こんにちは。川畑のぶこです。
今日は、Mikaさん(42歳・翻訳業)からのご相談にお答えします。
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川畑先生。いつもメルマガ拝見しています。
外国人の夫と結婚して、また、夫の母国ではない北欧の小さな国に
住んでいます。
私の悩みは、いつも自分を誰かと比較しているようなのです。
自分より才能がある人、語学ができる人、収入、容姿、年齢、子供の数、
と数えてもきりがないくらいいろいろなことを、とてもくだらないですが、
比べているんだと思います。そして、自分より優秀な人や、幸せそうな人
をうらやましく思ってしまいます。子供に指摘されたのですが、よその
子供と比較している、と言われ、驚いたけれど納得してしまいました。
また、二人目の子供に恵まれず、不妊に悩んだこと、やっと恵まれたと
思ったら、障害を持って生まれたこと。これは苦労もありますが、
学びや喜びをもたらしてもらって、感謝しています。でも、その経験が
トラウマとなっているのか、今でも、誰かがものすごく順調そうに妊娠
した、二人目を妊娠した、などと聞くと、一瞬憂鬱な気分に襲われます。
うらやましいのだと思います。
また、自分以外の誰もが幸せな生活を送っているように感じられてしまう
ことがあります。きっと誰だって悩みや苦労は抱えているでしょうに。
こんな私は、どうしたら人との比較をしないで、また幸せな人の喜びを
ねたまずに、喜びを共有していけるのでしょうか? 知人の良いニュース
をねたむことなく、一緒に祝福できるようになりたいです。
アドバイスがありましたら教えてください。
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私たちは、どうしても比較というものをしてしまいますね。生きる上で
比較は全て悪いわけではなく、比較があるから自分の立ち位置が分かっ
たり、適切に行動するための判断材料になったりするわけですから、
比較することそのものは決して悪いことではありません。
が、その比較の仕方や量が過度になってしまうと、やはり消耗しますし、
人生の質を低下させてしまいます。
まず、私たちは比較するとき、必ず何かを対象にしている。そして、
その対象の選び方は、かなり偏っているいうことを知っておくと良い
でしょう。
例えば、Mikaさんの今回のご相談には「妊娠」というキーワードが
ありますが、妊娠した人、しかも、二人目を順調に妊娠した人という
ターゲットをピシッと選んでいるわけですよね。そして、二人目を
健常に妊娠できた人は幸せだ、そうでなければ不幸だ、という
価値判断をお持ちであるわけです。
このときに、一人目を妊娠できなかった人というのは既に除外されて
しまっていますし、そもそも、妊娠すること・しないこと、どちらが
幸せなのかということすら、分からないわけですよね。
ところが、Mikaさんは、妊娠することが幸せなことである。しかも、
何の問題もなく妊娠することが幸せなことである。そして、一人だけ
ではなくて、二人以上を健康に妊娠することが幸せの条件なのである、
という価値基準を定め、それを採用し、ターゲットを絞って比較を
しているので、辛くなってしまうのです。
まず、自分の価値基準が自分を苦しませているということに気付くこと
が大事です。どのような信念や思考が自分を苦しめているのか、そして
また、比較するときに何と比較しているのか、その対象を正しく捉える
ことも必要です。
続きは、ビデオでお話しします……
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