20221031

FROM 川畑のぶこ

今日は、もんきちさん(50代・女性・会社員)
のご相談にお答えします。

【Q】
はじめまして。
メルマガをいつも拝見しています。

このような場で悩みごとを打ち明けるのは初めてなのですが、
苦しくなってしまいましたので、ご相談することにしました。

50代、独身、母と2人暮らしです。
私が、母を支えて働いています。

友人の紹介で、今年の2月から
ゴルフ場のキャディの仕事で
正社員として採用していただき働いていましたが、
休みがうまく取れず、頑張りすぎたせいか、
痩せて体調を少し崩してしまいました。

お世話になっている方が心配して
その方の会社に転職を薦めてくださり、
土木工事の会社でしたが、
ほとんど事務作業か現場の確認作業なので
身体的には楽だから大丈夫とのお話でしたので転職し、
6月からお世話になることにしました。

入社してみると、担当する仕事がないので
ほとんど土木作業のお手伝いになってしまい、
外国から研修で来ている若い男の子に混ざって働いています。

体力的に厳しいので紹介してくれた方に相談したのですが、
もう少しすると新しい現場で楽だから、
資格を取ればお給料も上がるから、
根性で頑張れ、と励ましてくださいます。

現場作業は体力的にかなり辛いのですが、
必死で頑張ってしまうため体力はあると思われています。

でも実際は、じんましんや熱中症になったり、
休みの日はほとんど寝ています。

体力がもたないのですぐにでも辞めたいのですが、
紹介してくれた方に迷惑をかけてしまうのが心配で、
なかなか言い出せません。

辞めて楽になりたい気持ちがある一方で、
その方に言われたとおり、仕事が楽になるのを待ちながら
このまま頑張り続けた方が良いのかと思う自分もいて、
決断ができずにいます。

川畑さんの視点でのアドバイスをいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

 
【A】
もんきちさんの、義理や誠実さを大切にする
お気持ちがよく伝わってきます。

ものすごく責任感がある方なんでしょうね。
そして頑張り屋さん。
頑張りすぎ屋さんかもしれないですね。

だから、そのお知り合いの方は、
もんきちさんのことをすごく信頼して、
安心して紹介してくれたのだと思います。

当初言われていたことと実際の現場の仕事内容が
違うことについては、縁故採用だと、
良くも悪くも細かいことまで取り決めがされず
なぁなぁになってしまうことはありがちかもしれませんね。

ただ、前回の仕事も体力的にきつくて
体調を管理したいために今回の仕事に転職されたとの
ことですから、そこはご自身の体と心を第一に考え
動いていただきたいなと思います。

言われた通りに何でもやることが誠実さではありません。

もんきちさんにはぜひ「自分の意見を伝える」「交渉する」
という課題に取り組んでいただきたいと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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20211213

FROM 川畑のぶこ

今日は、凪さん
(50代・女性・パート勤務(看護師))
のご相談にお答えします。

【Q】
ある団体に14年ほど前から関わるように
なり、今は中間管理職のような役目を
担わされています。

が、仕事ではなく、
プライベートの時間を使ってのものです。

自分に得るものもあり、
ここまでやってきましたが、
ここ最近、粗が目につくようになり、
嫌で嫌で仕方ありません。

今すぐにでも、
辞められるものなら辞めたいのですが、
自分の担当していることや
後輩のことを考えると、
そういうわけにもいきません。

私は、どうしたらいいのでしょうか?

