、
その心情を受け取ってあげるということが一番·だと思います。

相手は「歳をとって社会の役にも立てない、人の役にも立てないのに、
ただただ生きているのは、みんなに迷惑だ」、そういう思いがあるのです。

まずは、「そのように思ってしまうほど辛いのですね」と心情を分かってあげる。
少なくとも、理解しようとしている姿勢が相手に伝わるということが
とても大事です。

「そんなこと考えちゃだめよ、もっと前向きに生きなきゃ」という言葉は、
何の役にも立ちません。「それほど辛いのですね」と、共感し傾聴する姿勢が大切です。

同時に、「あなたがそこにいてくれるだけで、うれしい」というメッセージが、
言語的にも非言語的にも伝わるようなコミュニケーションがされるとよいですね。

そして実際に、おじいちゃんやおばあちゃんのベッドを囲んで、家族が笑顔で
暮らしていれば、高齢者の方たちも「生きていてよかった」「生きているって素晴らしい」
という思いになれる。

私たちがこういった状況を作ることは可能だと思います。

また、ソーシャルワーカーや医療者の方たちであれば、これと同じような姿勢で接して、
「仕事をしている私としても、○○さんのお力になれている、それだけでうれしいですよ」
ということを伝えていくのがいいですね。

もちろん、高齢者の方たちの中には、人の迷惑になるから死にたいというだけでなく、
自分はもう90歳、100歳まで生きたから、もう十分。あとは天国で待っているみんなの所
に行くだけなんだと、すでに執着を手放し、むしろ死に対してリラックスして、
健全な死生観が育めている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方たちには、必ずしも同じような言葉をかける必要はありませんね。
例えばですが、「あの世でもまた会いましょうね」というような会話をしても
いいのかもしれません。

高齢者のみならず、私たち人間なら誰しもいずれ向き合う「死」について、
あらためて考えさせられた、長寿の島・沖永良部での一日でした。

それでは、またお目にかかりましょう。
お元気で!

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Q:はじめてメールします。
今回は自分の事より、長男の奥さんのことです。

よくテレビなどでごみ屋敷等を見ていて
「あんなになるってどんな気持ちなのかねー」って話をしていますが、
我が家の息子家族の部屋も凄いです。

ごみではないのですが、洋服、おもちゃ、鞄等あらゆるものが床に散乱していて、
孫がおりますが、孫に与えた部屋は私たちの隣の部屋なので
朝一緒に掃除しちゃいます。

私もそんなに上手ではないですが、できれば全部片付けてやりたい気がします。

どのようにしたら本人が、毎日きちんとできるようなアドバイスをしたら
よいでしょうか?

主人は「無理。変わらないだろう」ってあきらめてます。

孫がぜんそくになった時も遠まわしに
「きれいにしておかないとホコリとかゴミが一番良くないからね」
と話したことがありましたが、
その時は「そうですよね~」とは言っておりましたが変化ありません。
性格で無理でしょうか?

【ばあ~ばちゃん様・60歳・会社員】

―――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

愛する家族、とりわけお孫さんのことを思うと、
衛生的な環境で生活して欲しいと願う気持ち、
手を出したくなる気持ちも当然のことですよね。

片づけのモチベーションは、もちろんお嫁さんの性格やライフスタイルにも
依存するとは思いますが、まずは本人(たち)がそのことで困っているか
どうかを確認することは大切だと思います。

その家族が困っていないのなら、
それぞれの人生の課題や過程があることを尊重する他ありません。

今でもお孫さんにハウスダストやダニなどによる喘息があるのなら、
それは命や健康に関わることなので、
困っているがうまくいっていない状態であるのは明らかでしょう。

お嫁さんにどうしても気をつかってしまって、
思っていることをストレートに伝えられない場合、
もし息子さんご夫婦が共働きで、お嫁さんも外でお仕事をされているのであれば、
家事は夫婦(男女)平等なので、コミュニケーションしやすい息子さんに
片づけや掃除について話をしてみてはいかがでしょうか。

