20210426

FROM 川畑のぶこ

今日は、なつさん(40代・女性・パート、主婦)のご相談にお答えします。

【Q】
悩みは、この春中3になった娘の不登校のことです。

昨年、2年生になったばかりのとき、
新しいクラスが嫌だと彼女が言ったのがきっかけで
話を聴いたところ、
そのクラスには誰も知っている生徒がおらず、
常に一人でいるということをポツポツ話してくれました。

もともと、小さい頃から人見知りが激しく、
私の後ろに隠れるくらい恥ずかしがり屋でした。
ただ、仲良しの友達とは普通に遊べる、
笑顔の可愛い娘でした。

この話を聞いて、
娘は果たして大丈夫なのか、不安になりました。

中学校では、毎日の授業予定を書いていく
連絡帳みたいなノートがあり、
そのページに担任の先生との交換日記のような
何でも書いて良いスペースがあります。

日頃は見ないようにしているのですが、
久しぶりに読んでみたら、
2年生になってからは担任の先生あてに
娘はこう書いていました。

「私は学校でいじめられています。
誰も知り合いがいないクラスなんて辛いです」と。

それに対して担任の先生からのコメントは
「ごめんなさいね。それは気づきませんでした。
何か対策を考えましょう」でした。

娘は、知り合いがいないクラスの中で
1日をどうすごしているのだろうと、気になりました。

後日、娘にそのことを 訊いてみたら、
一人で絵を描いているか、
周りの声が聞こえないようにシャットアウトして
自分の席に一人でいる、と答えました。

高校受験を控え、昨年末に塾に入れたのですが、
1か月ほど経った2月初め頃、
娘は「学校にも行かない!塾にも行 かない!」
と言って、朝から起きなくなりました。

何かあったのか? 何か悩んでいるのか?
訊きましたが、
「学校 が嫌だ!眠たい!時々泣けてくる」
としか言いません。

数日学校を休ませ様子を見ていましたが
何も変わらずでした。

【A】
なつさんの娘さんへのお気持ちが伝わってきますね。

我が子が苦しい状態でいるということは、
親にとっても胸が張り裂けるような思いだと思います。

まず、なつさんの親心としては、
一日も早く娘さんの苦しみが取れて
学校に行けるようになれたらいいなという思いが
強いのではないかなと思うんですね。

また、そのような働きかけ、勇気づけや元気づけを
されているのではないかと推察します。

娘さんに接する際に大切にしていただきたいのは
なつさんが娘さんの安全地帯になってあげるということ。

安心、安全、どんな私でも受け入れてくれる場
というのが、今の娘さんには必要です。

不登校になる子、いじめを受けて
学校に行けなくなる子たちというのは、
自分だって本当は行きたいんです、行きたいけど行けない。

それを、大人や社会の論理、
あるいは日本の教育システムのロジックにのっとって、
何が何でも行くべきだというような前提で
働きかけをしてしまうと、
心はどんどん荒んでいったり
壊れていってしまったりすることがあります。

今の娘さんはとても緊急状態にあって、
叫びがあるわけですよね。

泣けてくるし、行きたくない、
嫌だと言っているのだから、
「そうか。じゃあ行かなくていいよ」
と受け入れてあげることが何より大切です。

続きは、ビデオでお話しします……

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190527

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、寿さん(60代・翻訳業)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
川畑先生、いつもビデオメルマガありがとうございます。

長女、長男、次女(34歳)がいます。
三人とも親から独立した社会人で、長女、長男は既婚、次女は未婚です。

昨年夏に、長男の結婚式があり、その前後に私が不用意な発言をして、
それが原因で次女と疎遠になってしまいました。
電話をしても出ないし、LINEで連絡しても返事をくれません。

事の始まりは、こうです。
長男が初めて婚約者Yさんをうちの家族に紹介したとき、Yさんが次女に
ついて「きれいだから、写真で並ばれたくないくらい」と言ったのです。
確かに次女は、周りから美人と言われる容姿なので、私も軽い気持ちで
「結婚式のときは、花嫁さんが一番きれいに見えるように、なるべく
隣に並ばないでね」と言ってしまったのです。

昨年末、次女の住まいを訪ねて、やっと会えて話をしたのですが、
この一件があった後、彼女は私だけでなくYさんまで嫌いになってしま
ったと聞かされました。

また、長男の結婚式で次女は振袖を着たのですが、長女が「30代になって
まで振袖を着るのはどうか?」と言ったのを、私が伝えてしまったのです。
次女は「せっかく頑張って振袖にしたのに、そんなことを言う姉もいやだ
し、不愉快なことをわざわざ伝えるなんて」と思ったそうです。

