191021

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、たまちゃんさん(60代・主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
長男との関係についてご相談させていただきます。

私は、結婚している長男と疎遠になったことを悩んでいます。
思い起こせば、些細なことや話に出た言葉に私が過剰に反応して、
長男の嫁、嫁のご両親に対する不信などをメールで長男に送ったことが
きっかけだったと思います。

愚痴や悪口と取られたのか、長男は、当初から電話ではゆっくりと話す
こともしてはくれませんでした。考えてみれば、そんな私の態度に
息子は嫌な気持ちになるだけで、何もいいことなどなかったのでしょう。

今からでも、どのようにすれば良い関係が築けるのか、
アドバイスいただきたいです。
 
息子は3人の子供がいるから、子育てが大変だろうと思います。
しかし、嫁のご両親が近くで何かと頻繁に行き来しているためか、
ここ3年ぐらい、私とは不通になってます。
 
嫁本人ともあまりうまくいっていません。私はいまだにゆっくりと話せ
ずに、いつも一方通行で、なかなか彼女の性格を掴めないでいるので
悩んでいます。
~~~~~~~~~~~

たまちゃんの、息子さんへの愛情が感じられますね。それと同時に、
愛情があるからゆえの、息子がコンタクトしてきてくれない寂しさ、
そして、お孫さんともなかなか会えないのでしょうか、そういった孤独感
というか寂しさが伝わってくるご相談です。

まず、ご自身にこのことが起こった原因については、すでにわかっていら
っしゃるのですよね。お嫁さんやそのご両親に対する不信メールを送って
しまったわけですね。

このことについては、お詫びの気持ちがあるのであれば、謝った方がよい
でしょう。

世の中にはいろいろな価値観があります。私たちの究極の課題は、
いろいろな価値を受け入れていくことかもしれないですね。
多様性を身につけていくという課題が、私たちの人生には与えられている
のではないかと思います。

自分の価値観や枠組みの中に他人を全部当てはめる、それ以外の人は排除
する、というのではなく、「私はこの価値でいく」「ああ、あなたはこの
価値で生きているんだ」「この人はこの価値」「彼女は」「彼は」と、
互いに認め合いながらどう調和をとっていけるか。

私は私でよい、あなたはあなたでよいという、互いを認め合うような
多様性、個々が個々であってよいということを認めた結果、その調和が、
集団としての調和ももたらすのだと思います。

ですので、たまちゃんがもしご長男とちゃんと仲良くなりたい、平和な
人間関係、親子関係を築きたいと思ったのであれば、ただ表面的にお詫び
して、仲良くして、私とコンタクトして、というあり方では、ちょっと
難しいと思います。

本当に相手の価値を受け入れることが必要です。

続きは、ビデオでお話しします……

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191014

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、じゅんじゅんさん(40代・ヴェネチアンガラス講師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑のぶこ先生の相談者へのお答えはいつも奥深く、そしてあたたかく、
大きな愛を感じながら読んでいます。
素敵なひとときをありがとうございます。

2019/9/4のメルマガの内容も素敵でした。
(9/4配信 断捨離メルマガ「ニート状態の次男について
http://www.kawabatanobuko.com/blog/3881

そのときの川畑先生のお答えの中で、もう少し詳しく教えて頂きたい事があります。

『私が日々臨床で患者さんから学んだことのひとつに、
もし、今日が人生の卒業式であると仮定したとき、多くの人が後悔するのは、
周囲のことばかり気にして、自分を大切にしてこなかったということです。』

と書かれていて、この、『自分を大切にしてこなかったという後悔』について、
患者さんは どのような言動で表現されていたのでしょうか?