例えば、育児や料理はお嫁さんが、片づけや掃除は息子さんが、
といった分担は成り立つわけです。

息子さんであれば、本音でストレートに話したところで
関係がギクシャクすることはないでしょうし、
したとしても修復しやすい関係だと思います。

お嫁さんは手が回らないのだから、あなたが率先してこちらを担当したら?
と提案することは可能ではないでしょうか。

もし、お嫁さんが専業主婦で、本来、除や片づけは彼女の役割である場合、
それでも片づけや掃除に手が回っていない状態なら、
まずは相手の忙しさや大変さを理解し、共感を示してみてください。

そして、協力の手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。

「育児をしながら家事の全てをこなすのは大変よね。
私も昔は本当に大変で気持ちがわかるわ。」などといった流れは共感的です。
もしご自身も過去に部屋が散らかって大変な経験があれば、それをシェアします。

「こんなのまだいい方よ、私はもっと手が回らなかった」などといった
「あなたはさらにOK」なシェアがあれば、なおさら緊張感は融けるでしょう。

『ああ、お義母さんは私を批判しようとしているのではなく、理解し共感して
くれているのだな。ありがたいな』といった流れで伝わるのがポイントです。

そして、「私たちの時代はまだ助けの手が周囲にたくさんあったからいいけど、
今の時代はそういうわけにもいかないし、大変よね」と。
そして、「忙しいあなたたちの力になりたいのだけど、手伝わせてもらえない?」
とオファーしてみます。

「力になりたい」「力になれたら嬉しい」を強調してみてください。

もしお嫁さんがそれでも自分でやることを主張したら、
「私が参考になった情報」として断捨離の書籍や記事などを贈るのも良いと思います。

「あなたに必要」ではなく、「私の役に立った」ので参考にと言う流れです。

お嫁さんはみんな、姑の前では「いい嫁」でいたいと思っていると思います。
その劣等感を刺激しないよう、同志として横に並んで
片づけや掃除に共に向かう嫁姑でいられたら、和やかな関係性が構築でき、
部屋も家族関係もすっきりするのではないでしょうか。

ぜひ、共感と理解をキーワードに向き合ってみてください。

ーーーーーー

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こんにちは。川畑のぶこです。

おととい(4/9)は、「ステージ4をぶっとばせ」と題して自分たちが主催した、
がんサバイバーの方たちのフォーラムがありました。

がんの進行度にはステージ0から4まであり、4は最も進行しているレベルなのですが、
そのステージ4のサバイバーの方たち4名が、病気と向き合いながら人生をどのように
輝かせて生きているかを語り、300名の参加者の方たちとシェアする会でした。

なかには、数年前の初診で「緩和ケアを」と勧められたという人もいらっしゃいました。
4名のサバイバーの方たちの、人生の困難に直面し、辛い感情を認めつつも、
そこに飲み込まれることなく、人生に起きる姿、
そして病気になったからこそ得られた好ましい変化や、感謝できることに意識を向けて
日々前進する、肩肘張ったポジティブさではない、しなやかな姿勢からは
私自身多くを学びましたし、目頭が熱くなるも のがありました。

人生には困難はつきものですし、どうしようもないこともあるものですが、
そのような局面を、穏やかな心を取り戻して前進することは重要なライフスキルであり、
幸福度というのは、人生に何が起きたかではなく、それぞれの出来事にどのように
向き合ったかに依存するのだという ことを再確認しました。

さて、今日は、60代の女性(匿名希望・求職中)から
「息子の治療方針で迷っています。」というご相談です。

~~~~~~~~~~~

25歳の息子の件です。17歳で高校中退後、統合失調症を発症しました。

幻聴に対してキレて、入退院を繰り返し、薬の効果が全くないので、
最後の薬を使える県外の病院に5カ月入院後、
現在は、その県で訪問看護を受けながら、アパート暮らしをしています。

が、最後の薬(登録病院しか使えない)の効果もほとんどなく、
被害妄想のために警察に電話したりしています。
一見、普通なので、分かりづらいのです。

あと考えられる治療は、電気治療だけですが、
今かかっている病院では電気治療は扱っていません。

病院を変えてでも電気治療を試みるべきか、様子を見るべきか、迷っています。

夫は、息子の病気におののくばかりで、全く頼りになりません。
こんな時こそ協力してほしいのに、状況から逃げてばかりで、不信感が募ります。

頑張って他の病院を検討するべきか、もう、なるに任せるか。正直疲れています。