   

【A】
凪さんというだけあって、
きっと、波風を立てないよう
調和的に物事を進めるのが
お上手な方なのではないでしょうか。

言いたいことがあっても、あまり言えず、
でも、きちんと仕事をするので信頼されて
たくさん任せられてしまって、
なんで自分ばかりこんなに……
というような状態に入ってきて
いらっしゃるのかなと推察いたしました。

特に、ここ最近、粗が目につくように
なったということですので、
そのような細やかなところにも気がつく
凪さんなのでしょう。

もう今では、すぐでも辞めたいとのこと、
それも一つだと思います。

ただ、ここまで14年間関わってきたのに
いきなり辞めるのは無責任だし、
それもまた波風が立つので、
なんとなくストレスだなぁというお気持ち
がおありなのかもしれませんね。

ここでぜひ、凪さんに
チャレンジしていただきたいのは、
「波を立てる」ということです。

続きは、ビデオでお話しします……

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20210412

FROM 川畑のぶこ

今日は、ゆきさん(50代・女性・ピアノ講師)のご相談にお答えします。

【Q】
息子が結婚して1年になり、最近子どもも生まれました。

かつて、私は主人の両親と同居し、
それがうまくいかず10年で別居しました。

当初も今も、姑はズケズケとものを言う人で、
正直、そのトラウマから今も逃れられません。
もう結婚生活も35年を過ぎ
25年も別居しているという今もです。

そして、そんな関係や思いは絶対に
息子の嫁にも継承させてはいけないと、
結婚当初から思っています。

お嫁さんとは距離を取り、問題ありません。

と、ここからが私の悩みです。

結婚の際、息子はお嫁さんの実家の近くに新居を持ちました。
働くお嫁さんが少しでも楽なようにということで、です。

そして昨日、子どもも生まれたし、
お嫁さんの家の目の前に良い物件があるから
引っ越しをするという報告でした。

「え?目の前?」
即座に、プライバシーもなくなるので辞めたほうがよい。
マスオさんになるよ。お母さんに頭が上がらなくなる、
などと反対してしまいました。

すると、息子からは
「おばあちゃん(姑)と同じことを言って、
結局お母さんは同じことをしている。
僕たちが幸せになる選択をしたのなら、
頑張ってと応援してくれるべきではないの?」
と、全くもってその通りの返答でした。

つまり私の本心は、今まで以上に息子を取られてしまう、
そう、寂しいということなんです。

また、実家の近くに住むなど、
かつて私ができなかったことをやすやすと手に入れようと思う
お嫁さんに嫉妬をしているのかもしれません。

また、お嫁さんと子どもとの生活がいちばん大事と言える
息子の発言がとても羨ましく、
自分の夫はここまで守ってくれたのかなど、
思い出しては悶々としています。

頭では理解し、応援しているのですが、
やはり気持ちに踏ん切りがつきません。

自分の気持ちの執着を手放すには、
時間の経過しかないでしょうか。

【A】
ゆきさんの正直な気持ちが表れていますね。
息子にとってのベストがベストに決まっていると
頭ではわかっているけど、振り返ってみると、
いったい自分の人生何なんだったんだと。

あなたもお嫁さんも、やすやすと自己実現してしまって、
それに引き換え私は……ということですよね。

かと言って、じゃあ、息子さんが
お嫁さんの実家から離れて住めば済むことか
というと、そうじゃないということも、
ゆきさんはもうおわかりだと思います。

物理的な距離をとって、お嫁さんが苦労すれば
自分の気持ちが収まってそれでめでたしめでたしかというと、
そうではありませんよね。

相手がどうであれ、子どもがどうであれ、お嫁さんがどうであれ、
そして、ゆきさんの姑さんとの関係がどうであれ、
ゆきさんが、 私は私でOKと思える生き方ができる
ということが大きな課題になってくるのだと思います。

難しい課題だとも思いますが、
でも、大いにチャレンジする価値のある課題です。

続きは、ビデオでお話しします……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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今日は、すずめさん(50代・サービス業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私の母は、いつも怒った口調で、父親の愚痴も多く、私はいつも怒られて、
文句ばかり言われて育ちました。母のストレスのはけ口だったのです。

結婚したら、夫が全くそのままでした。もっと酷くて、一言でも言い返せば、
怒って手がつけられません。勝手に脱サラして、自営業になりました。
私は外に目を向けて、経営者のセミナーなるものに行くようになりました。
私が変わればこんな問題は、解決するのだと。

でもそこでも、結局は、母や夫のような人ばかり。男の人にも女の人にも、
言いたいことを言われ、命令されました。私はニコニコして口答えもせず、
ハイハイと言うことを聞くので、一部の人にはよく思われませんでした。

