FROM 川畑のぶこ
今日は、りんごさん(30代・女性・教員)
のご相談にお答えします。
【Q】私たち夫婦は再婚同士、
7年が経ちました。
私には前の夫との娘が2人います。
再婚して半年も経たないときに
夫のがんが見つかりました。
もともとの難病も進行し、
2度目の悪性肉腫で
ホスピス病棟に入院しています。
肉腫がみるみる増大し、
余命わずかな状態です。
いつ容態が急変するかという日々を
半年過ごしてきました。
現在の肉腫が判明し、
余命は1〜2年と宣告され
今月で1年です。
私は看護師ですので
経過も分かりますし、
仕事と子育て、実母の在宅介護、
夫の介護で心身が疲弊し、
関係が悪化したままで
今に至ります。
一時は関係改善の兆しが
ありましたが、病の辛さを
他に当たる人がいないからと言われ、
八つ当たりや口論も絶えませんでした。
私は、私を大事にしていくしかない、
夫のことはどうしようもないのだから、
と毎日言い聞かせつつも、
自宅で最期を見送ってあげなくては
可哀想ではないか、
でも、痛みにうめく姿を見ている
のも正直辛く、ストレスでした。
私自身、仕事は、介護休暇を3ヶ月
ほど取れるように手続きはしました。
面会に行くと離婚話を出してきたり、
冷たい視線の夫は
私を敵対視していると感じています。
この状況では、私自身、
どう捉えて行動すればいいのか、
ずっとトンネルから抜けられないような、
でも、もう夫はしばらくで
亡くなってしまう、そう考えると、
何も考えられず思考停止してしまいます。
本音を言い合えない関係、
こじれた関係のまま諦めて
現実に抗わないことが
いちばんなのでしょうか。
誰かに助けてほしい、
でも、苦しくてもなかなか弱音も
吐けずにきましたが、
最近は、周りの人に
話せるようにはなってきました。
義母とも関係は悪くなり、
夫側の親族には、気軽に話せたり
頼り合える関係は誰もいませんので、
これも私にはストレスです。
夫が預貯金の管理を義母に託し、
私から取り上げ、
夫婦の財産と考えてくれなかった、
というのもショックです。
私は、夫の介護のために正規職を
降りて給与も俄然減りました。
今は、夫の面会すら足が遠のき、
正直気が進みません。
この状況のままで
最期までいくのでよいのか、
改善しようにも
一人で立ち向かうには疲れ果て、
自信もありません。
何か心が落ち着くお言葉などが
ありましたら、
よろしくお願いいたします。
【A】とても大変ななか、
お母様の在宅介護もされているのですね。
子育てもあってお仕事もあって、
看護師ということで、
お仕事もきっと大変だと思うんですね。
子育てと介護の両立、
これはもう本当にはなこさんご自身も
患者さんみたいな状況と言えると
思います。
よく、がん患者さんのご家族は
第2の患者なんて呼ばれたりします。
気もものすごく使うし、
エネルギーも消耗しがち。
今のはなこさんの状況であれば
身体的にも疲れやすい状況です。
自分を大事にしていくしかないと
意識するようになった
ということですが、
これはすごく大事なことです。
人のサポートをしようと思ったら、
まずサポーター自身の
エネルギー状態が保たれている
ことがとっても大事なんですね。
ですから、
ご主人と穏やかな関係を
持ちたいと思ったのであれば、
まずはご自身のケアが必要です。
ご主人との向き合い方についても
ヒントをお伝えします。
続きは、ビデオでお話しします……
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