~~~~~~~~~~~

統合失調症というのは、精神疾患のなかでも本当に大変で、
ご本人だけではなく家族が巻き込まれて、
かなり長期間にわたってストレスを強いられる病気だと思います。

お子さんが17歳のときからということですので、
8年間がんばってやってこられているのだなということが伺えます。

ちなみに、統合失調症は100人に1人ぐらいがなると言われており、
数字としては、喘息を患っている人と同じくらいの数の人がなると考えられるわけです。

要は、他人事ではないということです。

統合失調症はその病気の性質から、偏見を持たれがちです。
また、家族の方がカバーしたり、社会に出ないようにしたりして、
さらに問題が増幅してしまうことがあります。

ですから、まず周囲の人が理解していくということが大事なのはもちろん、
ご家族が周囲へ理解を促し、協力要請していくことも大きな課題です。

私は、治療に関して専門的なアドバイスをできる立場にはありませんが、
電気治療が残っているということですので、できることは最後までやってみようと思う
のであれば、セカンドオピニオンやサードオピニオンを聞いて、
最終的にどうするか、ご家族で決めていかれたらよいと思います。

なかなか頼りにならないというご主人への働きかけ方について、
また、今後の闘病生活において、息子さんのサポーターとして、
ご相談者さんがどのような動きをとったらよいか、病気とどのように関わり合ったらよいのか
について、続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/WMA09LHd1Jo

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みなさん、こんにちは。川畑のぶこです。

待ちに待った春風に心浮き立つ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先日、主人と子どもと3人で、明治神宮外苑の銀杏並木にあるお気に入りカフェで
ウィークエンドブランチをしました。
(本当は秘密にしたい場所なのですが、、、教えちゃいます!
Royal Garden Cafe青山という所です)

その後、近くで自転車の無料レンタルを発見。
ペダル付き自転車未体験の息子が乗ってみたいと言うので、
ならば銀杏並木を一往復ほどしてみるかと、レンタルしました。

ラッキーなことに、その日、絵画館を取り巻く外苑円周は、
歩行者天国&サイクリングロードになっていました。
しかもガラガラ……。
すぐ近くの青山通りや表参道とは大違いで、東京とは思えぬ景観です。

澄んだ青空の下、息子はおぼつかないながらも自転車で、主人と私は競歩で
外周を散歩しました。半周もすると気分もとても清々しくなり、何度も深呼吸。

本来ならその週は、原稿書きの缶詰ウィークでしたので、
「優雅にブランチなんてしている時間なんてないんだよなぁ…」と罪悪感混じりで
憂いてみたりもしましたが、リフレッシュタイム後は気分一転、
執筆もグンとはかどり、本当に出かけてよかったなぁと実感しました。

息子も自宅前の路地での練習とは違い、自転車へのモチベーションが高まった様子。
ちょっとした時間が、気分とその日の流れを大きく変えることがありますね。
次第に、散歩にもいい季節になってきましたので、
あなたもぜひ、リフレッシュタイムを楽しんでくださいね。

さて、今日は、ば~ちん様(67歳)という方から
「出戻りの娘と孫との3人暮らし。憂慮する日々。」というお悩み相談です。

~~~~~~~~~~~~
娘が離婚し、中学1年生の孫娘を連れて帰ってきてからの3人暮らしが、
今年で13年目になります。

当初より父親からは仕送りがなく、生活を維持するのに、今は、昼は工場のパート、
夜は時々コンパニオン。時々は自分の遊びに出かけているようです。

孫はいつも夜一人ぼっち。コンビニ弁当、お菓子、TV、スマホが子守役。
憂慮しています。

家に2万円入れてくれますが、他は衣装代、化粧品に費やされるのが目立ちます。

娘の不在時は、孫の手助けをしてやろうとするのですが、私は孫に無視されます。
そのため、ほとんどコミュニケーションがありません。

娘がかわいそうと思い、甘やかしたのがいけなかったのか、
今では、主としての私の存在感はまるでありません。
この家は夫と作った家ですが(夫は同じく13年前他界)、
もし経済的に豊かであったなら、私が家を出たい心境です。
が、それは叶いません。いつも悶々としています。
~~~~~~~~~~~~