例えば、「あれもしたかった、これもしたかった」というような感じでしょうか?

教えていただけたら、私自身の今後の人生にぜひ生かしていきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

「もし今日が人生最後の日だったら…」これは究極の質問ですね。
私の師匠カール・サイモントン博士が、いつもがん患者さんとセッションをする時に、
特に死生観のトピックで投げかける究極の質問です。
 
「死の瞑想」というものを私たちはプログラムの中に盛り込んでいるのですが、
その中に、自分が徐々に年をとって、のびのび生き生きと生活をしながら年をとって、
そして死ぬ1年前、半年前、1ヶ月前、1週間前、前日、そして当日というふうに、
だんだん死期が迫ってくるという瞑想があるのですね。
 
その時に、最後に、自分が人生を終了して、旅立って、自分の人生を振り返ってみて、
その人生で最も感謝したことは一体なんだろうか。
 
二つ目、人生で最も後悔したことは何だろうか。
三つ目、もう一度人生が送れるとしたならば、その人生であなたにとって
真に大切なものは一体何か、という、3つの質問をするんですね。
 
それぞれ瞑想の中で、それぞれのイメージが思い浮かんできて、それを後で
シェアしたりするのですが、これで、最も感謝したことに出てくるのは、
このプロジェクトを成し遂げられたこととか、物質的に豊かだったこととか、
そういう国に生まれてきたこととなどではないのですよね。
 
多くの人が口にするのは、この世に生を授かったこと、この人生を与えられたと
いうことそのもの。そして、それをサポートしてくれる親だったり、
兄弟だったり、友人だったり、この人間関係ですね、

家族とか、友情とか、もちろん動物との関わりとか、この愛情深い質の伴った
人間関係とか絆、これがトップに挙げられることがほとんどです。
 
そして2つめ、これが今日のトピックですね。もし今日が人生最後の日で、
人生を振り返って最も後悔することは何か。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ELLYさん(50代・無職)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
27歳になる息子の相談です。息子は今、大学の博士課程に通う学生で、
実家を離れて一人暮らしをしています。
その彼に、生きる気力がなく、どうしたものかと悩んでいます。

主人は息子が中学の時に急死しました。生前は息子に期待をし、
またよく面倒も見ていた主人でした。今思うと、大学に入って間もない
ころから、彼から死という言葉を聞くようになったと思います。
何のために生きるのかわからない、俺は生きていてもしょうがない、
可及的速やかに死にたいなど。

志望する大学に入れなかったり、就職活動の失敗もあり、自分に自信が
持てないようです。まじめで道徳心が強く決して要領のよい方ではなく、
対人関係がひどく苦手な彼は、正直さや成績だけではない評価に
あきらめを感じているようで。

大学の先生からも、他より優れている所があるからそれを生かして頑張れ
と言っても、それを信じられないのか、響いていないようだと言われています。

自分の希望しないところで働くつもりはない。食べられなければ死ねば
いいと言っています。

そんな息子を見て、私の子育ては間違いだらけで一つも息子のためになって
いなかったと後悔ばかりです。彼の自己肯定感が低いのは、子供の時から
彼を否定するような言葉を使い続け、しつけと称して自分のストレス解消
をしていたのではないかと。

小学校以下の男の子を見ると涙が出てくる時があり、彼が通っていた予備校
の前を通ると胸が苦しくなります。

私はこの先、どのような気持ちで息子に寄り添ったらよいのかご指導いただ
けたらありがたいです。また、なぜ、働くのか、なぜ、生きるのかという
息子の根本的な問いに対して川畑さんはどのように考えられますか。

どうぞよろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

ELLYさんの、母親としての愛と苦しみがあふれるご相談ですね。