本当は頑固だったり、気が強かったりしても、人前ではとてもおとなしい、
良い人を装っています。だから、ただのいい人になり、なめられてしまって
いるのではと、いつも思います。

今は、もういいや!と、何もかも辞めたいです。本当の自分を出したい、
でも出せない。いつも標的になってしまう、この現状。
嵐の中の言われ役なんです。どうしたらよいのやら、日々悩んでいます。
~~~~~~~~~~~

「いい人」をやってしまうというお悩みですね。おそらく、すずめさんも
既にお気づきのとおり、お母様と自分との関係、幼少期の親子関係から、
「いい人」を装ってしまうパーソナリティがどんどん形成されていったの
ではないでしょうか。

子どもにとって親というのは、絶対的な存在、神様のような存在です。
いないと困る、自分を保護してくれるものですからね。その人に気に入ら
れるか、気に入られないかというのは死活問題なわけですよね。

ですから、すずめさんは、いつも不機嫌なお母さんにどうやって認めて
もらうか、愛情をかけてもらうかということに必死だったと思いますし、
そのためには、お母さんの言うことを何でも反抗せずに聞く、というのが
得策になったのでしょう。

うまく人生を切り抜けるための、すずめさんなりの方程式だったと思うの
です。いい子を演じる、何でも相手を優先させる、自分のことは抑圧する
という、うまい切り抜け方を身につけてしまったのです。

そして、もうお気づきのとおり……

続きは、ビデオでお話しします……

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Q:父は7年前に、母は4年前に他界し、
私(独身)はその実家(一軒家)に引き続き住んでいます。

私は3人姉妹の真ん中で、
姉と妹は結婚してそれぞれ家庭を持っています。

実家に住んでいる私が主に親の遺した遺品を整理していますが、
4年になる現在もなかなか終わりが見えてきません。

特に、母はいわゆる超タメコミアンで
実際に「賞味期限が昭和の日付の食品」や
「今年35歳の妹が生まれた時の、友人たちから貰った出産祝いの
全く手をつけてないもの」が、母亡き後に見つかり、泣きそうになりました
(情けなくて)

バックヤードから、母の衣類の尋常じゃない量がわんさか出てきて、
何度埃でむせたことか…

私は、ここで「人間の命はモノより短い」
「溜め込んだモノのツケは、本人でなく残された者が背負うものだ」
ということを思い知り、断捨離の大切さを改めて実感したのであります。

「そんなに、遺品整理が大変なら業者に頼めばいい」という意見もありますが、
私としては本音はそうしたいのですが、それは現実難しいです。

というのは、嫁いで行った姉妹の存在です。

実際に母のものと思って処分した本棚が、
実は姉のものだったりしたこともあったりして、
処分できるものの線引きが曖昧なのです。

現実、遠方だったり、子供が小さかったり
配偶者の仕事の都合上、ウチになかなか来てくれなかったりするので、
相談もままならないです。

そして、母の遺伝子を引き継いだかのようなタメコミアンの姉妹で、
姉にいたっては、嫁いで10年になるのに
部屋一つ分埋まるくらいの荷物がまだ残っています。

「もう嫁いで行ったのだから、なんとかしてほしい」と言っても、

「ウチは転勤族で、そんなに広い家に住めないし、いつ引越しになるか
わからないから、持って行くことはできない」
「近いうちに、姑と同居する二世帯住宅を建てる計画がある。
そのときに持っていく」

と、言いながら、その建設予定地より、どんどん遠いところに、
転勤が決まっていきその計画が実行できるめどなんていつのことやら…

現実に姉が置いていった荷物が私の生活スペースを占領しているので、
「他人のものは勝手に捨ててはいけない」の断捨離の鉄則を守ってるにしろ、
姉のモノを隅の方にまとめておいて、私のスペースを作ろうとしては、
「私のモノをぞんざいに扱わないで!」と怒られる始末…

私は、「自分の身の回りの事で精一杯なので、
それ以外のモノにまで気を使う事はできない!」と言いますが、
「それは自分勝手」と言い返されます。

「妹の生活スペースをおびやかしてまでも、
10年も家を物置にしている方が自分勝手」と腹の底では言いたいところですが、
水掛け論になるだけなので、こらえています。

断捨離は素晴らしい片付け法とは思ってますが、
私ひとりではどうしようもないことを痛感しています。
私自身のモノの断捨離は、殆ど済んでます。

そして、一日も早く家の整理を終わらせたくて、
今年に入ってから、ほとんど遊びに行ってません。

平日は仕事、土日祝日は片付け。
五月の連休もずっと片付けしてました。
気がついたら今年も半分が過ぎていきこのまま年末になりそうです…

たまに少し遊びに出掛けても家の事が気になって、楽しめません。
このまま片付けばっかりして過ごすのは嫌です。

嫌ならやめてしまえばいいかもしれませんが、