ば~ちんさんの、娘さんと孫娘さんに対する愛情が
ひしひしと伝わってくるお悩み相談ですね。

ご主人の逝去と娘さんの離婚とが重なり、そこからの13年間、
困難で大変な人生の局面を本当によく乗り越えていらっしゃったと思います。
まずはそのことを承認し、「今までよくがんばってきた」ということを、
ご自身に向かって言ってさしあげてください。

コミュニケーションがうまくいかない孫娘さんは、おそらく今、思春期ですね。
娘さんも、親子であるが故に甘えの気持ちもあり、
なかなか素直に「ありがとう」の言葉が出てこないのかもしれません。

どうしても身内は一緒にいるとなれ合いになってしまうところがありますし、
離れてみて初めて、その本当の価値に気づくこともあります。
それは残念なことではありますが、でも、ば~ちんさんがご家庭をここまで支えて
いらしたことは本当に大きな承認に値することですので、まずご自身を讃えてください。

仕事とプライベートで不在がちな母(娘さん)の傍で、一人ぼっちの時間が多い娘
(孫娘さん)が哀れだという心境でいらっしゃるのかと思いますが、
13歳という青年期の娘さんの成長過程、巣立ちのステップと照らし合わせて考えることで、
ごく自然に受け止められるようになるはずです。

また、場合によっては、ば〜ちんさんが「母親とはこうあるべき」「母娘たるや……」
といったような、なにか強い信念があり、それがフィルターとなり、
ちょっと厳しい目でお二人のことを見ていらっしゃる可能性もあるかもしれません。

そのあたり、一呼吸置いて、考えてみましょう。
いろいろな視点からもう一度、娘さんや孫娘さんとの「関係性」を捉え直してみると、
少し心が落ち着くかもしれません。

あとは、やはり一緒に生活しているメンバーですから、気がかりなことについては
定期的にコミュニケーションできるとよいですよね。

スムースにコミュニケーションをとるポイント、ご自身の心情やニーズの伝え方など、
詳しくはビデオでお話しします。
https://youtu.be/pX6U9rTbhv0

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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

私の住む東京も気温の低い日が続き、冬を実感しています。
でも、今年は雪が少なくて、皆さんのなかでもスキーなどがお好きな方は
寂しい思いをされているのではないでしょうか。

前回のメルマガで、旅先で子どもと雪合戦をした話をしましたが、
実はその後、息子が雪合戦ではとどまらず、スケートやスキーに
興味を持ち始めました。

近所のスケートリンクを見て、「自分もやってみたい」と。
テレビを見て、「スキー場に行ってみたい」と言い始めたわけです。

私も主人も“滑りもの”が苦手なので、「今は雪降ってないから」と言い訳
しながら(笑)、「どうしよう。この苦手をどう克服しよう」と焦ったり、
「息子には我慢してもらおう」と開き直ったりしていたのですが、
「そうだ。ここは私も手放すべきものは手放そう」と思い至りました。
「全部自分がやらねば」と思うことを手放してみようと思ったのです。

もともと、いろいろなことを人に頼むことはしてきた私ですが、
子どもの遊びに関しては、やはりできる限り親がやってやらねばと思っていました。
ところが、そうではなく、得意な人、上手な人に託してもいいのではないかと。

今年は去年より「ゆとり」を持ちたいと思ってもいますので、ちょうどいい機会です。
スケートは主人の兄とその子どもたち(=息子の従兄弟)に、
スキーは、選手だったキャリアを持つ私の知人に、託すことにしました。

今、私がお話ししたのは親子関係のことですが、他の分野でも、
何か自分がやらなくてはと思うことに、実は他に得意で、やりたい人がいて、
その人に託す方がよほど効果があり、効率がよいということがあるかもしれません。

皆さんにもぜひ、この発想をご活用いただけたらと思います。

私も、昔はスキーをやって楽しい時期もありましたが、今は体重も変わりましたし、
運動神経も変わりました(笑)。無理はせず、得意な人に手放そうと思います。

さて、今日は「金銭問題で家族を犠牲にする父が許せません」という、
29歳で美容師をされているテルボー様という方からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~~

私は夫と、もうすぐ4歳になる子供がいて、今は自分の実家で父、母、弟と6人で生活しています。
一つ屋根の下で暮らしているにも関わらず、ここ2~3年、父と目を合わせず、口を聞いていません。