まず、息子さん自身について、とても真面目で道徳心が強く、正直な人
ということで、これは本当に素晴らしい特性だと思います。彼の持ち備え
たパーソナリティもあると思いますし、おそらくELLYさんと、亡くなった
ご主人が、良い人間に育つようにと、育児を頑張って、教育されてこられ
たのではないでしょうか。

現代では、正直さ、勤勉であること、道徳心が強いということは、とても
大事な要素ですので、決して自分たちが間違っていたなどとは捉えないで
いただきたいと思います。

その時にできる、ELLYさんなりの、そしてまたご主人なりの最善を尽くし
てきたということだと思うのです。

ただ、私たちはみんな完璧ではありません。
そして育児は、その子にとっての育児は一回きりですよね。
マニュアルも、その子に関するマニュアルというものはありません。

全般的なマニュアルと言われるものはありますが、それが個々に対応する
かどうかは全くわかりません。また、その時の両親の、精神的、社会的、
心理的な限界というのもあります。知識的限界、知性の限界というのも
あります。

ですから、そういった限界のすべてを讃えた上で、自分たちはその時点で
できる最善を尽くしたんだということを、まず信じてあげてください。

息子さんに関しては、中学生の時にお父様を亡くしたことのトラウマが、
まだ解消できてない部分があるかもしれませんね。父子のつながりは
とても大きなものだったかもしれませんし、自分のよき理解者を失って、
一体何を拠り所に生きていったらいいのかと、まだ揺れている状態かもしれません。

放っておいても、ティーンエイジャーというのは悩める時代です。
何していいかわからなくてのらりくらりしてしまうとか、一体自分は何の
ために生きてるんだろう、 これで生きている意味があるんだろうかと、
このように悩むこと自体、ものすごく真剣に人生と向き合っているサイン
でもあると思うのです。

親にできることというのは、愛情を表現していく。愛情を持って接していく、
ということに尽きると思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、tomoさん(40代・専業主婦)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
主人(47歳)の事で相談させて下さい。
10年くらい前に、主人は学童野球の監督をしていました。その時に
保護者会長をしていた女性の方(55歳)の家に度々出入りしています。

その方の家は、我が家からは1キロ位しか離れていません。
私は車の免許を2年半前に取得して、買い物の時に彼女の家の近くを通る
ようになりました。すると、仕事中のはずの主人の車が止まっていました。
今まで3回ほど見ました。

その度に付き合いはやめると言うのですが、今も出入りしています。
相手の御主人は単身赴任、息子さん二人も成人していて家を出ています。

何度も何度も裏切られて心が折れそうです。事あるごとに主人を疑いの目
で見るようになってしまいました。

私は長年パニック障害を患っていて、主人にとって重荷になり、健康で、
私とは真逆のタイプの彼女の方に気が向いてしまったのでしょうか? 
まだ中学生の娘がいます。この先どのように主人と暮らして行ったら良い
のでしょうか? ご指導宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~

夫の裏切り行為、これは本当に打ちのめされるような思いだと思います。
それが何年も続いている状態ということですから、tomoさんも心理的
にものすごく消耗しているでしょうし、この文章を読む限り、なかば
諦めの気分もあるのかなぁということを感じ取りました。
 
まず、何ができるかということに関してお伝えしたいのですが、tomo
さんの状況について私が把握していることがとても限られているので、
本当にこれが適切かどうかはわからないということを前提に。

もしtomoさんが私のカウンセリングルームに来たら、まず最初に私は、
パニック障害のことお尋ねすると思います。いつぐらいにそれが発症した
のか、どんな背景かということから確認していきたいなと思うのです。

ご相談内容を読む限りは、トーンとしては、ご主人を取り戻してうまく