式は京都だったので、翌日、次女も一緒に京都観光をしました。その時、
縁結びのご祈祷をしてくれる神社があったので、婚活をしている次女に
勧めてみたのですが、その後、次女は涙がとまらなくなって、一人で先に
帰ってしまいました。婚活がうまくいかず、断られると人格否定された
ような気になるそうで、悪く刺激してしまったようです。

昨年末に会ったとき、これら一連の軽率な発言を謝ったのですが、
その後も相変わらず疎遠なままです。長い目でみるのがいいのかもしれま
せんが、私はがん患者なので、それほど長い時間があるとは思えません。
どうしたらいいでしょうか。
~~~~~~~~~~~

親心溢れる寿さんのご相談内容です。

ご長男のお嫁さんの発言や、ご自身の軽率な発言を反省していらっしゃる
ようですが、これは悪意で言った言葉ではないですよね。
次女さんの受け止め方でそうなってしまったわけです。

写真では並ばれたくないぐらい綺麗だと。本当は、綺麗だと褒めたわけ
ですよね。

それを、ちょっとユーモアのある言い方で伝えたのだと思いますが、
それに対してお母さんも「隣に並んじゃいけないわよ」というのは、
これも、裏を返せば、あなたはそれぐらい綺麗よということを肯定して
いる褒め言葉でもあったわけですよね。

ちょっとからかうような部分が入っていますが、ユーモアで、これは
お嫁さんを立てるというような意味もあったと思いますし。

ですが、これをそのように受け止められなくて、自分のことを排除しよう
としているというような受け止め方をしてしまった次女さん。

容姿というのは急に変わるものではないですから、おそらく彼女は、
子どものときからずっと可愛くて、可愛い、綺麗と周りから言われて
きたと思うのです。

そうすると、妬みや嫉みの対象にもなりますね。そのことでいじわる
されることもあったかもしれないし、綺麗だから可愛いからとちやほや
されると、周りの他の女性から冷たくされたり、ということもあったかも
しれません。

例えば、20代のときの合コンなどだったら、次女さんは誘われなかった
かもしれません。この人がいると合コンクイーンになってしまうから、
私が引き立たないから彼女は誘わないというような、ターゲットに、
もしかしたら、なってしまっていたかもしれませんよね。

次女さんは、美しい容姿がゆえにすごく辛い思いをしていて、なんとなく
それで人を信用できなくなってしまっている部分もあるのかもしれません。

続きは、ビデオでお話しします……

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今日は、ドナさん(40代・看護師)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
もうすぐ50代を迎える独身女子です。
春頃に好きな人ができましたが、失恋しました。
相手は職場の上司で、独身です。
私の彼を好きだという気持ちが仕事に影響するようになり、
これではいけないと思って、仕事以外で会いたいと伝えましたが、
NOと言われた気がします。

失恋の事実も辛いのですが、今回の片思いで、思ったことがありました。
それは、私って今までも、自分から好きになるというよりは、
「自分を好きになってくれた人、また、この人、私を好きなんじゃないか。」
と自分が思う人を好きになる傾向があるのではないかということです。

今回もそんな感じでした。そして、好きになると、自分を好きだと
言って欲しいと思うようになります。そう言ってもらうことで
自分に価値があると感じたいのだと思います。

自分を好きだと表現してもらうことが目的になり、自分本位で
相手の気持ちを考えない言動をしていたのではと感じ、
今までも本当に相手を思う恋愛ができていなかったのではないかと、
むなしい気持ちになっています。

また、今回の彼も含め、自分が好きだと思っていた人を本当に
好きだったのか、それとも失恋の辛さを回避するために
このような思考をしているのか分からなくなって混乱しています。

恋愛は人生の大きなイベントで、それを達成できなかった私は
これで良かったのかと思って悩んでいます。
ぜひ、アドバイスをお願いいたします。
~~~~~~~~~~~

ご相談内容を読みますと、ドナさんはかなり自己分析ができて
いらっしゃるので、もうあと一歩踏み出すことができれば、
素敵な恋愛ができるのではないかなと感じました。

まず、自分からこの人を好きと思うよりは、自分のことを好きになったり、
気に入ってくれた人を好きになる傾向があるのですね。
ドナさんは「好きだと言ってもらうことで、自分に価値があると感じたい
のだと思う」と書いていらっしゃいました。

もちろん、私たちみんな価値がある存在でいたいと思っています。
でも、ある程度疑問も持っていますね。
本当に自分は価値ある存在なんだろうか、どうなんだろうかと。

私たちの振る舞いというのは、自分が価値ある人間だということを
証明したり、世の中にいろいろなことを与えることができたり、
影響を及ぼすことができたり、そういったことを通じて、
自分の価値を確認したいという、そんな欲求を含んでいます。