父は3人兄弟の末っ子で、2人の姉がいますが、その姉達が見栄っ張りで、お金をあるだけ使い果たし、
ついには家賃も払えなくなるほどの浪費家。私が産まれる前から、父はその姉達に借金をしてまで
お金を注ぎ続け、私達家族が犠牲になる程、お金の問題が絶えません。

(中略)

母も3つのパートを掛け持ち、働き続けてはなくなるお金。文句ひとつ言わず頑張り続け、
一人でずっと苦労してきた母に、なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろうと、
悔やまれます。

父は自営業で今は仕事がなく、母一人で家庭を支えている状況。なぜそこまでして母が苦労
しなければならないのか憤りを感じ、幼い頃わからなかった今までのすべての事実を知って以来、
父とは話も出来ず、許せません。
心のどこかでは許したくても、許せなくて、どうしていいかわからないでいます。

今は母が少しでも楽になれるよう、私達の生活費を削り、借金返済に協力していますが、
仕事しない父が視界に入るだけでイライラ。家族はみんな協力しようと頑張っているのに、
ただお金を貸すだけの父が本当に許せません。

でも、このままの状況を変えたいという気持ちもどこかにあるのです。
少しでも自分からアクションを起こしたいです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

テルボーさんの、お母さんと家族に対する思いやりが伝わってきますね。

まず、何か変化を起こしたいと思うのであれば、きちんと話し合いの場を設けることが
大事になってくると思います。

言いたいことは言わないと、このように溜まってきて、非言語的なメッセージとなります。
目を合わせないというのは「私、怒っているのよ」という非言語的なメッセージ。
これをきちんと言語化することが必要です。

この文面だけでは分かりませんが、もしかしたら、お父さんなりの事情や、理解する必要
のある背景もあるのかもしれません。まずそこを、いったいが起こっているのかを
きちんと説明してもらい、その上でテルボーさんの意見を伝えていくことが大切です。

家族会議というと大変なエネルギーを使いします。でも、テルボーさんがこれからずっと
嫌な気持ちで生活し続けるのと、話し合いの結果、物事をクリアにしてから生活していく
のとを比較してみれば、どちらが建設的で価値があるかは明らかですね。

お母さんもずっと文句を言わずにお父様を助けてきたということは、何かそうしたい、
お母さんなりの動機があるのだと思います。その部分の確認も必要かもしれませんね。

お父さんがお姉さんたちをサポートし、お父さんをお母さんがサポートする。
そして、そのお母さんをテルボーさんがサポートする。

そこには共通して、相手への「愛」「慈悲の精神」がありますね。
お父さん、お母さん、それぞれの「愛の形」を、一度客観的に見てみましょう。

ただし、同時に「自己犠牲」の連鎖も生んではいないでしょうか。
そこも注意深く見る必要がありそうです。

続きはビデオをご覧ください。

そして、気持ちの問題とは別に、お金の問題については、
専門家の力を借りるという選択肢も、検討されることをお勧めします。

こちらも、詳しくはビデオでお話ししします。
https://youtu.be/eIEWcMKc_EY

PS
相手の問題・課題に入り込みすぎ、自分ごとにしすぎて、
苦しくなってしまうことはありませんか?

……相手への愛や思いやりの気持ちは変わることなく、
上手に手放すことができるといいですね。
  ↓
http://123direct.jp/tracking/cr/Pl2OCD8S/200715/14547363

PPS
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皆さん、こんにちは。川畑のぶこです。

2015年も、いよいよあと4日となりました。
皆さん、今年はどんな年だったでしょうか。

私自身は、じつにいろいろなプロジェクトに取り組みました。

ティク・ナット・ハン禅師率いるプラムヴィレッジの来日ツアーに絡めた
イベントを聖路加国際病院で開催したり、ダライ・ラマ法王の主治医であり
チベット仏教僧侶でもあるバリー・カーズィン先生を招聘して、
がん患者さんと家族のための心のケア「ハートシェアリングフォーラム」を
開催したりしました。

仕事以外では、沖永良部島民謡のCDを作ったこと。
私の親戚や家族同然の友人たちがつくったバンド、「遊弦会せりよさ」
http://yugenkai.amamin.jp/ というバンドのCDをプロデュースし、
11月から発売になりました。