やっていきたいという思いがあるように感じたのですが、そのご主人との
関係性の修復において、パニック障害の発症時期は一つの大きなキーに
なってきます。

病気というのは、もちろん環境によって、空気が悪いとか、水が悪い、何か
毒を飲んでしまったりすれば出てくるものではありますが、何か自分の中で
抑圧されているものがずっとあると、何らかの症状で出てくる場合もあります。
ストレスが原因となって症状となって出てくることはとても多いのですね。

特にパニック障害は、ストレスとの関係がありますから、もしtomoさんが、
ご主人と付き合い始めるくらいからこのパニック障害が始まっているので
あれば、一つの見方としては、「私、このままじゃ自分じゃなくなっちゃう」
と思っているような無意識が働いていたり、また、その無意識が、自分で
意識化して言葉にできたり、言葉にできたり態度で示せたりしないと、
病気という形で表現してしまうことがあるのです。

tomoさんの症状は人間関係の反応とも言えるわけです。それが一体誰に
対してなのか、もしかしたら親に対してかもしれない、あるいは過去の
大切な人間関係かもしれない、そしてもしかしたら今言ったように、ご主人
との関係かもしれない。そのあたりを見ていくことが必要になります。

夫が、今の女性と会わなくなって、ずっと私の所に来てくれれば、本当に
それでtomoさんは幸せになるのだろうか。ここも問い直してみる必要がある
部分かなと思います。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。
2018年もいよいよ残すところあとわずかとなりました。

いつもは皆さんのご相談に対して、私からの僭越ながらのアドバイスを
させていただいているのですが、今日は今年最後のメルマガということで、
私自身、一年を振り返ってみて、総括とでも言いましょうか、
2018年の所感をお伝えしたいと思います。

今年はいろいろなことがありました。なんだか毎年、一年がだんだん早く
なってくるような感じがして、それは歳のせいなのかな、などと感じても
いるのですが、そうは言え、本当にたくさんのことがありました。

今年は、初めてのことがわりと多い年でした。この歳になると、新鮮な
感覚というか、フレッシュな、初めての体験というもが、そうそう
多くはなくなってきます。

私には、今年小学一年生になった息子がいて、子どもの成長を見ると、
それはもちろん全て新しいことなのですが、仕事の方はほぼルーティン化
していて、特にこれと言って新しいことがあまりないのですが、今年は
新しい「土地」という意味で、出張で初めて行った土地がけっこうありました。

国内外それぞれ、「初めて」の土地とのご縁はとてもエキサイティングでした。
また、一方では、とても悲しくて、でも今年一番というくらい印象的で、
かつ勇気をもらった出来事がありましたので、その話を皆さんにシェアします。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

年頭のビデオメルマガで募集いたしましたテーマ「なりたい私」に、
たくさんのお声やご相談をお寄せくださいまして、ありがとうございます!

その中から今日は、みいさん(50代・パート)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
「なりたい私」とのこと、
私は子どもを信じられる、私自身を信じられる、私になりたいです。


子どもから仕事の悩み事を聞き、心配しております。
知人に話したところ、子どもを信じることとアドバイスをもらいました。

子どもの力を信じたいけど、心配で不安になります。
かといってどうすることが良いのか私が分かるはずもなく、
子どもが出した答えを受け入れるだけと思っているのに、不安で心配になり、
子どもにどんな言葉がけをしたら良いのかもわからない自分が頼りなくなります。

また、自分を信じたいけれど、その時正しいと思ったことがあとから間違い
だった場合、自分自身のことなら仕方ないと諦めるしかないと思えますが、
子どもとか大切な人を巻き添えにしたらと思うと怖いです。


アドバイスいただけたら嬉しいです。宜しくお願いします。
~~~~~~~~~~~