やめたら汚部屋、ゴミ屋敷の生活が待ってるだけで、
それはもっと嫌なんです。

アドバイスがあればよろしくお願いします。

【まこと・41歳・会社員】

―――――――――――――――――
A:

FROM 川畑のぶこ

まことさんとご姉妹とのモノを介したバトル。
なかなか一筋縄ではいきませんね。

そう、人は相手を支配するときに
相手の罪悪感に漬け込むという術を知っています。

「あなたに思いやりがあるのなら取っておけるでしょう」
「相手をリスペクトするならそのままにしておくでしょう」
といった具合に。

その際、自分のモノで苦しんでいる相手のことは想像ができず、
ひたすら被害者意識が働いてしまうのですね。

整理すること=悪
取っておくこと=善

という不文律が根底にあることと思います。

まことさんの姉妹はお二人ともタメコミアンとのことで、
モノが溢れていることに慣れていらっしゃるので、
そのことで苦しむ人のイメージができにくいことが考えられます。

ですので、本当に大変で苦しんでいるのだということを知ってもらうために、
口頭ではなく、手紙で伝えてみてはいかがでしょうか。

また、モノを溜め込み、そのことで自分を満たそうとする傾向がある人
というのは、自分の持ち物を己の延長線上のように考えてしまい、
相手がそれを大切にしてくれるか否かで
相手が自分を認めてくれているか、または受け入れてくれているか否か
を図ろうとすることがあります。

これは無意識のうちに行われています。

まことさんは、不要になったモノを整理しようとしているだけなのに
「私が不要だというの!」と、モノと自分を同一化してしまっている状態ですね。

また、この時、自分が丁寧にそれらのモノを扱っていないことは
棚上げとなっています。

まことさんは、あくまでも本人が丁寧に扱わず、放ったらかしにしているものを
整理したいということを伝えているのであり、姉妹を大切にしないということではない
ということをはっきり伝えておくことは大事なプロセスであると思います。

まことさんは、ご姉妹のことは大事にされていると思いますので、
(それ故にこのことに真摯に向き合い、悩んでいらっしゃることと思います)
そこは自信を持って良いと思います。

モノを取っておくことで、相手への思いやりやリスペクトを表現したり証明したり
する必要はまったくありません。

今ご自身がこのことでとても困っていることを、
この問題をできるだけ早く解決したいことを、
そして、姉妹のことは大切に思っていることを、
誠実に伝えてみてはいかがでしょうか。

まことさんがご実家をご両親の遺産として全て相続されている場合は、
ご実家のスペース全てを自由にされたら良く、
ご姉妹のものはそれぞれの住まいに送ることが健全ですが、
姉妹3人が3分の1ずつ相続しているのなら、
ご姉妹にもその空間を自由に使う権利はあります。
(たとえ物置にしたとしても)

その場合は、どこからどこを物置として使うかということも
話し合ってみてはいかがでしょうか。
そしてそこに「丁寧に」保管することを伝えてみてはいかがでしょうか。

ただし、開かずの間に埃や菌が堆積し、衛生状態が悪化したなら、
それはまことさんの健康や人生の質を落とすこともきちんと主張し、
それ故にどのように管理するかも話し合いをして
クリアにしてみることをお勧めします。

どうか、相手への敬意と愛情を持ってコミュニケーションをスタートしつつ、
主張すべきことは引かずに主張してください。

主張は決して批判ではありません。

PS
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160425

こんにちは。川畑のぶこです。

先日、出張で沖縄に行きました。
現地ではちょうど「清明祭(シーミー)」という伝統行事の時期でした。

「シーミー」とは、ご先祖様と共に時間を過ごすお祭り、先祖を祭る儀式です。
子孫たちは、御座とお重、お酒、三線などを持ってお墓に集まり、
先祖へのお供え物を、その場でみんなで一緒に食べて、飲んで、歌ってと、
ピクニックのようなことをするのです。

私は実家が沖永良部島ですが、そこでもお盆にはこのようなお墓での行事を
やっていて、とても好きだったのですが、
沖縄では4月5日頃から2週間ほどが、この「清明祭」なのだそう。

スーパーへ行っても、シーミー用のお供え物がたくさん売っていて、
なんだか外国に来たような、異文化に触れたような気がしました。

また、先祖と一緒に過ごす時間というのはとても素敵だなと思いました。
私たちは死んでも、愛する者とちゃんと関わり合い続けることができるという、
一つの形ですね。こういう行事があるというのは、とても豊かなことだなと、
あらためて死生観というものを見つめ直すきっかけにもなりました。

さて、今日は、さかなさんという女性(40代・主婦)から
「無視され続ける相手への接し方」についてのご相談です。