「せりよさ」というのは、沖永良部島の古い呼び方です。
CDジャケットの写真に使われている浜は、沖永良部で私が一番好きな
「うっぱ浜」という、島の人もあまり知らない、秘密の入り江です。

これは死ぬ前にやりたかったプロジェクトだったので、
今年これを完成できて本当によかったなと思っています。

もし、沖永良部島の民謡ってどういうものなのか、興味のある方が
いらっしゃれば、ぜひお買い求めください。
タワーレコードやHMV、アマゾンなど、ネットでも全国流通しています。
川畑のぶこプロデュースですよ(笑)。

私は、年末年始は本当はこの沖永良部島に帰りたいのですが、
今、両親が治療で東京に出て来ているのもあり、それはできません。
なので、今年はこちらで家族みんなで集まって、このCDを聴きながら、
沖永良部の空と海を感じて、和やかな年末年始を過ごしたいなと思っています。

皆さんも、どんな年末年始になるか、楽しみですね。

さて、今年最後になりますが、今日も皆さまからのご相談に、
僭越ながら私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

今回は、59歳の自営業の女性からご相談をいただきました。

「愚痴っぽい、心身不調の夫への接し方」についてです。

~~~~~~~~~~~~
10年あまり前から鬱(うつ)状態の主人への気配りについて、
どうしていいのか分からなくなります。

お酒を飲むといわゆる「愚痴」っぽくなり、
「死にたい 楽になりたい 別れたい」と言いながら、私をなじっては、
家を出て警察の保護室に入ったりで、嫌な思いや怖い思いをしたものです。

今は少しは落ち着いて、バイトに行ったりして、私はずいぶん楽になりました。

本人の気持ちはどこまでかは分かりませんが、孫たちと遊んだり、農業をしたり、
落ち着いているのでは、と思っておりますが、根本的に楽になりたいみたいです。
気持ちが、か、身体が、かは分かりませんが……

最近は糖尿、高血圧、動脈硬化などがあり、薬も処方され、
身体を動かすことがおっくうみたいです
(足に動脈硬化があり歩かないといけないにも関わらず、痛くて歩いていません)。
朝から寝るまで、「身体がだるい、痛い」の連発で、聞いている方が、気が滅入ってきます。

何とかしてあげたい気持ちとイラつく自分で言葉をかけることができません。

私ができることは何だろう?と自問自答しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

ご主人が精神的にも身体にも辛い状態の中でサポートするというのは、
ご相談者さんご自身も、第二の患者のように辛い状態ではないでしょうか。

そして、そのような中で本当によくやってきているなと思います。
どのように気配りしたらいいか、できることは何かあるだろうかと、
相手に思いやりをかけているのも、本当に素晴らしい姿勢だと思います。

相手を変えることはものすごく難しいですね。
自分自身を変えることも、なかなか難しいですけれど、
それが相手になるとなおさらのことです。

ですから、ここではまず「割り切り」の考え方をとり入れましょう。

常に近くにいるご主人のことが、どうしても気になるのは当然ですが、
彼には彼の「プロセス」がある、彼には彼の「課題」があると、
まずは基本的に割り切ることが必要です。

そして、その上で初めて、自分がどう関わることができるか
を見ていきましょう。

ご相談者さん自身が「〜せねば」と、脅迫的に自分に課題を課すのではなく、
ここはひとつ、「好奇心を持って観察する」という姿勢を持ってみてください。

具体的にどのように「観察」し、その後どう対応していけばよいのかは、
ビデオでお伝えしますね。

また、夫婦間でも適度な距離感というのは大事です。
ご相談者さんが自分自身を満たす時間をぜひつくってくださいね。

サポーターが質の伴ったサポートをしようと思うとき、サポーター自身の
エネルギー状態が安定している、高まっているということはとても重要です。
ご自身の「ニーズ」を満たすことも、サポートの一環です。
心の充実、身体の健康には、ぜひ気を配ってくださいね。

私の師匠であるサイモントン先生が、彼のお父様の最期のケアにあたって
いらっしゃったときの、自身の「ニーズ」の満たし方について、
ご参考になる点が多いと思いますので、シェアさせていただきます。

続きは、ビデオでお話しします。
https://youtu.be/03Z4r09wk_M

そして、皆さま、どうぞよいお年をお迎えください♪

PS
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Fork in the road