みいさんのお子さんに対する深い愛が感じられるお悩みですね。

お仕事の悩みということなので、お子さんはもう成人されているのでしょうが、
親というのは、子どもが成人していようがしていまいが心配する。それはもう
仕方がないことというか、ある意味、子を心配するのは親の仕事、と割り切って
しまうのもいいかもしれませんね。

ただし、その度合いが肝心ですね。「大丈夫かしら」「こうしたほうがいいの
ではないのかしら」というぐらいの心配ならいいのですが、その不安が募って
夜も眠れなくなる、食事が喉を通らなくなる、一日中そのことを考えてしまう等、
すなわち日常生活に支障をきたすようなレベルになってくると、
これはちょっと問題ですね。

どうでしょう、みいさんは、心配が募ってしまって不安になって、日常生活が
少々不安定になっているなど、お感じになることはありませんか?

もしかすると、子どもに正解の答えを与えなくてはいけないというプレッシャーが、
みいさんの中にあるのではないかと思いました。

みいさんもおっしゃっているとおり、そのときは正しいと思っていたり、あるいは
実際に正解であったりすることも、時間の経過とともに変わったり、あのときは
違っていた、と後からわかることもありますね。

後になってみないと、それが正解か間違いかということはわかりませんし、
もしかしたら、さらにもっと後になったら、一巡して正解だったということも
あり得るわけですよね。

本当の意味で何が正解かというのは、わかりません。そのときそのときの最善を
私たちが尽して、乗り越えていくしかないのです。ですから、失敗を恐れない姿勢
というのが大事になってくるのかもしれません。そして、そこに不可欠なのは
「信頼する」ということです。

お子さんと、そしてご自身と、「信頼」をベースに関係性を築く方法について、
アドバイスさせていただきますね。

 
続きは、ビデオでお話しします……

==========================
 ★★★引き続き、「なりたい私」大募集!!★★★
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ぷぷさん(30代・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
私は離婚歴があります。
原因は、夫の浮気から夫婦関係が悪化したものでした。

その後も、男性とお付き合いしたことがあるのですが、
相手方に婚約者がいたり、女性関係で傷つくことが多かったりでした。

そのせいでしょうか、今、大好きな人がいるのですが、
心のどこかで、また同じ様な理由で傷つくのではないかと思い、
相手を信じようと自分に言い聞かせるのですが、不安が拭いきれません。

お付き合いする前から疑ってしまい、自分で関係を悪化させて
しまっているような気がします。どうしたらよいのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

パートナーの浮気で自信がなくなってしまった、傷つくことが怖い、
不安が拭いきれない……共感なさる方も多いかもしれませんね。

おそらく、ぷぷさんは優しくて、人の気持ちを汲み取るのがとても上手な、
空気を読むのが上手な方なのでしょう。また、日常の中の調和や平和を
好み、愛情あふれる人間関係を求める方なのだろうとお察しします。

まず、今お付き合いしている人、あるいは男性全般に対して、
なんだか疑ってしまう、どうせ私を裏切るんじゃないかと、
そんな恐れがあるのではないでしょうか。私は裏切られてしまう存在
なんだというような思いが、ぷぷさんの中にあるのかもしれません。

そして、そのように疑ってかかると、無意識のうちに、相手を試すような
ことをしてしまっている可能性もあります。

本当に私のことを愛しているのであれば、例えば、電話はすぐに
コールバックして当然だとか、メールはすぐに返信して当然だとか、
私はこんなにたくさん書いているのにあなたは少ししか書いてこないとか、
あるいは2回に1回はスキップするとか……。

そんなことが一つひとつ気になって、「ほら、私のことを見捨てようと
しているんでしょう」というバイアスをかけて、状況をピックアップして
いこうとしてしまうかもしれません。

相手としては、そのとき自分にできる最善を尽くしているにもかかわらず、
喜んでもらえなかったり、疑われたりすると、いい気持ちはしませんね。
二人の人間関係も非常にいびつなものになってくると思います。

本来、放っておけばうまくいったかもしれないものが、ぷぷさんが
おっしゃるように、自ら首を絞めてしまうように、関係性を悪化させて
しまっているということはあり得ます。
ここはやはり注意したほうがよいでしょう。

対人関係、特に今回のような男女関係における信念の育み方について、
私なりのアドバイスをさせていただきますね。

  
続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、けいこさん(60代・専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
毎年この時期になると、年末年始のあいさつをはじめ、
人付き合い全般について考えさせられます。

私は3年ほど前より、それまで100枚以上出していた年賀状を出さないこと
にしました。毎年、年賀状の時期に儀礼的にしかやり取りしない人も多く、
これからの人生、そこに手間や時間をかけるよりは、お互いが本当に
つながり続けたいと思う人との関係性を大事に育んでいきたいと思ったからです。

毎年来ていた私からの年賀状が届かなくなったことで、たくさんの友人知人
から「どうした?元気?」と心配してもらったり、電話をもらったりしました。
私の考えを伝えると、わかる人はわかってくれ、「わかった。じゃあ、
負担をかけると悪いから私も出さないことにするね。その代わりメールとか
ラインでやりとりしようね」などと言ってくれ、それはそれであたたかく、
うれしいものでした。