ドナさんの場合もそれが強いのでしょうね。きっと看護師という仕事も、
誰かの役に立ちたい、尽くすことで相手から必要とされたい、
そのことで自分の価値というのを世の中に提供したり、何より自分自身が
価値ある存在だと感じたいと、そのような動機があると思うのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、しゃんしゃんさん(44歳・会社員)のご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
仕事をしながら三人の子どもを育てています。
一生懸命、10年以上必死で子育てをしてきました。

中2の長男が嫌いです。下に小5の次男、5歳の長女がいます。


とにかく手のかかる子で、小さな時からお友達とトラブルを起こし、
何かある度に謝り、呼び出され、仕事を減らしてきました。
最初から嫌いだったわけではなく、長男を理解したいと思い、
育児書を読み、セミナーに通い、努力しました。

公立小学校は合わないようなので、中学受験をさせ、
勉強しないので個別塾にも行かせて、人気の進学校に合格しました。
入学を決めたのは本人です。中学生活は楽しいようですが、
いつ見ても寝ていてほぼ会話がありません。放っておいたら、
赤点をとって親が呼び出されました。仕方なく、また塾へ行かせました。


学校の決まりを破ったり、先生から体罰を受けたり、
中2になってもトラブル続き。何を言っても「うるせー」「うざい」。
それは思春期のふつうの中学生男子だと言われますが、
朝からお弁当と朝食を作っても「ごちそうさま」も言わず
「ごはんを作るのは普通でしょ」などと言われると腹が立ちます。


ささいなことかもしれませんが、毎日、毎秒、心をふみにじられ、
本人はそれを全く理解しません。心をこめて作った食事を
平気で残しますし、そもそも呼んでも食卓につきません。

よくないとは思いますが、顔も見たくありません。
口をきけばこちらの具合が悪くなります。
子ども本人が暴れたり不登校になっているわけではないので、
赤点さえとらなければかかわらずに過ごしたいです。


一週間に一度は「死ね」と言ってしまいます。
でも、その何十倍も心の中で「死ね」と思って我慢しているのです。
最初から憎かったわけではありませんが、もううんざりです。
~~~~~~~~~~~

しゃんしゃんさんの大変さが伝わってくるご相談です。

ご長男さんは、非常に個性が激しいタイプなのかもしれませんね。
やんちゃな個性の男の子というのはいますね。
そして、おそらくしゃんしゃんさんがそのようなタイプではなく、
自分と真逆のパーソナリティーの我が子を持つことにより摩擦が
大きくなっているのかと推察します。特にこの中学時代は反抗期ですし、
いちばん摩擦が大きい時なのではないでしょうか。

ですから、この時に顔も見たくないと思うのは、当然のことと言えば
当然のこと、あり得ることだと捉えてみましょう。

おそらくしゃんしゃんさんの中で「親なのだから、顔も見たくない
などと思っちゃいけない」「親なのだから愛さなきゃいけない」と
いうような良き母像、理想の母像があって、その理想の母と実際のご自分
との乖離に苦しまれているのではないかと思います。

ここは、いったんそのような理想の母像を捨てて、「いい加減」に母業を
やろう、という発想の切り替えをしてみてください。

また、ご自分が得意としないパーソナリティーの子どもと向き合う日々、
どのような心持ち、姿勢でいたらよいかということについても、
私なりのアドバイスをさせていただきますね。
 
続きは、ビデオでお話しします……

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こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、rikoさん(40代・専業主婦)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
いつも、メールマガジン拝読しております。

先日の相談者、他人からの反応が怖いとの相談者への回答に、
過去に大切な人(おそらく親)から日常的に、あるいは、強烈に怒られた
経験がおありかもしれません。とありました。苦しくなりました。
私が今、その大切な人、親同様の事をしてきてしまった母親なのです。

中一の娘は一学期から不登校になりました。向き合って三ヶ月、芯の理由
はまだまだ吐き出せず、本人もわからない状態で、コントロールできない
強烈なイライラや癇癪のような怒り、「この状況をなんとかして欲しい」
という叫び。先日口論になった時は、「ママがずっと怖くて、言いたい
ことも言えずに我慢してきたんだ、こうなったのはママのせいでもある」
と、泣きながら訴えました。

不登校になってから、極力怒らないように努めてきました。
初期は猛烈に責めてしまいましたし、今も時々怒ってしまうことも事実です。
否定するような意見をしてしまう事もあります。学校へ行けない要素は、
「勉強がとにかく嫌でやりたくない」とのことですが、本当は、私が与え
た影響が隠れているのだと思います。

娘と信頼関係を取り戻したいのですが、その方法が分かりません。
思い通りにいかない怒りが消えないのかと思います。娘が甘えてくる事に、
身体がそっと避けてしまう自分をどうしたらいいのでしょう。
目を合わせて話せない時もあります。これでは娘との距離を縮めることも
難しい……

娘は私のことが大好きで、一番に理解して欲しい気持ちは充分に伝わって
きます。もちろん娘は大切です。でも無条件に愛せていない自分に
ショックもあります。信頼関係を取り戻せる自信がありません。
娘の愛し方、娘に与えてしまった傷を癒す方法を教えてください。
~~~~~~~~~~~