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――――――――――
Q:力を合わせ開業した夫から急な別れ話…

結婚して5年東京に住んで暮らし、10年前に、
主人の地元に主人の夢であった整骨院の開業にむけて、帰りました。

主人は、学校に通いながら勉強と、仕事をこなし、やっと試験に合格しました。

私は、その間見知らぬ土地で、主人の家族以外知り合いもなく、
主人を支えるよう朝と夜と働きました。

子供が欲しくても、できなくて、悩んでました。

5年前に、主人の夢だった整骨院を開業できました。

二人で、力を合わせできたのに、昨年急に、別れたいと手紙をもらいました。
意味がわからず、最初は、泣いてばかり、

仕事も一緒にして、暮らしも一緒に。

前の主人が優しかったから、毎日が受け止めきれず、
話しかけても、「はい」のみの会話。
もう精神的に、私も壊れてしまってきてます。

でも、主人を愛していたから、今は、前の主人に戻って欲しくてという気持ちと、
このままでは、二人ともおかしくなってしまうのではと。

主人は、無視が慣れてしまっているようで、会話なく、
けど仕事は一緒にしているという矛盾の毎日です。

私の何が変わればいいのか?

主人は、俺も40歳すぎたし、子供もいないので、自由になりたいと。

お前には、恩はあるが、愛も、希望も、信頼もないと言われ、
さらに、おれを自由にしてくれ。煩わしさから解放されたい
と手紙に書かれました。

私は、どうしたらいいのかわからなくて、今も、毎日悩んでます。

地元の方達とも、私自身慣れてきたし、
沢山の患者様との信頼関係もなくすことは、考えられずにもいます。

よろしくお願いします。

【夢ちゃん様・45歳・自営業】

―――――――――――――――――――――――――――――

A:

FROM 川畑のぶこ

共に苦労を乗り越えてようやく落ち着いてきたというときに、別れ話。
まさしく青天の霹靂であったことと思います。

人生には予想もつかない試練のときがありますね。

夢ちゃんも心にぽっかり穴があいたような状態なのではないでしょうか。

ご主人がなぜそのような心境に至ったのかは、
夢ちゃんとご主人個々のパーソナリティー以外にも、
お二人がどのように関係性を育まれてきたのかということにも
大きく依存すると思いますので、
一概に正誤善悪のジャッジは出来ないと思います。

ただし、お二人の関係が破綻したらこれまでの全てが無駄であったか
というと、これは間違いです。

もちろん、理想通りの目標には至らなかったかもしれません。

でも、これまでお二人で乗り越えて来た試練は、
夢ちゃんの中にきちんとインプットされ、
今後のより良き人生にかならず役立つことでしょう。

東京から未踏の地に引越をして、新たな環境や人間関係を構築する、
このこと自体が夢ちゃんの適応能力を大きく培い、
今後のさまざまな夢ちゃんの人生の課題、または飛躍に大きく役立つはずです。

もしかしたら、夢ちゃんに対して、希望と愛と信頼を持って関わり合える
新たな出逢いに役立つかもしれませんね。

その能力が必ずしも「夫とずっと一緒にいる」ということに使われなかった
としても、他で大きく役立つでしょうから、
そのような視点からは、これは「無駄」にはならないのです。

これまでの経験を私の好みのかたちで活用できなかったけれども、
必要なかたちで役立てることができると信頼してみてください。

これまで夫のために自己犠牲を払って来たのであれば、
もう自己犠牲を払うのはやめて、もっと自分のために尽くしなさい
というメッセージであるかもしれません。

人は、それが相手のためのみならず、自分自身のためにもなっている
という実感があるときに「してあげたのに…」という思いは出てきません。

相手がどうであれ「自分がしたいからした」という
自立した立場がとれます。

たしかに、夫のためであったかもしれませんが
「その時点での自分の人生を機能させるのに、夫のプロジェクトに参画する
という選択をした」ととらえることもできます。

私たちは常に嫌なことにはNOという権利があります。

経済的な効果だけでなく、それが自分の精神的な成長につながると
無意識が同意していることには労を厭わないものです。

心理的にも物理的にも肉体的にも、
充足を図るのにチャレンジする機会を得たのだ、ととらえてみると
被害者意識は薄れてくるのではないでしょうか。

仕事で築いて来た患者さんたちとの信頼関係に関しては、
患者さんたちも「人生いろいろある」ということを理解する力を
持っていると信頼してみてはいかがでしょうか。

患者さんが夢ちゃんを信頼しているのなら、
今後も関係を維持することができるでしょうし、