が、そんな私の思いも、完全にすべての人に伝えることは難しいものですね。
昨年も今年も、例年通り「ご無沙汰しています。元気ですか?」と便りを
くださる方はまだまだいらして、その方への返事を出さないのはやはり
不義理なのでは……と思ってしまう自分もいます。

年賀状をやめただけでは、結局スッキリはしておらず、今年も年初から
なんだかモヤモヤしています。

川畑先生は、年賀状はじめ、人付き合いをどのようになさっているのでしょうか? 
参考にさせていただけることがありましたら、ぜひ教えてください。
~~~~~~~~~~~

年末年始にかけて、けいこさんと同じような思いで、年賀状を書いたり、
書かなかったりした人、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は「人付き合いの考え方」ということですが、特に年賀状を通して、
いうならば人間関係の<断捨離>をどうやって行っていくかということ、
特にそのあたりをポイントにお伝えしたいと思います。

私自身は年賀状を書いていないです。数年前からやめました。
やめるときに、日頃からよくやり取りしている友達には、「今年から
出さないからね。年賀状、断捨離したから」と伝えるようにしました。

出さなくなると、だんだんフェイドアウトしていきます。
やはり「ご無沙汰しています。お元気ですか?」だけのやり取りの人たち
というのは、だんだんフェイドアウトしていきます。

私がこのときにいつも大事にしているのは、「信頼する」ということです。

必要なときに必要な人間関係をちゃんと構築できる。たとえこの数年間、
年賀状のやり取りをしなくて、年賀状ではフェイドアウトしても、
何か連絡をとる必要性があったり、「どうしてるかな?」と気になったり
すれば、今の時代、電話をしたりメールをしたりすることが可能ですよね。

なので、つながれる人にはちゃんとつながれるということを信頼して、
年賀状はやめることにしました。

人間関係も全般的にそのような感じです。つながる人とはつながるし、
つながらない人とは自然に切れるし、また必要があればつながるだろうし、
というような感じです。

けいこさんの場合、「わかった」と言ってくれる人はいいわけですよね。
じゃあ、そうは言っても送り続けてくる人に対してどうしたらいいのだろう
ということ、、、

  
続きは、ビデオでお話しします……

==========================
 ★★★新春企画「なりたい私」大募集!!★★★
==========================

年頭(1月1日)配信のビデオの中で
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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、桃さんという51歳の女性(講師)からいただいた
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、こんにちは。
夫と姑との関わりについて悩んでいます。

お見合い結婚して12年。会社員の夫52才、2年前から自宅で習い事の講師を
している私51才、私たちには子どもはいません。78才になる姑は、今年3月
に舅が亡くなって6月から同居しています。夫に役職はなく、部下はいません。
出世を望むことはなく、定年を迎えるのを楽しみにしています。

悩みというのは、私の体調が悪いときの夫の態度です。私が自分で病院へ
行けそうなときは「病院へ行ったら?」と言ってくれるのですが、
起き上がれないくらい具合が悪いときは、鬱陶しそうに、ときには
知らないフリをして予定通り出かけてしまいます。

海外赴任していたときも同様で、他のご家庭ではどんなに重要な会議が
あっても家族優先で、普段人と比べることをしない私ですが、他所の家庭
だったら病院へ連れていってもらえるのにととても羨ましく思いました。
結局、そのときも病院へは行けず、後で肺炎だったことがわかりました。

過去、何回もこのことについて理解を求め、そのたびに「悪かったよ。
ごめん」と言うのですが、やはり今回も同じ。一晩中咳き込んで、
夫自身も眠れなかったことが不満なのか、「苦しくて眠れなかった」と
言うと、うるさそうに「えぇ?なに?聞こえないよ!時間ないからもう
行くよ」とだけ言って、寝室を出ていきました。自分で枕元に用意していた
水を飲んで、トイレにも行けず、1日寝室で苦しい思いをしました。

夫からのメールの返信に「何度同じことを繰り返しても同じね」と書くと、
帰りにポカリスエットを買ってきました。3日ほど寝込みましたが、
今回も「仕事から帰ってから救急へ行こうか」と言うだけです。

姑にこのことを話すと「それは当然でしょう」の一言。愕然としました。
じゃ、何のための家族?と聞くと無言でした。夫も姑も、ふだん穏やかで
怒ることもなく、私の仕事や家事、家計のことにも一切不満を言うことが
ありません。むしろ応援してくれています。

体調が悪くなると、もし子どもがいたら「お母さん、大丈夫?」くらいは
言ってくれるかも、と思ってしまいます。姑は50年以上前に妊娠中毒症で
受診以来、通院というものをしたことがないそうです。以前、同居したいと
姑から話があったときに 「私の具合が悪くなったときはお願いします」と
言ったら「それは御免こうむります」と言われました。
夫が体調を崩したときは、もちろん私が看護しています。

二人とも余計なことは一切言わない穏やかな人ですが、結局は自分だけが
かわいいのだな、それが当然なのだな、と思うと残念でならないです。
このまま年を重ねて、順番通りなら私が二人の看護をして、私が先に
具合が悪くなったらずっとこんな感じなのかと思うと、いっそ一人に
なった方がいいのかなと思っています。私の考えは甘いのでしょうか?
~~~~~~~~~~~