rikoさんの苦しみ、そして娘さんへの深い愛情が伝わってくるご相談内容
です。

娘さんに対して、思い通りにいかなくて怒りが出てくるということ。

母親には、「娘にはこうなってほしい」という理想がありますね。
そのことによって、理想の母親になれる、自分を認められるという思いが
rikoさんの中にもあるのではないでしょうか。そして、この価値観は、
おそらくrikoさんもお母様から、お母様はおばあさまから、受け継いできて
しまっているのではないかなと思います。

娘さんは、勉強が大嫌いと、とても素直に、正直におっしゃっているよう
ですが、ここは本当に救いだと私は思います。

勉強が嫌いで行きたくないということは、もしかすると、rikoさんが娘さんに
「勉強をしっかりやりなさい。いい成績をとりなさい。学校でいいパフォー
マンス上げなさい。そうしたら、そういういい子になれたら、私はあなたを
愛してあげますよ」というような、条件付きの愛情を、無意識のうちに表現
してしまっているのかもしれません。

いかがでしょうか?

それは、rikoさんのお母様にもさかのぼることができます。
いい母になるために、あるいは、いい嫁になるために「娘にしっかりして
もらわなきゃ」と、自分自身を娘のrikoさんに投影していたかもしれません。
そして、その流れで、rikoさんも自分自身を娘さんに投影して、ここまで
頑張ってこられたのかもしれませんね。

ここで、代々の悪循環を自分で絶ち切るという決意をされてはいかがでしょう。

rikoさん自身も、「私自身も、娘も、唯一無二の個性を備えた価値ある人間だ。
学校にちゃんと登校しているかどうかや、勉強がどれぐらいできるかで価値が
決まるわけではない」と捉えてみるのです。

続きは、ビデオでお話しします……

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171002

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、雨さん(30代・会社員)からのご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
二人の子供、夫と自分の関係について悩んでいます。
下の息子には愛着を感じるのですが、上の娘と夫には、愛情を持てて
いるのかわからないくらい、何をされてもイライラしてしまいます。

私は家事や人に尽くすことが苦手で、夫との同棲時代から、
仕事と生活(家事)の両立ができずに悩んでいました。
そのことを夫は理解し、自己嫌悪と戦いながら、夫に許してもらい
ながら、なんとかやってきました。

そんな私に家族は「あんなに優しい人、あんたにはもったいない」
と言い、私も同意していましたが、振り返ると、交際当初から、
彼の優しさと自分の至らなさに悩み続けた日々だった気がします。

下の子を妊娠中、夫にも家事を負担させてしまったことで夫が
うつを患い、私もうつ状態になり、休職の後に転職。その頃から、
夫にあまり立ち入ったことを聞かないよう気を遣い、弱音を吐かず、
自分を責めることも少なくなりました。

現在は二人とも服薬していません。しかし、夫と気持ちが通わなくなり、
夫婦生活もできなくなり、そのことで夫を傷つけてしまいました。

話し合いで唯一わかったことは、夫が私に"明るく前向きでなんでも
できる、子供たちの母親を望んでいるということでした。そのことが
影響しているのか、娘が私に似ているからか、娘に厳しく追い詰める
ような叱り方をしてしまいます。

また、娘は甘え下手で、私の嫌がることばかりします。そんな彼女を
可哀想だとは思えど、可愛いとは思えなくなってしまったのです。

夫や娘にイライラしないために、自分の問題をどう解決すれば良いのか。
いっそ外に出て働き、他の人と接することで自分を満たすことを優先
した方がいいのか。自分の気持ちや原因はわかるような気がするのです
が、前への進み方がわかりません。