同じような関係性をまた新たな職場で作り上げることも可能です。

いまの状態にしがみつかず、勇気をもって
何かを手放した後の心のぽっかりには、必ず新たな風が吹き入れる
ことをイメージして前進してみてください。

PS
川畑のぶこ+本道佳子(国境なき料理団・湯島食堂)コラボ!
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happy family sitting on floor and watching the fireworks

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――――――――――
Q:夫と二人の子どもに依存してしまう私

仕事でお客様の相談を受ける時に、
とにかく全てがマイナス思考だったり、自分なんて、どうせ…という考えの人に
どのように接したり、アドバイスしたら良いのか分かりません。

また、家族も主人がアスペルガー、子供2人は発達障害で
どう接するのが3人にとって良いのか日々悩みます。

主人とは情はありますが、この先夫婦として連れ添っていく自信がありません。
でも私も主人や子供たちに依存していて、家を出ることができません。

この状況が苦しく、どうしたら良いのか悩んでいます。

【Cindy様・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

仕事に夫婦関係に子育てに、
どうして私の人生にはこんなにも課題が降り掛かるのか?と
嘆きたくなることもありますね。

何をアドバイスしてもネガティブな反応しかしないお客さん…

そのお客さんはアドバイスを本当に必要としているのか?
というのも確認してみるといいかもしれません。

もしかしたら、ただ愚痴を聴いて欲しいだけかもしれません。

・ただ受け取って欲しいのか(傾聴・共感)
・解決策を求めているのか(介入)

相手のニーズを明らかにして関わり合うと
不要にエネルギーを消耗することもないかと思います。

人はただ受け取ってもらえるだけでスッキリすることがあるものです。

相手が変わりたいと思っていない以上、
また、変わるための策を必要としていない以上、
アドバイスやそのことについて思案するエネルギーは
水の泡となるでしょう。

そして、相手がただ受け取って欲しいだけの場合、
こんどはCindyさんがそれをしたいかどうかという問題があります。

Cindyさんのお仕事が何かにもよりますが、
多くのケースにおいてお客さんは選べませんから、
もし、Cindyさんが人の話をずっと聞くのは苦痛、
あるいは策を与えるのが私の仕事の本質というのであれば、
すなわち、お客さんのニーズを充たすことが出来ない場合は、
他を紹介することです。

己のお手柄に執着せず、その人が求めるものが与えられる場や
情報を提供することでその人の役に立てば良い
と考えてみてはどうでしょうか。

もしお客さんが解決策を求めているのに、それを実行せず
いつまでもネガティブな状態で堂々巡りをしているという場合には、
その人なりのプロセスがあるということを信じてあげることです。

私の理想通りではないけれど、この人は時間をかけながら、
その人に必要なかたちやタイミングで前進していくのだなと、
思いやりの気持ちをもって接してみてください。

そのためにはCindyさんご自身が、自分のために思いやりや優しさを
もって、私は私にとって必要なかたちやタイミングで成長し、
前進していくという姿勢が大切になってきます。

人生に苦しみがないにこしたことはありませんが、
残念ながら苦しみの全てを排除することはできません。

ですので、それを全部取り除こうと努力することは不毛です。

ただ、それらの苦しみとどのように向かい合うか?ということが
苦しみのレベルに大きな違いをつくります。

先に述べたように、相手と自分への信頼感を育み、手放す姿勢は、
苦しみを乗り越えるのに役立つかと思います。

ご主人やお子さんもしかり、それぞれに唯一無二の個性があります。

自分も相手も、誰かの視点から見れば問題はあるのだし、
別な視点からは魅力と映ることもあるのだから、
どの視点を持つことがこの苦しみをしなやかに乗り越えられるか?
ということを振り返ってみてください。

個性としてとらえたなら、好ましい面もたくさん見えてくるはずです。

ご主人やお子さんたちと一緒にいられて良かったことをリストアップし、
日々意識してみてください。

そして、そのような苦しみと向かい合い、より良くなろうと
努力しているご自身をたくさん労って、
優しく微笑みかけてあげてください。

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