桃さんは、おそらく持病がおありなのでしょう。もともと肺が強いほうでは
ないのかなと思いますが、呼吸ができないことほど苦しいことはないですね。
病気と付き合いながら、よく頑張っていらっしゃいますね。

お悩みは、病気になったときのご主人の対応ですね。普段は穏やかな方で、
不平不満も怒りもなくということのようですから、おそらく、そのような
いいところがあって、理解しているので、ずっと一緒にやってこられている
のではないかとお察しします。

仏教で「四大苦」という言葉がありますが、私たちは生まれた以上、みんな
病んだり、老いたり、死んだりします。このようなときに、お互いどのように
助け合うか。これは、夫婦という関係においては「結婚観」に関わることですね。

桃さんご夫婦も、結婚に何を求めるのか、結婚って何だろう、何のための家族
だろうということについて、今いちど腹を割って話し合いをしてみるといいの
ではないかと思います。

家族が病気になれば、思いやりと優しさを持ってケアするのが当然と思って
いる人が、世の中ほとんどだと思いますし、おそらく、桃さんもそのような
人生観ではないでしょうか。

しかし、もしかしたら、ご主人やお姑さんの家庭は、残念ながらそうではない
かもしれません。病気は自分の責任だ、他人に迷惑をかけないように
自分で対処しろ、というような文化が脈々と受け継がれている家庭なのかも
しれませんよね。

まずはそこを、事実を明らかにしてみることが重要です。その上で、もし、
ご主人やお姑さんの結婚観・家庭観が、桃さんのそれと激しく乖離していて、
桃さんの価値観の根幹に関わるのであれば、結婚生活そのものを考え直したい
ということを、ご主人にお伝えになってもよいのではないでしょうか。

これは、すぐに離婚するとか別れるということではなく、
「そんな気持ちになる」ということを、「そういう考えも一つオプションに
入っている」ということを、きちんと伝えることが大事だということです。

それと、もう一つのアプローチとしては、桃さんご自身が「執着」を手放す
ということです。

持病もおありとのこと、健康状態には常に不安をお持ちでしょうから、
今後、本当に苦しくなったり、助けが必要になったりしたときに、ご主人が
対応してくれることを期待していると、精神的にすとく疲れてしまうかも
しれませんね。

ご主人やお姑さんへの「期待」を手放し、ご自身の「安心感」を育む方法
がありますので、ご紹介します。

続きは、ビデオでお話しします……

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160926

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ゆるポンさんという55歳の女性(大学講師)からいただいた
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
再び仕事に就こうか否か、悩んでいます。