どうか、アドバイスをお願いします。
~~~~~~~~~~~

雨さんが非常に自分を責めてしまっている様子が伝わってくる
ご相談内容ですね。

娘さんに対して、愛着・愛情を持てているのかわからないとのこと。
おそらく、ご自身を娘さんに投影してしまっていることが問題で、
雨さんが自分自身を否定してしまっているため、自分を投影している
娘さんのことも受け入れられていないようにお見受けしました。

ですから、課題は、娘さんがどうなる、ご主人がどうなる、という
ことよりも、雨さんが自分自身のことをどう受け止めているのか、
自分とどう向き合っているのか、というところだと思われます。

雨さんは、家事が苦手なのにもかかわらず、「私は主婦なんだから、
全部私がやるべきだ」という強い信念がおありではありませんか?
そして、そのことに苦しめられてはいないでしょうか?

もし雨さんが、苦手を克服しなくては私は価値がない、と思っていて、
家事全般を雨さんが全部やることで自分の苦手を克服し、自分の
価値を見出し、夫からも家族からも認められようと思っているので
あれば、これはとても苦しくなってしまいます。

続きは、ビデオでお話しします……

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170213

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、りささん(30代・女性・フリーグラフィックデザイナー)からの
ご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~
「パートナーの過去の言動を責める癖をやめたい」(1月16日配信)http://www.kawabatanobuko.com/blog/2407
を読み、心揺さぶられました。

私は結婚10年目、小1の息子がいます。私の夫も、幼少期からの両親との
関係性にトラウマを抱えており、そのためか、人と良好なコミュニケーション
をとることが難しい性質をもっているように見えます。

結婚当初は、さほど気にならなかったのですが、ここ数年、私のやること
なすこと(家事の仕方、子どもへの対応など細かな部分まで)に否定的な
発言を繰り返すのです。私が悪いのかと、自分を責め、自分が変わらなくては
と試行錯誤をしてみたりもしましたが、状況はよくなりませんでした。

また、夫は息子に対してもキレやすくなっていました。息子は、一昨年、
発達障害の診断を受けており、独特のこだわりと癇癪等を抱えています。
私自身は、息子と関わる中で、情報収集をしたり、アンテナを張ったり
していたためか、比較的すんなりとその診断を受け容れられましたが、
夫はそうはいきませんでした。息子の気になる言動に対して、暴力的な
言葉や態度で脅してしまうのです。

夫を息子の療育に一緒に連れて行く等、理解を進める努力をしましたが、
なかなか上手くいきませんでした。このままでは、子どもへの影響が
計り知れないと、悩んだ末に夫と距離を置くことを決め、昨年の春から
息子を連れて別居を開始しました。息子だけでなく、私自身のためにも。
怯える息子を見るのが、辛くて、苦しくて。今は夫と離れ、息子も私も
精神的に安定して暮らしています。

夫は現在、自身の課題に気づき、カウンセリングを受けて自分と向き合って
いるようです。夫は夫で努力している。息子は夫のことを好きでいるし、
いつかまた一緒に暮らせると思っている。そんな二人を見ていると、
私は二人を引き離し、なんてひどいことをしているのだろうと、自分を
責めてしまいます。私は今後、どんな心持ちで夫と接していったらいいのか、
アドバイス頂けたら嬉しいです。
~~~~~~~~~~~

りささん、困難な中、本当に頑張っていらっしゃる様子がうかがえます。
素晴らしいですね。

とても良い選択をされているのではないでしょうか。もちろん、家族なのに
別居する、距離をとるというのは、とても辛いことですよね。夫婦同士は
まだよくても、果たしてそれが子どもにどんな影響を与えるのだろうかと
悩んだとき、私たちは罪悪感を刺激されますね。

おそらくりささんも、罪悪感や後悔の念というのが苦しみの源であろうと
推察しますが、今、ご主人がきちんと自分の課題に気づき、カウンセリング
を受けているということですから、経過は良好だと思います。

そして、そのような状況下ゆえ、「こういうことをできる夫なのに、子ども
と引き離してしまってよかったんだろうか」と、罪悪感を抱いてしまうので
しょうが、これは、りささんが賢明な判断をして行動した結果、起きた変化
であると捉えてみてください。

夫がキレやすくても、子どもに暴言を吐いたり脅したりしても、それでも
りささんが我慢して耐えていたのであれば、ご主人も問題意識は持たなかった
かもしれませんし、「これでいいんだ」と自己正当化をして、自ら変化を
起こそうとは思わなかったかもしれません。

優しくて、それまでは不適切な暴言も許してくれていたりささんが、今回
立ち上がって「NO」と言ったことは、ご主人を揺さぶるような大変な
インパクトがあったのでしょう。その結果、変化が起きたということです。

りささんは、その時点でできる最善の選択をしたわけですから、罪悪感は
不要です。

人間というのは後悔したらきりがありません。りささんは、少なくとも
その時点で、精神的にも、肉体的にも、物理的にも、そして息子さんのこと
を考えても、最善を尽くしたことは明らかです。それを認めてあげてください。