~~~~~~~~~~~

小学校で同じ学年のママから自分と友人二人が露骨に無視されています。

きっかけは、隣のクラスの役員同士で、意見の食い違いから、
ちょっとした言い合いにはなりました。

でも、お互い様で、これはこれ。相手はフルタイムで働いているママなので、
割りきりがいい人と思っていましたが、違っていました。
その後、挨拶をしても目をそらし、あからさまに無視してきます。

こちらは挨拶だけはしようと思っていましたが、毎回するたびに無視され続ける
のにも、嫌な思いになり、つらく、こちらも避けるようになってきています。

相手にしない、気にしない、としても、
参観日など顔を合わせる場面に出るのが、つらいです。

周りに愚痴も言いたいところですが、悪口を言うのと同じになりそうなので、
言いふらすのはやめています。

仲直りしたいとまでは思っていませんが、露骨に無視をする相手に対して、
こちらがどう心を持って対していけばいいのかアドバイスをお願いします。

~~~~~~~~~~~

子を持つ親は、望む・望まないに関わらず、子ども達を通して構築しなければいけない、
保護者たちとの関係というものがあります。
自分の友人であれば選ぶことができますが、
このような保護者同士の関係というのは、なかなか取捨選択ができません。

ただ、職場などと違って、それも毎日のことではありませんから、
踏ん張ってやり過ごすのも一つかなと思います。

接し方については、ここで「いい人」をやる必要はない、ということを
申し上げておきましょう。

好感情を抱いていない相手からも挨拶してもらおうとか、いい人と思われよう
という考え方は、手放すほうが賢明です。

ご相談の中に「意見の食い違いから言い合いになった」とありましたが、
結果として無視されるぐらいの言い合いになったということは、
その根本がどういうことだったのか、少し気になるところではあります。

相手がいて、何かを導き出すために話し合いをする際、意見の伝え方で
気をつけるべき点があります。

「主張」と「攻撃」をきちんと区別し、相手の「立場」を理解するということです。

臨床心理学者のマーシャル・ローゼンバーグという臨床心理学者が提唱する
「NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)」による
コミュニケーション・ステップは、さまざまな場面でとても役立つと思われます。

相手のことを攻撃することなく、自分のことをおとしめることもなく、
きちんと健全な主張ができるようになるステップです。

続きはビデオでお話しします。
https://youtu.be/4bTxGSJO_JU

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