これまでずっと、資格を活かし働いてきました。
それが、5年前にステップファミリーと結婚し、その後自身の仕事を辞め、
永年暮らし育ってきた町を離れ、現在は親子4人(私、夫、高3、中2)、
東京都内で暮らしています。
母も私とともに転居し、近くで独り暮らしをしています。

私は、従前の仕事を辞めた後、夫の勧めで事業を新天地で始めましたが、
すぐにガンを患い廃業に至りました。それから3年余り治療に専念し、
ようやく今はうつ症状もなくなり、非常勤で週1回働くまでに回復しました。
しかし、収入面や仕事への未練もあって、かつての職業に就きたいとの
思いがあります。

ここで一番の心配が、身体面です。ことに、メンタル面が大丈夫か、
どこまでストレス過多な状況に対応できるのか、またうつ症状が出るのでは
ないかという不安が拭えず、何もできずにいます。

家庭も、継子との関係はうまくいかず、ずっと不和のまま生活しています。
夫のことは大切に思っていますが、子どもとの仲を取り持つ、という
重大な約束を反故にされたことは今でも恨みに思っています。

このような状態の中で、かつてのように仕事に没頭したいとの思いは
ただの願望なのか、体力も衰えてきているわけで、やはり長くは続かない
ものか。アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

たいへんな状況を、よく乗り越えていらっしゃいましたね。

まず、血のつながっていないご家族と、特に継子さんたちとここまで
頑張ってきているご自身を、ぜひ褒めたたえてあげてください。

現在高3と中2ということですので、おそらく、ご結婚されて同居される
ようになったのは、お子さん達が中学生と小学校高学年あたり。
非常に多感で精神的に不安定なときに、新しい家族と暮らすようになると
いう大きなイベントがあり、ゆるポンさんはもちろん、ご家族全員が
非常に大きなストレス下にいらっしゃったのではないでしょうか。

さて、復職について。これはぜひ、されたらよいと思います。

ただし、気を付けていただきたい点があります。
ご相談の文面には、「ストレス過多な状況に対応できるのか」とありますね。
仕事に戻ること=ストレス過多になる、と想定していらっしゃるのであれば、
そのような働き方はやめた方がよいでしょう。

今は、週に一回、非常勤で働いていらっしゃるとのこと。以前はうつ症状も
おありだったとのことで、それも良くなって週1で復活されているのは
とてもよいことですね。

私たちは、調子が良くなってくると、欲望も大きくなります。もちろんそれは
いいことなのですが、ややもすると、調子に乗り過ぎてしまうことがあります。
すると、またドーンと落ちて、アップダウンの波ができてしまい、更に疲弊して
しまうという悪循環に陥ります。

がんという病気はメッセンジャーです。日常生活の中で何かバランスが崩れて
いることがあると、それを教えてくれることがあります。ゆるポンさんにとって、
そのバランスを崩す原因は何だったのか、ストレスは一体何だったのか。
家族とのことだったのか、引っ越ししたことだったのか、仕事を辞めたこと
だったのか、振り返ってみることをお勧めします。

そして、その中のどの部分について、自分が最も調和を取り戻したいかという
ことに目を向けてみてください。「やっぱり仕事は私にとって生きがい。
続けたい」と思うのであれば、仕事はご自身のアイデンティティを確立する
意味でも大事な要素ということですよね。ぜひ復職されたらいいと思います。

ただ、「何をするか」だけではなく、「どのように」についても、しっかりと
考えることがとても大切です。仕事は生きがいだけれども、それにどのように
関わっていくのか。ご自身の体調はもちろん、「ストレス」ともうまく
バランスをとりながら復職していくことをお勧めします。

具体的な考え方や、職場とのコミュニケーションのとり方について、
また、ご主人やステップファミリーとの関係性の築き方についても、
一緒に考えてみましょう。

続きは、ビデオでお話しします……

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