息子さんとの関わり合い方、家族間の距離のとり方など、今後についても
アドバイスさせていただきます。

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娘の考えを.webp

こんにちは。川畑のぶこです。

今日は、ねおさんという49歳の女性(会社員)からいただいた
「私は冷たい母親でしょうか?」というご相談にお答えします。

~~~~~~~~~~~

娘二人をほぼ一人で育て上げました。ここにきて、自分は、ひょっとして
とんでもなく「冷たい母親」のではないかと思うことがあります。
川畑先生は、こんな私をどのように感じられるか、お聞きしたいのです。

私は、ややこしい自分の人生に埋もれ、自分を見失ってしまわないように、
断捨離をずっと実践してきました。そのおかげで、今の自分が保てていると
感謝しています。まだまだ進化の途中ですが(笑)

17年前。上の娘が3歳、下がまだ11か月の時に主人が交通事故で亡くなり、
その10年後、娘たちの勧めもあり再婚しました。が、わずか3年で破綻。
娘たちにまたもや辛い思いをさせる結果となりました。

そして今は、私の実家に親子3人で居候。長女は大学へ進学しましたが
「学生は向かない、働く」と言って昨年中退し就職、毎日頑張って働いています。
次女は高校3年生で、卒業後は働くと言っています。

自分では、この人生、腐らず一生懸命やってきたつもりです。子育ても、
手をかける時間は少なかったとはいえ、娘たちを本当に大切に思い、
可愛がると同時に、親が伝えるべき事は出来る限り伝えてきたつもりです。
片親であることを、本人にも周囲にもマイナスと捉えられないようにという
意識も、やはりありました。

ただ一方で、娘たちは、私の「こうあるべき」という価値観や
「こういうものだ」という概念を、あらゆる形でひっくり返してもくれました。
「普通の家庭像」「普通の学生像」「普通の女の子の見た目」など。

頭髪を白や青や赤に染めたり、顔や舌にまでピアスの穴を何個も開けたり、
娘たちのすることは、私自身の価値観との闘いでした(笑)が、娘のことは
変わらず大切だったし、理解できずとも、受け入れてきました。

何かをやらかしてくれるたび、時に感情的に、時に冷静に、私のストレートな
気持ちや、例えばそういう容姿が社会的にどう受け止められるか、など、
娘たちに伝えてきました。何でも理解あるふりをして、「あなたが好きな
ようにしたらいいよ」と言う方が、よほど楽だし簡単。ストレスにもならない。
でもそれは、理解という外見を装った無責任な「放任」だと私は思います。

もちろん私は完璧な人間ではないし、人格者でもない。でも、娘たちがいた
からこそ、人生投げやりにならずに生きてこられました。だから娘たちにも、
これから幸せになってほしいと心から思うのですが…

先日は、長女が喫煙していることを知り、さらに、「結婚も出産もしたくない」
との想いを聞きました。喫煙については「もう20歳だから、自分で決める」
という態度。

結婚したくないなら、子供はいらないのなら、それもよい。
なので、良好な親子関係は何歳になっても保ちたいとは思いますが、
娘たちにはいつかは家を出て、自分で生きる力を得てほしいと思う、
私は私で自分の人生を生きたいと思う、そんな私は、身勝手なのでしょうか。
母親として冷たいのでしょうか。

娘たちは、私から見て人として恥ずかしいところはないと思います。
むしろ、娘を誇りに思うことも多いです。彼女たちの外見などから、
たとえ周りに「こうなったのは、あなたの育て方が悪かったのだ」と言われた
としても、「自分はちゃんとやってきた。あとはどうしようもないよ」と
ある意味開き直る自分は、母親失格なのでしょうか。冷めた親なのでしょうか。

周りからどう思われようと、私は私の考えでまっすぐ立ってこれからも
よりよく生きていくつもりですが、そんな私は傲慢で、もしも間違っている
のなら、だれか知らせてほしいとも思います。

川畑先生は、どうお感じでしょうか。ぜひお考えをお聞かせください。

~~~~~~~~~~~
ねおさんの娘さんたちに対する愛情や誠実さが伝わってくるご相談です。

まず、自分は冷たい母親かどうかということが、ねおさんの苦しみの根源に
なっているようですが、私は、ねおさんは全然冷たい母親などではないと
思います。こんなに悩んでいらっしゃるということは、娘さんたちのことを
強く愛し、強くケアしているからですよね。

心配するのは思いがあるからであって、本当に放任であったり、どうでも
いいと思っていれば、こんなに悩まないでしょうし、ここに相談をお寄せ
になることもないでしょう。

現状をお伺いする限り、おそらく、ねおさんの理想どおりには運んでいない
かと思いますが、では人生、理想的でなければいけないのかというと、
そうではありません。理想的にいくこともあれば、いかないこともある。
そんな中で何とかバランスをとりながら、一歩一歩前進していくのが、
私たちの生きる道ではないでしょうか。

「普通の家庭像」「普通の学生象像」「普通の女の子の見た目」……。
私は海外で10年ほど生活したことがありますが、特に日本は「普通」「標準」
という基準をとても気にする文化があるなぁと感じます。
(私は「普通病」とか「標準病」と呼んだりしています、笑)

「普通」って、何でしょう?
「平均的」に生きれば、幸せが手に入るのでしょうか?

髪の毛を白くしたり、赤くしたり、青くしたり。今の娘さんたちは、
そのような刺激的なことに憧れたり、楽しいと感じることを人生に求めたり
しているのかもしれませんね。

今のねおさんには、ご自身の「理想」や「価値観」と、娘さんたちの
「価値観」「個性」「ニーズ」を区別して、捉えてみることをお勧めします。

もちろん、その中で、お母様なりの助言や主張はしてしかるべきです。
コミュニケーションのちょっとしたポイントを押さえながら……

詳しくは、ビデオでお話しします……

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happy family sitting on floor and watching the fireworks

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――――――――――
Q:夫と二人の子どもに依存してしまう私

仕事でお客様の相談を受ける時に、
とにかく全てがマイナス思考だったり、自分なんて、どうせ…という考えの人に
どのように接したり、アドバイスしたら良いのか分かりません。

また、家族も主人がアスペルガー、子供2人は発達障害で
どう接するのが3人にとって良いのか日々悩みます。

主人とは情はありますが、この先夫婦として連れ添っていく自信がありません。
でも私も主人や子供たちに依存していて、家を出ることができません。

この状況が苦しく、どうしたら良いのか悩んでいます。

【Cindy様・50代・会社員】

―――――――――――――――――

A:
FROM 川畑のぶこ

仕事に夫婦関係に子育てに、
どうして私の人生にはこんなにも課題が降り掛かるのか?と
嘆きたくなることもありますね。

何をアドバイスしてもネガティブな反応しかしないお客さん…

そのお客さんはアドバイスを本当に必要としているのか?
というのも確認してみるといいかもしれません。

もしかしたら、ただ愚痴を聴いて欲しいだけかもしれません。

・ただ受け取って欲しいのか(傾聴・共感)
・解決策を求めているのか(介入)

相手のニーズを明らかにして関わり合うと
不要にエネルギーを消耗することもないかと思います。

人はただ受け取ってもらえるだけでスッキリすることがあるものです。

相手が変わりたいと思っていない以上、
また、変わるための策を必要としていない以上、
アドバイスやそのことについて思案するエネルギーは
水の泡となるでしょう。

そして、相手がただ受け取って欲しいだけの場合、
こんどはCindyさんがそれをしたいかどうかという問題があります。

Cindyさんのお仕事が何かにもよりますが、
多くのケースにおいてお客さんは選べませんから、
もし、Cindyさんが人の話をずっと聞くのは苦痛、
あるいは策を与えるのが私の仕事の本質というのであれば、
すなわち、お客さんのニーズを充たすことが出来ない場合は、
他を紹介することです。

己のお手柄に執着せず、その人が求めるものが与えられる場や
情報を提供することでその人の役に立てば良い
と考えてみてはどうでしょうか。

もしお客さんが解決策を求めているのに、それを実行せず
いつまでもネガティブな状態で堂々巡りをしているという場合には、
その人なりのプロセスがあるということを信じてあげることです。

私の理想通りではないけれど、この人は時間をかけながら、
その人に必要なかたちやタイミングで前進していくのだなと、
思いやりの気持ちをもって接してみてください。

そのためにはCindyさんご自身が、自分のために思いやりや優しさを
もって、私は私にとって必要なかたちやタイミングで成長し、
前進していくという姿勢が大切になってきます。

人生に苦しみがないにこしたことはありませんが、
残念ながら苦しみの全てを排除することはできません。

ですので、それを全部取り除こうと努力することは不毛です。

ただ、それらの苦しみとどのように向かい合うか?ということが
苦しみのレベルに大きな違いをつくります。

先に述べたように、相手と自分への信頼感を育み、手放す姿勢は、
苦しみを乗り越えるのに役立つかと思います。

ご主人やお子さんもしかり、それぞれに唯一無二の個性があります。

自分も相手も、誰かの視点から見れば問題はあるのだし、
別な視点からは魅力と映ることもあるのだから、
どの視点を持つことがこの苦しみをしなやかに乗り越えられるか?
ということを振り返ってみてください。

個性としてとらえたなら、好ましい面もたくさん見えてくるはずです。

ご主人やお子さんたちと一緒にいられて良かったことをリストアップし、
日々意識してみてください。

そして、そのような苦しみと向かい合い、より良くなろうと
努力しているご自身をたくさん労って、
優しく微笑みかけてあげてください。

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――――――――――
Q:時間に厳しすぎる私…

時間に変なこだわりがある自分に悩んでいます。

私は何にせよ、約束の時間より早くその場に着いていないと気が済みません。
大学生の時も好きな席に座れないのが苦痛で、誰よりも早く登校していました。

結果、私が一番学校から遠かったにも関わらず、
皆の席取りの役を任されていました。

病院や美容院の予約、人との待ち合わせなどの場合は
常に15-20分前には着いているので、間際まで近場で調整して
丁度良い頃合いを見計らってその場所に行くようにしています。

時間にルーズな友人とは関係も長続きしません。

また、主人が人と約束のある日になかなか出かけないと、
間に合わなかったらどうするのかと私の方が不安になり、
イライラしてしまいます。

私は全く几帳面な性格ではなく、どちらかと言えば抜けているタイプです。

それなのに時間に対してだけ異常にナーバスになる自分がよくわかりません。

時間が余分にかかって勿体無いし、やはり気持ちも疲れるので、
この変なこだわりを手放したいといつも思います。

でも、そうせずにいられない理由がわからないため、
長年変われないままです。

一体、どうすればよいでしょうか?

【40代 自営業 まりりん様】

―――――――――――――――――――――――――――――

FROM 川畑のぶこ

まりりんさんのように、
約束の時間より早め早めに行動することを好む人というのは
世の中に多く存在します。

周囲からはとても誠実で信頼できる人として映ることと思いますし、
このこと自体は、むしろ社会面からもプラスにはたらくことでしょう。

早く行動しないと気が済まないことを
「変なこだわり」ととらえていらっしゃいますが、
「それが私のニーズ(心理的欲求)であり、個性」ととらえることも出来ます。

段取りやタイムフレームを狂わせること無く、計画通りにいくことに
充足感を得ることは私たちの大切な欲求です。

ただしこれも程度問題で、
これが強い人もいれば、そうでない人もいるわけですね。

「私はその欲求が強いのだな」と
そこにジャッジを加えずに受け止めてみます。

そして、周囲には、まりりんさんが時間に関して
「早め早め」というニーズを持っているのと同じように、
出来る限り時間に縛られず、ゆったり自由に過ごすことを
心の欲求としている人たちもいます。

どちらが良い悪いではなく、それぞれの人生に求めるニーズが違うのです。

このこと自体はOKです。

苦しみは、互いに自分のニーズの方が正しいとか、間違っているとかと
判断を下してしまうことにあります。

これはあたかも、お腹を満たすのには米が正しいのだ、いや、パンだ、
いやいや、ジャガイモだという議論に似ています。

お腹の満たし方に何が正しい間違っているは無く、ただ違いがあるように、
人生の満たし方も違いがあり個性があります。

ジャガイモは嫌いなら食べないと決めるのも良いでしょうし、
たまには味わってみるかというのも良いでしょう。

ところが、繰り返し、いずれもどちらが正しくて間違っている
ということではありません。

世の中の不和は、概ねこのような関係性を俯瞰視できないことによるもので、
どちらが正しくどちらが間違っているか、
あるいはどちらが優れていてどちらが劣っているか、
白黒はっきりさせたいという心理的な駆り立てによって生じています。

問題は時間にきっちりしている人がいることでもなく、
時間に頓着が無い人がいることでもありません。

互いに自己正当化がはたらき、
相手への、そして自分自身への理解が薄く寛容になれないことです。

時間にまつわる私の個人的な経験をシェアしますと、
日本国内でも地域によって、時間に対する姿勢が違うように感じます。

沖縄では、講演が始まる10分前になっても会場に人が集まらないことは
ざらですが、時間になると席が埋まります。
ときには10分遅れで満席になることもあります。

東北では10分前には殆どの人が席についています。

それでも講演自体は機能しますし、参加者の人生も機能しているのです。

友人にほぼ毎回の約束に20-30分くらい遅れてくる人がいますが、
そのことに対して「不誠実だ!」「私の段取りを狂わすとんでもない人間!」
とイライラすることもできれば、決別することもできます。

しかし、単に「それが相手のニーズなんだな」と理解することもできます。

時間の価値観は違っても、私はその友人を人間として好きなので、
うまくつきあいたいと思っています。

ですので、その相手と約束するときは、
20ー30分前倒しで約束をするように心がけています。

もし相手が時間通りにきたら20-30分のゆとりができますし、
遅れて来ても予定通りです。

対人交流をするときに、
何が正しいかとか間違っているという価値感からではなく、
何が機能するかな?という視点から関わってみると良いと思います。

ちなみに、私が本日から出張するイタリアは
電車が20ー30分遅れても誰も文句を言わないそうです。

イタリアに留学していた友人は、
講師が2時間遅れてきて何も無かったように授業が始まったと言っていました。
それでも地球は回っているのですね。

無理に変わろうとせず、
自分も相手もそれぞれのニーズがあるということを受け入れてみてください。

まずは、自分にやさしくなってあげてください。

PS
★自分と相手に慈悲を育む
ー チベット仏教僧侶・ダライラマ法王主治医
Dr. バリー・カーズィン来日イベントのご案内★
(川畑のぶこも登壇)

【1】11月3日(火・祝)10:00 -17:00[1-DAY]
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【2】11月7ー8日(土日)[2-DAY]
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